JP2013256385A - 物品保管設備 - Google Patents
物品保管設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013256385A JP2013256385A JP2012135101A JP2012135101A JP2013256385A JP 2013256385 A JP2013256385 A JP 2013256385A JP 2012135101 A JP2012135101 A JP 2012135101A JP 2012135101 A JP2012135101 A JP 2012135101A JP 2013256385 A JP2013256385 A JP 2013256385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- fire
- unit
- conveyance
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】物品搬送装置Kの作動を制御する運転制御装置Gが、超音波センサにて物品搬送装置Kに保持されている物品Bの設定保持領域からのはみ出しが検出されないことを条件として、火災検出装置にて火災の発生が検出されないときには、複数の物品収納部Sと物品入出庫部1との間で物品Bを搬送する入出庫用搬送処理を実行し、かつ、火災検出装置にて火災の発生が検出されたときには、消火装置による消火剤の散布の後で、火災が発生した物品Bを鎮火部Tに搬送すべく、複数の物品収納部Sから鎮火部Tへ物品Bを搬送する火災用搬送処理を実行するように構成されている。
【選択図】図1
Description
そして、はみ出し検出用センサは、従来一般に、フォトインタラプタ型の光センサ等、光式のセンサを用いて構成されることになる。
このように白い煙の発生状態となると、この白い煙によって、光式のセンサの検出光が遮光されるため、物品搬送装置に保持されている物品が設定保持領域からはみ出していないのにも拘わらず、光式のセンサが、物品搬送装置に保持されている物品がはみ出していると誤検出する虞があり、その結果、物品が設定保持領域からはみ出していないのにも拘わらず、火災用搬送処理を適正通り行えなくなる虞がある。
前記物品収納部及び前記物品入出庫部から取出した物品を設定保持位置に保持した状態で搬送し、かつ、保持した物品を前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部に受け渡す物品搬送装置と、
複数の前記物品収納部に収納されている物品に火災が発生したことを検出する火災検出装置と、
前記火災検出装置にて物品に火災が発生したことが検出されると、物品の火災を消火すべく消火剤を散布する消火装置と、
前記物品搬送装置の作動を制御する運転制御装置とが設けられ、
前記運転制御装置が、前記火災検出装置にて火災の発生が検出されないときには、複数の前記物品収納部と前記物品入出庫部との間で物品を搬送する入出庫用搬送処理を実行し、かつ、前記火災検出装置にて火災の発生が検出されたときには、前記消火装置による消火剤の散布の後で又は消火剤の散布中に、火災が発生した物品を前記鎮火部に搬送すべく、複数の前記物品収納部から前記鎮火部へ物品を搬送する火災用搬送処理を実行するように構成されたものであって、その第1特徴構成は、
前記物品搬送装置に保持されている物品が前記設定保持位置に位置する物品の存在領域に余裕領域を加えた設定保持領域からはみ出しているか否かを検出する超音波センサが、前記物品搬送装置に設けられ、
前記運転制御装置が、前記超音波センサにて前記物品搬送装置に保持されている物品の前記設定保持領域からのはみ出しが検出されないことを条件として、前記入出庫用搬送処理及び前記火災用搬送処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
そして、運転制御装置が、超音波センサにて物品搬送装置に保持されている物品の設定保持領域からのはみ出しが検出されないことを条件として、入出庫用搬送処理及び火災用搬送処理を実行することになる。
つまり、超音波センサにて物品搬送装置に保持されている物品の設定保持領域からのはみ出しが検出される場合には、入出庫用搬送処理及び火災用搬送処理が実行されないことになる。
前記物品搬送装置が、前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部との間で物品を移載する物品移載装置によって、前記物品収納部及び前記物品入出庫部からの物品の取出し、及び、前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部への物品の受け渡しを行うように構成され、
前記物品移載装置が、前記設定保持位置にて物品を載置保持自在でかつ物品を移載搬送方向に載置搬送自在な載置搬送部の載置搬送作用と、前記移載搬送方向とは直交する方向での移動により、物品を係止する物品係止位置と物品に対する係止を解除する係止解除位置とに切換え自在で、かつ、前記載置搬送部に重複する範囲及び前記載置搬送部よりも外方に突出する範囲に亘って前記移載搬送方向に沿って移動自在な係止体による係止搬送作用とによって物品を移載するように構成され、
物品の前記移載搬送方向の端部には、前記移載搬送方向に押し引き自在に前記係止体が係合する被係止部が設けられ、
前記物品移載装置に、前記設定保持位置に位置する物品を検出する光式の物品検出センサが設けられ、
前記超音波センサが、前記移載搬送方向において前記設定保持領域の両側に対応する箇所の夫々に設けられ、
前記運転制御装置が、
前記入出庫用搬送処理にて、前記物品収納部及び前記物品入出庫部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際には、
物品を前記設定保持位置に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させ、かつ、前記物品検出センサにて物品が検出されたのち入出庫用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記係止体を、前記移載搬送方向において前記載置搬送部よりも外方に突出した位置において、前記物品収納部及び前記物品入出庫部に位置する物品の前記被係止部に係合させるように前記物品係止位置に切換え、前記物品係止位置に切換えた前記係止体を前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を前記設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が前記載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、前記係止体を前記係止解除位置に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成され、且つ、
前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際には、
物品を前記設定保持位置に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させ、かつ、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出したのち火災用設定停止条件が満たされると、又は、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している状態から物品の非存在を検出する状態に変化したのち火災用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記係止体を、前記移載搬送方向において前記載置搬送部よりも外方に突出した位置において、前記物品収納部に位置する物品の前記被係止部に係合させるように前記物品係止位置に切換え、前記物品係止位置に切換えた前記係止体を前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を前記設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が前記載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、前記係止体を前記係止解除位置に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成されている点を特徴とする。
そして、係止体については、係止体を、移載搬送方向において載置搬送部よりも外方に突出した位置において、物品収納部及び物品入出庫部に位置する物品の被係止部に係合させるように物品係止位置に切換え、物品係止位置に切換えた係止体を載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、係止体を係止解除位置に切換える形態で、その作動が制御される。
そして、係止体については、係止体を、移載搬送方向において載置搬送部よりも外方に突出した位置において、物品収納部に位置する物品の被係止部に係合させるように物品係止位置に切換え、物品係止位置に切換えた係止体を載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、係止体を係止解除位置に切換える形態で、その作動が制御される。
前記物品移載装置に、前記載置搬送部によって前記設定保持位置から外部に向けて搬送される物品の搬送位置が前記係止体の作動を制御する基準タイミングであることを検出する光式のタイミング検出センサが設けられ、
前記運転制御装置が、
前記入出庫用搬送処理にて、前記設定保持位置に保持している物品を前記物品収納部及び前記物品入出庫部に移載する際には、
物品を前記設定保持位置から前記物品収納部及び前記物品入出庫部に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記タイミング検出センサにて前記基準タイミングが検出されたのち設定作動開始条件が満たされると、前記移載搬送方向における待機位置にて前記係止解除位置にて待機している前記係止体を、前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で前記物品収納部及び前記物品入出庫部に対応して定めた入出庫用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、前記物品係止位置に向けて移動させて前記被係止部に係合させる形態で、前記係止体の作動を制御し、且つ、
前記火災用搬送処理にて、前記設定保持位置に保持している物品を前記鎮火部に移載する際には、
物品を前記設定保持位置から前記鎮火部に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが前記載置搬送部に搬送される物品の存在を検出したのち鎮火用設定開始条件が満たされると、前記移載搬送方向における待機位置にて前記係止解除位置にて待機している前記係止体を、前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で前記鎮火部に対応して定めた鎮火用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、前記物品係止位置に向けて移動させて、物品の前記物品移動方向の後方側の外面を押し操作する状態に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成されている点を特徴とする。
そして、係止体については、タイミング検出センサにて物品の搬送位置が基準タイミングであることが検出されてから設定作動開始条件が満たされると、移載搬送方向における待機位置にて係止解除位置にて待機している係止体を、載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品収納部及び物品入出庫部に対応して定めた入出庫用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、物品係止位置に向けて移動させて物品の被係止部に係合させる形態で、その作動が制御される。
従って、作動が開始された係止体は、物品の被係止部に対応する位置に位置する状態を継続しながら、搬送される物品に追従して移動し、その移動途中において、物品の被係止部に係合することになる。
そして、係止体については、超音波センサのうちの物品移動方向の下手側に位置する超音波センサが載置搬送部に搬送される物品の存在を検出したのち鎮火用設定開始条件が満たされると、移載搬送方向における待機位置にて係止解除位置にて待機している係止体を、載置搬送部の搬送速度と同じ速度で鎮火部に対応して定めた鎮火用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、物品係止位置に向けて移動させて、物品の物品移動方向の後方側の外面を押し操作する状態に切換える形態で、その作動が制御される。
換言すれば、超音波センサの検出情報に基づいて、係止体を物品の被係止部に係合させるように制御することは困難なものである。
前記運転制御装置が、前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際に、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出する状態である場合に、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出したときには、異常発生状態であると判定するように構成されている点を特徴とする。
前記運転制御装置が、前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際に、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している状態から物品の非存在を検出する状態に変化したのち火災用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御するように構成され、且つ、
前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出する状態であるときに、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出した場合には、搬送方向を逆方向に変更して前記載置搬送部を作動させて、物品を前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサから離れる側に逆搬送し、かつ、この逆搬送により物品が移動する方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出しない状態になったときに、前記逆搬送により物品が移動する方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している場合には、異常発生状態であると判定するように構成されている点を特徴とする。
尚、超音波センサの故障の原因として、超音波センサに異物が飛散して付着することが原因である場合がある。
〔物品保管設備の全体構成〕
図1に示すように、物品保管設備には、物品Bを収納する複数の物品収納部S、物品入出庫部としての入出庫用コンベヤ1、及び、火災が発生した物品Bの火災を鎮火する鎮火部Tを備えた物品保管部H、並びに、物品搬送装置としてのスタッカークレーンKが設けられている。
スタッカークレーンKは、床面に敷設された直線状の走行レール2、及び、天井部に設置された案内レール2A(第3図参照)に沿って走行するように構成されている。
そして、一対の物品収納棚3のうちの一方側の物品収納棚3の横脇に、入出庫用コンベヤ1が配設され、他方側の物品収納棚3の横脇に、鎮火部Tが配設されている。
ちなみに、スタッカークレーンKは、物品Bの搬送作業を行う際には、後述の如く、物品Bを設定保持位置W(図7参照)に保持することになる。
そして、スタッカークレーンKがホームポジションHPからオポジットポジションOPに向けて走行する場合を前進走行と定め、逆向きに走行する場合を後進走行と定め、前進走行を基準にして、スタッカークレーンKの前後方向を定めるものとする。
物品収納棚3は、図1及び図2に示すように、棚前後方向に並ぶ支柱4の組を棚横幅方向に沿って複数設置し、棚横幅方向に隣接する支柱4の組の間に、物品Bを載置支持する複数の載置板5を上下方向に間隔を隔てて並設することにより、物品収納部Sを縦横に並ぶ状態で形成するように構成されている。
図2及び図3に示すように、スタッカークレーンKは、走行レール2沿って走行自在な走行台車7と、走行台車7に立設された前後一対の昇降マスト8と、昇降マスト8に沿って昇降自在な昇降台9とを備え、昇降台9に、物品移載装置Fを装備している。
そして、スタッカークレーンKは、走行台車7の走行作動、及び、昇降台9の昇降作動により、物品移載装置Fを、入出庫用コンベヤ1、物品収納部S、及び、鎮火部Tに対する物品移載箇所に移動させて、物品移載箇所に位置する物品移載装置Fによって物品Bを移載する形態で、物品Bの搬送を行うように構成されている。
そして、スタッカークレーンKは、物品収納部S及び入出庫用コンベヤ1から取出した物品Bを設定保持位置Wに保持した状態で搬送し、かつ、保持した物品Bを物品収納部S、入出庫用コンベヤ1、及び、鎮火部Tに受け渡すように構成されている。
尚、後方側の走行輪10は、遊転形態で設けられている。
そして、昇降用電動サーボモータM2が、巻取ドラム11を正逆に回転駆動することによって、昇降台9を昇降させるように構成されている。
ちなみに、昇降台9に装備される物品移載装置Fについては、その詳細を後述する。
図1に示すように、ホームポジションHPの近傍には、設備全体の運転を管理する地上側コントローラGMが床面上に設置される状態で設けられ、図3に示すように、スタッカークレーンKの前方側の昇降マスト8の下端部には、クレーンコントローラGKが設けられている。
光式通信装置15は、ホームポジションHPの近傍に設置される地上側送受信部15aと、スタッカークレーンKの走行台車7に配設されたクレーン側送受信部15bとから構成されている。
搬送指令は、後述の如く、搬送元及び搬送先を指令し、かつ、搬送元及び搬送先での移載作動を指令するものであって、クレーンコントローラGKは、地上側コントローラGMが指令する搬送指令に基づいて、スタッカークレーンKの走行作動、昇降台9の昇降作動、及び、物品移載装置Fの移載作動を制御するように構成されている。
尚、本実施形態においては、火災用搬送処理の実行中において、後述の如く、消火装置Eの二次消火処理により、消火剤が搬送中の物品Bに対して散布されるように構成されている。
つまり、物品移載装置Fは、スタッカークレーンKの横幅方向に沿う移載搬送方向に沿って物品Bを搬送するものであり、図7に示すように、移載搬送方向において、設定保持位置Wに位置する物品Bの存在領域P1に余裕領域P2を加えた設定保持領域PAが設定され、超音波センサQが、設定保持領域PAの両側に対応する箇所の夫々に設けられている。
尚、図6に示すように、昇降台9には、物品Bを移載搬送方向に案内する前後一対の案内体Jが装備されており、設定保持位置Wに位置する物品Bの前後方向の移動を規制するようになっている。
地上側コントローラGMは、火災検出装置Dにより物品Bの火災が検出されていない場合には、上位の管理装置(図示せず)からの作業指令に基づいて、上述した入出庫用搬送処理を実行するための搬送指令をクレーンコントローラGKに指令することになり、そして、火災検出装置Dにより物品Bの火災が検出された場合には、上述した火災用搬送処理を実行するための搬送指令をクレーンコントローラGKに指令することになる。
そして、地上側コントローラGMは、火災用搬送処理においては、先ず、空搬送指令を指令した後に、その空搬送指令についての完了情報がクレーンコントローラGKから送信されてくると、次に、火災物品用搬送指令を指令する形態で、搬送指令を指令するように構成されている。
図8に示すように、クレーンコントローラGKには、スタッカークレーンKに装備されてスタッカークレーンKの走行位置を検出するための走行用エンコーダ14Aの検出情報、及び、スタッカークレーンKに装備されて昇降台9の昇降位置を検出するための昇降用エンコーダ14Bの検出情報が入力されている。
尚、詳述はしないが、走行用エンコーダ14Aは、スタッカークレーンKの走行通路に沿って設置した係合部付長尺体(例えば、チェーン)に係合して回転して、走行位置に対応する情報を検出するように構成され、また、昇降用エンコーダ14Bは、昇降マスト8に沿わせて設置した係合部付長尺体(例えば、チェーン)に係合して回転して、昇降位置に対応する情報を検出するように構成されている。
走行用エンコーダ14A及び昇降用エンコーダ14Bの検出情報に基づいて、スタッカークレーンKの走行位置や昇降台9の昇降位置を確認しながら、上述の如く、スタッカークレーンKの走行作動、昇降台9の昇降作動、及び、物品移載装置Fの移載作動を制御することになる。
図2に示すように、各物品収納部Sの上部には、物品収納部Sに収納されている物品Bに火災が発生した場合に、その火災による熱又は煙を検知することで、物品Bに火災が発生したことを検出する火災センサ16aが設けられている。
火災判別装置16bは、複数の火災センサ16aのいずれかが火災の発生を検出した場合に、その火災センサ16aの出力線からの出力情報に基づいて火災の発生を判別するように構成されている。
ちなみに、本実施形態では、火災検出装置Dが、複数の物品収納部Sに設けられた複数の火災センサ16aと、火災判別装置16bとを主要部として構成されることになる。
図4に示すように、鎮火部Tには、火災が発生した物品Bを水没させて鎮火するための水槽18と、水槽18の上方位置と水槽18の内部に位置する下方位置とに昇降自在な物品支持枠19と、物品支持枠19を上方位置と下方位置とに昇降する昇降シリンダ20と、昇降シリンダ20の作動を制御する鎮火部用制御装置21が設けられている。
尚、図示は省略するが、鎮火部用制御装置21には、スタッカークレーンKから通信される物品移載完了情報を受信する受信装置が装備されており、鎮火部用制御装置21は、スタッカークレーンKから物品移載完了情報が通信されてくると、上方位置の物品支持枠19に対して火災が発生した物品Bが受け渡された状態であるとして、物品支持枠19を下方位置に切換えるように昇降シリンダ20を作動させることになる。
図3〜図5に示すように、スタッカークレーンKには、消火剤として炭酸ガス(気体状の二酸化炭素)を散布する消火装置Eが設けられている。
消火装置Eは、液化炭酸ガスが充填された2本の炭酸ガスボンベ22、これら炭酸ガスボンベ22に各別に接続される耐圧ホース23、及び、これら耐圧ホース23の先端に接続される3個の噴出ノズル24を備えている。
3個の噴出ノズル24は、図3及び図5に示すように、昇降台9の上部に位置する空間の前部、後部、及び、上部を覆う状態で昇降台9に装備されたフード26の内部に装備されている。
そして、耐圧ホース23は、図3に示すように、前方側の昇降マスト8に沿って装備された屈伸自在なケーブルガイド27に支持されており、昇降台9の昇降作動に支障がないようになっている。
つまり、3個の噴出ノズル24のうちの中央の噴出ノズル24は、昇降台9に装備した物品移載装置Fが、火災が発生した物品Bを収納する物品収納部Sに対する物品移載箇所に位置する状態において、火災が発生した物品Bを物品収納部Sから取出して設定保持位置Wに保持すべく移載作動を実行した後において、消火剤を噴出させる二次消火処理を行うために装備されている。
また、左方や右方の噴出ノズル24と一次消火用ボンベ開閉弁28との間には、消火剤を左方の噴出ノズル24から噴出する状態と消火剤を右方の噴出ノズル24から噴出する状態とを切換える一次消火対象切換弁30(図8参照)が装備されている。
また、クレーンコントローラGKは、鎮火部Tに対する物品移載箇所に物品移載装置Fを位置させると、火災が発生した物品Bを鎮火部Tに受け渡すべく、物品移載装置Fの移載作動を制御することになる。
物品移載装置Fは、物品収納部S、入出庫用コンベヤ1、及び、鎮火部Tとの間で物品Bを移載するものであって、具体的には、物品収納部S及び入出庫用コンベヤ1からの物品Bの取出し、及び、物品収納部S、入出庫用コンベヤ1、及び、鎮火部Tへの物品の受け渡しを行うように構成されている。
そして、左右一対の搬送ベルト32の間に、係止搬送部FKの係止体31が配設されている。
そして、この昇降ベース33の昇降により、係止体31が、搬送ベルト32の載置面よりも上方に突出する物品係止位置と、搬送ベルト32の載置面よりも下方に引退する係止解除位置とに切換えられるように構成されている。
一対の係止体移動用のワイヤ38のうちの左方側のワイヤ38は、スライド枠34の左方側端部に装備したワイヤ案内用のプーリ37に案内されて、係止体31に向けて屈曲され、そのワイヤ38の他端部が、係止体31に接続されている。
つまり、係止体31は、スライド枠34がそのスライド範囲の中央位置に位置するときには、スライド枠34の中央位置に位置し、スライド枠34が左方側にスライド移動すると、スライド枠34の左方側にスライド移動し、また、スライド枠34が右方側にスライド移動すると、スライド枠34の右方側にスライド移動するように構成されている。
また、上述の如く、超音波センサQが、物品移載装置Fの移載搬送方向において設定保持領域P3の両側に対応する箇所の夫々に設けられている。
同様に、左右一対の光式の物品検出センサR1のうちの右側の物品検出センサR1は、物品移載装置Fによって、左方側の物品収納部Sや左方側に位置する入出庫用コンベヤ1から取出されて右側に向けて搬送される物品Bの移動方向の下手側端部を検出して、載置搬送部FSの搬送を停止するタイミングを検出するために設けられるものである。
同様に、左右一対の光式のタイミング検出センサR2のうち右側のタイミング検出センサR2は、物品移載装置Fによって、設定保持位置Wから左方側の物品収納部Sに向けて搬送される物品Bの移動方向の上手側端部を検出して、係止体31の作動を制御する基準タイミングを検出するために設けられるものである。
図8に示すように、クレーンコントローラGKには、左右一対の光式の物品検出センサR1の検出情報、左右一対の光式のタイミング検出センサR2の検出情報、及び、左右一対の超音波センサQの検出情報が入力され、また、搬送ベルト用電動サーボモータM3の作動情報(作動量)、係止体昇降用電動サーボモータM4の作動情報(作動量)、及び、係止体移動用電動サーボモータM5の作動情報(作動量)が入力されている。
そして、入出庫用設定停止条件は、本実施形態においては、物品Bの移動方向の下手側端部が検出された後、搬送ベルト用電動サーボモータM3の作動情報(作動量)に基づいて、物品Bが設定距離(例えば、15mm)搬送されたことが判別されると、載置搬送部FSを停止させる条件に設定されている。
さらに、係止体31の物品係止位置及び係止解除位置は、係止体昇降用電動サーボモータM4の作動情報(作動量)にて判別するように構成されている。
そして、図10(d)に示すように、後述の如く、係止体31が載置搬送部FSよりも外方に突出した位置に位置されると、載置搬送部FSの作動が停止されることになる。
尚、待機位置は、載置搬送部Fに重複する範囲のうちで、物品Bの移動方向の上手側に相当する位置である。
尚、入出庫用設定突出位置は、上述した設定係合位置よりも少し外方側の位置に設定されている。
そして、設定開始条件は、本実施形態においては、物品Bの移動方向の上手側端部が検出された後、物品Bの被係止部Uが待機位置の係止体31の上方に位置するまでに必要とする設定時間が経過すると、係止体31の作動を開始させる条件に設定されている。
尚、火災用搬送処理にて物品取出し用移載処理を実行する場合における係止体31と物品Bの関係は、入出庫用搬送処理にて物品取出し用移載処理を実行する場合における係止体31と物品Bの関係と、図面に表すと同様の関係になるため、図9に基づいて、火災用搬送処理にて物品取出し用移載処理を実行する場合における載置搬送部FS及び係止搬送部FKの作動を説明する。
そして、火災用設定停止条件は、本実施形態においては、物品移動方向の上手側に位置する超音波センサQが物品Bの存在を検出している状態から物品Bの非存在を検出する状態に変化したのち、搬送ベルト用電動サーボモータM3の作動情報(作動量)に基づいて、物品Bが設定距離搬送されたことを判別すると、載置搬送部FSを停止させる条件に設定されている。
さらに、係止体31の物品係止位置及び係止解除位置は、係止体昇降用電動サーボモータM4の作動情報(作動量)にて判別するように構成されている。
そして、図11(d)に示すように、後述の如く、係止体31が載置搬送部FSよりも外方に突出した位置に位置されると、載置搬送部FSの作動が停止されることになる。
尚、本実施形態においては、鎮火用設定突出位置は、上述した入出庫用設定突出位置と同じ位置に設定されている。
尚、待機位置は、載置搬送部Fに重複する範囲で、物品Bの移動方向の上手側に相当する位置である。
次に、運転制御装置Gを構成する地上側コントローラGMの制御作動について、図12のフローチャートに基づいて説明を加える。
先ず、火災検出装置Dの検出情報に基づいて火災が発生したか否かを判別し(#1)、火災が発生していない場合には、スタッカークレーンKにて物品Bを搬送する搬送作業中であるか否かを判別する(#2)。
そして、#4の通常搬送指令処理を実行した後は、#1の処理に移行することになる。
すなわち、搬送元へ移動させるための空搬送指令を指令し、その空搬送指令についての完了情報がクレーンコントローラGKから送信されてくる前の段階では、その空搬送指令による作動を停止する作業中断指令を指令する。
ちなみに、クレーンコントローラGKは、作業中断指令に基づいて搬送作業を停止すると、停止完了指令を、地上側コントローラGMに送信する。
ちなみに、クレーンコントローラGKは、作業中断指令に基づいて搬送作業を停止すると、停止完了指令を、地上側コントローラGMに送信する。
ちなみに、#5の処理にて、搬送作業中でないと判別した場合には、直ちに、#8の処理に移行することになる。
次に、運転制御装置Gを構成するクレーンコントローラGKの制御作動を説明するが、クレーンコントローラGKの制御作動のうち、地上側コントローラGMにおける通常搬送指令処理に対応する制御作動、作業終了用指令処理に対応する制御作動、および、火災が発生した物品収納部Sへの空搬送指令に対応する制御作動は、上記の地上側コントローラGMの制御作動の説明にて明らかであるので、以下、火災物品用搬送指令に対応する制御作動(火災発生用作動処理)について、図13のフローチャートに基づいて説明する。
この移載完了通知処理は、光式通信装置15にて移載完了情報を送信するものであり、散布された消火剤の影響により、地上側コントローラGMに適正通り通信できない可能性があるものの、鎮火部TがホームポジションHPの近くに設置されるものであるため、地上側コントローラGMに適正通り通信できる可能性が高いものである。
次に、本発明の別実施形態について列記する。
この場合、火災用搬送処理に、設定保持位置Wに保持している物品Bを鎮火部Tに移載する際において、物品Bの横側面部に設けた被係止部Uの外面を、物品Bにおける物品移動方向の後方側の外面として、係止体31にて押し操作する形態で実施することになる。
31 係止体
B 物品
D 火災検出装置
E 消火装置
F 物品移載装置
FS 載置搬送部
G 運転制御装置
K 物品搬送装置
S 物品収納部
P1 存在領域
P2 余裕領域
P3 設定保持領域
Q 超音波センサ
R1 物品検出センサ
R2 タイミング検出センサ
T 鎮火部
U 被係止部
W 設定保持位置
Claims (5)
- 物品を収納する複数の物品収納部、物品入出庫部、及び、火災が発生した物品の火災を鎮火する鎮火部を備えた物品保管部と、
前記物品収納部及び前記物品入出庫部から取出した物品を設定保持位置に保持した状態で搬送し、かつ、保持した物品を前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部に受け渡す物品搬送装置と、
複数の前記物品収納部に収納されている物品に火災が発生したことを検出する火災検出装置と、
前記火災検出装置にて物品に火災が発生したことが検出されると、物品の火災を消火すべく消火剤を散布する消火装置と、
前記物品搬送装置の作動を制御する運転制御装置とが設けられ、
前記運転制御装置が、前記火災検出装置にて火災の発生が検出されないときには、複数の前記物品収納部と前記物品入出庫部との間で物品を搬送する入出庫用搬送処理を実行し、かつ、前記火災検出装置にて火災の発生が検出されたときには、前記消火装置による消火剤の散布の後で又は消火剤の散布中に、火災が発生した物品を前記鎮火部に搬送すべく、複数の前記物品収納部から前記鎮火部へ物品を搬送する火災用搬送処理を実行するように構成された物品保管設備であって、
前記物品搬送装置に保持されている物品が前記設定保持位置に位置する物品の存在領域に余裕領域を加えた設定保持領域からはみ出しているか否かを検出する超音波センサが、前記物品搬送装置に設けられ、
前記運転制御装置が、前記超音波センサにて前記物品搬送装置に保持されている物品の前記設定保持領域からのはみ出しが検出されないことを条件として、前記入出庫用搬送処理及び前記火災用搬送処理を実行するように構成されている物品保管設備。 - 前記物品搬送装置が、前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部との間で物品を移載する物品移載装置によって、前記物品収納部及び前記物品入出庫部からの物品の取出し、及び、前記物品収納部、前記物品入出庫部、及び、前記鎮火部への物品の受け渡しを行うように構成され、
前記物品移載装置が、前記設定保持位置にて物品を載置保持自在でかつ物品を移載搬送方向に載置搬送自在な載置搬送部の載置搬送作用と、前記移載搬送方向とは直交する方向での移動により、物品を係止する物品係止位置と物品に対する係止を解除する係止解除位置とに切換え自在で、かつ、前記載置搬送部に重複する範囲及び前記載置搬送部よりも外方に突出する範囲に亘って前記移載搬送方向に沿って移動自在な係止体による係止搬送作用とによって物品を移載するように構成され、
物品の前記移載搬送方向の端部には、前記移載搬送方向に押し引き自在に前記係止体が係合する被係止部が設けられ、
前記物品移載装置に、前記設定保持位置に位置する物品を検出する光式の物品検出センサが設けられ、
前記超音波センサが、前記移載搬送方向において前記設定保持領域の両側に対応する箇所の夫々に設けられ、
前記運転制御装置が、
前記入出庫用搬送処理にて、前記物品収納部及び前記物品入出庫部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際には、
物品を前記設定保持位置に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させ、かつ、前記物品検出センサにて物品が検出されたのち入出庫用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記係止体を、前記移載搬送方向において前記載置搬送部よりも外方に突出した位置において、前記物品収納部及び前記物品入出庫部に位置する物品の前記被係止部に係合させるように前記物品係止位置に切換え、前記物品係止位置に切換えた前記係止体を前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を前記設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が前記載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、前記係止体を前記係止解除位置に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成され、且つ、
前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際には、
物品を前記設定保持位置に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させ、かつ、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出したのち火災用設定停止条件が満たされると、又は、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している状態から物品の非存在を検出する状態に変化したのち火災用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記係止体を、前記移載搬送方向において前記載置搬送部よりも外方に突出した位置において、前記物品収納部に位置する物品の前記被係止部に係合させるように前記物品係止位置に切換え、前記物品係止位置に切換えた前記係止体を前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で物品を前記設定保持位置に向けて係止搬送するように移動させ、かつ、物品が前記載置搬送部に載置されて搬送される状態になると、前記係止体を前記係止解除位置に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成されている請求項1記載の物品保管設備。 - 前記物品移載装置に、前記載置搬送部によって前記設定保持位置から外部に向けて搬送される物品の搬送位置が前記係止体の作動を制御する基準タイミングであることを検出する光式のタイミング検出センサが設けられ、
前記運転制御装置が、
前記入出庫用搬送処理にて、前記設定保持位置に保持している物品を前記物品収納部及び前記物品入出庫部に移載する際には、
物品を前記設定保持位置から前記物品収納部及び前記物品入出庫部に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記タイミング検出センサにて前記基準タイミングが検出されたのち設定作動開始条件が満たされると、前記移載搬送方向における待機位置にて前記係止解除位置にて待機している前記係止体を、前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で前記物品収納部及び前記物品入出庫部に対応して定めた入出庫用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、前記物品係止位置に向けて移動させて前記被係止部に係合させる形態で、前記係止体の作動を制御し、且つ、
前記火災用搬送処理にて、前記設定保持位置に保持している物品を前記鎮火部に移載する際には、
物品を前記設定保持位置から前記鎮火部に向けて搬送するように前記載置搬送部を作動させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御し、且つ、
前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが前記載置搬送部に搬送される物品の存在を検出したのち鎮火用設定開始条件が満たされると、前記移載搬送方向における待機位置にて前記係止解除位置にて待機している前記係止体を、前記載置搬送部の搬送速度と同じ速度で前記鎮火部に対応して定めた鎮火用設定突出位置に向けて移動させ、かつ、前記物品係止位置に向けて移動させて、物品の前記物品移動方向の後方側の外面を押し操作する状態に切換える形態で、前記係止体の作動を制御するように構成されている請求項2記載の物品保管設備。 - 前記運転制御装置が、前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際に、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出する状態である場合に、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出したときには、異常発生状態であると判定するように構成されている請求項2又は3記載の物品保管設備。
- 前記運転制御装置が、前記火災用搬送処理にて、前記物品収納部から物品を取出して前記設定保持位置に移載する際に、前記超音波センサのうちの物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している状態から物品の非存在を検出する状態に変化したのち火災用設定停止条件が満たされると、物品が前記設定保持位置に位置する状態であるとして前記載置搬送部を停止させる形態で、前記載置搬送部の作動を制御するように構成され、且つ、
前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出する状態であるときに、前記超音波センサのうちの前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出した場合には、搬送方向を逆方向に変更して前記載置搬送部を作動させて、物品を前記物品移動方向の下手側に位置する前記超音波センサから離れる側に逆搬送し、かつ、この逆搬送により物品が移動する方向の上手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出しない状態になったときに、前記逆搬送により物品が移動する方向の下手側に位置する前記超音波センサが物品の存在を検出している場合には、異常発生状態であると判定するように構成されている請求項2又は3記載の物品保管設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135101A JP5807618B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 物品保管設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135101A JP5807618B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 物品保管設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013256385A true JP2013256385A (ja) | 2013-12-26 |
JP5807618B2 JP5807618B2 (ja) | 2015-11-10 |
Family
ID=49953163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012135101A Active JP5807618B2 (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | 物品保管設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5807618B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110329693B (zh) * | 2019-06-28 | 2021-07-27 | 回收哥(武汉)互联网有限公司 | 一种电池安全储存系统 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682704A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Hitachi Ltd | Transfer equipment for handled article |
JPH09226909A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-09-02 | Kajima Corp | 自動火災検知・消火システムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火方法および自動消火パレット |
JP2003252406A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Nippon Yusoki Co Ltd | スタッカクレーンと自動倉庫 |
JP2011121771A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Murata Machinery Ltd | 自動倉庫システム及び消火ユニット |
JP2012025549A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
-
2012
- 2012-06-14 JP JP2012135101A patent/JP5807618B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682704A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Hitachi Ltd | Transfer equipment for handled article |
JPH09226909A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-09-02 | Kajima Corp | 自動火災検知・消火システムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火方法および自動消火パレット |
JP2003252406A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-10 | Nippon Yusoki Co Ltd | スタッカクレーンと自動倉庫 |
JP2011121771A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Murata Machinery Ltd | 自動倉庫システム及び消火ユニット |
JP2012025549A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5807618B2 (ja) | 2015-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5500371B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP5590395B2 (ja) | 自動倉庫設備 | |
KR102636989B1 (ko) | 물품 반송 설비 | |
JP6314713B2 (ja) | 階間搬送設備 | |
JP4273423B2 (ja) | 搬送装置 | |
KR102155616B1 (ko) | 불활성 가스 주입 장치 및 불활성 가스 주입 방법 | |
JP6304107B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
WO2011074312A1 (ja) | 自動倉庫システム、消火ユニット、及び自動倉庫の消火方法 | |
KR20130080764A (ko) | 불활성 가스 주입 설비 및 불활성 가스 주입 방법 | |
JP6610475B2 (ja) | 容器保管設備 | |
JP2014005121A (ja) | 物品保管設備 | |
JP5807618B2 (ja) | 物品保管設備 | |
JP5835368B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP2003267518A (ja) | 物流設備 | |
JP2007217076A (ja) | 搬送車 | |
JP2010248722A (ja) | エレベータ式駐車装置とその火災発生時制御方法 | |
JP2006232437A (ja) | 物品の搬送方法及び物品搬送システム | |
US20230227297A1 (en) | Stacker crane | |
JP4441878B2 (ja) | 物品収納設備 | |
JP2004035150A (ja) | 物品保管設備 | |
JP2004175547A (ja) | 物品保管設備 | |
JP2010228856A (ja) | 物品搬送設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150811 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150824 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5807618 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |