JPH09225133A - 遊戯場システム - Google Patents

遊戯場システム

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JPH09225133A
JPH09225133A JP6172496A JP6172496A JPH09225133A JP H09225133 A JPH09225133 A JP H09225133A JP 6172496 A JP6172496 A JP 6172496A JP 6172496 A JP6172496 A JP 6172496A JP H09225133 A JPH09225133 A JP H09225133A
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traveling vehicle
drive mechanism
operation switch
hopper
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Masahiro Hamano
雅弘 濱野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯者がゲーム中の遊戯機の近傍で、精算等
の所定の作業を行うことができるようにする。 【解決手段】 ホール内の島に沿って床面上に敷設され
た軌条上を、走行車3が走行する。前記走行車3は、パ
チンコ玉の投入を受け付けるホッパ13と、ホッパ13
に投入されたパチンコ玉を検出するパチンコ玉検出部1
4と、投入されたパチンコ玉を貯蔵する貯蔵タンク16
とを備える。ホッパ13の近傍には、始動操作スイッチ
6,停止操作スイッチ7,発券ボタン11,レシート取
出口12などが配備される。パチンコ玉検出部14によ
り検出されたパチンコ玉は制御装置により計数され、計
数結果は、発券ボタン11の押操作により、レシート取
出口12より印字出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばパチンコ機や
スロットマシンのように、遊戯媒体を用いてゲームを実
行する遊戯機が多数台整列配置された遊戯場に適用され
る遊戯場システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコホールには、パチンコ玉
を遊戯媒体とするパチンコ機が複数台整列配置されて成
る島と、パチンコ玉を景品と交換するための景品カウン
ターとが配置されており、通常、遊戯者は、ゲーム終了
後、景品カウンターで、獲得したパチンコ玉を精算機に
より計数し(以下、これを「精算」という)、玉数に応
じた景品と交換する。
【0003】しかしながら、獲得したパチンコ玉を精算
するためには、遊戯者が、重量の嵩むパチンコ玉を、パ
チンコ機から景品カウンターまで運搬しなければなら
ず、遊戯者の負担が大きく、客サービスに欠けるという
問題があった。
【0004】また、近年のパチンコ機には大当たりとい
う入賞が設けられており、大当たりの場合にはパチンコ
機より大量のパチンコ玉が払い出されるため、獲得した
パチンコ玉を一度に運搬することは不可能である。この
ため遊戯者は、パチンコ機と景品カウンターとの間を何
度も往復しなければならず、パチンコ玉の精算作業が煩
雑であった。
【0005】そこで、特開平6−277355号では、
遊戯場内の任意の場所に、自由に移動させることのでき
る移動式玉計数機を設置し、遊戯者が必要に応じて、こ
の移動式玉計数機を移動させて、ゲーム中のパチンコ機
に接続することにより、ゲームを行った場所でパチンコ
玉を精算し、精算結果をレシートとして出力させること
が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記移動
式玉計数機の場合、遊戯者は、必要に応じて移動式玉計
数機を取りに行き、これをゲーム中のパチンコ機まで運
ばなければならないという不便がある。
【0007】この発明は、上記問題に着目して成された
もので、所定の作業、特に遊戯媒体の精算作業を行う走
行車を、遊戯場内の島に沿って走行させることにより、
ゲーム中の遊戯機の近傍で遊戯媒体の精算等の作業を行
うことができる遊戯場システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の遊戯場システ
ムは、複数台の遊戯機が整列配置された遊戯場内の島に
沿って床面上に敷設された軌条と、この軌条の上を走行
させる走行車とから成る。前記走行車には、走行のため
の駆動機構と、遊戯者の要求に応動して決められた作業
を実行する作業機構と、前記駆動機構に対して始動を指
示するための始動操作スイッチと、前記駆動機構に対し
て駆動停止を指示するための停止操作スイッチと、前記
始動操作スイッチからの指示により前記駆動機構を駆動
させると共に、前記停止操作スイッチからの指示により
前記駆動機構の駆動を停止させる制御装置とが搭載され
ている。また、前記始動操作スイッチおよび停止操作ス
イッチは、走行車上の外部から見える位置であって、軌
条沿いから外部操作が可能な位置に配置されている。
【0009】請求項2の遊戯場システムでは、前記遊戯
機は、遊戯媒体が用いられる遊戯機であり、前記作業機
構は、遊戯媒体を精算する精算機であって、前記精算機
は、遊戯媒体の投入を受け付けるホッパと、ホッパに投
入された遊戯媒体を計数する計数機構と、計数された遊
戯媒体を回収して貯蔵する貯蔵機構と、前記計数機構に
よる計数結果を印字して出力する印字機構とを備えてい
る。
【0010】請求項3の遊戯場システムでは、前記作業
機構は、作業の開始を監視する監視手段を備え、前記制
御装置は、前記監視手段が作業の開始を検知したとき、
前記駆動機構の駆動を停止させる。
【0011】請求項4の遊戯場システムでは、前記作業
機構は、作業の完了を監視する監視手段を備え、前記制
御装置は、前記監視手段が作業の完了を検知したとき、
前記駆動機構を始動させる。
【0012】
【作用】走行車は、遊戯場内の島に沿って床面上に敷設
された軌条の上を走行する。軌条沿いの遊戯者が、走行
車上の停止操作スイッチを操作すると、駆動機構の駆動
が停止して、走行車が停止する。遊戯者の要求がある
と、作業機構は、前記要求に応動して決められた作業を
実行する。作業完了後、遊戯者が走行車上の始動操作ス
イッチを操作すると、駆動機構が始動して、走行車が動
き始める。
【0013】請求項2の遊戯場システムでは、ホッパに
遊戯媒体が投入されると、計数機構が前記遊戯媒体を計
数し、貯蔵機構が計数された遊戯媒体を回収して貯蔵
し、印字機構が前記計数機構による計数結果を印字して
出力する。
【0014】請求項3の遊戯場システムでは、作業機構
が、遊戯者の要求に応動して決められた作業を開始する
と、監視手段がこれを検知し、走行車の駆動機構が停止
して、走行車が停止する。
【0015】請求項4の遊戯場システムでは、作業機構
が決められた作業を完了すると、監視手段がこれを検知
し、走行車の駆動機構が始動して、走行車が動き始め
る。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の遊戯場システ
ムの構成を示す。この遊戯場システムは、パチンコホー
ルなどに適用されるもので、複数台のパチンコ機が整列
配置されて成る島1a,1b,1cに沿って、床面上に
巡回するように敷設される軌条2と、前記軌条2の上を
走行させる走行車3とから成る。この実施例では、軌条
2は、磁性体を埋没して構成されており、径路途中に
は、走行車3の作業機能に支障が生じた時など、必要に
応じて走行車3が帰着するためのステーション4が設け
られている。
【0017】図2および図3は、前記走行車3の構成を
示している。この走行車3には、遊戯者が投入したパチ
ンコ玉を計数した後、車両本体5の内部に回収すると共
に、計数結果をレシートとして印字出力する精算機とし
ての機能が搭載されており、底面には、4個の車輪6
と、軌条2の磁性体を検出して追跡するためのセンサ
(図示しない)とが配備されている。なおこのセンサ
は、ゴルフカートなどに搭載されるものと同じであり、
軌条の追跡原理は公知であるから、ここでは説明を省略
する。
【0018】車両本体5の上面には、パチンコ玉の投入
を受け付ける略V字型のホッパ13が開口し、内部に
は、計数されたパチンコ玉を回収して貯蔵する貯蔵タン
ク16が、形成されており、前記ホッパ13の底面に
は、投入されたパチンコ玉を検出するパチンコ玉検出部
14が設けられている。車両本体5の上面のホッパ13
の近傍には、軌条2沿いから遊戯者が操作しやすい位置
に、始動操作スイッチ6,停止操作スイッチ7,および
発券ボタン11が設けられる他、回転灯8,カウンタ表
示部9,レシート取出口12,定量告知ランプ10など
が配備されている。また車両本体5の内部には、走行車
3の車輪6を駆動させるための駆動機構、駆動機構の動
作を制御するための制御装置、電源としてのバッテリー
などが組み込まれている。
【0019】前記始動操作スイッチ6は、前記駆動機構
に対して始動を指示するためのものであり、停止操作ス
イッチ7は、駆動機構に対して駆動停止を指示するため
のものである。
【0020】回転灯8は、走行車3が走行している間、
点灯しつつ回転し、これにより周囲の人の注意を喚起す
る。なお、走行車3が動いていることを報知する他の手
段として、車両本体5にスピーカーを設け、走行中、常
に警告音を発生させるようにしてもよい。
【0021】カウンタ表示部9は、パチンコ玉検出部1
4を通過することにより計数されたパチンコ玉の数を表
示するためのもので、7セグメントのLEDが使用され
ており、例えば、レシート用紙切れ、精算処理不能な
ど、各種エラーの発生時には、エラーコードの表示にも
使用される。
【0022】発券ボタン11は、走行車3に対し、投入
されたパチンコ玉の計数結果を印字出力するよう指示す
るためのもので、このボタンが押操作されると、レシー
ト取出口12の内部に設けられた印字機構が、パチンコ
玉の計数結果をレシート用紙に印字して、レシート取出
口12より送り出す。
【0023】定量告知ランプ10は、車両本体5の貯蔵
タンク16に回収されたパチンコ玉の総数が規定量に達
すると点灯し、これ以上のパチンコ玉の受付は不可能で
ある旨を報知するものである。このランプの点灯時は、
走行車3の精算処理機能が停止する。
【0024】図4は、前記パチンコ玉検出部14の構成
を示す。パチンコ玉検出部14は、ホッパ13の底面に
配備されたパチンコ玉通過板19と、このパチンコ玉通
過板19の下方に整列配置された複数個のパチンコ玉検
出センサ17とから成る。前記パチンコ玉通過板19に
は、パチンコ玉が1個通過できる程度の円形の孔20が
複数個、一列に開設されており、各孔20にパチンコ玉
検出センサ17のパチンコ玉通過孔18を対応位置させ
た状態で、各パチンコ玉検出センサ17が整列配置され
ている。各パチンコ玉検出センサ17は、パチンコ玉通
過孔18の周囲にパチンコ玉の通過を検出するセンサ部
を備えており、パチンコ玉通過板19の孔20を通過し
たパチンコ玉がパチンコ玉検出センサ17のパチンコ玉
通過孔20を通過したとき、これを検出して、検出信号
を出力する。パチンコ玉通過孔20を通過したパチンコ
玉は貯蔵タンク16内に落下する。
【0025】図5は、前記走行車3の電気的構成を示す
もので、CPU26,ROM27,RAM28から成る
制御装置25に、バス29を介して、回転灯8,始動操
作スイッチ6,停止操作スイッチ7,駆動機構30,第
1タイマ31,第2タイマ32,発券ボタン11,印字
機構34,複数個のパチンコ玉検出センサ17,カウン
タ表示部9,定量告知ランプ10などが接続されてい
る。
【0026】ROM27には、走行車3の制御手順を示
すプログラムや固定データが格納されている。RAM2
8は、データの読み書きに使用されるもので、パチンコ
玉検出センサ17により検出されたパチンコ玉を計数す
る精算カウンタや、貯蔵タンク内に回収されたパチンコ
玉の総数を記憶する貯蔵量カウンタなどが設けられてい
る。CPU26は制御・演算の主体であり、前記ROM
27のプログラムや固定データに従ってRAM28に対
するデータの読み書きを行い、入出力各部の動作を一連
に制御する。
【0027】前記駆動機構30は、走行車3を走行させ
るためのもので、車輪15およびこれを回転駆動させる
モータなどを含み、制御部25からの始動命令により駆
動を開始し、停止命令により駆動を停止する。
【0028】第1タイマ31は、停止操作スイッチ7の
押操作により、駆動機構30が駆動を停止してから、精
算作業が開始するまでの時間、すなわち、パチンコ玉検
出センサ17がパチンコ玉を検知するまでの時間を計測
するためのもので、第1タイマ31により計測された時
間が所定の時間を越えると(以下、これを「タイムアッ
プ」という)、換言すれば、停止操作スイッチ7が操作
されたにもかかわらず、精算作業が行われずに所定の時
間放置されると、制御装置25は、駆動機構30を始動
させて、走行車32を走行させる。
【0029】第2タイマ32は、精算作業が完了した後
の経過時間を測定するためのもので、第2タイマ32が
タイムアップしたとき、具体的には、精算作業が完了し
た後、始動操作スイッチ6が操作されずに所定時間放置
されたとき、制御装置25は、駆動機構30を始動させ
て、走行車32を走行させる。
【0030】印字機構34は、レシート取出口12の内
部に設けられており、発券ボタン11の押操作により制
御装置25から出される印字命令に基づき、RAM28
の精算カウンタの値をレシート用紙に印字して、レシー
ト取出口12より排出する。
【0031】各パチンコ玉検出センサ17は、ホッパ1
3に投入されたパチンコ玉が1個通過する度にそれぞれ
検出信号を出力し、制御装置25は、これら検出信号を
受けて、RAM28の精算カウンタの値をカウントアッ
プする。
【0032】図6は、前記制御装置25による制御の手
順を示すもので、図中、「ST」はステップを意味す
る。この制御手順に従って、走行車3の動作を説明す
る。まず、CPU26は、ステップ1で始動操作スイッ
チ6の押操作に待機している。始動操作スイッチ6が押
操作されると、スッテプ1の判定が「YES」となっ
て、ステップ2で駆動機構30を始動させ、これにより
走行車3は軌条2に沿って走行を開始する。
【0033】続いてCPU26は、ステップ3で停止操
作スイッチ7の押操作に、ステップ6で精算作業の開始
に、それぞれ待機している。停止操作スイッチ7が押操
作されずに精算作業が開始された場合、すなわち、走行
車3のホッパ13にパチンコ玉が投入されて、パチンコ
玉検出部14でパチンコ玉の通過が検出された場合は、
ステップ6の判定が「YES」となり、CPU26は駆
動機構30を停止させることにより、走行車3を停止さ
せ、ステップ11に移って、精算作業の完了に待機す
る。
【0034】停止操作スイッチ7が押操作された場合
は、ステップ3の判定が「YES」となり、駆動機構3
0の停止により走行車3を停止させ(ステップ4)、第
1タイマ31をスタートさせた後(ステップ5)、ステ
ップ8で精算作業の開始に、ステップ10で第1タイマ
31のタイムアップに、それぞれ待機する。
【0035】ホッパ13にパチンコ玉が投入されて、パ
チンコ玉検出部14でパチンコ玉の通過が検出される
と、ステップ8が「YES」となり、CPU26はステ
ップ9で第1タイマ31を停止させ、ステップ11で精
算作業の完了に待機する。またホッパ13にパチンコ玉
が投入されず、第1タイマ31がタイムアップになる
と、ステップ10が「YES」となり、ステップ2に移
って、CPU26は、駆動機構30を始動させて、走行
車3を走行させる。
【0036】CPU26が、ステップ11で、精算作業
が完了したと判定すると、第2タイマ32をスタートさ
せた後(ステップ12)、ステップ13で第2タイマ3
2のタイムアップに、ステップ14で始動操作スイッチ
6の押操作に、それぞれ待機する。
【0037】始動操作スイッチ6が押操作されないま
ま、第2タイマ32がタイムアップになると、ステップ
13の判定が「YES」となり、CPU26は、ステッ
プ2に戻って、駆動機構30を始動させて、走行車3を
走行させる。また、第2タイマ32がタイムアップする
前に始動操作スイッチ6が押操作されると、ステップ1
4の判定が「YES」となり、ステップ15で第2タイ
マ32を停止させた後、ステップ2に戻って、駆動機構
30の始動により走行車3を走行させる。
【0038】なお上記実施例は、走行車3にパチンコ玉
の精算機能を搭載しているが、これに限らず、走行車3
に両替機,物品の自動販売機能などを搭載させることも
可能である。
【0039】図7は、遊技場システムの他の実施例を示
すもので、同一の軌条2上に、精算作業を実行するため
の走行車3aの他に、おしぼり提供サービスや飲料提供
サービスを行うための走行車3b,3cを走行させてい
る。図8は、おしぼり36を収納する収納部37を有す
るおしぼり提供サービス用の走行車3bを示すもので、
軌条沿いの遊戯者は、走行車3bが近くを通過すると
き、停止操作スイッチ7を操作して走行車3bを停止さ
せ、おしぼり36を受け取った後、始動操作スイッチ6
を操作して走行車3bを再び走行させる。なお、飲料提
供サービス用の走行車3cも、おしぼり提供サービス用
の走行車3bと同様の構成のものであり、ここでは図示
および説明を省略する。
【0040】各走行車3a,3b,3cは、回収したパ
チンコ玉で貯蔵タンクが満杯になったり、提供すべきお
しぼりやジュースがなくなったとき、自動的にステーシ
ョン4に帰着するようになっている。この場合、精算作
業を行う走行車3aについては、貯蔵タンク16の底面
に開口部を設けて開閉可能な扉を配置し、走行車3aが
ステーション4に帰着したとき、前記扉が開いて、貯蔵
タンク16内のパチンコ玉が開口部よりステーション4
に設けられた玉排出口に自動的に排出されるようにする
と、一層便利である。
【0041】なお、走行車3a,3b,3cの前面に、
障害物を検知するセンサを配備しておけば、走行車3
a,3b,3cの前方に、他の走行車や遊戯者がいる場
合、自動的に走行を停止させることができる。また、走
行車3a,3b,3cに、遊戯場内の各種情報を表示す
る表示器を設けたり、パチンコ玉回収容器を積載したり
すれば、客サービスを一層向上できる。
【0042】
【発明の効果】この発明は上記の如く、遊戯場内の島に
沿って床面上に敷設された軌条の上に走行車を走行さ
せ、前記走行車には、走行車上の外部から見える位置で
あって、軌条沿いから外部操作が可能な位置に、始動操
作スイッチおよび停止操作スイッチを配置すると共に、
遊戯者の要求に応動して決められた作業を実行する作業
機構を搭載したから、軌条沿いの遊戯者は、遊戯機のあ
る場所から移動せずに、必要に応じて走行車を停止させ
て要求に応じた作業を実行させることができ、遊戯者に
対するサービスが飛躍的に向上する。
【0043】請求項2の遊戯場システムでは、前記走行
車に遊戯媒体を精算する精算機を搭載して、精算結果を
印字機構により印字出力させるから、遊戯者は、精算す
るために遊戯媒体を運搬する必要がなく、遊戯者の負担
が大幅に軽減される。
【0044】請求項3の遊戯場システムでは、監視手段
により作業の開始が検知されたとき、制御装置は駆動機
構の駆動を停止させるから、停止操作スイッチの操作を
経ないで、遊戯者からの要求に応じた作業が開始されて
も、走行車が自動的に停止するため、作業の安全性が確
保される。
【0045】請求項4の遊戯場システムでは、作業機構
の監視手段により作業の完了が検知されたとき、制御装
置は駆動機構を始動させるから、作業機構による作業が
完了した後、遊戯者が始動操作スイッチの操作を忘れて
も、走行車は自動的に走行を開始するため、作業の効率
化や遊技場システムの円滑な運営をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遊戯システムの構成を示す説明図で
ある。
【図2】走行車の外観を示す斜視図である。
【図3】走行車の一部を破断した斜視図である。
【図4】パチンコ玉検出部の構造を示す一部を破断した
拡大斜視図である。
【図5】走行車の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】制御装置による制御の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】遊戯場システムの他の実施例を示す説明図であ
る。
【図8】走行車の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a〜1e 島 2 軌条 3a〜3c 走行車 6 始動操作スイッチ 7 停止操作スイッチ 25 制御装置 30 駆動機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の遊戯場システ
ムは、複数台の遊戯機が整列配置された遊戯場内の島に
沿って床面に敷設された軌条と、この軌条に沿って走行
させる走行車とから成る。前記走行車には、走行のため
の駆動機構と、遊戯者の要求に応動して決められた作業
を実行する作業機構と、前記駆動機構に対して始動を指
示するための始動操作スイッチと、前記駆動機構に対し
て駆動停止を指示するための停止操作スイッチと、前記
始動操作スイッチからの指示により前記駆動機構を駆動
させると共に、前記停止操作スイッチからの指示により
前記駆動機構の駆動を停止させる制御装置とが搭載され
ている。また、前記始動操作スイッチおよび停止操作ス
イッチは、走行車上の外部から見える位置であって、軌
条沿いから外部操作が可能な位置に配置されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2の遊戯場システムでは、前記遊戯
機は、遊戯媒体が用いられる遊戯機であり、前記作業機
構は、遊戯媒体を精算する精算機であって、前記精算機
は、遊戯媒体の投入を受け付けるホッパと、ホッパに投
入された遊戯媒体を計数する計数機構と、計数された遊
戯媒体を回収して貯蔵する貯蔵機構と、前記計数機構に
よる計数結果を出力する出力機構とを備えている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】走行車は、遊戯場内の島に沿って床面に敷設さ
れた軌条に沿って走行する。軌条沿いの遊戯者が、走行
車上の停止操作スイッチを操作すると、駆動機構の駆動
が停止して、走行車が停止する。遊戯者の要求がある
と、作業機構は、前記要求に応動して決められた作業を
実行する。作業完了後、遊戯者が走行車上の始動操作ス
イッチを操作すると、駆動機構が始動して、走行車が動
き始める。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2の遊戯場システムでは、ホッパに
遊戯媒体が投入されると、計数機構が前記遊戯媒体を計
数し、貯蔵機構が計数された遊戯媒体を回収して貯蔵
し、出力機構が前記計数機構による計数結果を出力す
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の遊戯場システ
ムの構成を示す。この遊戯場システムは、パチンコホー
ルなどに適用されるもので、複数台のパチンコ機が整列
配置されて成る島1a,1b,1cに沿って、床面に
回するように敷設される軌条2と、前記軌条2に沿って
走行させる走行車3とから成る。この実施例では、軌条
2は、磁性体を埋没して構成されており、径路途中に
は、走行車3の作業機能に支障が生じた時など、必要に
応じて走行車3が帰着するためのステーション4が設け
られている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図7は、遊技場システムの他の実施例を示
すもので、同一の軌条2に沿って、精算作業を実行する
ための走行車3aの他に、おしぼり提供サービスや飲料
提供サービスを行うための走行車3b,3cを走行させ
ている。図8は、おしぼり36を収納する収納部37を
有するおしぼり提供サービス用の走行車3bを示すもの
で、軌条沿いの遊戯者は、走行車3bが近くを通過する
とき、停止操作スイッチ7を操作して走行車3bを停止
させ、おしぼり36を受け取った後、始動操作スイッチ
6を操作して走行車3bを再び走行させる。なお、飲料
提供サービス用の走行車3cも、おしぼり提供サービス
用の走行車3bと同様の構成のものであり、ここでは図
示および説明を省略する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】この発明は上記の如く、遊戯場内の島に
沿って床面に敷設された軌条に沿って走行車を走行さ
せ、前記走行車には、走行車上の外部から見える位置で
あって、軌条沿いから外部操作が可能な位置に、始動操
作スイッチおよび停止操作スイッチを配置すると共に、
遊戯者の要求に応動して決められた作業を実行する作業
機構を搭載したから、軌条沿いの遊戯者は、遊戯機のあ
る場所から移動せずに、必要に応じて走行車を停止させ
て要求に応じた作業を実行させることができ、遊戯者に
対するサービスが飛躍的に向上する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】請求項2の遊戯場システムでは、前記走行
車に遊戯媒体を精算する精算機を搭載して、精算結果を
出力機構により出力させるから、遊戯者は、精算するた
めに遊戯媒体を運搬する必要がなく、遊戯者の負担が大
幅に軽減される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の遊戯機が整列配置された遊戯場
    内の島に沿って床面上に敷設された軌条と、この軌条の
    上を走行させる走行車とから成り、 前記走行車には、走行のための駆動機構と、遊戯者の要
    求に応動して決められた作業を実行する作業機構と、前
    記駆動機構に対して始動を指示するための始動操作スイ
    ッチと、前記駆動機構に対して駆動停止を指示するため
    の停止操作スイッチと、前記始動操作スイッチからの指
    示により前記駆動機構を駆動させると共に、前記停止操
    作スイッチからの指示により前記駆動機構の駆動を停止
    させる制御装置とが搭載されており、 前記始動操作スイッチおよび停止操作スイッチは、走行
    車上の外部から見える位置であって、軌条沿いから外部
    操作が可能な位置に配置されて成る遊戯場システム。
  2. 【請求項2】 前記遊戯機は、遊戯媒体が用いられる遊
    戯機であり、前記作業機構は、遊戯媒体を精算する精算
    機であって、 前記精算機は、遊戯媒体の投入を受け付けるホッパと、
    ホッパに投入された遊戯媒体を計数する計数機構と、計
    数された遊戯媒体を回収して貯蔵する貯蔵機構と、前記
    計数機構による計数結果を印字して出力する印字機構と
    を備えている請求項1に記載された遊戯場システム。
  3. 【請求項3】 前記作業機構は、作業の開始を監視する
    監視手段を備え、前記制御装置は、前記監視手段が作業
    の開始を検知したとき、前記駆動機構の駆動を停止させ
    る請求項1または2に記載された遊戯場システム。
  4. 【請求項4】 前記作業機構は、作業の完了を監視する
    監視手段を備え、前記制御装置は、前記監視手段が作業
    の完了を検知したとき、前記駆動機構を始動させる請求
    項1〜3のいずれかに記載された遊戯場システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183128A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Aruze Corp 遊技機
JP2017051265A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

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