JP3776969B2 - 遊戯場システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、例えばパチンコ機やスロットマシンのように、遊戯媒体を用いてゲームを実行する遊戯機が多数台整列配置された遊戯場に適用される遊戯場システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコホールには、パチンコ玉を遊戯媒体とするパチンコ機が複数台整列配置されて成る島と、パチンコ玉を景品と交換するための景品カウンターとが配置されており、通常、遊戯者は、ゲーム終了後、景品カウンターで、獲得したパチンコ玉を精算機により計数し(以下、これを「精算」という)、玉数に応じた景品と交換する。
【0003】
しかしながら、獲得したパチンコ玉を精算するためには、遊戯者が、重量の嵩むパチンコ玉を、パチンコ機から景品カウンターまで運搬しなければならず、遊戯者の負担が大きく、客サービスに欠けるという問題があった。
【0004】
また、近年のパチンコ機には大当たりという入賞が設けられており、大当たりの場合にはパチンコ機より大量のパチンコ玉が払い出されるため、獲得したパチンコ玉を一度に運搬することは不可能である。このため遊戯者は、パチンコ機と景品カウンターとの間を何度も往復しなければならず、パチンコ玉の精算作業が煩雑であった。
【0005】
そこで、特開平6−277355号では、遊戯場内の任意の場所に、自由に移動させることのできる移動式玉計数機を設置し、遊戯者が必要に応じて、この移動式玉計数機を移動させて、ゲーム中のパチンコ機に接続することにより、ゲームを行った場所でパチンコ玉を精算し、精算結果をレシートとして出力させることが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記移動式玉計数機の場合、遊戯者は、必要に応じて移動式玉計数機を取りに行き、これをゲーム中のパチンコ機まで運ばなければならないという不便がある。
【0007】
この発明は、上記問題に着目して成されたもので、所定の作業、特に遊戯媒体の精算作業を行う走行車を、遊戯場内の島に沿って走行させることにより、ゲーム中の遊戯機の近傍で遊戯媒体の精算等の作業を行うことができる遊戯場システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の遊戯場システムは、複数台の遊戯機が整列配置された遊戯場内の島に沿って床面に敷設された軌条と、この軌条に沿って走行させる走行車とから成る。前記走行車には、走行のための駆動機構と、遊戯者の要求に応動して決められた作業を実行する手段と前記作業の開始を監視する監視手段とを備えた作業機構と、前記駆動機構に対して始動を指示するための始動操作スイッチと、前記駆動機構に対して駆動停止を指示するための停止操作スイッチと、前記停止操作スイッチの操作により前記駆動機構が駆動を停止した後の経過時間を測定するための第1のタイマと、前記駆動機構が駆動を停止しかつ前記作業機構の作業が完了した後の経過時間を測定するための第2のタイマと、前記駆動機構の駆動および駆動の停止を制御する制御装置とが搭載されるとともに、前記始動操作スイッチおよび停止操作スイッチは、走行車上の外部から見える位置であって、軌条沿いから外部操作が可能な位置に配置されている。前記制御装置は、前記始動スイッチからの指示があったとき、または作業機構の作業が開始しないまま第1のタイマがタイムアップしたとき、または始動スイッチが操作されないまま第2のタイマがタイムアップしたとき、前記駆動機構を駆動させ、前記停止操作スイッチからの指示があったとき、または停止操作スイッチが操作されずに前記監視手段が作業の開始を検知したとき、前記駆動機構の駆動を停止させる。
【0009】
請求項2の遊戯場システムでは、前記遊戯機は、遊戯媒体が用いられる遊戯機であり、前記作業機構は、遊戯媒体を精算する精算機であって、前記精算機は、遊戯媒体の投入を受け付けるホッパと、ホッパに投入された遊戯媒体を計数する計数機構と、計数された遊戯媒体を回収して貯蔵する貯蔵機構と、前記計数機構による計数結果を出力する出力機構とを備えている。
【0012】
【作用】
走行車は、遊戯場内の島に沿って床面に敷設された軌条に沿って走行する。
軌条沿いの遊戯者が、走行車上の停止操作スイッチを操作すると、駆動機構の駆動が停止して、走行車が停止する。遊戯者の要求があると、作業機構は、前記要求に応動して決められた作業を実行する。また、停止操作スイッチが押操作されずに、作業機構が、遊戯者の要求に応動して決められた作業を開始すると、監視手段がこれを検知し、走行車の駆動機構が停止して、走行車が停止する。作業完了後、遊戯者が走行車上の始動操作スイッチを操作すると、駆動機構が始動して、走行車が動き始める。
【0013】
請求項2の遊戯場システムでは、ホッパに遊戯媒体が投入されると、計数機構が前記遊戯媒体を計数し、貯蔵機構が計数された遊戯媒体を回収して貯蔵し、出力機構が前記計数機構による計数結果を出力する。
【0016】
【実施例】
図1は、この発明の一実施例の遊戯場システムの構成を示す。
この遊戯場システムは、パチンコホールなどに適用されるもので、複数台のパチンコ機が整列配置されて成る島1a,1b,1cに沿って、床面に巡回するように敷設される軌条2と、前記軌条2に沿って走行させる走行車3とから成る。この実施例では、軌条2は、磁性体を埋没して構成されており、径路途中には、走行車3の作業機能に支障が生じた時など、必要に応じて走行車3が帰着するためのステーション4が設けられている。
【0017】
図2および図3は、前記走行車3の構成を示している。
この走行車3には、遊戯者が投入したパチンコ玉を計数した後、車両本体5の内部に回収すると共に、計数結果をレシートとして印字出力する精算機としての機能が搭載されており、底面には、4個の車輪6と、軌条2の磁性体を検出して追跡するためのセンサ(図示しない)とが配備されている。なおこのセンサは、ゴルフカートなどに搭載されるものと同じであり、軌条の追跡原理は公知であるから、ここでは説明を省略する。
【0018】
車両本体5の上面には、パチンコ玉の投入を受け付ける略V字型のホッパ13が開口し、内部には、計数されたパチンコ玉を回収して貯蔵する貯蔵タンク16が、形成されており、前記ホッパ13の底面には、投入されたパチンコ玉を検出するパチンコ玉検出部14が設けられている。車両本体5の上面のホッパ13の近傍には、軌条2沿いから遊戯者が操作しやすい位置に、始動操作スイッチ6,停止操作スイッチ7,および発券ボタン11が設けられる他、回転灯8,カウンタ表示部9,レシート取出口12,定量告知ランプ10などが配備されている。また車両本体5の内部には、走行車3の車輪6を駆動させるための駆動機構、駆動機構の動作を制御するための制御装置、電源としてのバッテリーなどが組み込まれている。
【0019】
前記始動操作スイッチ6は、前記駆動機構に対して始動を指示するためのものであり、停止操作スイッチ7は、駆動機構に対して駆動停止を指示するためのものである。
【0020】
回転灯8は、走行車3が走行している間、点灯しつつ回転し、これにより周囲の人の注意を喚起する。
なお、走行車3が動いていることを報知する他の手段として、車両本体5にスピーカーを設け、走行中、常に警告音を発生させるようにしてもよい。
【0021】
カウンタ表示部9は、パチンコ玉検出部14を通過することにより計数されたパチンコ玉の数を表示するためのもので、7セグメントのLEDが使用されており、例えば、レシート用紙切れ、精算処理不能など、各種エラーの発生時には、エラーコードの表示にも使用される。
【0022】
発券ボタン11は、走行車3に対し、投入されたパチンコ玉の計数結果を印字出力するよう指示するためのもので、このボタンが押操作されると、レシート取出口12の内部に設けられた印字機構が、パチンコ玉の計数結果をレシート用紙に印字して、レシート取出口12より送り出す。
【0023】
定量告知ランプ10は、車両本体5の貯蔵タンク16に回収されたパチンコ玉の総数が規定量に達すると点灯し、これ以上のパチンコ玉の受付は不可能である旨を報知するものである。このランプの点灯時は、走行車3の精算処理機能が停止する。
【0024】
図4は、前記パチンコ玉検出部14の構成を示す。
パチンコ玉検出部14は、ホッパ13の底面に配備されたパチンコ玉通過板19と、このパチンコ玉通過板19の下方に整列配置された複数個のパチンコ玉検出センサ17とから成る。前記パチンコ玉通過板19には、パチンコ玉が1個通過できる程度の円形の孔20が複数個、一列に開設されており、各孔20にパチンコ玉検出センサ17のパチンコ玉通過孔18を対応位置させた状態で、各パチンコ玉検出センサ17が整列配置されている。各パチンコ玉検出センサ17は、パチンコ玉通過孔18の周囲にパチンコ玉の通過を検出するセンサ部を備えており、パチンコ玉通過板19の孔20を通過したパチンコ玉がパチンコ玉検出センサ17のパチンコ玉通過孔20を通過したとき、これを検出して、検出信号を出力する。パチンコ玉通過孔20を通過したパチンコ玉は貯蔵タンク16内に落下する。
【0025】
図5は、前記走行車3の電気的構成を示すもので、CPU26,ROM27,RAM28から成る制御装置25に、バス29を介して、回転灯8,始動操作スイッチ6,停止操作スイッチ7,駆動機構30,第1タイマ31,第2タイマ32,発券ボタン11,印字機構34,複数個のパチンコ玉検出センサ17,カウンタ表示部9,定量告知ランプ10などが接続されている。
【0026】
ROM27には、走行車3の制御手順を示すプログラムや固定データが格納されている。
RAM28は、データの読み書きに使用されるもので、パチンコ玉検出センサ17により検出されたパチンコ玉を計数する精算カウンタや、貯蔵タンク内に回収されたパチンコ玉の総数を記憶する貯蔵量カウンタなどが設けられている。
CPU26は制御・演算の主体であり、前記ROM27のプログラムや固定データに従ってRAM28に対するデータの読み書きを行い、入出力各部の動作を一連に制御する。
【0027】
前記駆動機構30は、走行車3を走行させるためのもので、車輪15およびこれを回転駆動させるモータなどを含み、制御部25からの始動命令により駆動を開始し、停止命令により駆動を停止する。
【0028】
第1タイマ31は、停止操作スイッチ7の押操作により、駆動機構30が駆動を停止してから、精算作業が開始するまでの時間、すなわち、パチンコ玉検出センサ17がパチンコ玉を検知するまでの時間を計測するためのもので、第1タイマ31により計測された時間が所定の時間を越えると(以下、これを「タイムアップ」という)、換言すれば、停止操作スイッチ7が操作されたにもかかわらず、精算作業が行われずに所定の時間放置されると、制御装置25は、駆動機構30を始動させて、走行車32を走行させる。
【0029】
第2タイマ32は、精算作業が完了した後の経過時間を測定するためのもので、第2タイマ32がタイムアップしたとき、具体的には、精算作業が完了した後、始動操作スイッチ6が操作されずに所定時間放置されたとき、制御装置25は、駆動機構30を始動させて、走行車32を走行させる。
【0030】
印字機構34は、レシート取出口12の内部に設けられており、発券ボタン11の押操作により制御装置25から出される印字命令に基づき、RAM28の精算カウンタの値をレシート用紙に印字して、レシート取出口12より排出する。
【0031】
各パチンコ玉検出センサ17は、ホッパ13に投入されたパチンコ玉が1個通過する度にそれぞれ検出信号を出力し、制御装置25は、これら検出信号を受けて、RAM28の精算カウンタの値をカウントアップする。
【0032】
図6は、前記制御装置25による制御の手順を示すもので、図中、「ST」はステップを意味する。この制御手順に従って、走行車3の動作を説明する。
まず、CPU26は、ステップ1で始動操作スイッチ6の押操作に待機している。始動操作スイッチ6が押操作されると、スッテプ1の判定が「YES」となって、ステップ2で駆動機構30を始動させ、これにより走行車3は軌条2に沿って走行を開始する。
【0033】
続いてCPU26は、ステップ3で停止操作スイッチ7の押操作に、ステップ6で精算作業の開始に、それぞれ待機している。
停止操作スイッチ7が押操作されずに精算作業が開始された場合、すなわち、走行車3のホッパ13にパチンコ玉が投入されて、パチンコ玉検出部14でパチンコ玉の通過が検出された場合は、ステップ6の判定が「YES」となり、CPU26は駆動機構30を停止させることにより、走行車3を停止させ、ステップ11に移って、精算作業の完了に待機する。
【0034】
停止操作スイッチ7が押操作された場合は、ステップ3の判定が「YES」となり、駆動機構30の停止により走行車3を停止させ(ステップ4)、第1タイマ31をスタートさせた後(ステップ5)、ステップ8で精算作業の開始に、ステップ10で第1タイマ31のタイムアップに、それぞれ待機する。
【0035】
ホッパ13にパチンコ玉が投入されて、パチンコ玉検出部14でパチンコ玉の通過が検出されると、ステップ8が「YES」となり、CPU26はステップ9で第1タイマ31を停止させ、ステップ11で精算作業の完了に待機する。
またホッパ13にパチンコ玉が投入されず、第1タイマ31がタイムアップになると、ステップ10が「YES」となり、ステップ2に移って、CPU26は、駆動機構30を始動させて、走行車3を走行させる。
【0036】
CPU26が、ステップ11で、精算作業が完了したと判定すると、第2タイマ32をスタートさせた後(ステップ12)、ステップ13で第2タイマ32のタイムアップに、ステップ14で始動操作スイッチ6の押操作に、それぞれ待機する。
【0037】
始動操作スイッチ6が押操作されないまま、第2タイマ32がタイムアップになると、ステップ13の判定が「YES」となり、CPU26は、ステップ2に戻って、駆動機構30を始動させて、走行車3を走行させる。
また、第2タイマ32がタイムアップする前に始動操作スイッチ6が押操作されると、ステップ14の判定が「YES」となり、ステップ15で第2タイマ32を停止させた後、ステップ2に戻って、駆動機構30の始動により走行車3を走行させる。
【0038】
なお上記実施例は、走行車3にパチンコ玉の精算機能を搭載しているが、これに限らず、走行車3に両替機,物品の自動販売機能などを搭載させることも可能である。
【0039】
図7は、遊技場システムの他の実施例を示すもので、同一の軌条2に沿って、精算作業を実行するための走行車3aの他に、おしぼり提供サービスや飲料提供サービスを行うための走行車3b,3cを走行させている。
図8は、おしぼり36を収納する収納部37を有するおしぼり提供サービス用の走行車3bを示すもので、軌条沿いの遊戯者は、走行車3bが近くを通過するとき、停止操作スイッチ7を操作して走行車3bを停止させ、おしぼり36を受け取った後、始動操作スイッチ6を操作して走行車3bを再び走行させる。なお、飲料提供サービス用の走行車3cも、おしぼり提供サービス用の走行車3bと同様の構成のものであり、ここでは図示および説明を省略する。
【0040】
各走行車3a,3b,3cは、回収したパチンコ玉で貯蔵タンクが満杯になったり、提供すべきおしぼりやジュースがなくなったとき、自動的にステーション4に帰着するようになっている。
この場合、精算作業を行う走行車3aについては、貯蔵タンク16の底面に開口部を設けて開閉可能な扉を配置し、走行車3aがステーション4に帰着したとき、前記扉が開いて、貯蔵タンク16内のパチンコ玉が開口部よりステーション4に設けられた玉排出口に自動的に排出されるようにすると、一層便利である。
【0041】
なお、走行車3a,3b,3cの前面に、障害物を検知するセンサを配備しておけば、走行車3a,3b,3cの前方に、他の走行車や遊戯者がいる場合、自動的に走行を停止させることができる。また、走行車3a,3b,3cに、遊戯場内の各種情報を表示する表示器を設けたり、パチンコ玉回収容器を積載したりすれば、客サービスを一層向上できる。
【0042】
【発明の効果】
この発明は上記の如く、遊戯場内の島に沿って床面に敷設された軌条に沿って走行車を走行させ、前記走行車には、走行車上の外部から見える位置であって、軌条沿いから外部操作が可能な位置に、始動操作スイッチおよび停止操作スイッチを配置すると共に、遊戯者の要求に応動して決められた作業を実行する作業機構を搭載したから、軌条沿いの遊戯者は、遊戯機のある場所から移動せずに、必要に応じて走行車を停止させて要求に応じた作業を実行させることができ、遊戯者に対するサービスが飛躍的に向上する。
さらに、監視手段により作業の開始が検知されたとき、制御装置は駆動機構の駆動を停止させるから、停止操作スイッチの操作を経ないで、遊戯者からの要求に応じた作業が開始されても、走行車が自動的に停止するため、作業の安全性が確保される。
【0043】
請求項2の遊戯場システムでは、前記走行車に遊戯媒体を精算する精算機を搭載して、精算結果を出力機構により出力させるから、遊戯者は、精算するために遊戯媒体を運搬する必要がなく、遊戯者の負担が大幅に軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遊戯システムの構成を示す説明図である。
【図2】走行車の外観を示す斜視図である。
【図3】走行車の一部を破断した斜視図である。
【図4】パチンコ玉検出部の構造を示す一部を破断した拡大斜視図である。
【図5】走行車の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】遊戯場システムの他の実施例を示す説明図である。
【図8】走行車の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a〜1e 島
2 軌条
3a〜3c 走行車
6 始動操作スイッチ
7 停止操作スイッチ
25 制御装置
30 駆動機構
Claims (2)
- 複数台の遊戯機が整列配置された遊戯場内の島に沿って床面上に敷設された軌条と、この軌条に沿って走行させる走行車とから成り、
前記走行車には、走行のための駆動機構と、遊戯者の要求に応動して決められた作業を実行する手段と前記作業の開始を監視する監視手段とを備えた作業機構と、前記駆動機構に対して始動を指示するための始動操作スイッチと、前記駆動機構に対して駆動停止を指示するための停止操作スイッチと、前記停止操作スイッチの操作により前記駆動機構が駆動を停止した後の経過時間を測定するための第1のタイマと、前記駆動機構が駆動を停止しかつ前記作業機構の作業が完了した後の経過時間を測定するための第2のタイマと、前記駆動機構の駆動および駆動の停止を制御する制御装置とが搭載されるとともに、前記始動操作スイッチおよび停止操作スイッチは、走行車上の外部から見える位置であって、軌条沿いから外部操作が可能な位置に配置されており、
前記制御装置は、前記始動スイッチからの指示があったとき、または作業機構の作業が開始しないまま第1のタイマがタイムアップしたとき、または始動スイッチが操作されないまま第2のタイマがタイムアップしたとき、前記駆動機構を駆動させ、前記停止操作スイッチからの指示があったとき、または停止操作スイッチが操作されずに前記監視手段が作業の開始を検知したとき、前記駆動機構の駆動を停止させるようにした遊戯場システム。 - 前記遊戯機は、遊戯媒体が用いられる遊戯機であり、前記作業機構は、遊戯媒体を精算する精算機であって、
前記精算機は、遊戯媒体の投入を受け付けるホッパと、ホッパに投入された遊戯媒体を計数する計数機構と、計数された遊戯媒体を回収して貯蔵する貯蔵機構と、前記計数機構による計数結果を印字して出力する印字機構とを備えている請求項1に記載された遊戯場システム。
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