JPH09223729A - 静電チャック - Google Patents
静電チャックInfo
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- JPH09223729A JPH09223729A JP3060496A JP3060496A JPH09223729A JP H09223729 A JPH09223729 A JP H09223729A JP 3060496 A JP3060496 A JP 3060496A JP 3060496 A JP3060496 A JP 3060496A JP H09223729 A JPH09223729 A JP H09223729A
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- adsorption electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】双極型の静電チャック10をプラズマ雰囲気で
用いた場合のウェハ20の吸着力を均一にする。 【解決手段】ウェハ20の載置面11aを有する基体1
1の内部に対になった二種類の吸着電極を備えた双極型
の静電チャックであって、上記二種類の吸着電極間の境
界線の長さの合計を基体11の直径の2倍より大きくす
るとともに、上記二種類の吸着電極を円周方向にほぼ均
一に配置する。
用いた場合のウェハ20の吸着力を均一にする。 【解決手段】ウェハ20の載置面11aを有する基体1
1の内部に対になった二種類の吸着電極を備えた双極型
の静電チャックであって、上記二種類の吸着電極間の境
界線の長さの合計を基体11の直径の2倍より大きくす
るとともに、上記二種類の吸着電極を円周方向にほぼ均
一に配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体や液晶の製
造装置において、半導体ウェハや液晶用ガラス等のウェ
ハを保持・搬送するために使用する静電チャックに関す
る。
造装置において、半導体ウェハや液晶用ガラス等のウェ
ハを保持・搬送するために使用する静電チャックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程で、半導体ウェハに成膜
を施すCVD装置やそのウェハに微細加工処理を施すド
ライエッチング装置において、半導体ウェハの保持部材
として静電チャックが用いられている。
を施すCVD装置やそのウェハに微細加工処理を施すド
ライエッチング装置において、半導体ウェハの保持部材
として静電チャックが用いられている。
【0003】この静電チャックには、単極型と双極型の
二種類があり、単極型では静電チャック側の吸着電極と
ウェハとの間に電圧を印加するのに対し、双極型では静
電チャックに複数の吸着電極を備え、これらの電極間に
電圧を印加するようになっている。
二種類があり、単極型では静電チャック側の吸着電極と
ウェハとの間に電圧を印加するのに対し、双極型では静
電チャックに複数の吸着電極を備え、これらの電極間に
電圧を印加するようになっている。
【0004】例えば、双極型の静電チャックの構造を図
4に示すように、絶縁性の基体31の内部に半円形の第
1吸着電極32及び第2吸着電極33を埋設し、両電極
間に直流電圧を印加するための電源38及びスイッチ3
9を備えている。そして、両電極間に通電すれば、誘電
分極によって吸着面31aの第1吸着電極32部分は正
に、第2吸着電極33部分は負にそれぞれ帯電される。
この吸着面31aにシリコン等のウェハ20を載置する
と、吸着面31aの帯電状態と逆にウェハ20が誘電分
極し、吸着面31aと吸着するようになっている。
4に示すように、絶縁性の基体31の内部に半円形の第
1吸着電極32及び第2吸着電極33を埋設し、両電極
間に直流電圧を印加するための電源38及びスイッチ3
9を備えている。そして、両電極間に通電すれば、誘電
分極によって吸着面31aの第1吸着電極32部分は正
に、第2吸着電極33部分は負にそれぞれ帯電される。
この吸着面31aにシリコン等のウェハ20を載置する
と、吸着面31aの帯電状態と逆にウェハ20が誘電分
極し、吸着面31aと吸着するようになっている。
【0005】このような双極型の静電チャックは、単極
型のようにウェハ20に通電する必要がないため、ウェ
ハ20への悪影響を防止できるものである。
型のようにウェハ20に通電する必要がないため、ウェ
ハ20への悪影響を防止できるものである。
【0006】また、近年、半導体素子の集積度の向上に
伴い、静電チャックに要求される精度も高度化してきた
め、セラミックス製静電チャックが利用されるようにな
っている。
伴い、静電チャックに要求される精度も高度化してきた
め、セラミックス製静電チャックが利用されるようにな
っている。
【0007】例えば上記基体31の材質として、アルミ
ナにチタンを添加して還元性雰囲気で焼成したもの(特
開昭62−264638号公報参照)、チタン酸バリウ
ム等の強誘電体材料で形成したもの(特開平2−339
325号公報参照)等がある。
ナにチタンを添加して還元性雰囲気で焼成したもの(特
開昭62−264638号公報参照)、チタン酸バリウ
ム等の強誘電体材料で形成したもの(特開平2−339
325号公報参照)等がある。
【0008】あるいは蒸着やドライエッチングを行う半
導体の製造工程においては、ハロゲン系プラズマを使用
することが多いため、耐プラズマ性に優れた窒化アルミ
ニウム質セラミックスで基体31を形成することも提案
されている(特開平6−151332号公報参照)。
導体の製造工程においては、ハロゲン系プラズマを使用
することが多いため、耐プラズマ性に優れた窒化アルミ
ニウム質セラミックスで基体31を形成することも提案
されている(特開平6−151332号公報参照)。
【0009】また、このようなプラズマを利用した半導
体製造プロセスにおいては、ウェハを載置するステージ
にさまざまな機能が求められている。例えば、ウェハの
温度を一定に保つための温度制御機能やプラズマ発生用
電極を内蔵させたものがあった。
体製造プロセスにおいては、ウェハを載置するステージ
にさまざまな機能が求められている。例えば、ウェハの
温度を一定に保つための温度制御機能やプラズマ発生用
電極を内蔵させたものがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラズマを
用いる工程で、図4のような双極型の静電チャックを用
いると、ウェハを均一に吸着することができないという
問題があった。
用いる工程で、図4のような双極型の静電チャックを用
いると、ウェハを均一に吸着することができないという
問題があった。
【0011】これは、図5に示すようにプラズマを発生
させると、プラズマとウェハ20との間にセルフバイア
スと呼ばれる電位差が発生し、ウェハ20自体が例えば
正の電荷を帯びてしまうためである。これにより、正電
圧の印加された第1吸着電極32上では吸着力が減少
し、一方負電圧の印加された第2吸着電極33上では吸
着力が増加することになるため、中央の境界部36で吸
着力の不均一が発生するのである。
させると、プラズマとウェハ20との間にセルフバイア
スと呼ばれる電位差が発生し、ウェハ20自体が例えば
正の電荷を帯びてしまうためである。これにより、正電
圧の印加された第1吸着電極32上では吸着力が減少
し、一方負電圧の印加された第2吸着電極33上では吸
着力が増加することになるため、中央の境界部36で吸
着力の不均一が発生するのである。
【0012】そして、吸着力が不均一であると、静電チ
ャック30とウェハ20の間での熱伝達率が不均一にな
るため、ウェハ20の温度分布に差が生じて、半導体製
造工程において例えば成膜時の膜厚が不均一になるなど
の不都合があった。
ャック30とウェハ20の間での熱伝達率が不均一にな
るため、ウェハ20の温度分布に差が生じて、半導体製
造工程において例えば成膜時の膜厚が不均一になるなど
の不都合があった。
【0013】また、特公平1−52899号公報によれ
ば、図6(a)に示すように電極を4つに分割し、点対
象な位置に第1吸着電極32と第2吸着電極33を備え
たものや、図6(b)に示すように第1吸着電極32と
第2吸着電極33を互いに入り組んだ櫛歯形状としたも
のが示されている。
ば、図6(a)に示すように電極を4つに分割し、点対
象な位置に第1吸着電極32と第2吸着電極33を備え
たものや、図6(b)に示すように第1吸着電極32と
第2吸着電極33を互いに入り組んだ櫛歯形状としたも
のが示されている。
【0014】しかし、このような形状の第1吸着電極3
2と第2吸着電極33を備えた静電チャックでも上述し
た吸着力の不均一を解消することはできなかった。
2と第2吸着電極33を備えた静電チャックでも上述し
た吸着力の不均一を解消することはできなかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、双極型
の静電チャックにおいて、対になった吸着電極間の境界
線の長さの合計を基体の直径の2倍より大きくするとと
もに、対になった吸着電極を円周方向にほぼ均一に配置
したことを特徴とする。
の静電チャックにおいて、対になった吸着電極間の境界
線の長さの合計を基体の直径の2倍より大きくするとと
もに、対になった吸着電極を円周方向にほぼ均一に配置
したことを特徴とする。
【0016】即ち、本発明ではプラズマ雰囲気中で用い
た場合の吸着力の不均一を解消するためには、ウェハの
載置面を平面視したときに、対になった二種類の吸着電
極が均一に分布するようになっていれば良いことから、
以下の2点に着目した。
た場合の吸着力の不均一を解消するためには、ウェハの
載置面を平面視したときに、対になった二種類の吸着電
極が均一に分布するようになっていれば良いことから、
以下の2点に着目した。
【0017】第1に、対になった二種類の吸着電極の境
界線を長くすれば良いことを見出した。
界線を長くすれば良いことを見出した。
【0018】ここで、境界線とは、二種類の電極の境界
部分において両者の中央に引いた仮想線のことを言い、
本発明ではこの境界線の長さの合計が基体の直径の2倍
を超えるようにすれば良い。
部分において両者の中央に引いた仮想線のことを言い、
本発明ではこの境界線の長さの合計が基体の直径の2倍
を超えるようにすれば良い。
【0019】このように境界線の長さの合計を長くする
ためには、二種類の電極をそれぞれ複数に分割して互い
違いに備えた形状とするか、あるいは互いに入り組んだ
形状とすれば良く、いずれの場合も、二種類の電極が均
一に分布することになる。
ためには、二種類の電極をそれぞれ複数に分割して互い
違いに備えた形状とするか、あるいは互いに入り組んだ
形状とすれば良く、いずれの場合も、二種類の電極が均
一に分布することになる。
【0020】第2に、対になった二種類の電極を円周方
向にほぼ均一に配置すれば良いことを見出した。
向にほぼ均一に配置すれば良いことを見出した。
【0021】ここで、円周方向にほぼ均一に配置すると
は、二種類の電極のそれぞれが、円周方向に見たときに
ある一定部分に偏って存在していないことを言い、その
ため、円形のウェハを均一に吸着することができるので
ある。
は、二種類の電極のそれぞれが、円周方向に見たときに
ある一定部分に偏って存在していないことを言い、その
ため、円形のウェハを均一に吸着することができるので
ある。
【0022】具体的には、以下の条件を満たすことが望
ましい。まず、基体を平面視し、中心を通り互いに直交
するようなある2本の直線で4つの領域に分割する。そ
して、各領域における二種類の電極の面積の差が、当該
領域の面積に対して10%以下となるようにすれば良
い。
ましい。まず、基体を平面視し、中心を通り互いに直交
するようなある2本の直線で4つの領域に分割する。そ
して、各領域における二種類の電極の面積の差が、当該
領域の面積に対して10%以下となるようにすれば良
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の静電チャックの実施
形態を図によって説明する。
形態を図によって説明する。
【0024】図1に示す静電チャック10は、セラミッ
クス等の絶縁体からなる円板状の基体11に備えた吸着
面11a近傍の内部に、それぞれ複数に分割した第1吸
着電極12、第2吸着電極13を備えている。各第1吸
着電極12は全てビアホール12aで給電電極14に接
続し、給電端子14aによって外部に導出される。また
各第2吸着電極13は全てビアホール13aで給電電極
15に接続し、給電端子15aによって外部に導出され
ている。
クス等の絶縁体からなる円板状の基体11に備えた吸着
面11a近傍の内部に、それぞれ複数に分割した第1吸
着電極12、第2吸着電極13を備えている。各第1吸
着電極12は全てビアホール12aで給電電極14に接
続し、給電端子14aによって外部に導出される。また
各第2吸着電極13は全てビアホール13aで給電電極
15に接続し、給電端子15aによって外部に導出され
ている。
【0025】そして、この給電端子14a、15a間に
直流電圧を印加するための電源18及びスイッチ19が
備えられている。この電源18より第1吸着電極12と
第2吸着電極13の間に電圧を印加することによって、
双極型の静電チャックとして作用し、吸着面11aにウ
ェハ20を吸着することができる。
直流電圧を印加するための電源18及びスイッチ19が
備えられている。この電源18より第1吸着電極12と
第2吸着電極13の間に電圧を印加することによって、
双極型の静電チャックとして作用し、吸着面11aにウ
ェハ20を吸着することができる。
【0026】なお、図2(a)に第1吸着電極12と第
2吸着電極13の平面形状を示すように、各第1吸着電
極12、第2吸着電極13は格子状で互い違いに並び、
縦横に境界部16を有している。そのため、各第1吸着
電極12、第2吸着電極13が均一に分布することにな
り、プラズマ雰囲気中で使用しても、ウェハ20の吸着
力を均一とできる。
2吸着電極13の平面形状を示すように、各第1吸着電
極12、第2吸着電極13は格子状で互い違いに並び、
縦横に境界部16を有している。そのため、各第1吸着
電極12、第2吸着電極13が均一に分布することにな
り、プラズマ雰囲気中で使用しても、ウェハ20の吸着
力を均一とできる。
【0027】ここで、本発明では、各第1吸着電極1
2、第2吸着電極13の均一分布の度合いを表す尺度と
して、これら二種類の電極間の境界線の長さを用い、こ
の境界線の長さの合計を基体の直径の2倍より大きくし
た。
2、第2吸着電極13の均一分布の度合いを表す尺度と
して、これら二種類の電極間の境界線の長さを用い、こ
の境界線の長さの合計を基体の直径の2倍より大きくし
た。
【0028】境界線とは、二種類の電極の境界部におい
て、両電極間の中央となる部分に引いた仮想線のことで
あり、境界線の長さとはこれらの仮想線の合計長さのこ
とである。例えば、図4(b)に示す従来の静電チャッ
ク30では、境界線37は第1吸着電極32と第2吸着
電極33の間に1本だけ引かれ、その長さLは基体31
の直径Dの1倍にしかならない。
て、両電極間の中央となる部分に引いた仮想線のことで
あり、境界線の長さとはこれらの仮想線の合計長さのこ
とである。例えば、図4(b)に示す従来の静電チャッ
ク30では、境界線37は第1吸着電極32と第2吸着
電極33の間に1本だけ引かれ、その長さLは基体31
の直径Dの1倍にしかならない。
【0029】これに対し、図2(a)に示した本発明実
施例では、境界線17は全ての格子状の境界部16に存
在することになり、これらの長さの合計が境界線17の
長さLとなる。実際に図2(a)の形状の場合では、境
界線の長さLは基体11の直径Dの約10倍となり、従
来例にくらべ格段に長くできることがわかる。
施例では、境界線17は全ての格子状の境界部16に存
在することになり、これらの長さの合計が境界線17の
長さLとなる。実際に図2(a)の形状の場合では、境
界線の長さLは基体11の直径Dの約10倍となり、従
来例にくらべ格段に長くできることがわかる。
【0030】このように、境界線17の長さLを基体1
1の直径Dの2倍より大きくすることによって、第1吸
着電極12と第2吸着電極13が均一に配置されること
になる。
1の直径Dの2倍より大きくすることによって、第1吸
着電極12と第2吸着電極13が均一に配置されること
になる。
【0031】また、図2(a)に示すように第1吸着電
極12と第2吸着電極13を複数に分割したことによっ
て、各電極が基体11の円周方向に均一に配置するよう
にしてある。
極12と第2吸着電極13を複数に分割したことによっ
て、各電極が基体11の円周方向に均一に配置するよう
にしてある。
【0032】ここで、円周方向に均一に配置するとは、
第1吸着電極12と第2吸着電極13のそれぞれが、円
周方向においてある部分に偏ることなくほぼ均一に配置
していることを言い、そのため円形のウェハ20を均一
に吸着することができる。
第1吸着電極12と第2吸着電極13のそれぞれが、円
周方向においてある部分に偏ることなくほぼ均一に配置
していることを言い、そのため円形のウェハ20を均一
に吸着することができる。
【0033】具体的には、以下の条件を満足することが
好ましい。まず、図2(a)に示すように、基体11の
中心を通り互いに直交するようなある2本の直線21、
22で4つの領域に分割する。そして、各領域における
第1吸着電極12と第2吸着電極13の面積の差を求め
る。この面積差が、当該領域の面積(載置面11aの面
積の4分の1)に対して10%以下となるようにすれば
良い。
好ましい。まず、図2(a)に示すように、基体11の
中心を通り互いに直交するようなある2本の直線21、
22で4つの領域に分割する。そして、各領域における
第1吸着電極12と第2吸着電極13の面積の差を求め
る。この面積差が、当該領域の面積(載置面11aの面
積の4分の1)に対して10%以下となるようにすれば
良い。
【0034】このように、円周方向に4つの領域に分割
し、それぞれの領域において第1吸着電極12と第2吸
着電極13の面積がほぼ等しくなるようにしておけば良
いのである。
し、それぞれの領域において第1吸着電極12と第2吸
着電極13の面積がほぼ等しくなるようにしておけば良
いのである。
【0035】ちなみに、図6(b)に示すような従来の
櫛歯状の電極を備えた静電チャック30では、第1吸着
電極32と第2吸着電極33がそれぞれある一定方向に
偏って存在するため、円周方向にほぼ均一となっておら
ず、上述したように円周方向に4つの領域に分割したと
きに、各領域における第1吸着電極32と第2吸着電極
33の面積差が10%以下とならない。
櫛歯状の電極を備えた静電チャック30では、第1吸着
電極32と第2吸着電極33がそれぞれある一定方向に
偏って存在するため、円周方向にほぼ均一となっておら
ず、上述したように円周方向に4つの領域に分割したと
きに、各領域における第1吸着電極32と第2吸着電極
33の面積差が10%以下とならない。
【0036】次に本発明の他の実施形態を説明する。
【0037】図2(b)に示すものは、第1吸着電極1
2、第2吸着電極13をそれぞれ複数に分割し、同心円
状に互い違いに形成してある。この場合、境界線17は
円形に存在することになり、図2(b)の場合では境界
線17の長さLは直径Dの約6倍となる。
2、第2吸着電極13をそれぞれ複数に分割し、同心円
状に互い違いに形成してある。この場合、境界線17は
円形に存在することになり、図2(b)の場合では境界
線17の長さLは直径Dの約6倍となる。
【0038】また、この例でも、第1吸着電極12、第
2吸着電極13は円周方向にほぼ均一に配置しており、
上述したように4つの領域に分割したときの各領域にお
ける第1吸着電極12、第2吸着電極13の面積差を当
該領域の面積の10%以下とすることができる。
2吸着電極13は円周方向にほぼ均一に配置しており、
上述したように4つの領域に分割したときの各領域にお
ける第1吸着電極12、第2吸着電極13の面積差を当
該領域の面積の10%以下とすることができる。
【0039】さらに、図2(c)に示すように、電極を
扇型に8分割した形状とし、互い違いに第1吸着電極1
2、第2吸着電極13とすることもできる。この場合、
境界線17の長さLは直径Dの4倍となり、また、円周
方向にほぼ均一に配置した状態となる。
扇型に8分割した形状とし、互い違いに第1吸着電極1
2、第2吸着電極13とすることもできる。この場合、
境界線17の長さLは直径Dの4倍となり、また、円周
方向にほぼ均一に配置した状態となる。
【0040】また、以上の図2(a)〜(c)の例では
第1吸着電極12、第2吸着電極13をそれぞれ複数に
分割したが、必ずしも分割する必要はない。
第1吸着電極12、第2吸着電極13をそれぞれ複数に
分割したが、必ずしも分割する必要はない。
【0041】例えば、図3(a)に示すように第1吸着
電極12と第2吸着電極13をそれぞれ一体とし、互い
に入り組んだ形状としたり、あるいは第図3(b)に示
すように第1吸着電極12と第2吸着電極13をそれぞ
れ螺旋状に形成することもできる。これらの場合も境界
線の長さLは直径の2倍以上とし、かつ上述したように
第1吸着電極12と第2吸着電極13を円周方向にほぼ
均一に配置させれば良い。
電極12と第2吸着電極13をそれぞれ一体とし、互い
に入り組んだ形状としたり、あるいは第図3(b)に示
すように第1吸着電極12と第2吸着電極13をそれぞ
れ螺旋状に形成することもできる。これらの場合も境界
線の長さLは直径の2倍以上とし、かつ上述したように
第1吸着電極12と第2吸着電極13を円周方向にほぼ
均一に配置させれば良い。
【0042】なお、図3に示すように第1吸着電極12
と第2吸着電極13をそれぞれ一体とすれば、図1に示
すような給電電極14、15を備える必要がなく、静電
チャック10の構造を簡略化することができる。
と第2吸着電極13をそれぞれ一体とすれば、図1に示
すような給電電極14、15を備える必要がなく、静電
チャック10の構造を簡略化することができる。
【0043】また、上記図2〜図3の例において、境界
部16の幅tは小さいほど効率良く吸着することができ
るが、製造上の点から0.5mm以上とすることが好ま
しい。さらに、第1吸着電極12と第2吸着電極13は
ウェハ20よりもやや広い範囲に形成すれば、ウェハ2
0の吸着を均一にすることができる。
部16の幅tは小さいほど効率良く吸着することができ
るが、製造上の点から0.5mm以上とすることが好ま
しい。さらに、第1吸着電極12と第2吸着電極13は
ウェハ20よりもやや広い範囲に形成すれば、ウェハ2
0の吸着を均一にすることができる。
【0044】また、載置面11aにおける残留吸着力対
策として、吸着電極の無い部分は段差を設けてウェハ2
0と接触しないようにしておくこともできる。さらに、
図示していないが上記載置面11aには溝等を形成し、
該溝中にHeガス等を流すことによって、基体11とウ
ェハ20間の熱伝達を高めることができる。
策として、吸着電極の無い部分は段差を設けてウェハ2
0と接触しないようにしておくこともできる。さらに、
図示していないが上記載置面11aには溝等を形成し、
該溝中にHeガス等を流すことによって、基体11とウ
ェハ20間の熱伝達を高めることができる。
【0045】以上の例において、基体11は絶縁材であ
れば良いが、好ましくはAl2 O3,AlN,Zr
O2 ,SiC,Si3 N4 等の一種以上を主成分とする
セラミックスを用いる。これらの中でも特に耐プラズマ
性の点から、99重量%以上のAl2 O3 を主成分とし
SiO2 ,MgO,CaO等の焼結助剤を含有するアル
ミナセラミックスや、AlNを主成分とし周期律表2a
族元素酸化物や3a族元素酸化物を0.5〜20重量%
の範囲で含有する窒化アルミニウム質セラミックス、あ
るいは99重量%以上のAlNを主成分とする高純度窒
化アルミニウム質セラミックスのいずれかが好適であ
る。
れば良いが、好ましくはAl2 O3,AlN,Zr
O2 ,SiC,Si3 N4 等の一種以上を主成分とする
セラミックスを用いる。これらの中でも特に耐プラズマ
性の点から、99重量%以上のAl2 O3 を主成分とし
SiO2 ,MgO,CaO等の焼結助剤を含有するアル
ミナセラミックスや、AlNを主成分とし周期律表2a
族元素酸化物や3a族元素酸化物を0.5〜20重量%
の範囲で含有する窒化アルミニウム質セラミックス、あ
るいは99重量%以上のAlNを主成分とする高純度窒
化アルミニウム質セラミックスのいずれかが好適であ
る。
【0046】また、第1吸着電極12、第2吸着電極1
3の材質としては、タングステン(W)等を用いる。
3の材質としては、タングステン(W)等を用いる。
【0047】さらに、図示していないが基体11中に
は、発熱抵抗体やプラズマ発生用電極を埋設することも
できる。あるいは、上記吸着電極とプラズマ発生用電極
を兼用させることもできる。
は、発熱抵抗体やプラズマ発生用電極を埋設することも
できる。あるいは、上記吸着電極とプラズマ発生用電極
を兼用させることもできる。
【0048】また、本発明の静電チャック10を製造す
る場合は、上記セラミック原料をグリーンシートとし、
各シートに各電極やビアホールを形成して、積層し一体
焼成することによって得ることができる。
る場合は、上記セラミック原料をグリーンシートとし、
各シートに各電極やビアホールを形成して、積層し一体
焼成することによって得ることができる。
【0049】あるいは、載置面11a部分のみを薄膜法
によって形成することもできる。この場合は、給電電極
14、15とビアホール12a、13aのみを備えた基
体11を上述したグリーンシート積層法で作製し、上面
に露出させたビアホール12a、13aに導通するよう
に第1吸着電極12、第2吸着電極13を形成する。こ
れは、金属箔のロウ付け、CVD法等による金属膜、導
電ペーストを印刷して焼き付け等の方法で形成する。そ
の後、第1吸着電極12、第2吸着電極13を覆うよう
にCVD法等でセラミックスコーティングして載置面1
1aを形成すれば良い。
によって形成することもできる。この場合は、給電電極
14、15とビアホール12a、13aのみを備えた基
体11を上述したグリーンシート積層法で作製し、上面
に露出させたビアホール12a、13aに導通するよう
に第1吸着電極12、第2吸着電極13を形成する。こ
れは、金属箔のロウ付け、CVD法等による金属膜、導
電ペーストを印刷して焼き付け等の方法で形成する。そ
の後、第1吸着電極12、第2吸着電極13を覆うよう
にCVD法等でセラミックスコーティングして載置面1
1aを形成すれば良い。
【0050】
【実施例】本発明実施例として、図1及び図2(a)に
示す格子状の電極を備えた6インチ用の静電チャック1
0を作製した。基体11は高純度窒化アルミニウム質セ
ラミックスで形成し、第1吸着電極12と第2吸着電極
13の境界線17の長さLは直径Dの10倍とした。ま
た、2本の直線21、22で分割した4つの領域におけ
る第1吸着電極12と第2吸着電極13の面積の差は、
当該領域の面積に対して3%となるようにした。
示す格子状の電極を備えた6インチ用の静電チャック1
0を作製した。基体11は高純度窒化アルミニウム質セ
ラミックスで形成し、第1吸着電極12と第2吸着電極
13の境界線17の長さLは直径Dの10倍とした。ま
た、2本の直線21、22で分割した4つの領域におけ
る第1吸着電極12と第2吸着電極13の面積の差は、
当該領域の面積に対して3%となるようにした。
【0051】一方比較例として、図4(b)に示すよう
に第1吸着電極32と第2吸着電極33を半円形とした
もの、図6(b)に示すように第1吸着電極32と第2
吸着電極33を櫛歯状としたものをそれぞれ用意した。
に第1吸着電極32と第2吸着電極33を半円形とした
もの、図6(b)に示すように第1吸着電極32と第2
吸着電極33を櫛歯状としたものをそれぞれ用意した。
【0052】それぞれの静電チャックを用いて、プラズ
マCVD装置中で1000Vの電圧を印加してウェハ2
0を吸着し、また2000Wの高周波出力でプラズマを
発生させて、1分間のプロセス処理を行い、ウェハ20
上にSiO2 の膜を4000Å形成した。
マCVD装置中で1000Vの電圧を印加してウェハ2
0を吸着し、また2000Wの高周波出力でプラズマを
発生させて、1分間のプロセス処理を行い、ウェハ20
上にSiO2 の膜を4000Å形成した。
【0053】処理後、得られたウェハ20上での膜厚の
分布を測定したところ、表1に示す通りであった。この
ように、従来の半円形の電極を備えた静電チャックを用
いた場合は、二種類の電極の境界線の長さが短く、かつ
それぞれの電極が円周方向に均一に分布していないた
め、ウェハ20を均一に吸着できず、その結果、ウェハ
20に形成するSiO2 の膜厚が所定の値に対して30
〜40%の範囲でばらついていた。また、従来の櫛歯状
の電極を備えた静電チャックを用いた場合でも、それぞ
れの電極が円周方向に均一に配置していないため、15
〜25%のバラツキがあった。
分布を測定したところ、表1に示す通りであった。この
ように、従来の半円形の電極を備えた静電チャックを用
いた場合は、二種類の電極の境界線の長さが短く、かつ
それぞれの電極が円周方向に均一に分布していないた
め、ウェハ20を均一に吸着できず、その結果、ウェハ
20に形成するSiO2 の膜厚が所定の値に対して30
〜40%の範囲でばらついていた。また、従来の櫛歯状
の電極を備えた静電チャックを用いた場合でも、それぞ
れの電極が円周方向に均一に配置していないため、15
〜25%のバラツキがあった。
【0054】これらに対し、本発明実施例の静電チャッ
クを用いれば、ウェハ20を均一に吸着できることか
ら、膜厚のバラツキの範囲を5〜10%と小さくできる
ことがわかった。
クを用いれば、ウェハ20を均一に吸着できることか
ら、膜厚のバラツキの範囲を5〜10%と小さくできる
ことがわかった。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウェハの
載置面を有する基体の内部に対になった二種類の吸着電
極を備えた双極型の静電チャックであって、上記二種類
の吸着電極間の境界線の長さの合計を基体の直径の2倍
より大きくするとともに、上記二種類の吸着電極を円周
方向にほぼ均一に配置したことによって、プラズマ雰囲
気中で用いてもウェハを均一に吸着することができる。
そのため、ウェハと静電チャックとの熱伝達率を均一と
し、ウェハの温度分布差を小さくできるため、半導体製
造工程におけるウェハの加工性を均一とし、特性の優れ
た半導体装置を歩留り良く製造することができる。
載置面を有する基体の内部に対になった二種類の吸着電
極を備えた双極型の静電チャックであって、上記二種類
の吸着電極間の境界線の長さの合計を基体の直径の2倍
より大きくするとともに、上記二種類の吸着電極を円周
方向にほぼ均一に配置したことによって、プラズマ雰囲
気中で用いてもウェハを均一に吸着することができる。
そのため、ウェハと静電チャックとの熱伝達率を均一と
し、ウェハの温度分布差を小さくできるため、半導体製
造工程におけるウェハの加工性を均一とし、特性の優れ
た半導体装置を歩留り良く製造することができる。
【図1】本発明の静電チャックを示す概略断面図であ
る。
る。
【図2】(a)〜(c)は本発明の静電チャックの吸着
電極の形状を示す平面図である。
電極の形状を示す平面図である。
【図3】(a)(b)は本発明の静電チャックの吸着電
極の形状を示す平面図である。
極の形状を示す平面図である。
【図4】(a)は従来の静電チャックを示す概略断面
図、(b)は吸着電極の形状を示す平面図である。
図、(b)は吸着電極の形状を示す平面図である。
【図5】従来の静電チャックを示す概略断面図である。
【図6】(a)(b)は従来の静電チャックの吸着電極
の形状を示す平面図である。
の形状を示す平面図である。
10:静電チャック 11:基体 11a:載置面 12:第1吸着電極 13:第2吸着電極 14:給電電極 15:給電電極 16:境界部 17:境界線 18:電源 19:スイッチ 20:ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長崎 浩一 鹿児島県国分市山下町1番1号 京セラ株 式会社鹿児島国分工場内
Claims (1)
- 【請求項1】ウェハの載置面を有する基体の内部に対に
なった吸着電極を備えた双極型の静電チャックであっ
て、上記対になった吸着電極間の境界線の長さの合計を
基体の直径の2倍より大きくするとともに、上記対にな
った吸着電極を円周方向にほぼ均一に配置したことを特
徴とする静電チャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060496A JPH09223729A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 静電チャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060496A JPH09223729A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 静電チャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09223729A true JPH09223729A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12308483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3060496A Pending JPH09223729A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 静電チャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09223729A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000003904A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Ulvac Corp | 静電吸着装置及び真空処理装置 |
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- 1996-02-19 JP JP3060496A patent/JPH09223729A/ja active Pending
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