JPH09222467A - 磁気センサ - Google Patents
磁気センサInfo
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- JPH09222467A JPH09222467A JP8030902A JP3090296A JPH09222467A JP H09222467 A JPH09222467 A JP H09222467A JP 8030902 A JP8030902 A JP 8030902A JP 3090296 A JP3090296 A JP 3090296A JP H09222467 A JPH09222467 A JP H09222467A
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- case
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
提供する。 【解決手段】 磁気センサを構成するケ−スにおいて、
ケ−スの上面中央部に設けられた金属製のキャップの外
周部に緩衝部を設けた。この緩衝部により、射出成形し
たときの、ケ−スとキャップの熱膨脹係数の差による圧
縮応力が吸収されるのでキャップが変形しなくなる。し
たがって磁気センサを小形化できるため、磁電変換素子
を密に配置できる。
Description
して電気信号を出力する磁気センサに関する。
センサに、磁電変換素子が使用されている。
説明する。図4は磁気センサ20の断面図、図5は磁気
センサ20の平面図である。なお図5においては、磁電
変換素子および、磁電変換素子を収容するケ−スのみを
示し、図4は図5のA−A線における断面図である。
電変換素子1と、磁電変換素子1に磁場を印加するため
の磁石2とを有し、磁電変換素子1が磁石2に載置さ
れ、磁石2が保持手段として機能する樹脂からなるステ
ム3で保持され、ステム3が固定手段4によって、下面
が開口されたケ−ス6の開口内に接着用の樹脂8を介し
て固定され、ベ−ス7によりケ−ス6が密閉された構成
を有している。
構成されている。
一体成形されたキャップ5により構成されている。
相対する二辺が平行で、端部が半円形状に成形され、底
面には鍔部5bを有しており、ケ−ス6の上面中央部
に、キャップ上面5aがケ−ス6の上面と同一平面をな
すように配置されている。キャップ5は磁石2からの磁
力線をキャップ5外部に発散させるために、磁力線に干
渉しない非磁性体の金属であるタングステンあるいはス
テンレススチ−ルから形成されている。
−ト樹脂(以下PBT樹脂と示す)あるいはフェノ−ル
樹脂を、射出成形法を用いてキャップ5と一体に成形し
て形成されている。なお射出成形法による、成形温度は
150〜200℃に設定される。
は、キャップ5が一体に成形されたケ−ス6に、磁電変
換素子1と磁石2とが収容されて構成されている。この
ケ−ス6は、ケ−ス本体6aが、例えば上記したように
PBT樹脂からなり、例えば上記したように金属タング
ステンからなるキャップ5とともに、射出成形法による
いわゆるインサ−ト成形技術により形成されている。と
ころが金属タングステンの熱膨張係数が0.4×10-5
℃-1であり、それに対してPBT樹脂の熱膨脹係数が8
×10-5℃-1と大きい。そのため射出成形時にPBT樹
脂が冷却固化すると、ケ−ス本体6aの収縮量が大きい
のでキャップ5に圧縮応力が加わる。この圧縮応力によ
ってキャップ5の側部が変形しないように、またキャッ
プ上面5aに「しわ」が発生しないように、キャップ5
の端部が半円形状に成形されている。さらにはキャップ
5が変形して、ケ−ス6から抜け落ちることを防止する
ために、鍔部5bが形成されている。
有することから、従来の磁気センサ20の幅や長さが、
外部磁場の変化を検知する磁電変換素子1より非常に大
きくなる。
る場合には、磁電変換素子1どうしの間隔が大きくな
り、所定の長さあたりの情報量が減少するという問題が
あった。
れたものであり、キャップ上面の外周部に圧縮力を吸収
するための緩衝部を設けることにより、磁電変換素子の
寸法を一定にしたまま磁気センサの外形寸法を小さくす
るとともに、キャップが変形しない磁気センサを提供す
るものである。
は、磁電変換素子と、磁電変換素子を載置するとともに
磁電変換素子に磁場を印加するための磁石と、磁電変換
素子の載置された磁石を保持するための保持手段と、上
面にキャップが一体に成形されるとともに下面が開口さ
れたケ−スと、磁電変換素子の載置された磁石を保持手
段に固定するとともに、その保持手段をケ−スの開口内
に固定するための固定手段とを有する磁気センサにおい
て、前記キャップの上面の外周部に緩衝部を設けたこと
を特徴とする。
を、図1、2を用いて説明する。図1は本発明の磁気セ
ンサ10の断面図、図2は磁気センサ10の平面図であ
る。なお従来例と同一の部分については同一の符号を用
い、その説明を省略する。
変換素子1と、磁電変換素子1に磁場を印加するための
磁石2とを有し、磁電変換素子1が磁石2に載置され、
磁石2が保持手段として機能する樹脂からなるステム3
で保持され、ステム3が固定手段4によって、下面が開
口されたケ−ス6の開口内に接着用の樹脂8を介して固
定され、ベ−ス7によりケ−ス6が密閉された構成を有
している。
2からケ−ス6外部に発散させるために、非磁性体の金
属であるタングステンで形成されたキャップ9が一体成
形されている。
形が磁電変換素子1と略相似形であるキャップ上面9a
と、キャップ上面9aの外周部を周回するように形成さ
れた緩衝部9bと、キャップ上面に略垂直で一端が外周
部に接続する側部9cと、側部9cの他端であって外周
部と反対側に接続する鍔部9dとからなる。
谷部とからなる折り曲げ形状を有する。また緩衝部9b
は、プレス成形によって、キャップ上面9aや側面9c
と同じ材料で同時に形成されるが、その厚みは他の部分
であるキャップ上面9aや側面9cの厚みより薄く形成
されている。なお緩衝部9bの山部は、キャップ上面よ
りも低く形成されている。
分よりも薄いので、キャップ側面9cから加わる圧縮力
に対して容易に変形する。したがってキャップ側面9c
から緩衝部9bに圧縮力がはたらいても緩衝部9bが変
形してその圧縮力を吸収する。そのようにしてキャップ
上面9aが変形することが防止できる。具体的には、P
BT樹脂からなるケ−ス6が、射出成形法によりキャッ
プ9とともに一体成形されたとき、冷却時の圧縮力が緩
衝部9bに吸収され、キャップ上面9aが変形すること
を防止する。また変形しにくいために、変形が原因でケ
−ス6からキャップ9が抜けてしまうことを防止するた
めに設けられている鍔部9dの幅を小さくすることがで
き、ケ−ス6自体の小形化も図ることができる。
bは、ステム3が樹脂8により接着固定されることによ
り樹脂8により補強されるので、組み立てられた後にお
いては、キャップ9のキャップ上面9aと緩衝部9bと
が、ステム3に強固に一体化される。
−ス6は、キャップ上面9aの端部が従来例とは異な
り、直線に形成されるとともに、鍔部9dの幅が小さ
い。したがって上記キャップ9を有するケ−ス6を用い
ると磁気センサ10を小形化できる。そのために複数個
の磁気センサを用いてセンサを構成する場合に、磁電変
換素子1を密に配置することが可能になり、所定の長さ
あたりの情報量を増加できる。
あれば、図3(a)に示すように折れ曲り部分が少なく
てもよいし、図3(b)に示すように薄肉部だけから形
成されていてもよい。このような形状の緩衝部9bが形
成されたキャップを有するケ−スからなる磁気センサ
は、折れ曲り部分が磁気センサの表面から後退している
ので、磁気センサが組み立てられるときに緩衝部9bが
キャップ上面9aより突出することがなく、被検出物が
緩衝部9bに引っ掛からないという長所を有している。
るキャップが一体成形されたケ−スに、磁電変換素子と
磁石が収納された構成を有している。キャップの外周部
に形成された緩衝部が、ケ−スの射出成形時にケ−ス本
体とキャップとの熱膨脹係数の差による圧縮力を吸収す
るので、キャップ上面の変形を防止することができる。
さらに変形防止のための鍔部などを小さくできるので磁
気センサを小形化できる。
る。
る。
するキャップの断面図である。(a)はキャップの緩衝
部の第一例、(b)はキャップの緩衝部の第二例であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁電変換素子と、 磁電変換素子を載置するとともに磁電変換素子に磁場を
印加するための磁石と、 磁電変換素子の載置された磁石を保持するための保持手
段と、 上面にキャップが一体に成形されるとともに下面が開口
されたケ−スと、 磁電変換素子の載置された磁石を保持手段に固定すると
ともに、その保持手段をケ−スの開口内に固定するため
の固定手段とを有する磁気センサにおいて、 前記キャップの上面の外周部に緩衝部を設けたことを特
徴とする磁気センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03090296A JP3689961B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 磁気センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03090296A JP3689961B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 磁気センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09222467A true JPH09222467A (ja) | 1997-08-26 |
JP3689961B2 JP3689961B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=12316665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03090296A Expired - Fee Related JP3689961B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 磁気センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689961B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9155227B2 (en) | 2011-02-09 | 2015-10-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotary encoder |
JP2018017696A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | キヤノン電子株式会社 | 磁気識別装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53147660U (ja) * | 1977-04-26 | 1978-11-20 | ||
JPH0240555Y2 (ja) * | 1982-10-26 | 1990-10-29 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP03090296A patent/JP3689961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53147660U (ja) * | 1977-04-26 | 1978-11-20 | ||
JPH0240555Y2 (ja) * | 1982-10-26 | 1990-10-29 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9155227B2 (en) | 2011-02-09 | 2015-10-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotary encoder |
JP2018017696A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | キヤノン電子株式会社 | 磁気識別装置 |
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---|---|
JP3689961B2 (ja) | 2005-08-31 |
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