JPH06162758A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH06162758A
JPH06162758A JP30841992A JP30841992A JPH06162758A JP H06162758 A JPH06162758 A JP H06162758A JP 30841992 A JP30841992 A JP 30841992A JP 30841992 A JP30841992 A JP 30841992A JP H06162758 A JPH06162758 A JP H06162758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
magnetic disk
rubber member
base plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30841992A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Tabei
徳久 田部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
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Publication of JPH06162758A publication Critical patent/JPH06162758A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリント基板を密封容器のベースプレートに
固定するとき、ベースプレートから突出してプリント基
板およびゴム部材を貫通する支柱またはベースプレート
上に載置されプリント基板およびゴム部材を貫通するス
カート付きスリーブを介して固定ねじをベースプレート
に締付けるように構成する。 【効果】 温度変化があった場合に、プリント基板の素
材とベースプレートの素材との熱膨張係数の差に起因す
るベースプレートの変形を防止でき、従って磁気ディス
クの情報の読出しエラーを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関
し、特に、情報を記憶する磁気ディスクと磁気ディスク
に対して情報の記録または再生を行う磁気ヘッドとを密
封して収容する容器と、電子部品を搭載して容器の外側
に取付けられるプリント基板とを備える磁気ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に磁気ディスク装置は、情報を記憶
する磁気ディスクと磁気ディスクに対して情報の記録ま
たは再生を行う磁気ヘッドとを密封容器の中に収容して
ディスクエンクロージャ部とし、情報の記録および再生
動作と機械的動作の制御を行うための電子部品をプリン
ト基板に搭載した回路部をディスクエンクロージャ部の
外側に取付ける構成となっている。
【0003】このような構成の従来の磁気ディスク装置
のうち、特に小型の磁気ディスク装置は、密封容器を構
成していて磁気ディスクおよび磁気ヘッドを支持してい
るベースプレートにプリント基板を直接に固定すること
により、全体の外径寸法の小型化を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
磁気ディスク装置は、プリント基板の素材であるガラス
繊維と、密封容器のベースプレートの素材であるアルミ
ニウムとの熱膨張係数に差があるため、温度変化がある
と、ベースプレートに応力が発生して変形し、ミクロン
単位の位置決め精度が要求されている磁気ディスクと磁
気ヘッドとの間に位置ずれが生じ、磁気ディスクに記憶
させている情報を読出すことができなくなるという問題
を発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、情報を記憶する磁気ディスクと前記磁気ディスク
に対して情報の記録または再生を行う磁気ヘッドとを密
封して収容する容器と、電子部品を搭載して前記容器の
外側に取付けられるプリント基板とを備える磁気ディス
ク装置において、前記プリント基板を前記容器に固定す
る固定ねじを、ゴム部材を介して締付けたものであり、
このための手段として、容器から突出してプリント基板
およびゴム部材を貫通する支柱を介して固定ねじを締付
けるか、または、容器上に載置されプリント基板を押圧
しゴム部材を貫通するスカート付きスリーブを介して固
定ねじを締付けたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は図2のA部の拡大断面図、図2は本
発明の第一の実施例の外観を示す斜視図である。
【0008】図1および図2において、密封容器を構成
していて磁気ディスクおよび磁気ヘッドを支持している
ベースプレート7には、容器から外に突出する支柱6が
設けてある。この支柱6は、電子部品を搭載しているプ
リント基板5およびゴム部材3を貫通しており、ゴム部
材3は、ワッシャ2を介して固定ねじ1によってベース
プレート7に締付けられている。ゴム部材3の外周部に
は、フレーム4が保持されている。支柱6の高さは、プ
リント基板5およびゴム部材3およびワッシャ2を加え
た厚さよりも僅かに低くなっている。また、支柱6が貫
通するプリント基板5の穴の直径は、支柱6の外径より
も大きくなっている。
【0009】このように構成された磁気ディスク装置
は、温度変化があった場合、プリント基板5の素材とベ
ースプレート7の素材とに熱膨張係数の差があっても、
それらによる変位量の差がゴム部材3によって吸収され
るため、ベースプレート7に応力が発生せず、従ってベ
ースプレート7の変形は防止される。
【0010】図3は本発明の第二の実施例の主要部を示
す拡大断面図で、図1に対応する部分を示す図である。
【0011】本実施例においては、ベースプレート17
上に中央部にスカート部を有するスカート付きスリーブ
18が搭載され、このスカート付きスリーブ18のスカ
ート部を下方の部分がプリント基板15を貫通してベー
スプレート17と接触し、スカート部を含む上方の部分
がゴム部材13およびワッシャ12を貫通している。ゴ
ム部材13は、ワッシャ12を介して固定ねじ11によ
ってベースプレート17に締付けられている。ゴム部材
13の外周部には、フレーム14が保持されている。ス
カート付きスリーブ18の高さは、プリント基板15お
よびゴム部材13およびワッシャ12を加えた厚さより
も僅かに低くなっている。また、スカート付きスリーブ
18のスカート部の下の部分の高さは、プリント基板1
5の厚さと等しいかまたは僅かに低い高さとなってい
る。プリント基板15の穴の直径は、スカート付きスリ
ーブ18のスカート部の下の部分の外径よりも大きく、
スカート部の外径よりも小さくなっている。
【0012】このように構成された磁気ディスク装置の
作用および効果は、第一の実施例と同じであるが、更
に、プリント基板15がスカート付きスリーブ18のス
カート部によって押圧されるため、プリント基板15と
ベースプレート17とが広い面積で接触する。このた
め、この部分をアース部とすることが可能となる。
【0013】図4は本発明の第三の実施例の主要部を示
す拡大断面図で、図1に対応する部分を示す図である。
【0014】本実施例の基本的な構成は図3の実施例と
同じであるが、スカート付きスリーブ28の直径を太く
したものである。
【0015】このように構成することにより、磁気ディ
スク装置に振動が加わって磁気ディスク装置が共振し、
このためエラーが発生する場合に、ゴム部材23のばね
定数を変えて磁気ディスク装置の共振周波数を変えるこ
とができるため、エラーの発生を防止することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、プリント基板を密封容器のベースプレート
に固定するとき、ベースプレートから突出してプリント
基板およびゴム部材を貫通する支柱またはベースプレー
ト上に載置されプリント基板およびゴム部材を貫通する
スカート付きスリーブを介して固定ねじをベースプレー
トに締付けるように構成することにより、温度変化があ
った場合に、プリント基板の素材とベースプレートの素
材との熱膨張係数の差に起因するベースプレートの変形
を防止できるという効果があり、従って磁気ディスクの
情報の読出しエラーを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA部の拡大断面図である。
【図2】本発明の第一の実施例の外観を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施例の主要部を示す拡大断面
図で、図1に対応する部分を示す図である。
【図4】本発明の第三の実施例の主要部を示す拡大断面
図で、図1に対応する部分を示す図である。
【符号の説明】
1・11 固定ねじ 2・12 ワッシャ 3・13・23 ゴム部材 4・14 フレーム 5・15 プリント基板 6 支柱 7・17 ベースプレート 18・28 スカート付きスリーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する磁気ディスクと前記磁気
    ディスクに対して情報の記録または再生を行う磁気ヘッ
    ドとを密封して収容する容器と、電子部品を搭載して前
    記容器の外側に取付けられるプリント基板とを備える磁
    気ディスク装置において、前記プリント基板を前記容器
    に固定する固定ねじを、ゴム部材を介して締付けること
    を含むこと特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 容器から突出してプリント基板およびゴ
    ム部材を貫通する支柱を介して固定ねじを締付けること
    を含むこと特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 容器上に載置されプリント基板を押圧し
    ゴム部材を貫通するスカート付きスリーブを介して固定
    ねじを締付けることを含むこと特徴とする請求項1記載
    の磁気ディスク装置。
JP30841992A 1992-11-18 1992-11-18 磁気ディスク装置 Withdrawn JPH06162758A (ja)

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JPH06162758A true JPH06162758A (ja) 1994-06-10

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JP (1) JPH06162758A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4418348C2 (de) * 1993-06-07 2001-03-01 Moteurs D Aviat Paris Soc Nat Reinigungsvorrichtung für Verbrennungsrückstände eines Raketen-Triebwerks
EP1758102A2 (en) 2005-08-26 2007-02-28 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk unit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4418348C2 (de) * 1993-06-07 2001-03-01 Moteurs D Aviat Paris Soc Nat Reinigungsvorrichtung für Verbrennungsrückstände eines Raketen-Triebwerks
EP1758102A2 (en) 2005-08-26 2007-02-28 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk unit
US7733599B2 (en) 2005-08-26 2010-06-08 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Structure to prevent deformation of magnetic disk device housing

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