JPH09222252A - 天井埋込型換気扇 - Google Patents

天井埋込型換気扇

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Publication number
JPH09222252A
JPH09222252A JP8028777A JP2877796A JPH09222252A JP H09222252 A JPH09222252 A JP H09222252A JP 8028777 A JP8028777 A JP 8028777A JP 2877796 A JP2877796 A JP 2877796A JP H09222252 A JPH09222252 A JP H09222252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
cover
fixed
terminal block
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8028777A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Wada
剛志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I TOWANII KK
Iwatani Corp
Original Assignee
I TOWANII KK
Iwatani International Corp
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Publication date
Application filed by I TOWANII KK, Iwatani International Corp filed Critical I TOWANII KK
Priority to JP8028777A priority Critical patent/JPH09222252A/ja
Publication of JPH09222252A publication Critical patent/JPH09222252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源線接続作業時での作業員の負担を軽減
し、簡単に接続作業が行える天井埋込型換気扇を提供す
る。 【解決手段】 下面開放状に形成した電装ボックス(10)
の内部にコンデンサ(8)を挿入配置するとともに、該電
装ボックス(10)の一側壁内面に端子台(9)を固定する。
電装ボックス(10)の下面開口部にボックスカバー(11)を
着脱可能に装着する。このボックスカバー(11)を電装ボ
ックス(10)内に内装固定される基台部分(12)と、この基
台部分(12)の一側端縁に立上片(14)を介して揺動可能に
連結されている蓋板部分(16)とで構成し、蓋板部分(16)
を基台部分(14)との間に一定の間隙を持つ状態で固定可
能に構成する。ボックスカバー(11)を装着した状態で電
装ボックス(10)に固定した端子台(9)の電源線接続部分
がボックスカバー(11)の基台部分(14)と蓋板部分(16)と
の間に形成される間隙に臨むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は天井面に埋込み配置され
る換気扇に関し、特に、端子台を内装する電装ボックス
部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に天井埋込型の換気扇は、送風機と
電装ボックスとを有する送風ケーシングを内蔵した下面
開放状の箱型本体ケーシングと、通風ダクトと接続され
るダクト接続部と、本体ケーシングの下面開口部を覆う
状態に装着される化粧ルーバーとを有する構成になって
いた。そして、電装ボックスは下面開放状に形成してあ
って、その内部にコンデンサと端子台が内蔵され、電装
ボックスカバーで蓋されている。
【0003】ところで、この種の天井埋込型換気扇は、
化粧ルーバーを除いた本体部分を天井面に埋め込み配置
した後、電装ボックスカバーを開いて端子台に外部電力
線(電源線)を接続するのであるが、上述のものでは電装
ボックスカバーを開いた際に、コンデンサや端子台が落
下することになるから、外部電力線を接続した後、コン
デンサや端子台を電装ボックス内に収納しながら電装ボ
ックスカバーを取り付けなければならないことから、電
源線の接続作業性が悪いという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、従来、
電装ボックスの側壁での開口近傍部に電装ボックスカバ
ーから突出した爪部の係合穴を形成するとともに、係合
穴に係合している爪部に対向する状態で電装ボックス内
にリブを立設し、このリブと前記爪部とでコンデンサの
リード線抜け出し防止用挿入部を形成し、電装ボックス
カバーを明けた状態でもコンデンサが落下しないように
構成したたものが提案されている(実公平5−1969
4号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記リード
線抜け出し防止用挿入部を形成したものでも、端子台は
単に挿入されているだけであることから、電装ボックス
カバーをあけた際には端子台が電装ボックス外に外れ出
す。このため、電源線の接続後には、端子台を電装ボッ
クス内に収納しながら電装ボックスカバーを閉じなけれ
ばならず作業員の負担が大きいという問題がある。ま
た、端子台はリード線に接続しているだけであることか
ら、電源線の接続時に端子台を保持しながら電源線の接
続作業を行わなければならず、この点でも作業員の負担
が大きいという問題があった。本発明は、このような点
に鑑み提案されたもので、電源線接続作業時での作業員
の負担を軽減し、簡単に接続作業が行える天井埋込型換
気扇を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、下面開放状に形成した電装ボックスの内
部にコンデンサを挿入配置するとともに、該電装ボック
スの一側壁内面に端子台を固定し、電装ボックスの下面
開口部にボックスカバーを着脱可能に装着し、このボッ
クスカバーは電装ボックス内に内装する基台部分と、こ
の基台部分の一側端縁に立上片を介して揺動可能に連結
されている蓋板部分とからなり、蓋板部分を基台部分と
の間に一定の間隙を持った状態に固定可能に構成し、ボ
ックスカバーを装着した状態で電装ボックスに固定した
端子台の接続端子がボックスカバーの基台部分と蓋板部
分との間に形成される間隙に臨むように構成したことを
特徴としている。
【0007】
【作用】上述の構成からなる本発明の天井埋込型換気扇
では、ボックスカバーの基台部分が電装ボックスの開口
部内に挿入配置されており、電源線の接続作業時にはボ
ックスカバーの蓋板部分だけが開閉することから、コン
デンサはボックスカバーの基台部分で受け止められるこ
とになり、電源線の接続作業時にコンデンサが電装ボッ
クス外に飛び出すことはない。また、端子台も電装ボッ
クスの壁面に固定されているから、電装ボックスから外
れ出すことがない。さらに、端子台は電装ボックスに固
定されていることから、電源線の接続作業時に結線作業
を容易に行うことかできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面は本発明の実施態様を示し、
図1は要部の分解斜視図、図2は天井埋込型換気扇の概
略縦断面図である。この天井埋込型換気扇は、下面を開
放状に形成した箱型の本体ケーシング(1)の内部に遠
心式の送風機(2)を配置し、本体ケーシング(1)の一
側壁に開口した排気口(3)に送風機(2)の吐出口(4)を
連通接続するとともに、該排気口(3)に連通する状態に
ダクト接続筒(5)を配置し、本体ケーシング(1)の下面
開口部を化粧ルーバー(6)で覆った構成となっている。
【0009】送風機(2)のケーシング(7)の吐出口形成
側の外面にコンデンサ(8)及び電源線接続用の端子台
(9)を収容する電装ボックス(10)が一体に形成してあ
る。この電装ボックス(10)は下面開口状に形成してあ
り、その開口部内にボックスカバー(11)が挿入固定して
ある。このボックスカバー(11)は、電装ボックス(10)の
内側に内装されて電装ボックス(10)に固定される基台部
分(12)と、基台部分(12)の一端縁部にヒンジ(13)を介し
て揺動自在に連結した立上片(14)と、この立上片(14)の
ヒンジ連結部と対向する端縁部に第2のヒンジ(15)を介
して連結され基台部分(12)の上面に対して一定の間隔を
隔てて対置可能な蓋板部分(16)とで構成してある。
【0010】電装ボックス(10)の長辺方向に位置する側
壁の一方の側壁上端部分にコンデンサ(8)及び端子台
(9)と送風機(2)のモータとを接続するリード線(17)の
挿通用窓(18)が切欠き形成してあり、他の他方の側壁内
面に端子台(9)が電源線(19)との連結部を上向きにした
状態で固定してある。
【0011】ボックスカバー(11)の基台部分(12)は電装
ボックス(10)の長辺方向での両側に間隙を持たせた状態
で装着できるようになっており、電装ボックス(10)のリ
ード線挿通用窓(18)が形成されている側壁と対向してい
る基台部分(12)の側壁での下端部にコンデンサ(8)及び
端子台(9)と送風機(2)のモータとを接続するリード線
(17)の挿通用窓(20)が切欠き形成されている。また、ボ
ックスカバー(11)の蓋板部分(16)での基台部分(12)と対
向する面には蓋板部分(16)と基台部分(12)との間隔を保
持するためのスペーサ筒(21)が突設してあり、このスペ
ーサ筒(21)の内部に連結ボルト(22)の挿通孔(23)が形成
してある。さらに、基台部分(12)から係合舌片(24)が立
設してあり、蓋板部分(16)の揺動先端部に該係合舌片(2
4)が係合する係合部(25)が形成してある。
【0012】なお、電装ボックス(10)に固定した端子台
(9)の電源線接続部分はボックスカバー(11)の基台部分
(12)と蓋板部分(16)とで形成される間隙部分(26)に臨ん
でおり、その電源線接続部分の外側は蓋板部分(16)で覆
われている。
【0013】このように形成した天井埋込型換気扇で
は、ダクト接続筒(5)を天井裏に配管されているダクト
筒に接続した状態で天井部に固定し、送風機(2)を内蔵
した本体ケーシング(1)を下から挿入してダクト接続筒
(5)と係合させ、本体ケーシング(1)を天井部に固定す
る。そして、ボックスカバー(11)の蓋板部分(16)を開い
て端子台(9)の電源線接続部を露出させ、そこに電源線
(19)を接続した後、蓋板部分(16)を閉じる。この電源線
接続作業時には、ボックスカバー(11)を開いた状態でも
ボックスカバー(11)の基台部分(12)は電装ボックス(10)
の内部に装着された状態を維持することになるから、電
装ボックス(10)内に装着されているコンデンサ(8)はこ
の基台部分(12)で受け止められることになり、電装ボッ
クス(10)外に落下することはない。また、端子台(9)も
電装ボックス(10)に固定されていることから、電装ボッ
クス(10)外に落下することはない。
【0014】さらに、ボックスカバー(11)の基台部分(1
2)と蓋板部分(16)とは、基台部分(12)から連出した係合
舌片(24)と蓋板部分(16)に形成した係合部(25)とで係止
可能に構成してあることから、電源線(19)の接続作業時
に基台部分(12)と蓋板部分(16)との連結ボルト(22)を操
作する際に、蓋板部分(16)を押さえておかなくてもよい
から、上向きの操作姿勢となる連結ボルト(22)の緩締作
業を楽に行うことができる。
【0015】なお、上記実施態様では、ボックスカバー
(11)の基台部分(12)と立上片(13)及び立上片(13)と蓋板
部分(16)とをそれぞれ揺動可能に連結しているが、いず
れか一方だけを揺動可能に連結するようにしてもよい。
また、上記の実施態様では基台部分(12)から係合舌片(2
4)を連出し、蓋板部分(16)に係合部(25)を形成している
が、係合舌片(24)を蓋板部分(16)に、係合部(25)を基台
部分(12)に形成するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の天井埋込型換気扇では、ボック
スカバーの基台部分が電装ボックスの開口部内に挿入配
置されており、電源線の接続作業時にはボックスカバー
の蓋板部分だけが開閉することから、コンデンサはボッ
クスカバーの基台部分で受け止められることになり、電
源線の接続作業時にコンデンサが電装ボックス外に飛び
出すことはない。また、端子台も電装ボックスの壁面に
固定されているから、電装ボックスから外れ出すことが
ない。さらに、端子台は電装ボックスに固定されている
ことから、電源線の接続作業時に結線作業を容易に行う
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の分解斜視図である。
【図2】天井埋込型換気扇の概略縦断面図である。
【図3】要部の拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1…本体ケーシング、2…送風機、8…コンデンサ、9
…端子台、10…電装ボックス、11…ボックスカバー、12
…基台部分、13・15…ヒンジ、14…立上片、16…蓋板部
分、26…間隙。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に配設される換気扇であって、下
    面を開放状に形成した箱状の本体ケーシング(1)と、こ
    の本体ケーシング(1)の内部に収容した送風機(2)と、
    コンデンサ(8)と端子台(9)を内蔵した電装ボックス(1
    0)とを有し、天井面に配設される換気扇であって、 電装ボックス(10)はその下面を開放状に形成してあり、
    この電装ボックス(10)の内部にコンデンサ(8)を挿入配
    置するとともに、電装ボックス(10)の一側壁内面に端子
    台(9)を固定し、電装ボックス(10)の下面開口部にボッ
    クスカバー(11)を着脱可能に装着し、このボックスカバ
    ー(11)は電装ボックス(10)内に内装固定する基台部分(1
    2)と、この基台部分(12)の一側端縁に立上片(14)を介し
    て揺動可能に連結されている蓋板部分(16)とからなり、
    蓋板部分(16)を基台部分(12)との間に一定の間隙(26)を
    持った状態に固定可能に構成し、ボックスカバー(11)を
    装着した状態で電装ボックス(10)に固定した端子台(9)
    の電源線接続部分がボックスカバー(11)の基台部分(12)
    と蓋板部分(16)との間に形成される間隙(26)に臨むよう
    に構成してあることを特徴とする天井埋込型換気扇。
  2. 【請求項2】 立上片(14)と蓋板部分(16)とをヒンジ(1
    5)を介して揺動可能に連結した請求項1に記載の天井埋
    込型換気扇。
  3. 【請求項3】 基台部分(12)と立上片(14)とをヒンジ(1
    3)を介して揺動可能に連結した請求項1又は請求項2に
    記載の天井埋込型換気扇。
JP8028777A 1996-02-16 1996-02-16 天井埋込型換気扇 Pending JPH09222252A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007090804A2 (en) * 2006-02-07 2007-08-16 Elicent Societa' Per Azioni In-line centrifugal ventilator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007090804A2 (en) * 2006-02-07 2007-08-16 Elicent Societa' Per Azioni In-line centrifugal ventilator
WO2007090804A3 (en) * 2006-02-07 2007-11-08 Elicent Societa Per Azioni In-line centrifugal ventilator

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