JP3456812B2 - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送風機用の電装品の
収納構造を改良した天井用換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種天井用換気扇の送風機
用の電装品としては、送風羽根を回転駆動するモータの
運転に必要なコンデンサと、モータに給電する電源線を
接続するための速結端子とがある。
【0003】図11は従来の天井用換気扇におけるそれ
らコンデンサと速結端子の収納構造を示しており、送風
機のモータ1を取付けた本体枠2の内部に、送風羽根3
を囲繞するケーシング4と並べて電装ボックス5が設け
られ、この電装ボックス5の内部にコンデンサ6と速結
端子7とが収納されている。
【0004】速結端子7は本体枠2外(天井裏)から本
体枠2内に導入した電源線8の導線8aを挿入するだけ
でチャックして接続状態に保持するもので、SL端子と
も言うが、これとコンデンサ6には、モータ1から導出
したリード線9が図12に示すように半田付けや閉端接
続子10によって接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいては、天井用換気扇の製造組立て時に、
速結端子7及びコンデンサ6に半田付けや閉端接続子1
0のかしめによってリード線9を接続し、その上で、そ
れら速結端子7及びコンデンサ6を電装ボックス5に収
納するという配線、組込み作業が必要であり、部品点数
も多くが必要で、コスト高となっていた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、送風機用の速結端子とコン
デンサの収納について、製品組立て時の配線、組込み作
業を不要ならしめ得ると共に、部品点数の削減もできる
天井用換気扇を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の天井用換気扇においては、本体枠に、モー
タ、及びこれによって回転駆動される送風羽根を具えた
ものにおいて、前記モータの運転に必要なコンデンサ
と、モータに給電する電源線を接続するための速結端子
とを、モータに内設して接続したことを特徴とする。
【0008】このものによれば、モータにコンデンサと
速結端子とが内設されているのであるから、モータを本
体枠に取付ければ、本体枠に対するコンデンサと速結端
子の組込みも同時に完了する。又、モータに対するコン
デンサ及び速結端子の接続は、それらのモータ収納時に
行なわれており、天井用換気扇の製造組立て時には必要
ない。更に、その接続のための部品はモータ外には必要
なく、本体枠には電装ボックスを具える必要もない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図4を参照して説明する。まず図1には
天井11裏の野縁12を示しており、これに本体枠13
を取付けている。本体枠13には、上壁部13aに送風
機のモータ14を上半部のみ外方に突出させて取付けて
おり、このモータ14の回転軸15に送風羽根16を取
付け、この送風羽根16を囲繞するケーシング17を本
体枠13の内部に取付けている。又、本体枠13の図中
右側の側壁部13bには排気口18を設けており、この
排気口18にダクト19を接続している。
【0010】以上に対して、図2はモータ14の構造を
詳細に示しており、上フレーム20と下フレーム21と
から成るフレームの内部に、固定子22と、回転子23
を内設すると共に、回転軸15を支承する軸受24,2
5を内設しており、そして、それらと共にモータ14の
運転に必要なコンデンサ26と、モータ14に給電する
電源線27(図1参照)を接続するための速結端子28
を回路基板29に実装して特に上フレーム20に内設し
ている。
【0011】図3は上記コンデンサ26と速結端子28
とを実装した回路基板29を示しており、この回路基板
29の配線パターン30により、それらコンデンサ26
と速結端子28は互いに接続され、又、モータ14の固
定子22の巻線とも接続されている。
【0012】図4はモータ14の外観を示しており、上
フレーム20の周側部に速結端子28、特にこれの2つ
ある挿入口31及びこの挿入口31間に位置するリリー
スボタン32に臨む口33を設け、上面部にアース接続
用の例えば銅など導電性に優れた材質から成るねじ34
を装備している。
【0013】こうした構成で、モータ14は上フレーム
20すなわちコンデンサ26と速結端子28とを内設し
た部分を前述のごとく本体枠13の上壁部13aから外
方に突出させて該本体枠13の上壁部13aに取付けて
おり、従って、口33及びねじ34も本体枠13外の上
方に位置している(図1参照)。しかして、その状態
で、速結端子28には電源線27の導線27aを口33
から挿入口31に挿入し(これによって速結端子28は
導線27aをチャックして接続状態に保持する)、モー
タ14の上フレーム20にアース線35をねじ34によ
って取付け接続している。
【0014】上述のごとく構成したものの場合、コンデ
ンサ26と速結端子28はモータ14に内設されている
のであるから、モータ14を本体枠13に取付けること
により、本体枠13に対するコンデンサ26と速結端子
28の組込みも同時に完了する。又、モータ14に対す
るコンデンサ26及び速結端子28の接続は、それらの
モータ14に対する収納時に行なわれており、天井用
気扇の製造組立て時には必要ない。更に、その接続のた
めの部品はモータ14外には必要なく、本体枠13には
電装ボックスすら具える必要がないので、部品点数の削
減ができ、コスト安にできる。
【0015】加えて、特に上記構成のものにおいては、
モータ14のフレーム20にアース接続用のねじ34を
装備したことによって、速結端子28に電源線27の接
続をする作業者(電気工事者)の目にそのねじ34が留
まりやすく、アース線35の接続を忘れずに行なわしめ
ることができる。
【0016】又、モータ14のコンデンサ26と速結端
子28とを内設した部分を本体枠13外に突出させて設
けていることにより、換気扇を浴室等に設置した場合の
下方からの湿気に対し、コンデンサ26と速結端子28
をモータ14のフレームで防護し得るばかりか、本体枠
13でも防護し得、防湿効果を高めることができる。
【0017】更に、モータ14の速結端子28に臨む口
33をフレーム20の周側部に設けていることにより、
上面部に設けたもののような速結端子28にほこりが堆
積するということがなく、特に換気扇を浴室等に設置し
た場合には、ほこりが湿気を多分に含むことにより電源
線27の導線27a間が短絡されるトラッキングを発生
するおそれを有するのに対して、ほこりが堆積しないの
であるから、そのおそれもなくすことができる。
【0018】以上に対して、図5及び図6は本発明の第
2実施例を示すもので、モータ14を横軸状態で本体枠
41の段部42を有する図中右側の側壁部41aに取付
け、このモータ取付部下方の段部42から更にその図中
右側にかけた部分に作業口43を設けると共に、その作
業口43を常時は閉塞する開閉可能な蓋44を内側に設
けたものを示している。
【0019】このものの場合、蓋44はその一端のカー
ル部45を作業口43の一方の縁部に設けた孔46,4
7に通して回動可能に枢設し、他端に設けたねじ48を
作業口43の一方の縁部に螺挿して該作業口43を閉塞
する状態に保持されるようにしており、その状態から、
ねじ48を緩めて蓋44を下方に回動させれば、図6に
示すように作業口43を開放し得るから、この状態で、
室内から作業口43を通し手を出して速結端子28に電
源線27の導線27aを挿入するという作業を行なうこ
とができる。
【0020】又、点検修理時等でモータ14を取外す場
合には速結端子28から電源線27の導線27aを抜く
必要があり、このようなときに図6に示すごとく、室内
から作業口43を通しドライバー49を出して、その先
端で速結端子28のリリースボタン32を押圧すること
により、チャックされた導線27aを解放して速結端子
28から抜くという作業も所望に行なうことができるも
のであり、いずれも室内から作業ができるので工事をし
やすくできる。
【0021】そして、この場合、モータ14の速結端子
28に臨む口33はフレーム20の下部に設けており、
これによって、上記室内からの作業が一層容易で、一層
確実にもできるようになる。
【0022】図7ないし図9は本発明の第3実施例を示
すもので、蓋44の外面に電源線27を仮保持し得る保
持部50を設けたものを示している。このようにするこ
とにより、製品取付け時に取付作業者が電源線27を図
8に示すごとく保持部50に仮保持しておけば、その後
に電源線27の接続をする電気工事者が蓋44を図9に
示すごとく開けるだけで電源線27を見つけることがで
き、工事の簡易化ができる。
【0023】図10は本発明の第4実施例を示すもの
で、モータ14の速結端子28に臨む口33の周囲に囲
い壁51を設けたものを示している。このようにするこ
とにより、ほこりの侵入、堆積をより確実に防止するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の天井用換気扇によれ
ば、送風機用の速結端子とコンデンサの収納について、
製品組立て時の配線、組込み作業を不要ならしめ得ると
共に、部品点数の削減もできて、コスト安にできる。
【0025】請求項2の天井用換気扇によれば、アース
接続用のねじが速結端子に電源線の接続をする作業者の
目に留まりやすくできて、アース線の接続を忘れずに行
なわしめることができる。請求項3の天井用換気扇によ
れば、速結端子に対する電源線の接続並びに接続の解離
が室内からできて、工事をしやすくできる。
【0026】請求項4の天井用換気扇によれば、上記室
内からの作業が一層容易で、一層確実にもできるように
なる。請求項5の天井用換気扇によれば、電気工事者が
電源線を見つけるのが容易にできて、工事の簡易化を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の縦断面図
【図2】モータ単体の拡大縦断面図
【図3】コンデンサ及び速結端子を実装した配線基板の
斜視図
【図4】モータ単体の外観斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1部分相当図
【図6】主要部分の拡大縦断面図
【図7】本発明の第3実施例を示す主要部分の拡大斜視
【図8】主要部分の縦断面図
【図9】主要部分の異なる状態での縦断面図
【図10】本発明の第4実施例を示す図4相当図
【図11】従来例を示す図1相当図
【図12】モータとコンデンサ及び速結端子との接続構
造を示す斜視図
【符号の説明】
13は本体枠、14はモータ、16は送風羽根、20は
上フレーム、26はコンデンサ、27は電源線、28は
速結端子、33は口、34はアース接続用のねじ、41
は本体枠、41aは側壁部、43は作業口、44は蓋、
50は保持部を示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠に、モータ、及びこれによって回
    転駆動される送風羽根を具えたものにおいて、前記モー
    タの運転に必要なコンデンサと、モータに給電する電源
    線を接続するための速結端子とを、モータに内設して接
    続したことを特徴とする天井用換気扇。
  2. 【請求項2】 モータのフレームにアース接続用のねじ
    を装備したことを特徴とする請求項1記載の天井用換気
    扇。
  3. 【請求項3】 モータを本体枠の側壁部に取付け、この
    モータ取付部の下方部に作業口を設けると共に、その作
    業口を常時は閉塞する開閉可能な蓋を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の天井用換気扇。
  4. 【請求項4】 モータの速結端子に臨む口をフレームの
    下部に設けたことを特徴とする請求項3記載の天井用
    気扇。
  5. 【請求項5】 蓋の外面に電源線を仮保持し得る保持部
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の天井用換気
    扇。
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