JP2003189532A - 換気扇用モータ - Google Patents

換気扇用モータ

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JP2003189532A
JP2003189532A JP2001377116A JP2001377116A JP2003189532A JP 2003189532 A JP2003189532 A JP 2003189532A JP 2001377116 A JP2001377116 A JP 2001377116A JP 2001377116 A JP2001377116 A JP 2001377116A JP 2003189532 A JP2003189532 A JP 2003189532A
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motor
opening
connector
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JP2001377116A
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Takeshi Yamada
岳史 山田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気扇の外枠からのモータの取外しが容易に
できるようにする。 【解決手段】 フレーム4が、換気扇の外枠1に内方か
ら取付けられるフランジ(取付部)5を有すると共に、
その取付状態で外枠1より外方に位置する部分に給電用
の開口部31を有するモータ3において、その給電用の
開口部31を、外枠1より外方に位置する部分のフレー
ム4奥壁に形成することにより、外枠1の内方からモー
タ3を取外すとき、モータ3の給電用の開口部31から
張出した給電線20が外枠1に引掛かることがないよう
にした。これにより、外枠1を天井14から取外すまで
もなく、モータ3の取外しができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給電のための構造を
改良した換気扇用モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、換気扇、中でもダクト用換気
扇は、図8に示すように構成されている。すなわち、外
枠1の奥壁1aに形成された開口部2に、モータ3が下
方から上方へ、すなわち、外枠1の内方から外方へ挿通
され、このモータ3のフレーム4の周側壁4aの外周に
形成された取付部たるフランジ5が、開口部2の周縁部
の下面に当接されて、外枠1の内方から複数のねじ6に
より外枠奥壁1aに締め付けられることによって、モー
タ3が外枠1に取付けられている。
【0003】モータ3は、内部に固定子7や回転子8を
有しており、そして、固定子7の巻線7aに給電するた
めの接続器9が、フレーム4の周側壁4aに形成された
給電用の開口部10に装着され、これが、上述の外枠1
に対するモータ3の取付状態では、外枠1の外方に位置
されている。一方、外枠1内に突出したモータ3の回転
軸11には、送風羽根車12が取付けられ、この送風羽
根車12を囲繞するケーシング13が外枠1の内部に取
付けられている。
【0004】以上の換気扇に対し、家屋の天井14に
は、換気扇取付けのための開口部15が形成され、これ
の周縁部の裏面には野縁16が設けられている。更に、
その野縁16の一方側(図中右側)には、ダクト接続筒
17を有する接続板18が取付けられており、ダクト接
続筒17に排気用のダクト19が接続されている。
【0005】しかして、換気扇は、接続器9に家屋の給
電線20を接続した後、外枠1を天井14の開口部15
に下方から上方へ、すなわち、家屋の室内21から天井
裏部分へ挿通し、更に、外枠1の下面開口部の周縁に形
成されたフランジ22を野縁16の下面に当接させて、
室内21から複数のねじ23により野縁16に締め付け
ることによって、天井14に取付けられている。なお、
24はカバーを示しており、これを、上述の野縁16に
対する外枠1の取付け後、外枠1にこれの下面開口部を
覆うように取付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、モータ3の点検や交換等の必要を生じたとき、外枠
1を天井14に取付けたまま、モータ3を外枠1の内方
から取外そうとすると、外枠1の外方に位置してモータ
3から張出した状態にある給電線20が外枠奥壁1aの
開口部2の周縁部に引掛かって、モータ3を取外すこと
ができない。このため、モータ3の取外しは、外枠1を
天井14から取外して室内21に引き込み、その上で、
モータ3から接続器9を取外し、もしくは接続器9から
給電線20を取外し、そして、外枠1からモータ3を取
外すという手順を経て行う必要があり、厄介であった。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、換気扇の外枠か
らの取外しが容易にできる換気扇用モータを提供し、そ
のほか、換気扇取付箇所の状況に応じた給電線の接続方
向の選択までできる換気扇用モータを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の換気扇用モータは、フレームが、換気扇の
外枠に内方から取付けられる取付部を有すると共に、そ
の取付状態で前記外枠より外方に位置する部分に給電用
の開口部を有するものにおいて、その給電用の開口部
を、フレームの前記外枠より外方に位置する部分の奥壁
に形成したことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0009】このものによれば、換気扇の外枠からモー
タを取外すとき、モータの給電用の開口部から張出す給
電線は、その給電用の開口部が外枠より外方に位置する
部分のフレーム奥壁に形成されていることで、外枠の内
方から引いても外枠に引掛かることがない。よって、外
枠を天井から取外すまでもなく、モータの取外しができ
る。
【0010】この場合、給電用の開口部に対応して、フ
レームの内部に給電線接続用の接続器を有すると良い
(請求項2の発明)。このものでは、接続器がモータの
フレームで覆われるので、接続器の保護がモータのフレ
ームでできる。
【0011】又、給電線接続用の接続器は、給電用の開
口部に装着する構成としても良い(請求項3の発明)。
このものでは、接続器の組込みが、その全部をモータの
フレーム内に挿入するまでもなくできる。
【0012】更に、上述の給電用の開口部に装着する接
続器は、フレームの外面に当接する当接部を有すると良
い(請求項4の発明)。このものでは、接続器をフレー
ムに組込む折り(接続器をフレーム内部の接続相手に差
込み接続する折り)や、組込んだ接続器に給電線を差込
み接続する折りの受けが、当接部が当接したフレームで
できる。
【0013】加えて、給電用の開口部に装着する接続器
は、フレームの内面に係止される係止部を有していても
良い(請求項5の発明)。このものでは、フレームに組
込んだ(フレーム内部の接続相手に差込み接続した)接
続器の抜けが、フレームの内面に係止された係止部で防
止できると共に、接続器に差込んだ給電線を引き抜く折
りの止めが、係止部を係止したフレームでできる。
【0014】一方、給電用の開口部は、フレームの奥壁
に形成すると共に、フレームの周側壁にも形成し、これ
らの開口部に、給電線を奥方から接続する接続器と、給
電線を側方から接続する接続器とのいずれかを選択装着
可能とすると良い(請求項6の発明)。
【0015】このものでは、換気扇の取付状態で、該換
気扇の外枠外に突出したモータの軸方向外方である奥方
にスペースの余裕があれば、給電線を奥方から接続する
接続器を給電用の開口部に装着すると良く、モータの軸
方向外方(奥方)にスペースの余裕がなければ(モータ
の径方向外方である側方にスペースの余裕があれば)、
給電線を側方から接続する接続器を給電用の開口部に装
着すると良い。すなわち、換気扇の外枠からの取外しが
容易にできるようになるだけでなく、換気扇の取付箇所
の状況に応じた給電線の接続方向の選択までできるよう
になる。
【0016】そして、この場合、開口部に装着された接
続器は、給電線接続部分で一方の開口部を閉塞し、他方
の開口部をハウジングの延長部で閉塞すると良い(請求
項7の発明)。このものでは、給電用の開口部を余すこ
となく閉塞でき、モータの密閉性を損なうことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図3を参照して説明する。まず、図1に
は、換気扇、中でもダクト用換気扇の構成を示してお
り、これは、モータ3の給電用の開口部31と、コネク
タ40、及びSL端子42以外、先の図8に示したダク
ト用換気扇の構成と同一であり、従って、それと同一の
部分に同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】モータ3の給電用の開口部31は、詳細に
は図2に示すように、上記ダクト用換気扇の外枠1に取
付けたモータ3のフレーム4中、上記ダクト用換気扇の
外枠1の外方に位置した部分の奥壁4b、中でもそれの
周側壁4a寄り(図中右側)の部分にあらかじめ形成し
ている。図2には又、モータ3の内部構成を示してお
り、フレーム4の内部に配設した固定子7は、巻線7a
をボビン32に巻装した状態で有している。ボビン32
は図中左側部に端子台固定部33を有している。固定子
7の内部に配設した回転子8は、中心部に回転軸11を
有しており、この回転軸11をフレーム4内の図中上部
と下部とに配設した軸受34,35により支承してい
る。
【0019】そして、ボビン32上には端子台36を配
設している。この端子台36は、図3に一部を示す導体
37をインサートして合成樹脂により成形したものであ
り、その導体37は、図3で図示を省略した側で、前記
固定子7の巻線7aに給電するための回路を構成し、図
3に図示した側で、上方に起立するターミナル38を構
成している。ターミナル38の周囲には、例えば端子台
36と一体に上方に開口するコネクタハウジング39を
形成しており、これらによって、雌形のコネクタ40を
構成している。
【0020】又、端子台36には、図2に示す取付脚4
1を下面に突設しており、この取付脚41を前記端子台
固定部33に挿入して固定することにより、端子台36
をボビン32(固定子7)に取付け、同時に、前記固定
子7の巻線7aに給電するための回路をその巻線7aに
接続している。
【0021】しかして、前記雌形のコネクタ40には、
図3に示すように、接続器、この場合、その一例である
SL(スクリューレス)端子42を接続している。この
SL端子42は、合成樹脂製のハウジング43内に、導
体44と保持体45とを収納しており、それらの間にモ
ータ3の奥方である図中上方より臨む挿入口46をハウ
ジング43に形成している。又、ハウジング43は、挿
入口46を有する図中上方側の主体部43aと、下方側
の雄形コネクタハウジング部43bとから成っており、
その雄形コネクタハウジング部43b内には、導体44
から延長した二股の接続部47が位置している。
【0022】この構成で、SL端子42を、前述のフレ
ーム奥壁4bに形成したモータ3の給電用の開口部31
を通してフレーム4内に挿入し、更に、雄形コネクタハ
ウジング部43bを前記端子台36の雌形コネクタ40
内に挿入する。すると、接続部47がターミナル38に
被さって接続される。又、この状態で、SL端子42
は、給電用の開口部31に対応して、フレーム4の内部
に位置する。
【0023】そして、この状態で、SL端子42には、
家屋の給電線20の絶縁被覆を剥離した先端部を給電用
の開口部31から挿入口46を通して差込む。すると、
その給電線20の先端部は、導体44と保持体45とに
挟持されて導体44に、ひいては上記接続部47とター
ミナル38との接続部分から、更に端子台36の導体3
7(接続回路)を介して、前記固定子7の巻線7aに電
気接続され、同時に機械的にも保持される。
【0024】換気扇は、このようにSL端子42に給電
線20を接続した上で、前述のごとく、外枠1を天井1
4の開口部15に下方から上方へ、すなわち、家屋の室
内21から天井裏部分へ挿通し、更に、外枠1のフラン
ジ22を野縁16の下面に当接させて、室内21から複
数のねじ23により野縁16に締め付けることによっ
て、天井14に取付ける。
【0025】さて、上述の取付状態で、モータ3の点検
や交換等のためにモータ3を取外す必要を生じたときに
は、まず外枠1からカバー24を取外し、次いでケーシ
ング13を取外して、送風羽根車12をモータ3の回転
軸11から取外す。そして、ねじ6を緩め取ることによ
ってモータ3を外枠1から取外す。このとき、モータ3
の給電用の開口部31から張出した状態にある給電線2
0は、その給電用の開口部31が換気扇の外枠1より外
方に位置する部分のフレーム周側壁4aでなく、フレー
ム奥壁4bに形成されていることで、外枠の内方から引
いても外枠1に引掛かることがない。よって、外枠1を
天井14から取外すまでもなく、モータ3の取外しがで
きるものであり、かくして、本構成のものの場合、換気
扇の外枠1からのモータ3の取外しが容易にできる。
【0026】なお、取外したモータの点検や交換等を行
うためには、SL端子42から給電線20を取外す必要
がある。これに対して、SL端子42は、ハウジング4
3に前述の各部品のほかに図示しないリリースボタンを
具えており、このリリースボタンをドライバー等の工具
で押圧することによって、保持体45の先端部45a
(図3参照)が給電線20から離れ、該保持体45と導
体44とによる給電線20の挟持が解除されるので、こ
のようにした上で、給電線20をSL端子42から、更
にはモータ3のフレーム4から引き抜けば良い。
【0027】加えて、上記構成のものの場合、給電用の
開口部31に対応して、モータ3のフレーム4の内部に
SL端子42を有する構成としており、これによって、
SL端子42がモータ3のフレーム4で覆われるので、
SL端子42の保護がモータ3のフレーム4でできる。
【0028】以上に対して、図4ないし図7は本発明の
第2及び第3実施例を示すもので、それぞれ、第1実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、
異なる部分についてのみ述べる。
【0029】[第2実施例]図4及び図5に示す第2実
施例においては、上述のSL端子42に代わる接続器と
してのSL端子51を、SL端子42より図中上方に大
きく形成して、これのハウジング52の最上部の外周
に、当接部53を例えばその全周にわたる鍔状に形成
し、それよりもモータ3のフレーム奥壁4bの板厚相当
の距離を隔てた下側部分の外周に、係止部54を例えば
複数の部分的な爪状に形成している。
【0030】なお、当接部53は、その大きさをモータ
3のフレーム4から径方向に突出しない大きさに留めて
いる。又、ハウジング52は、当接部53と係止部54
とを除く胴回り寸法を、モータ3の給電用の開口部31
とほゞ同一に形成している。更に、ハウジング52は、
前述の挿入口46と同様の挿入口55を有すると共に、
前述の導体44及び保持体45と同様の導体56及び保
持体57を収納する主体部52aと、前述の接続部47
と同様の接続部58を収納する雄形コネクタハウジング
部52bとを有する構成としている。
【0031】この構成で、SL端子51を、モータ3の
給電用開口部31に挿入して、係止部54をフレーム4
の内面に係止させ、当接部53をフレーム4の外面に当
接させることにより、開口部31に装着している、又、
それと同時に、雄形コネクタハウジング部52bを端子
台36の雌形コネクタ40内に挿入して、接続部58を
ターミナル38に接続している。このように構成したも
のでは、SL端子51の組込みが、その全部をモータ3
のフレーム4内に挿入するまでもなくでき、それだけ、
SL端子51の組込みが容易にできる。
【0032】又、この場合、SL端子51がフレーム4
の外面に当接する当接部53を有することにより、SL
端子51をフレーム4に組込む折り(SL端子51をフ
レーム4内部の接続相手である端子台36の雌形コネク
タ40に差込み接続する折り)や、組込んだSL端子5
1に給電線20を差込み接続する折りの受けが、当接部
53が当接したフレーム4ででき、もって、端子台36
にこれの固定子巻線7aとの接続を損ねるような大きな
力が作用することを防止できる。
【0033】加えて、SL端子51はフレーム4の内面
に係止される係止部54をも有しており、これによっ
て、フレーム4に組込んだ(雌形コネクタ40に差込み
接続した)SL端子51の抜けが、フレーム4の内面に
係止された係止部54でできると共に、SL端子51に
差込んだ給電線20を引き抜く折りの止めが、係止部5
4を係止したフレーム4ででき、もって、この場合も、
端子台36にこれの固定子巻線7aとの接続を損ねるよ
うな大きな力が作用することを防止できる。
【0034】[第3実施例]図6及び図7に示す第3実
施例においては、モータ3のフレーム4の奥壁4bに給
電用の開口部61を形成すると共に、モータ3のフレー
ム4の周側壁4aにも給電用の開口部62を形成してい
る。この場合、それらの開口部61,62は一つに連ね
ており、これらに前述のSL端子42,51に代わる接
続器としてのSL端子63又はSL端子64を選択装着
するようにしている(図6はSL端子63を装着した状
態を示し、図7はSL端子64を装着した状態を示して
いる)。
【0035】上記両SL端子63,64のうち、SL端
子63は、ハウジング65に、前述の挿入口46と同様
(上方開口)の挿入口66を有すると共に、前述の導体
44及び保持体45と同様の導体67及び保持体68を
収納する主体部65aと、前述の接続部47と違って横
向きの接続部69を収納する雄形コネクタハウジング部
65bとを有する構成としている。更に、ハウジング6
5は、主体部65aから図6中右方へ延長した形態の延
長部65cを有しており、そのほか、上述の当接部53
と同様の当接部70を有すると共に、上述の係止部54
と同様の係止部71を有している。
【0036】一方、SL端子64は、ハウジング72
に、前述の挿入口46と違って側方に開口する挿入口7
3を有すると共に、前述の導体44及び保持体45と違
って横向きの導体74及び保持体75を収納する主体部
72aと、前述の接続部47と違って横向きの接続部7
6を収納する雄形コネクタハウジング部72bとを有す
る構成としている。更に、ハウジング72は、主体部7
2aから図7中上方へ延長した形態の延長部72cを有
しており、そのほか、上述の当接部53と同様の当接部
77を形成すると共に、上述の係止部54と同様の係止
部78を形成している。
【0037】そして、それらに対し、モータ3内の端子
台36には、前述のターミナル38と違って横向きのタ
ーミナル79と、これを包囲して側方に開口するコネク
タハウジング80とで、雌形のコネクタ81を構成して
いる。この構成で、開口部61,62にSL端子63を
装着する場合には、図6に示したように、SL端子63
を、開口部61,62に挿入して、係止部71をフレー
ム4の内面に係止させ、当接部70をフレーム4の外面
に当接させる。これにより又、雄形コネクタハウジング
部65bが端子台36の雌形コネクタ81内に挿入され
て、接続部69がターミナル79に接続される。
【0038】かくして開口部61,62にSL端子63
を装着した状態では、給電線20は、モータ3の奥方で
ある上方から挿入口66を通してSL端子63内に差込
むことにより、導体67と保持体68とに挟持されて導
体67に、ひいては上記接続部69とターミナル79と
の接続部分から、更に端子台36の導体37(接続回
路)を介して、前記固定子7の巻線7aに電気接続さ
れ、同時に機械的にも保持される。従って、SL端子6
3は給電線20を奥方から接続する接続器である。又、
この状態では、SL端子63は、給電線20の接続部分
(ハウジング65の主体部65a)で開口部61を閉塞
し、開口部62をハウジング65の延長部65cで閉塞
する。
【0039】一方、開口部61,62にSL端子64を
装着する場合には、図7に示したように、SL端子64
を、開口部61,62に挿入して、係止部78をフレー
ム4の内面に係止させ、当接部77をフレーム4の外面
に当接させる。これにより又、雄形コネクタハウジング
部72bが端子台36の雌形コネクタ81内に挿入され
て、接続部76がターミナル79に接続される。
【0040】かくして開口部61,62にSL端子64
を装着した状態では、給電線20は、モータ3の側方か
ら挿入口73を通してSL端子64内に差込むことによ
り、導体74と保持体75とに挟持されて導体74に、
ひいては上記接続部76とターミナル79との接続部分
から、更に端子台36の導体37(接続回路)を介し
て、前記固定子7の巻線7aに電気接続され、同時に機
械的にも保持される。従って、SL端子64は給電線2
0を側方から接続する接続器である。又、この状態で
は、SL端子64は、給電線20の接続部分(ハウジン
グ72の主体部72a)で開口部62を閉塞し、開口部
61をハウジング72の延長部72cで閉塞する。
【0041】なお、これらの場合、フレーム4の外面に
当接した当接部70,77は、ともにフレーム4の外方
に位置するものの、これらの突出寸法は、換気扇の外枠
1におけるモータ取付用の開口部2の周縁部に掛からな
い寸法、すなわち、外枠1内からのモータ3の取外しを
阻害しない寸法としている。
【0042】このように構成したものでは、換気扇の取
付状態で、該換気扇の外枠1外に突出したモータ3の軸
方向外方である奥方にスペースの余裕があれば、給電線
20を奥方から接続する接続器であるSL端子63を開
口部61,62に装着すると良く、この場合には、前述
同様に、換気扇の外枠1からのモータ3の取外しが容易
にできる。
【0043】一方、図7に示したように、モータ3の軸
方向外方(奥方)に低い屋根裏82があるなどでスペー
スの余裕がなければ(モータ3の径方向外方である側方
にスペースの余裕があれば)、給電線20を側方から接
続する接続器であるSL端子64を開口部61,62に
装着すると良く、かくして、換気扇の取付箇所の状況に
応じた給電線20の接続方向の選択までできる。
【0044】加えて、この場合、開口部61,62に装
着されたSL端子63,64は、給電線20の接続部分
で開口部61,62のうちの一方を閉塞し、他方をハウ
ジング65,72の延長部65a,72aで閉塞するよ
うにしている。これにより、給電用の開口部61,62
を余すことなく閉塞でき、モータ3の密閉性を損なうこ
とのないようにできる。
【0045】なお、開口部61,62は一つに連ねず、
別々に形成されていても良い。又、全実施例を通じて、
SL端子で例示した接続器は、SL端子以外、例えば給
電線20をねじ締め等で接続する雄形のコネクタとし
て、雌形コネクタ40,81に差し込み接続するように
しても良い。更に、モータ3内には端子台36を具え
ず、雌形コネクタ40,81など、接続器の接続相手か
ら接続線を介して固定子巻線7aに接続する構成として
も良い。
【0046】そのほか、接続器には、本来、端子台36
の回路構成に含まれる電流ヒューズなど他の必要部品を
内蔵しても良く、それによって、端子台36の回路構成
を簡単になすことができる。更に、換気扇も、ダクト用
換気扇には限られず、パイプ用換気扇などであっても良
い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の換気扇用
モータによれば、主として、給電用の開口部を、フレー
ムの換気扇外枠より外方に位置する部分の奥壁に形成し
たことより、換気扇の外枠からの取外しが容易にでき
る。又、特に、給電用の開口部をフレームの奥壁と周側
壁とに形成し、これらの開口部に、給電線を奥方から接
続する接続器と、給電線を側方から接続する接続器との
いずれかを選択装着可能としたものでは、換気扇取付箇
所の状況に応じた給電線の接続方向の選択までできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、モータの一部を破
断したダクト用換気扇全体の取付状態における縦断面図
【図2】モータ単体の縦断面図
【図3】モータの主要部分の拡大縦断面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図5】図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図7】装着した接続器が異なる図3相当図
【図8】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は外枠、3はモータ、4はフレーム、4aは周側壁、
4bは奥壁、5はフランジ(取付部)、20は給電線、
31は給電用の開口部、42,51はSL端子(接続
器)、53は当接部、54は係止部、61,62は給電
用の開口部、63,64はSL端子(接続器)、65は
ハウジング、65cは延長部、72はハウジング、72
cは延長部を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームが、換気扇の外枠に内方から取
    付けられる取付部を有すると共に、その取付状態で前記
    外枠より外方に位置する部分に給電用の開口部を有する
    ものにおいて、 その給電用の開口部を、フレームの前記外枠より外方に
    位置する部分の奥壁に形成したことを特徴とする換気扇
    用モータ。
  2. 【請求項2】 給電用の開口部に対応して、フレームの
    内部に給電線接続用の接続器を有することを特徴とする
    請求項1記載の換気扇用モータ。
  3. 【請求項3】 給電用の開口部に、給電線接続用の接続
    器を装着したことを特徴とする請求項1記載の換気扇用
    モータ。
  4. 【請求項4】 給電線接続用の接続器が、フレームの外
    面に当接する当接部を有することを特徴とする請求項3
    記載の換気扇用モータ。
  5. 【請求項5】 給電線接続用の接続器が、フレームの内
    面に係止される係止部を有することを特徴とする請求項
    3又は4記載の換気扇用モータ。
  6. 【請求項6】 給電用の開口部を、フレームの奥壁に形
    成すると共に、フレームの周側壁にも形成し、これらの
    開口部に、給電線を奥方から接続する接続器と、給電線
    を側方から接続する接続器とのいずれかを選択装着可能
    としたことを特徴とする請求項1記載の換気扇用モー
    タ。
  7. 【請求項7】 開口部に装着された接続器が、給電線接
    続部分で一方の開口部を閉塞し、他方の開口部をハウジ
    ングの延長部で閉塞することを特徴とする請求項6記載
    の換気扇用モータ。
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