JPH0510173Y2 - - Google Patents

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JPH0510173Y2
JPH0510173Y2 JP1986180709U JP18070986U JPH0510173Y2 JP H0510173 Y2 JPH0510173 Y2 JP H0510173Y2 JP 1986180709 U JP1986180709 U JP 1986180709U JP 18070986 U JP18070986 U JP 18070986U JP H0510173 Y2 JPH0510173 Y2 JP H0510173Y2
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JP
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chamber
connector
small chamber
power supply
lid
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電源電線と内部給電線とを接続する構
造について改良を施した浴室用換気扇に関する。
(従来の技術) 従来より、この種浴室用換気扇に於いては、第
4図に示すようにモータ1や送風羽根2等を具え
る本体枠3が浴室の室内4及び室外5間を隔てる
壁6に木枠7を介して取付けられ、一方、壁6に
は電源電線8が埋設されて、コンセント9がその
室外5側の面に配設され、このコンセント9に、
上記モータ1に給電するための内部給電線10
が、その先端部を室外5に出してプラグ11によ
り差込み接続するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のものの場合、コンセント9を壁6の室内
4側の面に設けないのは、その室内4が浴室特有
の多湿雰囲気となる関係上、電気的に問題を生じ
易く、それを避けなければならないからである
が、然し、上記構造では室外5で内部給電線10
がプラグ11やコンセント9と共に露出して見
え、家屋の外観を悪くするという問題点を有して
いた。又、それと共に、壁6にコンセント9を設
けるのに手間がかかり、工事費用が高くつくとい
う問題点をも有していた。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、電源電線と内部給電線と
を接続する構造について、外観を良くし得、又、
工事費用も安くし得て、更に構造を極力簡単に済
ませ得る上、浴室特有の湿気による電気的問題も
生じず安全に使用できる優れた浴室用換気扇を提
供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の浴室用換気扇は、本体枠が内部に排気
室と吸気室とを仕切つて有するものであつて、そ
の吸気室の上部に小室を仕切り形成し、その小室
の背壁部に電源電線挿通用の孔を形成すると共
に、小室内部に電源電線と内部給電線とを接続す
るコネクタを収納し、且つ小室前面の開放口を塞
ぐ蓋を設けて成るところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、電源電線を小室背壁部の孔
から小室内に通してコネクタにより内部給電線と
接続でき、そしてそのコネクタは小室内に収納で
きるので、それらが室外に露出して見えることは
ない。又、その小室は本体枠の排気室とは別の吸
気室の上部を仕切るだけで形成し得るもので、更
に浴室から小室内への湿気の侵入については、小
室がその湿気でなく外気が通る吸気側室に位置し
ている上に、蓋が湿気の侵入を阻止し、本体枠内
上面から落ちる水滴に対しては、小室がそれのか
からない位置に存して、その侵入を防止する。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき第1図及び第2図
を参照して説明する。
先ず第1図に於いて、21は浴室の室内であ
り、一方、22は室外で、23はその室内・外2
1,22間を隔てた壁、24は壁23に埋設した
木枠である。25は本体枠で、これが上記木枠2
4を介して壁23に取付けられている。而してこ
の本体枠25は詳細には第2図に示すように矩形
の筒状を成すもので、その内部には縦の大仕切壁
26によつて図中右側の排気室31と同左側の吸
気室29とを仕切り形成し、更にその吸気室29
の上部には、横の小仕切壁27によつて小室28
を仕切り形成している。この場合、排気室31は
本体枠25内の大部分を占めるもので、その内部
には送風羽根32及びこれを回転駆動するモータ
33等を配設している。又、この排気室31の前
面開放部には、送風羽根32を囲繞するベルマウ
ス部材34を取付けている。これに対して、吸気
室29の後部(室外22側の部位)には、ルーバ
30を設けている。
35は上記小室28及び吸気室29部分の背面
部を排気室31部分のそれより一段低めることに
よつてそれら小室28及び吸気室29部分の後方
部に形成した段部で、これにより前記壁23への
取付状態では第1図に示すように上記小室28及
び吸気室29部分の後方(室外22側)にあつて
木枠24内に空間部36を形成するようにしてい
る。37は空間部36に臨むようにして木枠24
に形成した孔で、これを通し壁23に埋設された
電源電線38を空間部36に導入せしめている。
39は小室28の背壁部に形成した電源電線38
挿通用の孔、40はこの孔39に装着したブツシ
ングである。又、41はコネクタケース42に収
納されて該コネクタケース42と共に小室28内
に収納されるコネクタで、これにはその前面部に
於いて前記モータ33に給電するための内部給電
線43の裸状端部を例えば半田付けによつて接続
しており、内部には図示しないが後方から挿入さ
れる電源電線38の裸状端部をその挿入に伴つて
保持し上記内部給電線43と接続状態にするいわ
ゆるスクリユーレス接続端子を有している。そし
て斯様なコネクタ41に対してコネクタケース4
2には、その背壁部に電源電線38端部挿入用の
孔44を形成しており、更にコネクタケース42
全体としては第2図に示すように井桁状に形成さ
れ、その周囲突出部分42aによつて前記小室2
8内周面との間に所定の間隙45を保つようにし
ている。46は小室28の前面の開放口を閉塞す
る蓋で、47は本体枠25の前縁フランジ25a
に形成した蓋取付用のねじ孔、48はねじ、49
は蓋46の裏面周囲部に貼着したクツシヨン材か
ら成るシール枠である。この他、第1図に於い
て、50は本体枠25の室内21側開口部に装着
される化粧枠、51は木枠24の室外22側の面
に装着したフードである。
さて、上述の如く構成したものの場合、取付け
の工事に際しては、先ず取付前の本体枠25から
化粧枠50を取外し、更に蓋46を取外して小室
28内からコネクタ41をコネクタケース42と
共に取出す。この状態で、壁23内から孔37を
通して木枠24内に導入せしめた電源電線38
を、小室28背壁部の孔39からブツシング40
を介して小室28内に通し、更にその前方に突出
させて、その裸状端部をコネクタケース42背壁
部の孔44からコネクタ41内に挿入し、以てそ
のコネクタ41を介し電源電線38と内部給電線
43(予めコネクタ41に接続されている)とを
接続した状態とする。この後、電源電線38を後
方へ引き戻しながらコネクタ41をコネクタケー
ス42と共に小室28内に収納し、蓋46をねじ
48により取付けて小室28の前面の開放口を閉
塞する。そして本体枠25を木枠24内に挿入し
て固定し、その後該本体枠25に化粧枠50を取
付ける。
以上のような本実施例によれば、電源電線38
と内部給電線43との接続に係わつたすべての部
品が室外22に露出せず、勿論、室内21にも露
出しないもので、それにより外観を良くすること
ができる。又、従来の壁にコンセントを設けたよ
うな煩わしい工事も必要とせずして、工事費用を
安くすることができる。そして更に、その接続の
ための小室28は、本体枠25の排気室31とは
別の吸気室29の上部を仕切るだけで形成し得る
もので、特別に凹部を形成したり、複雑な別部品
を要したりすることがなく、構造を極力簡単に済
ませることができる。加えて、浴室特有の湿気に
ついては、小室28がその湿気でなく外気が通る
吸気室29側に位置していることにより、湿気の
影響(結露など)を受けにくい上に、蓋46がそ
の湿気の小室28内への侵入を阻止するもので、
一方、本体枠25の内上面から落ちる水滴に対し
ては、小室28が本体枠25の内上部に設けられ
ているから、その水滴がかかる心配もなく、斯く
して上記電源電線38と内部給電線43との接続
部分についての絶縁性も良好に確保でき、優れた
安全性を得ることができる。この他、その接続部
分について室内21側からの点検ができ、保守、
修理等も行ない易いという効果も得ることができ
る。
加えて、特に上記実施例のものの場合には、コ
ネクタケース42を小室28内に収納した状態
で、それと小室28の内周面との間に所定の間隙
45が保たれるようにしていることから、コネク
タケース41の外周面に結露など一層生じにくく
でき、電源電線38と内部給電線43との接続部
分の絶縁性の確保の面で一段と優れたものとなし
得る。
ここで、第3図は本考案の異なる実施例を示し
たもので、コネクタケース42の前部に取出し用
の摘み部52を設け、又、それに伴い蓋46には
摘み部52を通す挿通部である切欠溝53を設け
たものであり、このようにすることによつて、小
室28からのコネクタケース42の取出しひいて
はコネクタ41の取出しを摘み部52を持つて容
易に行なうことができ、又、その取出しの折り摘
み部52を持つた指で蓋46を押えることによつ
て、その蓋46の落下、紛失の虞れもなくすこと
ができるという効果まで得ることができる。
尚、上述の蓋46の挿通部としては切欠溝53
以外に孔等であつても良い。又、前述の実施例に
於いていわゆるスクリユーレス接続端子を有する
としたコネクタ41は、通常のねじによつて電源
電線38及び内部給電線43の各裸状端部を締付
け接続するようなものに変えて実施するようにし
ても良い。更に、木枠24には電源電線38挿通
用として孔37に代え切欠部を形成するようにし
ても良く、又、それらに代え木枠24全体を壁2
3より奥行寸法の小なるものとして実施するよう
にしても良い。加えて、コネクタ41は蓋46に
取付けられ或いはそれと一体に形成されていても
良い。
この他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように本考案の浴室用
換気扇によれば、本体枠が内部に排気室と吸気室
とを仕切つて有するものであつて、その吸気室の
上部に小室を仕切り形成し、その小室の背壁部に
電源電線挿通用の孔を形成すると共に、小室内部
に電源電線と内部給電線とを接続するコネクタを
収納し、且つ小室前面の開放口を塞ぐ蓋を設けて
成るのであるから、電源電線と内部給電線とを接
続する構造について、外観を良くし得、又、工事
費用も安くし得て、更に構造を極力簡単に済ませ
得る上、浴室特有の湿気による電気的問題も生じ
ず安全に使用できるなど、種々の優れた実用的効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示した
ものにて、第1図は全体の取付状態に於ける縦断
側面図、第2図は分解斜視図である。又、第3図
は本考案の異なる実施例を示した主要部分の分解
斜視図であり、第4図は従来構成を示した第1図
相当図である。 図面中、21は浴室の室内、22は室外、23
は壁、25は本体枠、26は大仕切壁、27は小
仕切壁、28は小室、29は吸気室、31は排気
室、38は電源電線、39は電源電線挿通用の
孔、41はコネクタ、42はコネクタケース、4
3は内部給電線、45は所定の間隙、46は蓋、
52は摘み部、53は切欠溝(挿通部)を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 浴室の室内・外間を隔てる壁に取付けられる
    本体枠が内部に排気室と吸気室とを仕切つて有
    するものであつて、その吸気室の上部に小室を
    仕切り形成し、その小室の背壁部に電源電線挿
    通用の孔を形成すると共に、小室内部に電源電
    線と内部給電線とを接続するコネクタを収納
    し、且つ小室前面の開放口を塞ぐ蓋を設けて成
    ることを特徴とする浴室用換気扇。 2 コネクタはコネクタケースに収納されて該コ
    ネクタケースと共に小室に収納され、その収納
    状態でコネクタケースと小室内周面との間には
    所定の隙間が保たれるようになつていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の浴室用換気扇。 3 コネクタケースは前部に取出し用の摘み部を
    有し、蓋がその摘み部を通す挿通部を有するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項
    に記載の浴室用換気扇。
JP1986180709U 1986-11-25 1986-11-25 Expired - Lifetime JPH0510173Y2 (ja)

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JP1986180709U JPH0510173Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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JPS6387447U JPS6387447U (ja) 1988-06-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722860U (ja) * 1971-04-01 1972-11-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169430U (ja) * 1982-05-10 1983-11-11 株式会社東芝 換気扇

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4722860U (ja) * 1971-04-01 1972-11-14

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