JP3208038B2 - 天井用換気扇 - Google Patents
天井用換気扇Info
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Description
通して本体枠内に電源電線を挿通する構成の天井用換気
扇に関する。
構成されたものがある。即ち、図14および図15にお
いて、部屋の天井裏には本体枠1が配設され、本体枠1
内にはケーシング2が設けられている。そして、ケーシ
ング2内にはファン装置3が収容されており、ファン装
置3のファン3aが回転すると、部屋内の空気が天井板
4の開口部4aを通してケーシング2内に吸引され、本
体枠1の排気口1cを通して排気される。
設けられ、各ばね引掛部2aにはばね部材5の腕部5
a,5aが係合されている。そして、各ばね部材5のコ
イル部5bには化粧枠6の金具6a,6aが係合されて
おり、化粧枠6は、各ばね部材5の腕部5a,5aの拡
がり力により上方へ持ち上げられ、天井板4の開口部4
aを覆っている。
装ボックス収納部2bが設けられ、電装ボックス収納部
2b内には、速結端子7a(電線を挿入するだけでチャ
ックし保持する構造のもので、SL端子とも呼ばれる)
を有する電装ボックス7が収納されている。そして、電
源電線8は、本体枠1の天井板に形成された電線挿通孔
1bから本体枠1内に挿通された後、本体ケース1とケ
ーシング2とで囲まれた空間部9を通して速結端子7a
に接続されている。
来のものは、電源電線8を電線挿通孔1bから幅広な空
間部9に挿通する構成であるため、空間部9内における
電源電線8の挿通位置が定まらなかった。このため、図
16に示すように、電源電線8の挿通時や挿通後に電源
電線8がばね引掛部2aやばね部材5の腕部5a等の他
部品と干渉する虞れがあった。
と、電源電線8を速結端子7aに接続し難くなり、電源
電線8の接続作業性が低下する。また、電源電線8が挿
入後に腕部5aと干渉すると、第1に電源電線8が傷付
く虞れがある。第2に、両腕部5aが正規状態まで拡が
らない等、ばね部材5の動作が悪化し、化粧枠6と天井
板4との間に隙間が生じたり、振動の発生に伴い化粧枠
6からびびり音が生じる虞れがある。
あり、その目的は、電源電線の挿通位置を安定させるこ
とに伴い、電源電線と他部品との干渉を防止できる天井
用換気扇を提供することである。
気扇は、下面に吸気口を有し且つ側面に排気口を有する
本体枠と、この本体枠内に設けられ、ケーシング内に駆
動モータにより回転されるファンを配設して構成され、
そのファンの回転に応じて前記本体枠の吸気口から空気
を吸引して排気口から吐出させるファン装置と、前記本
体枠の吸気口を覆う化粧枠と、前記本体枠内に設けら
れ、前記駆動モータに電気的に接続されるコネクタを収
納する電装ボックスと、前記本体枠の天井板に形成さ
れ、前記電装ボックスの上方近傍に位置する電線挿通孔
と、前記本体枠内に設けられ、前記電線挿通孔を通して
前記本体枠内に挿通されて前記コネクタに接続される電
源電線の挿通位置を前記電装ボックス側に規制する仕切
壁とを備えたところに特徴を有する。
置のケーシングが合成樹脂により形成され、仕切壁がケ
ーシングに一体形成されているところに特徴を有する。
請求項3記載の天井用換気扇は、化粧枠を、腕部が本体
枠に移動可能に係合されたばね部材を介して本体枠の吸
気口を覆うように保持し、仕切壁の下端部を、前記ばね
部材の腕部の先端部の移動軌跡より下側に位置させたと
ころに特徴を有する。
置のケーシングに係合部が設けられ、電装ボックスに、
前記ケーシングの係合部に係合することに伴い電装ボッ
クスをケーシングに仮保持する被係合部が設けられてい
るところに特徴を有する。請求項5記載の天井用換気扇
は、仕切壁が本体枠に取付けられているところに特徴を
有する。請求項6記載の天井用換気扇は、ばね部材の腕
部が係合されるばね係合部が仕切壁に設けられ、化粧枠
が、前記ばね部材を介して本体枠の吸気口を覆うように
保持されているところに特徴を有する。
気口を有し且つ側面に排気口を有する本体枠と、この本
体枠内に設けられ、ケーシング内に駆動モータにより回
転されるファンを配設して構成され、そのファンの回転
に応じて前記本体枠の吸気口から空気を吸引して排気口
から吐出させるファン装置と、このファン装置のケーシ
ングに一体形成されたばね係合部と、このばね係合部
に、その腕部が係合されたばね部材と、このばね部材に
係合保持され、前記本体枠の吸気口を覆う化粧枠と、前
記本体枠内に設けられ、前記駆動モータに電気的に接続
されるコネクタを収納する電装ボックスと、前記本体枠
の天井板に形成され、前記電装ボックスの上方近傍に位
置する電線挿通孔と、前記ばね係合部に一体形成され、
前記電線挿通孔を通して前記本体枠内に挿通されて前記
コネクタに接続される電源電線の挿通位置を前記電装ボ
ックス側に規制する仕切壁と、この仕切壁に一体形成さ
れ、上端部に向かうに連れて前記電装ボックスから離れ
るように傾斜する傾斜部とを備えたところに特徴を有す
る。
仕切壁が設けられているため、電源電線が電装ボックス
側に位置規制され、挿通時や挿通後における電源電線の
挿通位置が電装ボックス側で安定する。従って、電源電
線を電装ボックスのコネクタに接続し易くなると共に、
電源電線が他部品と干渉することが防止される。請求項
2記載の手段によれば、ケーシングに仕切壁が一体形成
されているので、部品点数が少なくなる。請求項3記載
の手段によれば、仕切壁の下端部がばね部材の腕部にお
ける先端部の移動軌跡より下側に位置しているので、ば
ね部材の腕部と電源電線との干渉が確実に防止される。
の係合部に電装ボックスの被係合部を係合すると、電装
ボックスがケーシングに仮保持される。従って、電装ボ
ックスを手で支えながらコネクタに電源電線を接続する
必要がなくなる。請求項5記載の手段によれば、仕切壁
が本体枠に取付けられているので、ケーシングを形成す
る成形型の形状が、仕切壁をケーシングに一体形成する
場合に比べて簡素化される。
が仕切壁に設けられているので、ケーシングを形成する
成形型の形状が、ばね係合部をケーシングに一体形成す
る場合に比べて簡素化される。請求項7記載の手段によ
れば、本体枠の内部に仕切壁が設けられているため、電
源電線が電装ボックス側に位置規制され、挿通時や挿通
後における電源電線の挿通位置が電装ボックス側で安定
する。しかも、電源電線を本体枠の内部に挿通するにあ
たって、電源電線が仕切壁の傾斜部に沿って電装ボック
ス側へ案内されるので、挿通時における電源電線の位置
が一層安定する。
に基づいて説明する。まず、図1において、部屋11の
天井板12には開口部12aが形成され、開口部12a
の周縁部には、天井裏13側に位置するように取付枠1
4が取付けられている。そして、取付枠14には、天井
裏13側に位置するように鋼板製の本体枠15がねじ止
めされ、本体枠15の下面には、天井板12の開口部1
2aを通して部屋11内に臨む吸気口15aが形成され
ている。また、本体枠15の側面には排気口15b(図
2参照)が形成されており、排気口15bには、屋外に
通じるダクト(図示せず)が接続される。
ング16が固定され、ケーシング16内には、ファン1
7aおよび駆動モータに相当するファンモータ17bか
らなるファン装置17が収容されている。また、ケーシ
ング16の下面には、ばね係合部に相当するL字状のば
ね引掛部16a,16aが一体形成されており、図2に
示すように、各ばね引掛部16aにはばね挿入孔16
b,16bが形成されている。尚、符号16cは、ケー
シング16に形成された吸気口を示す。
16bには、ねじりコイルばねからなるばね部材18の
腕部18a,18aが挿入されている。また、図1に示
すように、化粧枠19の内面には引掛金具19a,19
aが取付けられ、各引掛金具19aは、ばね部材18の
コイル部18bに係合保持されている。そして、化粧枠
19は、各ばね部材18の腕部18a,18aの拡がり
力により上方へ持ち上げられることにより天井板12に
圧接され、天井板12の開口部12aおよび本体枠15
の吸気口15aを下側から覆っている。また、化粧枠1
9には、複数の吸気孔19bが形成されている。
粧枠19が係合保持されていない場合、各ばね部材18
の腕部18a,18aは狭まった状態にある。図5は、
ばね部材18の腕部18aが拡がった状態を実線で示
し、狭まった状態を二点鎖線で示すものであり、一点鎖
線αは腕部18aの先端部の移動軌跡である。
うに、本体枠15の隅部に位置して電装ボックス収納部
16dが形成されている。この電装ボックス収納部16
dは、図3に示すように、ケーシング16の外面とケー
シング16に一体形成された側壁16k,16mとケー
シング16に一体形成された横壁16nとで囲まれた下
側の空間部分を称するものであり、図1に示すように、
電装ボックス収納部16d内には合成樹脂製の電装ボッ
クス20が収納され、電装ボックス20内には、コネク
タに相当する速結端子20aが収納されている。尚、符
号16jは、電装ボックス収納部16dの側壁16kに
形成された電線挿通孔を示す。
うに、電装ボックス収納部16dの上段に位置して電気
部品収納部16eが形成されている。この電気部品収納
部16eは、ケーシング16の外面と側壁16k,16
mと横壁16nとで囲まれた上側の空間部分を称するも
のであり、電気部品収納部16e内にはコンデンサ21
やヒューズ(図示せず)等の電気部品が収納されてい
る。そして、電装ボックス20内の速結端子20aは、
図1に示すように、電気部品収納部16e内の電気部品
を介してファン装置17のファンモータ17bに接続さ
れている。尚、電気部品収納部16eの上面開口は本体
枠15の天井板により閉塞されている。
は、図3に示すように、セルフヒンジ部16fが一体形
成されている。そして、セルフヒンジ部16fには蓋体
16gが一体形成されており、蓋体16gはセルフヒン
ジ部16fを中心に回動するようになっている。また、
ケーシング16の下面にはボス部16hが一体形成され
ている。そして、蓋体16gは、ボス部16hにねじ2
2を締込むことに伴い電装ボックス収納部16dの下面
開口部を閉塞した状態に保持されている。これにより、
電装ボックス20が電装ボックス収納部16d内に保持
されている。
に、電線挿通孔15cが形成されている。この電線挿通
孔15cは、電装ボックス20の真上から図示右側へ若
干ずれた部分に形成されたものであり、図2に示すよう
に、電源電線23およびアース線24は電線挿通孔15
cを通して本体枠15の内部に挿通されている。また、
ケーシング16の外面には仕切壁16iが一体形成され
ている。この仕切壁16iは、図3に示すように、一端
部がケーシング16の外面に繋がり且つ他端部が側壁1
6kに繋がるものであり、図5に示すように、仕切壁1
6iの下端部は腕部18aの先端部の移動軌跡αより下
方に位置している。
挿通された電源電線23は、図1に示すように、仕切壁
16iとケーシング16との間に形成された電線挿通部
25から電装ボックス収納部16dの電線挿通孔16j
を通して電装ボックス20内の速結端子20aに接続さ
れている。また、電線挿通孔15cから本体枠15の内
部に挿入されたアース線24は、図2に示すように、電
線挿通部25を通してアースねじ24aに接続されてい
る。尚、アースねじ24aは、本体枠15の内面に固定
されたものである。
源電線23から速結端子20aおよびコンデンサ21等
の電気部品を通してファンモータ17bに電源が供給さ
れると、ファン17aが回転する。すると、部屋11内
の空気が、化粧枠19の吸気孔19b→天井板12の開
口部12a→本体枠15の吸気口15a→ケーシング1
6の吸気口16cの順序でケーシング16内に吸引さ
れ、その後、本体枠15の排気口15bからダクトを通
して屋外へ排出される。
アース線24を接続するにあたっては、まず、電源電線
23およびアース線24を本体枠15の電線挿通孔15
cから本体枠15の電線挿通部25内に挿通する。次
に、電源電線23を電装ボックス収納部16dの電線挿
通孔16jから電装ボックス収納部16d内に挿通し、
電装ボックス20の速結端子20aに接続した後、ボス
部16hにねじ22を締込んで、蓋体16gにより電装
ボックス20を保持すると共に、アース線24をアース
ねじ24aに接続する。
iが設けられているため、電源電線23およびアース線
24が電装ボックス20側に位置規制され、挿通時や挿
通後における電源電線23の挿通位置,挿通時や挿通後
におけるアース線24の挿通位置が電装ボックス20側
で安定する。従って、電源電線23およびアース線24
がばね引掛部16aやばね部材18の腕部18a等に干
渉することが防止され、その結果、電源電線23および
アース線24の接続作業が効率化される。しかも、ばね
部材18の動作悪化が防止されるので、化粧枠19と天
井板12との間に隙間が生じること,振動の発生に伴い
化粧枠19からびびり音が生じること,腕部18aの端
面により電源電線23およびアース線24が傷付けられ
ることが防止される。
壁16iを一体形成する構成とした。このため、部品点
数が少なくなるので、部品管理が容易になると共に組立
作業性が向上する。また、本体枠15の隅部に電装ボッ
クス20を配置したので、本体枠15内のデッドスペー
ス(本体枠15とケーシング16との隙間)が有効利用
され、その結果、スペース効率が向上する。
の先端部の移動軌跡αより下側に位置させたので、腕部
18aと電源電線23およびアース線24との干渉が確
実に防止される。従って、電源電線23およびアース線
24の接続作業効率の向上,ばね部材18の動作悪化の
防止,化粧枠19と天井板12との間の隙間廃止,化粧
枠19からのびびり音発生防止,電源電線23およびア
ース線24の傷付き防止が一層確実に達成される。
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部材についてのみ説明を行う。まず、図7におい
て、ケーシング16の外面には仕切壁26が一体形成さ
れている。この仕切壁26は、一端部がケーシング16
の外面に繋がり且つ他端部が側壁16kに繋がるもので
あり、図6に示すように、仕切壁26は、該仕切壁26
と側壁16kとの間隔が上端部から下端部に向かって狭
まるように傾斜している。尚、符号27は、仕切壁26
とケーシング16との間に形成された電線挿通部であ
る。
仕切壁26が設けられているため、電源電線23および
アース線24が電装ボックス20側に位置規制され、挿
通時や挿通後における電源電線23の挿通位置,挿通時
や挿通後におけるアース線24の挿通位置が電装ボック
ス20側で安定する。しかも、仕切壁26の上端部が拡
がり且つ下端部が狭まっているので、電源電線23およ
びアース線24の電線挿通部27に対する挿通作業性を
損なうことなく、電源電線23およびアース線24の挿
通位置が一層安定する。
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部材についてのみ説明を行う。ケーシング16の外
面には、図8に示すように、壁部28が一体形成されて
いる。この壁部28は、仕切壁に相当する円弧状の仕切
壁部28aと電装ボックス収納部29の側壁を構成する
側壁部28bと電装ボックス収納部29の天井壁を構成
する天井壁部28cとを有するものであり、側壁部28
bには、係合部に相当する係合孔28dが形成されてい
る。
相当する爪部20bが一体形成されている。そして、電
装ボックス20を電装ボックス収納部29に押込むと、
電装ボックス20の爪部20bが係合孔28dに係合
し、電装ボックス収納部29内に電装ボックス20が仮
保持される。また、側壁部28bには、その下端部に位
置して操作部28eが一体形成されており、操作部28
eを押圧して側壁部28bを矢印A方向へ拡げると、電
装ボックス20の爪部20bと側壁部28bの係合孔2
8dとの係合が解除される。
照)には、図9に示すように、蓋体30がねじ22によ
り固定されている。この蓋体30はケーシング16と別
体で形成されたものであり、電装ボックス収納部29の
下面開口を閉塞し、電装ボックス収納部29内に電装ボ
ックス20を保持している。また、ケーシング16に
は、電装ボックス収納部29内に突出する押え板31が
一体形成されており、電装ボックス20は、押え板31
に係合することに伴いずれ防止されている。尚、符号3
2は、仕切壁部28aとケーシング16との間に形成さ
れた電線挿通部を示している。
仕切壁部28aが設けられているため、電源電線23お
よびアース線24が電装ボックス20側に位置規制さ
れ、挿通時や挿通後における電源電線23の挿通位置,
挿通時や挿通後におけるアース線24の挿通位置が電装
ボックス20側で安定する。
装ボックス20の爪部20bを係合すると、電装ボック
ス20が電装ボックス収納部29に仮保持されるため、
蓋体30を取外した状態で電源電線23を電装ボックス
20の速結端子20aに接続するにあたって、電装ボッ
クス20を手で支える必要がなくなる。このため、電源
電線23の接続作業が簡単化されると共に、電源電線2
3の接続時における電装ボックス20の落下が防止され
るので、安全性が向上する。
けたので、操作部28eを押圧するだけで、電装ボック
ス20の爪部20bとケーシング16の係合孔28dと
の係合が解除され、電装ボックス収納部29から電装ボ
ックス20が取出される。従って、電装ボックス20を
取出してヒューズを交換する等のメンテナンスが簡単化
される。
グ16に係合孔28dを形成し、電装ボックス20に爪
部20bを形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば、電装ボックス20に係合孔を形成し、ケー
シング16に爪部を形成する構成としても良い。
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。本体枠15の天井板には、そ
の下面に位置して仕切壁に相当するL字状の仕切板33
が取付けられている。この仕切板33は、本体枠15に
ねじ34で固定されたものであり、仕切板33には、本
体枠15の電線挿通孔15cに対応する孔33aが形成
されている。尚、符号35は、仕切板33とケーシング
16との間に形成された電線挿通部を示す。
仕切板33が設けられているため、電源電線23および
アース線24が電装ボックス20側に位置規制され、挿
通時や挿通後における電源電線23の挿通位置,挿通時
や挿通後におけるアース線24の挿通位置が電装ボック
ス20側で安定する。また、仕切板33が本体枠15に
取付けられているので、ケーシング16を形成する成形
型の形状が、仕切壁16iをケーシング16に一体形成
する場合に比べて簡素化される。
12に基づいて説明する。尚、上記第4実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。仕切板33の
下端部には、図11に示すように、ばね係合部に相当す
るばね引掛部33bが一体形成されている。このばね引
掛部33bは、図12に示すように、2つのばね挿入孔
33cを有するものであり、各ばね挿入孔33cには、
一方のばね部材18の腕部18a,18aが挿入されて
いる。
掛部33bを設けたので、ケーシング16を形成する成
形型の形状が、ケーシング16にばね引掛部16a(図
1参照)を一体形成する場合に比べて簡素化されるよう
になる。
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。ケーシング16の一方のばね
引掛部16aには、仕切壁に相当する仕切板36が側方
に一体形成されている。仕切板36とケーシング16と
の間には電線挿通部37が形成されている。また、仕切
板36の上端部には傾斜部36aが一体形成されてお
り、傾斜部36aは、下側から上側に向かうに従って電
装ボックス20から離れるように傾斜している。
仕切板36が設けられているため、電源電線23および
アース線24が電装ボックス20側に位置規制され、挿
通時や挿通後における電源電線23の挿通位置,挿通時
や挿通後におけるアース線24の挿通位置が電装ボック
ス20側で安定する。しかも、仕切板36に傾斜部36
aが形成されているため、挿通時に電源電線23および
アース線24が傾斜部36aに接触し、傾斜部36aに
沿って電装ボックス20側へ誘導される。従って、挿通
時に電源電線23およびアース線24がばね部材18に
干渉することが確実に防止される。
20の真上より図1の図示右側へずれた位置に電線挿通
孔15cを形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば図示左側へずれていたり、あるいは、電装ボ
ックス20の真上であったりしても良く、要は電装ボッ
クス20の上方近傍であれば良い。
の天井用換気扇によれば以下の効果を奏する。請求項1
記載の手段によれば、電源電線を電装ボックス側に位置
規制し、挿通時や挿通後における電源電線の挿通位置を
電装ボックス側で安定させることができるので、電源電
線を電装ボックスに接続し易くなると共に、電源電線が
他部品と干渉することが防止される。このため、電源電
線の接続作業が効率化されると共に、ばね部材の動作悪
化が防止されるので、化粧枠と天井板との間に隙間が生
じること,振動の発生に伴い化粧枠からびびり音が生じ
ること,電源電線が傷付けられることが防止される。
のケーシングに仕切壁が一体形成されているので、部品
点数が少なくなる。このため、部品管理が容易になると
共に組立作業性が向上する。請求項3記載の手段によれ
ば、仕切壁の下端部がばね部材の腕部の移動軌跡より下
側に位置しているので、腕部と電源電線との干渉が確実
に防止される。このため、電源電線の接続作業効率の向
上,ばね部材の動作悪化の防止,化粧枠と天井板との間
の隙間廃止,化粧枠からのびびり音発生防止,電源電線
の傷付き防止が一層確実に達成される。
に電装ボックスを仮保持することができるので、電装ボ
ックスを手で支えながらコネクタに電源電線を接続する
必要がなくなる。このため、電源電線の接続作業が簡単
化されると共に、電源電線の接続時における電装ボック
スの落下が防止されるので、安全性が向上する。請求項
5記載の手段によれば、仕切壁が本体枠に取付けられて
いるので、ケーシングを形成する成形型の形状が、仕切
壁をケーシングに一体形成する場合に比べて簡素化され
る。
ね係合部を設けたので、ケーシングを形成する成形型の
形状が、ばね係合部をケーシングに一体形成する場合に
比べて簡素化される。請求項7記載の手段によれば、電
源電線を電装ボックス側に位置規制し、挿通時や挿通後
における電源電線の挿通位置を電装ボックス側で安定さ
せることができるので、電源電線を電装ボックスに接続
し易くなると共に、電源電線が他部品と干渉することが
防止される。また、電源電線を傾斜部に沿って電装ボッ
クス側へ誘導できるので、電源電線が挿通時に他部品と
干渉することが確実に防止される。
図
斜視図
図
cは電線挿通孔、16はケーシング、16aはばね引掛
部(ばね係合部)、16iは仕切壁、17はファン装
置、17aはファン、17bはファンモータ(駆動モー
タ)、18はばね部材、18aは腕部、19は化粧枠、
20は電装ボックス、20aは速結端子(コネクタ)、
20bは爪部(被係合部)、23は電源電線、26は仕
切壁、28aは仕切壁部(仕切壁)、28dは係合孔
(係合部)、33は仕切板(仕切壁)、33bはばね引
掛部(ばね係合部)、36は仕切板(仕切壁)、36a
は傾斜部を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 下面に吸気口を有し且つ側面に排気口を
有する本体枠と、 この本体枠内に設けられ、ケーシング内に駆動モータに
より回転されるファンを配設して構成され、そのファン
の回転に応じて前記本体枠の吸気口から空気を吸引して
排気口から吐出させるファン装置と、 前記本体枠の吸気口を覆う化粧枠と、 前記本体枠内に設けられ、前記駆動モータに電気的に接
続されるコネクタを収納する電装ボックスと、 前記本体枠の天井板に形成され、前記電装ボックスの上
方近傍に位置する電線挿通孔と、 前記本体枠内に設けられ、前記電線挿通孔を通して前記
本体枠内に挿通されて前記コネクタに接続される電源電
線の挿通位置を前記電装ボックス側に規制する仕切壁と
を備えたことを特徴とする天井用換気扇。 - 【請求項2】 ファン装置のケーシングが合成樹脂によ
り形成され、 仕切壁がケーシングに一体形成されていることを特徴と
する請求項1記載の天井用換気扇。 - 【請求項3】 化粧枠は、腕部が本体枠側に移動可能に
係合されたばね部材を介して本体枠の吸気口を覆うよう
に保持され、 仕切壁の下端部は、前記ばね部材の腕部の先端部の移動
軌跡より下側に位置していることを特徴とする請求項1
記載の天井用換気扇。 - 【請求項4】 ファン装置のケーシングには係合部が設
けられ、 電装ボックスには、前記ケーシングの係合部に係合する
ことに伴い電装ボックスをケーシングに仮保持する被係
合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
天井用換気扇。 - 【請求項5】 仕切壁が本体枠に取付けられていること
を特徴とする請求項1記載の天井用換気扇。 - 【請求項6】 仕切壁には、ばね部材の腕部が係合され
るばね係合部が設けられ、 化粧枠は、前記ばね部材を介して本体枠の吸気口を覆う
ように保持されていることを特徴とする請求項5記載の
天井用換気扇。 - 【請求項7】 下面に吸気口を有し且つ側面に排気口を
有する本体枠と、 この本体枠内に設けられ、ケーシング内に駆動モータに
より回転されるファンを配設して構成され、そのファン
の回転に応じて前記本体枠の吸気口から空気を吸引して
排気口から吐出させるファン装置と、 このファン装置のケーシングに一体形成されたばね係合
部と、 このばね係合部に、その腕部が係合されたばね部材と、 このばね部材に係合保持され、前記本体枠の吸気口を覆
う化粧枠と、 前記本体枠内に設けられ、前記駆動モータに電気的に接
続されるコネクタを収納する電装ボックスと、 前記本体枠の天井板に形成され、前記電装ボックスの上
方近傍に位置する電線挿通孔と、 前記ばね係合部に一体形成され、前記電線挿通孔を通し
て前記本体枠内に挿通されて前記コネクタに接続される
電源電線の挿通位置を前記電装ボックス側に規制する仕
切壁と、 この仕切壁に一体形成され、上端部に向かうに連れて前
記電装ボックスから離れるように傾斜する傾斜部とを備
えたことを特徴とする天井用換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05538695A JP3208038B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 天井用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05538695A JP3208038B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 天井用換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08247519A JPH08247519A (ja) | 1996-09-27 |
JP3208038B2 true JP3208038B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=12997075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05538695A Expired - Fee Related JP3208038B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 天井用換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208038B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6053540B2 (ja) * | 2013-01-31 | 2016-12-27 | 三菱電機株式会社 | 換気装置 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP05538695A patent/JP3208038B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08247519A (ja) | 1996-09-27 |
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