JPH09222104A - ワイヤーガイド - Google Patents
ワイヤーガイドInfo
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- JPH09222104A JPH09222104A JP5377296A JP5377296A JPH09222104A JP H09222104 A JPH09222104 A JP H09222104A JP 5377296 A JP5377296 A JP 5377296A JP 5377296 A JP5377296 A JP 5377296A JP H09222104 A JPH09222104 A JP H09222104A
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- clip
- board
- frame pipe
- wire
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】ブレーキ等のワイヤーを自転車フレームに沿わ
せる場合において、ワイヤーの途中部分を簡単に抱包
し、しかもフレームパイプに対して強固に取り付けるこ
とができるワイヤーガイドを得る。 【解決手段】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
の上記クリップ自由端側には係着突起を形成するととも
に、クリップの自由端には、上記係着突起に係着可能な
係着部を形成してなる。 これによりフレームに対する
ワイヤー等の取り付け作業がきわめて容易となり、作業
性を著しく向上させることができる。
せる場合において、ワイヤーの途中部分を簡単に抱包
し、しかもフレームパイプに対して強固に取り付けるこ
とができるワイヤーガイドを得る。 【解決手段】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
の上記クリップ自由端側には係着突起を形成するととも
に、クリップの自由端には、上記係着突起に係着可能な
係着部を形成してなる。 これによりフレームに対する
ワイヤー等の取り付け作業がきわめて容易となり、作業
性を著しく向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車におけるブ
レーキや変速機操作用ワイヤーをフレームパイプに沿わ
せるためのワイヤーガイドの改良に関し、ワイヤー取り
付け作業を容易にするとともに、取り付けの完全性を期
し、しかも品質ならびに強度の向上、さらにはコストの
低減をはかることを目的とする。
レーキや変速機操作用ワイヤーをフレームパイプに沿わ
せるためのワイヤーガイドの改良に関し、ワイヤー取り
付け作業を容易にするとともに、取り付けの完全性を期
し、しかも品質ならびに強度の向上、さらにはコストの
低減をはかることを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤーガイドは、一般的には図３に示
したように、基板１の一端に、あらかじめパイプＰに形
成した位置規制穴６内に嵌合可能な位置規制突起部２を
有するとともに、中央部には係止穴３が形成され、さら
に他端を上方に起立させ、しかも該起立部４にワイヤー
の挿通穴５が形成されており、これをパイプＰに形成さ
れた位置規制穴６内に突起部２を嵌合させるとともに、
係止穴３をパイプＰの止着穴７に一致させ、係止穴３か
らリベット８を挿入してパイプＰの止着穴７内に圧入さ
せることによりパイプＰに固定される。
したように、基板１の一端に、あらかじめパイプＰに形
成した位置規制穴６内に嵌合可能な位置規制突起部２を
有するとともに、中央部には係止穴３が形成され、さら
に他端を上方に起立させ、しかも該起立部４にワイヤー
の挿通穴５が形成されており、これをパイプＰに形成さ
れた位置規制穴６内に突起部２を嵌合させるとともに、
係止穴３をパイプＰの止着穴７に一致させ、係止穴３か
らリベット８を挿入してパイプＰの止着穴７内に圧入さ
せることによりパイプＰに固定される。
【０００３】また図４に示したように、プラスチック成
型により、基板９とワイヤーを抱持部１１とを一体化
し、基板９の裏面にはパイプＰに形成した取り付け穴Ｈ
内に挿入され、しかも左右それぞれ外側方向に弾発力を
有する羽根１０ａを有して上記取り付け穴Ｈ内に嵌合係
着可能な固定手段１０が設けられるとともに、基板９上
面のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持する抱持部１１
の一部を切り欠いてスリット１２を形成し、該スリット
１２よりワイヤーを抱持部１１内に圧入させるようにし
た構造のものも知られている。
型により、基板９とワイヤーを抱持部１１とを一体化
し、基板９の裏面にはパイプＰに形成した取り付け穴Ｈ
内に挿入され、しかも左右それぞれ外側方向に弾発力を
有する羽根１０ａを有して上記取り付け穴Ｈ内に嵌合係
着可能な固定手段１０が設けられるとともに、基板９上
面のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持する抱持部１１
の一部を切り欠いてスリット１２を形成し、該スリット
１２よりワイヤーを抱持部１１内に圧入させるようにし
た構造のものも知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ワイヤーガイド１にあっては、取り付けたワイヤーガイ
ド１に対してワイヤー（図示省略）を抱持させる場合に
おいては、挿通穴５内にいちいち長いワイヤーの端部か
ら通さなければならないために多大の労力を要し、また
コスト高となるのを免れない。 また後者のワイヤーガ
イドにあっては、ワイヤーをスリットから抱持部内に装
入する場合、スリットの間隙が僅かでも広すぎると苛酷
な操作により、比較的簡単にワイヤーが上記スリットか
ら外れやすく走行上の危険を伴い、また反対に狭すぎる
と、ワイヤーをスリットから抱持部内に装入する作業が
容易ではなく、また抱持部１１が欠損し易い等の問題点
が指摘される。
ワイヤーガイド１にあっては、取り付けたワイヤーガイ
ド１に対してワイヤー（図示省略）を抱持させる場合に
おいては、挿通穴５内にいちいち長いワイヤーの端部か
ら通さなければならないために多大の労力を要し、また
コスト高となるのを免れない。 また後者のワイヤーガ
イドにあっては、ワイヤーをスリットから抱持部内に装
入する場合、スリットの間隙が僅かでも広すぎると苛酷
な操作により、比較的簡単にワイヤーが上記スリットか
ら外れやすく走行上の危険を伴い、また反対に狭すぎる
と、ワイヤーをスリットから抱持部内に装入する作業が
容易ではなく、また抱持部１１が欠損し易い等の問題点
が指摘される。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明にあって
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、ワ
イヤー取り付け作業を容易にし、しかもその取り付けが
完全で不用意に外れることがないようにしたものであっ
て、具体的には、フレームパイプにワイヤー類を沿わせ
るための止着具であって、該止着具は、裏面にフレーム
パイプに固定するための固定手段を有する基板と、該基
板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところ
の、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由
端を基板に対して開閉自在としたクリップとからなり、
基板上の上記クリップ自由端側には係着突起を形成する
とともに、クリップの自由端には、上記係着突起に係着
可能な係着部を形成してなることを特徴とした自転車用
ワイヤーガイドに関する。
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、ワ
イヤー取り付け作業を容易にし、しかもその取り付けが
完全で不用意に外れることがないようにしたものであっ
て、具体的には、フレームパイプにワイヤー類を沿わせ
るための止着具であって、該止着具は、裏面にフレーム
パイプに固定するための固定手段を有する基板と、該基
板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところ
の、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由
端を基板に対して開閉自在としたクリップとからなり、
基板上の上記クリップ自由端側には係着突起を形成する
とともに、クリップの自由端には、上記係着突起に係着
可能な係着部を形成してなることを特徴とした自転車用
ワイヤーガイドに関する。
【０００６】また本発明は、フレームパイプにワイヤー
類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏面
にフレームパイプに固定するための固定手段を有する基
板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持す
るところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定さ
せて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップとか
らなり、基板上における上記クリップの自由端に対応す
る側には、外側または内側に向けた爪を突出させるとと
もに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合爪
を突出させた係合片を有し、かつ該係合片に対し、先端
が上記係合爪の先端部との間に僅かな間隔を有するとと
もに、係合片に対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成し
てなることを特徴とした自転車用ワイヤーガイドにも関
する。
類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏面
にフレームパイプに固定するための固定手段を有する基
板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持す
るところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定さ
せて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップとか
らなり、基板上における上記クリップの自由端に対応す
る側には、外側または内側に向けた爪を突出させるとと
もに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合爪
を突出させた係合片を有し、かつ該係合片に対し、先端
が上記係合爪の先端部との間に僅かな間隔を有するとと
もに、係合片に対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成し
てなることを特徴とした自転車用ワイヤーガイドにも関
する。
【０００７】さらに本発明は、フレームパイプにワイヤ
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側の幅斜め下方向に向けて爪を
突出させるとともに、クリップの自由端には、上記爪に
係合する係合爪を突出させた係合片を有し、かつ該係合
片に対し、先端が上記係合爪の先端部との間に僅かな間
隔を有するとともに、係合片に対して略平行に沿わせた
嵌合壁を形成してなることを特徴とした自転車用ワイヤ
ーガイドにも関する。
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側の幅斜め下方向に向けて爪を
突出させるとともに、クリップの自由端には、上記爪に
係合する係合爪を突出させた係合片を有し、かつ該係合
片に対し、先端が上記係合爪の先端部との間に僅かな間
隔を有するとともに、係合片に対して略平行に沿わせた
嵌合壁を形成してなることを特徴とした自転車用ワイヤ
ーガイドにも関する。
【０００８】また本発明は、上記した各構成のものにお
いて、裏面に、フレームパイプに固定するための固定手
段を有する基板は、その裏面が固定すべきフレームパイ
プの取り付け面に対応した曲面とされていることを特徴
とした自転車用ワイヤーガイドにも関する。
いて、裏面に、フレームパイプに固定するための固定手
段を有する基板は、その裏面が固定すべきフレームパイ
プの取り付け面に対応した曲面とされていることを特徴
とした自転車用ワイヤーガイドにも関する。
【０００９】また本発明は、上記した各構成のものにお
いて、裏面に、フレームパイプに固定するための固定手
段を有する基板は、フレームパイプの長手方向に向け
て、クリップよりも幅広に形成されていることを特徴と
した自転車用ワイヤーガイドにも関する。
いて、裏面に、フレームパイプに固定するための固定手
段を有する基板は、フレームパイプの長手方向に向け
て、クリップよりも幅広に形成されていることを特徴と
した自転車用ワイヤーガイドにも関する。
【００１０】さらに本発明は、フレームパイプにワイヤ
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側に向けて爪を突出させるとと
もに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合爪
を突出させた係合片と、先端が上記係合爪の先端部との
間に僅かな間隔を有するとともに、係合片に対して略平
行に沿わせた嵌合壁とを形成し、さらに係合片の突出爪
の突出側の側面に、係合した基板側爪の、側面方向への
移動を規制できるストッパー壁が形成されていることを
特徴とした自転車用ワイヤーガイドにも関する。
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側に向けて爪を突出させるとと
もに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合爪
を突出させた係合片と、先端が上記係合爪の先端部との
間に僅かな間隔を有するとともに、係合片に対して略平
行に沿わせた嵌合壁とを形成し、さらに係合片の突出爪
の突出側の側面に、係合した基板側爪の、側面方向への
移動を規制できるストッパー壁が形成されていることを
特徴とした自転車用ワイヤーガイドにも関する。
【００１１】さらに本発明は、フレームパイプにワイヤ
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には、外側または内側に向けて爪を突出させると
ともに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合
爪を突出させた係合片と、先端が上記係合爪の先端部と
の間に僅かな間隔を有するとともに、係合片に対して略
平行に沿わせた嵌合壁とを形成し、さらに嵌合壁の、少
なくとも一方の側面には、係合した爪の側面方向移動を
規制できる膨出部が形成されていることを特徴とした自
転車用ワイヤーガイドにも関する。
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には、外側または内側に向けて爪を突出させると
ともに、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合
爪を突出させた係合片と、先端が上記係合爪の先端部と
の間に僅かな間隔を有するとともに、係合片に対して略
平行に沿わせた嵌合壁とを形成し、さらに嵌合壁の、少
なくとも一方の側面には、係合した爪の側面方向移動を
規制できる膨出部が形成されていることを特徴とした自
転車用ワイヤーガイドにも関する。
【００１２】さらに本発明は、フレームパイプにワイヤ
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側に向けて爪を突出させた立ち
上がり片と、該立ち上がり片に対し、先端が爪の先端部
との間に僅かな間隔を有するとともに該爪の立ち上がり
片に対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成し、さらにク
リップの自由端には、上記爪に係合する係合爪を突出さ
せた係合片を有することを特徴とした自転車用ワイヤー
ガイドにも関する。
ー類を沿わせるための止着具であって、該止着具は、裏
面にフレームパイプに固定するための固定手段を有する
基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持
するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固定
させて自由端を基板に対して開閉自在としたクリップと
からなり、基板上における上記クリップの自由端に対応
する側には外側または内側に向けて爪を突出させた立ち
上がり片と、該立ち上がり片に対し、先端が爪の先端部
との間に僅かな間隔を有するとともに該爪の立ち上がり
片に対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成し、さらにク
リップの自由端には、上記爪に係合する係合爪を突出さ
せた係合片を有することを特徴とした自転車用ワイヤー
ガイドにも関する。
【００１３】上記した構成において、基板を、その裏面
の固定手段によって自転車の、あらかじめ穿設された取
り付け穴を有するフレームパイプに固定し、フレームパ
イプに沿わせたワイヤー類を、上記基板のワイヤー路上
に位置させた後、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固
定させた開閉自在のクリップによりこれを、その外側か
ら抱持し、その自由端を基板側の係着突起に向けて押し
付けると、該係着突起に対して係着部が一体に係着して
固定される。
の固定手段によって自転車の、あらかじめ穿設された取
り付け穴を有するフレームパイプに固定し、フレームパ
イプに沿わせたワイヤー類を、上記基板のワイヤー路上
に位置させた後、一端を基板の片側に折り曲げ自在に固
定させた開閉自在のクリップによりこれを、その外側か
ら抱持し、その自由端を基板側の係着突起に向けて押し
付けると、該係着突起に対して係着部が一体に係着して
固定される。
【００１４】なおこの場合において、クリップの自由端
に係合片のほかに、これに略平行に沿わせた嵌合壁を設
けた場合には、基板側の係着突起がクリップにおける係
合片先端の爪と嵌合壁間を割り入るようにして進入し、
係着突起の爪が、その背面側を上記嵌合壁により押さえ
付けられながらクリップの係合片先端の爪に係合して一
体化される。 また上記係合片の突出爪の突出側の側面
にストッパー壁が形成され、また嵌合壁の側面に膨出部
が突出形成されている場合には、係合された係着突起の
爪は、その左右側面方向へのスライド移動が規制され
る。
に係合片のほかに、これに略平行に沿わせた嵌合壁を設
けた場合には、基板側の係着突起がクリップにおける係
合片先端の爪と嵌合壁間を割り入るようにして進入し、
係着突起の爪が、その背面側を上記嵌合壁により押さえ
付けられながらクリップの係合片先端の爪に係合して一
体化される。 また上記係合片の突出爪の突出側の側面
にストッパー壁が形成され、また嵌合壁の側面に膨出部
が突出形成されている場合には、係合された係着突起の
爪は、その左右側面方向へのスライド移動が規制され
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下において本発明の具体的な内
容を、図１〜３にあらわした一実施例をもとに説明する
と、２１は自転車用フレームパイプにワイヤー類を沿わ
せるためのワイヤーガイドである止着具をあらわし、該
止着具２１は、プラスチックその他の合成樹脂材により
形成され、基板２２および該基板上のワイヤー路Ｒを跨
いでワイヤーＷを抱持するための、一端を基板２２の片
側に形成した立ち上がり片２３に対して折り曲げ部２７
を介して折り曲げ自在に固定させたクリップ２８とから
構成される。
容を、図１〜３にあらわした一実施例をもとに説明する
と、２１は自転車用フレームパイプにワイヤー類を沿わ
せるためのワイヤーガイドである止着具をあらわし、該
止着具２１は、プラスチックその他の合成樹脂材により
形成され、基板２２および該基板上のワイヤー路Ｒを跨
いでワイヤーＷを抱持するための、一端を基板２２の片
側に形成した立ち上がり片２３に対して折り曲げ部２７
を介して折り曲げ自在に固定させたクリップ２８とから
構成される。
【００１６】基板２２は、その裏面にフレームパイプＰ
に対して固定するための固定手段２６を有するととも
に、前記立ち上がり片２３の反対側（クリップ２８の自
由端に対応する側）には立ち上がり片２４が植立され、
しかも該立ち上がり片２４の上端部には外側斜め下方に
向けて突出させた爪２５を有する。 また該爪２５を形
成した立ち上がり片２４の内側の一方の角部には段状に
切り欠いた切り欠き段部２４ａが形成されている。 な
お前記した固定手段２６は、基板２２の裏面より、先端
に矢型の弾性力のある羽根２６ｂを有せしめた固定柱２
６ａを一体に突出させている。
に対して固定するための固定手段２６を有するととも
に、前記立ち上がり片２３の反対側（クリップ２８の自
由端に対応する側）には立ち上がり片２４が植立され、
しかも該立ち上がり片２４の上端部には外側斜め下方に
向けて突出させた爪２５を有する。 また該爪２５を形
成した立ち上がり片２４の内側の一方の角部には段状に
切り欠いた切り欠き段部２４ａが形成されている。 な
お前記した固定手段２６は、基板２２の裏面より、先端
に矢型の弾性力のある羽根２６ｂを有せしめた固定柱２
６ａを一体に突出させている。
【００１７】さらにクリップ２８は、その自由端側を、
対向する立ち上がり片２４の方向に向けて湾曲させて係
合片２９を形成するとともに、その先端部には上記した
立ち上がり片２４先端の爪２５に噛み合うことができる
ように内方に向けて突出させた係合爪２９ａが形成され
ている。 なお３０は係合片２９の一方の側面から前記
した係合爪２９ａの突出方向側に向けて張設形成された
ストッパー壁をあらわす。 さらに３１はクリップ２８
の、上記した係合片２９との間に僅かな間隔を介して略
これに平行となるように植立させた嵌合壁をあらわし、
しかも該嵌合壁３１には、前記したストッパー壁３０と
対称となる反対側端面寄りに、係合爪２９側に突出させ
た膨出部３１ａを有する。
対向する立ち上がり片２４の方向に向けて湾曲させて係
合片２９を形成するとともに、その先端部には上記した
立ち上がり片２４先端の爪２５に噛み合うことができる
ように内方に向けて突出させた係合爪２９ａが形成され
ている。 なお３０は係合片２９の一方の側面から前記
した係合爪２９ａの突出方向側に向けて張設形成された
ストッパー壁をあらわす。 さらに３１はクリップ２８
の、上記した係合片２９との間に僅かな間隔を介して略
これに平行となるように植立させた嵌合壁をあらわし、
しかも該嵌合壁３１には、前記したストッパー壁３０と
対称となる反対側端面寄りに、係合爪２９側に突出させ
た膨出部３１ａを有する。
【００１８】なお基板２２は、図面にあらわしたよう
に、その裏面が固定すべきフレームパイプＰの取り付け
面に対応させて曲面に湾曲させた構成とすることによ
り、基板２２とフレームパイプＰとの間に異物が挟まっ
たり、あるいはワイヤーガイドのぐらつきを生じやす
い、といった問題を解決できる。 また基板２２の幅に
ついても、その取り付け状態において、フレームパイプ
Ｐの長手方向に向けて、クリップよりも幅広に形成する
ことにより、ワイヤーをクリップにより基板上に一層安
定的に保持させることが可能となり、フレームパイプに
対するワイヤーガイドの安定性が良好となって苛酷な使
用に耐え、ワイヤーガイドの耐久性を、より一層向上さ
せることができる。
に、その裏面が固定すべきフレームパイプＰの取り付け
面に対応させて曲面に湾曲させた構成とすることによ
り、基板２２とフレームパイプＰとの間に異物が挟まっ
たり、あるいはワイヤーガイドのぐらつきを生じやす
い、といった問題を解決できる。 また基板２２の幅に
ついても、その取り付け状態において、フレームパイプ
Ｐの長手方向に向けて、クリップよりも幅広に形成する
ことにより、ワイヤーをクリップにより基板上に一層安
定的に保持させることが可能となり、フレームパイプに
対するワイヤーガイドの安定性が良好となって苛酷な使
用に耐え、ワイヤーガイドの耐久性を、より一層向上さ
せることができる。
【００１９】上記した実施例の構成において、基板２２
を、その裏面の固定手段２６によって自転車のフレーム
パイプＰに、あらかじめ穿設された取り付け穴内に固定
手段２６を無理嵌裝し、フレームパイプＰの内面におい
て羽根２６ｂを拡開させて一体に固定するとともに、フ
レームパイプＰの長さ方向に沿って沿わせたワイヤー類
Ｗを、上記基板２２のワイヤー路Ｒ上に位置させた後、
一端を基板片側の立ち上がり片２３に折り曲げ自在に固
定させた開閉自在のクリップ２８によりこれを、その外
側から抱持し、その自由端を基板２２側の爪２５に向け
て押し付けると、該爪２５がクリップ２８の係合爪２９
ａと嵌合壁３１との間に割り入って進入し、立ち上がり
壁２４ａの背面が嵌合壁３１に押圧されながら爪２５と
係合爪２９とが図１の鎖線にてあらわしたように噛み合
い係合する。
を、その裏面の固定手段２６によって自転車のフレーム
パイプＰに、あらかじめ穿設された取り付け穴内に固定
手段２６を無理嵌裝し、フレームパイプＰの内面におい
て羽根２６ｂを拡開させて一体に固定するとともに、フ
レームパイプＰの長さ方向に沿って沿わせたワイヤー類
Ｗを、上記基板２２のワイヤー路Ｒ上に位置させた後、
一端を基板片側の立ち上がり片２３に折り曲げ自在に固
定させた開閉自在のクリップ２８によりこれを、その外
側から抱持し、その自由端を基板２２側の爪２５に向け
て押し付けると、該爪２５がクリップ２８の係合爪２９
ａと嵌合壁３１との間に割り入って進入し、立ち上がり
壁２４ａの背面が嵌合壁３１に押圧されながら爪２５と
係合爪２９とが図１の鎖線にてあらわしたように噛み合
い係合する。
【００２０】なおこの場合において、係合した爪２５
は、その片側の側面が係合片２９側に形成されたストッ
パー壁３０により、側面方向へのスライド移動が規制さ
れるとともに、反対側の側面角部に形成した切り欠き段
部２４ａがクリップにおける嵌合壁３１の膨出部３１ａ
と噛み合うことにより反対側面方向へのスライド移動も
規制される。 なお上記した実施例の構成においては、
立ち上がり片２４の爪２５を外側に向けて突出させた
が、反対に内側方向に突出させ、しかもクリップ２８先
端の係合爪２９ａを、これに対応させて外側に向けて突
出させた構成とし、しかもクリップ２８側の嵌合壁３１
を、係合片２９の外側に位置するように延設させてもよ
い。 また上記嵌合壁３１については、必ずしもクリッ
プ２８側に形成する必要はなく、反対側の基板２２側に
おいて、立ち上がり壁２４の爪２５の突出させた側に位
置せしめるべく形成するようにしてもよい。
は、その片側の側面が係合片２９側に形成されたストッ
パー壁３０により、側面方向へのスライド移動が規制さ
れるとともに、反対側の側面角部に形成した切り欠き段
部２４ａがクリップにおける嵌合壁３１の膨出部３１ａ
と噛み合うことにより反対側面方向へのスライド移動も
規制される。 なお上記した実施例の構成においては、
立ち上がり片２４の爪２５を外側に向けて突出させた
が、反対に内側方向に突出させ、しかもクリップ２８先
端の係合爪２９ａを、これに対応させて外側に向けて突
出させた構成とし、しかもクリップ２８側の嵌合壁３１
を、係合片２９の外側に位置するように延設させてもよ
い。 また上記嵌合壁３１については、必ずしもクリッ
プ２８側に形成する必要はなく、反対側の基板２２側に
おいて、立ち上がり壁２４の爪２５の突出させた側に位
置せしめるべく形成するようにしてもよい。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記した通り、フレームパイプ
にワイヤー類を沿わせるための止着具であって、該止着
具は、裏面にフレームパイプに固定するための固定手段
を有する基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤ
ーを抱持するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自
在に固定させて自由端を基板に対して開閉自在としたク
リップとからなり、基板上の上記クリップ自由端側には
係着突起を形成するとともに、クリップの自由端には、
上記係着突起に係着可能な係着部を形成してなるもので
あるために、フレームに対してブレーキや変速機操作用
ワイヤーを沿わせる場合において、いちいちワイヤーの
先端から順次ワイヤーガイド内に引き通す作業を不要と
し、そのためにワイヤー等の取り付け作業がきわめて容
易となり、作業性を著しく向上させることができる。
にワイヤー類を沿わせるための止着具であって、該止着
具は、裏面にフレームパイプに固定するための固定手段
を有する基板と、該基板上のワイヤー路を跨いでワイヤ
ーを抱持するところの、一端を基板の片側に折り曲げ自
在に固定させて自由端を基板に対して開閉自在としたク
リップとからなり、基板上の上記クリップ自由端側には
係着突起を形成するとともに、クリップの自由端には、
上記係着突起に係着可能な係着部を形成してなるもので
あるために、フレームに対してブレーキや変速機操作用
ワイヤーを沿わせる場合において、いちいちワイヤーの
先端から順次ワイヤーガイド内に引き通す作業を不要と
し、そのためにワイヤー等の取り付け作業がきわめて容
易となり、作業性を著しく向上させることができる。
【００２２】なおこの場合において、上記基板の構成に
ついて、その裏面が固定すべきフレームパイプの取り付
け面に対応させて曲面に湾曲させた構成とすることによ
り、基板とフレームパイプとの間に異物が挟まったり、
あるいはワイヤーガイドのぐらつきを生じやすい、とい
った問題を解決できる。 また基板の幅についても、そ
の取り付け状態において、フレームパイプの長手方向に
向けて、クリップよりも幅広に形成することにより、ワ
イヤーをクリップにより基板上に一層安定的に保持させ
ることが可能となり、フレームパイプに対するワイヤー
ガイドの安定性が良好となって苛酷な使用に耐え、ワイ
ヤーガイドの耐久性を、より一層向上させることができ
る。
ついて、その裏面が固定すべきフレームパイプの取り付
け面に対応させて曲面に湾曲させた構成とすることによ
り、基板とフレームパイプとの間に異物が挟まったり、
あるいはワイヤーガイドのぐらつきを生じやすい、とい
った問題を解決できる。 また基板の幅についても、そ
の取り付け状態において、フレームパイプの長手方向に
向けて、クリップよりも幅広に形成することにより、ワ
イヤーをクリップにより基板上に一層安定的に保持させ
ることが可能となり、フレームパイプに対するワイヤー
ガイドの安定性が良好となって苛酷な使用に耐え、ワイ
ヤーガイドの耐久性を、より一層向上させることができ
る。
【００２３】また上記した各実施例の構成において、ク
リップの自由端に爪を有する係合片のほかに、これに略
平行に沿わせた嵌合壁を設けた場合には、基板側の係着
突起がクリップにおける係合片先端の爪と嵌合壁間を割
り入るようにして進入し、しかも係着突起の爪が、その
背面側を上記嵌合壁により押さえ付けられながらクリッ
プの係合片先端の爪に係合して一体化され、また上記係
合片の突出爪の突出側の側面にストッパー壁が形成さ
れ、あるいは嵌合壁の側面に膨出部が突出形成されてい
る場合には、係合された係着突起の爪は、その左右側面
方向へのスライド移動が規制されるために、ワイヤー類
が不用意に外れるようなことがなく、しかもクリップの
損傷も殆どみられないから安全性と耐久性がきわめて高
い。
リップの自由端に爪を有する係合片のほかに、これに略
平行に沿わせた嵌合壁を設けた場合には、基板側の係着
突起がクリップにおける係合片先端の爪と嵌合壁間を割
り入るようにして進入し、しかも係着突起の爪が、その
背面側を上記嵌合壁により押さえ付けられながらクリッ
プの係合片先端の爪に係合して一体化され、また上記係
合片の突出爪の突出側の側面にストッパー壁が形成さ
れ、あるいは嵌合壁の側面に膨出部が突出形成されてい
る場合には、係合された係着突起の爪は、その左右側面
方向へのスライド移動が規制されるために、ワイヤー類
が不用意に外れるようなことがなく、しかもクリップの
損傷も殆どみられないから安全性と耐久性がきわめて高
い。
【図１】本発明の一実施例であるワイヤーガイドの、フ
レームパイプに対する取り付け直前の状態における、ク
リップを開いた状態の拡大側面図。
レームパイプに対する取り付け直前の状態における、ク
リップを開いた状態の拡大側面図。
【図２】図１のワイヤーガイドを、フレームパイプに取
り付けた後における、クリップを開いた状態の拡大側面
図。
り付けた後における、クリップを開いた状態の拡大側面
図。
【図３】図１および図２に示したワイヤーガイドの正面
図。
図。
【図４】従来のワイヤーガイドの一例と、そのフレーム
パイプに対する取り付け状態をあらわした斜視図。
パイプに対する取り付け状態をあらわした斜視図。
【図５】従来のワイヤーガイドの別の公知例と、そのフ
レームパイプに対する取り付け状態をあらわした側面
図。
レームパイプに対する取り付け状態をあらわした側面
図。
２１ 止着具 ２２ 基板 ２３ 立ち上がり片 ２４ 立ち上がり片 ２４ａ 立ち上がり壁 ２５ 爪 ２６ 固定手段 ２６ａ 固定柱 ２６ｂ 羽根 ２７ 折り曲げ部 ２８ クリップ ２９ 係合片 ２９ａ 係合爪 ３０ ストッパー壁 ３１ 嵌合壁 ３１ａ 膨出部 Ｒ ワイヤー路 Ｗ ワイヤー類 Ｐ フレームパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 利香 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地１ 株式会社ニフコ内
Claims (8)
- 【請求項１】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
の上記クリップ自由端側には係着突起を形成するととも
に、クリップの自由端には、上記係着突起に係着可能な
係着部を形成してなることを特徴とした自転車用ワイヤ
ーガイド。 - 【請求項２】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
における上記クリップの自由端に対応する側には、外側
または内側に向けた爪を突出させるとともに、クリップ
の自由端には、上記爪に係合する係合爪を突出させた係
合片を有し、かつ該係合片に対し、先端が上記係合爪の
先端部との間に僅かな間隔を有するとともに、係合片に
対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成してなることを特
徴とした自転車用ワイヤーガイド。 - 【請求項３】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
における上記クリップの自由端に対応する側には外側ま
たは内側の幅斜め下方向に向けて爪を突出させるととも
に、クリップの自由端には、上記爪に係合する係合爪を
突出させた係合片を有し、かつ該係合片に対し、先端が
上記係合爪の先端部との間に僅かな間隔を有するととも
に、係合片に対して略平行に沿わせた嵌合壁を形成して
なることを特徴とした自転車用ワイヤーガイド。 - 【請求項４】裏面に、フレームパイプに固定するための
固定手段を有する基板は、その裏面が固定すべきフレー
ムパイプの取り付け面に対応した曲面とされていること
を特徴とした請求項１又は２又は３に記載の自転車用ワ
イヤーガイド。 - 【請求項５】裏面に、フレームパイプに固定するための
固定手段を有する基板は、フレームパイプの長手方向に
向けて、クリップよりも幅広に形成されていることを特
徴とした請求項１又は２又は３に記載の自転車用ワイヤ
ーガイド。 - 【請求項６】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
における上記クリップの自由端に対応する側には外側ま
たは内側に向けて爪を突出させるとともに、クリップの
自由端には、上記爪に係合する係合爪を突出させた係合
片と、先端が上記係合爪の先端部との間に僅かな間隔を
有するとともに、係合片に対して略平行に沿わせた嵌合
壁とを形成し、さらに係合片の突出爪の突出側の側面
に、係合した基板側爪の、側面方向への移動を規制でき
るストッパー壁が形成されていることを特徴とした自転
車用ワイヤーガイド。 - 【請求項７】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
における上記クリップの自由端に対応する側には、外側
または内側に向けて爪を突出させるとともに、クリップ
の自由端には、上記爪に係合する係合爪を突出させた係
合片と、先端が上記係合爪の先端部との間に僅かな間隔
を有するとともに、係合片に対して略平行に沿わせた嵌
合壁とを形成し、さらに嵌合壁の、少なくとも一方の側
面には、係合した爪の側面方向移動を規制できる膨出部
が形成されていることを特徴とした自転車用ワイヤーガ
イド。 - 【請求項８】フレームパイプにワイヤー類を沿わせるた
めの止着具であって、該止着具は、裏面にフレームパイ
プに固定するための固定手段を有する基板と、該基板上
のワイヤー路を跨いでワイヤーを抱持するところの、一
端を基板の片側に折り曲げ自在に固定させて自由端を基
板に対して開閉自在としたクリップとからなり、基板上
における上記クリップの自由端に対応する側には外側ま
たは内側に向けて爪を突出させた立ち上がり片と、該立
ち上がり片に対し、先端が爪の先端部との間に僅かな間
隔を有するとともに該爪の立ち上がり片に対して略平行
に沿わせた嵌合壁を形成し、さらにクリップの自由端に
は、上記爪に係合する係合爪を突出させた係合片を有す
ることを特徴とした自転車用ワイヤーガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5377296A JPH09222104A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ワイヤーガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5377296A JPH09222104A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ワイヤーガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222104A true JPH09222104A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12952117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5377296A Pending JPH09222104A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | ワイヤーガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222104A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19905547C2 (de) * | 1999-02-11 | 2003-06-26 | Silvatrim Sa | Leiste, insbesondere Zierleiste für ein Kraftfahrzeug |
| FR2854361A1 (fr) * | 2003-04-29 | 2004-11-05 | Silvatrim Sa | Enjoliveur avec trappe monobloc |
| JP2007296139A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Tokyo Blinds Kogyo Kk | パイプフレーム衝立 |
| WO2011146060A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Ford Motor Company | Automotive system of interchangeable clips for line bundling |
| KR20220098540A (ko) * | 2021-01-04 | 2022-07-12 | (주)창광이앤씨 | 와이어 로프 고정구와 이를 이용한 와이어 로프 네트 |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP5377296A patent/JPH09222104A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19905547C2 (de) * | 1999-02-11 | 2003-06-26 | Silvatrim Sa | Leiste, insbesondere Zierleiste für ein Kraftfahrzeug |
| FR2854361A1 (fr) * | 2003-04-29 | 2004-11-05 | Silvatrim Sa | Enjoliveur avec trappe monobloc |
| JP2007296139A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Tokyo Blinds Kogyo Kk | パイプフレーム衝立 |
| WO2011146060A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-24 | Ford Motor Company | Automotive system of interchangeable clips for line bundling |
| CN102985706A (zh) * | 2010-05-19 | 2013-03-20 | 福特汽车公司 | 用于线路捆绑的汽车系统的可互换夹紧件 |
| RU2516882C1 (ru) * | 2010-05-19 | 2014-05-20 | Форд Мотор Компани | Автомобильная система взаимозаменяемых зажимов |
| KR20220098540A (ko) * | 2021-01-04 | 2022-07-12 | (주)창광이앤씨 | 와이어 로프 고정구와 이를 이용한 와이어 로프 네트 |
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