JPH09220457A - 高非ニュートン流体攪拌用門型羽根 - Google Patents

高非ニュートン流体攪拌用門型羽根

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JPH09220457A
JPH09220457A JP5262196A JP5262196A JPH09220457A JP H09220457 A JPH09220457 A JP H09220457A JP 5262196 A JP5262196 A JP 5262196A JP 5262196 A JP5262196 A JP 5262196A JP H09220457 A JPH09220457 A JP H09220457A
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JP
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blade
gate type
diameter
type blade
cellulose
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JP5262196A
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Toru Koda
徹 幸田
Hisato Yano
壽人 矢野
Fumihiro Yoshinaga
文弘 吉永
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Bio Polymer Research Co Ltd
Original Assignee
Bio Polymer Research Co Ltd
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Publication date
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M27/00Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
    • C12M27/02Stirrer or mobile mixing elements

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
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  • Zoology (AREA)
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いニュートン性を有する流体の攪拌に使用
した際に、高い酸素容量係数(kL a)が得られる攪拌
装置を提供すること。 【解決手段】 グリッド部に於ける翼径の槽内径に対す
る比が0.6以上であることを特徴とする門型羽根を備
えた攪拌装置及び該装置の非ニュートン性の高い流体の
攪拌への使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板翼にグリッド
を形成するような開口部を有する、いわゆる「門型羽
根」であって、その形状に特徴を有する門型羽根を備え
た攪拌装置及び該装置を用いた、セルロース性物質を生
産する能力を有する微生物(以下、「セルロース生産
菌」という。)に属する菌体を培養し、セルロース性物
質(以下、「バクテリアセルロース」又は「BC」とい
う。)を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】BC(バクテリアセルロース)は可食性
であり食品分野で利用されるほか水系分散性に優れてい
るので食品、化粧品又は塗料等の粘度の保持、食品原料
生地の強化、水分の保持、食品安定性向上、低カロリー
添加物又は乳化安定化助剤としての産業上利用価値があ
る。BCは木材パルプ等から製造されるセルロースに較
べ、フィブリルの断片幅が2ケタ程度も小さいことを特
徴とする。従って、BCの離解物はミクロフィブリルの
かかる構造的物理的特徴に基づき高分子、特に水系高分
子用補強剤として各種の産業用用途がある。このような
セルロース性離解物を紙状または固型状に固化した物質
は高い引張弾性率を示すのでミクロフィブリルの構造的
特徴に基づくすぐれた機械特性が期待され、各種産業用
素材としての応用がある。
【0003】BCの製造方法に関しては、特開昭62−
265990号、特開昭63−202394号及び特公
平6−43443号等にBCの製造方法に関する記載が
ある。セルロース生産菌の培養を行なう際に適当とされ
ている栄養培地としては、炭素源、ペプトン、酵母エキ
ス、燐酸ナトリウム及びクエン酸からなる Schramm/He
strin 培地(Schramm ら、J. General Biology, ll, p
p.123〜129, l954 )が知られている。また、このよう
な栄養培地に、培地中の特定栄養素によるセルロース生
成促進因子である、イノシトール、フィチン酸及びピロ
ロキノリンキノン(PQQ)(特公平5−1718号公
報;高井光男,紙パ技協誌,第42巻,第3号,第23
7〜244頁)等を添加したり、更には、カルボン酸又
はその塩(特願平5−191467号)、インベルター
ゼ(特願平5−331491号)及びメチオニン(特願
平5−335764号)を添加することによって、セル
ロース性物質の生産性が向上することが見い出されてい
る。又、特定の範囲の酸素移動容量係数(kL a)の条
件下でセルロース生産菌を培養する方法も提案されてい
る(特願平7−31787号)。更に、発酵槽の内圧を
一定以上に保ちながらセルロース生産菌を培養する方法
も提案されている(特願平7−276408号)。ま
た、従来より、微生物を培養する培養形式としては、静
置、振盪もしくは通気攪拌培養等が用いられてきた。ま
た、培養操作法としては、いわゆる回分発酵法、流加回
分発酵法、反復回分発酵法及び連続発酵法等が使用され
てきた。尚、攪拌手段としては、例えばインペラー(攪
拌羽根)、エアーリフト発酵槽、発酵ブロスのポンプ駆
動循環、及びこれら手段の組合せ等が使用されている。
インペラーの種類としては、門型羽根、タービン羽根、
ヘリカルリボン羽根及びスクリュー羽根等が知られてい
る。
【0004】一般に、工業的な発酵プロセス一般に於い
ては、培養の酸素要求量を通気と攪拌で充足させてい
る。しかし、多くの発酵プロセスでは発酵槽の酸素供給
能で生産性が律速されており、従って、微生物の培養に
際して酸素供給に影響を与える要因を検討することは重
要であると考えられる。培養系で空気中の酸素が菌体に
移動するに際して、気泡から液相への酸素移動は次式に
よって代表される。
【数1】dCL /dt = kL a(C* −CL )=
HkL a(PG −PL ) dCL /dt: 酸素移動速度(mmol/L・hr) kL a: 酸素移動容量係数(hr-1) CL : 培養液中の溶存酸素濃度(mmol/L) C* : 気泡の酸素分圧と平衡な溶存酸素濃度(mmol
/L) H : ヘンリー定数 PG : 気相中の酸素分圧(加圧すると高まる) PL : 液相中の酸素分圧
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来から、種々
の攪拌特性に優れた攪拌槽として、ボトムパドル部とグ
リッド部を一体化した門型羽根を備えた装置が「マック
スブレンド」(住友重機械工業株式会社)という商標名
で各種知られている。しかしながら、この攪拌槽の優れ
た特性は、カルボキシメチルセルロース(CMC)のよ
うな非ニュートン性の低い模擬液を用いて評価されたも
のであり、BCのような非ニュートン性の高い液体で実
際に評価された例はない。溶液の非ニュートン性は、以
下に示す指数関数モデル(Power Law モデル)で近似し
たときの Power Law Index(n)で表され、この値が小
さいほど、平均剪断速度に対する見かけ粘度の変化が大
きい、即ち、非ニュートン性が高いといえる。
【数2】 ηapは見かけ粘度、Kは consistency index、
【外1】 は平均剪断速度、nはPower law index である。nは各
剪断条件におけるKのバラツキが最小になるように定め
る。因みに、この(n)値は、CMCが0.8、キサン
タンガムが0.3に対して、BCは0.1と非常に小さ
く、BCの懸濁液又は培養液は非ニュートン性が高いこ
とが判る。
【0006】一般に、非ニュートン性の高い流体では剪
断に対する見かけ粘度の変化が大きいため、混合におい
ては流体と羽根との距離が小さいことが望ましく、従っ
て大型羽根が適していると考えられるが、大型羽根は消
費動力に対する剪断力が弱く、酸素移動に必要な気泡の
剪断には不適当であると考えられる。また、スパージャ
ーに近いボトムパドル部またはボトムタービン部におけ
る気泡の剪断は重要であり、この部分の吐出流によって
全体の流動性が向上することも期待できるが、強すぎる
吐出流によっては羽根近傍に空気のかたまりが生じ、逆
に流動性を低下させる可能性も懸念される。これまで
に、非ニュートン性の高い流体において酸素移動を高め
るためにスパージャー近傍の羽根形状を検討した例はな
い。本発明者等は、上記認識にもとづき、非ニュートン
性の高い流体における酸素移動と発酵生産の研究の結
果、特定の形状をした門型羽根を備えた攪拌装置を、例
えばBC懸濁液やBC培養液への通気攪拌に際して使用
すると、高い酸素容量係数(kL a)が得られることを
見いだし、培養においても高い生産性が得られることを
見いだし、本発明を完成させた。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、グリッ
ド部に於ける翼径の槽内径に対する比(d/D)が0.
6以上、好ましくは0.65以上であることを特徴とす
る門型羽根を備えた攪拌装置に係わる。グリッド部の側
面が傾斜しても良く、その場合は、最小幅に於けるグリ
ッド部の翼径の比とする。本発明の門型羽根に於いて
は、ボトムパドル部又はボトムタービン部はグリッド部
と一体化している方が好ましく、それらの翼径(d
(P))がグリッド部に於ける翼径(d)よりも小さい
ものがより好ましい。本発明の攪拌装置は、非ニュート
ン性の高い流体を攪拌するような場合、例えば、セルロ
ース生産菌を通気攪拌培養する際に、特に有利に使用す
ることができる。尚、本発明の門型羽根の構造・形状に
関するその他の点、例えば、グリッドの形状・数、ボト
ムパドル部ないしボトムタービン部の形状・数、パドル
部面積の占める割合及び翼の厚さ等は、当業者が目的等
に応じて適宜選択し得る。又、本発明方法を実施するに
際しては、前述の培養形式・培養操作法に加えて、特願
平6−192287号に記載されている「培養装置と浮
上分離装置及びウェッジフィルター等の分離装置の間で
菌体を含む培養液を循環させるセルロース性物質の製造
方法であって、該分離装置に於いて、生産物であるセル
ロース性物質を菌体及び培養液から分離することを特徴
とする、前記方法」を採ることもできる。
【0008】本発明において使用されるセルロース生産
菌は、例えば、BPR2001株に代表されるアセトバ
クター・キシリナム・サブスピーシーズ・シュクロファ
ーメンタンス(Acetobacter xylinum subsp. sucroferm
entans)、アセトバクター・キシリナム(Acetobacter
xylinum )ATCC23768、アセトバクター・キシ
リナムATCC23769、アセトバクター・パスツリ
アヌス(A. pasteurianus )ATCC10245、アセ
トバクター・キシリナムATCC14851、アセトバ
クター・キシリナムATCC11142及びアセトバク
ター・キシリナムATCC10821等の酢酸菌、その
他に、アグロバクテリウム属、リゾビウム属、サルシナ
属、シュードモナス属、アクロモバクター属、アルカリ
ゲネス属、アエロバクター属、アゾトバクター属及びズ
ーグレア属並びにそれらをNTG(ニトロソグアニジ
ン)等を用いる公知の方法によって変異処理することに
より創製される各種変異株である。尚、BPR2001
株は、平成5年2月24日に通商産業省工業技術院生命
工学工業技術研究所特許微生物寄託センターに寄託され
(受託番号FERM P−13466)、その後199
4年2月7日付で特許手続上の寄託の国際的承認に関す
るブダペスト条約に基づく寄託(受託番号FERM B
P−4545)に移管されている。
【0009】NTG等の変異剤を用いての化学的変異処
理方法には、例えば、Bio Factors,Vol. 1, p.297−302
(1988)及び J. Gen. Microbiol, Vol. 135, p.2917−2
929(1989) 等に記載されているものがある。従って、当
業者であればこれら公知の方法に基づき本発明で用いる
変異株を得ることができる。また、本発明で用いる変異
株は他の変異方法、例えば放射線照射等によっても得る
ことができる。本発明の製造方法に用いる培地の組成物
中、炭素源としてはシュクロース、グルコース、フラク
トース、マンニトール、ソルビトール、ガラクトース、
マルトース、エリスリット、グリセリン、エチレングリ
コール、エタノール等を単独或いは併用して使用するこ
とができる。更にはこれらのものを含有する澱粉水解
物、シトラスモラセス、ビートモラセス、ビート搾汁、
サトウキビ搾汁、柑橘類を始めとする果汁等をシュクロ
ースに加えて使用することもできる。 また、窒素源と
しては硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸ア
ンモニウム等のアンモニウム塩、硝酸塩、尿素等有機或
いは無機の窒素源を使用することができ、或いはBac
t−Peptone、Bact−Soytone、Ye
ast−Extract、豆濃などの含窒素天然栄養源
を使用してもよい。有機微量栄養素としてアミノ酸、ビ
タミン、脂肪酸、核酸、2,7,9−トリカルボキシ−
1Hピロロ〔2,3,5〕−キノリン−4,5−ジオ
ン、亜硫酸パルプ廃液、リグニンスルホン酸等を添加し
てもよい。
【0010】生育にアミノ酸等を要求する栄養要求性変
異株を使用する場合には、要求される栄養素を補添する
ことが必要である。無機塩類としてはリン酸塩、マグネ
シウム塩、カルシウム塩、鉄塩、マンガン塩、コバルト
塩、モリブデン酸塩、赤血塩、キレート金属類等が使用
される。更に、前述のセルロース生成促進因子を適宜培
地中に添加することもできる。例えば、酢酸菌を生産菌
として用いる場合には、培養のpHは3ないし7に、好
ましくは5付近に制御する。培養温度は10〜40℃、
好ましくは25〜35℃の範囲で行う。培養装置に供給
する酸素濃度は1〜100%、望ましくは21〜80%
であれば良い。これら培地中の各成分の組成割合及び培
地に対する菌体の接種等は培養方法に応じて当業者が適
宜選択し得るものである。
【0011】本発明の方法によって製造されるBCは菌
体はそのまま回収してもよく、さらに本物質中に含まれ
る菌体を含むセルロース性物質以外の不純物を取り除く
処理を施すことが出来る。不純物を取り除くためには、
水洗、加圧脱水、希酸洗浄、アルカリ洗浄、次亜塩素酸
ソーダ及び過酸化水素などの漂白剤による処理、リゾチ
ームなどの菌体溶解酵素による処理、ラウリル硫酸ソー
ダ、デオキシコール酸などの界面活性剤による処理、常
温から200℃の範囲の加熱洗浄などを単独及び併用し
て行い、セルロース性物質から不純物をほぼ完全に除去
することができる。このようにして得られた本発明でい
うセルロース性物質とは、セルロース及び、セルロース
を主鎖としたヘテロ多糖を含むもの及びβ−1,3、β
−1,2等のグルカンを含むものである。ヘテロ多糖の
場合のセルロース以外の構成成分はマンノース、フラク
トース、ガラクトース、キシロース、アラビノース、ラ
ムノース、グルクロン酸等の六炭糖、五炭糖及び有機酸
等である。尚、これ等の多糖が単一物質である場合もあ
るし2種以上の多糖が水素結合等により混在してもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下の実施例により、本発明をさ
らに詳細に説明する。
【0013】
【実施例】実施例1 2重量%のバクテリアセルロースを含み、かつ塑性粘度
が15〜20ポイズであるような模擬液を全量3Lのガ
ラス製ジャーファーメンターである培養装置の60%に
張り込んだ状態で攪拌回転数の変化に対するkL aの値
を測定した。表1に示す各種形状の門型攪拌羽根を回転
させながら窒素を通気することにより溶存酸素濃度をお
よそ0%飽和状態とした模擬液に、次に酸素分圧20〜
21%の空気を通気し、これによって上昇する溶存酸素
濃度を溶存酸素電極を用いて測定した。得られた結果を
図2に示す。
【0014】
【表1】 d/D=(グリッド部に於ける翼径)/(槽内径) d(P)/D(ボトム部に於ける翼径)/(槽内径)
【0015】kL aは前記(数1)式より求められる
が、簡便には、5〜30秒毎に溶存酸素濃度を測定し、
時間t1での溶存酸素濃度DO1と時間t2での溶存酸
素濃度DO2から以下の式でkL aを求める。 ((DO2−DO1)/(t2−t1))/(C*
(DO1+DO2)/2) 、単位(/hr) (但し、式中C* は気泡の酸素分圧と
平衡な溶存酸素濃度)
【0016】実施例2 以下の条件で、本発明の製造方法を実施した。BPR2
001株から得られた変異株であって高重合度セルロー
ス生産菌であるBPR3001A株(平成7年6月12
日付寄託済、受託番号FERM P−14982)を以
下の条件で培養した。培養条件 :表1に示した各種の門型羽根を備えた培養装
置には50L容ジャーファーメンターを用い、培地はC
SL−Fru培地(表2、表3及び表4参照)をジャー
ファーメンター内で殺菌して用いた。張り込み液量は3
0L、通気量は15L/分である。ルーフラスコやコニ
カル・フラスコを用いて培養した菌液を植菌し、30℃
に保温しながら約35時間培養した。通気中及び排気中
の酸素濃度はオンライン酸素濃度計を用いて測定した。
得られた結果を図3に示す。
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】 ビタミン混合物 化合物 mg/L イノシトール 200 ナイアシン 40 ピリドキシンHCl 40 チアミンHCl 40 パントテン酸カルシウム 20 リボフラビン 20 p−アミノ安息香酸 20 葉 酸 0.2 ビオチン 0.2
【0019】
【表4】塩類混合液 クエン酸鉄アンモニウム 1.5g/L 塩化カルシウム 1.5g/L モリブデン酸アンモニウム 0.1g/L 硫酸亜鉛7水塩 0.2g/L 硫酸マンガン4水塩 0.1g/L 硫酸銅5水塩 2mg/L
【0020】尚、図3中、BC蓄積量(g/L)は、培
養終了後、培養液中の固形物を集積し、水洗して培地成
分を除去した後、1NNaOH水溶液中で80℃、20
分間処理して菌体を除去した。さらに、洗浄液が中性付
近になるまで生成セルロースを水洗した後、80℃で1
2時間真空乾燥して乾燥重量を測定することで求めた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表1に示した各種門型羽根の実際の形状を示
す。
【図2】 攪拌回転数とkL aとの関係を示す。
【図3】 各培養装置を用いた場合のBC蓄積量の経時
変化を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリッド部に於ける翼径の槽内径に対す
    る比が0.6以上であることを特徴とする門型羽根を備
    えた攪拌装置。
  2. 【請求項2】 ボトムパドル部又はボトムタービン部に
    於ける翼径がグリッド部に於ける翼径よりも小さいこと
    を特徴とする請求項1記載の門型羽根を備えた攪拌装
    置。
  3. 【請求項3】 非ニュートン性の高い流体の攪拌に使用
    する為の請求項1又は2記載の攪拌装置。
  4. 【請求項4】 セルロース生産菌の培養に使用する為の
    請求項1又は2記載の攪拌装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の攪拌装置を発酵
    槽として用いてセルロース生産菌を通気攪拌培養し、セ
    ルロース性物質を製造する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の攪拌装置のセルロ
    ース生産菌の培養への使用。
JP5262196A 1996-02-16 1996-02-16 高非ニュートン流体攪拌用門型羽根 Pending JPH09220457A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7368283B1 (en) 1999-03-12 2008-05-06 Kobelco Eco-Solutions Co. Ltd. Agitation tank for storing beer yeast slurry
US7709236B2 (en) 2002-10-11 2010-05-04 Nippon Suisan Kaisha, Ltd. Process for producing microbial fat or oil having lowered unsaponifiable matter content and said fat or oil

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7368283B1 (en) 1999-03-12 2008-05-06 Kobelco Eco-Solutions Co. Ltd. Agitation tank for storing beer yeast slurry
US7709236B2 (en) 2002-10-11 2010-05-04 Nippon Suisan Kaisha, Ltd. Process for producing microbial fat or oil having lowered unsaponifiable matter content and said fat or oil

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