JPH09217878A - 細径配管接続用コネクター - Google Patents
細径配管接続用コネクターInfo
- Publication number
- JPH09217878A JPH09217878A JP8049535A JP4953596A JPH09217878A JP H09217878 A JPH09217878 A JP H09217878A JP 8049535 A JP8049535 A JP 8049535A JP 4953596 A JP4953596 A JP 4953596A JP H09217878 A JPH09217878 A JP H09217878A
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- JP
- Japan
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- wall
- pipe
- stepped
- diameter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ソケット部材のコネクター本体への組付けを
簡易に行うことができ、同時にソケット部材を小径とな
す形状とによってコネクター本体を含む製品全体をコン
パクトとなし、狹い個所での配設、使用を支障なく容易
となすことができるようにする。 【解決手段】 軸芯内部に連結筒壁の流通孔に連る拡径
した段付き小径室と大径室とを貫設した樹脂製コネクタ
ー本体の該小径室部に、弾性シールリング部材と環状ブ
ッシュ部材とを内装せしめ、更に大径室の内部に基部を
略環状となしてその後端縁を鋭角部となすと共に、組付
け方向の前方に内方に傾斜する複数の爪壁を突設する金
属弾性材からなるソケット部材を、鋭角部を大径室の内
部に内装せしめ、接続状態時の爪壁による組込まれた配
管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態で、該配管側の
後方への僅かな移動につれて鋭角部を大径室の内周面に
食い込み状に係支せしめるように構成する。
簡易に行うことができ、同時にソケット部材を小径とな
す形状とによってコネクター本体を含む製品全体をコン
パクトとなし、狹い個所での配設、使用を支障なく容易
となすことができるようにする。 【解決手段】 軸芯内部に連結筒壁の流通孔に連る拡径
した段付き小径室と大径室とを貫設した樹脂製コネクタ
ー本体の該小径室部に、弾性シールリング部材と環状ブ
ッシュ部材とを内装せしめ、更に大径室の内部に基部を
略環状となしてその後端縁を鋭角部となすと共に、組付
け方向の前方に内方に傾斜する複数の爪壁を突設する金
属弾性材からなるソケット部材を、鋭角部を大径室の内
部に内装せしめ、接続状態時の爪壁による組込まれた配
管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態で、該配管側の
後方への僅かな移動につれて鋭角部を大径室の内周面に
食い込み状に係支せしめるように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動車或い
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径から
なる金属管或いは硬質樹脂チューブ（以下単に配管と称
す）の接続用コネクターに関するものである。
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される管径、太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径から
なる金属管或いは硬質樹脂チューブ（以下単に配管と称
す）の接続用コネクターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の接続用コネクターとして
は例えば図６に示すように、樹脂製或いは金属製のコネ
クター本体（２１）の周壁部に穿設した係合孔（２５）
の後端周のなす掛支壁（２１′）の該孔縁部に、軸芯中
央孔の周壁部の組付け方向の前部にあって内側に傾斜す
る複数の爪壁（２３）を突設したソケット部材（２２）
を該爪壁部のなす段付き肩部（２４）を掛合した状態で
内装せしめ、内部に組込まれた配管（Ｐ０）の環状膨出
壁（Ｐ０′）を爪壁（２３）の先端部により係圧して接
続するように構成されていた。
は例えば図６に示すように、樹脂製或いは金属製のコネ
クター本体（２１）の周壁部に穿設した係合孔（２５）
の後端周のなす掛支壁（２１′）の該孔縁部に、軸芯中
央孔の周壁部の組付け方向の前部にあって内側に傾斜す
る複数の爪壁（２３）を突設したソケット部材（２２）
を該爪壁部のなす段付き肩部（２４）を掛合した状態で
内装せしめ、内部に組込まれた配管（Ｐ０）の環状膨出
壁（Ｐ０′）を爪壁（２３）の先端部により係圧して接
続するように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、ソケット部材（２２）の段
付き肩部（２４）の掛合時における該肩部のなす厚肉か
らなる環状壁部での組付けに際して、肩部（２４）を内
方に押し潰して掛支壁（２１′）内部を通過せしめるた
め、ソケット部材（２２）の組付け作業に著しく煩わし
さを招くこととなり、またソケット部材（２２）の形状
を太径に形成することを余儀なくされ、従ってコネクタ
ー本体（２１）を含む製品全体を大径となして構造を複
雑にして且つ狹い個所での配管（Ｐ０）の配設、使用に
支障を招く等の問題を有するものであった。
うな従来の技術においては、ソケット部材（２２）の段
付き肩部（２４）の掛合時における該肩部のなす厚肉か
らなる環状壁部での組付けに際して、肩部（２４）を内
方に押し潰して掛支壁（２１′）内部を通過せしめるた
め、ソケット部材（２２）の組付け作業に著しく煩わし
さを招くこととなり、またソケット部材（２２）の形状
を太径に形成することを余儀なくされ、従ってコネクタ
ー本体（２１）を含む製品全体を大径となして構造を複
雑にして且つ狹い個所での配管（Ｐ０）の配設、使用に
支障を招く等の問題を有するものであった。
【０００４】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、ソケット部材のコネクター本体
への組付けを簡易に行うことができ、同時にソケット部
材を小径となす形状によってコネクター本体を含む製品
全体をコンパクトとなし、狹い個所での配設、使用を支
障なく容易となすことのできる細径配管接続用コネクタ
ーを提供することを目的とするものである。
てなされたものであり、ソケット部材のコネクター本体
への組付けを簡易に行うことができ、同時にソケット部
材を小径となす形状によってコネクター本体を含む製品
全体をコンパクトとなし、狹い個所での配設、使用を支
障なく容易となすことのできる細径配管接続用コネクタ
ーを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１の実施態様は、軸芯内部に先端側の連
結筒壁の流通孔に連る拡径した段付き小径室と、その後
部に段付き大径室とを貫設した樹脂製のコネクター本体
の該小径室部に、弾性シールリング部材とその背後に環
状ブッシュ部材とを内装せしめ、更に大径室の内部に、
基部を略環状となしてその後端縁を外方に向かって附勢
された鋭角部となすと共に、組付け方向の前方に位置し
て内方に傾斜する複数の爪壁を突設する金属弾性材から
なるソケット部材を、前記鋭角部を大径室の内部に内装
せしめ、接続状態時の前記爪壁の先端部による組込まれ
た配管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態で、該配管
側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角部を大径室の
内周面に食い込み状に係支せしめるように構成した細径
配管接続用コネクターを特徴とするものである。
め、本発明の第１の実施態様は、軸芯内部に先端側の連
結筒壁の流通孔に連る拡径した段付き小径室と、その後
部に段付き大径室とを貫設した樹脂製のコネクター本体
の該小径室部に、弾性シールリング部材とその背後に環
状ブッシュ部材とを内装せしめ、更に大径室の内部に、
基部を略環状となしてその後端縁を外方に向かって附勢
された鋭角部となすと共に、組付け方向の前方に位置し
て内方に傾斜する複数の爪壁を突設する金属弾性材から
なるソケット部材を、前記鋭角部を大径室の内部に内装
せしめ、接続状態時の前記爪壁の先端部による組込まれ
た配管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態で、該配管
側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角部を大径室の
内周面に食い込み状に係支せしめるように構成した細径
配管接続用コネクターを特徴とするものである。
【０００６】また本発明の第２の実施態様は、軸芯内部
に先端側の連結筒壁の流通孔に連る拡径した段付き小径
室と、その後部に段付き大径室とを貫設した樹脂製のコ
ネクター本体の該小径室部に、弾性シールリング部材と
その背後に環状ブッシュ部材とを内装せしめ、更に大径
室の内部に、基部を略環状となしてその後端縁を鋭角部
となすと共に、組付け方向の前方に位置して内方に傾斜
する複数の爪壁を突設する金属弾性材からなるソケット
部材を、前記鋭角部を大径室の内周面の段部と係合する
よう内装せしめ、接続状態時の前記爪壁の先端部による
組込まれた配管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態
で、該配管側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角部
を段部に食い込み状に係支せしめるように構成した細径
配管接続用コネクターを特徴とするものである。
に先端側の連結筒壁の流通孔に連る拡径した段付き小径
室と、その後部に段付き大径室とを貫設した樹脂製のコ
ネクター本体の該小径室部に、弾性シールリング部材と
その背後に環状ブッシュ部材とを内装せしめ、更に大径
室の内部に、基部を略環状となしてその後端縁を鋭角部
となすと共に、組付け方向の前方に位置して内方に傾斜
する複数の爪壁を突設する金属弾性材からなるソケット
部材を、前記鋭角部を大径室の内周面の段部と係合する
よう内装せしめ、接続状態時の前記爪壁の先端部による
組込まれた配管の環状膨出壁を弾発状に係圧した状態
で、該配管側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角部
を段部に食い込み状に係支せしめるように構成した細径
配管接続用コネクターを特徴とするものである。
【０００７】一方、前記鋭角部を、前記ソケット部材の
後端縁の壁肉のなす全面もしくはその一部に形成した
り、或いは前記ソケット部材を、その環状壁部に軸芯方
向へのスリットを設けて形成することもできる。
後端縁の壁肉のなす全面もしくはその一部に形成した
り、或いは前記ソケット部材を、その環状壁部に軸芯方
向へのスリットを設けて形成することもできる。
【０００８】本発明はこのように構成されているため、
概して薄肉の金属弾性材からなるソケット部材の基部構
造に伴い、後端縁での係合後の配管の後方への僅かな移
動につれて鋭角部を大径室の内周面或いは該内周面に設
けた段部に食い込み状に係支せしめるように構成するた
め、ソケット部材のコネクター本体への組付けを簡易に
行うことができ、同時にソケット部材を小径となす形状
によってコネクター本体を含む製品全体をコンパクトと
なして狹い個所での配設、使用を容易となすことができ
ることとなる。
概して薄肉の金属弾性材からなるソケット部材の基部構
造に伴い、後端縁での係合後の配管の後方への僅かな移
動につれて鋭角部を大径室の内周面或いは該内周面に設
けた段部に食い込み状に係支せしめるように構成するた
め、ソケット部材のコネクター本体への組付けを簡易に
行うことができ、同時にソケット部材を小径となす形状
によってコネクター本体を含む製品全体をコンパクトと
なして狹い個所での配設、使用を容易となすことができ
ることとなる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネ
クターの接続状態の一部切欠きによる断面図で、（ａ）
はその全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図、図２は図１の
ソケット部材単体の断面図、図３は他の実施例の図１相
当図で、（ａ）は全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図、図
４は図３のソケット部材単体の断面図、図５は本発明の
要部を示す図で、（ａ）は一部の拡大断面図、（ｂ）は
他の実施例の（ａ）相当図であり、（ｃ）は更に他の実
施例の（ａ）相当図、（ｄ）は更に別の実施例の（ａ）
相当図であって、（１）は樹脂製のコネクター本体であ
り、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース
（図示せず）等の連結筒壁（２）を有する流通孔（４）
に連って拡径した段付き小径室（３′）と、その後部に
段付き大径室（３）とを貫設し、且つ該大径室のなす内
周面の後方に所望に応じ段部（１′）を設けて構成され
ている。一方前記小径室（３′）部にはゴム等の弾性シ
ールリング部材（６）を所望に応じてスペーサーを介し
て装着し、その背後に位置決め用の環状ブッシュ部材
（７）を内装するものである。
づいて説明すれば、図１は本発明の細径配管接続用コネ
クターの接続状態の一部切欠きによる断面図で、（ａ）
はその全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図、図２は図１の
ソケット部材単体の断面図、図３は他の実施例の図１相
当図で、（ａ）は全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図、図
４は図３のソケット部材単体の断面図、図５は本発明の
要部を示す図で、（ａ）は一部の拡大断面図、（ｂ）は
他の実施例の（ａ）相当図であり、（ｃ）は更に他の実
施例の（ａ）相当図、（ｄ）は更に別の実施例の（ａ）
相当図であって、（１）は樹脂製のコネクター本体であ
り、軸芯内部に先端側の樹脂チューブ或いはゴムホース
（図示せず）等の連結筒壁（２）を有する流通孔（４）
に連って拡径した段付き小径室（３′）と、その後部に
段付き大径室（３）とを貫設し、且つ該大径室のなす内
周面の後方に所望に応じ段部（１′）を設けて構成され
ている。一方前記小径室（３′）部にはゴム等の弾性シ
ールリング部材（６）を所望に応じてスペーサーを介し
て装着し、その背後に位置決め用の環状ブッシュ部材
（７）を内装するものである。
【００１０】また（５）は薄肉の金属弾性材からなるソ
ケット部材であり、基部（５″）を略環状となして図５
（ａ）と（ｂ）のようにその後端縁の内側を後方に向け
て広がるテーパ面として壁肉の全面を鋭角部（５″）と
するか、図５（ｃ）のようにその後端縁を矢じり状に収
斂して壁肉の全面を鋭角部（５″）とするか、もしくは
図５（ｄ）のようにその後端縁の一部を鋭角部（５″）
となすと共に、組付け方向の前方に位置して内方に傾斜
して附勢された複数の爪壁（５′）を突設してなるもの
である。そして大径室（３）の内部にあって後端縁のな
す鋭角部（５″′）を該大径室の内部に内装するか、或
いは前記大径室の段部（１′）と係合するよう内装せし
めてなるものであり、前記後端縁のなす鋭角部の直径
は、前記大径室（３）の内径よりやや大きくすることが
好ましい。
ケット部材であり、基部（５″）を略環状となして図５
（ａ）と（ｂ）のようにその後端縁の内側を後方に向け
て広がるテーパ面として壁肉の全面を鋭角部（５″）と
するか、図５（ｃ）のようにその後端縁を矢じり状に収
斂して壁肉の全面を鋭角部（５″）とするか、もしくは
図５（ｄ）のようにその後端縁の一部を鋭角部（５″）
となすと共に、組付け方向の前方に位置して内方に傾斜
して附勢された複数の爪壁（５′）を突設してなるもの
である。そして大径室（３）の内部にあって後端縁のな
す鋭角部（５″′）を該大径室の内部に内装するか、或
いは前記大径室の段部（１′）と係合するよう内装せし
めてなるものであり、前記後端縁のなす鋭角部の直径
は、前記大径室（３）の内径よりやや大きくすることが
好ましい。
【００１１】そしてかかる状態をもって配管（Ｐ）の接
続状態時の前記爪壁（５′）の先端部によって組込まれ
た該配管の環状膨出壁（Ｐ′）を弾発状に係圧した状態
で、その後の配管（Ｐ）側の後方への僅かな移動につれ
て前記鋭角部（５″′）を大径室（３）の内周面に食い
込み状に係支せしめるか、或いは前記大径室（３）の段
部（１′）に食い込み状に係支せしめるのである。この
際、大径室（３）の内周面に食い込み状に係支させる場
合は、鋭角部（５″′）の形状は、図（ａ）、（ｂ）及
び（ｄ）のようにその後端縁の内側を後方に向けて広が
るテーパ面として壁肉の全面又は一部を鋭角部（５″）
とする必要があり、且つ少なくとも該鋭角部を外方に向
かって附勢するよう構成する必要がある。
続状態時の前記爪壁（５′）の先端部によって組込まれ
た該配管の環状膨出壁（Ｐ′）を弾発状に係圧した状態
で、その後の配管（Ｐ）側の後方への僅かな移動につれ
て前記鋭角部（５″′）を大径室（３）の内周面に食い
込み状に係支せしめるか、或いは前記大径室（３）の段
部（１′）に食い込み状に係支せしめるのである。この
際、大径室（３）の内周面に食い込み状に係支させる場
合は、鋭角部（５″′）の形状は、図（ａ）、（ｂ）及
び（ｄ）のようにその後端縁の内側を後方に向けて広が
るテーパ面として壁肉の全面又は一部を鋭角部（５″）
とする必要があり、且つ少なくとも該鋭角部を外方に向
かって附勢するよう構成する必要がある。
【００１２】尚（８）はスリットであり、所望に応じて
ソケット部材（５）の環状壁部にその軸芯方向に設けて
大径室（３）内部への組付けを一層容易となすものであ
る。
ソケット部材（５）の環状壁部にその軸芯方向に設けて
大径室（３）内部への組付けを一層容易となすものであ
る。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径配
管接続用コネクターは、特にソケット部材（５）の基部
（５″）のなす後端縁での鋭角部（５″′）によってコ
ネクター本体（１）側の拡径室（３）の内周面或いは大
径室に設けられた段部（１′）に食い込み状に係支せし
めて構成するため、概して薄肉の金属弾性材からなるソ
ケット部材（５）の基部（５″）構造に伴いソケット部
材（５）の大径室（３）内部への組付けを簡易に行うこ
とができ、従って狹い個所での配管（Ｐ）の配設、使用
を支障なく容易となすことができる等、極めて有用な細
径配管接続用コネクターである。
管接続用コネクターは、特にソケット部材（５）の基部
（５″）のなす後端縁での鋭角部（５″′）によってコ
ネクター本体（１）側の拡径室（３）の内周面或いは大
径室に設けられた段部（１′）に食い込み状に係支せし
めて構成するため、概して薄肉の金属弾性材からなるソ
ケット部材（５）の基部（５″）構造に伴いソケット部
材（５）の大径室（３）内部への組付けを簡易に行うこ
とができ、従って狹い個所での配管（Ｐ）の配設、使用
を支障なく容易となすことができる等、極めて有用な細
径配管接続用コネクターである。
【図１】本発明の実施例に係る細径配管接続用コネクタ
ーの接続状態の一部切欠きによる断面図で、（ａ）はそ
の全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図である。
ーの接続状態の一部切欠きによる断面図で、（ａ）はそ
の全体図、（ｂ）は鋭角部の拡大図である。
【図２】図１のソケット部材単体の断面図である。
【図３】他の実施例の同上図１相当図で、（ａ）は全体
図、（ｂ）は鋭角部の拡大図である。
図、（ｂ）は鋭角部の拡大図である。
【図４】図３のソケット部材単体の断面図である。
【図５】本発明の要部を示す図で、（ａ）は一部の拡大
断面図、（ｂ）は他の実施例の同上図（ａ）相当図、
（ｃ）は更に他の実施例の同上（ａ）相当図、（ｄ）は
更に別の実施例の同上（ａ）相当図である。
断面図、（ｂ）は他の実施例の同上図（ａ）相当図、
（ｃ）は更に他の実施例の同上（ａ）相当図、（ｄ）は
更に別の実施例の同上（ａ）相当図である。
【図６】従来例を示す細径配管接続用コネクターの接続
状態の一部切欠き断面図である。
状態の一部切欠き断面図である。
１ コネクター本体 １′ 段部 ２ 連結筒壁 ３ 大径室 ３′ 小径室 ４ 流通孔 ５ ソケット部材 ５′ 爪壁 ５″ 基部 ５″′ 鋭角部 ６ 弾性シールリング部材 ７ 環状ブッシュ部材 ８ スリット
Claims (4)
- 【請求項１】 軸芯内部に先端側の連結筒壁（２）の流
通孔（４）に連る拡径した段付き小径室（３′）と、そ
の後部に段付き大径室（３）とを貫設した樹脂製のコネ
クター本体（１）の該小径室部に、弾性シールリング部
材（６）とその背後に環状ブッシュ部材（７）とを内装
せしめ、更に大径室（３）の内部に、基部（５″）を略
環状となしてその後端縁を外方に向かって附勢された鋭
角（５″′）となすと共に、組付け方向の前方に位置し
て内方に傾斜する複数の爪壁（５′）を突設する金属弾
性材からなるソケット部材（５）を、前記鋭角部
（５″′）部を大径室（３）の内部に内装せしめ、接続
状態時の前記爪壁（５′）の先端部による組込まれた配
管（Ｐ）の環状膨出壁（Ｐ′）を弾発状に係圧した状態
で、該配管側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角部
（５″′）を大径室（３）の内周面に食い込み状に係支
せしめるように構成したことを特徴とする細径配管接続
用コネクター。 - 【請求項２】 軸芯内部に先端側の連結筒壁（２）の流
通孔（４）に連る拡径した段付き小径室（３′）と、そ
の後部に段付き大径室（３）とを貫設した樹脂製のコネ
クター本体（１）の該小径室部に、弾性シールリング部
材（６）とその背後に環状ブッシュ部材（７）とを内装
せしめ、更に大径室（３）の内部に、基部（５″）を略
環状となしてその後端縁を鋭角部（５″′）となすと共
に、組付け方向の前方に位置して内方に傾斜する複数の
爪壁（５′）を突設する金属弾性材からなるソケット部
材（５）を、前記鋭角部（５″′）を大径室（３）の内
周面の段部（１′）と係合するよう内装せしめ、接続状
態時の前記爪壁（５′）の先端部による組込まれた配管
（Ｐ）の環状膨出壁（Ｐ′）を弾発状に係圧した状態
で、該配管側の後方への僅かな移動につれて前記鋭角
（５″′）部を段部（１′）に食い込み状に係支せしめ
るように構成したことを特徴とする細径配管接続用コネ
クター。 - 【請求項３】 前記鋭角部（５″′）を、前記ソケット
部材（５）の後端縁の壁肉のなす全面もしくはその一部
に形成したことを特徴とする請求項１又は２記載の細径
配管接続用コネクター。 - 【請求項４】 前記ソケット部材（５）を、その環状壁
部に軸芯方向へのスリット（８）を設けて形成したこと
を特徴とする請求項１又は２記載の細径配管接続用コネ
クター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049535A JPH09217878A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 細径配管接続用コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049535A JPH09217878A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 細径配管接続用コネクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09217878A true JPH09217878A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12833873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8049535A Pending JPH09217878A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 細径配管接続用コネクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09217878A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006084026A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-30 | Ti Group Automotive Systems Llc | 高圧用途用のクイックコネクタ |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8049535A patent/JPH09217878A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006084026A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-30 | Ti Group Automotive Systems Llc | 高圧用途用のクイックコネクタ |
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