JPH09250666A - 細径チューブ接続用継手 - Google Patents
細径チューブ接続用継手Info
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- JPH09250666A JPH09250666A JP8085754A JP8575496A JPH09250666A JP H09250666 A JPH09250666 A JP H09250666A JP 8085754 A JP8085754 A JP 8085754A JP 8575496 A JP8575496 A JP 8575496A JP H09250666 A JPH09250666 A JP H09250666A
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- JP
- Japan
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- seal ring
- tube
- small
- diameter
- resin tube
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/08—Joints with sleeve or socket with additional locking means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/02—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
- F16L21/04—Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 別途コレット部材、ストッパー部材および解
放部材を不要となすことにより継手本体内部の内装構造
を簡素となして継手全体をコンパクトとなすことがで
き、また細径チューブの食込みおよびその解放操作を至
極簡易に行うことができ、さらに細径チューブの挿入時
に外周面の擦り傷の発生を防止できるようにする。 【解決手段】 軸芯内部に、流通孔に連って接続側に拡
径した小径室と大径室とを貫設すると共に、筒状インサ
ート部材を取付け、且つ後端側を螺子部となす継手本体
の前記小径室部に、少なくともその１つに内外周面に沿
って複数の爪壁を有する金属環体を埋設した弾性シール
リング部材を内装し、更に外側の前記大径室部に栓部材
を固定して構成せしめ、かくして細径チューブを挿着に
際してシールリング部材と密接すると共に、その後の僅
かに後方への移動に伴う該シールリング部材の密接面で
の後方への同時面圧変形に追従して内周面側に位置する
前記爪壁部を細径チューブの外周面に食込ませ、また該
チューブの前方への押圧移動によりその食込みを解放す
るように構成する。
放部材を不要となすことにより継手本体内部の内装構造
を簡素となして継手全体をコンパクトとなすことがで
き、また細径チューブの食込みおよびその解放操作を至
極簡易に行うことができ、さらに細径チューブの挿入時
に外周面の擦り傷の発生を防止できるようにする。 【解決手段】 軸芯内部に、流通孔に連って接続側に拡
径した小径室と大径室とを貫設すると共に、筒状インサ
ート部材を取付け、且つ後端側を螺子部となす継手本体
の前記小径室部に、少なくともその１つに内外周面に沿
って複数の爪壁を有する金属環体を埋設した弾性シール
リング部材を内装し、更に外側の前記大径室部に栓部材
を固定して構成せしめ、かくして細径チューブを挿着に
際してシールリング部材と密接すると共に、その後の僅
かに後方への移動に伴う該シールリング部材の密接面で
の後方への同時面圧変形に追従して内周面側に位置する
前記爪壁部を細径チューブの外周面に食込ませ、また該
チューブの前方への押圧移動によりその食込みを解放す
るように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動車或い
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径からなる樹
脂或いは軟質金属製の細径チューブの接続用継手に関す
るものである。
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される太さ２０ｍ／ｍ程度以下の比較的細径からなる樹
脂或いは軟質金属製の細径チューブの接続用継手に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の接続用継手としては一般
に図７に示すように、継手本体（１１）の軸芯内部に筒
状インサート部材（１４）を取付けて拡径した小径室
（１３′）部に、弾性シールリング部材（１５）と、後
端部に内方への爪壁（１６′）を有してその外周面を突
起壁となすコレット部材（１６）と、更に大径室（１
３）部側に固着したストッパー部材（１７）と、軸方向
への移動自在となす解放部材（１８）とをもってそれぞ
れ内装して構成され、樹脂チューブ（Ｐ′）挿着後の後
方への移動に伴う前記突起壁部でのストッパー部材（１
７）への当接係合によって、コレット部材（１６）側の
爪壁（１６′）部を該チューブの外周面に食込ませ、ま
たその解放に際して解放部材（１８）により外部から該
爪壁部を前方に押圧して解放せしめるように構成されて
いた。尚（１２）は流通孔である。
に図７に示すように、継手本体（１１）の軸芯内部に筒
状インサート部材（１４）を取付けて拡径した小径室
（１３′）部に、弾性シールリング部材（１５）と、後
端部に内方への爪壁（１６′）を有してその外周面を突
起壁となすコレット部材（１６）と、更に大径室（１
３）部側に固着したストッパー部材（１７）と、軸方向
への移動自在となす解放部材（１８）とをもってそれぞ
れ内装して構成され、樹脂チューブ（Ｐ′）挿着後の後
方への移動に伴う前記突起壁部でのストッパー部材（１
７）への当接係合によって、コレット部材（１６）側の
爪壁（１６′）部を該チューブの外周面に食込ませ、ま
たその解放に際して解放部材（１８）により外部から該
爪壁部を前方に押圧して解放せしめるように構成されて
いた。尚（１２）は流通孔である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、前記構成にあってコレット
部材（１６）、ストッパー部材（１７）及び解放部材
（１８）を必要となすため、これら部品点数を増すばか
りでなく、相互の位置関係によって内部構造をも複雑と
なし、また解放時に前記解放部材での前方への押圧操作
に煩わしさを招く等の問題を有するものであった。
うな従来の技術においては、前記構成にあってコレット
部材（１６）、ストッパー部材（１７）及び解放部材
（１８）を必要となすため、これら部品点数を増すばか
りでなく、相互の位置関係によって内部構造をも複雑と
なし、また解放時に前記解放部材での前方への押圧操作
に煩わしさを招く等の問題を有するものであった。
【０００４】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、従来技術のように別途コレット
部材、ストッパー部材および解放部材を不要となし、こ
れら部品点数の減少によって内装構造を簡素となして継
手全体をコンパクトとなすことができ、また細径チュー
ブへの食込みおよびその解放操作を至極簡易に行うこと
ができ、さらに細径チューブの挿入時に外周面の擦り傷
の発生を防止できる樹脂或いは軟質金属製の細径チュー
ブ接続用継手を提供することを目的とするものである。
てなされたものであり、従来技術のように別途コレット
部材、ストッパー部材および解放部材を不要となし、こ
れら部品点数の減少によって内装構造を簡素となして継
手全体をコンパクトとなすことができ、また細径チュー
ブへの食込みおよびその解放操作を至極簡易に行うこと
ができ、さらに細径チューブの挿入時に外周面の擦り傷
の発生を防止できる樹脂或いは軟質金属製の細径チュー
ブ接続用継手を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軸芯内部に、流通孔に連って接続側に拡径し
た小径室と大径室とを貫設すると共に、筒状インサート
部材を取付け、且つ後端側を螺子部となす継手本体の前
記小径室部に、少なくともその１つに内外周面に沿って
複数の爪壁を有する金属環体を埋設した弾性シールリン
グ部材を内装し、更に外側の前記大径室部に栓部材を螺
着して構成せしめ、かくして細径チューブを挿着に際し
てシールリング部材と密接すると共に、その後の僅かに
後方への移動に伴う該シールリング部材の密接面での後
方への同時面圧変形に追従して内周面側に位置する前記
爪壁部を細径チューブの外周面に食込ませ、また該チュ
ーブの前方への押圧移動によりその食込みを解放するよ
うに構成した細径チューブ接続用継手を要旨とするもの
であり、更に弾性シールリング部材の相互の間に、金属
環体を埋設した該シールリング部材側に対向して前端面
に前方に拡径する傾斜面となすブッシュ部材を介在して
形成したり、また前記弾性シールリング部材の複数を軸
方向に向いた断面瓢箪状に一体に形成したりするもので
あり、さらに前記金属環体が細径チューブの中心軸線に
対して角度θをもって僅かに傾斜して前記小径室部に内
装されて構成されるものである。
するため、軸芯内部に、流通孔に連って接続側に拡径し
た小径室と大径室とを貫設すると共に、筒状インサート
部材を取付け、且つ後端側を螺子部となす継手本体の前
記小径室部に、少なくともその１つに内外周面に沿って
複数の爪壁を有する金属環体を埋設した弾性シールリン
グ部材を内装し、更に外側の前記大径室部に栓部材を螺
着して構成せしめ、かくして細径チューブを挿着に際し
てシールリング部材と密接すると共に、その後の僅かに
後方への移動に伴う該シールリング部材の密接面での後
方への同時面圧変形に追従して内周面側に位置する前記
爪壁部を細径チューブの外周面に食込ませ、また該チュ
ーブの前方への押圧移動によりその食込みを解放するよ
うに構成した細径チューブ接続用継手を要旨とするもの
であり、更に弾性シールリング部材の相互の間に、金属
環体を埋設した該シールリング部材側に対向して前端面
に前方に拡径する傾斜面となすブッシュ部材を介在して
形成したり、また前記弾性シールリング部材の複数を軸
方向に向いた断面瓢箪状に一体に形成したりするもので
あり、さらに前記金属環体が細径チューブの中心軸線に
対して角度θをもって僅かに傾斜して前記小径室部に内
装されて構成されるものである。
【０００６】以上のように構成されているため、本発明
によれば、別途コレット部材、ストッパー部材および解
放部材の不要とによって内装構造を簡素となすことがで
き、同時に継手全体をコンパクトとなすと共に、細径チ
ューブへの食込みおよびその解放操作を至極簡易に行う
ことができ、さらに細径チューブの挿入時に外周面の擦
り傷の発生を防止できることとなる。
によれば、別途コレット部材、ストッパー部材および解
放部材の不要とによって内装構造を簡素となすことがで
き、同時に継手全体をコンパクトとなすと共に、細径チ
ューブへの食込みおよびその解放操作を至極簡易に行う
ことができ、さらに細径チューブの挿入時に外周面の擦
り傷の発生を防止できることとなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すれば、図１は本発明の細径チューブの接続
状態時の一部切欠きによる断面図、図２は図１の弾性シ
ールリング部材単体の拡大断面図、図３は図２Ａ−Ａ線
の断面図、図４は本発明の動作を説明する拡大断面図、
図５は他の実施例の同上図１相当図であり、図６は図５
の弾性シールリング部材単体の同上図３相当図であっ
て、（１）は継手本体であり、軸芯内部に必要に応じ筒
状インサート部材（４）を取付け、且つ流通孔（２）に
連って接続側に拡径した小径室（３′）と大径室（３）
とを貫設すると共に、その後端側を相手基台への取付け
螺子部（１′）となして形成するものである。
づいて説明すれば、図１は本発明の細径チューブの接続
状態時の一部切欠きによる断面図、図２は図１の弾性シ
ールリング部材単体の拡大断面図、図３は図２Ａ−Ａ線
の断面図、図４は本発明の動作を説明する拡大断面図、
図５は他の実施例の同上図１相当図であり、図６は図５
の弾性シールリング部材単体の同上図３相当図であっ
て、（１）は継手本体であり、軸芯内部に必要に応じ筒
状インサート部材（４）を取付け、且つ流通孔（２）に
連って接続側に拡径した小径室（３′）と大径室（３）
とを貫設すると共に、その後端側を相手基台への取付け
螺子部（１′）となして形成するものである。
【０００８】また前記小径室（３′）部に、少なくとも
その１つに内外周面に沿ってその先端部が同一円周上に
位置する複数の爪壁（５′）を有する板状の金属環体
（５）を埋設したゴム材又は樹脂材による弾性シールリ
ング部材（６）を内装し、更に外側の前記大径室（３）
のなす開口端部に栓部材（８）を図１のように螺着した
り、或いは図５のようにカシメにより固定して構成せし
めてなるものである。
その１つに内外周面に沿ってその先端部が同一円周上に
位置する複数の爪壁（５′）を有する板状の金属環体
（５）を埋設したゴム材又は樹脂材による弾性シールリ
ング部材（６）を内装し、更に外側の前記大径室（３）
のなす開口端部に栓部材（８）を図１のように螺着した
り、或いは図５のようにカシメにより固定して構成せし
めてなるものである。
【０００９】そして前記インサート部材（４）へ細径チ
ューブとしての樹脂チューブ（Ｐ）を被着した後、シー
ルリング部材（６）と密接しつつ継手本体（１）内に挿
入する際には、図４に示すように金属環体（５）が樹脂
チューブ（Ｐ）の中心軸線に対して角度θをもって僅か
に傾斜して（この角度θは約５°である）前記小径室
（３′）部に内装されているため、該爪壁（５′）は樹
脂チューブの外周面に接触せず、従って擦り傷の発生を
防止しつつ挿入することができる。その後僅かに樹脂チ
ューブ（Ｐ）を後方へ移動することに伴い該シールリン
グ部材の密接面での後方への同時面圧変形に追従して、
内周面側に位置する前記金属環体（５）部が前記角度θ
が約９０°となるよう起立してその爪壁（５′）部が樹
脂チューブ（Ｐ）の外周面に食込んで接続するものであ
り、またその解放時にあって樹脂チューブ（Ｐ）の前方
への押圧移動によってその食込みを解放するものであ
る。
ューブとしての樹脂チューブ（Ｐ）を被着した後、シー
ルリング部材（６）と密接しつつ継手本体（１）内に挿
入する際には、図４に示すように金属環体（５）が樹脂
チューブ（Ｐ）の中心軸線に対して角度θをもって僅か
に傾斜して（この角度θは約５°である）前記小径室
（３′）部に内装されているため、該爪壁（５′）は樹
脂チューブの外周面に接触せず、従って擦り傷の発生を
防止しつつ挿入することができる。その後僅かに樹脂チ
ューブ（Ｐ）を後方へ移動することに伴い該シールリン
グ部材の密接面での後方への同時面圧変形に追従して、
内周面側に位置する前記金属環体（５）部が前記角度θ
が約９０°となるよう起立してその爪壁（５′）部が樹
脂チューブ（Ｐ）の外周面に食込んで接続するものであ
り、またその解放時にあって樹脂チューブ（Ｐ）の前方
への押圧移動によってその食込みを解放するものであ
る。
【００１０】また本発明では、継手本体（１）内に予め
インサート部材（４）を組み付けておき、該インサート
部材に被着するよう樹脂チューブ（Ｐ）を挿入する際
に、前記同様にシールリング部材（６）と密接せしめ、
その後僅かに樹脂チューブ（Ｐ）を後方へ移動すること
に伴い該シールリング部材の密接面での後方への同時面
圧変形に追従して、内周面側に位置する前記爪壁
（５′）部が起立して樹脂チューブ（Ｐ）の外周面に食
込んで接続するよう構成することもできる。
インサート部材（４）を組み付けておき、該インサート
部材に被着するよう樹脂チューブ（Ｐ）を挿入する際
に、前記同様にシールリング部材（６）と密接せしめ、
その後僅かに樹脂チューブ（Ｐ）を後方へ移動すること
に伴い該シールリング部材の密接面での後方への同時面
圧変形に追従して、内周面側に位置する前記爪壁
（５′）部が起立して樹脂チューブ（Ｐ）の外周面に食
込んで接続するよう構成することもできる。
【００１１】尚（７）はブッシュ部材であり、図１のよ
うに所望に応じて弾性シールリング部材（６）の相互の
間に、前記金属環体（５）を埋設した該シールリング部
材側に対向して前端面を前方に向いて拡径する傾斜面と
なして介在すると、前記密接面での後方への面圧変形を
より効果的となすものであり、また図１とは反対に前記
金属環体（５）を埋設した該シールリング部材（６）を
前記大径室（３）のなす開口端部側に、通常のシールリ
ング部材を継手本体（１）の前端側に配設するように構
成してもよく、さらに図６のように前記弾性シールリン
グ部材（６）の複数を軸方向に向いた断面瓢箪状として
一体に形成し、少なくともその１つに板状の金属環体
（５）を埋設して形成することもできる。
うに所望に応じて弾性シールリング部材（６）の相互の
間に、前記金属環体（５）を埋設した該シールリング部
材側に対向して前端面を前方に向いて拡径する傾斜面と
なして介在すると、前記密接面での後方への面圧変形を
より効果的となすものであり、また図１とは反対に前記
金属環体（５）を埋設した該シールリング部材（６）を
前記大径室（３）のなす開口端部側に、通常のシールリ
ング部材を継手本体（１）の前端側に配設するように構
成してもよく、さらに図６のように前記弾性シールリン
グ部材（６）の複数を軸方向に向いた断面瓢箪状として
一体に形成し、少なくともその１つに板状の金属環体
（５）を埋設して形成することもできる。
【００１２】以上の説明は、細径樹脂チューブの接続用
継手に基づいて行ったが、金属環体（５）の少なくとも
爪壁（５′）をばね調質した硬質ステンレス、鋼、リン
青銅等で形成したり、或いは硬化処理したり等してその
硬度を、対象となる細径チューブ（Ｐ）の硬度より高く
すれば、細径金属、特に銅、アルミニウム等の軟質金属
からなるチューブに対しても本発明をそのまま応用でき
る。尚金属チューブ用に本発明を使用した場合は、イン
サート部材（４）を設ける必要はない。
継手に基づいて行ったが、金属環体（５）の少なくとも
爪壁（５′）をばね調質した硬質ステンレス、鋼、リン
青銅等で形成したり、或いは硬化処理したり等してその
硬度を、対象となる細径チューブ（Ｐ）の硬度より高く
すれば、細径金属、特に銅、アルミニウム等の軟質金属
からなるチューブに対しても本発明をそのまま応用でき
る。尚金属チューブ用に本発明を使用した場合は、イン
サート部材（４）を設ける必要はない。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径チ
ューブ接続用継手は、特に弾性シールリング部材（６）
に前記金属環体（５）を埋設して細径チューブ（Ｐ）の
前後方向への僅かな移動に伴う密接面での面圧変形に追
従して該細径チューブへの食込みおよびその解放を行う
ように構成するため、部品点数の減少によって内装構造
を簡素となして継手全体をコンパクトとなすことがで
き、また細径チューブ（Ｐ）の食込みおよびその解放操
作を至極簡易に行うことができ、さらに細径チューブの
挿入時に外周面の擦り傷の発生を防止できる等、極めて
有用な細径チューブ接続用継手である。
ューブ接続用継手は、特に弾性シールリング部材（６）
に前記金属環体（５）を埋設して細径チューブ（Ｐ）の
前後方向への僅かな移動に伴う密接面での面圧変形に追
従して該細径チューブへの食込みおよびその解放を行う
ように構成するため、部品点数の減少によって内装構造
を簡素となして継手全体をコンパクトとなすことがで
き、また細径チューブ（Ｐ）の食込みおよびその解放操
作を至極簡易に行うことができ、さらに細径チューブの
挿入時に外周面の擦り傷の発生を防止できる等、極めて
有用な細径チューブ接続用継手である。
【図１】本発明の実施例に係る細径チューブ接続用継手
の接続状態時の一部切欠きによる断面図である。
の接続状態時の一部切欠きによる断面図である。
【図２】図１の弾性シールリング部材単体の拡大断面図
である。
である。
【図３】図２Ａ−Ａ線の断面図である。
【図４】本発明の動作を説明する拡大断面図である。
【図５】他の実施例の同上図１相当図である。
【図６】図５の弾性シールリング部材単体の同上図３相
当図である。
当図である。
【図７】従来例を示す細径樹脂チューブ接続用継手の接
続状態時の一部切欠き断面図である。
続状態時の一部切欠き断面図である。
１ 継手本体 １′ 螺子部 ２ 流通孔 ３ 大径室 ３′ 小径室 ４ インサート部材 ５ 金属環体 ５′ 爪壁 ６ 弾性シールリング部材 ７ ブッシュ部材 ８ 栓部材 Ｐ 細径チューブ
Claims (4)
- 【請求項１】 軸芯内部に流通孔（２）に連って接続側
に拡径した小径室（３′）と大径室（３）とを貫設し、
前端側を螺子部（１′）となす継手本体（１）の前記小
径室（３′）部に、少なくともその１つに内外周面に沿
って複数の爪壁（５′）を有する金属環体（５）を埋設
した弾性シールリング部材（６）を内装し、更に外側の
前記大径室（３）部に栓部材（８）を固定して構成せし
め、かくして細径チューブ（Ｐ）を挿着に際してシール
リング部材（６）と密接すると共に、その後の僅かに後
方への移動に伴う該シールリング部材の密接面での後方
への同時面圧変形に追従して内周面側に位置する前記爪
壁（５′）部を細径チューブ（Ｐ）の外周面に食込ま
せ、また該チューブの前方への押圧移動によりその食込
みを解放するように構成したことを特徴とする細径チュ
ーブ接続用継手。 - 【請求項２】 前記弾性シールリング部材（６）の相互
の間に、金属環体（５）を埋設した該シールリング部材
側に対向して前端面が前方に向かって拡径する傾斜面と
なすブッシュ部材（７）を介在して形成したことを特徴
とする請求項１記載の細径チューブ接続用継手。 - 【請求項３】 前記弾性シールリング部材（６）の複数
を、軸方向に向いた断面瓢箪状に一体に形成したことを
特徴とする請求項１記載の細径チューブ接続用継手。 - 【請求項４】 前記金属環体（５）が細径チューブ
（Ｐ）の中心軸線に対して角度θをもって僅かに傾斜し
て前記小径室（３′）部に内装されていることを特徴と
する請求項１記載の細径チューブ接続用継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085754A JPH09250666A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 細径チューブ接続用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8085754A JPH09250666A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 細径チューブ接続用継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250666A true JPH09250666A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13867656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8085754A Pending JPH09250666A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 細径チューブ接続用継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250666A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097774A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Noritz Corp | 継 手 |
| JP2007100808A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Bridgestone Corp | パイプ継手構造 |
| JP2007278455A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | ハウジング形管継手 |
| JP2009156469A (ja) * | 1999-06-30 | 2009-07-16 | Bridgestone Corp | パイプ継手及びパイプ保持用コレット |
| CN106641508A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-10 | 无锡金顶石油管材配件制造有限公司 | 分体式石油管短节 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8085754A patent/JPH09250666A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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