JP3521100B2 - 細径配管接続用コネクター - Google Patents

細径配管接続用コネクター

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JP3521100B2
JP3521100B2 JP35428195A JP35428195A JP3521100B2 JP 3521100 B2 JP3521100 B2 JP 3521100B2 JP 35428195 A JP35428195 A JP 35428195A JP 35428195 A JP35428195 A JP 35428195A JP 3521100 B2 JP3521100 B2 JP 3521100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動車或い
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される管径、太さ20m/m程度以下の比較的細径から
なる金属管或いは硬質樹脂チューブ(以下単に配管と称
す)の接続用コネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接続用コネクターとして
は例えば図9に示すように、コネクター(21)の周壁
部に穿設した切欠き窓溝からなる係合孔(25)の後端
周のなす掛支壁(21′)の該孔縁部とに、軸芯中央孔
の周壁部の組付け方向の前部にあって内方に傾斜する複
数の爪壁(23)を有する別体のソケット体(22)を
もって、その基部のなす肩部(24)を掛合した状態で
後端側の筒環状周壁(23′)部を挿着して内装せし
め、内部に組込まれた配管(P)の環状膨出壁
(P′)を爪壁(23)により係圧せしめるように構
成されていた。尚(21″)は先端側の突出壁であり、
樹脂チューブを差し込んで連結してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、ソケット体(22)の組付
けに際してその肩部(24)のなす環状壁部を押し潰し
て掛支壁(21′)の内部を通過せしめることとなるた
め、これら組付け作業に著しく煩わしさを招くこととな
り、また前記肩部(24)での掛合に関連してソケット
体(22)を概して太径にして且つ爪壁(23)での長
寸を余儀なくされ、コネクター(21)全体をコンパク
トとなし得ず、更に配管(P)の接続の解除時にあっ
て前記爪壁(23)での係圧からの離脱を簡単になし得
ず、無理な配管(P)の引抜きによってしばしば該爪
壁部に変形或いは破損を生ぜしめる問題を有するもので
あった。
【0004】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、コネクター全体をコンパクトと
なして狹い場所での接続を支障なく簡便に行うことがで
き、更に配管の接続状態からの解除時にあって爪壁部の
なす膨出壁部での離脱を至極簡易に行うことのできる細
径配管接続用コネクターを提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
拡径した小径室と大径室とを貫設してなるコネクターの
該小径室部に、弾性シールリング部材と環状ブッシュ部
材とを内装せしめ、且つ大径室のなす周壁の対向する部
位に穿設した切欠き窓溝部に、前方に突出して挾み状に
傾斜した径方向への弾発機能を有する先端部にそれぞれ
指圧レバーを備えた舌状爪壁を一体に設け、配管の接続
状態にあって該爪壁の先端部により内部に組込まれた該
配管側の環状膨出壁を係圧せしめ、またその解除時にあ
っては前記レバーを前方又は後方で内方へ押圧(摘み)
することにより前記爪壁部の先端部を径方向外方へ回動
せしめて該爪壁での係圧を離脱するように構成した細径
配管接続用コネクターを要旨とするものであり、更に前
記指圧レバーを配管の接続状態にあって爪壁側に折り畳
み自在となして形成したり、また爪壁と一体もしくは別
体による溶着又は接着により形成したりするものであ
る。
【0006】本発明は上記した構成からなるため前記コ
ネクターと一体からなる舌状爪壁の構造によりコネクタ
ー全体をコンパクトとなすことができ、更に前記指圧レ
バーを備えた舌状爪壁の構造により、配管の接続状態か
ら膨出壁部での係圧の解除に際して前記レバーの先端部
を前方で内方(矢印方向)へ押圧(摘み)することによ
りその中央部附近で前記切欠き窓溝のなす先端側溝縁部
との掛支に伴うテコの作用によって爪壁部の先端部を径
方向外方へ回動せしめて該爪壁部での係圧を離脱して配
管を引抜いたり、或いは前記レバーを後方で内方へ押圧
してテコの作用を用いることなく爪壁部の先端部を径方
向外方へ回動せしめて該爪壁部での係圧を離脱して配管
を引抜く結果となるのである。したがって前記爪壁部で
の変形或いは破損を生ずることなく配管を無理なく引抜
くことができることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すれば、図1は本発明の細径配管接続用コネ
クターの配管接続状態時の背面図、図2は図1A−A線
の断面図、図3は図2の配管の接続解除時の作動図、図
4は他の実施例の同上図2相当図、図5は更に他の実施
例の同上図2相当図、図6はまた更に他の実施例の同上
図2相当図、図7は他の実施例の指圧レバーでの折り畳
み自在となす同上図2相当図図8は更に別の実施例の同
上図2相当図であって、(1)はコネクターであり、軸
芯内部に先端側に突設した樹脂チューブ或いはゴムホー
ス等の差し込みによる連結筒壁(2)の流通孔(4)に
連って小径室(3′)と大径室(3)とを貫設し、且つ
該大径室のなす周壁の対向する部位に穿設した切欠き窓
溝(1′)部に前方に突出して挾み状に傾斜した径方向
への弾発機能を有する舌状爪壁(5)を一体に設けると
共に、爪壁(5)のそれぞれの先端部にヒンジ部(5′
a)を介して指圧レバー(5′)を一体もしくは別体に
よる溶着又は接着により備えてなるものである。
【0008】そして前記小径室(3′)部には弾性シー
ルリング部材(6)と環状ブッシュ部材(7)とを内装
せしめ、かくして配管(P)の接続状態にあって大径室
(3)の内部に組込まれた該配管(P)側の環状膨出壁
(P′)部を前記爪壁(5)の先端部により係圧せしめ
てなるものである。
【0009】次に配管(P)のコネクター(1)からの
解除時に際しては、前記レバー(5′)の先端部を図3
に示すように前方で内方(矢印方向)へ押圧(摘み)す
ることによりその中央部附近で前記切欠き窓溝(1′)
のなす先端側溝縁部との掛支に伴うテコの原理によって
爪壁(5)部の先端部を径方向外方へ回動せしめて該爪
壁部での係圧を離脱して配管(P)を引抜く結果となる
のである。
【0010】さらに前記指圧レバー(5′)として配管
(P)の接続状態にあって所望に応じて一層コンパクト
となすため、前記ヒンジ部(5′a)より折り畳み自在
(図7の仮想線に示す)となすのに関連して、爪壁
(5)と該レバーとの対向位置に一対の凹凸部(8,
8′)をもって係合するように形成してもよく、また前
記爪壁(5)の形状としては図8に示すようにヒンジ部
(5′a)を設けることなく一定肉厚による等幅で形成
することもでき、さらに爪壁を先端部に向いて広幅或い
は狹幅等となして形成することもできる。
【0011】なお図8の実施例では前記レバー(5′)
を前方で内方へ押圧するのではなく、矢印方向で示すよ
うに後方で内方へ押圧して前記実施例とは異なりテコの
原理を用いることなく爪壁(5)部の先端部を径方向外
方へ回動せしめて該爪壁部での係圧を離脱して配管
(P)を引抜くものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径配
管接続用コネクターは、特に前記舌状爪壁(5)のなす
一体構造と、該爪壁のそれぞれの先端部に備えた前記指
圧レバー(5′)の構造とによって構成するため、コネ
クター全体をコンパクトとなして狹い場所での接続を支
障なく簡便に行うことができ、また配管(P)の接続状
態からの解除時にあって爪壁(5)部での係圧の離脱を
至極簡易に行うことができる極めて有用な細径配管接続
用コネクターである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る細径配管接続用コネクタ
ーの配管接続状態時の背面図である。
【図2】図1A−A線の断面図である。
【図3】図2の配管の接続解除時の作動図である。
【図4】他の実施例の同上図2相当図である。
【図5】更に他の実施例の同上図2相当図である。
【図6】また更に他の実施例の同上図2相当図である。
【図7】他の実施例の指圧レバーでの折り畳み自在とな
す同上図2相当図である。
【図8】更に別の実施例の同上図2相当図である。
【図9】従来例を示す細径配管接続用コネクターの一部
切欠き断面図である。
【符号の説明】
1 コネクター 1′ 切欠き窓溝 2 連結筒壁 3 大径室 3′ 小径室 4 流通孔 5 舌状爪壁 5′ 指圧レバー 5′a ヒンジ部 6 弾性シールリング部材 7 環状ブッシュ部材 P 配管 P′ 環状膨出壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/12 F16L 37/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯内部に先端側の連結筒壁(2)の流
    通孔(4)に連る拡径した小径室(3′)と大径室
    (3)とを貫設してなるコネクター(1)の該小径室部
    に、弾性シールリング部材(6)と環状ブッシュ部材
    (7)とを内装せしめ、且つ大径室(3)のなす周壁の
    対向する部位に穿設した切欠き窓溝(1′)部に、前方
    に突出して挾み状に傾斜した径方向への弾発機能を有す
    る先端部にそれぞれ指圧レバー(5′)を備えた舌状爪
    壁(5)を一体に設け、配管(P)の接続状態にあって
    該爪壁の先端部により内部に組込まれた該配管側の環状
    膨出壁(P′)を係圧せしめ、またその解除時には前記
    レバー(5′)を前方又は後方で内方へ押圧(摘み)す
    ることにより前記爪壁(5)部の先端部を径方向外方へ
    回動せしめて該爪壁での係圧を離脱するように構成した
    ことを特徴とする細径配管接続用コネクター。
  2. 【請求項2】 前記指圧レバー(5′)を、配管(P)
    の接続状態にあって爪壁(5)側への折り畳み自在とな
    して形成したことを特徴とする請求項1記載の細径配管
    接続用コネクター。
  3. 【請求項3】 前記指圧レバー(5′)を、爪壁(5)
    と一体もしくは別体による溶着又は接着により形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の細径配管接続用コネク
    ター。
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