JPH09217879A - 細径配管接続用コネクター - Google Patents

細径配管接続用コネクター

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JPH09217879A
JPH09217879A JP8049537A JP4953796A JPH09217879A JP H09217879 A JPH09217879 A JP H09217879A JP 8049537 A JP8049537 A JP 8049537A JP 4953796 A JP4953796 A JP 4953796A JP H09217879 A JPH09217879 A JP H09217879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
connector
claw
tongue
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP8049537A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Fukaya
一美 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8049537A priority Critical patent/JPH09217879A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コネクター全体をコンパクトとなし、狹い場
所での接続、離脱を簡易に行うことができる。 【解決手段】 樹脂製コネクター本体の小径室部3′
に、弾性シールリング部材6と筒環状のブッシュ部材7
とを内装せしめ、更に大径室3のなす周壁部の対向位置
に穿設した切欠き窓溝部1′に、掛合手段8′と、レバ
ーとを有する舌状壁8を一体に設け、該窓溝部に前記掛
合手段8′に嵌合する他方の掛合手段5′″を有し、且
つ先端側を爪壁5′となすリテーナ部材5を内装せし
め、配管Pの接続状態にあって爪壁5′の先端部により
内部に組込まれた該配管側の環状膨出壁部P′を係圧せ
しめ、またその解除時にあって前記レバーの外方への引
張り或いは押圧に伴う舌状壁の同時撓みにより爪壁部で
の係圧を離脱する構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に自動車或い
は各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設
される管径、太さ20m/m程度以下の比較的細径から
なる金属管或いは硬質樹脂チューブ(以下単に配管と称
す)の接続用コネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接続用コネクターとして
は例えば図10に示すように、コネクター(21)の周
壁部に穿設した切欠き窓溝からなる係合孔(25)の後
端周のなす掛支壁(21′)の該孔縁部とに、軸芯中央
孔の孔壁部の組付け方向の前部にあって内方に傾斜する
複数の爪壁(23)を有するソケット体(22)をもっ
て、その基部のなす肩部(24)を掛合した状態で後端
側の筒環状周壁(23′)部を挿着して内装せしめ、内
部に組込まれた配管(P)の環状膨出壁(P′)を
爪壁(23)により係圧せしめるように構成されてい
た。尚(21″)は先端側の突出壁であり、樹脂チュー
ブを差し込んで連結してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、ソケット体(22)の組付
けに際してその肩部(24)のなす環状壁部を押し潰し
て掛支壁(21′)の内部を通過せしめることとなるた
め、これら組付け作業に著しく煩わしさを招くこととな
り、また前記肩部(24)での掛合に関連してソケット
体(22)を概して太径にして且つ爪壁(23)での長
寸を余儀なくされ、コネネクター(21)全体をコンパ
クトとなし得ず、更に配管(P)の接続解放時にあっ
て前記爪壁(23)での係圧からの離脱を簡単となし得
ず、無理な配管(P)の引抜きによってしばしば該爪
壁部に変形或いは破損を生ぜしめる問題を有するもので
あった。
【0004】本発明は従来技術の有する前記問題に鑑み
てなされたものであり、小形、簡素なリテーナ部材の構
造と、その容易な内装組付けとによってコネクター全体
をコンパクトとなして狹い場所での接続を支障なく、且
つ爪壁部での係圧を安定となし、また接続状態からの解
除時にあって爪壁部の膨出壁部での離脱を至極簡易に行
うことのできる細径配管接続用コネクターを提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
拡径した小径室と大径室とを貫設してなる樹脂製コネク
ター本体の該小径室部に、弾性シールリング部材と筒環
状のブッシュ部材とを内装せしめ、更に大径室のなす周
壁部の対向位置に穿設した切欠き窓溝部に、前方に突出
して内側に一方の掛合手段と、その先端部に外方への突
出するレバーとを有する舌状壁を一体に設け、該窓溝部
に前記一方の掛合手段に嵌合する他方の掛合手段を有
し、且つ先端側を爪壁となすリテーナ部材を内装せし
め、配管の接続状態にあって前記爪壁の先端部により内
部に組込まれた該配管側の環状膨出壁部を係圧せしめ、
またその解除時にあって前記レバーの外方への引張り或
いは押圧に伴う舌状壁の同時撓みにより爪壁部での係圧
を離脱せしめるように構成した細径配管接続用コネクタ
ーを要旨とし、更に前記相互の掛合手段を、ほぼ蟻ほぞ
状の嵌合を形成する突起と溝部とから形成し、また前記
大径室のなす周壁部の後方内側に段部を有し、且つ前記
リテーナ部材の外側に前記段部での掛止部を更に設けて
構成したものである。
【0006】本発明は、以上のように構成されているた
め、特にリテーナ部材のなす小形、簡素な構造と、コネ
クター本体側の舌状壁との前記掛合手段構造によりコネ
クター本体をコンパクトとなし、且つ爪壁部での係圧を
安定となすことができ、更に前記レバーによる舌状壁で
の撓みに追従した該爪壁部の構造によって、配管の接続
状態からの解除に際しての膨出壁での離脱を至極簡易に
行うことができることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すれば、図1は本発明の細径配管接続用コネ
クターの配管接続状態時の背面図、図2は図1の半截側
面図、図3は図1の接続用コネクター本体単体の90°
回転した状態の背面図、図4は図3の半截平面図、図5
は図1のリテーナ部材単体の平面図、図6は図5のA−
A断面図、図7は図5の拡大による斜視図、図8は他の
実施例のコネクター本体単体の半截側面図、図9は更に
他の実施例の同上図8相当の説明図であって、(1)は
樹脂製によるコネクター本体であり、軸芯内部に先端側
に突設した樹脂チューブ或いはゴムホース等の差し込み
用の連結筒壁(2)の流通孔(4)に連って小径室
(3′)と大径室(3)を貫設し、且つ該大径室のなす
周壁部の対向位置に穿設した切欠き窓溝(1′)部に、
前方に突出して内側に一方の掛合手段としての突起
(8′)と、その先端部に外方への突出するレバー
(8″)とを有する舌状壁(8)を一体に設けてなるも
のである。
【0008】そしてこれら窓溝(1′)部に、前記舌状
壁(8)の突起(8′)と嵌合する他方の掛合手段とし
ての溝部(5″′)を外側に有し、且つ先端側を内方に
弯曲した爪壁(5′)となす小形、簡素なリテーナ部材
(5)を内装せしめてなるものである。
【0009】尚前記大径室(3)の周壁部に後方の内側
に段部(1″)を形成するとともに、前記リテーナ部材
(5)の外側に前記段部(1″)への掛止部(5″)を
設けると、リテーナ部材(5)の内装の際に、該リテー
ナ部材の軸方向の位置決め作用を果たすことができる。
【0010】一方(6)および(7)は前記小径室
(3′)部に内装した弾性シールリング部材とその背後
の筒環状のブッシュ部材である。尚前記した掛合手段と
しては、ほぼ蟻ほぞ状に相互に嵌合する突起(8′)と
溝部(5″′)とにより形成したものを図示したが、要
はコネクター本体(1)側の舌状壁(8)と爪壁
(5′)とを一体的に動作するよう構成すればよく、そ
のために図示の例とは反対に爪壁(5′)の外側に突起
を、舌状壁(8)の内側に溝部を設けて相互にほぼ蟻ほ
ぞ状に嵌合させることもできる。
【0011】かくして配管(P)の接続状態にあって大
径室(3)の内部に組込まれた該配管側の環状膨出壁
(P′)部を爪壁(5′)の先端部によって係圧せしめ
るのである。またその解除に際しては、図2のように前
記レバー(8″)による外方への引張り或いは図8及び
図9のように前後いずれか方向への押圧に伴う舌状壁
(8)での撓みに追従して爪壁(5′)を径方向で外方
へ移動させ該爪壁と環状膨出壁(P′)との係圧を離脱
せしめてコネクタ−本体(1)から配管(P)を容易に
引抜く結果となるのである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明による細径配
管接続用コネクターは、特に前記リテーナ部材(5)の
なす小形、簡素な構造と、コネクター本体(1)側の舌
状壁(8)との前記掛合手段の構造をもって構成するた
め、リテーナ部材(5)の内装組付けの容易によってコ
ネクター全体をコンパクトとなして狹い場所での接続を
支障なく、且つ爪壁(5′)部での係圧を安定となすこ
とができ、更に前記レバー(8″)に追従する該爪壁の
同時撓み構造によって配管(P)の接続状態からの解除
時に、爪壁(5′)部の膨出壁(P′)での係圧の離脱
を至極簡易に行うことができる等、極めて有用な細径配
管接続用コネクターである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の細径配管接続用コネクターの配管接続
状態時の背面図である。
【図2】図1の半截側面図である。
【図3】図1の接続用コネクター本体単体の90°回転
した状態の背面図である。
【図4】図3の半截平面図である。
【図5】図1のリテーナ部材単体の平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】図5の拡大による斜視図である。
【図8】他の実施例のコネクター本体単体の半截側面図
である。
【図9】更に他の実施例の同上図8相当の説明図であ
る。
【図10】従来例を示す細径配管接続用コネクターの半
截側面図である。
【符号の説明】
1 コネクター本体 1′ 切欠き窓溝 1″ 段部 2 連結筒壁 3 大径室 3′ 小径室 4 流通孔 5 リテーナ部材 5′ 爪壁 5″ 掛止部 5″′ 溝部 6 弾性シールリング部材 7 ブッシュ部材 8 舌状壁 8′ 突起 8″ レバー P 配管 P′ 環状膨出壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯内部に先端側の連結筒壁(2)の流
    通孔(4)に連る拡径した小径室(3′)と大径室
    (3)とを貫設してなる樹脂製コネクター本体(1)の
    該小径室部に、弾性シールリング部材(6)と筒環状の
    ブッシュ部材(7)とを内装せしめ、更に大径室(3)
    のなす周壁部の対向位置に穿設した切欠き窓溝(1′)
    部に、前方に突出して内側に一方の掛合手段(8′)
    と、その先端部に外方への突出するレバー(8″)とを
    有する舌状壁(8)を一体に設け、該窓溝部に前記一方
    の掛合手段(8′)に嵌合する他方の掛合手段
    (5″′)を有し、且つ先端側を爪壁(5′)となすリ
    テーナ部材(5)を内装せしめ、配管(P)の接続状態
    にあって前記爪壁(5′)の先端部により内部に組込ま
    れた該配管側の環状膨出壁(P′)部を係圧せしめ、ま
    たその解除時にあって前記レバー(8″)の外方への引
    張り或いは押圧に伴う舌状壁(8)の同時撓みにより爪
    壁(5′)部での係圧を離脱せしめるように構成したこ
    とを特徴とする細径配管接続用コネクター。
  2. 【請求項2】 前記相互の掛合手段を、ほぼ蟻ほぞ状の
    嵌合を形成する突起(8′)と溝部(5″′)とから形
    成したことを特徴とする請求項1記載の細径配管接続用
    コネクター。
  3. 【請求項3】 前記大径室(3)のなす周壁部の後方内
    側に段部(1″)を有し、且つ前記リテーナ部材(5)
    の外側に前記段部(1″)での掛止部(5″)を更に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の細径配管接続用コ
    ネクター。
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