JPH09215U - トラック及びその他の自動車のための組合せバックライト及び音響発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ４インチハウジング内の組合わせ音響発生装
置及びライトを提供すること。 【解決手段】 本考案のトラックのための組合せバック
ライト及び音響発生装置は、車両への機械的結合手段及
び電気的結合手段を有する反射器と、この反射器に取り
つけられこの反射器と共にハウジングを形成する光透過
カバーと、ハウジング内に取りつけられ電気的結合手段
に電気的に接続された光放射装置と、電気的結合手段に
電気的に接続された音響発生装置とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【技術分野】

車両内及びその周囲の安全は重要な問題である。特に、現在の大きな安全問題 は、自動車又はトラックの後退時である。後退する車両に起因する人の負傷に対 する安全性を高める最も有効な手段の一つは、トラックが後退運動しているあい だ「ビー・ビー」という警報音を発して、その車両の後ろにいる人に警告する後 退警報装置によるものである。 現在市販されている後退警報装置は、（普通は１個ないし２個のボルトで）車 両に物理的に取付けてからバックライト・ワイヤに電気的に引っ掛ける必要があ る。 よって、車両が後退時で、電力がバックライトに行っているときには、電力が 逆進警報装置に電力を供給する。この設備は非常に扱いにくくて時間を食う。 この種の車両の９５％は、車の後部のソケットに差し込まれる標準１１５６バ ックライトを使用する。上記の１１５６電球とはわずかに異なるバックライトを 使用するトラックの、もっと特殊化した市場がある。このライトは、中に電球（ １１５６に類似）を内蔵するハウジングを形成する直径４インチ（”）の組立体 である。

【０００２】 この４インチバックライトは、透明なレンズと、機械的衝撃吸収取付け装置に よりハウジングの中心に装置された該電球の反射面として作用する不透明な白色 の背面とを有し、この取付け装置は、ハウジングの一部でもある２個の電気プラ グに機械的に接続される２本のワイヤを有する。組立体全体は密封され、１ユニ ットとして作用する。このユニットは（グロメットにより）車両の後部の４イン チの穴に嵌め込まれて、これに電力を供給する２ワイヤ電気コネクタに係合され る。

【０００３】

【考案の開示】

この出願の目的は、上記した４インチハウジング内の組合せ音響発生装置及び ライトを提供することである。これでは、トラックの所有者は、既存の４インチ バックライトをこの新しい改良されたバックライトと単に交換することにより、 そのトラックに後退警報装置を容易に設けることが出来る。この様にすると、ト ラックを後退状態にしたときには、電球に電力を通常供給する電力接続は、この 製品の中の該音響発生装置にも電力を供給して、ユーザーに後退警報を与える。 本考案は、トラック用の組合せバックライト及び音響発生装置に関する。本考 案の装置は、トラックのための組合せバックライト及び音響発生装置であって、 車両への機械的結合手段及び電気的接合手段を有する反射器と、この反射器に取 りつけられこの反射器と共にハウジングを形成する光透過カバーと、ハウジング 内に取りつけられ上記電気的結合手段に電気的に接続された光放射装置と、電気 的結合手段に電気的に接続された音響発生装置とを有し、電気的結合手段が、車 両の変速装置が後退位置にあるときには電流が供給される電気プラグを挿入する ことの出来るハウジングに設けられたソケットであり、音響発生装置が、ハウジ ング内に取りつけられハウジングと協働してヘルムホルツ・チャンバを画定する 圧電素子と、この圧電素子のための電子駆動回路と、ハウジングに設けられヘル ムホルツ・チャンバと通じた開口部とを有し、電気的結合手段により光放射装置 と音響発生装置の両方が同時に車両に電気的に接続され、光放射装置及び音響発 生装置が１ユニット内に一体的に形成されていることを特徴としている。

【０００４】

【考案を実施する最良の態様】

図１を参照すると、本考案のトラックの後退警報装置／バックライト２はレン ズ・カバー６のピエゾ音響チャンバ開口部４除いて、外側は既存の４インチバッ クライトと同一である。その他の面では、在来の４インチバックライトと同じく 、それは白色の背部ハウジング反射器８を備え、これは前部の光透過カバー６に 密封着されてハウジングを形成する。該反射器は、ソケット１２を含む後方ボス 部１０も有し、この中に在来の電気プラグを挿入して該装置への電気的接続を行 うことが出来る。図には示されていないが、該反射器は、該ハウジングをトラッ クに機械的に取りつけるための在来の手段も持っている。 該ハウジング内で、ブラケット１４が延在して、バックライト電球１７を取り つけることの出来る電球取りつけ装置１６を支持する。このバックライト電球は 、１2.８ボルト、３２光度、2.１アンペアのフィラメント電球であってもよい。 これはワイヤ１８によってソケット１２に接続されている。 本考案は、ピエゾ・スピーカー、及びスピーカー駆動装置を備えていることに より従来技術とは異なっており、これらは該装置に結合されて、該バックライト 電球のために設けられているのと同じ接続手段によってトラックに電気的に接続 される。もっと詳しく言えば、環状の壁２０がカバー６の内面に形成されていて 、ディスク状の圧電素子２４を支持する環状ノッチ２２で終端している。該圧電 素子及び該壁は、協働して、カバー６内の開口部４によってのみ開放される閉じ たヘルムホルツ・チャンバ２６を画定している。この圧電素子は該ヘルムホルツ ・チャンバ内の空気を振動させ、その結果として音響振動が開口部４から出て後 退警報又は警報を与える。

【０００５】 圧電素子２４は、該反射器の環状延長部２８によって環状壁２０に保持される 。この延長部２８の環状末端部３０は、カバー６が該反射器に固着されるときに 圧電スピーカーの裏側に圧接する。 電子回路基板３２は、圧電スピーカーを駆動するために環状突起２８により画 定されるスペース内で反射器に固着される。該回路基板は、ワイヤ３４を介して ソケット１２から駆動電力を受取り、ワイヤ３６を介して駆動信号を該圧電素子 に送る。 該回路基板は、約５０％のデューティーサイクル、１秒の総サイクル時間で約 ２キロヘルツで振動する電子駆動回路を包含する。該駆動回路が図３に示されて いる。ここに示されている部品は、下記のものを包含している。 Ｃ１＝0.０１μＦ ５０ｖ Ｃ２＝0.００４７μＦ ５％ ５０ｖ Ｃ３＝Ｃ４＝Ｃ５＝Ｃ６＝１μＦ １６ｖ Ｒ１＝３３ＫΩ Ｒ２＝３ＫΩ Ｒ３＝１００Ω Ｒ４＝６８０ＫΩ Ｒ５＝２２ＫΩ ＩＣ＝ＬＭ ５５６ ＴＩ＝ＭＪＥ ２００ 変圧器＝１：１０ステップアップ 圧電素子２４は、加えられた電圧に応じて振動する圧電セラミックの薄い層を １面に有するステンレススチールから成る在来のディスク状要素であってもよい 。

【０００６】 使用時に、該ハウジング組立体は、在来の方式で、即ち、在来の機械的接続と ソケット１２への電気プラグの挿入とによって、トラックに固着することの出来 るものである。車両が逆進しているとき、電球に電流を供給している電気信号自 体が、圧電要素から発する可聴信号のための電流も供給するのである。 明らかに、本考案の多数の修正及び変更が上記教示に鑑みて可能である。従っ て、実用新案登録請求の範囲内で、上記した実施例とは別の態様で本考案を実施 出来ることが理解されなければならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のトラックの後退警報／バックライト
の正面図である。

【図２】 図１における線２−２を通る断面図である。

【図３】 圧電スピーカー用の電子駆動回路の概略図で
ある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６０Ｑ 5/00 ６８０ Ｂ６０Ｑ 5/00 ６８０Ｅ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 トラックのための組合せバックライト及
   び音響発生装置であって、 車両への機械的結合手段及び電気的結合手段を有する反
   射器と、 この反射器に取りつけられこの反射器と共にハウジング
   を形成する光透過カバーと、 上記ハウジング内に取りつけられ上記電気的結合手段に
   電気的に接続された光放射装置と、 上記電気的結合手段に電気的に接続された音響発生装置
   とを有し、 上記電気的結合手段が、車両の変速装置が後退位置にあ
   るときには電流が供給される電気プラグを挿入すること
   の出来る上記ハウジングに設けられたソケットであり、 上記音響発生装置が、上記ハウジング内に取りつけられ
   ハウジングと協働してヘルムホルツ・チャンバを画定す
   る圧電素子と、この圧電素子のための電子駆動回路と、
   上記ハウジングに設けられ上記ヘルムホルツ・チャンバ
   と通じた開口部とを有し、 上記電気的結合手段により上記光放出装置と上記音響発
   生装置の両方が同時に車両に電気的に接続され、上記光
   放射装置及び上記音響発生装置が１ユニット内に一体的
   に形成されていることを特徴とする装置。