JPH0249606Y2 - - Google Patents

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JPH0249606Y2
JPH0249606Y2 JP10348586U JP10348586U JPH0249606Y2 JP H0249606 Y2 JPH0249606 Y2 JP H0249606Y2 JP 10348586 U JP10348586 U JP 10348586U JP 10348586 U JP10348586 U JP 10348586U JP H0249606 Y2 JPH0249606 Y2 JP H0249606Y2
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lamp
rear combination
buzzer
lamp housing
reflex reflector
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は表示灯として自動車の後面に備え付
けられるリヤコンビネーシヨンランプに関する。
[従来技術] リヤコンビネーシヨンランプはテールランプ、
ストツプランプ、リヤターンランプおよびバツク
アツプランプなどの数機能を複合させたもので、
そのランプレンズには通常光源を持たないリフレ
ツクスリフレクタが一体に組込まれている。
一方、最近の自動車は上記表示灯による目視的
警告装置に加えて小型ブザーなどによる音響機器
を用いた警告装置を装備する傾向にあり、代表的
なものとしてバツクブザーがある。
従来、これらリヤコンビネーシヨンランプとバ
ツクブザーは機能が類似しているにも拘らず全く
別部品として構成されており、両部品は配線によ
つて同じ電気回路に接続されている。すなわち、
バツクブザーはリヤコンビネーシヨンランプのバ
ツクアツプランプと並列に接続され、かつアース
をテールランプの電源側で取ることにより夜間の
テールランプ点灯時にはブザーが鳴らないように
されている。
ところで、このようにリヤコンビネーシヨンラ
ンプとバツクブザーを別個に構成した場合には、
両部品とも車外に取付ける関係上、各々防水構造
を取らざるを得ず、かつバツクブザー専用の長い
配線が必要となり、コストアツプ、部品重量の増
加はまぬがれない。また車体側にバツクブザー取
付けのためのスペースを要するのみならず、バツ
クブザーの取付けのために作業工数が増加すると
いう欠点があつた。さらにバツクブザーの取付場
所としては自動車の外観を損ねないよう低い位置
とせねばならず、したがつて振動、被水、飛石を
受けやすくブザーの信頼性に問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上述の欠点に鑑みてなされたもの
で、リヤコンビネーシヨンランプとバツクブザー
を一体化することによつてバツクブザーの部品点
数を削減し、重量軽減、コストダウンを計るとと
もにブザーの信頼性を向上し得る自動車のリヤコ
ンビネーシヨンランプ構造を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためのこの考案の構成は、
図示のようにランプハウジング2に取付けられる
ランプレンズ3にリフレツクスリフレクタ33を
一体的に組込んだ自動車のリヤコンビネーシヨン
ランプにおいて、リフレツクスリフレクタ33の
裏側でランプハウジング2内にバツクブザー7を
配置せしめるとともに、バツクブザー7の振動板
9をランプハウジング2底壁に設けた開口部27
に臨ませて全周接着したことを特徴とする。
[作用] 上記構成とすれば、リヤコンビネーシヨンラン
プ1自体が防水構造であるため、バツクブザー7
としては従来のように格別防水性を配慮する必要
がなく、ブザーとしての最少限の部品で足り、か
つバツクブザー7とリヤコンビネーシヨンランプ
1を接続する専用の長い配線も不要となつて部品
点数を大幅に削減することができる。またバツク
ブザー7の音はランプハウジング2の開口部27
から外部に放出されるので十分な音量が得られ、
さらにバツクブザー7はランプレンズ3のリフレ
ツクスリフレクタ33裏側に配置せしめられてい
るのでリヤコンビネーシヨンランプ1として配光
上何ら支障はない。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図、第2図において、リヤコンビネーシヨ
ンランプ1はランプハウジング2と、このランプ
ハウジング2の前面に水密的に取付けられるラン
プレンズ3とを備える。ランプハウジング2には
テール、ストツプランプ用バルブ4、リヤターン
ランプ用バルブ5およびバツクアツプランプ用バ
ルブ6が夫々組込まれ、かつこれらの各バルブ
4,5,6はランプハウジング2に形成された仕
切壁21,22,23によつて相互に区画されて
いる。ランプレンズ3にはテール、ストツプラン
プ部31とバツクアツプランプ部32との間にリ
フレツクスリフレクタ33が一体的に組込まれて
いる。なお、図中34はリヤターンランプ部を示
す。そしてランプハウジング2の前記リフレツク
スリフレクタ33の裏側にあたる部分には、仕切
壁21,22によつて区画され、光源を有しない
空間部24が形成されている。
前記空間部24内には電子回路部分8と振動板
9とからなる圧電式のバツクブザー7が配置せし
められている。電子回路部分8はプリント基板8
1に各種の電子部品82を半田付けして組立てら
れ、ランプハウジング2の後壁25に適宜の手段
で取付け支持されている。一方、振動板9は圧電
素子91に金属振動板92を接着固定してなり、
この振動板9はランプハウジング2の底壁26に
設けられた開口部27に臨ませて金属振動板92
側を開口部27周縁に全周接着して取付けられて
いる。そして電子回路部分8と振動板9は3本の
配線10によつて接続されている。
なお、図示しないがバツクブザー7とリヤコン
ビネーシヨンランプ1は同じ電気回路に接続さ
れ、各々警告装置として機能するようになつてい
る。
かくしてバツクブザー7は、リヤコンビネーシ
ヨンランプ1自体が既に防水構造であるため、従
来のようにケース等を設けて防水構造を取る必要
がなく、かつバツクブザー7とリヤコンビネーシ
ヨンランプ1を接続するための専用の長い配線も
不要となり、部品点数を大幅に削減することがで
きる。
また、バツクブザー7の振動板9部で発生する
音はランプハウジング2底壁の開口部27から外
部に放出されるので、十分な音量が得られる。
さらに、バツクブザー7はランプレンズ3のリ
フレツクスリフレクタ33裏側の光源を有しない
空間部に配置されているので、リヤコンビネーシ
ヨンランプとして配光上何ら支障はない。
なお、本実施例ではバツクブザー7として圧電
式のものを用いたが、もちろんこれに限定される
ものではない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のリヤコンビネ
ーシヨンランプ構造によれば、バツクブザーの部
品点数を削減することができて重量軽減、コスト
ダウンが計れ、また車体側にバツクブザー取付け
のためのスペースを確保する必要がないととも
に、バツクブザー取付けのための作業工数を省略
でき、さらにリヤコンビネーシヨンランプは位置
的に振動、被水、飛石等を受けにくいので、バツ
クブザーの信頼性を向上させることができる。
しかも、光源を有しないリフレツクスリフレク
タの裏側にバツクブザーを配置せしめたから、配
光上何ら支障はなく、かつバツクブザーの振動板
をランプハウジング底壁に設けた開口部に臨ませ
て全周接着したから、防水性を阻害することなく
十分な音量が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はこの考案を適用したリヤコンビネーシヨンラ
ンプの分解斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図である。 1……リヤコンビネーシヨンランプ、2……ラ
ンプハウジング、3……ランプレンズ、7……バ
ツクブザー、9……振動板、27……開口部、3
3……リフレツクスリフレクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプハウジングに取付けられるランプレンズ
    にリフレツクスリフレクタを一体的に組込んだ自
    動車のリヤコンビネーシヨンランプにおいて、リ
    フレツクスリフレクタの裏側でランプハウジング
    内にバツクブザーを配置せしめるとともに、バツ
    クブザーの振動板をランプハウジング底壁に設け
    た開口部に臨ませて全周接着したことを特徴とす
    る自動車のリヤコンビネーシヨンランプ構造。
JP10348586U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH0249606Y2 (ja)

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JP10348586U JPH0249606Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JP10348586U JPH0249606Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JPS639048U JPS639048U (ja) 1988-01-21
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JPS639048U (ja) 1988-01-21

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