JP3094066U - 車両用故障警告灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源を有し発光でき、後方より来る車両の照
射光を利用しなくても高明るさを生じることができ、好
適な警告効果を有し、カーブに配置される場合、または
雨や雪降りや霧起こりなどの天候の場合でも同様に好適
な警告効果を有する、車両用故障警告灯を提供する。 【解決手段】 ベースと、前記ベースの内部に設けられ
る電気回路ユニットと、前記電気回路ユニットと電気的
に接続され、所要の電源を受け取る光源と、透明な材料
によって製造され、前記ベースに連結され、且つ前記光
源を内部に収納するライトカバーとを含む。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、車両用故障警告灯に係わり、特に車両が故障する場合に車両に配置 でき、光源を有し発光でき、高い明るさを有し、好適な警告効果を有する故障警 告灯に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、車両が路上で故障する場合、車両の後方に所定の距離の箇所に警告フ レームを架設し、後方の来る車に対し警告を出し、後方に来る車両がこの故障し ている車両を追突することを防止する。

【０００３】 図１に示すように、従来の車両の故障警告フレームには主に二セットの縁部板 １００と一枚の底フレーム板１０１と一枚のフレーム板１０２とを備え、前記に セットの縁部板１００と前記一枚の底フレー板１０１とによって三角枠フレーム を形成し、その正面の適当な区域にそれぞれ反射片１０３と１０４が設けられ、 フレーム板１０２が底フレーム板１０１の底部に設けられ、縁部板１００と底フ レーム板１０１を支持して直立状態に形成させることができる。

【０００４】 図２に示すように、前記の従来の故障警告フレームが故障した車両２００の後 方の適当な距離の箇所に立てさせるように架設することができ、後方の来る車両 に対し警告する効果を得られ、且つ後方より来る車両のランプよりの光がこの故 障警告フレームに照射される場合に、反射片１０３，１０４によって反射光を反 射でき、警告の効果を増強する効果を有する。

【０００５】 しかしながら、前記の従来の故障警告フレームがカーブの箇所に使用される場 合に、後方より来る車両のランプがその故障警告フレームに照射できなくなるた め、警告の効果を実現できなくなってしまう場合もある。また、雨や雪降りや霧 起こりの天候の場合では、反射片１０３，１０４の反射明るさが足りないため、 その警告効果を低減させる場合もある。また、従来の故障警告フレームにも配置 不便などの課題を有する。

【０００６】 そのため、前記の説明から分かるように、前記の従来の車両用故障警告フレー ムの場合では、実施の使用の場合において明らかにその不便さと欠点を有し、改 善される必要がある。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、光源を有し発光でき、後方より来る車両の照射光を利用しなくても 高明るさを生じることができ、好適な警告効果を有し、カーブに配置される場合 、または雨や雪降りや霧起こりなどの天候の場合でも同様に好適な警告効果を有 する、車両用故障警告灯を提供することをその主要な目的とする。

【０００８】 また、本考案は磁石によって故障した車両に吸着でき、配置がかなり便利であ る車両用故障警告灯を提供することをその他の目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を図るために、本考案は、ベースと、前記ベースの内部に設けられ る電気回路ユニットと、前記電気回路ユニットと電気的に接続され、所要の電源 を受け取る光源と、透明な材料によって製造され、前記ベースに連結され、且つ 前記光源を内部に収納するライトカバーとを含む、車両用故障警告灯を提供する 。

【００１０】

【考案の実施の形態】

図３と図４に示すように、本考案は車両用故障警告灯を提供し、当該車両用故 障警告灯には、ベース１と電気回路ユニット２と光源３とライト・カバー４とを 有し、そのうち、ベース１がプラスチック材料からなり、ケーシング１１とカバ ー１２とを有し、ケーシング１１が中空状ケーシングに形成され、その一側に開 口状を呈し、且つ外径が小さい接合部１３を備え、カバー１２が接合部１３に掛 けることができ、ケーシング１１とカバー１２とが電気回路ユニット２をその内 部に収納後に相互に嵌合して結合でき、且つケーシング１１とカバー１２の間に ゲル注入を実行してもよい。ベース１のケーシング１１には磁石１４が固定され 、磁気吸着の方式によって車両に付着させることができる。ベース１のカバー１ ２には組立孔１５とコード引き出し孔１６が形成され、組立孔１５の形状がライ トカバー４の外形と対応しあうようにすることによってライトカバー４を取り付 けることに利する。

【００１１】 電気回路ユニット２には電気回路基板２１と電源コード２２とを含み、電気回 路基板２１がベース１の内部に配置され、電源コード２２の一端が電気的に電気 回路基板２１に接続され、電源コード２２の他端がベース１のコード引き出し孔 １６より外部へ引き出され、電源コード２２の他端にタバコ点火手段接続用プラ グ２３が接続され、プラグ２３が自動車のタバコ点火手段に挿着でき、所要の電 力を電気回路ユニット２に入力することができる。また、電源コード２２の外部 に外嵌チューブ２４を外嵌でき、電源コード２２が車両の窓のガラスと窓フレー ムとの間を通過する場合に、外嵌チューブ２４をガラスと窓フレームの間に挟持 でき、電源コード２２を固定でき、且つ電源コード２２をガラスと窓フレームと の間に挟持するため、電源コード２２に破損させることを防止できる。

【００１２】 光源３としてネオンサインや発光ダイオード（ＬＥＤ）や蛍光灯などの発光手 段を採用でき、特にリミットを有さず、しかしながら、ネオンサインの明るさが 最も好ましく、且つ、光源３がニーズに従って“！”などの造形に設計でき、具 体的な警告効果を醸し出すことができる。光源３がベース１の外部に配置され、 且つ光源３と電気回路ユニット２の電気回路基板２１と適当に電気的に接続され 、所要の電力を光源３に入力することができる。

【００１３】 ライトカバー４が透明なプラスチック材料からなり、長型の中空状ケーシング であり、その一端が開口状を呈し、ライトカバー４が光源３の外部に掛けられ、 光源３を保護するようにする。ライトカバー４の開口状を呈する端部がベース１ の組立孔１５に挿着され、且つ適当に固定され、ライトカバー４をベース１に安 定に固定し、且つ光源３をライトカバー４の内部に収納し、光源３の生成する光 がライトカバー４を通して外部へ射出でき、前記のそれぞれの構成によって本考 案の車両用故障警告灯を提供する。

【００１４】 図５に示すように、本考案の故障警告灯が磁石１４によって故障した車両２０ ０に立つように固着されることができ、光源３によって光を発光させることによ り後方の来る車両に警告を出すことができる。

【００１５】

【考案の効果】

本考案は前記の構成を有するので、次のそれぞれの効果を達成できる。 １．本考案の光源３が自分で発光できるので、後方の来る車両の車灯の照射光の 反射のことを利用する必要がなく、高明るさを生成できるので、優れた警告効果 を生成でき、特にカーブの箇所でも依然として警告の効果を醸し出すことができ る。 ２．雨や雪降りや霧起こりの天候の場合でも、光源３が自分でライトを発光でき るので、それらの天候に影響されることはなく、依然として好適な警告の効果を 生成できる。 ３．本考案の故障警告灯が使用時、直接的に故障した車両２００に配置でき、且 つ磁石１４によって車両２００に吸着できるので、配置がかなり便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の車両用故障警告フレームを示す組立斜視
図である。

【図２】従来の車両用故障警告フレームの使用状態を示
す説明図である。

【図３】本考案の車両用故障警告灯を示す分解斜視図で
ある。

【図４】本考案の車両用故障警告灯を示す組立斜視図で
ある。

【図５】本考案の車両用故障警告灯の使用状態を示す説
明図である。

【符号の説明】

１ ベース ２ 電気回路ユニット ３ 光源 ４ ライトカバー １１ ケーシング １２ カバー １３ 接合部 １４ 磁石 １５ 組立孔 １６ コード引き出し孔 ２１ 電気回路基板 ２２ 電源コード ２３ タバコ点火手段接続用プラグ ２４ 外嵌チューブ

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベースと、前記ベースの内部に設けられ
   る電気回路ユニットと、 前記電気回路ユニットと電気的に接続され、所要の電源
   を受け取る光源と、 透明な材料によって製造され、前記ベースに連結され、
   且つ前記光源を内部に収納するライトカバーとを含むこ
   とを特徴とする車両用故障警告灯。
2. 【請求項２】 前記ベースには磁石が設けられることを
   特徴とする請求項１に記載の車両用故障警告灯。
3. 【請求項３】 前記ベースにはケーシングとカバーとを
   含み、前記ケーシングと前記カバーとが組み合わせられ
   ると共に、前記ケーシングと前記カバーとの間にゲルを
   注入することを特徴とする請求項１に記載の車両用故障
   警告灯。
4. 【請求項４】 前記ベースには組立孔を有し、前記ライ
   トカバーの一端が前記ベースにおける組立孔に挿着固定
   されることを特徴とする請求項１に記載の車両用故障警
   告灯。
5. 【請求項５】 前記ベースにはコード引き出し孔を有
   し、前記電気回路ユニットには基板と電源コードを有
   し、前記基板が前記ベースの内部に配置され、前記電源
   コードの一端が前記電気回路基板に電気的に接続され、
   前記電源コードの他端が前記ベースの前記コード引き出
   し孔より外部へ引き出され、当該電源コードの他端が煙
   草点火手段接続用プラグが接続していることを特徴とす
   る請求項１に記載の車両用故障警告灯。
6. 【請求項６】 前記電源コードの外部に外嵌チューブが
   カバーされることを特徴とする請求項５に記載の車両用
   故障警告灯。