JPH09215770A - 縄跳びのロープ固定構造 - Google Patents

縄跳びのロープ固定構造

Info

Publication number
JPH09215770A
JPH09215770A JP2552996A JP2552996A JPH09215770A JP H09215770 A JPH09215770 A JP H09215770A JP 2552996 A JP2552996 A JP 2552996A JP 2552996 A JP2552996 A JP 2552996A JP H09215770 A JPH09215770 A JP H09215770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
arm
shaped pawl
spherical head
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2552996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Watanabe
哲治 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
Priority to JP2552996A priority Critical patent/JPH09215770A/ja
Publication of JPH09215770A publication Critical patent/JPH09215770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープの多方向への回転が可能な縄跳びのロ
ープ固定構造を提供する。 【解決手段】 グリップ本体7に保持部9を介して、球
形頭部13及びアーム状爪14をもつ回動体12の球形
頭部を接続し、アーム状爪にてロープに連結する。アー
ム状爪はストッパー16にて締めつけられる。球形頭部
は保持部に対し、円錐運動及び自転運動が自在にでき
る。回動体及びストッパーはゴム又は軟質樹脂よりなる
弾性キャップ17で覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープの回転が多
方向に可能な縄跳びのロープ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縄跳びのロープの固定構造とし
て、図3に示す構造が公知である。同図においてグリッ
プ本体1に、回転軸2が、軸方向に360 °回転できるよ
う支持されている。回転軸2の先端には円形のフック3
が形成され、このフック3にアジャスター4が連結され
る。アジャスター4には、先端に爪が形成されており、
この爪にてロープ5が固定される。アジャスター4は、
ロープ5を固定した後爪が外れないようブッシュ6にて
締めつけられる。係る構造のロープ固定構造は特公昭62
-38990号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構造の縄跳びの
ロープ固定構造では、縄跳び運動時ロープはフック3の
中心を回転中心として回転する。この回転力によりフッ
ク3には回転軸2を折り曲げる方向の力が働き、この力
はグリップ本体1と回転軸2の間の摩擦抵抗を増し、回
転軸2の回転を阻止しようとする。それ故、回転軸2
は、ロープ5の運動に伴って回転せず、ロープ5に不自
然な動きを与え、リズミカルな縄跳び運動を阻害すると
同時に腕に負担をかけ疲労を増大するという問題があっ
た。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ロープの動きを円滑なものとする縄
跳びのロープ固定構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の先端に
凹部を有するグリップ本体と、該凹部内に固定された保
持部と、該保持部にて回転可能に保持される球形頭部及
び複数のアーム状爪を有する回動体と、上記アーム状爪
に嵌装され該アーム状爪を締めつけるストッパーと、上
記グリップ本体の上記凹部側先端に固定されるとともに
上記回動体を収納し、かつ開孔を有するゴム状弾性体よ
りなるキャップとを備え、上記キャップの開孔にロープ
が通され、該ロープの先端が上記アーム状爪に挟着さ
れ、上記ストッパーにて締めつけられるものである。か
かる構造によりロープは回動体の球形頭部を中心として
回転する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、7は、樹
脂製グリップ本体で、手に持ったときその先端が水平に
近くなるよう湾曲した構造に形成されている。8はこの
グリップ本体7の先端に形成された凹部、9は、この凹
部8に圧入嵌合される保持部である。この保持部9は、
一端側(図中下側)が塞がれた円筒体形状を有し、他端
側は円筒体壁面が切り欠かれて5個の保持アーム10、
10、…が設けられ、これら保持アーム10、10、…
の先端内側には、係合突起11、11、…が形成されて
いる。12は、球形頭部13及び先端内側に爪を有する
5個のアーム状爪14、14、…を有する回動体であ
り、球形頭部13は保持部9内に嵌入保持される。保持
部9内に嵌入された球形頭部13は、その首部が係合突
起11、11、…に係合し抜け止めされる。球形頭部1
3はこの保持部9に対し360 °回転自在であり、かつそ
の軸は保持部9の中心軸に対し約120 °の範囲で傾斜可
能である。
【0007】アーム状爪14は、回動体12に差し込ま
れたロープ15に食い込みこれを挟着して固定する。1
6は、アーム状爪14に嵌合されるリング状のストッパ
ーで、アーム状爪14が外側に広がるのを防止し、アー
ム状爪14のロープ15への食い込み強度を増し、ロー
プ15が回動体12から抜けるのを防止する。17は柔
らかいゴム状弾性体にて略円錐形状に形成されたキャッ
プで、グリップ本体7の先端にはめ込み固定される。グ
リップ本体7の先端外周には、キャップ17を固定しや
すくするために溝18が設けられており、キャップ17
にはその先端内側に凸部19が形成されこの凸部19が
溝18に嵌合することにより、両者結合される。またキ
ャップ17には、その頂部に開口20が設けられ、この
開口20にロープ15が通される。キャップ17は、回
動体12及びストッパー16を収納する作用をなす。
【0008】ロープ15をグリップ本体7に固定するに
際しては、まずロープ15を所定長さに切断し、その一
端からキャップ17を通し、ロープ15先端を回動体1
2に差し込む。ストッパー16をアーム状爪14に嵌合
させてアーム状爪14をロープ15に食い込ませ、続い
て球形頭部13を保持部9に押し込む。かかる状態で保
持部9をグリップ本体7に圧入して、両者を結合する。
その後キャップ17をグリップ本体7に被せて固定す
る。なおロープ15の他方の端にも同様の構造をもつグ
リップ本体が固定される。
【0009】またロープ15の長さを短くするときは、
キャップ17をグリップ本体7から外し、続いて回動体
12のアーム状爪14からストッパー16を外す。これ
によりアーム状爪14のロープ15への食い込み強度は
小さくなるから、アーム状爪14からロープ15を外
し、ロープ15先端を所望の長さだけ切断して、再度回
動体13に差し込んでアーム状爪14にて挟着させる。
しかる後アーム状爪14にストッパー16をはめ込み、
さらにキャップ17をグリップ本体7に被せて固定す
る。
【0010】縄跳び運動に際してロープ15を回転させ
ると、ロープ15の先端に固定された回動体13が、グ
リップ本体7の中心軸に対し傾斜した角度で円錐を形成
する如く回動する。この回動体12の運動に応じてキャ
ップ17は変形する。キャップ17は柔らかいゴム又は
軟質樹脂で形成されているために回動体12の動きを阻
害することはない。また回動体13は、円錐運動をする
と同時に自転する。これらの回転運動は球形頭部13の
球心を中心としてなされるから、極めて円滑な運動とな
る。
【0011】
【実施例】ここで上記固定構造の具体例につき説明する
と、保持部9の直径は9.5mm 、長さは10mm、保持アーム
10の長さは 5mm、回動体12の球形頭部13の直径は
6mm、アーム状爪14の直径は9.5mm 、長さは 5mm、ス
トッパー16の内径は9.3mm、幅 8mm、肉厚1.5mm とす
ることができる。またこれら保持部9、回動体12及び
ストッパー16は、ポリアセタール樹脂等の硬質かつ機
械的強度の高い樹脂にて射出成形法にて成形できる。グ
リップ本体7も同様にポリエチレン等の樹脂にて射出成
形法にて成形できる。キャップ17は、軟質塩化ビニル
等の樹脂にて射出成形法にて形成される。またロープ1
6は通常の縄跳び用のロープが使用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ロープ先端に球形頭部
及びアーム状爪を有する回動体を取付け、この球形頭部
の球心を中心として自在に円錐運動及び自転運動できる
ようにしたから、ロープのグリップ接続部分における回
転を極めて円滑にすることができ、リズミカルな縄跳び
運動ができ、かつ腕にかかる負担が少ない縄跳び運動具
を実現することができる。
【0013】また本発明によれば、回動体にロープの多
方向回転と長さ調節の2つの機能をもたせたから、部品
数を少なくするとともに、コンパクトな構造とすること
ができる。さらに回動体等はキャップにて覆われるか
ら、意匠的美観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態に係る縄跳びのロープ固定構
造を示す分解斜視図である。
【図2】上記ロープ固定構造の組立後の断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、7………グリップ本体 2………回転軸 3………フック 4………アジャスター 5、16………ロープ 6………ブッシュ 8………凹部 9………保持部 10………保持アーム 11………係合突起 12………回動体 13………球形頭部 14………アーム状爪 16………ストッパー 17………キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の先端に凹部を有するグリップ本体
    と、該凹部内に固定された保持部と、該保持部にて回転
    可能に保持される球形頭部及び複数のアーム状爪を有す
    る回動体と、上記アーム状爪に嵌装され該アーム状爪を
    締めつけるストッパーと、上記グリップ本体の上記凹部
    側先端に固定されるとともに上記回動体を収納し、かつ
    開孔を有するゴム状弾性体よりなるキャップとを備え、
    上記キャップの開孔にロープが通され、該ロープの先端
    が上記アーム状爪に挟着され、上記ストッパーにて締め
    つけられる縄跳びのロープの固定構造
JP2552996A 1996-02-13 1996-02-13 縄跳びのロープ固定構造 Pending JPH09215770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2552996A JPH09215770A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 縄跳びのロープ固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2552996A JPH09215770A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 縄跳びのロープ固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09215770A true JPH09215770A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12168576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2552996A Pending JPH09215770A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 縄跳びのロープ固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09215770A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135970A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Chacott Co Ltd 新体操用スティックの損傷防止具及び新体操用スティック
JP2012135487A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Asics Corp トビナワの回転子及びトビナワ
CN109999403A (zh) * 2019-05-07 2019-07-12 深圳市易体益科技有限公司 一种快拆式跳绳
CN116492011A (zh) * 2023-03-30 2023-07-28 广东博迈医疗科技股份有限公司 冲击波球囊导管

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135970A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Chacott Co Ltd 新体操用スティックの損傷防止具及び新体操用スティック
JP2012135487A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Asics Corp トビナワの回転子及びトビナワ
CN109999403A (zh) * 2019-05-07 2019-07-12 深圳市易体益科技有限公司 一种快拆式跳绳
CN109999403B (zh) * 2019-05-07 2023-12-29 江苏领康电子科技发展有限公司 一种快拆式跳绳
CN116492011A (zh) * 2023-03-30 2023-07-28 广东博迈医疗科技股份有限公司 冲击波球囊导管
CN116492011B (zh) * 2023-03-30 2024-04-26 广东博迈医疗科技股份有限公司 冲击波球囊导管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7774973B2 (en) Fishing rod holder
US5409332A (en) Universal joint
JP2002306651A (ja) シャフト内に錘部材を設けたゴルフクラブ
JPH05200136A (ja) ゴルフクラブの矯正用グリップ
US20200113152A1 (en) Pet Treat Holder with Adjustable Opening for Gripping Chew Treats or Releasing Kibble Treats
JPH09215770A (ja) 縄跳びのロープ固定構造
TW200942161A (en) Cylindrical reel seat and fishing rod
US5485903A (en) Reversal preventive mechanism of a silent type for use in a fishing reel
US6508030B1 (en) Process for fastening of a stop arrangement to a line and a line having a stop arrangement connected thereto
US20050034257A1 (en) Support for interdental brushes and similar instruments for oral hygiene
TW202114827A (zh) 扭力結構
JPH07289121A (ja) 釣竿用肘当て
JP2811040B2 (ja) 縄跳び用の跳び縄のロープの長さ調節用止め具
JP2000109104A (ja) クリックストップ機構を有する容器のキャップ装置
KR200379513Y1 (ko) 줄넘기용 손잡이
US20040094002A1 (en) Hand tool handle with rotary cap
JPH1175629A (ja) 釣糸係止具及びこれを備えた釣竿
JPS59940Y2 (ja) 縄飛用グリツプ装置
JP3590476B2 (ja) 索式ミラー制御装置
JPH104831A (ja) 振出竿用釣り糸ガイド
JPS641707Y2 (ja)
JP2000013950A (ja) コルゲートチューブの固定具
US4915396A (en) Gripping device for use in exercising or dancing
JP2002193012A (ja) アシストグリップ用ロータリーダンパ及びアシストグリップ
JPH0243402Y2 (ja)