JPH09214595A - 発信者電話番号送出サービス対応型留守番電話機 - Google Patents

発信者電話番号送出サービス対応型留守番電話機

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JPH09214595A
JPH09214595A JP1729696A JP1729696A JPH09214595A JP H09214595 A JPH09214595 A JP H09214595A JP 1729696 A JP1729696 A JP 1729696A JP 1729696 A JP1729696 A JP 1729696A JP H09214595 A JPH09214595 A JP H09214595A
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telephone
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Akio Asayama
昭雄 浅山
Masao Hajime
雅雄 一
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話機において、上役、客先、親族等
重要な発信者からのメッセージを先に再生可能とする。 【解決手段】 登録番号記憶部12には、予め重要な発
信者の電話番号が登録してある。外部からの発信があっ
たとき、発信者電話番号送出サービスにより局から送信
されてきた発信者の電話番号をCMSデコーダ6等が解
読する。録音再生部4には、発信者からのメッセージが
その電話番号と併せて記憶されている。再生時には、再
生制御部11が、登録番号記憶部に登録されている電話
番号に該当する発信者のメッセージから優先して再生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機に関し、特
に発信者電話番号送出サービス対応型の留守番電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】留守番電話機に多数の発信者からの用件
メッセージが録音されている場合において、それを再生
する際に録音順に行うよりも重要な発信者の用件メッセ
ージから先に再生することが一般に望まれている。この
ような重要な発信者から先に用件メッセージを再生する
技術として従来は、予め各発信者に優先順位を示すID
NO.を与えておいて、そのID NO.を保持する
発信者が電話をかけるとき用件メッセージと共にテンキ
ーを用いてID NO.を入力するようにし、一方留守
番電話機は留守番モードにおいて用件メッセージと共に
ID NO.を記録し、再生の際に記録したID N
O.を表示部に表示するようにしたものがある。この技
術によれば、再生モードにおいて操作者は表示されたI
D NO.から判定される優先順に用件メッセージを再
生することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、あらかじめID NO.を与えた相手のみしか
優先順位がつけられず、しかもID保持者がID N
O.を記憶しておき、発信時にわざわざID NO.を
入力等せねばならないものであるし、受信側にとって
も、わざわざ留守中にかかってきた電話の発信者の電話
番号及びID NO.を表示させ、更に優先順に再生さ
せるという操作が必要である。また、ID NO.を与
えていない発信者にID NO.を与えている発信者の
存在が知られたりすれば、与えていない人との間で不都
合が生じかねず、更にかかる技術が一般化すれば、ID
NO.を与えられていないのに意図的に送信先電話番
号に続いてテンキーのうちのいずれかのキーを押す発信
者さえ生じ得るため実際の実施は非常に難しい。
【0004】本発明は、かかる課題に鑑みなされたもの
であり、「発信者電話番号送出サービス」というサービ
スを有効利用することによって、発信相手にあらかじめ
IDNO.を与えておいたり、更にはこの相手から留守
番電話モードにおいてなされたメッセージを優先して再
生するために受信者が所定の操作をなすということが必
要でなく、しかも重要な相手からのメッセージを先に再
生可能な留守番電話機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の発信者電番号送出サービス対応型留守番電
話機は、メッセージの再生時に優先して再生すべき発信
者の電話番号を優先発信者電話番号に予め記憶しておく
一方、留守番モードにおいて着信があった場合に局から
送信されてくる発信者の電話番号と発信者のメッセージ
とをメッセージ記憶手段に記憶し、操作者が再生操作を
行った際に、発信者メッセージと対応付けて記憶してい
る発信者の電話番号に一致するものが優先発信者電話番
号記憶手段に記憶されている電話番号中に存在するかど
うか電話番号照合手段が調査する。
【0006】そして、一致する電話番号を見出したとき
には、その電話番号と対応付けて記憶しているメッセー
ジを、見出しえなかった電話番号に対応付けて記憶して
あるメッセージに優先して再生手段にて再生する。これ
により、本電話機のユーザは、留守中にかかってきた発
信者からのメッセージを再生する際に、特段の操作やあ
らかじめの発信者への優先順位の発行等なすことなく、
優先度の高いものから順に再生することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、メッセ
ージ再生時に優先して行うべき発信者の電話番号を予め
記憶している優先発信者電話番号記憶手段と、留守番電
話モードにおいて着信があった場合に、局から送信され
てくる発信者の電話番号を検知して取り出す発信者電話
番号取出手段と、同じく留守番電話モードにおいて着信
があった場合に、発信者から送信されてきたメッセージ
を取得する発信者メッセージ取得手段と、発信者電話番
号取出手段の取り出した発信者の電話番号と発信者メッ
セージ取得手段の取得した発信者からのメッセージを対
応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、発信者からの
メッセージの再生操作を受け付ける再生操作受付手段
と、再生操作を受け付けたときに、メッセージ記憶手段
が各発信者からのメッセージと対応づけて記憶している
各発信者の電話番号中に、優先発信者電話番号記憶手段
の記憶している電話番号と一致するものがあるか否かを
照合する電話番号照合手段と、電話番号照合手段が一致
する電話番号を見出した場合には、当該一致する発信者
の電話番号に対応付けて記憶してある発信者からのメッ
セージを、見出しえなかった電話番号に対応付けて記憶
してある発信者からのメッセージに優先して再生させる
優先再生手段とを有していることを特徴としている。
【0008】請求項2の発明においては、前記優先発信
者電話番号記憶手段は、複数の発信者の電話番号に対し
て、それらの間の優先順位を記憶する優先順位記憶部を
有し、前記優先再生手段は、電話番号照合手段が優先発
信者電話番号記憶手段の記憶している電話番号と一致す
る電話番号を複数見出した場合には、当該複数の各電話
番号に対応する各発信者からのメッセージを再生するに
あたり、優先順位記憶部の記憶する優先順位に従って再
生する優先順位反映部を有している。
【0009】これにより、請求項1の発明に加えて更に
以下の作用がなされる。前記優先順位記憶部は、複数の
発信者の電話番号に対して、それらの間の優先順位をも
記憶しているので、前記優先順位反映部は、電話番号照
合手段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶している電
話番号と一致する電話番号を複数見出した場合には、当
該複数の各電話番号に対応する各発信者からのメッセー
ジを再生するにあたり、優先順位記憶部の記憶する優先
順位に従って再生することとなる。
【0010】請求項3の発明においては、メッセージ再
生時に優先して行うべき発信者の電話番号を予め記憶し
ている優先発信者電話番号記憶手段と、留守番電話モー
ドにおいて着信があった場合に、局から送信されてくる
発信者の電話番号を検知して取り出す発信者電話番号取
出手段と、同じく留守番電話モードにおいて着信があっ
た場合に、発信者から送信されてきたメッセージを取得
する発信者メッセージ取得手段と、発信者電話番号取出
手段の取り出した発信者の電話番号と発信者メッセージ
取得手段の取得した発信者からのメッセージを対応付け
て記憶するメッセージ記憶手段と、留守番電話モードに
おいて、メッセージ記憶手段が発信者の電話番号と発信
者からのメッセージを対応付けて記憶する際に、発信者
の電話番号が優先発信者電話番号記憶手段の記憶してい
る電話番号と一致するか否かを調べる電話番号照合手段
と、電話番号照合手段が一致する電話番号を見出した場
合には、当該一致する発信者の電話番号に対応付けて登
録してある発信者からのメッセージを、見出しえなかっ
た電話番号に対応付けて登録してある発信者からのメッ
セージに優先して再生させるよう記憶位置を先の読み出
し位置へ修正する再生用記憶位置修正手段と、留守番電
話モード時に発信者からのメッセージの再生操作を受け
付ける再生操作受付手段と、再生操作受付手段が再生操
作を受け付けたときには、メッセージ記憶手段が記憶し
ている発信者からのメッセージを記憶位置順に再生する
再生手段とを有している。
【0011】これにより、発信者電話番号送出サービス
対応型留守番電話機において以下の作用がなされる。留
守番電話モードにおいて着信があると、局から送信され
てくる発信者の電話番号を検知して取り出すと共に発信
者から送信されてきたメッセージを取得し、メッセージ
記憶手段が、これらの発信者の電話番号と発信者メッセ
ージを対応付けて記憶する。そして、メッセージ記憶手
段が発信者の電話番号と発信者からのメッセージを対応
付けて記憶する際に、電話番号照合手段が、発信者の電
話番号と優先発信者電話番号記憶手段の記憶している電
話番号とを照合する再生用記憶位置修正手段が、電話番
号照合手段が一致する電話番号を見出した場合には、当
該一致する発信者の電話番号に対応付けてある発信者の
メッセージを、見出しえなかった電話番号に対応付けて
ある発信者のメッセージに優先して再生させるよう記憶
位置を先の読み出し位置へ修正する。このため、メッセ
ージの再生時は先頭のものから順に再生してゆく優先順
に従ってメッセージの再生が行われることとなる。
【0012】請求項4の発明においては、前記優先発信
者電話番号記憶手段は、複数の発信者の電話番号に対し
て、それらの間の優先順位を記憶する優先順位記憶部を
有し、前記再生用記憶位置修正手段は、電話番号照合手
段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶している電話番
号と一致する電話番号が複数存在するか否かを調べ、複
数存在するのを見出した場合には、当該複数の各電話番
号に対応する各発信者からのメッセージを記憶するにあ
たり、優先順位記憶部の記憶する優先順位に従って記憶
をさせる優先順位反映部を有している。
【0013】この請求項4の作用は請求項2同様であ
る。請求項5の発明においては、メッセージ再生時に優
先して行うべき発信者の電話番号を予め記憶している優
先発信者電話番号記憶手段と、留守番電話モードにおい
て着信があった場合に、局から送信されてくる発信者の
電話番号を検知して取り出す発信者電話番号取出手段
と、留守番電話モードにおいて着信があった場合に、発
信者から送信されてきたメッセージを取得する発信者メ
ッセージ取得手段と、発信者電話番号取出手段の取り出
した発信者の電話番号と発信者メッセージ取得手段の取
得した発信者からのメッセージを対応付けて記憶するメ
ッセージ記憶手段と、留守番電話モードにおいて、メッ
セージ記憶手段が発信者の電話番号と発信者からのメッ
セージを対応付けて記憶する際に、発信者の電話番号中
に優先発信者電話番号記憶手段の記憶している電話番号
と一致するものがあるか否かを調べる電話番号照合手段
と、電話番号照合手段が優先発信者電話番号記憶手段の
記憶している電話番号と一致する電話番号を見出した場
合には、当該一致する発信者電話番号に対応付けて登録
してある発信者からのメッセージを、見出しえなかった
電話番号に対応付けて登録してある発信者からのメッセ
ージに優先して再生させるよう上記一致する電話番号に
優先フラグを付すフラグ付与手段と、発信者メッセージ
の再生操作を受け付ける再生操作受付手段と、再生操作
を受け付けたときに、メッセージ記憶手段が優先フラグ
に対応付けて記憶している発信者からのメッセージを優
先して再生する再生手段とを有している。
【0014】これによれば、請求項1の発明と異なるの
は再生に際してメッセージ記憶手段に記憶してある優先
フラグを参照して行う点だけであり、残りは請求項1の
発明と同様、発信者メッセージを優先発信者電話番号記
憶手段に記憶した優先順に再生できることとなる。請求
項6の発明においては、前記優先発信者番号記憶手段
は、複数の発信者の電話番号に対して、それらの間の優
先順位を記憶する発信者番号優先順位記憶部を有し、前
記フラグ付与手段は、電話番号照合手段が優先発信者電
話番号記憶手段の記憶している電話番号と一致する電話
番号が複数存在するか否かを調べ、複数存在するのを見
出した場合に、当該複数の各電話番号に対応する各発信
者からのメッセージを記憶するにあたり、発信者番号優
先順位記憶部の記憶する優先順位に従ってフラグ間の優
先順位を示す優先順位パラメータを付す優先順位反映部
を有し、前記再生手段は、優先順位フラグに優先順位パ
ラメータが付されている場合には、該パラメータの優先
順位に従って再生するフラグ反映再生部を有している。
【0015】これにより、請求項5の発明に加えて以下
の作用がなされる。前記発信者番号優先順位記憶部は、
複数の発信者の電話番号に対して、それらの間の優先順
位をも記憶しているので、優先順位反映部は、優先発信
者電話番号記憶手段の記憶している電話番号と一致する
電話番号が複数存在する場合には、当該複数の各電話番
号に対応する各発信者からのメッセージを記憶するにあ
たり、発信者番号優先順位受付部の記憶する優先順位に
従ってフラグ間の優先順位を示す優先順位パラメータを
付す。そして、再生時にはフラグ反映再生部が、優先順
位フラグに付された優先順位パラメータが示す優先順位
に従ってメッセージの再生をする。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
なお、実施例においては、あらかじめ着信者側が発信者
電話番号送出サービス(CALL−IDサービス)をう
けており、着信者が発信者番号表示(CMS,CALL
MESSAGE SERVICE)機能付き留守番電
話機のメインCPUやそれに付属したメモリに、発信者
の電話番号を優先順位をつけて登録することが可能なも
のとする。
【0017】ここに、「発信者電話番号送出サービス」
とは、受信者に発信者が誰であるかわかるようにその電
話番号、氏名(公衆電話ならば、その旨の表示等)、発
信時刻等が局から送信されてくるものである。本サービ
スでは、着信信号の休止時間中に毎秒1200ビットの
レートで、電話番号のほか時刻や発信者の氏名等が送信
されてくる。そして、この送信されてきたデータに基づ
いて、受信側電話機の表示部に発信者の電話番号や発信
(着信)時刻、発信者の名前等が表示され、受信者は電
話に応答するに先立って発信者を知ることができる。 (第1実施例)図1は、本発明に係る発信者電話番号送
出サービス対応型電話機の第1実施例の要部の構成図で
ある。
【0018】本図において、1は回線部であり、2はM
AIN CPUであり、3は通話部であり、4は録音再
生部であり、5は再生操作受付部であり、6はCMSデ
コーダであり、7はCMS CPUであり、8はSRA
Mであり、9はLCDを有する表示部であり、10は登
録操作受付部であり、11は再生制御部であり、12は
登録番号記憶部である。以上の他、ユーザによる通話の
ためのスピーカやマイクロフォンを有し、また同じくユ
ーザの発呼等のためにテンキー等からなる通話操作部等
を有しているが、本発明の趣旨には直接の関係がなく、
また煩雑ともなるため、図示は省略している。
【0019】前記回線部1は、通常は、表示部9に表示
された発信者の電話番号や氏名を確認してのユーザの操
作に基づく通話のための回線の接続や断、留守番電話モ
ードにおけるその機能発揮のための録音再生部4につな
がる回線の接続や断等を行う。更に、第1回目と第2回
目のベル音(着信信号)の休止期間中に局から送信され
てきた発信者に関する情報を、CMS デコーダ6に送
る。このため、MAIN CPU2にて必要な制御を受
ける。
【0020】MAIN CPU2は、通常の通話モード
における回線部1と通話部3等の制御、留守番運転モー
ドにおける回線部1、録音再生部4等の制御、ユーザに
よる留守中に記憶されている発信者からのメッセージの
再生に伴う録音再生部4、再生操作受付部5等の制御、
ユーザによる優先する電話番号の登録時の登録操作受付
部10、登録番号記憶部12等の制御、発信者電話番号
送出サービスにより送信されてきた発信者の電話番号、
氏名等のSRAM8への記録や表示部9への表示の際の
制御、発信者からのメッセージの再生時の再生制御部1
1の定める優先順位に応じて再生がなされるべく各部へ
の必要な統制等を行なう。またこのため、図示しない内
蔵のROMに必要な制御プログラムが組み込まれてい
る。
【0021】通話部3は、いわゆるハンドセットで、着
信通知用ベル、スピーカ、マイクロフォン(全て、図示
せず)等を有している。録音再生部4は、留守番電話機
としての機能発揮に必要な発信者からのメッセージの自
動録音及びユーザの操作に基づくその録音結果の再生、
その他ユーザによる予想される発信者や目下不在の家族
への帰宅時間の通知等の伝言メッセージや発信者がメッ
セージを入力する際に適切になしえるよう発信者に対し
て案内をするための案内メッセージの入力等を行う。こ
のため、案内メッセージを記憶する専用のメモリ(図示
せず)及び伝言メッセージと発信者からのメッセージを
記憶するメモリ41を内蔵し、またMAIN CPU2
から必要な制御を受け付ける。ここに、メモリ41は、
発信者からのメッセージ等の録音記憶用として、図2に
示すように1から10までの番号を付された枠領域41
1〜410に区切られ、更に各枠領域411〜410
は、枠番号欄421、発信者電話番号を記憶する欄42
2、受信日時を記憶する欄423、再生済フラグを記憶
する欄424、発信者からのメッセージたる用件を記憶
する欄425を有している。本図においては、番号1〜
3の枠領域411〜413には、既に発信者の電話番号
や発信者からの用件が記憶されており、再生は未だなさ
れていないため再生済フラグ欄はいずれも0となってい
る。
【0022】再生操作受付部5は、操作パネルに設けら
れた再生スタートキーで帰宅してきたユーザによる留守
中に記憶された発信者からのメッセージの再生操作を受
け付ける。なお、実際にはこの他、録音再生部4に対す
る初期設定、再設定等の操作をも受け付けるが、本発明
の趣旨には直接の関係はないため、これらについての記
載、説明は省略する。
【0023】CMSデコーダ6は、電話局からFSK変
調された、そして発信者の電話番号、氏名(公衆電話な
らばその旨の表示等)、発信日時等からなるCAL−I
Dデータが通信規約にのっとって送信されてきたとき
に、これを検出した回線部1から受けとって復調する。
更に、この復調したデータを電話番号、氏名等に区分け
してCMS CPU7に送る。
【0024】CMS CPU7は、この復調されて送ら
れてきた発信者の電話番号、氏名等をSRAM8に書込
み、併せてMAIN CPU4にも送る。SRAM8に
書き込まれた発信者番号等は液晶ディスプレイ(LC
D)を有する表示部9へ送られる。表示部9は、送られ
てきた受信者の電話番号をLCDに表示する。これによ
り、着信があったときに発信者の電話番号や氏名等がユ
ーザに表示されることとなる。そして、通常の通話モー
ドにおいては、この発信者の氏名等を視覚にて確認した
ユーザは、都合の悪い相手からの発信であれば放置した
りする。ただし、留守番電話として機能を発揮している
状態においては、ユーザが不在のため、この表示自体は
無意味なものとなる。また、後に説明するが、この表示
部9は優先する発信者電話番号の登録時にも使用され
る。
【0025】登録操作受付部10は、ユーザによる優先
する発信者電話番号の登録操作を受け付ける。このた
め、MAIN CPU2の制御のもと、通話部3の図示
しないテンキーや表示部9と一体的に機能を発揮するよ
うになっている。再生制御部11は、再生操作受付部5
が録音再生部4内のメモリ41に記憶されている発信者
からのメッセージの再生操作を受け付けたときには、登
録番号記憶部12の記憶する優先順位に従って再生がな
されるよう制御する。このため、MAIN CPU2の
制御を受け、また登録番号記憶部12と一体的なものと
なっている。
【0026】登録番号記憶部12は、登録操作受付部の
受け付けた優先する電話番号を優先順に記憶する。この
ため、図3に示すように、優先順位欄121と優先する
電話番号を記憶する欄122とからなる20の枠領域1
221〜12220を有している。尚、ユーザによる優
先する発信者の電話番号の登録は、一般の電話機におい
て短縮番号の登録と同様に電話番号、優先順位等の必要
な事項を順にテンキーを操作して入力して行うことがで
き、その為のプログラムは示さないが、短縮番号登録用
プログラムに準じたものを用いることができる。このた
め、ここでは登録の手順を簡単に説明する。
【0027】最初、ユーザが図示しない起動用ボタンを
押し下げて登録操作受付部10を稼働状態とする。これ
を検知したMAIN CPU2の制御のもとで、通話部
3の図示しないテンキーは優先する発信者電話番号の入
力受付態勢となり、LCD9は、テンキーにて入力され
た発信者電話番号の表示態勢となり、登録番号記憶部1
2は、テンキーに入力された電話番号を記憶する。
【0028】次に、ユーザによるテンキーの押し下げに
より、親族、上役等予想される重要な発信者の電話番号
の入力がなされ、併せてこれが表示部9に表示される。
この表示を確認した後、ユーザがテンキーに隣接して設
けられている図示しない確認用ボタンを押し下げること
により、登録番号記憶部12への記憶がなされる。この
操作が優先順位に応じてなされ、テンキーにより入力さ
れた優先する発信者電話番号は、優先順に登録番号記憶
部12内の各領域に登録されていくこととなる。
【0029】なお、本実施例では勿論、登録済の優先す
る電話番号の抹消や優先順位の入れ換えも可能としてい
るが、これは本発明の趣旨には直接の関係がないのでそ
の説明は省略する。次に、留守番電話としての機能を発
揮することにより、ユーザの留守中に録音再生部4内の
メモリ41へ記憶された発信者からのメッセージを、登
録番号記憶部12内に登録されている優先順位に従って
再生する際の手順を、図4を参照しつつ説明する。
【0030】(a1)ユーザが、再生操作受付部5の図
示しない起動用押しボタンを押し下げ、再生が開始され
る。このため、再生制御部11は、優先順位が第1の発
信者からのメッセージを最先に再生すべく、「i」が
「1」と初期設定される。 (a2)更に、優先順位「i」番目(一番最初ならば1
番目)の発信者電話番号が登録番号記憶部12内のi番
目の枠から読み出される。
【0031】(a3)メモリ41内の最初に記憶されて
いるメッセージの発信者の電話番号が登録されているも
のと同じか否か比較されるべく、再生制御部11により
「j=1」と初期設定される。 (a4)更に、「j」番目(一番最初ならば1番目)の
枠領域の発信者電話番号欄422の電話番号が読み出さ
れる。
【0032】(a5)再生制御部11が、両方の電話番
号が一致するか否かを調べる。 (a6)もし一致しなければ、次の枠領域に記憶されて
いるメッセージの発信者電話番号と照合するべく「j=
j+1」と再設定される。 (a7)もし、「j」が11ならば、「i」番目の優先
する電話番号に一致する発信者電話番号がないため、
(a9)へ進む。「j」が10以下ならば、再度照合す
べく(a4)へ進む。
【0033】(a8)(a5)の結果、両方の電話番号
が一致するならば、「j」番目の枠領域の用件欄425
に記憶されている発信者からのメッセージをMAIN
CPU2の制御のもと、録音再生部4が再生する。併せ
て、当該枠領域の再生済フラグ欄424に、再生済を示
すフラグ1を入力する。 (a9)次の優先順位の発信者からのメッセージを再生
すべく、「i=i+1」と「i」が再設定される。
【0034】(a10)再設定の結果、「i=21」な
らば、全ての優先順位が登録された電話番号を照合した
ことになるので、(a11)へ進む。若し、21でない
ならば、次の優先順位の発信者電話番号と照合すべく、
(a2)へ戻る。 (a11)優先順位が登録されていない発信者からのメ
ッセージを記憶している順に再生するべく、再生済フラ
グのついていない発信者メッセージを順に再生し、併せ
て再生済を示すフラグ1を当該メッセージを記憶してい
る枠領域の再生済フラグ欄4〜41へ入力する。 (第2実施例)図5は、本発明に係る発信者電話番号送
出サービス対応型電話機の第2実施例の要部の構成図で
ある。
【0035】本実施例は、再生制御部11がなく、仮メ
モリ131を有する記憶枠領域修正部13を有している
こと、及び録音再生部4内のメモリ41内の発信者メッ
セージの読み出し再生は枠領域の番号順になされるこ
と、またメッセージの格納される枠領域を優先順位に従
って修正するため、メモリ41の各枠領域は再生済フラ
グ欄424に換えて優先順位欄426を有していること
が先の第1実施例と異なり、その他の各部は基本的には
同じである。このため、それら各部については同一の名
称とし、併せて同一の符号を付すことによりその説明は
省略する。
【0036】以下、本実施例固有の構成たる記憶枠領域
修正部13を中心にして、作用等を説明する。MAIN
CPU2は、留守番電話機として機能しているとき
に、発信者からのメッセージを、局から送信されてきた
発信者の電話番号と組にして、記憶枠領域修正部13に
付属して設けてある仮メモリ131に一旦仮記憶させ
る。
【0037】次いで、発信者からの本留守番電話機への
メッセージの伝言入力が終了し、通話の回線が断となっ
たときに、MAIN CPU2からこの通知を受けた記
憶枠領域修正部13は、この仮メモリに仮記憶されてい
るメッセージを録音再生部4内のメモリ41内の枠領域
に移して記憶させる処理を開始する。この際、登録番号
記憶部12に登録されている各電話番号と仮メモリ13
1内に仮記憶している発信者の電話番号を比較する。そ
して、仮記憶している発信者の電話番号に一致するもの
があるならば、その電話番号に応じて優先順位に対応し
た枠領域に格納するものとし、このため既に記憶されて
いる発信者メッセージ等を必要に応じて1つづつ後方へ
ずらす。
【0038】また一致しないならば、未だ何も発信者か
らのメッセージが記憶されていない枠領域中で、その番
号が一番小さいもののところに格納する。このため、録
音再生部4内のメモリ41内の各枠領域には、その番号
が小さいものから順に優先順位に応じての発信者メッセ
ージが記憶されることとなる。この様子を図6に示す。
本図においては、図3に示す優先順位2位及び20位の
発信者からのメッセージ等が各々1番目及び2番目の枠
領域411、412に格納されており、3番目以降の枠
領域には優先順位が登録されていない電話番号の発信者
からのメッセージが格納されている。
【0039】また、メモリ41の再生は読み出し位置に
近い番号の小さい枠領域から順になされるため、再生済
フラグ欄は必要でなく、これに換えて優先順位を格納す
る優先順位欄426があるのがわかる。なお、優先順位
のない発信者電話番号については、0が入力されてい
る。さて、外出から帰宅してきたユーザによる再生操作
受付部5を介しての再生操作により、録音再生部4内の
読み出し手段(図示せず)は、メモリ41内に記憶され
ている発信者からのメッセージを、その格納されている
枠領域の番号の小さいものから順に読み出していく。こ
れにより、優先度の高い発信者からのメッセージが先に
読み出され、再生されることとなる。
【0040】次に、記憶枠領域修正部13による、発信
者からのメッセージ等の格納されている枠領域の、その
電話番号の優先順位に応じての修正の様子を、図7に示
す流れ図を参照しつつ説明する。 (b1)仮メモリ131から、仮記憶されている発信者
の電話番号を読み出し、これと同じ番号が登録番号記憶
部12内に登録されているか否かを調べる。
【0041】(b2)もし、登録されていなければ、仮
メモリ131に仮記憶しているデータを目下発信者から
のメッセージ等を格納している枠領域にすぐ続行する空
白の枠領域に移しかえて記憶させる。従って、電話番号
に優先順位の付されていない発信者からのメッセージ
は、着信順に再生されることとなる。 (b3)もし、電話番号が登録されているならば、対応
する優先順位を取り出す。
【0042】(b4)1番目の枠領域のデータに相応す
る優先順位と比較されるべく、「i=1」と初期設定さ
れる。 (b5)「i」番目(最初ならば1番目)の枠領域の優
先順位欄426に優先順位が格納されているか否か調べ
られる。 (b6)格納されているならば、その優先順位が仮メモ
リ131内のデータの優先順位に優先するか否が調べら
れる。
【0043】(b7)既に格納されている枠領域のデー
タの方が優先するならば、次の枠領域のデータが比較対
象とされるべく、「i=i+1」と再設定される。 (b8)(b5),(b6)のステップの結果、「i」
番目の枠領域に格納すべきこととなったので、「i番目
以降の枠領域のデータを後へ1つづつずらす。 (b9)目下、仮メモリ131に仮記憶している発信者
からのメッセージ、発信者の電話番号等を「i」番目の
枠領域に移して記憶させる。
【0044】以上により修正は終了する。なお、手順が
複雑となるため、わざわざ言及はしなかったが、11番
目の発信者からのメッセージがあれば仮メモリ131に
記憶したままとし、更にメッセージの着信があれば、1
2番目以降の発信者については発信者の電話番号と氏名
のみを仮メモリ131に記憶していくようになっている
のは勿論である。 (第3実施例)図8は、本発明に係る発信者電話番号送
出サービス対応型電話機の第3実施例の要部の構成図で
ある。
【0045】本実施例も、基本的には第1実施例と同じ
である。このため、同じ構成、作用をなす部分について
は、同一の名称、符号を付してその説明は省略する。本
実施例固有の構成としては、優先順位付与部14があ
る。これは、発信者からのメッセージを、着信がある毎
に録音再生部4内のメモリ41の番号の小さいそして空
の枠領域へ順に記憶していくときに、登録番号記憶部1
2を参照して当該発信者の電話番号が登録されているか
否かを調べ、もし登録されているならば対応する優先順
位を取り出し、併せて記憶させるものである。このた
め、メモリ41の枠領域は、図2に示すものと基本的に
は同じであるが、再生済フラグ欄424に換えて優先順
位欄426があるのが異なる。従って、図6に示すもの
と同じとなる。また、再生にあたっては、再生制御部1
1の作用のもと、まず第1に優先順位の高いデータから
再生され、次いで優先順位の付されていない発信者から
のメッセージが着信順に再生されることとなる。
【0046】優先順位付与部14による再生の際の優先
順位の付与の際の処理の流れを、図9を参照しつつ説明
する。 (c1)発信者からのメッセージの入力が終了し、その
旨MAIN CPU2から通知を受ける。 (c2)発信者からのメッセージは、局から送信されて
きた発信者の電話番号等と共に録音再生部4のメモリ4
1内の枠領域に記憶されているが、ここから発信者の電
話番号を読み出す。
【0047】(c3)当該電話番号は、登録番号記憶部
12に記憶されているか否かを調べる。 (c4)記憶されていないならば、メモリ41内の対応
する枠領域の優先順位欄426へ0を書き込む。 (c5)記憶されているならば、対応して付されている
優先順位を読み出し、メモリ41内の対応する枠領域の
優先順位欄426へ書き込む。
【0048】次に、再生制御部11による優先順位に従
っての再生順位の制御について説明する。再生制御部1
1は、図10に示すような再生順位欄1111と枠領域
番号欄1112とからなる再生順位表111を有してい
る。再生順位欄1111は、1から10までの再生に際
しての優先順位があらかじめ記載されており、枠領域番
号欄1112は、この再生の優先順位に対応するメモリ
41内枠領域の番号が記入されている。本図では、1〜
3番目の枠領域番号欄には、各々、2、7、3が記憶さ
れいる。そして、新たな発信者からのメッセージのメモ
リ41内への格納がある毎に、この枠領域番号欄111
2は自動的に見直し、修正がなされるようになってい
る。なお、この修正の手順は、基本的には図7に示すメ
ッセージを格納する枠領域の修正と同じなので、その説
明は省略する。
【0049】そして、ユーザによる再生操作を再生操作
受付部4が受け付けると、MAINCPU2の作用のも
と、再生制御部11内の再生順位表111に従ったメモ
リ内枠領域から、格納されている発信者からのメッセー
ジが読み出され、再生されていくことになる。従って図
10の再生順位表の通りならば、最初メモリ41内の2
番目の枠領域の発信者からのメッセージが、次いで7番
目の、更に3番目のものが順に再生されることとなる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の留守
番電話機能付き電話機においては、発信電話番号送出サ
ービスを利用して、あらかじめ登録している重要な発信
者からの着信が留守中にあった場合には、その発信者か
ら伝言メッセージが再生されるため、重要な用件を先に
処理したりすることが可能となる。特に、請求項1の発
明においては、発信者からのメッセージの記憶場所の修
正をしないため余分なメモリが必要でなくなる。また、
登録されている発信者番号の個数が少ないときには、照
合もスムーズとなり、応答性も優れたものとなる。
【0051】特に、請求項2の発明においては、請求項
1の発明に加えて優先順位が反映されるため、更に便利
となる。特に、請求項3の発明においては、優先するも
のから順に読み出し開始位置に近い場所に記憶されるた
め、再生の応答性に優れ、また発信者からのメッセージ
の記憶場所を修正するためのメモリも、予備のメモリと
して使用しえるため便利となる。
【0052】特に、請求項4の発明においては、請求項
3の発明に加えて優先順位が反映されるため、更に便利
となる。特に、請求項5の発明においては、再生順位の
制御のため小さなメモリが必要なだけなので、それだけ
余分なメモリが不必要となる。特に、再生順位表に従う
ため、登録されている発信者の電話番号、再生すべき発
信者からのメッセージの個数が多いときに、応答性が優
れたものとなる。
【0053】特に、請求項6の発明においては、請求項
5の発明に加えて優先順位が反映されるため、更に便利
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発信者電話番号送出サービス対応
型留守番電話機の第1実施例の構成図である。
【図2】上記実施例における、録音再生部内の発信者か
らのメッセージ記憶用メモリの内容を概念的に示した図
である。
【図3】上記実施例における、登録番号記憶部内の記憶
内容を概念的に示した図である。
【図4】上記実施例における、記憶されている発信者か
らのメッセージを優先順位に従って再生する際の手順を
示す流れ図である。
【図5】本発明に係る発信者電話番号送出サービス対応
型留守番電話機の第2実施例の構成図である。
【図6】上記実施例における、録音再生部内の発信者か
らのメッセージ記憶用メモリの内容を概念的に示した図
である。
【図7】上記実施例における、記憶枠領域修正部におけ
る修正の流れを示した図である。
【図8】本発明に係る発信者電話番号送出サービス対応
型留守番電話機の第3実施例の構成図である。
【図9】上記実施例における、発信者からのメッセージ
に優先順位を付して記憶するための流れ図である。
【図10】上記実施例における、再生制御部内再生順位
表の概念図である。
【符号の説明】
1 回線部 2 MAIN CPU 3 通話部 4 録音再生部 41 メモリ 5 再生操作受付部 6 CMS デコーダ 7 CMS CPU 8 SRAM 9 LCD 10 登録操作受付部 11 再生制御部 12 登録番号記憶部 13 記憶枠領域修正部 131 仮メモリ 14 優先順位付与部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージ再生時に優先して行うべき発
    信者の電話番号を予め記憶している優先発信者電話番号
    記憶手段と、 留守番電話モードにおいて着信があった場合に、局から
    送信されてくる発信者の電話番号を検知して取り出す発
    信者電話番号取出手段と、 同じく留守番電話モードにおいて着信があった場合に、
    発信者から送信されてきたメッセージを取得する発信者
    メッセージ取得手段と、 発信者電話番号取出手段の取り出した発信者の電話番号
    と発信者メッセージ取得手段の取得した発信者からのメ
    ッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、 発信者からのメッセージの再生操作を受け付ける再生操
    作受付手段と、 再生操作を受け付けたときに、メッセージ記憶手段が各
    発信者からのメッセージと対応づけて記憶している各発
    信者の電話番号中に、優先発信者電話番号記憶手段の記
    憶している電話番号と一致するものがあるか否かを照合
    する電話番号照合手段と、 電話番号照合手段が一致する電話番号を見出した場合に
    は、当該一致する発信者の電話番号に対応付けて記憶し
    てある発信者からのメッセージを、見出しえなかった電
    話番号に対応付けて記憶してある発信者からのメッセー
    ジに優先して再生させる優先再生手段と、 を有していることを特徴とする発信者電話番号送出サー
    ビス対応型留守番電話機。
  2. 【請求項2】 前記優先発信者電話番号記憶手段は、 複数の発信者の電話番号に対して、それらの間の優先順
    位を記憶する優先順位記憶部を有し、 前記優先再生手段は、 電話番号照合手段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶
    している電話番号と一致する電話番号を複数見出した場
    合には、当該複数の各電話番号に対応する各発信者から
    のメッセージを再生するにあたり、優先順位記憶部の記
    憶する優先順位に従って再生する優先順位反映部を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の発信者電話番号
    送出サービス対応型留守番電話機。
  3. 【請求項3】 メッセージ再生時に優先して行うべき発
    信者の電話番号を予め記憶している優先発信者電話番号
    記憶手段と、 留守番電話モードにおいて着信があった場合に、局から
    送信されてくる発信者の電話番号を検知して取り出す発
    信者電話番号取出手段と、 同じく留守番電話モードにおいて着信があった場合に、
    発信者から送信されてきたメッセージを取得する発信者
    メッセージ取得手段と、 発信者電話番号取出手段の取り出した発信者の電話番号
    と発信者メッセージ取得手段の取得した発信者からのメ
    ッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、 留守番電話モードにおいて、メッセージ記憶手段が発信
    者の電話番号と発信者からのメッセージを対応付けて記
    憶する際に、発信者の電話番号が優先発信者電話番号記
    憶手段の記憶している電話番号と一致するか否かを調べ
    る電話番号照合手段と、 電話番号照合手段が一致する電話番号を見出した場合に
    は、当該一致する発信者の電話番号に対応付けて登録し
    てある発信者からのメッセージを、見出しえなかった電
    話番号に対応付けて登録してある発信者からのメッセー
    ジに優先して再生させるよう記憶位置を先の読み出し位
    置へ修正する再生用記憶位置修正手段と、 留守番電話モード時に発信者からのメッセージの再生操
    作を受け付ける再生操作受付手段と、 再生操作受付手段が再生操作を受け付けたときには、メ
    ッセージ記憶手段が記憶している発信者からのメッセー
    ジを記憶位置順に再生する再生手段と、 を有していることを特徴とする発信者電話番号送出サー
    ビス対応型留守番電話機。
  4. 【請求項4】 前記優先発信者電話番号記憶手段は、 複数の発信者の電話番号に対して、それらの間の優先順
    位を記憶する優先順位記憶部を有し、 前記再生用記憶位置修正手段は、 電話番号照合手段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶
    している電話番号と一致する電話番号が複数存在するか
    否かを調べ、複数存在するのを見出した場合には、当該
    複数の各電話番号に対応する各発信者からのメッセージ
    を記憶するにあたり、優先順位記憶部の記憶する優先順
    位に従って記憶をさせる優先順位反映部を有しているこ
    とを特徴とする請求項3記載の発信者電話番号送出サー
    ビス対応型留守番電話機。
  5. 【請求項5】 メッセージ再生時に優先して行うべき発
    信者の電話番号を予め記憶している優先発信者電話番号
    記憶手段と、 留守番電話モードにおいて着信があった場合に、局から
    送信されてくる発信者の電話番号を検知して取り出す発
    信者電話番号取出手段と、 留守番電話モードにおいて着信があった場合に、発信者
    から送信されてきたメッセージを取得する発信者メッセ
    ージ取得手段と、 発信者電話番号取出手段の取り出した発信者の電話番号
    と発信者メッセージ取得手段の取得した発信者からのメ
    ッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、 留守番電話モードにおいて、メッセージ記憶手段が発信
    者の電話番号と発信者からのメッセージを対応付けて記
    憶する際に、発信者の電話番号中に優先発信者電話番号
    記憶手段の記憶している電話番号と一致するものがある
    か否かを調べる電話番号照合手段と、 電話番号照合手段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶
    している電話番号と一致する電話番号を見出した場合に
    は、当該一致する発信者電話番号に対応付けて登録して
    ある発信者からのメッセージを、見出しえなかった電話
    番号に対応付けて登録してある発信者からのメッセージ
    に優先して再生させるよう上記一致する電話番号に優先
    フラグを付すフラグ付与手段と、 発信者メッセージの再生操作を受け付ける再生操作受付
    手段と、 再生操作を受け付けたときに、メッセージ記憶手段が優
    先フラグに対応付けて記憶している発信者からのメッセ
    ージを優先して再生する再生手段と、 を有していることを特徴とする発信者電話番号送出サー
    ビス対応型留守番電話機。
  6. 【請求項6】 前記優先発信者番号記憶手段は、 複数の発信者の電話番号に対して、それらの間の優先順
    位を記憶する発信者番号優先順位記憶部を有し、 前記フラグ付与手段は、 電話番号照合手段が優先発信者電話番号記憶手段の記憶
    している電話番号と一致する電話番号が複数存在するか
    否かを調べ、複数存在するのを見出した場合に、当該複
    数の各電話番号に対応する各発信者からのメッセージを
    記憶するにあたり、発信者番号優先順位記憶部の記憶す
    る優先順位に従ってフラグ間の優先順位を示す優先順位
    パラメータを付す優先順位反映部を有し、 前記再生手段は、 優先順位フラグに優先順位パラメータが付されている場
    合には、該パラメータの優先順位に従って再生するフラ
    グ反映再生部を有していることを特徴とする請求項5記
    載の発信者電話番号送出サービス対応型留守番電話機。
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