JPH09213824A - セラミック配線基板モジュール - Google Patents

セラミック配線基板モジュール

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JPH09213824A
JPH09213824A JP1518396A JP1518396A JPH09213824A JP H09213824 A JPH09213824 A JP H09213824A JP 1518396 A JP1518396 A JP 1518396A JP 1518396 A JP1518396 A JP 1518396A JP H09213824 A JPH09213824 A JP H09213824A
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JP
Japan
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cap
wiring board
multilayer wiring
ceramic multilayer
ceramic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1518396A
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English (en)
Inventor
Koichi Oshiba
浩一 大芝
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH09213824A publication Critical patent/JPH09213824A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミック配線基板とキャップ部材とを接着
する際にキャップ部材を所定の位置に正確に設置するこ
とができると共に、高密度化、高密閉化及び信頼性の向
上を図ることができるセラミック配線基板モジュールを
提供する。 【解決手段】 セラミック多層配線基板モジュールは、
導通配線されたセラミック多層配線基板12と、電子部
品14と、金属製のキャップ16と、リードフレーム1
8と、ガイド22とを備える。ガイド22は、セラミッ
ク多層配線基板12の電子部品装着面の外周部を一段高
くして形成される。キャップ16は、セラミック多層配
線基板12の電子部品装着面を覆い、ガイド22の内側
に設置される。そして、キャップ16はガイド22の内
側の面に接着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品をセラミ
ック配線基板上に実装したセラミック配線基板モジュー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2(a)は従来のセラミック多層配線
基板モジュールの概略正面図、図2(b)はそのセラミ
ック多層配線基板モジュールの概略平面図である。図2
(a),(b)に示すセラミック多層配線基板モジュー
ルは、導通配線されたセラミック多層配線基板52と、
電気的機能動作をさせる電子部品(能動部品、受動部
品)54と、セラミック多層配線基板52に実装されて
いる電子部品54を保護するための金属製のキャップ
(蓋)56と、セラミック多層配線基板52とその他の
基板とを電気的に接続するためのリードフレーム58と
を備える。
【0003】従来、かかるセラミック多層配線基板モジ
ュールを作製するには、まず、キャップ56を、セラミ
ック多層配線基板52の上層面に実装されている電子部
品を覆うようにして、セラミック多層配線基板52の上
層面の外周部に設置する。次に、キャップ56とセラミ
ック多層配線基板52の外周部とを半田で半田付けする
ことにより接着して、セラミック多層配線基板モジュー
ルが得られる。このように、セラミック多層配線基板モ
ジュールは、電子部品54が実装されている内部と外部
とが遮断された形態になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のパッケージ方式を採用したセラミック多層配線基板モ
ジュールでは、セラミック多層配線基板52とキャップ
56とを接着する際に、キャップ56を所望の設置位置
に合わせるための基準がないので、かかる位置合わせの
作業性が悪く、キャップ56の設置位置は作業者の主観
により定められてしまう。このため、キャップ56の設
置位置が所望の設置位置からズレた状態で、セラミック
多層配線基板52とキャップ56とを半田付けすると、
セラミック多層配線基板52とキャップ56との接着強
度が不十分になり、高密閉化が図れないことがある。ま
た、半田付けの際、半田が過剰に供給されると、半田が
硬化する前に半田がたとえばセラミック多層配線基板5
2の側面から裏面に流れ出して電気的短絡を招き、信頼
性が低下することがある。そこで、実際には、キャップ
56の設置位置が多少ズレても、品質上問題が生じない
ように、予め設計段階でセラミック多層配線基板52の
外周部にキャップ56の設置領域の広さのマージンを確
保している。しかしながら、セラミック多層配線基板5
2に一定のマージンを取ったのでは、セラミック多層配
線基板モジュールの外形寸法が大きくなってしまい、結
果として高密度化が図れないという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、セラミック配線基板とキャップ部材とを接着す
る際にキャップ部材を所定の位置に正確に設置すること
ができると共に、高密度化、高密閉化及び信頼性の向上
を図ることができるセラミック配線基板モジュールを提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明に係るセラミック配線基板モジュ
ールは、電子回路パターンが形成されたセラミック配線
基板と、前記セラミック配線基板の電子部品装着面の外
周部を一段高くして形成されたガイド部材と、前記セラ
ミック配線基板の前記電子部品装着面を覆い、前記ガイ
ド部材の内側に設置されたキャップ部材と、を備え、前
記キャップ部材を前記ガイド部材の内側に接着固定した
ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成によって、セ
ラミック配線基板の電子部品装着面の外周部を一段高く
してガイド部材を設けたことにより、キャップ部材とセ
ラミック配線基板とを接着する際に、キャップ部材をガ
イド部材の内側に設置するだけで、キャップ部材を所望
の設置位置に容易且つ正確に合わせることができる。ま
た、キャップ部材はガイド部材によって囲まれており、
キャップ部材の位置ズレを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a)は本発明の一実
施形態であるセラミック多層配線基板モジュールの概略
正面図、図1(b)はそのセラミック多層配線基板モジ
ュールの概略平面図、図1(c)は同図(a)において
丸で囲んだ部分の概略拡大図である。
【0009】図1(a)〜(c)に示すセラミック多層
配線基板モジュールは、導通配線されたセラミック多層
配線基板12と、電子部品14と、金属製のキャップ
(蓋)16と、入出力端子としてのリードフレーム18
と、ガイド22とを備えるものである。セラミック多層
配線基板12は、多層構造を有するものであり、積層多
層技術により作製される。基板の原材料には、主にアル
ミナが用いられる。かかるセラミック多層配線基板12
を作製するには、まず、アルミナグリーンシート上に、
MoやW等の金属をペースト状にしてスクリーン印刷法
を用いてパターンを形成する。また、グリーンシートに
スルーホールを設けて、その中に金属ペーストを埋め込
む。次に、各層を積み重ねた後、約1500℃で焼成す
る。こうして、セラミック多層配線基板12の各層には
電気的に導通を有するパターンが形成され、各層間はス
ルーホールにより導通配線される。また、セラミック多
層配線基板12の上層面には、電子部品14を設置する
ための導体領域及び導通パターンが配線される。
【0010】電子部品14は、電気的機能動作を行うも
ので、集積回路やトランジスタ等の能動部品とコンデン
サ等の受動部品とに分類される。これらの電子部品14
は、セラミック多層配線基板12の上層面に実装され
る。リードフレーム18は、セラミック多層配線基板1
2の下側から引き出されており、セラミック多層配線基
板12とその他の基板とを電気的に接続する。
【0011】金属製のキャップ16は、セラミック多層
配線基板12に実装されている電子部品14を保護する
ためのものである。キャップ16は、セラミック多層配
線基板12の上層面(以下、電子部品装着面とも称す
る。)を覆い、その電子部品装着面の外周部に設置され
る。ガイド22は、セラミック多層配線基板12の電子
部品装着面の外周部を全外周にわたって一段高くして形
成される。そして、キャップ16をセラミック多層配線
基板12上の所望の設置位置に設置するとした場合に、
そのキャップ16の設置位置よりも一回り大きい周辺部
分にガイド22を設けている。かかるガイド22は、キ
ャップ16を所望の設置位置に合わせるための基準とな
るものであり、キャップ16はガイド22の内側に設置
される。ここで、キャップ16をガイド22の内側に設
置すると、キャップ16とガイド22の内面との間には
少し隙間ができる。そして、キャップ16はその隙間に
おいてガイド22の内面及びセラミック多層配線基板1
2に半田24で半田付けされる。
【0012】本実施形態のセラミック多層配線基板モジ
ュールを作製する場合、セラミック多層配線基板12と
キャップ16との接着方法として、いくつかの方法が考
えられる。そのうちの一つの方法を説明する。この方法
では、まず、セラミック多層配線基板12上に形成され
たガイド22の内側にキャップ16を設置する。次に、
キャップ16とガイド22の内面との間にできた隙間に
おいて、糸半田と半田ゴテを用いて、キャップ16を半
田付けする。このとき、半田が過剰に供給されても、ガ
イド22が壁となって半田がセラミック多層配線基板1
2の側面から裏面に流れ出すのを防止できる。こうし
て、キャップ16はガイド22内側の所望の設置位置に
接着固定される。
【0013】また、セラミック多層配線基板12とキャ
ップ16とを接着する別の方法として、セラミック多層
配線基板12全体を加熱する方法がある。この方法で
は、たとえばホットプレート等のような、セラミック多
層配線基板12全体を加熱することができる治工具を製
作しておく。そして、キャップ16をガイド22の内側
に設置した後、セラミック多層配線基板12をその治工
具に設置する。次に、治工具でセラミック多層配線基板
12全体を加熱しながら、キャップ16とガイド22の
内面との間にできた隙間において、キャップ16を糸半
田で半田付けする。
【0014】尚、上記の二つの接着方法において、糸半
田の代わりに半田ペーストを用い、この半田ペーストを
隙間に充填して、半田付けするようにしてもよい。本実
施形態のセラミック多層配線基板モジュールでは、セラ
ミック多層配線基板の電子部品装着面の外周部を一段高
くしてガイドを設けたことにより、キャップとセラミッ
ク多層配線基板とを接着する際に、キャップをガイドの
内側に設置するだけで、キャップを所望の設置位置に容
易且つ正確に合わせることができるので、キャップの位
置合わせの作業性が向上する。また、キャップはガイド
によって囲まれており、キャップの位置ズレを防止する
ことができる。このため、キャップを半田付けする際
に、キャップの位置ズレのために接着強度が不十分とな
ることがないので、高密閉化を図ることができる。しか
も、半田が過剰に供給されても、ガイドが壁となって半
田が流れ出すことがない。したがって、本実施形態のセ
ラミック多層配線基板モジュールでは、従来のパッケー
ジ方式を採用したセラミック多層配線基板モジュールの
ように予め設計段階でセラミック多層配線基板に一定の
マージンを確保しておく必要がないので、外形寸法を縮
小化して、結果として高密度化を図ることができる。特
に、外形寸法の縮小化を図ることができるので、より狭
い領域に実装・装着できるように軽薄短小化することで
実装効率を向上できる構造が可能である。
【0015】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。たとえば、上記の実施形態では、セラミッ
ク多層配線基板の電子部品装着部の全外周にわたってガ
イドを形成した場合について説明したが、ガイドは、必
ずしもセラミック多層配線基板の電子部品装着部の全外
周にわたって設ける必要はなく、たとえばセラミック多
層配線基板の外周部の四隅に設けるだけでもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、セラミック配線基板の電子部品装着面の外周
部を一段高くしてガイド部材を設けたことにより、キャ
ップ部材とセラミック配線基板とを接着する際に、キャ
ップ部材をガイド部材の内側に設置するだけで、キャッ
プ部材を所望の設置位置に容易且つ正確に合わせること
ができると共に、ガイド部材によってキャップ部材の位
置ズレを防止することができるので、高密度化、高密閉
化及び信頼性の向上を図ることができるセラミック配線
基板モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態であるセラミック
多層配線基板モジュールの概略正面図、(b)はそのセ
ラミック多層配線基板モジュールの概略平面図、(c)
は(a)において丸で囲んだ部分の概略拡大図である。
【図2】(a)は従来のセラミック多層配線基板モジュ
ールの概略正面図、(b)はそのセラミック多層配線基
板モジュールの概略平面図である。
【符号の説明】
12 セラミック多層配線基板 14 電子部品 16 金属製のキャップ 18 リードフレーム 22 ガイド 24 半田

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路パターンが形成されたセラミッ
    ク配線基板と、 前記セラミック配線基板の電子部品装着面の外周部を一
    段高くして形成されたガイド部材と、 前記セラミック配線基板の前記電子部品装着面を覆い、
    前記ガイド部材の内側に設置されたキャップ部材と、 を備え、前記キャップ部材を前記ガイド部材の内側に接
    着固定したことを特徴とするセラミック配線基板モジュ
    ール。
JP1518396A 1996-01-31 1996-01-31 セラミック配線基板モジュール Withdrawn JPH09213824A (ja)

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Effective date: 20030401