JPH09212675A - Cad装置 - Google Patents

Cad装置

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JPH09212675A
JPH09212675A JP8045489A JP4548996A JPH09212675A JP H09212675 A JPH09212675 A JP H09212675A JP 8045489 A JP8045489 A JP 8045489A JP 4548996 A JP4548996 A JP 4548996A JP H09212675 A JPH09212675 A JP H09212675A
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JP
Japan
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circle
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JP8045489A
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Eiji Nakamura
村 英 二 中
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UNIX SOFT KK
Original Assignee
UNIX SOFT KK
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Publication date
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Priority to US08/795,834 priority patent/US5835374A/en
Publication of JPH09212675A publication Critical patent/JPH09212675A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計者自身が完成されたマクロ図形を容易に
変形でき、しかも、設計者の意図した通りの変形が可能
なCAD装置を提供する。 【解決手段】 入力装置12と中央処理装置14とディ
スプレイ装置20とを含むCAD装置10である。この
CAD装置10では、点・線・円を作図元要素とし、入
力装置12で必要なパラメータを与えて、追加要素であ
る点・線・円の図形要素を求める交点接点計算機能を中
央処理装置14で使用することによって、図形作成の過
程が拘束条件の積み重ねとして進むように、ディスプレ
イ装置20の画面上でマクロ図形の作成を行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はCAD装置に関
し、特にたとえば、コンピュータを利用した設計支援を
行うための装置であり、作図支援ツールとして用いられ
るCAD装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CAD装置は、ディスプレイ装置を介し
て、人間とコンピュータとが対話形式で情報を交換し、
設計図面を作成する装置である。CAD装置を用いて、
設計図面を作成する方式としては、従来から、マクロプ
ログラム方式やパラメトリック方式が用いられている。
【0003】マクロプログラム方式のCAD装置では、
作成しようとするパラメトリック図形について、マクロ
言語によるプログラムであるマクロプログラムが作成さ
れる。そして、操作者は、作成されたマクロプログラム
によって製図されたパラメトリック図形をディスプレイ
装置で確認し、確認の結果に応じて、マクロプログラム
を修正する。この作業が繰り返されることによって、作
成しようとする図形が完成される。
【0004】一方、パラメトリック方式のCAD装置で
は、設計初期の段階で設計検討をしながら、ラフにパラ
メトリック図形が作成される。そして、作成されたパラ
メトリック図形をディスプレイ装置で確認しながら、寸
法値等を入力することによって、正確な図形が作成され
る。この設計終期の段階では、作成された図形の出来上
がった図形から図形間の関連を類推するという立場か
ら、システム化が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マクロプログラム方式のCAD装置では、完成された図
形を変形しようとすれば、マクロプログラムの修正が必
要である。マクロプログラムの修正には、専任のプログ
ラマが必要とされ、かつ、マクロプログラムの修正のた
めの工数がかかる。したがって、設計者自身が、完成さ
れた図形を手軽に変形することができなかった。
【0006】また、従来のパラメトリック方式のCAD
装置では、作成された図形の出来上がった図形から図形
間の関連を類推するといった非常に無理な立場から、シ
ステム化が行われているため、膨大な計算の末に誤った
変形が行われる場合があった。すなわち、CAD装置自
身が図形間の関連を類推するため、設計者の意図した通
りの変形が行われない場合が多かった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、設
計者自身が完成されたマクロ図形を容易に変形でき、し
かも、設計者の意図した通りの変形が可能なCAD装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力装置と
中央処理装置とディスプレイ装置とを含むCAD装置で
あって、点・線・円を作図元要素とし、入力装置で必要
なパラメータを与えて、追加要素である点・線・円の図
形要素を求める交点接点計算機能を中央処理装置で使用
することによって、図形作成の過程が拘束条件の積み重
ねとして進むように、ディスプレイ装置の画面上でマク
ロ図形の作成を行うことができる、CAD装置である。
この発明において、入力装置はキーボードと、ポインテ
ィングデバイスとからなるのが好ましい。また、中央処
理装置には、RAMおよびROMのうち少なくとも一種
が接続されるのが好ましい。
【0009】
【作用】図形作成の過程が拘束条件の積み重ねとして進
むので、パラメータに数値を代入することによって、完
成されたマクロ図形が変形される。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、パラメータに数値を
代入することによって、設計者自身が完成されたマクロ
図形を容易に変形できる。また、この発明によれば、拘
束条件の積み重ねが設計者の意図そのものを表している
ので、設計者の意図した通りの変形が可能である。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の一
例を示すブロック図である。CAD装置10は入力装置
12を含む。入力装置12は、数字や文字を入力するた
めのキーボードと、後述のディスプレイ装置の画面上の
座標位置を入力するためのポインティングデバイスとか
らなる。入力装置12からは、中央処理装置14へデー
タが入力される。そして、中央処理装置14において、
入力装置12からの入力に応じて、図形データが構成さ
れ、図形処理が行われる。中央処理装置14には、RA
M16およびROM18が接続される。RAM16は、
中央処理装置14における図形処理での演算領域として
使用される。ROM18には、中央処理装置14におけ
る図形処理のためのプログラムが内蔵される。中央処理
装置14における図形処理の過程および結果は、ディス
プレイ装置20に図示される。
【0013】この発明に係るCAD装置10では、基本
製図に必要な点・線・円を利用し、さらに必要な点・線
・円を求める「交点接点計算機能」が使用される。「交
点接点計算機能」では、基礎となる点・線・円またはそ
れらの組み合わせから求められる図形要素である点・線
・円のパターンが全て自動算出される。そして、自動算
出された点・線・円のパターンの中から必要な図形要素
が指定される。つまり、点・線・円を作図元要素とし、
必要なパラメータを与えて、追加要素である点・線・円
の図形要素が作成される。すなわち、「交点接点計算機
能」を用いることによって、作図コマンドを使用しない
ノンコマンド方式で、どんな図形でも作成することがで
きる。そして、図形作成の過程が拘束条件の積み重ねと
して進んでいく。
【0014】表1は「交点接点計算機能」における作図
元要素と追加要素との関係を示す。
【表1】 以下に、表1に基づいて、作図元要素から追加要素を得
るシステムである「交点接点計算機能」について説明す
る。
【0015】(A)作図元要素が1個の場合 (a)作図元要素が「点」で、追加要素が「点」の場合 作図元要素の「点」より距離L,角度Aを与えて、追加
要素の「点」を得る。また、作図元要素の「点」からの
x方向の距離X,y方向の距離Yを与えて、追加要素の
「点」を得てもよい。 (b)作図元要素が「点」で、追加要素が「線」の場合 作図元要素の「点」より距離L,傾きAを与えて、追加
要素の「線」を得る。 (c)作図元要素が「点」で、追加要素が「円」の場合 作図元要素の「点」より半径Rを与えて、追加要素の
「円」を得る。 (d)作図元要素が「線」で、追加要素が「線」の場合 作図元要素の「線」より距離Lを与えて、作図元要素の
「線」に平行な追加要素の「線」を得る。 (e)作図元要素が「円」で、追加要素が「点」の場合 作図元要素の「円」に対して、分割数xを与えて、円周
上の分割点として、追加要素の「点」を得る。また、作
図元要素の「円」の中心点として、追加要素の「点」を
得てもよい。 (f)作図元要素が「円」で、追加要素が「線」の場合 作図元要素の「円」より傾きAを与えて、作図元要素の
「円」に接する線として、追加要素の「線」を得る。 (g)作図元要素が「円」で、追加要素が「円」の場合 作図元要素の「円」の半径の増加分xまたは減少分yを
与えて、作図元要素の「円」の同心円として、追加要素
の「円」を得る。
【0016】(B)作図元要素が2個の場合 (a)作図元要素が「点」と「点」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「点」と「点」間をm:nに分割して、追
加要素の「点」を得る。 (b)作図元要素が「点」と「点」で、追加要素が
「線」の場合作図元要素の「点」と「点」間を結ぶ直線
として、追加要素の「線」を得る。 (c)作図元要素が「点」と「点」で、追加要素が
「円」の場合 作図元要素の「点」と「点」に対して半径Rを与えて、
作図元要素の「点」と「点」を通り、半径Rの円とし
て、追加要素の「円」を得る。 (d)作図元要素が「線」と「線」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「線」と「線」との交点として、追加要素
の「点」を得る。 (e)作図元要素が「線」と「線」で、追加要素が
「線」の場合 作図元要素の「線」と「線」との交点を通り、作図元要
素の「線」と「線」を2等分する直線として、追加要素
の「線」を得る。 (f)作図元要素が「線」と「線」で、追加要素が
「円」の場合 作図元要素の「線」と「線」に対して半径Rを与えて、
作図元要素の「線」と「線」とに接し、半径Rの円とし
て、追加要素の「円」を得る。 (g)作図元要素が「円」と「円」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「円」と「円」との2つの交点として、追
加要素の「点」を得る。 (h)作図元要素が「円」と「円」で、追加要素が
「線」の場合 作図元要素の「円」と「円」に接する接線として、追加
要素の「線」を得る。 (i)作図元要素が「円」と「円」で、追加要素が
「円」の場合 作図元要素の「円」と「円」に対して半径Rを与えて、
作図元要素の「円」と「円」とに接し、半径Rの円とし
て、追加要素の「円」を得る。 (j)作図元要素が「点」と「線」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「点」から作図元要素の「線」への垂線の
交わる点として、追加要素の「点」を得る。 (k)作図元要素が「点」と「線」で、追加要素が
「線」の場合 作図元要素の「点」を通り、作図元要素の「線」に平行
な直線または直交する直線として、追加要素の「線」を
得る。 (l)作図元要素が「点」と「線」で、追加要素が
「円」の場合 作図元要素の「点」を中心として、作図元要素の「線」
に接する円として、追加要素の「円」を得る。 (m)作図元要素が「点」と「円」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「円」の円周上の作図元要素の「点」から
の円周上の距離xを与えて、作図元要素の「円」の円周
上の点として、追加要素の「点」を得る。 (n)作図元要素が「点」と「円」で、追加要素が
「線」の場合 作図元要素の「点」からの作図元要素の「円」への接線
として、追加要素の「線」を得る。 (o)作図元要素が「点」と「円」で、追加要素が
「円」の場合 半径Rを与えて、作図元要素の「点」を通り、作図元要
素の「円」に接する半径Rの円として、追加要素の
「円」を得る。 (p)作図元要素が「線」と「円」で、追加要素が
「点」の場合 作図元要素の「線」と作図元要素の「円」との交点とし
て、追加要素の「点」を得る。 (k)作図元要素が「線」と「円」で、追加要素が
「線」の場合 作図元要素の「円」に接して、作図元要素の「線」に平
行な直線または直交する直線として、追加要素の「線」
を得る。 (l)作図元要素が「線」と「円」で、追加要素が
「円」の場合 半径Rを与えて、作図元要素の「線」に接し、作図元要
素の「円」に接する半径Rの円として、追加要素の
「円」を得る。
【0017】(C)作図元要素が3個の場合 (a)作図元要素が「点」と「線」と「円」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「点」を通り、作図元要素の「線」と
「円」とに接する円として、追加要素の「円」を得る。 (b)作図元要素が「点」と「点」と「線」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「点」と「点」の2点を通り、作図元要素
の「線」に接する円として、追加要素の「円」を得る。 (c)作図元要素が「点」と「点」と「円」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「点」と「点」の2点を通り、作図元要素
の「円」に接する円として、追加要素の「円」を得る。 (d)作図元要素が「点」と「線」と「線」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「点」を通り、作図元要素の「線」と
「線」の2線に接する円として、追加要素の「円」を得
る。 (e)作図元要素が「線」と「線」と「線」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「線」と「線」と「線」の3線に接する円
として、追加要素の「円」を得る。 (f)作図元要素が「線」と「線」と「円」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「線」と「線」の2線に接し、作図元要素
の「円」に接する円として、追加要素の「円」を得る。 (g)作図元要素が「線」と「円」と「円」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「線」に接し、作図元要素の「円」と
「円」の2円に接する円として、追加要素の「円」を得
る。 (h)作図元要素が「円」と「円」と「円」で、追加要
素が「円」の場合 作図元要素の「円」と「円」と「円」の3円に接する円
として、追加要素の「円」を得る。
【0018】上述のように、この発明に係るCAD装置
10では、「交点接点計算機能」を用いることによっ
て、作図コマンドを使用しないノンコマンド方式で、ど
んな図形でも作成することができる。以下に、この発明
に係るCAD装置10を用いて、図2に示す形状の図形
を作成する手順について説明する。
【0019】設計者は、ディスプレイ装置20に図示さ
れる表示を確認しながら、入力装置12からの入力によ
って、図形データを構成し、図2に示す形状の図形を作
成していく。入力装置12からの入力は、数字や文字を
入力するためのキーボードと、ディスプレイ装置20の
画面上の座標位置を入力するためのポインティングデバ
イスとによって行われる。
【0020】まず、図3(A)に示すように、開始点と
なる点P0 をディスプレイ装置20の画面上に表示す
る。次に、点P0 を基準として、y方向の距離hを入力
装置12から入力して、図3(B)に示すように、点P
1 を作成する。そして、距離hにパラメータとしての変
数名Hを与える。さらに、点P0 を基準として、x方向
の距離lを入力装置12から入力して、図3(C)に示
すように、点P2 を作成する。そして、距離lにパラメ
ータとしての変数名Lを与える。また、点P1 を基準と
して、点P2 の作成と同様に、x方向の距離lを入力装
置12から入力して、図4(D)に示すように、点P3
を作成する。上述のように、距離lには、パラメータと
しての変数名Lが与えられている。次に、点P0 および
点P1 を基準として、分割数2を入力装置12から入力
して、図4(E)に示すように、点P0 および点P1
中点である点P4 を作成する。また、点P4 を基準とし
て、x方向の距離wを入力装置12から入力して、図4
(F)に示すように、点P5 を作成する。そして、距離
wにパラメータとしての変数名Wを与える。さらに、点
5 を基準として、x方向の距離(−r1 )を入力装置
12から入力して、図5(G)に示すように、点P6
作成する。そして、距離r1 にパラメータとしての変数
名R1を与える。このとき、距離r1にパラメータとし
ての変数名R1を与えたのち、点P5 を基準として、x
方向の距離(−R1)を入力して、点P6 を作成しても
よい。
【0021】そして、点P6 および点P5 を基準とし
て、図5(H)に示すように、点P6を中心として、点
5 を通る円C1 を作成する。次に、点P2 および円C
1 を基準として、図5(I)に示すように、点P2 を通
り、円C1 に接する線L1 および線L2 を作成する。こ
のとき、線L1 および線L2 の作成と同時に、円C1
に、接点である点P7 および点P8 が作成される。さら
に、点P3 および円C1を基準として、半径r2 を入力
装置12から入力して、図4(J)に示すように、点P
3 を通り、円C1 に接し、半径r2 の円C2 を作成す
る。そして、半径r2 にパラメータとしての変数名R2
を与える。このとき、円C2 の作成と同時に、円C2
に、接点である点P9 が作成される。
【0022】以上の手順の処理によって、図2に示す形
状の図形の下図(点,線,円の要素の関係図)が作成さ
れる。そして、必要な線図を入力装置12のポインティ
ングデバイスでなぞってゆくことによって(点P0 −点
1 ,点P0 −点P2 ,点P1 −点P3 ,点P2 −点P
3 ,点P2 −点P7 (線L1 ),点P7 −点P9 ,点P
9 −点P3 )、図2に示す形状の図形が作成される。
【0023】この図形処理においては、変数名として、
H,W,L,R1,R2が与えられている。したがっ
て、変数名H,W,L,R1,R2に、設計者が適当な
数値を代入することによって、完成されたマクロ図形を
容易に、しかも、意図した通りに変形できる。なお、図
2に示す図形では、H=100,W=120,L=2
0,R1=30,R2=100が代入されている。図8
はパラメータである変数名に数値を代入して、図2に示
す図形を変形させた一例を示す図である。図8に示す図
形では、H=100,W=120,L=70,R1=
0,R2=9999が代入されている。図9はパラメー
タである変数名に数値を代入して、図2に示す図形を変
形させた他の例を示す図である。図9に示す図形では、
H=20,W=120,L=10,R1=30,R2=
50が代入されている。図10はパラメータである変数
名に数値を代入して、図2に示す図形を変形させたさら
に他の例を示す図である。図10に示す図形では、H=
20,W=120,L=20,R1=30,R2=99
99が代入されている。図11はパラメータである変数
名に数値を代入して、図2に示す図形を変形させた別の
例を示す図である。図11に示す図形では、H=10
0,W=50,L=0,R1=50,R2=0が代入さ
れている。図12はパラメータである変数名に数値を代
入して、図2に示す図形を変形させたさらに別の例を示
す図である。図12に示す図形では、H=100,W=
120,L=0,R1=0,R2=9999が代入され
ている。図13はパラメータである変数名に数値を代入
して、図2に示す図形を変形させた他の例を示す図であ
る。図13に示す図形では、H=0,W=120,L=
0,R1=30,R2=9999が代入されている。図
14はパラメータである変数名に数値を代入して、図2
に示す図形を変形させたさらに他の例を示す図である。
図14に示す図形では、H=100,W=100,L=
100,R1=0,R2=9999が代入されている。
図15はパラメータである変数名に数値を代入して、図
2に示す図形を変形させた別の例を示す図である。図1
5に示す図形では、H=0,W=120,L=0,R1
=40,R2=30が代入されている。
【0024】図16は図1に示すCAD装置10を用い
て、「交点接点計算機能」によって、図形を作成する手
順について説明するための図である。図16において、
A,B,C,D,E,F,G,Hは、点,線分,円弧等
の図形要素を示す。また、図16において、Pa ,Pb
,Pc ,Pd ,Pe ,Pf ,Pg ,Ph は図形定義用
のパラメータであり、単数の数値である場合が多いが、
複数の数値の組み合わせの場合もある。図16に示す例
では、原点Oを作図元要素とし、パラメータをPa ,P
b ,Pd ,Pe として、追加要素である図形要素A,
B,D,Eが作られる。そして、図形要素A,Bを作図
元要素とし、パラメータをPc として、追加要素である
図形要素Cが作られる。さらに、図形要素B,Dを作図
元要素とし、パラメータをPf として、追加要素である
図形要素Fが作られる。また、図形要素D,Eを作図元
要素とし、パラメータをPg として、追加要素である図
形要素Gが作られる。さらに、図形要素C,Gを作図元
要素とし、パラメータをPh として、追加要素である図
形要素Hが作られる。図16に示すように、この発明に
よれば、図形作成の過程が、拘束条件の積み重ねとして
進んでいく。したがって、たとえばパラメータPb を変
化させれば、それに連動して、図形要素B,F,C,H
の図形が完全拘束されたまま変形する。たとえば図形要
素A,BとパラメータPc とで構成される連立方程式の
解として、図形要素Cは一意的に定められているが、数
値ではなく、パラメータPc を含む形で定められている
ため、パラメータPc に数値を与えれば、図形要素Cは
変形する。すなわち、図形作成の過程が拘束条件の積み
重ねとして進んでいき、拘束条件の積み重ねが設計者の
意図そのものを表しているので、設計者の意図した通り
の変形しか起こさない。
【0025】この発明によれば、パラメータに数値を代
入することによって、完成されたマクロ図形を容易に変
形でき、かつ、完成されたマクロ図形の変形は設計者自
身が行うことができる。また、拘束条件の積み重ねが設
計者の意図そのものを表しているので、設計者の意図し
た通りの変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すCAD装置を用いて、作成する図形
の例を示す図である。
【図3】(A)〜(C)は、図1に示すCAD装置を用
いて、図2に示す図形を作成する手順を示す図である。
【図4】(D)〜(F)は、図1に示すCAD装置を用
いて、図2に示す図形を作成する手順を示す図である。
【図5】(G)〜(I)は、図1に示すCAD装置を用
いて、図2に示す図形を作成する手順を示す図である。
【図6】(J)は、図1に示すCAD装置を用いて、図
2に示す図形を作成する手順を示す図である。
【図7】(K)は、図1に示すCAD装置を用いて、図
2に示す図形を作成する手順を示す図である。
【図8】パラメータである変数名に数値を代入して、図
2に示す図形を変形させた一例を示す図である。
【図9】パラメータである変数名に数値を代入して、図
2に示す図形を変形させた他の例を示す図である。
【図10】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させたさらに他の例を示す図であ
る。
【図11】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させた別の例を示す図である。
【図12】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させたさらに別の例を示す図であ
る。
【図13】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させた他の例を示す図である。
【図14】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させたさらに他の例を示す図であ
る。
【図15】パラメータである変数名に数値を代入して、
図2に示す図形を変形させた別の例を示す図である。
【図16】図1に示すCAD装置を用いて、図形を作成
する手順について説明するための図である。
【符号の説明】
10 CAD装置 12 入力装置 14 中央処理装置 16 RAM 18 ROM 20 ディスプレイ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置と中央処理装置とディスプレイ
    装置とを含むCAD装置であって、 点・線・円を作図元要素とし、前記入力装置で必要なパ
    ラメータを与えて、追加要素である点・線・円の図形要
    素を求める交点接点計算機能を前記中央処理装置で使用
    することによって、図形作成の過程が拘束条件の積み重
    ねとして進むように、前記ディスプレイ装置の画面上で
    マクロ図形の作成を行うことができる、CAD装置。
  2. 【請求項2】 前記入力装置はキーボードと、ポインテ
    ィングデバイスとからなる、請求項1に記載のCAD装
    置。
  3. 【請求項3】 前記中央処理装置には、RAMおよびR
    OMのうち少なくとも一種が接続された、請求項1また
    は請求項2に記載のCAD装置。
JP8045489A 1996-02-06 1996-02-06 Cad装置 Pending JPH09212675A (ja)

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