JP2001005857A - オブジェクトのモデルのフィーチャに解析を組込んで利用する方法 - Google Patents

オブジェクトのモデルのフィーチャに解析を組込んで利用する方法

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JP2001005857A JP2000152259A JP2000152259A JP2001005857A JP 2001005857 A JP2001005857 A JP 2001005857A JP 2000152259 A JP2000152259 A JP 2000152259A JP 2000152259 A JP2000152259 A JP 2000152259A JP 2001005857 A JP2001005857 A JP 2001005857A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】製品のモデルに対し工学的解析を実行すること
がしばしば必要になる。しかしモデルに解析結果が組み
込まれることはない。そのため設計者はモデルを活用す
る上で、また工学的解析を実行する上でも不便を感じて
いた。 【解決手段】図形オブジェクトのフィーチャ型モデルに
含まれるフィーチャが解析を表すようにした。これによ
って解析がモデルに直接組込まれ、モデルに変更が加え
られたならば、それに応答して解析が更新される。その
解析フィーチャを参照するフィーチャを別に生成しても
よい。また、解析をフィーチャとしてモデルに直接組込
むのではなく、モデルに含まれるフィーチャが解析を参
照するようにしてもよい。解析は、システム定義解析、
ユーザ定義解析、または外部解析のいずれでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くはコンピュー
タ・システムに関するものであり、より詳しくはコンピ
ュータ支援設計に用いられるオブジェクトのモデルに解
析を組込んで利用することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ支援設計(CAD)とは、
コンピュータを使用して製品の設計を支援することをい
う。設計者はCADシステムを使用して、製品の形状や
その他の重要な特性を指定する。多くのCADシステム
は、製品のモデルを生成するようにしており、製品のモ
デルとは、その製品の形状及びその他の特性を、データ
として捕獲したものである。生成されるモデルには様々
な形態がある。「フィーチャ型モデル」は、製品を複数
の「フィーチャ」の組合せで表すようにしたモデルであ
る。1つの「フィーチャ」は、その製品の形状または特
性を生成するためのデータと処理手順とをセットにした
ものであり、その製品についての属性ないし知識が付随
していることもある。一般的に、フィーチャは、製品モ
デリングのための基本的な単位構成要素である。
【0003】従来のCADシステムのうちには、「パラ
メータ型モデル」を生成するものもある。パラメータ型
モデルは、寸法値等を入力パラメータとして受取り図形
等を出力する、複数の処理手順がセットになったもので
ある。パラメータ型モデルには、製品のモデルを構築す
るための処理手順が格納されている。パラメータ型モデ
ルでは、製品を構築するための処理手順は、そのモデル
に、変数式に入力する入力パラメータの関数として複数
の変数を次々と付与して行くシーケンスであると考えら
れる。パラメータを変更するには、入力パラメータ(例
えば寸法値)の値を変更した後に、構築処理手順の再評
価を行う。「パラメータ型モデル」の定義のうちには、
従来のCADシステムの幾つかで生成されている「バリ
エーション型モデル」や、「変数駆動モデル」も含まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】製品の設計の一環とし
て、製品のモデルに対して工学解析等の解析を実行する
ことがしばいしば必要になる。製品の解析を実行するた
めに、解析のための専用のアプリケーション・プログラ
ムを実行することも、よく行われている。この場合、設
計者は、その解析の進行状態を勘案しながら、モデルに
対して手作業で必要な変更を加え、それによって所望の
解析結果が得られるようにしている。従来のCADプロ
グラムには、解析ツールを提供するものもあり、そのよ
うなツールがCADパッケージに入れられている。しか
しながら、そのような場合でも、解析結果がモデルに組
み込まれるということはなく、解析結果は、CADパッ
ケージの中に独立したデータとして格納される。そのた
め設計者は、モデルを活用する上でも、また、工学解析
を実行する上でも、しばしば不便を感じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上に説明し
た従来のCADシステムに付随していた問題を解決する
ことを目的とするものであり、製品のモデルに解析を組
込むことによってそれを達成るものである。特に、本発
明は、フィーチャのメカニズムの中に解析を組込み、生
成される解析結果を記述したパラメータないし図形エン
ティティーの、その再生成及び参照を容易にしたもので
ある。本発明の1つの実施例では、解析は、製品のモデ
ルの一部を成すフィーチャとして与えられる。マクロ
は、フィーチャ型モデリング環境の一部を成す複数のフ
ィーチャとして表される。フィーチャ型モデルに解析を
組込んだため、そのモデルに、解析の更新を必要とする
ような変更が加えられたときには、解析が自動的に更新
され、その解析に付随するフィーチャも自動的に更新さ
れる。本発明の実施例では、工学解析等の解析を表すた
めに、新たな種類のフィーチャを定義するようにしてい
る。このフィーチャはその解析のプレースホルダの役割
を果たすものである。
【0006】本発明の別の特徴的局面によれば、コンピ
ュータ支援設計(CAD)システムにおいて、その方法
が実行されるということがある。この方法では、オブジ
ェクトのフィーチャ型モデルを用意すると共に、そのモ
デルの少なくとも一部分に対して作用する解析を用意す
る。その解析を内蔵したフィーチャを生成し、そのフィ
ーチャをオブジェクトのモデルに追加する。尚、ここで
いう解析とは、例えば工学解析等である。その解析の結
果は、パラメータ値の判定や、モデル内のある種の図形
エンティティーの位置の判定などに利用される。
【0007】本発明の更に別の特徴的局面によれば、解
析は、結果を得るために、オブジェクトのフィーチャ型
モデルのフィーチャ内で実行される。解析フィーチャ
は、この結果に基づいて生成される。このモデルは、解
析がモデルに再び実行されるときに新しい結果が得られ
るように修正される。このフィーチャは、新しい結果に
基づいて自動的に更新される。
【0008】本発明の更に別の特徴的局面によれば、C
ADシステムが、オブジェクトのフィーチャ型モデルの
少なくとも一部分に適用して結果を得るための解析を備
えているということがある。このCADシステムは更
に、モデルに対応した複数のフィーチャを生成し、その
際に、それら複数のフィーチャのうちの少なくとも1つ
が解析を内蔵しているようにする、フィーチャ・ジェネ
レータを備えている。
【0009】本発明の更に別の特徴的局面によれば、オ
ブジェクトのパラメータ型でフィーチャ型のモデルが、
コンピュータ・システムに用意される。このコンピュー
タ・システムには解析も用意される。パラメータ型でフ
ィーチャ型のモデルに解析を適用して結果を得るように
している。解析と結果とに基づいて、パラメータ型でフ
ィーチャ型のモデルが条件を持たしているか否かを判定
する。この条件は、例えば、技術上の要求条件等であ
る。この判定に基づいて、このシステムは何らかの動作
を自動的に実行する。
【0010】判定の結果に基づいて自動的に実行する動
作は、用途によって様々である。ここで、モデルの入力
パラメータが変更され、その結果としてモデルが更新さ
れたものとする。モデルが更新された結果、解析も更新
される。この場合には、条件が満たされているか否かの
判定を行うことになる。条件が満たされていなかったな
らば、入力パラメータの値を変更して、処理を反復し、
それを条件が満たされるまで繰り返す。第2の例として
は、モデルにフィーチャを追加したり、モデルからフィ
ーチャを除去したりすることが行われる。この場合、解
析を実行して、条件が満たされているか否かを判定す
る。条件が満たされるまで、フィーチャの追加または除
去が繰り返される。第3の例として、判定の結果に基づ
いて状況を知ったユーザが、動作や判断を要求する場合
もある。
【0011】本発明の更に別の特徴的局面によれば、オ
ブジェクトのパラメータ型でフィーチャ型のモデルを有
するCADシステムにおいて方法が実行される。この方
法においては、フィーチャ型モデルに適用するための解
析が用意される。モデルに解析を複数回に亘って適用し
て夫々に結果を得るようにし、しかも解析を適用するた
びに、選択されたパラメータ集合の値集合を異ならせる
ようにする。何らかの条件と、モデルに解析を複数回に
亘って適用することによって得られた複数の結果とに基
づいて、選択されたパラメータ集合の値集合に含まれる
複数の値のうちの少なくとも1つが選択される。
【0012】本発明の更に別の特徴的局面によれば、コ
ンピュータ・システムが、オブジェクトのフィーチャ型
モデルを備えている。モデルの少なくとも一部分に適用
して結果を得るための解析が用意される。解析を参照す
るフィーチャが生成され、解析をモデルに組込むのでは
なく、そのフィーチャがモデルに組込まれる。コンピュ
ータ・システムでは、CADシステムが実行される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明
の具体的な実施例について説明して行く。本発明の具体
的な実施例にかかる方法は、CAD/CAMパッケージ
にその一部分として組み込まれたものであり、その種の
パッケージの例としては、米国、マサチューセッツ州、
Walthamに所在の、パラメトリック・テクノロジ
ー社(Parametric Technology
Corporation)が、「Pro/Engine
er 2000i」という商品名で販売している製品が
ある。本発明の実施例にかかる方法は、フィーチャ型モ
デルに解析を組込む機能を備えている。解析は、モデル
の中の特別の種類のフィーチャで表される。更に、その
解析フィーチャに対して更なるフィーチャが定義され
る。
【0014】このように解析をモデルに組込むことによ
って、そのモデルのフィーチャ言語の働きにより、製品
に対する要求をデータとして捕獲することができるよう
になる。その結果、解析をフィーチャの内部で捕獲し、
利用することができるようになる。例えば、物体の重心
位置を求める解析のために、計算処理を行うように定義
されているフィーチャがあるものとする。この解析の結
果は、重心位置であるため、そのフィーチャを、その重
心位置に点または座標系を加えるように定義しておくこ
とが考えられる。また、解析をモデルに組込むことによ
って、解析と製品のモデルの生成とをより緊密に連携さ
せた強力な機構が得られる。
【0015】以下の実施例の説明では、解析としては、
工学解析を行う場合について説明する。しかしながら、
当業者には明らかなように、工学解析において一般的に
採用されているステップとは異なるステップを実行する
ような、別種の解析を行う場合にも、本発明は良好に適
用し得るものである。
【0016】以下の実施例の説明では、本発明をCAD
/CAMパッケージに組込んで実施した場合に即して説
明する。しかしながら、当業者には明らかなように、本
発明はその他の種類のソフトウェア・パッケージに組込
んだ場合でも、良好に実施し得るものである。本発明は
CADパッケージに組込んで実施することもでき、ま
た、より一般的には、図形オブジェクトのモデルを利用
しているようなソフトウェアであれば(例えば、図形モ
デリング・プログラム)、どのようなソフトウェアにも
組込んで実施し得るものである。
【0017】以下に説明する実施例では、製品や図形オ
ブジェクトを表すモデルは、フィーチャ型モデルであ
る。フィーチャ型モデルには、複数のフィーチャから成
るフィーチャ集合が包含され、それら複数のフィーチャ
が、そのモデルを構成しているコンポーネントを夫々に
定義している。各々のフィーチャは、そのモデルを構築
している基本的な単位構成要素に相当する。フィーチャ
は、使用されている環境を認識することができ、変更に
対する反応は予測可能である。また、このモデルは更
に、手続型で、パラメータ型でもあり、そのためモデル
の構築シーケンスは保存される。また、各々のフィーチ
ャには、そのフィーチャを実施するための処理手順を表
したデータが付随している。
【0018】本発明の実施例では、解析をフィーチャに
組込んで内蔵させることによって、CADシステムの能
力が大幅に増強されている。また、解析をフィーチャに
内蔵させることによって、CADシステムは、設計が技
術上の要求条件を満たしているか否かの検証を行うこと
ができるようになる。また、解析をフィーチャに内蔵さ
せることによって、CADシステムは、パラメータ型モ
デルへ入力される入力パラメータの値が、技術上の要求
条件を満たすものか否かを判断できるようになる。ま
た、解析をフィーチャに内蔵させることによって、CA
Dシステムは、パラメータ型モデルへ入力される入力パ
ラメータの値が、所定の条件に関して最適な解析結果を
もたらすものか否かを判断できるようになる。
【0019】以下の説明のために、幾つかの用語につい
て定義を明らかにしておく。「モデル」とは、オブジェ
クトのレプリゼンテーションのことをいう。「フィーチ
ャ型モデル」及び「パラメータ型モデル」とは、以下の
説明においても、従来の技術の説明において定義したと
ころに従う。
【0020】「図形オブジェクト」とは、図形が付随す
るエンティティーのことをいう。「図形オブジェクト・
リスト」とは、点(位置)、座標系、軸、平面、曲線、
曲面、スカラ場、及び/または、ベクトル場などをリス
トにしたものであり、これら以外を含むこともある。
【0021】図1は、本発明の方法を実施するのに適し
た具体例のコンピュータ・システム10のブロック図で
ある。当業者には明らかなように、図1に示したコンピ
ュータ・システム10の構成形態は、あくまでも具体例
を提示することを目的としたものであり、本発明がそれ
に限定されるものではない。コンピュータ・システム1
0は、ネットワーク・コンピュータであってもよく、ま
た、パーソナル・コンピュータ、ポータブル・コンピュ
ータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュ
ータ、ワークステーション、或いは更にその他のコンピ
ュータ・システムでもよい。更に、コンピュータ・シス
テム10は、分散型コンピュータ・システムとしてもよ
く、プロセッサどうしが緊密に連結されたマルチプロセ
ッサ・システムであってもよい。
【0022】図1に示したコンピュータ・システム10
は、命令を実行し、このコンピュータ・システムの全体
動作を統括する中央処理装置(CPU)12を含んでい
る。コンピュータ・システム10の一部を成す周辺装置
として、コンピュータ用のビデオ・ディスプレイ14、
キーボード16、マウス18、それにオーディオ出力デ
バイス20が装備される。当業者には明らかなように、
図1に示したものとは異なった台数の周辺装置を使用し
て本発明を実施することも可能であり、図1に示した周
辺装置とは異なった種類の周辺装置を使用して本発明を
実施することも可能である。コンピュータ・システム1
0には、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)等
のコンピュータ・ネットワーク24にインターフェース
するための、ネットワーク・アダプタ22も装備され
る。コンピュータ・システム10には更に、電話線、ケ
ーブル線、或いは無線通信路にインターフェースして、
このコンピュータ・システムがリモート・コンピュータ
資源と通信できるようにするためのモデム26なども装
備される。
【0023】コンピュータ・システム10は記憶装置2
8を備えており、この記憶装置28は、例えば、一時記
憶装置と二次記憶装置との両方を備えたものである。記
憶装置28は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を
含み、その記録媒体は、例えば、フロッピー(登録商
標)・ディスク、光ディスク、磁気ディスク等である。
また、その記録媒体は、リムーバブル記録媒体としても
よく、固定記録媒体としてもよい。記憶装置28には、
複数のアプリケーション・プログラム30がインストー
ルされており、また、CADパッケージ34がインスト
ールされている。この記憶装置には更に、多数のモデル
32が格納されており、それらモデルは、アセンブリ、
パーツ、メカニズム、等々を表している。
【0024】図2は、CADパッケージ34の論理コン
ポーネントのうち、本発明の実施例にとって特に重要な
2つのコンポーネントを示した図である。CADパッケ
ージ34は、フィーチャ・ジェネレータ40を備えてお
り、これは、モデル32を構成する様々なフィーチャの
生成及び編集のために使用される。CADパッケージ3
4は更に、アナライザ42を備えており、これは解析を
実行するコンポーネントである。一般的に、ユーザは、
このCADパッケージ34の機能を使用して、モデルに
対して様々な種類の解析を適用することができる。更
に、ユーザは、必要に応じて解析をカスタマイズして定
義することもでき、また、外部のアプリケーションを利
用して解析を実行することもできる。
【0025】既述の如く、この実施例では、モデルとし
てフィーチャ型モデルを使用している。フィーチャの具
体例を挙げるならば、例えば、突起、切欠、穴、溝、丸
み、等々がある。フィーチャを指定する際には、その属
性に関する値を設定する。設定する属性には、例えば、
基準面、側面、生成する向き、パターン番号、形状、寸
法、等々がある。システムは、フィーチャ・タイプを指
定する。指定されたフィーチャ・タイプに該当するフィ
ーチャには、夫々に、必ず値を指定しなければならない
属性が決められている。図3のダイアログ・ボックス
は、「突起(protrusion)」というフィーチ
ャに使用されている様々な属性値が示されている。この
「突起」は、2次元形状を然るべき方向に押し出すこと
によって生成される。このダイアログ・ボックスには、
要素(element)を表示する縦列52と、その情
報(info)を示す縦列54とが形成されている。こ
のフィーチャ・ダイアログ・ボックス50には、属性ご
とに分けるために、横方向に分割した領域56、58、
60が形成されている。要素の縦列52に記入されてい
る値は、属性の特性を示しており、情報の縦列54に記
入されている値は、属性を示している値を更に詳細に説
明している。横列56に記入されている「一側(one
side)」は、突起フィーチャの位置が、2次元形
状の平面の一側を基準として指定されることを示してい
る。横列58の「セクション(section)」のデ
ータは、その平面の向きを規定している。フィーチャの
生成の方向(direction)は「決定(defi
ned)」と表示されている(横列59参照)。そし
て、深さ(depth)の要素としては、横列60に、
「非貫通(blind)」で深さが「2.5」であるこ
とが示されている。
【0026】製品のモデルは、その内部構造が階層構造
となっており、各々のモデルが、複数のフィーチャから
成るシーケンスで構成されている。このフィーチャのシ
ーケンスは、そのモデルの構築手順のシーケンスに対応
している。図4に示した具体例は、パーツ70がフィー
チャ72、73、74、76、78を含んでいる場合を
例示したものである。フィーチャ76は、解析を包含し
ている(即ち、解析がフィーチャの一部を成してい
る)。従って、この解析は、この具体例のフィーチャ型
モデルに直接的に組込まれている。
【0027】CADパッケージ34は、フィーチャの生
成のためのメニューを提示する機能を備えている。この
機能によれば、図3に示したダイアログ・ボックス50
と同様のダイアログ・ボックスがディスプレイに表示さ
れ、設計者は、それを利用してフィーチャを定義するこ
とができる。CADパッケージ34は更に、フィーチャ
を組込もうとしているモデルのフィーチャ階層構造の、
どの位置にそのフィーチャを組込むかを、設計者が指定
できるようにしている。換言するならば、設計者は、そ
のモデルを表すツリー(図4参照)のどの位置にそのフ
ィーチャをはめ込むかを選択することができる。
【0028】解析をフィーチャ型モデルに組込むことに
よって得られる利点の1つに、モデルに変更が加えられ
たときに、その解析が組込まれているフィーチャが、そ
の解析に関する再計算を行うことで自動的に更新される
ということがある。図5において、解析が組込まれてい
るフィーチャが、モデルの中に既に用意されているもの
とする(図5のステップ100)。また、例えば、ある
モデルが、図6Aに示したような形状表示100で表さ
れるものとする。このモデルには、穴112に対応した
フィーチャが含まれており、この穴112は、物体の重
心を通るようにしてドリルで穿設される。重心位置が解
析フィーチャによって算出され、それによって、その位
置に点または座標系が生成される。この穴112もまた
フィーチャで表されており、解析フィーチャによって生
成された点または座標系に対して位置決めされる。別実
施例として、穴112を表すフィーチャそれ自体に、重
心を算出するための解析を組込んで、それを解析フィー
チャとすることも可能である。モデルの入力パラメータ
が変更されたならば(図5のステップ102)、このモ
デルに含まれる複数のフィーチャが再生成される。ここ
では、モデルに変更が加えられた結果、図6Bに示した
形状表示110’で表される形状に変化したものとす
る。この形状変化によって、重心位置も変化する。従っ
て、ドリル穴が更新され、それによって、新たに生成さ
れるドリル穴112’は、新たに算出された重心に位置
するようになる。そして、モデルの更新の一環として、
解析が再び実行され(図5のステップ104)、その結
果に従って穴フィーチャの位置が更新される(図5のス
テップ106)。この更新は、ユーザが何もしなくて
も、CADパッケージによって自動的に実行される。
【0029】解析をフィーチャ型モデルに組み込むこと
によって多くの機能が新たに得られる。それら機能の1
つは、設計が所定の技術上の要求条件を満たしているか
否かを検証する能力である。この場合、図7のフローチ
ャートに示したように、解析は、解析結果が満たすべき
要求条件を指定する(図7のステップ114)。そし
て、解析が実行され(図7のステップ116)、その解
析結果によって、要求条件が満たされているか否かが検
証される(図7のステップ118)。また更に、この検
証の結果に基づいて、必要な動作が自動的に実行される
(図7のステップ120)。
【0030】図8A及び図8Bには、解析を利用して技
術上の要求条件が満たされているか否かを検証する場合
の2つの具体例を示した。図8Aの具体例では、アセン
ブリ131の中にサブアセンブリ130が収容されてお
り、サブアセンブリ130はアセンブリ131の中で運
動する。この場合、サブアセンブリ130の運動範囲
を、運動エンベロープ134によってデータとして捕獲
する必要がある。その際に、解析を利用して、この移動
エンベロープ134を特定することができる。また、こ
の移動エンベロープ134が、アセンブリ131の構造
部分132と衝突するか否かの判定も、解析によって行
うことができる。図8Aに示した具体例では衝突しな
い。一方、図8Bに示した具体例では、運動するサブア
センブリ130’が大きいため、アセンブリ131’の
構造部分132に衝突してしまうことが分かる。即ち、
運動エンベロープ134’が構造部分132と交わって
おり、それによって、サブアセンブリ130’がアセン
ブリ131’の部分に衝突することが示される。この判
定を、解析を利用して行うことができる。続いて、それ
らの判定結果に基づいて、例えば、図8Bの状態を図8
Aの状態に変える等の、必要な動作を実行することで、
技術上の要求条件を満たすようにする。
【0031】更に、解析と、その解析の結果とを利用し
て、最適の結果を選択したり、どうにすれば技術上の要
求条件を満たし得るかを調べたりすることができる。図
9に示した具体例は、円形のパーツであり、この円形の
パーツは、その半径の値が入力パラメータとなってい
る。円140、142、144は、入力パラメータの値
として、3通りの異なった値が選択された場合を示した
ものである。それら3通りの選択140、142、14
4に対して、夫々別々の解析146、146’、14
6”が適用され、それによって点数で表される結果が出
ている。それらの結果を処理することで、それらのうち
で最も点数がよいものが、即ち、所定の条件に関して最
も良好な結果を出したものが選択される。この具体例で
は、その所定の条件とは、結果の数値が大きいほどよい
というものである。この具体例では、「4」という結果
が最も大きな数値であり、従って最善の結果である。従
って、図9では、この点数「4」に対して、「最善の結
果」と付記してある。また解析を利用して、様々な入力
パラメータの値について、技術上の要求条件を満たすか
否かを判定することもできる。図示例では、技術上の要
求条件は、解析の結果として出される数値が「1」より
大きいというものである。従って、図中の結果の数値の
うち「2」及び「4」は、このスレショルド値より大き
く、条件を満たしている。
【0032】以下の具体例は、解析をどのように利用す
るかを例示するものである。先ず、エンジンの吸気マニ
ホルドを流れる空気流量を最適値にするには、吸気マニ
ホルドの管路断面積を適切に定める必要があるが、解析
を利用することでそれが可能である。また、解析を利用
することで、反射板で反射して出射して行く光の反射角
度を求め、その求めた角度の値をフィーチャの中にデー
タとして捕獲することができ、それによって、最終的に
は、その反射板の曲率の設計値を良好に決定することが
できる。
【0033】以上に本発明を具体的な実施の形態に即し
て説明したが、当業者には明らかなように、以上に開示
した実施の形態に対しては、請求項に記載した本発明の
範囲から逸脱することなく様々な変更を加えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を実施するのに適した具
体例のコンピュータ・システムの構成要素を示したブロ
ック図である。
【図2】図1のCADパッケージの論理コンポーネント
のうち、本発明の実施例の方法で利用される論理コンポ
ーネントを示したブロック図である。
【図3】フィーチャ・ダイアログ・ボックスを示した図
である。
【図4】具体例のパーツにおける要素の階層構造を示し
た図である。
【図5】モデルへ入力される入力パラメータの値が変更
されてモデルが更新されるときに実行されるステップを
示したフローチャートである。
【図6】Aは、フィーチャに解析が内蔵されている場合
の図形表示の第1の具体例を示した図、Bは、Aの図形
表示が更新された後の図形表示を示した図である。
【図7】本発明の実施例において、製品が技術上の要求
条件を満たしていることを検証するために実行されるス
テップを示したフローチャートである。
【図8】A及びBは、設計が技術上の要求事項を満たし
ていることを解析を利用して検証する方法を例示するた
めの、2つの具体例のアセンブリを示した図である。
【図9】技術上の要求条件に関する最適結果の判定ない
し入力パラメータが技術上の要求条件を満たすか否かの
判定を解析を利用して行う方法を例示するための、具体
例を示した図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 34 CADパッケージ 40 フィーチャ・ジェネレータ 42 アナライザ
フロントページの続き (72)発明者 ドミトリー・シュコルニク アメリカ合衆国マサチューセッツ州01810, アンドーヴァー,パーナサス・プレイス 3 (72)発明者 ジョセ・ア・クログラニト アメリカ合衆国マサチューセッツ州02180, ストーンハム,ヴァージニア・レイン 2

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ支援設計(CAD)システ
    ムにおいて、コンピュータによって実行するステップを
    含んでいる方法であって、 オブジェクトのフィーチャ型モデルを用意するステップ
    と、 前記モデルの少なくとも一部分に作用する解析を用意す
    るステップと、 前記モデルに含まれるフィーチャとして、前記解析を内
    蔵したフィーチャを少なくとも1つ生成するステップ
    と、 前記オブジェクトの前記モデルへ前記フィーチャを追加
    するステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記解析が工学解析であることを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記モデルに対して前記解析を実行して
    結果を得るステップを更に含んでいることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記解析が図形情報を含んでいることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記解析の結果をディスプレイに表示す
    るステップを更に含んでいることを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記解析がCADシステムによって用意
    されたものであることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記解析がCADシステム以外のプログ
    ラムによって用意されたものであることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 CADシステムのユーザが前記解析を定
    義して用意することを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 オブジェクトのフィーチャ型モデルを有
    するコンピュータ支援設計(CAD)システムにおい
    て、コンピュータによって実行するステップを含んでい
    る方法であって、 前記モデルに対して解析を実行して結果を得るステップ
    と、 前記解析並びに前記結果に基づいて解析フィーチャを生
    成するステップと、 前記モデルに変更を加えて、該モデルに対して前記解析
    が再度実行されたときには新たな結果が得られるように
    するステップと、 前記新たな結果に基づいて、前記解析フィーチャを自動
    的に更新するステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記解析が工学解析であることを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記解析フィーチャが出力を生成し、
    前記解析フィーチャの出力のうちの少なくとも幾分かは
    前記自動更新によって変化することを特徴とする請求項
    9記載の方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータ支援設計(CAD)シス
    テムにおいて、 オブジェクトのフィーチャ型モデルの少なくとも一部分
    に適用するための解析と、 前記フィーチャ型モデルに対応した複数のフィーチャを
    生成し、生成するそれら複数のフィーチャのうちの少な
    くとも1つに前記解析を内蔵させるフィーチャ・ジェネ
    レータと、 を備えたことを必要とするCADシステム
  13. 【請求項13】 前記フィーチャ・ジェネレータが、前
    記解析の結果をデータとして捕獲したフィーチャを少な
    くとも1つ生成することを特徴とする請求項12記載の
    CADシステム。
  14. 【請求項14】 コンピュータシステムにおいて、コン
    ピュータによって実行するステップを含んでいる方法で
    あって、 オブジェクトのパラメータ型でフィーチャ型のモデルを
    用意するステップと、 前記パラメータ型でフィーチャ型のモデルに適用するこ
    とで結果が得られる解析を用意するステップと、 前記パラメータ型でフィーチャ型のモデルに前記解析を
    適用することで結果を得るステップと、 前記解析と前記結果とに基づいて、前記パラメータ型で
    フィーチャ型のモデルが条件を持たしているか否かを判
    定するステップと、 前記判定に基づいて動作を実行するステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 前記解析が前記パラメータ型で前記フ
    ィーチャ型のモデルのフィーチャの中に組み込まれてい
    ることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記コンピュータ・システムがコンピ
    ュータ支援設計(CAD)パッケージを含んでおり、該
    CADシステムが前記パラメータ型でフィーチャ型のモ
    デルを用意することを特徴とする請求項14記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 前記解析が、前記コンピュータ・シス
    テムのユーザが定義したユーザ定義解析であることを特
    徴とする請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記解析が、CADパッケージ以外の
    プログラムによって用意され適用されることを特徴とす
    る請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 オブジェクトのパラメータ型でフィー
    チャ型のモデルを有するコンピュータ支援設計(CA
    D)システムにおいて、 前記パラメータ型でフィーチャ型のモデルに適用される
    解析であって、前記モデルの選択されたパラメータ集合
    に含まれる複数パラメータの値から成る値集合のうちの
    少なくとも1つの値に基づいて結果を出力する解析を用
    意するステップと、 前記モデルに前記解析を複数回に亘って適用して夫々に
    結果を得るようにし、しかも解析を適用するたびに、前
    記選択されたパラメータ集合の前記値集合を異ならせる
    ようにするステップと、 前記モデルに前記解析を複数回に亘って適用することに
    よって得られた複数の結果に基づいて、前記選択された
    パラメータ集合の前記値集合に含まれる複数の値のうち
    の少なくとも1つを選択するステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 前記解析が、前記パラメータ型でフィ
    ーチャ型のモデルのフィーチャに内蔵されていることを
    特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記選択されたパラメータ集合の複数
    の前記値集合のうちから最適結果が得られる値集合を選
    択することを特徴とする請求項19記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記選択されたパラメータ集合の複数
    の前記値集合のうちから条件を満たす結果が得られる値
    集合を少なくとも1つ選択することを特徴とする請求項
    19記載の方法。
  23. 【請求項23】 オブジェクトのフィーチャ型モデルを
    有するコンピュータ支援設計(CAD)システムにおい
    て、コンピュータによって実行するステップを含む方法
    を実行するためのコンピュータ実行命令を記録した、コ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記方法が、 オブジェクトのフィーチャ型モデルを用意するステップ
    と、 前記モデルの少なくとも一部分に作用する解析を用意す
    るステップと、 前記モデルの前記解析に基づいて前記モデルに含まれて
    いるフィーチャのうちから選択された少なくとも1つの
    フィーチャを生成するステップと、 前記選択されたフィーチャを前記オブジェクトの前記モ
    デルに追加するステップとを含んでいる方法である、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  24. 【請求項24】 前記解析が工学解析であることを特徴
    とする請求項23記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  25. 【請求項25】 前記方法が更に、前記モデルに対して
    前記解析を実行して結果を得るステップを含んでいるこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記解析の前記結果が図形情報を含ん
    でいることを特徴とする請求項25記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 オブジェクトのフィーチャ型モデルを
    有するコンピュータ支援設計(CAD)システムにおい
    て、コンピュータによって実行するステップを含む方法
    を実行するためのコンピュータ実行命令を記録した、コ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記方法が、 前記モデルに対して解析を実行して結果を得るステップ
    と、 前記解析並びに前記結果に基づいて解析フィーチャを生
    成するステップと、 前記モデルに変更を加えて、該モデルに対して前記解析
    が再度実行されたときには新たな結果が得られるように
    するステップと、 前記新たな結果に基づいて、前記解析フィーチャを自動
    的に更新するステップとを含んでいる方法である、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  28. 【請求項28】 前記解析が工学解析であることを特徴
    とする請求項27記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  29. 【請求項29】 前記解析フィーチャが出力を生成し、
    前記解析フィーチャの出力のうちの少なくとも幾分かは
    前記自動更新によって変化することを特徴とする請求項
    27記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】 オブジェクトのフィーチャ型モデルを
    有するコンピュータ・システムにおいて、コンピュータ
    によって実行するステップを含む方法を実行するための
    コンピュータ実行命令を記録した、コンピュータ読み取
    り可能な記録媒体において、 前記方法が、 前記モデルの少なくとも一部分に対して解析を実行して
    結果を得るステップと、 前記結果を、前記モデルに含まれている複数のフィーチ
    ャのうちから選択された1つまたは複数のフィーチャで
    表すステップと、 前記選択されたフィーチャのうちの少なくとも1つを参
    照する少なくとも1つの新たなフィーチャを生成するス
    テップとを含んでいる方法である、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  31. 【請求項31】 複数のパラメータを有するオブジェク
    トのフィーチャ型モデルを有するコンピュータ・システ
    ムにおいて、コンピュータによって実行するステップを
    含む方法を実行するためのコンピュータ実行命令を記録
    した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記方法が、 前記モデルの少なくとも一部分に対して解析を実行し、
    前記モデルの選択されたパラメータ集合に含まれる複数
    パラメータの値から成る値集合のうちの少なくとも1つ
    の値に基づいて前記解析が結果を出力するようにするス
    テップと、 前記モデルに前記解析を複数回に亘って適用して夫々に
    結果を得るようにし、しかも解析を適用するたびに、前
    記選択されたパラメータ集合の前記値集合を異ならせる
    ようにするステップと、 前記選択されたパラメータ集合の夫々のパラメータの値
    として、前記解析を適用したときに得られる結果が最適
    になるような値を選択するステップと、 前記解析の前記最適結果を参照する少なくとも1つの新
    たなフィーチャを生成するステップとを含んでいる方法
    である、 ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  32. 【請求項32】 オブジェクトのフィーチャ型モデルを
    有するコンピュータシステムにおいて、コンピュータに
    よって実行するステップを含んでいる方法であって、 前記モデルの少なくとも一部分に適用して結果を得るた
    めの解析を用意するステップと、 前記解析を参照するフィーチャを生成するステップと、 前記解析を前記モデルに組み込まずに前記フィーチャを
    前記モデルに組み込むステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 前記方法がコンピュータ支援設計(C
    AD)システムによって実行されることを特徴とする請
    求項32記載の方法。
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