JP3535483B2 - Cadシステム及びcadシステムを用いた設計方法 - Google Patents

Cadシステム及びcadシステムを用いた設計方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はCADシステム
び同CADシステムを用いた設計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムにおいて、設計効率を向
上させるために、マクロプログラムが使用されてきた。
従来のマクロプログラムは、所定の形状を生成するのに
必要な操作をオペレータに行わせ、当該操作手順をその
まま記憶させるものであった。また、所定の形状を生成
するのに必要な操作を言語(プログラム言語、マクロ言
語)で記述してそれをマクロプログラムとして記憶させ
ることも可能である。
【0003】CADシステムにおいてこれらのマクロプ
ログラムを起動すると、記憶された操作手順若しくは言
語で記述されたプログラムがそのまま実行されることと
なる。そして、マクロプログラムの対象となった形状が
生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マクロプログラムでは予め記憶させておいた形状しか生
成することができない。したがって、ある設計図面にお
いて保存したマクロプログラムが他の設計図面で利用で
きることは非常にまれであった。多種多様な形状につい
てマクロプログラムを準備してライブラリーを作成すれ
ばその汎用性が向上するが、ライブラリーの準備までに
膨大な手間がかかる。
【0005】他方、オペレータの操作手順を記憶させる
マクロプログラムにおいて、オペレータが操作手順をミ
ス操作した場合、そのミスオペレートがそのまま記憶さ
れる。言語記述タイプのマクロプログラムにおいても、
記述ミスがあった場合にはそれがそのまま記憶される。
したがって、このようなマクロプログラムを起動した場
合にはミスが再生されることとなり無駄である。
【0006】この発明はこうした実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、より効率的なユーザオペレー
ションを可能にするとともに、より汎用性の高いマクロ
機能を備えるCADシステム、及び同CADシステムを
用いた設計方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成す
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明では、既存のCADデータの中から対
象形状の生成命令を抽出する手段と、該生成命令に含ま
れるすべてのパラメータのうち、任意のパラメータを
択できるように該生成命令を表示する手段と、選択され
たパラメータに自由度の付与を許容する手段と、該自由
度の付与されたパラメータとともに前記生成命令をマク
ロプログラムとして保存する手段と、前記マクロプログ
ラムを起動し、前記自由度の付与されたパラメータにつ
いて該パラメータを任意の値に設定するように入力を要
求する手段と、入力されたパラメータに基づいて前記マ
クロプログラムを実行し、所望の形状を生成する手段
と、を含んでCADシステムを構成する。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】請求項に記載の発明では、上記CADシ
ステムを用いた設計方法として、既存のCADデータの
中から対象形状の生成命令を抽出するステップと、該生
成命令に含まれるすべてのパラメータのうち、任意のパ
ラメータを選択できるように該生成命令を表示するステ
ップと、選択されたパラメータに自由度の付与を許容す
るステップと、該自由度の付与されたパラメータととも
に前記生成命令をマクロプログラムとして保存するステ
ップと、前記マクロプログラムを起動し、前記自由度の
付与されたパラメータについて該パラメータを任意の値
に設定するように入力を要求するステップと、入力され
たパラメータに基づいて前記マクロプログラムを実行
し、所望の形状を生成するステップと、を含む設計方法
とする。
【0012】
【0013】このように構成されたCADシステム、あ
るいは同CADシステムを用いた設計方法によれば、マ
クロプログラムとして保存された生成命令においてパラ
メータに自由度が与えられている。そして、このマクロ
プログラムを起動するときに、オペレータが自由度の与
えられたパラメータを任意に設定することにより、マク
ロプログラムとして保存された形状を所望の形に変形す
ることができる。これにより、マクロプログラムの汎用
性が向上する。また、マクロプログラムとして保存され
た生成命令に仮にミスが含まれていても、パラメータを
調整することにより、そのミスを簡単に修復することも
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の一実施の形態について詳細に説明する。
【0015】最初に、この実施の形態にかかるCADシ
ステムのハードウェア構成を図1に基づいて説明する。
コンピュータネットワークに接続される各コンピュータ
(CADシステムの端末)は、例えば図1に示されるシ
ステムC1の構成を有する。各コンピュータはTCP/
IPなどの汎用的なプロトコールによりデータの交換を
行う。
【0016】コンピュータシステムC1の構成は次の通
りである。このシステムのハードウエアの構成は、一般
的なPC(パーソナルコンピュータ)と同様に、中央制
御装置1に対してシステムバス2を介して各種の要素が
結合されたものである。
【0017】中央制御装置1は汎用的なCPU、メモリ
制御装置、バス制御装置、割り込み制御装置、更にはD
MA(直接メモリアクセス)装置を含み、システムバス
2もデータライン、アドレスライン、制御ラインを含
む。システムバス2にはRAM(ランダムアクセスメモ
リ)3、不揮発メモリ(ROM4,CMOS−RAM5
等)からなるメモリ回路が接続されている。RAM3に
記憶されるデータは中央制御装置1や他のハードウエア
要素によって読み取られたり、書き換えられたりする。
不揮発メモリのデータは読み取り専用であり、装置をオ
フとしたときにもそこのデータは喪失されない。このハ
ードウエアを制御するシステムプログラムはハードディ
スク装置7に保存されており、また、RAM3に保存さ
れており、ディスクドライブ制御装置6を介して適宜中
央制御装置1に読みこまれて使用される。このハードデ
ィスク装置7には各種のデータ処理を実行するアプリケ
ーションフログラムも保存される。また、このハードデ
ィスク装置7の所定の区域には、各データファイルの格
納部分も存在する。このハードディスク装置7とディス
クドライブ制御装置6とによってシステムデータメモリ
装置が構成される。
【0018】ハードディスク装置7には、少なくとも設
計図面を生成するたの全命令(全CADプログラム)を
保存する領域、マクロプログラムの対象形状を生成する
ための命令プログラムを保存する領域、修正されたマク
ロプログラムを保存する領域が存在する。
【0019】システムバス2には、フロッピディスク1
2に対してデータの読み込み及び書き込みを行うフロッ
ピドライブ(F/D)制御装置11、コンパクトディス
ク14に対してそれからデータの読み取りを行うCD−
ROM制御装置13が接続されている。この実施の形態
では、直列制御装置15にスキャナ(DNAスキャニン
グ装置)16、並列制御装置17にプリンタ18を接続
させている。これらの制御装置15、17は複数の要素
の接続を可能とするものであり、任意の要素をこれらに
接続することができる。
【0020】システムバス2にはキーボード・マウス制
御装置21が接続され、キーボード22及びマウス23
からのデータ入力を可能としている。モニタ25がモニ
タ制御装置24を介してシステムバス2に接続されてい
る。モニタ25にはCRTタイプ、液晶タイプ、プラズ
マディスプレイタイプなどを利用することができる。
【0021】各種の要素(モデムなど)の増設を可能と
するため空きのスロット31が準備されている。そし
て、この実施の形態のシステムは、ネットワークアダプ
タ41を介して、ネットワーク42に接続される。この
ネットワーク(イントラネット)42には外部システム
43及びサーバSが連結されている。勿論、システムC
1をサーバとして使用することもできる。このネットワ
ーク42はファイヤーウォールを介して外部のインター
ネットに接続される。
【0022】図1に示したシステムを稼動させるために
必要なプログラム(OSプログラム、アプリケーション
プログラム(本実施の形態のCADプログラムも含む)
は、各種の媒体を介してシステムの中にインストールさ
れる。例えば非書き込み可能記録媒体(CD−ROM、
ROMカード等)、書き込み可能記録媒体(FD、DV
D等)、更にはネットワーク42を利用してインストー
ルすることも可能である。勿論、不揮発メモリ(ROM
4、CMOS−RAM5)やハードディスク装置7に予
めこれらのプログラムを書きこんでおくこともできる。
【0023】図1のように構成されたCADシステムは
次のように動作する。以下、図2〜図4を併せ参照し
て、その動作例を説明する。 (A)既存のCADデータ中から対象形状の生成命令を
抽出する。
【0024】例えば、図2に示す設計図面が既に生成さ
れていたとする。この図面を生成するための全命令(プ
ログラム)はCADシステムのハードディスク装置7の
所定の領域に保存されている。この実施の形態では、図
面をモニタ25に表示させておいて、対象形状をクリッ
クし(これにより対象形状を構成する線が反転する)、
もって当該対象形状を選択する(図4ステップS1)。
これにより、図面を生成するための全命令プログラムの
中から選択された対象形状を生成するのに使用された命
令プログラムが抽出され、そのコピーがハードディスク
装置7の所定の領域に保存される(図4ステップS
3)。なお、この選択された命令プログラムによれば、
図3に示すように、箱型の図形S1を形成し、その後、
平面H1で箱型図形S1を切ることにより対象図形であ
るS2を生成している。 (B) 生成命令に含まれるパラメータを任意に選択で
きるように該生成命令を表示する。
【0025】抽出されて保存された命令プログラムが下
記のリスト形式でディスプレイ25に表示される(図4
ステップS5)。 命令プログラム 入力パラメータ 出力パラメータ Sub命令1 h1 S1 Sub命令2 af1(x)+bf2(y)+cf3(z)=d H1 Sub命令3 S1、H1、h2 S2 この例では、命令プログラムを所定のサブ命令プログラ
ムに分割し(命令1、命令2…)、サブ命令プログラム
に含まれるパラメータを表示させている。例えば、サブ
命令プログラム1では、箱型図形S1を規定する幅l、
奥行きm及び高さh1がパラメータである。サブ命令プ
ログラム2では面H1を規定するための関数がパラメー
タである。また、サブ命令プログラム3では図形S1、
面H1及び図形S1の原点Oから平面までの距離h2が
パラメータである。これら表示されたパラメータの中で
自由度を付与することが可能なものはそうでないものに
比べてシンボリックに表示されている。この例では、前
者にアンダーラインが付されているが、フォント色を異
ならせるなどしてもよい。
【0026】オペレータは自由度が必要なパラメータを
例えばマウス23のダブルクリックで選択する(図4ス
テップS7)。ミスオペレートを防止するために、選択
確認を問い合わせるサブウインドを表示させることもで
きる。
【0027】ここに自由度が付与されたパラメータは、
マクロプログラムを起動するときにその入力が要求され
るものであり、そのときオペレータはパラメータの値を
任意に設定できる。オペレータにより自由度付与の選択
されなかったパラメータは固定値としてマクロプログラ
ムに保存される。
【0028】上記の例ではパラメータとして、数値(サ
ブ命令プログラム1及び3の場合)、関数入力として平
面方程式(サブ命令プログラム2の場合)が示されてい
るが、CADシステムがパラメータと認めるものであれ
ばこれらに限定されるものではない。例えば、形状指示
入力(平面、四角形等を指定する)、選択入力(勾配や
角部Rの有無等を選択指定する)、他ソフト(適宜の表
計算ソフト等)からのデータ入力などがある。
【0029】なお、オペレータによりパラメータが選択
されたとき、対象図形のどの部分に関わるパラメータの
選択が行われているかを示すビジュアル画面(サブウイ
ンドウ)を表示することが好ましい。例えば、パラメー
タの選択モードにおいて図3を示す画面を表示し、サブ
命令プログラム1で幅lが選択されたときには、線Lを
点滅させる。
【0030】(D)該自由度の付与されたパラメータと
ともに前記生成命令をマクロプログラムとして保存す
る。 上記のようにしてパラメータに自由度が付与された後、
命令プログラムはマクロプログラムとしてハードディス
ク装置7のマクロ保存領域に保存される(図4ステップ
S9)。
【0031】(D−1) 保存したマクロプログラムの
動作を次のようにして確認・修正する(図4ステップS
11)。保存したマクロプログラムを起動させる。する
と、次のリストが画面表示される。 命令プログラム 入力パラメータ 出力パラメータ メモ Sub命令1 h1 S1 Sub命令2 af1(x)+bf2(y)+cf3(z)=d H1 Sub命令3 S1、H1、h2 S2 このリストはマクロ保存時のリストと同一であり、パラ
メータも保存時のものが再表示される。ここでサブ命令
プログラムを順番に指定していくと、選択されたサブ命
令プログラムにより生成される図形を示す図形表示サブ
画面とともに入力パラメータを要求する入力画面が現れ
る。当該入力画面にはオリジナルのパラメータが仮に入
力されている。オペレータがパラメータの値を変えると
図形表示サブ画面に表示される図形が変形する。
【0032】このような機能からみて、サブ命令プログ
ラムは一つの図形を生成できる単位であることが好まし
い。また、サブ命令プログラムを実行して注意すべき点
などをメモの欄に記入できるようにすることが好まし
い。また、この時点でプログラムの不要部分を削除する
こともできる。
【0033】なお、パラメータのみを入力してマクロプ
ログラム(全サブ命令プログラム)を実行させ、対象の
形状を表示させることも出来る。 (D−2) マクロプログラムをWeb上に保存(図4
ステップS13)。
【0034】上記のようにして動作の確認されたマクロ
プログラムを標準マクロとしてWeb上に登録する。そ
のために、サーバSの所定のキャビネット(フォルダ)
を指定して所定のマクロ名を付して保存する。マクロプ
ログラムの選択を容易にするため、イメージ図を当該マ
クロプログラムにリンクさせることが好ましい。このイ
メージ図はマクロプログラムを実行して得られる図形を
二次元的にイメージ化したもの(2D表示形状)が好ま
しい。これにより、キャビネットに複数のマクロプログ
ラムが保存されているとき、マクロプログラムのブラウ
ジングが容易になる。
【0035】次に、マクロプログラムの実行について説
明する。即ち、 (E) 前記マクロプログラムを起動し、前記自由度の
付与されたパラメータについて所定の入力を要求する。
【0036】まず、サーバのキャビネットを指定して所
望のマクロプログラムを例えばマウス23のダブルクリ
ックにより選択し、これを起動させる(図4ステップS
15)。すると、上記(D−1)の場合と同様に次のリ
ストが画面表示される。 命令プログラム 入力パラメータ 出力パラメータ メモ Sub命令1 h1 S1 Sub命令2 af1(x)+bf2(y)+cf3(z)=d H1 Sub命令3 S1、H1、h2 S2 このリストはマクロプログラム動作確認時のリストと同
一であり、パラメータもそのときのものが再表示され
る。ここでサブ命令プログラムを順番に指定していく
と、選択されたサブ命令プログラムにより生成される図
形を示す図形表示サブ画面とともに入力パラメータを要
求する入力画面が現れる。オペレータがパラメータの値
を変えると図形表示サブ画面に表示される図形が変形す
る。
【0037】なお、マクロプログラムを選択する際に、
キャビネット内に保存されているマクロプログラムをブ
ラウジングするため、2D表示形状を連続的に若しくは
アルバム形式で表示することができる。このとき、マク
ロプログラムの修正、コピー及び削除も可能とすること
が好ましい。
【0038】(F) 入力されたパラメータに基づいて
前記マクロプログラムを実行し、所望の形状を生成す
る。 このようにしてパラメータが入力された後、マクロプロ
グラムを実行させる(図4ステップS17)。これによ
り、所望の形状が生成されることとなる。
【0039】なお、パラメータのみを入力してマクロプ
ログラム(全サブ命令プログラム)を実行させ、対象の
形状を生成し、表示させることも出来る。以上説明した
ように、この実施の形態にかかるCADシステムによれ
ば、次に列記するような多くの優れた効果が得られるよ
うになる。
【0040】(1)生成された形状そのものではなく、
その生成命令、すなわち生成の仕方をマクロとして記憶
する方式であるため、マクロプログラムとしての汎用性
も高い。
【0041】(2)また、同マクロプログラムとして保
存された生成命令において、そのパラメータには自由度
が与えられているため、所望に変形可能であるなど、こ
の意味でもマクロプログラムとしての汎用性が高い。
【0042】(3)マクロプログラムが極めて簡単な操
作を通じて得られるとともに、その使用も極めて容易で
ある。 (4)上記マクロプログラムをWeb上に登録すること
としたことで、イントラネットはもとより、インターネ
ット等を介しての同マクロプログラムの広範な利用が可
能ともなる。
【0043】なお、この発明は、上記実施の形態に何ら
限定されるものではなく、例えば次のような種々の変形
態様もこの発明に含まれる。 ・上記実施の形態では、マクロプログラムをWeb上に
登録することとしたが、これに限らず、ネットワーク接
続されないPC(パーソナルコンピュータ)等、いわゆ
る閉じたシステムに適用すること。
【0044】・図1に例示したシステムに限らず、CA
Dシステムとしての最低限の機能が得られる構成におい
て上記マクロプログラムを生成、利用すること
【0045】・CADシステムに限らず、同CADシス
テムを用いた設計方法として、上記マクロプログラムの
生成、利用方法を実現すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるCADシステムの一実施の形
態についてそのハードウェア構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態において生成されるマクロプログ
ラムの対象形状例を示す斜視図。
【図3】同実施の形態において生成されるマクロプログ
ラムを構成する命令に対応する形状例を示す斜視図。
【図4】同実施の形態のCADシステムの動作例を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…中央制御装置、2…システムバス、3…RAM、4
…ROM、5…CMOS−RAM、6…ディスクドライ
ブ制御装置、7…ハードディスク装置、11…F/D
(フロッピドライブ)制御装置、12…フロッピディス
ク、13…CD−ROM制御装置、14…コンパクトデ
ィスク(CD−ROM)、15…直列制御装置、16…
スキャナ、17…並列制御装置、18…プリンタ、21
…キーボードマウス制御装置、22…キーボード、23
…マウス、24…モニタ制御装置、25…モニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 501287953 インパクトソフト インコーポレイテッ ド ImpactXoft Incorpo rated アメリカ合衆国 95119 カリフォルニ ア州 グレート オークス ブルバード サンホゼ 22A 22A Great Oaks Boul evard、San Jose、Cal ifornia USA 95119 (72)発明者 川合 基正 愛知県名古屋市中区栄2丁目12番12号 株式会社 トヨタケーラム 内 (56)参考文献 特開 平10−334127(JP,A) 特開 平6−131406(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既存のCADデータの中から対象形状の生
    成命令を抽出する手段と、 該生成命令に含まれるすべてのパラメータのうち、任意
    のパラメータを選択できるように該生成命令を表示する
    手段と、 選択されたパラメータに自由度の付与を許容する手段
    と、 該自由度の付与されたパラメータとともに前記生成命令
    をマクロプログラムとして保存する手段と、 を含むCADシステムであって、 前記マクロプログラムを起動し、前記自由度の付与され
    たパラメータについて該パラメータを任意の値に設定す
    るように入力を要求する手段と、 入力されたパラメータに基づいて前記マクロプログラム
    を実行し、所望の形状を生成する手段と、 を更に含むことを特徴とするCADシステム。
  2. 【請求項2】既存のCADデータの中から対象形状の生
    成命令を抽出するステップと、 該生成命令に含まれるすべてのパラメータのうち、任意
    のパラメータを選択できるように該生成命令を表示する
    ステップと、 選択されたパラメータに自由度の付与を許容するステッ
    プと、 該自由度の付与されたパラメータとともに前記生成命令
    をマクロプログラムとして保存するステップと、 前記マクロプログラムを起動し、前記自由度の付与され
    たパラメータについて該パラメータを任意の値に設定す
    るように入力を要求するステップと、 入力されたパラメータに基づいて前記マクロプログラム
    を実行し、所望の形状を生成するステップと、 を含む請求項1に記載のCADシステムを用いた設計方
    法。
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