JPH09212637A - 画像処理プロセッサ - Google Patents

画像処理プロセッサ

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JPH09212637A
JPH09212637A JP8019022A JP1902296A JPH09212637A JP H09212637 A JPH09212637 A JP H09212637A JP 8019022 A JP8019022 A JP 8019022A JP 1902296 A JP1902296 A JP 1902296A JP H09212637 A JPH09212637 A JP H09212637A
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成浩 的場
Toru Aoki
青木  透
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の並列プロセッサでは、任意の間隔で画
素密度の変換(画素の格納、読み出し)が行えなず、任
意倍率での変倍処理が容易に行えない。 【解決手段】 各プロセッサエレメントに格納された画
素データを、ラスタ単位で移動する際に、入力側におい
て任意の間隔で画素を格納するプロセッサエレメントの
位置を指定できる機構と、出力側で任意の間隔でプロセ
ッサエレメントから読み出す位置を指定できる機構を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データのデジ
タル処理等に用いられる、並列画像処理プロセッサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば特開平6−83787
号公報に記載されている並列プロセッサの構成を、図1
3は、例えば特開平−83786号公報に記載されてい
る並列プロセッサの構成を示すブロック図である。
【0003】第1の従来例である図12に示される並列
プロセッサは、2タップのフィルタ処理を効率良く実現
できるデータ入出力機構を備えたものである。各画素が
それぞれ複数ビットで構成される画像データがワード
(画素)シリアルで入力端子1に供給され、1水平期間
(1H)分の容量(M)を有する入力用シリアル/パラ
レル変換器内のM個のレジスタ(R)31〜3Mにそれぞ
れスイッチ21〜2Mを通じて格納される。この入力用シ
リアル/パラレル変換器内のレジスタ31〜3Mがそれぞ
れM個の入力側メモリ41〜4Mに接続されている。
【0004】またM個の演算回路61〜6Mには、それぞ
れ対応する入力メモリとその両隣の入力側メモリからの
データがセレクタ(SEL)51〜5Mを介して供給さ
れ、さらにM個ある出力側メモリ81〜8Mとその両隣の
出力側メモリからのデータもセレクタ(SEL)71〜
7Mを介して供給される。
【0005】さらに各演算回路61〜6Mからの出力結果
は、入力側メモリ41〜4Mあるいは出力側メモリ81〜
8Mに書き込まれる。
【0006】また出力側メモリ81〜8Mがそれぞれ出力
用パラレル/シリアル変換器内のM個のレジスタ(R)
91〜9Mに接続されている。そしてこの出力用パラレル
/シリアル変換器内のレジスタ(R)91〜9Mからそれ
ぞれスイッチ101〜10Mを通じて、例えば各画素がそ
れぞれ複数ビットで構成される演算処理された画像デー
タがワード(画素)シリアルで出力端子11に出力され
る。
【0007】従って、水平期間毎に入力用シフトレジス
タ内のレジスタ31〜3Mに供給された画像データは、そ
の後水平ブランキング期間内に入力側メモリ41〜4Mに
書き込まれる。この入力側メモリ41〜4Mに書き込まれ
たデータが次の1水平期間の間に演算回路61〜6Mに供
給され、演算処理された値が出力側メモリ81〜8Mに書
き込まれる。そしてその後の水平ブランキング期間内
に、出力側メモリ81〜8Mのデータが出力用シフトレジ
スタ内のレジスタ91〜9Mに書き込まれ、各水平期間毎
に演算処理された画像データが取り出される。このよう
にして画像データのデジタル処理が行われる。
【0008】また入力側メモリ41〜4M及び出力側メモ
リ81〜8Mのアドレスを制御するアドレスデコーダ12
と、演算回路61〜6Mでの演算を制御するため及びセレ
クタ51〜5M、71〜7Mを制御するための演算制御回路
13は、それぞれ1つのみであり、M個全ての入力側、
出力側メモリ及び演算回路に共通のものである。
【0009】すなわち、図12はSIMD(Single Instruc
tion Multiple Data)方式のプロセッサである。画像処
理は、全ての画素に対し同じ演算処理をすることが多い
ため、全ての演算回路に同一の命令を与えるSIMD方式は
制御回路が1つで済み回路規模が小さくなる利点があ
る。
【0010】図12は、このSIMD方式のプロセッサにお
いて、データの入出力機構にデータを固定の間隔で制御
できる機構を付加したものである。すなわち、入力用シ
リアル/パラレル変換器は2個間隔で出力することが可
能な構成をとっている。スイッチ制御回路を構成するフ
リップフロップ(F.F)151〜15M、171〜17M
に加えて、フリップフロップ221〜22M/2及び241
〜24M/2、271〜27M/2及び291〜29M/2が設け
られ、これらのフリップフロップからの信号がセレクタ
251〜25M、301〜30Mを通じて取り出される。
【0011】そこで図12において、セレクタ251〜
25M、301〜30Mの接続を図のように左側にするこ
とにより、2個間隔でスイッチ21〜2M、101〜10M
をオンすることができる。すなわちスイッチオン信号入
力端子21、26から信号を入力すると、フリップフロ
ップ221〜22M/2、271〜27M/2が縦続接続されて
いるので、最初にフリップフロップ221、271から1
番目のスイッチ21、101をオンするスイッチ制御信号
が出力され、次にフリップフロップ222、272から3
番目のスイッチ23、103をオンするスイッチ制御信号
が出力され、順次この動作を繰り返し最後に22M/2、
27M/2からM−1番目のスイッチ2M-1、10M-1をオンす
るスイッチ制御信号が出力される。
【0012】さらにスイッチオン信号入力端子23、2
8から信号を入力すると、フリップフロップ241〜2
4M/2、291〜29M/2が縦続接続されているので、最
初にフリップフロップ241、291から2番目のスイッ
チ22、102をオンするスイッチ制御信号が出力され、
次にフリップフロップ242、292(図示せず)から4
番目のスイッチ24、104をオンするスイッチ制御信号
が出力され、順次この動作を繰り返し最後にフリップフ
ロップ24M/2、29M/2からM番目のスイッチ2M、1
0Mをオンするスイッチ制御信号が出力される。
【0013】また、図12においてセレクタ251〜2
5M、301〜30Mを図とは逆側(右側)にすることに
より、通常の順(1個間隔)でスイッチ21〜2M 、1
01〜10Mをオンすることができる。すなわちスイッチ
オン信号入力端子14、16から信号を入力すると、フ
リップフロップ151〜15M、171〜17Mが縦続接続
されているので、最初にフリップフロップ151、171
から1番目のスイッチ21、101をオンするスイッチ制
御信号が出力され、次にフリップフロップ152、172
(図示せず)から2番目のスイッチ22、102をオンす
るスイッチ制御信号が出力され、順次この動作を繰り返
し最後にフリップフロップ15M、17MからM番目のス
イッチ2M、10Mをオンするスイッチ制御信号が出力さ
れる。
【0014】この従来の装置によれば、入力用シリアル
/パラレル変換器は2個間隔で出力し、また出力用パラ
レル/シリアル変換器も2個間隔で出力することを可能
とするものであった。これは例えば1水平期間(1ラス
タ)分のデータがM/2の時でも、縦方向の2タップフ
ィルタ計算ができることを目的としていた。
【0015】第2の従来例である図13に示される並列
プロセッサは、近傍にないプロセッサエレメント間でデ
ータ転送を効率良く行うことを目的としたものである。
これは、図13において転送用シフトレジスタ33、3
4を加えたものであるため、転送用シフトレジスタ3
3、34についての動作のみ説明する。
【0016】転送用シフトレジスタ33、34は、入力
側メモリ41〜4M、及び出力側メモリ81〜8Mにそれぞ
れ1つづつある。入力側メモリ41〜4Mから読み出され
たデータ(M個)は、入力側転送用シフトレジスタ33
に取り込まれ、図の横方向にデータはシフトされ、その
後データは、入力側メモリ41〜4Mに再び書き込まれ
る。従って、読み出された位置からシフトした分だけ隣
のメモリ41〜4Mに書き込まれる事になる。
【0017】出力側転送用シフトレジスタ34について
も同様である。例えばM番目のデータをM−8番目とア
クセスして演算したい場合は、転送用シフトレジスタ3
3、34を使用して、8個分データを右にシフトするこ
とで所望のデータをM番目の入力側メモリ4Mあるいは
出力側メモリ8Mに転送することができ、その後でM番
目の演算回路6Mにて演算を行う。
【0018】さらに、図13におけるセレクタ(SEL
a、SELb)1...Mがなく、M番目の演算回路6Mは、
対応するM番目の入力側メモリ4M及びM番目の出力側
メモリ8Mのみにしかアクセスできない構成でも同じで
ある。その時は、 M番目のデータをM−1番目に格納
されているデータとアクセスして演算したい場合は、所
望のデータを転送用シフトレジスタ33、34を用いて
シフトしM番目の入力側メモリ4Mあるいは出力側メモ
リ8Mに転送して、その後でM番目の演算回路6Mにて先
に記憶されているデータと転送されたデータとの演算を
行う。
【0019】このように、第2の従来例では、データ転
送用のシフトレジスタで近傍にない画素間のデータは固
定の間隔で演算処理が行える。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】画像データに対し拡大
処理を施す方法として、入力時に拡大処理を行うには、
倍率によって各画素間の間隔をそれぞれ変えてデータを
入力すると効率の高い処理が行える。また、画像データ
に対し縮小処理を施す場合に、画像の出力時に縮小処理
を行うには、倍率によって各画素間の間隔をそれぞれ変
えてデータを出力すると効率の高い処理が行える。しか
し従来の技術ではデータ入力時に画素密度を低下させる
拡大処理あるいは画素密度を上げる縮小処理を行おうと
した場合、一定間隔での画像データの入出力あるいは、
一定間隔での処理にしか対応できなかった。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、入力端子1からシリアルに入力されてくる複数のデ
ータをシリアル/パラレル変換器に入力する際、プロセ
ッサエレメントの処理に必要な指定の並びで上記シリア
ル/パラレル変換器へ入力させる指示を行なう入力位置
設定手段を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項2に記載の本発明のシリアル/パラ
レル変換器は、入力端子より入力されてくるデータをプ
ロセッサエレメントに供給するための記憶手段と、上記
入力位置設定手段の出力により上記入力されたデータを
この記憶手段のどの位置に格納するかを選択する記憶位
置選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】請求項3に記載の本発明は、プロセッサエ
レメントからパラレルに入力されてくる複数のデータを
パラレル/シリアル変換器でシリアルに変換して出力端
子に出力する際、プロセッサエレメントの処理に応じた
指定の並びで出力端子に出力する指令をだす出力位置設
定手段を備えたことを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の本発明のパラレル/シリ
アル変換器は、プロセッサエレメントより出力されてく
るデータを格納するための記憶手段と、上記出力位置設
定手段の指令によりこの記憶手段からの出力をプロセッ
サエレメントの処理に応じてどの位置から読み出すかを
選択する読みだし位置選択手段とを備えたことを特徴と
する。
【0025】請求項5に記載の本発明は、入力端子1か
らシリアルに入力されてくる複数のデータをシリアル/
パラレル変換器に入力する際、プロセッサエレメントの
処理に必要な指定の並びで上記シリアル/パラレル変換
器へ入力させる指示を行なう入力位置設定手段と、プロ
セッサエレメントが上記とは異なる処理をする場合は上
記プロセッサエレメントからパラレルに入力されてくる
複数のデータをパラレル/シリアル変換器でシリアルに
変換して出力端子に出力する際、プロセッサエレメント
の異なる処理に応じた指定の並びで出力端子に出力する
指令をだす出力位置設定手段を備えたことを特徴とす
る。
【0026】請求項6に記載の本発明は、一旦入力され
てプロセッサエレメントで前処理を施されているメモリ
上の画像データをパラレル/シリアル変換して格納し、
格納データをシリアルに出力する第1のデータ転送フィ
ールドと、この第1のデータ転送フィールドから出力さ
れたシリアルデータをシリアル/パラレル変換して格納
し、このパラレルデータを上記複数のプロセッサエレメ
ントに並列に入力する第2のデータ転送フィールドとを
備え、上記第1のデータ転送フィールドまたは第2のデ
ータ転送フィールドの何れかは上記プロセッサエレメン
トの後演算処理内容に応じた指定の並びで出力すること
を特徴とする。
【0027】請求項7に記載の本発明は、上記複数のプ
ロセッサエレメントにそれぞれ対応し上記シリアル/パ
ラレル変換器の出力を上記複数のプロセッサエレメント
に供給すると共に、上記複数のプロセッサエレメントが
前演算処理された出力を記憶する複数の入力側メモリを
備え、上記第1のデータ転送フィールドはこの入力側メ
モリからのデータを入力してパラレル/シリアル変換
し、格納するパラレル/シリアル変換器を有すると共
に、入力位置選択用信号を入力し、上記第2のデータ転
送フィールドは上記第1のデータ転送フィールドからシ
リアルに入力されてくる複数のデータをシリアル/パラ
レルに変換するシリアル/パラレル変換器を有し、上記
入力位置選択用信号により、上記プロセッサエレメント
の後演算処理内容に応じた指定の並びで上記入力側メモ
リに出力可能にシリアル/パラレル器に格納する構成に
されたこと特徴とする。
【0028】請求項8に記載の本発明は、上記複数のプ
ロセッサエレメントにそれぞれ対応し、上記プロセッサ
エレメントから並列に出力される後演算処理された複数
のデータを上記パラレル/シリアル変換器に出力すると
共に、上記複数のプロセッサエレメントが前演算処理さ
れた出力を記憶する複数の出力側メモリを備え、上記第
1のデータ転送フィールドはこの出力側メモリからのデ
ータを入力しパラレル/シリアル変換し、格納するパラ
レル/シリアル変換器を有すると共に、出力位置選択用
信号を入力し上記プロセッサエレメントの後演算処理内
容に応じた指定の並びで出力し、上記第2のデータ転送
フィールドは上記第1のデータ転送フィールドからシリ
アルに入力されてくる複数のデータをシリアル/パラレ
ルに変換するシリアル/パラレル変換器を有し、上記出
力側メモリに並列に出力する構成にされたこと特徴とす
る。
【0029】請求項9に記載の本発明は、上記プロセッ
サエレメントの出力をパラレル/シリアル変換して格納
するパラレル/シリアル変換器を有すると共に、出力位
置選択用信号を入力可能とし、上記プロセッサエレメン
トから出力したパラレルデータを出力位置選択用信号の
指定の並びでシリアルに出力する第1のデータ転送フィ
ールドと、上記第1のデータ転送フィールドから出力さ
れたシリアルデータをシリアル/パラレル変換して、格
納するシリアル/パラレル変換器を有すると共に、入力
位置選択用信号を入力可能とし、上記第1のデータ転送
フィールドから出力したシリアルデータを入力位置選択
用信号の指定の並びで、上記複数のプロセッサエレメン
トに並列に入力できる第2のデータ転送フィールドとを
備えたことを特徴とする。
【0030】請求項10に記載の本発明は、上記第1及
び第2のデータ転送フィールドが、それぞれ複数に分割
され、分割された複数の第1及び第2のデータ転送フィ
ールドはそれぞれ平行して動作することを特徴とす
る。。
【0031】請求項11に記載の本発明は、シリアル/
パラレル変換器のパターン発生用シフトレジスタがデー
タ入力レジスタであることを特徴とする。
【0032】請求項12に記載の本発明は、パラレル/
シリアル変換器のパターン発生用シフトレジスタがデー
タ出力レジスタであることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の第1の実施形態を図1に基づき
説明する。図1では簡単のためプロセッサエレメントの
数を8個(従来例ではM個)とし、入力画像を8/3倍
に拡大する例を用い、本発明の特徴的部分であるデータ
入力機構とその動作について説明する。その他の部分は
従来装置と同様な構成、動作である。尚、図中各フリッ
プフロップに入力されるクロック信号は省略している。
【0034】拡大パターン登録用入力端子50は、画像
データを入力する前に予め入力した画像データの各画素
データをどのプロセッサエレメントに接続されるレジス
タ31〜38に格納するかを決める信号用端子である。こ
の入力信号は拡大パターン登録用シフトレジスタを構成
するフリップフロップ511〜517(以下入力パターン
用フリップフロップ)にシーケンシャルに設定される。
この拡大パターン登録用シフトレジスタが入力位置設定
手段になる。必要なフリップフロップ数の設定が終わる
と、設定モードを終了しこのパターンは次にパターン変
更がないかぎり保持される。本実施形態では8/3倍パ
ターンの一例が設定されている。
【0035】入力パターン用フリップフロップ511〜
517に保持された信号は、次に説明する入力画素位置
選択用フリップフロップ531〜538に格納するデータ
の転送パターンを決定する入力パターン設定用スイッチ
541〜547の向きを指定する。例えば、図1では前段
のフリップフロップの出力値を受ける場合にはHigh(網
掛けあり)を、前段より前のフリップフロップの出力値
を受ける場合にはLow(網掛けなし)を保持しておく。
【0036】次に画像データの入力動作について説明す
る。画像データの入力時において、1水平期間(1H)
分のデータの内、格納すべき最初のデータに同期して入
力画素位置選択用入力端子52から選択信号を入力す
る。この信号は入力画素位置選択用入力端子52へ単一
パルス(以下入力選択パルス)の形で与える。
【0037】入力選択パルスは、先に設定されている入
力パターン用フリップフロップ511〜517によって接
続の向きが設定されている入力パターン設定用スイッチ
541〜548のパスに従ってクロックに同期して伝搬
し、入力画素位置選択用フリップフロップ531〜538
に格納されていく。この各入力画素位置選択用フリップ
フロップ531〜538の出力が、入力端子1から入力さ
れた各画素データをどの入力用レジスタ31〜38に格納
するかを選択する入力画素選択スイッチ21〜28をオン
オフする。図1では入力画素位置選択用フリップフロッ
プ531〜538の出力がHighの時オン、Lowの時オフと
している。1H単位の画像データ入力前は入力画素位置
選択用フリップフロップ531〜538はすべてLowに設
定されている。
【0038】この入力選択パルスと画素データの格納動
作を図3を用いて詳細に説明する。まず、入力画素デー
タが最初に有効になった第1番目のクロックに同期し
て、画像データ入力端子1から画素データ値“1”を、
入力画素位置選択用入力端子52から入力選択パルス
(High)を与えると、上段の網掛けされた入力画素位置
選択用フリップフロップ531、532、533にHighの
値が格納される。この時入力画素選択スイッチ21、2
2、23がオンされ、入力用レジスタ31、32、33に入
力画素値“1”が格納される。
【0039】第2番目のクロックでは、図3の中段のよ
うに入力選択パルスは入力画素位置選択用フリップフロ
ップ534、535に伝搬され、入力画素選択スイッチ2
4、25がオンされ、入力用レジスタ34、35に第2番目
の入力画素値“2”が格納される。
【0040】第3番目のクロックでは、図3の下段のよ
うに入力選択パルスは入力画素位置選択用フリップフロ
ップ536、537、538に伝搬され、入力画素選択ス
イッチ26、27、28がオンされ、入力用レジスタ36、
37、38に第3番目の入力画素値“3”が格納される。
【0041】このようにして画像データの入力時点で、
3画素分のデータが8つの入力用レジスタ31〜38に、
入力パターン用フリップフロップ511〜517に設定さ
れた拡大パターンに応じて格納される。入力用レジスタ
31〜38のデータは水平ブランキング期間に入力側メモ
リ41〜48に転送される。そして入力側メモリ41、4
4、46に格納された画素データは原画素値をそのまま用
い、その他の入力側メモリに格納された画素データは原
画素値を元に補間生成することで拡大処理が実現でき
る。
【0042】ここで、原画素自体を用いない画素位置に
も補間のために必要な原画素データのいずれかが格納さ
れているため、補間のための原画素データの参照は、い
ずれか一方でよいことになる。これは参照すべき原画素
が近傍になくなるような拡大倍率が大きい時には特に有
効となる。なお、補間を行う必要のある画素に対して、
アクセスすべき参照画素位置情報を与える必要がある
が、これは例えば入力側メモリ41〜48に予め格納して
おけばよい。この参照画素位置情報を格納する時は、入
力パターン用フリップフロップ511〜517にすべてHi
ghを設定した状態で入力端子1から1H分すべての参照
画素位置情報を入力し、入力側メモリ41〜48に転送し
ておけばよい。参照画素位置情報は変更されない限り保
持しておく。
【0043】さらには、複数の原画素からの補間処理を
必要としない単純法で拡大処理を行う場合は、原画素の
データを繰り返し生成するだけであるため、入力の時点
で拡大のための画素生成が完了できる。
【0044】以上のように、本発明によれば予め拡大パ
ターンを登録しておくことで、入力時に固定間隔ではな
く任意の間隔で画素データを取り込めるため、画素の間
隔が均等でなくなる倍率の拡大処理を行う場合に、個々
の画素位置を変える動作を行わなくてすみ、また参照の
ためのデータアクセスも少なくてすむ。
【0045】なお、実施形態1ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよい。また、入力選択パルス
は入力画素データが最初に有効になった第1番目のクロ
ックに同期して与える例を示したが、選択パルスを有効
データに先行して与えれば、任意のプロセッサエレメン
トから入力を開始できる。
【0046】実施の形態2.本発明の第2の実施形態を
図2に基づき説明する。図2では簡単のためプロセッサ
エレメントの数を8個(従来例ではM個)とし、入力画
像を3/8倍に縮小する例を用い、本発明の特徴的部分
であるデータ出力機構とその動作について説明する。そ
の他の部分は従来装置と同様な構成、動作である。尚、
図中各フリップフロップに入力されるクロック信号は省
略している。
【0047】縮小パターン登録用入力端子55は、画像
データを出力する前に予め出力すべき画像データの各画
素データをどのプロセッサエレメントに接続されたレジ
スタ91〜98から読み出すかを決める信号用端子であ
る。この入力信号は縮小パターン登録用シフトレジスタ
を構成するフリップフロップ561〜568(以下出力パ
ターン用フリップフロップと呼ぶ)にシーケンシャルに
設定される。この縮小パターン登録用シフトレジスタが
出力位置設定手段になる。必要なフリップフロップ数の
設定が終わると、設定モードを終了しこのパターンは次
にパターン変更がないかぎり保持される。本実施形態で
は3/8倍パターンの一例が設定されている。
【0048】出力パターン用フリップフロップ561〜
568に保持された信号は、次に説明する出力画素位置
選択用フリップフロップ581〜588に格納するデータ
の転送パターンを決定する出力パターン設定用スイッチ
591〜598の向きを指定する。例えば、図2では前段
のフリップフロップの出力値を受ける場合には1(網掛
けあり)を、前段より前のフリップフロップの出力値を
受ける場合には0(網掛けなし)を保持しておく。
【0049】次に画像データの出力動作について説明す
る。画像データの出力時において、1水平期間(1H)
分のデータの内、出力すべき最初のデータに同期して出
力画素位置選択用入力端子57から選択信号を入力す
る。この信号は出力画素位置選択用入力端子57へ単一
パルス(以下出力選択パルス)の形で与える。
【0050】出力選択パルスは、先に設定されている出
力パターン用フリップフロップ561〜568によって接
続の向きが設定されている出力パターン設定用スイッチ
591〜598のパスに従ってクロックに同期して伝搬
し、出力画素位置選択用フリップフロップ581〜588
に格納されていく。この各出力画素位置選択用フリップ
フロップ581〜588の出力と出力パターン用フリップ
フロップ561〜568の出力が、出力端子11から出力
すべき各画素データをどの出力用レジスタ91〜98から
読み出すかを選択する出力画素選択スイッチ101〜1
08をオンオフする。図2では出力画素位置選択用フリ
ップフロップ581〜588の出力が1かつ出力パターン
用フリップフロップ561〜568の出力が1の時オン、
そのいずれか少なくとも一方が0の時オフとしている。
【0051】この出力選択パルスと画素データの読み出
し動作を図4を用いて詳細に説明する。まず、出力すべ
き画素データを選択するため、クロックに同期して出力
画素位置選択用入力端子57から出力選択パルス(Hig
h)を与えると、上段の網掛けされた出力画素位置選択
用フリップフロップ581にHighの値が格納される。こ
の時、出力パターン用フリップフロップ561にもHigh
が格納されているため、出力画素選択スイッチ101だ
けがオンされ、出力用レジスタ91に格納されていた画
素値“1”が読み出され、出力端子11から出力され
る。
【0052】第2番目のクロックでは、図4の中段のよ
うに出力選択パルスは出力画素位置選択用フリップフロ
ップ582、583、584に伝搬される。この時、出力
パターン用フリップフロップ564にHighが格納されて
いるため、出力画素選択スイッチ104だけがオンさ
れ、出力用レジスタ94に格納されていた画素値“4”
が読み出され、出力端子11から出力される。
【0053】第3番目のクロックでは、図4の下段のよ
うに出力選択パルスは出力画素位置選択用フリップフロ
ップ585、586、587、588に伝搬される。この
時、出力パターン用フリップフロップ568にHighが格
納されているため、出力画素選択スイッチ106だけが
オンされ、出力用レジスタ98に格納されていた画素値
“8”が読み出され、出力端子11から出力される。
【0054】このようにして第2の実施形態では、画像
データを出力する際、出力パターン用フリップフロップ
561〜568に設定された縮小パターンに応じて、8つ
の出力用レジスタ91〜98に格納された画素データのう
ちの3画素分のデータを出力できる。すなわち出力時に
3/8の縮小処理を行える。なお、縮小処理の際周辺画
素値との演算が必要な場合は、入力側メモリ41〜48あ
るいは出力側メモリ81〜88に画素データが格納されて
いる間に処理を行っておけばよい。
【0055】また、複数の原画素からの補間処理を必要
としない単純法で縮小処理を行う場合は、原画素のデー
タを単純に間引くだけであるため、出力の時点のみで縮
小処理が実現できる。なお、補間のための参照画素位置
情報の格納は実施形態1と同様に行えばよい。
【0056】以上のように、本発明によれば予め縮小パ
ターンを登録しておくことで、出力時に任意の間隔で画
素データを間引いて出力できるため、出力時に複雑な画
素データの移動を行わなくてすむ。
【0057】なお、実施形態2ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよい。
【0058】実施の形態3.本発明の第3の実施形態を
図5に基づき説明する。図5では簡単のためプロセッサ
エレメントの数が8個(従来例ではM個)の例を用い、
本発明の特徴的部分であるデータ転送機構とその動作に
ついて説明する。第3の実施形態は画像データが一旦プ
ロセッサエレメント内に取り込まれ、処理されている途
中で拡大処理を行い、その後他の処理を行うことができ
ることを目的としている。
【0059】図5において、外部との画像データの入出
力を行う入力用シリアル/パラレル変換器31及び出力
用パラレル/シリアル変換器32の外部との入出力動作
は、それぞれ単純なシフト動作のみで行なわれる。入力
用シリアル/パラレル変換器31にシーケンシャルに格
納された画像データは入力側メモリ41〜48にパラレル
に転送され、プロセッサエレメントで前演算処理され
る。また出力側メモリ81〜88の画像データはパラレル
に出力用パラレル/シリアル変換器32に転送される。
転送用パラレル/シリアル変換器36と拡大パターン発
生用シリアル/パラレル変換器40は、入力側メモリ4
1〜48にそれぞれ対応する8つのシフトレジスタ(図1
の入出力部)から構成される。
【0060】プロセッサエレメントで前処理されたデー
タは、再び入力側メモリ41〜48に格納され、入力側メ
モリ41〜48からパラレルに読み出されたデータ(8
個)は、第1のデータ転送フィールドである転送用パラ
レル/シリアル変換器36に取り込まれ、出力画素位置
選択用入力端子35から入力される単一パルス(以下出
力選択パルス)によって転送信号線37を通してシーケ
ンシャルに読み出され、第2のデータ転送フィールドで
ある拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40
に転送される。この拡大パターン発生用シリアル/パラ
レル変換器40の構成及び、転送される各画素のデータ
が拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40に
格納される動作は、先の実施形態1の画像データ入力機
構および入力動作と同じである。
【0061】すなわち、拡大パターン発生用シリアル/
パラレル変換器40には、拡大パターン登録用入力端子
38と入力画素位置選択用入力端子39が備わってお
り、内部には入力パターン用フリップフロップと入力パ
ターン設定用スイッチと入力画素位置選択用フリップフ
ロップと入力画素選択スイッチがある。転送用パラレル
/シリアル変換器36からシーケンシャルに出力された
データは、拡大パターン登録用入力端子38より予め登
録されたパターンに従い、入力画素位置選択用入力端子
39から与えられた入力選択パルスで指定の画素位置に
データを格納する。従って実施形態1と同じ動作をする
場合は、転送用パラレル/シリアル変換器36から出力
された3画素データが、拡大パターン発生用シリアル/
パラレル変換器40に格納される際8画素に拡大され
る。
【0062】この転送が完了すると、拡大パターン発生
用シリアル/パラレル変換器40に格納されている画素
データは、また入力側メモリ41〜48に書き込まれ、プ
ロセッサエレメントで後演算処理される。拡大により生
成される補間画素の演算処理も、実施形態1と同様であ
る。
【0063】なお実施形態3において、1H以内の時間
で拡大処理とその他の処理を行う時間を確保するには、
転送用パラレル/シリアル変換器36から拡大パターン
発生用シリアル/パラレル変換器40にデータをシーケ
ンシャルに転送するのに用いるクロックが、外部との入
出力に必要なクロックより早ければよい。
【0064】また、実施形態3ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよく、転送用パラレル/シリ
アル変換器36と拡大パターン発生用シリアル/パラレ
ル変換器40は出力側メモリに接続しても良い。
【0065】実施の形態4.本発明の第4の実施形態を
図6に基づき説明する。図6では簡単のためプロセッサ
エレメントの数が8個(従来例ではM個)の例を用い、
本発明の特徴的部分であるデータ転送機構とその動作に
ついて説明する。第4の実施形態は画像データが一旦プ
ロセッサエレメント内に取り込まれ、処理されている途
中で縮小処理を行い、その後他の処理を行うことができ
ることを目的としている。
【0066】図6において、外部との画像データの入出
力を行う入力用シリアル/パラレル変換器31及び出力
用パラレル/シリアル変換器32の外部の外部との入出
力動作は、それぞれ単純なシフト動作のみで行なわれ
る。入力用シリアル/パラレル変換器31にシーケンシ
ャルに格納された画像データは入力側メモリ41〜48に
パラレルに転送され、プロセッサエレメントで演算処理
される。またプロセッサエレメントで演算処理の終わっ
た出力側メモリ81〜88の画像データはパラレルに出力
用パラレル/シリアル変換器32に転送される。第2の
データ転送フィールドである転送用シリアル/パラレル
変換器46と第1のデータ転送フィールドである縮小パ
ターン発生用パラレル/シリアル変換器43は、出力側
メモリ81〜88にそれぞれ対応する8つのシフトレジス
タ(図2の入出力部)から構成される。
【0067】プロセッサエレメントで前演算処理され、
出力側メモリ81〜88に格納されたデータ(8個)は、
出力側メモリ81〜88からパラレルに読み出され、縮小
パターン発生用パラレル/シリアル変換器43に並列に
取り込まれる。縮小パターン発生用パラレル/シリアル
変換器43の構成及び、各画素のデータを間引いて出力
する動作は、先の実施形態2の画像データ出力機構およ
び出力動作と同じである。縮小パターン発生用パラレル
/シリアル変換器43から出力される画素データは、転
送信号線44を通して転送用シリアル/パラレル変換器
46にシーケンシャルに格納される。
【0068】すなわち、縮小パターン発生用パラレル/
シリアル変換器43には、縮小パターン登録用入力端子
41と出力画素位置選択用入力端子42が備わってお
り、内部には出力パターン用フリップフロップと出力パ
ターン設定用スイッチと出力画素位置選択用フリップフ
ロップと出力画素選択スイッチがある。従って実施形態
2と同じ動作をする場合は、縮小パターン発生用パラレ
ル/シリアル変換器43に格納されていた8画素データ
が、3画素に縮小されて転送用シリアル/パラレル変換
器46にシーケンシャルに格納される。
【0069】この転送が完了すると、転送用シリアル/
パラレル変換器46に格納されている画素データは、再
度出力側メモリ81〜83に書き込まれ、プロセッサエレ
メントに並列に入力され、縮小のために行う後演算処理
をプロセッサエレメントで行なう。縮小のために行う後
演算処理も、実施形態2と同様である。
【0070】なお実施形態4において、1H以内の時間
で縮小処理とその他の処理を行う時間を確保するには、
縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器43から
転送用シリアル/パラレル変換器46にデータを転送す
るのに用いるクロックが、外部との入出力に必要なクロ
ックより早ければよい。
【0071】また、実施形態4ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよく、縮小パターン発生用パ
ラレル/シリアル変換器43と転送用シリアル/パラレ
ル変換器46は入力側メモリに接続しても良い。
【0072】実施の形態5.本発明の第5の実施形態を
図7に基づき説明する。図7では簡単のためプロセッサ
エレメントの数が8個(従来例ではM個)の例を用い、
本発明の特徴的部分であるデータ転送機構とその動作に
ついて説明する。第5の実施形態は画像データが一旦プ
ロセッサエレメント内に取り込まれ、処理されている途
中で縮小処理あるいは拡大処理を行い、その後他の処理
を行うことができることを目的としている。
【0073】図7において、外部との画像データの入出
力を行う入力用シリアル/パラレル変換器31及び出力
用パラレル/シリアル変換器32は、それぞれ入力時及
び出力時に単純なシフト動作のみを行う。すなわち隣接
する画素データをシーケンシャルに入出力する機能のみ
を有する。第1のデータ転送フィールドである縮小パタ
ーン発生用パラレル/シリアル変換器43と第2のデー
タ転送フィールドである拡大パターン発生用シリアル/
パラレル変換器40は、入力側メモリ41〜48にそれぞ
れ対応する8つのシフトレジスタ(図1および図2の入
出力部)から構成される。
【0074】まず拡大動作について説明する。入力側メ
モリ41〜48からパラレルに読み出されたデータ(8
個)は、縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器
43に取り込まれる。縮小パターン発生用パラレル/シ
リアル変換器43に格納された画素データは転送信号線
37を通して拡大パターン発生用シリアル/パラレル変
換器40にシーケンシャルに転送される。この縮小パタ
ーン発生用シリアル/パラレル変換器43からシーケン
シャルに画素データを読み出す際、縮小動作を行わせな
い設定をする。つまり出力パターン登録用入力端子41
からすべての出力パターン用フリップフロップ561〜
568(図1)にHighを設定しておけばよい。そして、
拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40へ格
納する際、拡大パターン設定入力端子38にて設定され
た拡大パターンに応じて拡大されて格納する。この動作
自体は第3の実施形態と同じである。
【0075】次に縮小動作について説明する。入力側メ
モリ41〜48からパラレルに読み出されたデータ(8
個)は、縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器
43に取り込まれる。縮小パターン発生用パラレル/シ
リアル変換器43から、縮小パターン設定入力端子41
にて設定された縮小パターンに応じて画素を間引いて出
力する。縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器
43から出力される画素データは、転送信号線47を通
して拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40
にシーケンシャルに格納される。この拡大パターン発生
用シリアル/パラレル変換器40へシーケンシャルに格
納するは拡大動作を行わせない設定をする。つまり拡大
パターン登録用入力端子38からすべての入力パターン
用フリップフロップ511〜517にHighを設定しておけ
ばよい。この動作自体は第4の実施形態と同じである。
【0076】なお実施形態5において、1H以内の時間
で縮小処理とその他の処理を行う時間を確保するには、
縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器43から
拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40にデ
ータを転送するのに用いるクロックが、外部との入出力
に必要なクロックより早ければよい。
【0077】また、実施形態5ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよく、縮小パターン発生用パ
ラレル/シリアル変換器43と拡大パターン発生用シリ
アル/パラレル変換器40は出力側メモリに接続しても
良い。
【0078】実施の形態6.本発明の第6の実施形態を
図8に基づき説明する。図8では簡単のためプロセッサ
エレメントの数が8個(従来例ではM個)の例を用い、
本発明の特徴的部分であるデータ転送機構とその動作に
ついて説明する。第6の実施形態は画像データが一旦プ
ロセッサエレメント内に取り込まれ、処理されている途
中で拡大処理を行う際、拡大のためのデータ転送時間の
短縮を図り、その後他の処理を行うことができることを
目的としている。
【0079】図8において、外部との画像データの入出
力を行う入力用シリアル/パラレル変換器31及び出力
用パラレル/シリアル変換器32は、それぞれ入力時及
び出力時に単純なシフト動作のみを行う。すなわち隣接
する画素データをシーケンシャルに入出力する機能のみ
を有する。転送用パラレル/シリアル変換器36aと拡
大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40aは、
入力側メモリ41〜44にそれぞれ対応する4つのシフト
レジスタ(図1の入出力部相当)から、また転送用パラ
レル/シリアル変換器36bと拡大パターン発生用シリ
アル/パラレル変換器40bは、入力側メモリ44〜48
にそれぞれ対応する4つのシフトレジスタ(図1の入出
力部相当)から構成される。
【0080】入力側メモリ41〜44からパラレルに読み
出されたデータ(4個)は、転送用パラレル/シリアル
変換器36aに取り込まれ、出力画素位置選択用入力端
子35aから入力される出力選択パルスによって転送信
号線37aを通してシーケンシャルに読み出され、拡大
パターン発生用シリアル/パラレル変換器40aに転送
される。またこれと対称形で入力側メモリ45〜48から
パラレルに読み出されたデータ(4個)は、転送用パラ
レル/シリアル変換器36bに取り込まれ、出力画素位
置選択用入力端子35bから入力される出力選択パルス
によって転送信号線37bを通してシーケンシャルに読
み出され、拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換
器40bに転送される。この拡大パターン発生用シリア
ル/パラレル変換器40a、40bの構成及び、転送さ
れる各画素のデータが拡大パターン発生用シリアル/パ
ラレル変換器40a、40bに格納される動作は、先の
実施形態3および実施形態5の拡大動作と同じである。
本実施形態6の特徴的なことは、それぞれの転送フィー
ルド(転送用パラレル/シリアル変換器36aと36b
および拡大パターン発生用シリアル/パラレル変換器4
0aと40b)が対称形であり、かつデータ転送方向も
対称になることである。
【0081】実施形態6において拡大処理を行うには、
入力用シリアル/パラレル変換器31に画像データを入
力する際、1H分の画像データをセンタリングして格納
する。そしてこの配置状態で各プロセッサエレメントに
て処理を行う。拡大処理を行う際には、左右対称な転送
フィールドを用いる。ここで、左側のデータ転送フィー
ルドは、右端のデータを基準に左向きにデータ転送を行
いながら拡大処理を行い、同時に右側のデータ転送フィ
ールドは、左端のデータを基準に右向きにデータ転送を
行いながら拡大処理を行う。これによりデータ転送に要
する時間が、実施形態3あるいは5に対し1/2の時間
ですむ。つまり1H中の時間内においてデータ転送に費
やされる時間を少なくすることができるため、他の処理
に割り当てられる時間が増える。また、画像データをセ
ンタリングして拡大する場合には、1ラインの中心を基
準にして左右対象に拡大処理が行えるため、拡大後のセ
ンタリング処理が不要になる。さらには拡大後の画像が
記録あるいは表示領域を超えるような場合においてセン
タリング機能が要求される場合には、左右の周辺画素を
均等に削除することが可能となる。
【0082】この転送が完了すると、拡大パターン発生
用シリアル/パラレル変換器40に格納されている画素
データは、再度入力側メモリ41〜48に書き込まれる。
拡大により生成される補間画素の演算処理は、実施形態
1と同様である。
【0083】もちろん、原画像の1H分のサイズが2の
倍数でない場合でも、左右いずれかのフィールドに1画
素分のダミー画素をつけて処理すればよい。
【0084】また、実施形態6ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよく、転送用パラレル/シリ
アル変換器36a、36bと拡大パターン発生用シリア
ル/パラレル変換器40a、40bは出力側メモリに接
続しても良い。
【0085】なお、実施形態6では、センタリングに容
易に対応できるように、それぞれの転送フィールド(転
送用パラレル/シリアル変換器36aと36bおよび拡
大パターン発生用シリアル/パラレル変換器40aと4
0b)が対称形となる例を示したが、左右のいずれかを
基準として拡大処理を行う場合には、それぞれの転送フ
ィールドは同じ形をとればよい。データ入力はセンタリ
ングせずに行い、それぞれの転送フィールドは同じ方向
でデータ転送を行う。この場合でも、データ転送に要す
る時間は実施形態3あるいは5に対し1/2の時間です
む効果は同じである。
【0086】実施の形態7.本発明の第7の実施形態を
図9に基づき説明する。図9では簡単のためプロセッサ
エレメントの数が8個(従来例ではM個)の例を用い、
本発明の特徴的部分であるデータ転送機構とその動作に
ついて説明する。第7の実施形態は画像データが一旦プ
ロセッサエレメント内に取り込まれ、処理されている途
中で縮小処理を行う際、縮小のためのデータ転送時間の
短縮を図り、その後他の処理を行うことができることを
目的としている。
【0087】図9において、外部との画像データの入出
力を行う入力用シリアル/パラレル変換器31及び出力
用パラレル/シリアル変換器32は、それぞれ入力時及
び出力時に単純なシフト動作のみを行う。すなわち隣接
する画素データをシーケンシャルに入出力する機能のみ
を有する。転送用シリアル/パラレル変換器46aと縮
小パターン発生用パラレル/シリアル変換器43aは、
出力側メモリ81〜84にそれぞれ対応する4つのシフト
レジスタ(図1の入出力部相当)から、また転送用シリ
アル/パラレル変換器46bと縮小パターン発生用パラ
レル/シリアル変換器43bは、入力側メモリ84〜88
にそれぞれ対応する4つのシフトレジスタ(図1の入出
力部相当)から構成される。
【0088】出力側メモリ81〜84からパラレルに読み
出されたデータ(4個)は、縮小パターン発生用パラレ
ル/シリアル変換器43aに取り込まれる。縮小パター
ン発生用パラレル/シリアル変換器43aから間引かれ
て出力される画素データは、転送信号線44aを通して
転送用シリアル/パラレル変換器46aにシーケンシャ
ルに格納される。またこれと対称形で入力側メモリ85
〜88からパラレルに読み出されたデータ(4個)は、
縮小パターン発生用パラレル/シリアル変換器43bに
取り込まれる。縮小パターン発生用パラレル/シリアル
変換器43bから間引かれて出力される画素データは、
転送信号線44bを通して転送用シリアル/パラレル変
換器46bにシーケンシャルに格納される。この縮小パ
ターン発生用パラレル/シリアル変換器43a、43b
の構成及び、転送される各画素のデータが転送用シリア
ル/パラレル変換器46a、46bに格納される動作
は、先の実施形態4および実施形態5の縮小動作と同じ
である。本実施形態7の特徴的なことは、それぞれの転
送フィールド(転送用シリアル/パラレル変換器46a
と46bおよび縮小パターン発生用パラレル/シリアル
変換器43aと43b)が対称形であり、かつデータ転
送方向も対称になることである。
【0089】実施形態7において縮小処理を行うには、
入力用シリアル/パラレル変換器31に画像データを入
力する際、1H分の画像データをセンタリングして格納
する。そしてこの配置状態で各プロセッサエレメントに
て処理を行う。縮小処理を行う際には、左右対称な転送
フィールドを用いる。ここで、左側のデータ転送フィー
ルドは、例えば右端のデータを基準に左向きにデータ転
送を行いながら縮小処理を行い、同時に右側のデータ転
送フィールドは、左端のデータを基準に右向きにデータ
転送を行いながら縮小処理を行う。この場合は縮小され
た画像もセンタリングされた形で生成できる。これによ
りデータ転送に要する時間が、実施形態4あるいは5に
対し1/2の時間ですむ。つまり1H中の時間内におい
てデータ転送に費やされる時間を少なくすることができ
るため、他の処理に割り当てられる時間が増える。
【0090】この転送が完了すると、転送用シリアル/
パラレル変換器46a、46bに格納されている画素デ
ータは、再度入力側メモリ81〜88に書き込まれる。
【0091】もちろん、原画像の1H分のサイズが2の
倍数でない場合でも、左右いずれかのフィールドに1画
素分のダミー画素をつけて処理すればよい。
【0092】また、実施形態7ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよく、転送用シリアル/パラ
レル変換器46a、46bと縮小パターン発生用パラレ
ル/シリアル変換器43a、43bは入力側メモリに接
続しても良い。
【0093】なお、実施形態7では、センタリングに容
易に対応できるように、それぞれの転送フィールド(転
送用シリアル/パラレル変換器46aと46bおよび縮
小パターン発生用パラレル/シリアル変換器43aと4
3b)が対称形となる例を示したが、左右のいずれかを
基準として縮小処理を行う場合には、それぞれの転送フ
ィールドは同じ形をとればよい。データ入力はセンタリ
ングせずに行い、それぞれの転送フィールドは同じ方向
でデータ転送を行う。この場合でも、データ転送に要す
る時間は実施形態4あるいは5に対し1/2の時間です
む効果は同じである。
【0094】実施の形態8.本発明の第8の実施形態を
図10に基づき説明する。図10では簡単のためプロセ
ッサエレメントの数を8個(従来例ではM個)とし、入
力画像を8/3倍に拡大する例を用い、本発明の特徴的
部分であるデータ入力機構とその動作についてのみ説明
する。尚、図中各フリップフロップに入力されるクロッ
ク信号は省略している。
【0095】拡大パターン登録用入力端子50は、画像
データを入力する前に予め入力した画像データの各画素
データをどのプロセッサエレメントに接続される入力画
素データ格納用フリップフロップ601〜608(以下入
力データ用フリップフロップ)に格納するかを決める信
号用端子である。この入力信号は拡大パターン登録用シ
フトレジスタを構成するフリップフロップ511〜517
(以下入力パターン用フリップフロップ)にシーケンシ
ャルに設定される。必要なフリップフロップ数の設定が
終わると、設定モードを終了しこのパターンは次にパタ
ーン変更がないかぎり保持される。本実施形態では8/
3倍パターンの一例が設定されている。
【0096】入力パターン用フリップフロップ511〜
517に保持された信号は、入力データ用フリップフロ
ップ601〜608に格納するデータの転送パターンを決
定する入力パターン設定用スイッチ541〜548の向き
を指定する。例えば、図10では前段のフリップフロッ
プの出力値を受ける場合にはHigh(網掛けあり)を、前
段より前のフリップフロップの出力値を受ける場合には
Low(網掛けなし)を保持しておく。
【0097】次に画像データの入力動作について説明す
る。画像データの入力時は、1水平期間(1H)分の中
で格納すべき最初のデータから順次クロックに同期して
入力端子1から入力する。入力データは、先に設定され
ている入力パターン用フリップフロップ511〜517に
よって接続の向きが設定されている入力パターン設定用
スイッチ541〜548のパスに従ってクロックに同期し
て伝搬し、入力データ用フリップフロップ601〜608
に格納されていく。このようにして入力された画像デー
タの配置は、先の実施形態1とは反対の順番になる以外
は実施形態1とすべて同じである。すなわち1ライン分
の画像データが入力データ用フリップフロップ601〜
608に格納されたあとは、入力側メモリにパラレルに
転送され処理を行う。
【0098】本発明の実施形態8の特徴的なことは、画
像データを入力する機構として、先の実施形態1におけ
る入力画素位置選択用フリップフロップ531〜538
が、入力データを格納するフリップフロップとして使用
していることである。これによりフリップフロップの数
が削減できる。
【0099】なお、実施形態8ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよい。
【0100】実施の形態9.本発明の第9の実施形態を
図11に基づき説明する。図11では簡単のためプロセ
ッサエレメントの数を8個(従来例ではM個)とし、入
力画像を3/8倍に縮小する例を用い、本発明の特徴的
部分であるデータ出力機構とその動作についてのみ説明
する。尚、図中各フリップフロップに入力されるクロッ
ク信号は省略している。
【0101】縮小パターン登録用入力端子55は、画像
データを出力する前に予め出力すべき画像データの各画
素データをどのプロセッサエレメントに接続された出力
画素データ格納用フリップフロップ611〜618(以下
出力データ用フリップフロップ)から読み出すかを決め
る信号用端子である。この入力信号は縮小パターン登録
用シフトレジスタを構成するフリップフロップ561〜
568(以下入力パターン用フリップフロップ)にシー
ケンシャルに設定される。必要なフリップフロップ数の
設定が終わると、設定モードを終了しこのパターンは次
にパターン変更がないかぎり保持される。本実施形態で
は3/8倍パターンの一例が設定されている。
【0102】出力パターン用フリップフロップ561〜
568に保持された信号は、出力データ用フリップフロ
ップ611〜618から読み出すデータの転送パターンを
決定する出力パターン設定用スイッチ591〜598の向
きを指定する。例えば、図11では前段のフリップフロ
ップの出力値を受ける場合にはHigh(網掛けあり)を、
前段より前のフリップフロップの出力値を受ける場合に
はLow(網掛けなし)を保持しておく。
【0103】次に画像データの出力動作について説明す
る。画像データの出力は、1水平期間(1H)分の中で
読み出すべき最初のデータから順次クロックに同期して
出力端子11から入力される。出力データは、先に設定
されている出力パターン用フリップフロップ561〜5
68によって接続の向きが設定されている入力パターン
設定用スイッチ591〜598のパスに従ってクロックに
同期して伝搬し、出力データ用フリップフロップ611
〜618に格納されていく。このようにして出力される
画像データの配置は、先の実施形態2とは反対の順番に
なる以外は実施形態2とすべて同じである。
【0104】本発明の実施形態9の特徴的なことは、画
像データを出力する機構として、先の実施形態2におけ
る出力画素位置選択用フリップフロップ581〜588
が、出力データを読み出すフリップフロップとして使用
していることである。これによりフリップフロップの数
が削減できる。
【0105】なお、実施形態9ではプロセッサエレメン
トの数が8の例で動作の説明を行ったが、プロセッサエ
レメントの数は8以外でもよい。
【0106】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、SIMD方式のプ
ロセッサでは処理が複雑になるものに対し、入力時に上
記プロセッサの処理に対応した画素間隔を設定すること
ができるため、水平方向の画素移動が容易に実現可能と
なり、特に水平方向の任意の割合での拡大(画素間隔を
広げる)処理に対し有効である。
【0107】請求項2の発明によれば、SIMD方式のプロ
セッサでは処理が複雑になるものに対し、入力時に上記
プロセッサの処理に対応した画素間隔で画素データを格
納することができるため、水平方向の画素移動が容易に
実現可能となり、また、入力後の画素データの移動処理
が不要となる。さらには補間生成すべき画素位置には生
成のために参照すべき画素の一つが格納されるため、参
照のためのアクセスが少なくてすむ。特に水平方向の任
意の割合での拡大(画素間隔を広げる)処理に対し有効
である。
【0108】請求項3の発明によれば、SIMD方式のプロ
セッサでは処理が複雑になるものに対し、出力時に上記
プロセッサの処理に対応した画素間隔を設定することが
できるため、水平方向の画素移動が容易に実現可能とな
り、特に水平方向の任意の割合での縮小(画素間隔を狭
める)処理に対し有効である。
【0109】請求項4の発明によれば、SIMD方式のプロ
セッサでは処理が複雑になるものに対し、パラレル/シ
リアル変換器の簡単な構成で、出力時に上記プロセッサ
の処理に対応した画素間隔で画素データを出力すること
ができるため、水平方向の画素移動が容易に実現可能と
なる。特に水平方向の任意の割合での縮小(画素間隔を
狭める)処理に対し有効である。
【0110】請求項5の発明によれば、SIMD方式のプロ
セッサでは処理が複雑になるものに対し、入力時及び出
力時で上記プロセッサの処理に対応した画素間隔を設定
することができるため、水平方向の画素移動が容易に実
現可能となる。水平方向の任意の割合での拡大(画素間
隔を広げる)処理に対する入力時での任意の画素間隔の
設定と、水平方向の任意の割合での縮小(画素間隔を狭
める)処理に対する出力時での任意の画素間隔を設定で
きるので、これらの処理に、特に有効である。
【0111】請求項6の発明によれば、水平方向の画素
間隔が変更できるように、画像データの処理の途中で1
ラインのデータを内部で水平方向に転送し、その際に格
納すべき画素位置を指定できる機構を備えていることに
より、処理の途中で拡大または縮小処理を行うことがで
きるようになる。これにより処理シーケンスの制約がな
くなり、また画素データの移動処理が容易に行える。さ
らに、画素データの移動に要する時間が少なくてすむ。
【0112】請求項7の発明によれば、水平方向の画素
間隔がプロセッサエレメントの後演算処理内容に応じた
指定の並びに変えられるように、画像データの処理の途
中で1ラインのデータを内部で水平方向に転送し、格納
できる機構を備えていることにより、処理の途中で所定
の処理を行うことができるようになる。これにより処理
シーケンスの制約がなくなり、また画素データの移動処
理が容易に行える。さらには補間生成すべき画素位置に
は生成のために参照すべき画素の一つが格納されるた
め、参照のためのアクセスが少なくてすむ。さらに、画
素データの移動に要する時間が少なくてすむ。特に、処
理の途中で拡大処理を行う際に画素間隔を広げて格納す
ることができ、有効である。
【0113】請求項8の発明によれば、水平方向の画素
間隔がプロセッサエレメントの後演算処理内容に応じた
指定の並びに変えられるように、画像データの処理の途
中で1ラインのデータを内部で水平方向に転送し、その
際に読み出すべき画素位置を指定できる機構を備えてい
ることにより、処理の途中で所定の処理を行うことがで
きるようになる。これにより処理シーケンスの制約がな
くなり、また画素データの移動処理が容易に行える。
特に、処理の途中で 縮小処理を行う際に有効であ
る。
【0114】請求項9の発明によれば、プロセッサの処
理に対応して、水平方向の画素間隔を広げる、または狭
めるの両方ができるように、画像データの処理の途中で
1ラインのデータを内部で水平方向に転送し、その際に
読み出すべき画素位置あるいは格納すべき画素位置を指
定できる機構を備えていることにより、処理の途中で拡
大処理あるいは縮小処理を行うことができるようにな
る。これにより処理シーケンスの制約がなくなり、また
画素データの移動処理が容易に行える。さらには拡大時
には、補間生成すべき画素位置には生成のために参照す
べき画素の一つが格納されるため、参照のためのアクセ
スが少なくてすむ。さらに、画素データの移動に要する
時間が少なくてすむ。
【0115】請求項10の発明によれば、拡大の基準点
をラインの中心においた処理も行える。これにより、例
えば画像の中心を残して、周辺(左右)の画像を切り捨
てるようなセンタリング機能付の拡大処理が可能にな
る。つまり拡大後の画像が記録あるいは表示領域を超え
るような場合において、画像をセンタリングして記録あ
るいは表示する必要がある場合には、周辺の画像を均等
に切り捨てることができる。また縮小の基準点をライン
の中心においた処理も行える。これにより、例えば縮小
した画像を記録あるいは表示する必要がある場合には、
記録あるいは表示された画面をセンタリング機能付で縮
小処理が容易に行えることになる。そして、拡大縮小等
の処理を行う際に、1ライン分のデータ転送を少なくと
も分割数分の1の時間以内で行える効果がある。
【0116】請求項11の発明によれば、シリアル/パ
ラレル変換器のプロセッサの処理に対応した指定の並び
で入力する処理を行うために必要なフリップフロップの
数が少なくてすむ。
【0117】請求項12の発明によれば、パラレル/シ
リアル変換器のプロセッサの処理に対応した指定の並び
で出力する処理を行うために必要なフリップフロップの
数が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 入力時に任意の間隔で画像データを取り込め
る画像処理プロセッサの構成図である。
【図2】 出力時に任意の間隔で画像データを間引ける
画像処理プロセッサの構成図である。
【図3】 画素間隔を広げながらの入力動作を説明する
ための図である。
【図4】 画素を間引きながらの出力動作を説明するた
めの図である。
【図5】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像デ
ータに対し任意に画素間隔を広げられるデータ転送フィ
ールドを持った画像処理プロセッサの構成図である。
【図6】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像デ
ータに対し任意に画素を間引けるデータ転送フィールド
を持った画像処理プロセッサの構成図である。
【図7】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像デ
ータに対し任意に画素間隔を広げたり画素を間引けるデ
ータ転送フィールドを持った画像処理プロセッサの構成
図である。
【図8】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像デ
ータに対し任意に画素間隔を広げられるデータ転送フィ
ールドを複数持った画像処理プロセッサの構成図であ
る。
【図9】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像デ
ータに対し任意に画素を間引けるデータ転送フィールド
を複数持った画像処理プロセッサの構成図である。
【図10】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像
データに対し任意に画素間隔を広げられるデータ転送フ
ィールドがシフトレジスタで構成される画像処理プロセ
ッサの構成図である。
【図11】 各プロセッサエレメントに取り込んだ画像
データに対し任意に画素を間引けるデータ転送フィール
ドがシフトレジスタで構成される画像処理プロセッサの
構成図である。
【図12】 従来の並列プロセッサの構成図である。
【図13】 別な従来の並列プロセッサの構成図であ
る。
【符号の説明】
1:入力端子 21〜2M:入
力画素選択スイッチ 31〜3M:入力用レジスタ 41〜4M:入
力側メモリ 5、7:セレクタ(SEL) 61〜6M:演
算回路 81〜6M:出力側メモリ 9:出力
用レジスタ 101〜10M:出力画素選択スイッチ 11:出力
端子 12:アドレスデコーダ 13:演算
制御回路 14、16、21、23、26、28:スイッチオン信
号入力端子 151〜15M、171〜17M、221〜22M/2、241
〜247M/2、271〜27M/2、291〜29M/2:フリ
ップフロップ 251〜25M、301〜30M:セレクタ 31:入力用シリアル/パラレル変換器 32:出力用パラレル/シリアル変換器 33:入力側転送用シフトレジスタ 34:出力側転送用シフトレジスタ 35、35a、35b:出力画素位置選択用入力端子 36、36a、36b:転送用パラレル/シリアル変換
器 37、37a、37b:転送信号線 38、38a、38b:拡大パターン登録用入力端子 39、39a、39b:入力画素位置選択用入力端子 40、40a、40b:拡大パターン発生用シリアル/
パラレル変換器 41、41a、41b:縮小パターン登録用入力端子 42、42a、42b:出力画素位置選択用入力端子 43、43a、43b:縮小パターン発生用パラレル/
シリアル変換器 44、44a、44b:転送用信号線 45、45a、45b:入力画素位置選択用入力端子 46、46a、46b:転送用シリアル/パラレル変換
器 50:拡大パターン登録用入力端子 511〜517:入力パターン用フリップフロップ 52:入力画素位置選択用入力端子 531〜538:入力画素位置選択用フリップフロップ 541〜548:入力パターン設定用スイッチ 55:縮小パターン登録用入力端子 561〜568:出力パターン用フリップフロップ 57:出力画素位置選択用入力端子 581〜588:出力画素位置選択用フリップフロップ 591〜598:出力パターン設定用スイッチ 601〜608:入力データ用フリップフロップ 611〜618:出力データ用フリップフロップ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子からシリアルに入力されてくる
    複数のデータをシリアル/パラレル変換器に入力し、上
    記シリアル/パラレル変換器の出力を複数のプロセッサ
    エレメントに並列に供給し、これらのデータを上記プロ
    セッサエレメントにて演算処理し、上記プロセッサエレ
    メントから並列に出力される演算処理された複数のデー
    タをパラレル/シリアル変換器に並列に入力し、上記パ
    ラレル/シリアル変換器の出力を出力端子から出力する
    並列プロセッサにおいて、上記入力端子から入力される
    データを、上記プロセッサエレメントの演算処理内容に
    応じた指定の並びで上記シリアル/パラレル変換器への
    入力を指示する入力位置設定手段を設けたことを特徴と
    する画像処理プロセッサ。
  2. 【請求項2】 上記シリアル/パラレル変換器は、上記
    入力端子より入力されてくるデータを上記プロセッサエ
    レメントに供給するための記憶手段と、上記入力位置設
    定手段の出力により上記入力されたデータをこの記憶手
    段のどの位置に格納するかを選択する記憶位置選択手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像処理プ
    ロセッサ。
  3. 【請求項3】 入力端子からシリアルに入力されてくる
    複数のデータをシリアル/パラレル変換器に入力し、上
    記シリアル/パラレル変換器の出力を複数のプロセッサ
    エレメントに並列に供給し、これらのデータを上記プロ
    セッサエレメントにて演算処理し、上記プロセッサエレ
    メントから並列に出力される演算処理された複数のデー
    タをパラレル/シリアル変換器に並列に入力し、上記パ
    ラレル/シリアル変換器の出力を出力端子から出力する
    並列プロセッサにおいて、上記パラレル/シリアル変換
    器から上記出力端子に出力されるデータを、上記プロセ
    ッサエレメントの演算処理内容に応じた指定の並びで出
    力される出力位置設定手段を設けたことを特徴とする画
    像処理プロセッサ。
  4. 【請求項4】 上記パラレル/シリアル変換器は、上記
    複数のプロセッサエレメントから出力された複数のデー
    タを格納する記憶手段と、上記出力位置設定手段の出力
    によりこの記憶手段に格納されたデータの中でどのデー
    タを読み出すかを選択する読み出し位置選択手段とを備
    えたことを特徴とする請求項3記載の画像処理プロセッ
    サ。
  5. 【請求項5】 入力端子からシリアルに入力されてくる
    複数のデータをシリアル/パラレル変換器に入力し、上
    記シリアル/パラレル変換器の出力を複数のプロセッサ
    エレメントに並列に供給し、これらのデータを上記プロ
    セッサエレメントにて演算処理し、上記プロセッサエレ
    メントから並列に出力される演算処理された複数のデー
    タをパラレル/シリアル変換器に並列に入力し、上記パ
    ラレル/シリアル変換器の出力を出力端子から出力する
    並列プロセッサにおいて、上記入力端子から入力される
    データを、上記プロセッサエレメントの演算処理内容に
    応じた指定の並びで上記シリアル/パラレル変換器への
    入力を指示する入力位置設定手段と、上記プロセッサエ
    レメントが上記演算処理とは異なる演算処理をする場合
    に上記パラレル/シリアル変換器から上記出力端子に出
    力されるデータを、上記プロセッサエレメントの異なる
    演算処理内容に応じた指定の並びで出力される出力位置
    設定手段とを設けたことを特徴とする画像処理プロセッ
    サ。
  6. 【請求項6】 入力端子からシリアルに入力されてくる
    複数のデータをシリアル/パラレル変換器に入力し、上
    記シリアル/パラレル変換器の出力を複数のプロセッサ
    エレメントに並列に供給し、これらのデータを上記プロ
    セッサエレメントにて演算処理し、上記プロセッサエレ
    メントから並列に出力される演算処理された複数のデー
    タをパラレル/シリアル変換器に並列に入力し、上記パ
    ラレル/シリアル変換器の出力を出力端子から出力する
    並列プロセッサにおいて、上記プロセッサエレメントで
    前演算処理された出力をパラレル/シリアル変換して格
    納し、格納データをシリアルに出力する第1のデータ転
    送フィールドと、この第1のデータ転送フィールドから
    出力されたシリアルデータをシリアル/パラレル変換し
    て格納し、このパラレルデータを上記複数のプロセッサ
    エレメントに並列に入力する第2のデータ転送フィール
    ドとを備え、上記第1のデータ転送フィールドまたは第
    2のデータ転送フィールドは上記プロセッサエレメント
    の後演算処理内容に応じた指定の並びでデータを格納す
    る構成にされたことを特徴とする画像処理プロセッサ。
  7. 【請求項7】上記複数のプロセッサエレメントにそれぞ
    れ対応し上記シリアル/パラレル変換器の出力を上記複
    数のプロセッサエレメントに供給すると共に、上記複数
    のプロセッサエレメントが前演算処理された出力を記憶
    する複数の入力側メモリを備え、上記第1のデータ転送
    フィールドはこの入力側メモリからのデータを入力して
    パラレル/シリアル変換し、格納するパラレル/シリア
    ル変換器を有すると共に、入力位置選択用信号を入力
    し、上記第2のデータ転送フィールドは上記第1のデー
    タ転送フィールドからシリアルに入力されてくる複数の
    データをシリアル/パラレルに変換するシリアル/パラ
    レル変換器を有し、上記入力位置選択用信号により、上
    記プロセッサエレメントの後演算処理内容に応じた指定
    の並びで上記入力側メモリに出力可能にシリアル/パラ
    レル器に格納する構成にされたこと特徴とする請求項6
    に記載の画像処理プロセッサ。
  8. 【請求項8】 上記複数のプロセッサエレメントにそれ
    ぞれ対応し、上記プロセッサエレメントから並列に出力
    される後演算処理された複数のデータを上記パラレル/
    シリアル変換器に出力すると共に、上記複数のプロセッ
    サエレメントが前演算処理された出力を記憶する複数の
    出力側メモリを備え、上記第1のデータ転送フィールド
    はこの出力側メモリからのデータを入力しパラレル/シ
    リアル変換し、上記プロセッサエレメントの後演算処理
    内容に応じた指定の並びで格納するパラレル/シリアル
    変換器を有し、上記第2のデータ転送フィールドは上記
    第1のデータ転送フィールドからシリアルに入力されて
    くる複数のデータをシリアル/パラレルに変換して、格
    納するシリアル/パラレル変換器を有し、上記出力側メ
    モリに並列に出力する構成にされたこと特徴とする請求
    項6に記載の画像処理プロセッサ。
  9. 【請求項9】 入力端子からシリアルに入力されてくる
    複数のデータをシリアル/パラレル変換器に入力し、上
    記シリアル/パラレル変換器の出力を複数のプロセッサ
    エレメントに並列に供給し、これらのデータを上記プロ
    セッサエレメントにて演算処理し、上記プロセッサエレ
    メントから並列に出力される演算処理された複数のデー
    タをパラレル/シリアル変換器に並列に入力し、上記パ
    ラレル/シリアル変換器の出力を出力端子から出力する
    並列プロセッサにおいて、上記プロセッサエレメントの
    出力をパラレル/シリアル変換して格納するパラレル/
    シリアル変換器を有すると共に、出力位置選択用信号を
    入力可能とし、上記プロセッサエレメントから出力した
    パラレルデータを出力位置選択用信号の指定の並びでシ
    リアルに出力する第1のデータ転送フィールドと、上記
    第1のデータ転送フィールドから出力されたシリアルデ
    ータをシリアル/パラレル変換して、格納するシリアル
    /パラレル変換器を有すると共に、入力位置選択用信号
    を入力可能とし、上記第1のデータ転送フィールドから
    出力したシリアルデータを入力位置選択用信号の指定の
    並びで、上記複数のプロセッサエレメントに並列に入力
    できる第2のデータ転送フィールドとを備えたことを特
    徴とする画像処理プロセッサ。
  10. 【請求項10】 上記第1及び第2のデータ転送フィー
    ルドが、それぞれ複数に分割され、分割された複数の第
    1及び第2のデータ転送フィールドはそれぞれ平行して
    動作することを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れ
    かに記載の画像処理プロセッサ。
  11. 【請求項11】 上記シリアル/パラレル変換器がシフ
    トレジスタで構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項10に記載の画像処理プロセッサ。
  12. 【請求項12】 上記パラレル/シリアル変換器がシフ
    トレジスタで構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項10に記載の画像処理プロセッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005316887A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Ricoh Co Ltd マイクロプロセッサ
US7200287B2 (en) 1999-12-28 2007-04-03 Ricoh Company, Ltd Method and apparatus for image processing, and a computer product

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