JPS62168270A - パタ−ン変更装置 - Google Patents

パタ−ン変更装置

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Publication number
JPS62168270A
JPS62168270A JP61010675A JP1067586A JPS62168270A JP S62168270 A JPS62168270 A JP S62168270A JP 61010675 A JP61010675 A JP 61010675A JP 1067586 A JP1067586 A JP 1067586A JP S62168270 A JPS62168270 A JP S62168270A
Authority
JP
Japan
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pattern
data
pixel
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template
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Pending
Application number
JP61010675A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takagi
誠 高木
Norio Fujii
藤井 憲男
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
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Publication of JPS62168270A publication Critical patent/JPS62168270A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパターン変更装置に関し、2値画像情報内の個
々のパターンの大きさを拡大又は縮小処理する場合に適
用して好適なものである。
〔従来の技術〕
例えば半導体製造装置においては、半導体ウェハ上に焼
き付けるべきパターンを予めレチクル上に形成しておく
。そしてこのレチクル上のパターンが所定の大きさをも
っているか否かや、パターンに傷や不必要な凹凸がある
か否かなどを検査する場合には、レチクル上のパターン
を撮像手段によって撮像して、平面的なパターンを構成
する各画素の信号レベルを2値(論理「1」レベル又は
論理「0」レベルで表される)の電気信号に変換し、こ
の変換信号(2値情報)を基準パターンを表す基準信号
(2値情報)と比較するようになされている。
ところがかかる手法でレチクルパターンの検査をする場
合、レチクルパターンの大きさと、設計上予め決められ
た基準パターンの大きさとが少し違う場合には、レチク
ルパターン上にある本来、欠陥とすべきものが基準信号
との比較によっては抽出できなくなる(そのパターンす
べてが欠陥となってしまう)場合が生じるおそれがある
。この問題を回避するには、基準パターンの大きさを拡
大する、又は縮小させることによってほぼ同じ程度の大
きさに合わせる必要がある。
また実際上レチクルパターンを設計する場合、共通の基
準パターンに基づいて、個々のパターンの大きさを製造
すべき半導体の製造工程に合わせて選定して、必要に応
じて適度な大きさのパターンでレチクルやマスク上にパ
ターンを形成する必要があり、このような場合には、基
準の設計パターンから実際に形成するパターンを得るた
めに、パターンの大きさを制御する必要がある。
従来このような目的に使用するパターン処理装置として
は、−iに、コンピュータによって位置画像情報を作成
して外部記憶装置に記憶させておき、レチクルパターン
を作成する際にこれを読み出してレチクルパターン作成
用の画像信号を得る方法が採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがこの方法によってパターンを拡大、又は縮小し
ようとする場合には、外部記憶装置に記憶されている2
値画像情報を拡大量、又は縮小量ニ応シてコンピュータ
がすべてのパターンについて、数値演算により変更する
ために、長大な時間を必要とする問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、位置画像
情報によって表されているパターンの大きさを、必要に
応じて拡大、又は縮小するにつき、その処理時間を格段
に短縮し得るようにしたパターン変更装置を提案しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、変更処
理すべきパターンを2値論理レベルで表してなる2値画
像入力情報PTいを、所定の大きさの処理画像領域PE
RI〜PER4に切り出す画像データ切出し手段(3,
4)と、この画像データ切し山手段(3,4)によって
切り出された画像データPT、に含まれる画像の論理レ
ベルの分布形状が、所定の分布形状をもっているとき、
所定の画素位置に所定の論理レベルの付加データを付加
するテンプレート手段6.7.8.9とを具え、パター
ンを表す画像データに付加データを合成することによっ
て当該パターンを変更処理するようにする。
〔作用〕
位置画像入力情報P T + Nは、画像データ切出し
手段(3,4)によって所定の大きさく例えば9×9画
素)の処理画像領域PER1〜PER4に切り出され、
かくして切り出された画像データPT1がテンプレート
手段6.7.8.9に入力される。
このテンプレート手段6.7.8.9は、画像データP
 T + に含まれる画素の論理レベルの分布形状が所
定の分布形状をもっているか否かを判別して、所定の分
布形状をもっているとき所定の画素位置に所定の論理レ
ベルの付加データを付加する。論理レベルの分布形状の
判別は、各画素ごとに基準の分布形状と比較され、画像
データP T lに含まれる各画素について当該基準の
分布形状の論理レベルと一致するものがあれば、所定の
画素位置に付加データを付加する。
かくして画像データPT、について、論理レベルが一致
したと判別された画素について当該一致した画素の位置
と付加データを付加した画素の位置との間の間隔だけ離
れた位置に、個々のパターンの大きさを拡大、又は縮小
させるためのデータが付加されることになる。
このようにすれば、コンピュータによる長大な時間を必
要とせず、ハード的構成によって簡易に個々のパターン
の大きさを変更することができる。
〔実施例〕
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体としてパターン変更装置を示
し、拡大、又は縮小処理をすべきパターンを表す2値画
像入力情11p’r、が拡大縮小切換回路2を通じてパ
ターン記憶部3に入力される。
ここで2値画像入力情報PTINは、第2図(A)に示
すように、1水平走査ラインSCについて512画素分
の画素データをもつラスク画像情報によって構成され、
かくしてパターン画像PTを構成する論理「1」又は「
0」レベルの画素データでなる2値画像入力情報PTI
NXが同期信号と同期してシリアルにパターン記憶部3
に順次入力される。
この実施例の場合パターン記憶部3は、8列の512ビ
ツト構成のシフトレジスタSRI、SR2・・・・・・
SR8を縦続接続した構成を有する。そして拡大縮小切
換回路2から入力される2値画像入力情11PT+Nx
をそのまま第1の出力情報PTo+とじて送出すると共
に、各レジスタSRI、SR2・・・・・・SR8の出
力端に得られる2値画像情報を第2、第3・・・・・・
第9の出力画像情報P T O2、PTo3・・・・・
・PTO9として送出する。
かくしてパターン記憶部3は9ライン分のパターン画像
情報PTor、PToz・・・・・・PToqを一斉に
切出し部4の対応するレジスタ5RII、5RI2・・
・・・・5R19に送出する。
切出し部4のシフトレジスタ5RII、5RI2・・・
・・・5RI9は、それぞれ9ピツ(−のシフトレジス
タで構成され、各ビットの記憶内容(すなわち9 x 
9 =81画素分のデータ)を並列的に局所画像データ
PT、として送出する。ここで切出し部4は第3図に示
すようにパターン記憶部3に記憶されている画素データ
を、水平方向にHI=9画素をもち、かつ垂直方向にV
I=9画素をもつ局所矩形領域ERを単位に順次切り出
すように動作する。
すなわち、パターン記憶部3は、2値画像入力情報PT
IN(第2図(A))の各画素データが走査ラインSC
に沿って走査されるような順序でパターン記憶部3に到
来したとき、この2値画像入力情報PTINが表すパタ
ーン画像PTの画素データを、第2図(B)に示すよう
に、180°回転させるような配列に並べ換えて記4g
する。そして切出し部4は、この回転されたパターン画
像画素を、9×9画素の局所矩形領域ERを窓にして、
矢印a1に示す方向(水平方向)に順次切り出しながら
取り込んで行く。この切出し走査は、矢印a2の方向(
垂直方向)に1画素だけ移っては繰り返される。
このようにして切り出された局所画像データPT1は、
1画素拡大縮小用テンプレート回路6.2画素拡大縮小
用テンプレート回路7.3画素拡大縮小用テンプレート
回路8.4画素拡大縮小用テンプレート回路9及び原画
像データ抽出回路10に与えられる。
1画素拡大縮小用テンプレート回路6は、第4図に示す
ように、切り出された局所画像データPT、に対応して
9×9画素分の処理画像領域PER1を処理し得る回路
構成を有し、処理画像領域PERIの中心画素位置に斜
線で示す付加データ画素DOCを有する。
この付加データ画素DOCの周囲には、当該付加データ
画素DOCを中心として3×3画素でなる判別有効領域
VAL 1が形成されている。この判別有効領域VAL
Iは、第5図に示すように、第1〜第9の画素のうち、
付加データ画素DOCを形成する第5の画素を中心とし
てその周囲の画素、すなわち第2、第4、第6、第8の
画素に対して論理「1」レベルのパターン判別データL
DATAが割り当てられ、局所画像データPT、の論理
「1」レベルの画素データがパターン判別データLDA
TAと一致する位置まで移動して来たとき、その一致し
たタイミングで付加データ画素DOCにパターン判別デ
ータと同じ論理レベルすなわち論理「1」レベルの付加
データを発生させるようになされている。尚、このテン
プレート回路6は、第5図に示した画素2.4.6.8
 (LDATA)のいずれかが論理「1」レベルになっ
たとき、「1」を出力するような4入力のオアゲートで
構成される。
か(して第4図において、パターンPTRNを構成する
例えば1画素でなる論理「1」レベルの画素が、矢印a
3の方向に1走査ラインごとに処理画像領域PERIを
通過して行く際に、判別有効領域VAL 1の第2の画
素位置を通過すると、その1ライン下の第5の画素位置
に論理「1」レベルの付加データ(1画素分)を付加す
る。
このようなタイミングで付加データを付加することは、
パターンPTRNを画像として表示する際に、■走査ラ
イン分だけ上の画素に付加データが表示されることを意
味する。例えば第5図の判別有効領域VAL 1の第5
の画素位置にPTRNが表示されたとすれば、付加デー
タは垂直方向に上方に隣合う第2の画素位置に表示され
ることを意味する。
同様にして、パターンPTRNが第4、第6、第8の画
素位置に来たとき、1画素拡大縮小用テンプレート回路
6は第5の画素位置にデータを付加する。このことはパ
ターンPTRNを第5の画素位置に表示したとき、当該
付加データがそれぞれ左隣りの第4の画素、右隣りの第
6の画素、下隣りの第8の画素に表示されることを意味
している。
このようにして1画素拡大縮小用テンプレート回路6は
、第6図に示すように、1画素分のパターンPTRNが
判別有効領域VALを通過し終わったとき、第5図の第
5の画素位置にパターンPTRNを表示した場合に、上
下及び左右に隣合う4つの画素に付加データを表示し得
るようなタイミングで4つの付加データを発生し、これ
らの付加データをデータ付加出力DAD+  (1ビッ
ト信号)として選択回路11に送出する。
その結果第6図に示すような、パターンPTRNを1画
素分だけ拡げるのに必要な付加データが得られる。
2画素拡大縮小用テンプレート回路7は、第7図に示す
ように、局所画像データPT、に対応して9×9画素で
なる処理画像領域PER2を処理し得る回路構成を有し
、処理画像領域PER2の中心画素を付加データ画素D
OCとして、これを中心とする判別有効領域VAL2を
有する。
この判別有効領域VAL2は、第8図に示すように、中
心の第13の画素を付加データ画素り。
Cとして5×5画素の大きさをもち、そのうちの16個
の画素すなわち第2、第3、第4、第6、第7、第9、
第10、第11、第15、第16、第17、第19、第
20、第22、第23、第24の画素にパターン判別デ
ータLDATAが割り当てられている。尚、このテンプ
レート回路7は上記166画素LDATA、)のいずれ
か1つが論理「1」のとき「1」を出力する16入力の
オアゲートで構成される。
かくして第4図について上述したと同様にして、2画素
拡大縮小テンプレート回路7は、1画素分のパターンP
TRNが矢印a3の方向に1走査ラインごとに判別有効
領域VAL2を通過して行く際に、これらパターン判別
データLDATAが割り当てられた画素を通過するごと
に、そのタイミングで第13の画素でなる付加データ画
素DOCに論理「1」レベルの付加データが付加される
その結果、パターンPTRNが有効判別領域VAL2を
通過し終わるまでの間に2画素拡大縮小用テンプレート
回路7から、第9図に示すように、パターンPTRNを
2画素分だけ拡げるのに必要なな付加データDaoz 
 (1ビット信号)が選択回路11に順次送出される。
3画素拡大縮小用テンプレート回路8は、第10図に示
すように、局所画像データPT、に対応して9×9画素
でなる処理画像領域PER3のデータを処理し得る回路
構成を有し、その中心画素を付加データ画素DOCとし
て、7×7画素の判別有効領域VAL3を有する。
この判別有効領域VAL3は、第11図に示すように、
第25の画素を中心として水平及び垂直方向に3画素分
の広がりをもつような画素位置に、パターン判別データ
LDATAが割り当てられている。16個の画素、すな
わち第3、第4、第5、第9、第13、第15、第21
、第22、第28、第29、第35、第37、第41、
第45、第46、第47の画素にパターン判別データL
DATAが割り当てられており1、第10図に示すよう
に、1画素分のパターンデータPTRNが矢印a3の方
向に判別有効領域VAL3を通り過ぎて行くとき、各走
査ラインごとに、パターン判別データLDATAが割り
当てられている画素のタイミングで、付加データ画素D
OCに論理「1」レベルの付加データが付加される。
その結果、3画素拡大縮小用テンプレート回路8からは
、第12図に示すように、パターンPTRNを3画素分
だけ拡げるのに必要な付加データDAD3  (1ビッ
ト信号)が選択回路11に送出される。
4画素拡大縮小用テンプレート回路9は、第13図に示
すように、局所画像データP T + に対応して9×
9画素の処理画像領域PER4のデータを処理し得る回
路構成を有し、その中心画素を付加データ画素DOCと
して、9×9画素でなる判別を動領域VAL4を有する
この判別有効領域VAL4は、第14図に示すように、
第41の画素を中心として水平及び垂直方向に4画素分
の拡がりをもつような画素位置に、パターン判別データ
LDATAを割り当ててなる。
この実施例の場合、第3〜第7、第11、第12、第1
6、第17、第19、第20、第26、第27、第28
、第36、第37、第45、第46、第54、第55、
第56、第62、第63、第65、第66、第70、第
71、第75〜第79の画素にパターン判別データLD
ATAが割り当てられており、かくして第15図に示す
ように、パターンPTRNを表す画素から4画素分の広
がりをもつ画素位置に論理rlJレベルの付加データを
付加してなるデータ付加出力DAD4  (1ビット信
号)を選択回路11に送出する。
さらに原画像データ抽出回路10は、1画素拡大縮小用
テンプレート回路6〜4画素拡大縮小用テンプレート9
の付加データ画素位置DOCにある画素のデータを抽出
して原画像信号OR3として選択回路11に送出する。
選択回路11は、コントロール部12に与えられる指令
信号COMに対応して得られる選択制御信号C0NTl
によってパターンの拡大縮小をしない場合には、原画像
データ抽出回路10の原画像信号OR5(付加データ画
像DOCの位置に対応した1ビット信号)を選択して選
択出力データD IELとして送出する。
これに対して1画素分の拡大(又は縮小)処理をする場
合、選択回路11は、原画像データ抽出回路10の出力
OR3と1画素拡大縮小用テンプレート回路6から得ら
れるデータ付加出力DAD1を選択してその論理和を、
選択出力データD SELとして送出する。
また2画素分の拡大(又は縮小)処理をする場合、選択
回路11は、原画像データ抽出回路10の出力0R3I
画素、2画素拡大縮小用テンプレート回路6.7のデー
タ付加出力DADI、DAD2を選択してその論理和を
選択出力データD SfLとして送出する。
さらに3画素分の拡大(又は縮小)処理する場合、選択
回路11は原画像データ抽出回路10の出力0R3L画
素、2画素、3画素拡大縮小用テンプレート回路6.7
.8の出力DADI 、I)Aoz、D AD+を選択
してその論理和でなる選択出力データI)si+、を送
出する。
さらに4画素分の拡大(又は縮小)処理をする場合、選
択回路11は、原画像データ抽出回路10の出力OR3
1画素、2画素、3画素、4画素拡大縮小用テンプレー
ト回路6.7.8.9のデータ付加出力DAD+ −、
Daoz 、DAD3 、DAD4を選択してその論理
和でなる選択出力データD SELを送出する。
拡大縮小処理を行わない場合、選択回路11は原画像デ
ータ抽出回路lOの出力OR3のみを選択し、これを選
択出力データD。Lとして送出する。
この選択出力データD SELは、拡大縮小切換回路1
5を通じて拡大縮小出力情報PToutとして送出する
第1図の場合、拡大縮小切換回路2及び15として、例
えば第16図に示す構成のものを適用し得る。すなわち
拡大縮小切換回路2.15は、それぞれコントロール部
12から送出される拡大縮小切換信号C0NT2によっ
て切換動作する切換回路31を有し、拡大処理モードの
とき、切換回路31を非反転出力端a側に切り換えるこ
とにより、入力信号INをそのまま出力信号OUTとし
で出力させる。これに対して縮小処理モードのとき、切
換回路31を反転出力端す側に切り換えて入力信号IN
を反転回路32において論理レベルを反転した後出力信
号OUTとして送出する。
以上の構成において、パターン変更装置1を拡大処理モ
ードで動作させる場合には、拡大縮小切換回路2及び1
5(第16図)を非反転出力端a側に切換動作させ、こ
れにより2値画像入力情報PTINを論理レベルを反転
させずに拡大縮小切換回路2を通じてパターン記憶部3
に入力させると共に、選択回路11の選択出力データD
、ELを論理レベルを反転させずに拡大縮小切換回路1
5を通じて拡大縮小処理情fI P T ouアとして
送出させる。
この動作モードにおいて、第17図に示すように、2×
2画素でなるパターンPTRN1を所定位置に表示して
なる画像を表す2値画像入方情報PT1Nが繰り返し到
来すると、これが拡大縮小切換回路2をそのまま通過し
てパターン記憶部3に入力される。パターン記憶部3は
2値画像入カ情報PT、Hのうち9ライン分の画像デー
タを画素クロックのタイミングで1画素ずつ更新しなが
ら一時記憶して行く。
パターン記憶部3の垂直方向に並んでいる画素のデータ
は、−斉に出力画像情報P T、、〜PT、9として切
出し部4に送出され、か(して9X9画素の広さをもち
、かつ画素クロックと同期して走査ラインに沿って移動
する窓として機能する局所矩形領域ER部分の画像デー
タが切り出されて切出し部4から局所画像データPT、
として1画素〜4画素拡大縮小用テンプレート回路6〜
9と、原画像データ抽出回路10とに送出される。
このとき1画素、2画素、3画素、4画素拡大縮小用テ
ンプレート回路6.7.8.9は、パターンP’1RN
1を構成する4つの画素についてそれぞれ第6図、第9
図、第12図、第15図についてそれぞれ上述したよう
にしてデータ付加出力を形成し、これら4つの画素につ
いてのデータ付加出力の論理和をそれぞれデータ付加出
力DAI、1、DAD2、DAD3、DAD4 として
送出する。
ここで各データ付加出力DAI、1..DAD2、DA
Il、DAD4の内容は、到来したパターンPTRN1
を構成する4つの画素位置について得られた付加デ−夕
を互いに位置をずらしながら重畳したパターンを形成す
る。
その結果1画素拡大縮小用テンプレート回路6から、第
18図に示すように、4画素のパターンPTRN1を1
画素分だけ外側に拡げてなるデータ付加出力DADIを
得ることができる。また2画素拡大縮小用テンプレート
回路7から第19図に示すように、4画素のパターンP
TRN1を2画素分だけ外側に拡げてなるデータ付加出
力DAD2を得ることができる。さらに3画素拡大縮小
用テンプレート回路8から、第20図に示すように、パ
ターンPTRN1を3画素分だけ外側に拡げてなるデー
タ付加出力D ADIを得ることができる。
さらに4画素拡大縮小用テンプレート回路9から、第2
1図に示すように、4画素のパターンPTRN1を4画
素分だけ外側に拡げてなるデータ付加出力D AD4を
得ることができる。
なお第17図のパターンPTRN1の場合、1画素拡大
縮小用テンプレート回路6から得られるデータ付加出力
DADl と2画素拡大縮小用テンプレート回路7から
得られるデータ付加出力DAf12は、4個の画素につ
いての付加データ(第9図)が互いに重畳されることに
より、論理「0」のデータをもつ画素を含まないような
画像出力を得る。
データ付加出力DADl−DA!、4は、選択回路11
において、コントロール部12の選択制御信号C0NT
lに応じて選択されて、選択出力データD、Lとして送
出される。
その結果1画素拡大モードが選択された場合には、原画
像信号OR3及びデータ付加出力DAD1(第18図)
が直接選択出力データD StLとして送出され、かく
して拡大縮小出力情報PTourはパターンPTRN1
の周縁を1画素だけ太らせてなるパターンを表す画像デ
ータとなる。
また2画素拡大モードでは、原画像信号OR3゜データ
付加出力DAI11  (第18図)及びDAot  
(第19図)の論理和として、実質上データ付加出力D
AD’tと同じ選択出力データD StLが送出され、
かくして拡大縮小出力情tlPToutとしてパターン
PTRN1の周縁を2画素だけ太らせたパターンを表す
画像データが送出される。
さらに3画素拡大モードにおいては、原画像信号OR5
、データ付加出力DAD+  (第18図)、DADZ
  (第19図)、DAD、(第20図)の論理和とし
て互いに重ね合わせた同様の画像データが得られ、その
結果実質上データ付加出力DAIl13の外周縁部をも
ちかつ内部を画像データDAD+及びD Ao2の論理
「1」レベルのデータで埋め込んだと同様の画像データ
が選択出力データDSELとして送出され、か(して拡
大縮小出力情報PToutとしてパターンPTRN1を
3画素分だけ外側に太らせてなる画像データを送出し得
る。
さらに4画素拡大モードにおいて、原画像信号OR5,
データ付加出力DAo+ 、DADZ 、DAos、[
)ao4の論理和として、各データを重ね合わせたと同
様の画像データが得られ、かくして実質上データ付加出
力I)tnaの外周形状をもちかつその内部をデータ付
加出力DAIII 、DAfl2 、DAfl:+の論
理「1」データで埋め込んでなる画像データを選択出力
データD、!Lとして送出し、か(して拡大縮小出力情
報PT、uアとしてパターンPTRN1を4画素分だけ
外側に太らせてなる画像データを送出し得る。
これに対して2値画像入力情幸[iPT’++iを細ら
せる縮小モードで動作させる場合には、コントロール部
12の切換制御信号C0NT2を用いて、拡大縮小切換
回路2及び15を縮小側切換端す側に切り換えると共に
、その結果選択回路11から得られる選択出力データD
 [Lの論理レベルを拡大縮小切換回路15において反
転して拡大縮小出力情報PToutとして送出する。
例えば第22図(A)に示すように、2個画像入力情報
PT1.とじて、6×6画素のパターンPTRN2が入
力された場合を考えると、この2個画像入力情報PTI
Nは拡大縮小切換回路2において論理レベルが反転され
ることによって、第22図(B)に示すように、パター
ンPTRN2の論理レベルが「0」レベルに変換される
このパターンについて、切出し部4(第1図)における
切出し処理をした後、得られる局所画像データP T 
+について1画素、2画素1.3画素、4画素拡大縮小
用テンプレート回路6.7.8.9において上述の場合
と全く同様の処理がなされる。この処理は、拡大処理に
ついて上述したように、論理「1」レベルの画素データ
について、その縁部を外側に拡げるような処理をするこ
とを原理としているが、現在処理しようとしているパタ
ーンPTRN2は論理レベルが反転されているために、
その外周縁は論理「1」レベルの画素で囲まれている。
そこで、この周囲の論理「1」レベルの画素について、
これを外側に(すなわち論理「0」レベルの領域の方に
)太らせるような処理をすれば、結果的に、第22図(
C)に示すように、パターンPTRN2の外縁を内側に
縮小させたと同様の結果を得ることができる。
なお第22図(C)の場合、原画像データ抽出回路10
の出力OR3と、1画素拡大縮小用テンプレート回路6
のデータ付加出力DAD+を用いて1画素だけデータを
付加させる処理をしたものとする。
かかる処理を受けたデータ付加出力DADI は、選択
回路11を介して選択出力データD 3ELとして拡大
縮小切換回路15に与えられるが、この縮小モードにお
いては、拡大縮小切換回路15がデータの論理レベルを
反転させる動作をするので、結局第22図(D)に示す
ように2値画像入力情報PTINに含まれていたパター
ンPTRN2の縁部を内側に1画素分だけ細らせたパタ
ーンPTRN3が拡大縮小出力情報PTOUTとして得
られることになる。
上述のように第1図のパターン変更装置1によれば、パ
ターンを必要に応じて太らせ、又は細らせた拡大縮小出
力情報P T ou丁を得ることができる。
かくするにつき2値画像入力情報PT、、を所定の大き
さの処理画像領域に切り出して、その中に判別有効領域
を有する1画素、2画素、3画素、4画素拡大縮小用テ
ンプレート回路を原画像を用いてパターンの縁部を外側
に拡げる処理をするようにしたことにより、ハード的な
手段によって、短時間の間に拡大縮小処理をなし得るパ
ターン変更装置を得ることができる。
なお上述においては、1画素〜4画素拡大縮小用テンプ
レート回路6〜9として、論理「1」レベルの画素デー
タについて、その外縁を外側に拡げるような処理をする
ようにした場合について述べたが、これに代え、論理「
0」レベルについて外側に拡げるような処理をするよう
にしても良い。
その場合、各テンプレート回路6.7.8.9は、パタ
ーン判別データLDATAの割り当てられた画素のいず
れか1つが論理「0」のとき「0」を出力するようなア
ンドゲートで構成される。
また上記テンプレート回路6.7.8.9はP−ROM
やPAL等で同様のロジックを組むことが可能である。
また、上述の実施例では等方的な4画素までの拡大縮小
処理をなし得る場合とした例について述べたが、拡大縮
小量や拡大縮小処理後に得られるパターンの形状は、必
要に応じて変更することが容易である。この場合には、
パターン記憶部3、切り出し部4の画像処理領域を広げ
たり、テンプレート回路の形状を変更したり、テンプレ
ート回路を追加したりし、それに応じて選択回路11を
変更すれば、個々のパターンに対する任意の拡大縮小処
理を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、拡大縮小すべきパターン
を表すデータを、所定の画素位置にパターン判別データ
LDATAが割り当てられた判別有効領域をもつテンプ
レート回路によって、拡大又は縮小すべき画素を判定し
、当該判定結果に応じて拡大、又は縮小処理を実行する
ようにしたことにより、簡易な構成によって、短時間の
間にパターンの幅の処理をし得るパターン変更装置を容
易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパターン変更装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は切出し部の切出し動作の説明に
供する路線図、第3図は第2図の切出し動作によって得
られる局所画像データを表す路線図、第4図及び第5図
は1画素拡大縮小用テンプレート回路6の判別有効領域
の構成を示す路線図、第6図はその結果得られるデータ
付加出力DADIを示す路線図、第7図及び第8図は2
画素拡大縮小用テンプレート回路70判別有効領域の構
成を示す路線図、第9図はその処理によって得られるデ
ータ付加出力DADZを示す路線図、第10図及び第1
1図は3画素拡大縮小用テンプレート回路8の判別有効
領域の構成を示す路線図、第12図はその処理によって
得られるデータ付加出力[)Aoiを示す路線図、第1
3図及び第14図は4画素拡大縮小用テンプレート回路
9の判別を動領域の構成を示す路線図、第15図はその
処理によって得られるデータ付加出力DAD4を示す路
線図、第16図は第1図の拡大縮小切換回路2.15の
詳細構成を示す接続図、第17図は2値画像入力情報P
T、、4として入力されるパターンの一例を示す路線図
、第18図〜第21図は第17図のパターンを1画素〜
4画素分だけ拡大処理した結果得られるパターンの説明
に供する路線図、第22図は6×6画素のパターンを1
画素分だけ縮小処理した場合のパターンの説明に供する
路線図である。 l・・・・・・パターン変更装置、2.15・・・・・
・拡大縮小切換回路、3・・・・・・パターン記憶部、
4・・・・・・切出し部、6〜9・・・・・・1画素〜
4画素拡大縮小用テンプレート回路、10・・・原画像
データ抽出回路、11・・・・・・選択回路、12・−
・・・・コントロール部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)変更処理すべきパターンを2値論理レベルで表し
    てなる2値画像入力情報を、所定の大きさの処理画像領
    域に切り出す面像データ切出し手段と、上記画像データ
    切出し手段によつて切り出された画像データに含まれる
    画素の論理レベルの分布形状が、所定の分布形状をもつ
    ているとき、所定の画素位置に所定の論理レベルの付加
    データを付加するテンプレート手段と を具え、上記パターンを表す画像データに上記付加デー
    タを合成することによつて、当該パターンを変更するこ
    とを特徴とするパターン変更装置(2)変更処理すべき
    パターンを2値論理レベルで表してなる2値画像入力情
    報を受け、当該2値画像入力情報の論理レベルを反転又
    は非反転処理して第1の2値画像情報として送出する第
    1の処理モード切換手段と、 上記第1の処理モード切換手段の出力端に得られる上記
    第1の2値画像情報を、所定の大きさの処理画像領域に
    切り出す画像データ切出し手段と、上記画像データ切出
    し手段によつて切り出された画像データに含まれる画素
    の論理レベルの分布形状が、所定の分布形状をもつてい
    るとき、所定の画素位置に所定の論理レベルの付加デー
    タを付加して第2の2値画像情報として送出するテンプ
    レート手段と、 上記テンプレート手段の出力端に得られる上記第2の2
    値画像情報を受け、上記第1の処理モード切換手段と連
    動動作しながら当該第2の2値画像情報の論理レベルを
    反転又は非反転処理して出力情報として送出する第2の
    処理モード切換手段と を具え、上記第1及び第2の処理モード切換手段を切換
    動作させることにより、上記2値画像入力情報によつて
    表されたパターンについて拡大又は縮小処理を選択して
    上記出力情報を得ることを特徴とするパターン変更装置
    。 (3)上記テンプレート手段はパターン変更量に対応し
    て上記分布形状が互いに異なる複数のテンプレート回路
    を有し、上記複数のテンプレート回路からそれぞれ得ら
    れる上記第2の2値画像情報を選択して合成することに
    よつてパターン変更量が異なる上記出力情報を得るよう
    にしてなる特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれか
    に記載のパターン変更装置。
JP61010675A 1986-01-20 1986-01-20 パタ−ン変更装置 Pending JPS62168270A (ja)

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JP61010675A JPS62168270A (ja) 1986-01-20 1986-01-20 パタ−ン変更装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5586196A (en) * 1991-04-24 1996-12-17 Michael Sussman Digital document magnifier
JP2009229555A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Advanced Mask Inspection Technology Kk 補正パターン画像生成装置、パターン検査装置および補正パターン画像生成方法
JP2011071552A (ja) * 2003-07-03 2011-04-07 Kla-Tencor Corp デザイナ・インテント・データを使用するウェハとレチクルの検査の方法およびシステム

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