JPH07254979A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH07254979A
JPH07254979A JP6044189A JP4418994A JPH07254979A JP H07254979 A JPH07254979 A JP H07254979A JP 6044189 A JP6044189 A JP 6044189A JP 4418994 A JP4418994 A JP 4418994A JP H07254979 A JPH07254979 A JP H07254979A
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JP
Japan
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area
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screen
main scanning
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JP6044189A
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English (en)
Inventor
Kazukuni Kitagaki
垣 和 邦 北
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/404,568 priority patent/US5727094A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/14Display of multiple viewports

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Generation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない回路で矩形領域の内部か外部かを判定
することのできる画像処理方法を提供する。 【構成】 ラスタスキャン用の第1及び第2のカウンタ
の計数値に基づいて矩形領域の内部か外部かを判断する
に当たり、画面全体を、画面の外周と副走査方向に離隔
した矩形領域の各辺より延長延長した直線とで囲まれた
領域に分割すると共に、各領域に状態を割当て、現在の
走査位置に応じて状態遷移を行うもので、主走査方向の
両端が画面の両端と一致する領域では第2のカウンタの
計数値により遷移すべき状態を判断し、主走査方向の終
端が画面の端と一致しない領域では第1のカウンタの計
数値により遷移すべき状態を判断し、主走査方向の終端
が画面の端と一致し、かつ、主走査方向の始端が画面の
端と一致しない領域では第2のカウンタの計数値によっ
て遷移すべき状態を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元の数値データに
よって位置付けされた画像を処理する画像処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業分野、民生分野等、さまざま
な分野で画像処理が行われている。これらの画像処理に
は、矩形領域の内部と外部とで異なる処理をするものが
ある。この場合、ラスタスキャンしながらの処理が頻繁
に用いられる。また、このような処理では、現在の位置
が矩形領域の内部か外部かを判定する必要である。
【0003】以下、矩形領域の内部か外部かを判定する
従来の方法を以下に説明する。先ず、簡単な例として、
図7に示すように、画面20を2つの領域に分割した場合
について説明する。すなわち、図7において、矩形領域
21の左上隅の座標を(x0 ,y0 )、右下隅の座標を
(x1 ,y1 )とする。また、現在の走査位置を(x,
y)とする。現在の走査位置(x,y)は、走査する画
素毎にインクリメントされ、画面の右端の画素でリセッ
トされるx方向カウンタと、走査する画面の右端の画素
毎にインクリメントされ、画面の下端における右端の画
素でリセットされるy方向カウンタとで計算される。こ
れら2個のカウンタをラスタスキャン用カウンタと称す
る。
【0004】いま、矩形領域の内部と外部とで二つの処
理状態(以下、単に状態という)を割当てる。そして、
矩形の内部を状態1、矩形の外部を状態2とする。初期
状態を状態2とし、図8に示すように状態遷移を行う。
【0005】すなわち、状態2ではx0 <x,x≦
1 ,y0 <y,y≦y1 のすべての条件が成立すれば
状態1に遷移し、成立しなければ状態2にとどまる。状
態1ではx>x1 になれば状態2に遷移し、それ以外で
は状態1にとどまる。この方式では一度に比較する条件
式が4式あるので、ラスタスキャン用カウンタの値と矩
形領域の座標x0 ,x1 あるいはy0 ,y1 とを比較す
る比較器が4個必要になる。
【0006】次に、矩形領域が複数ある場合の例につい
て説明する。図9に示すように重なり合いのない二つの
矩形領域21,22がある例を考える。第1の矩形領域21の
左上隅の座標を(x0 ,y0 )、右下隅の座標を
(x1 ,y1 )とし、第2の矩形領域の左上隅の座標を
(x2 ,y2 )、右下隅の座標を(x3 ,y3 )とす
る。そして、図示した如く、第1の矩形領域21の内部を
状態2、第2の矩形領域22の内部を状態3、それ以外の
領域を状態1とすると、この場合には、図10に示すよう
に遷移する。
【0007】すなわち、状態1においてはx0 <x,x
≦x1 ,y0 <y,y≦y1 の条件が成立すれば状態2
へ遷移し、x2 <x,x≦x3 ,y2 <y,y≦y3
条件が成立すれば状態3へ遷移し、それ以外では状態1
にとどまる。状態2ではx>x1 が成立すれば、状態1
へ遷移し、それ以外では状態2にとどまる。状態3では
x>x3 が成立すれば状態1へ遷移し、それ以外では状
態3にとどまる。この方式では一度に比較する条件式が
8式あるので、比較器は8個必要である。
【0008】次に、図11に示すような矩形領域が入れ子
になった場合を考える。第1の矩形領域21の左上隅の座
標を(x0 ,y0 )、右下隅の座標を(x1 ,y1 )と
し、第2の矩形領域22の左上隅の座標を(x2
2 )、右下隅の座標を(x3 ,y3 )とする。そし
て、図示した如く、第1の矩形領域21の内部で、第2の
矩形領域22の外部を状態2、第2の矩形領域22の内部を
状態3、それ以外を状態1とする。初期状態を状態1と
すると、図12に示すように状態が遷移する。
【0009】すなわち、状態1では、x0 <x,x≦x
1 ,y0 <y,y≦y1 の条件が成立すれば状態2へ遷
移し、それ以外では状態1にとどまる。状態2ではx>
1が成立すれば状態1へ遷移し、x2 <x,x≦
3 ,y2 <y,y≦y3 の条件が成立すれば状態3へ
遷移し、それ以外では状態2にとどまる。状態3ではx
>x3 が成立すれば状態2へ遷移し、それ以外では状態
3にとどまる。この方式では一度に比較する条件式が4
式あるので、比較器は4個必要である。
【0010】このように、従来の方法では現在の位置を
計算するラスタスキャン用のカウンタの値と、矩形領域
の境界座標とを比較する比較器が少なくとも4個必要で
あり、矩形領域が3個以上になればそれに応じた数の比
較器を必要とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、矩形
領域の外部と内部とで状態を分けて、その間で状態遷移
をしながら、矩形の内部か外部かの判定をする従来の方
法では、現在の位置と、矩形領域の境界座標とを比較す
る比較器が少なくとも4個必要で、矩形領域が増える
と、その数に応じて比較器の数も増やさなければならな
かった。
【0012】比較器は回路規模が大きく、多数の比較器
を必要とすることは、システム全体の規模が多大になる
という問題があった。
【0013】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、少ない回路で矩形領域の内部か外部かを
判定することのできる画像処理方法を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】順次走査においては、主
走査方向が横で、副走査方向が縦である場合が圧倒的に
多い。しかし、主走査方向が縦で、副走査方向が横であ
る場合も有り得る。本願発明は、順次走査される画素毎
にインクリメントされ、主走査方向の終端画素でリセッ
トされる第1のカウンタの計数値と、主走査方向の終端
画素毎にインリメントされ、副走査方向の終端における
主走査方向の終端画素でリセットされる第2のカウンタ
の計数値を用いる一方、画面全体を、画面の外周と副走
査方向に離隔した矩形領域の各辺の延長線とで囲まれた
領域に分割すると共に、各領域に状態を割当てて、現在
の走査位置に応じて次の判断を行う。
【0015】主走査方向の両端が画面の両端と一致する
領域では、第2のカウンタの計数値が、当該領域の副走
査方向の終端の座標を越えたとき、主走査方向の始端が
画面の端に一致し、かつ、当該領域から見て副走査方向
に隣接する領域の状態に遷移し、主走査方向の終端が画
面の端と一致しない領域では、第1のカウンタの計数値
が当該領域の主走査方向の終端の座標を越えたとき、当
該領域から見て主走査方向に隣接する領域の状態に遷移
し、主走査方向の終端が画面の端と一致し、かつ、主走
査方向の始端が画面の端と一致しない領域では、前記第
1のカウンタの計数値が当該領域の主走査方向の終端の
座標を越え、かつ、前記第2のカウンタの計数値が当該
領域の副走査方向の終端の座標を越えないとき、当該領
域と副走査方向に並び、主走査方向の始端が画面の端と
一致する領域に遷移し、前記第1のカウンタの計数値が
当該領域の主走査方向の終端の座標を越え、かつ、前記
第2のカウンタの計数値が当該領域の副走査方向の終端
の座標を越えたとき、主走査方向の始端が画面の端に一
致し、かつ、副走査方向で見て当該領域の次に走査する
領域の状態に遷移する。
【0016】
【作用】順次走査においては、画面の端であるかどうか
の判定をラスタスキャン用カウンタで行うため、終端の
座標を越えたか否かを判定するための比較器を用いる必
要がない。この発明においては、現在の位置と、各領域
の境界座標とを比較するだけで済むため、比較器は1個
で済み、これによって回路規模を大幅に削減することが
できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によって詳
細に説明する。図1は本発明を適用する最も簡単な例と
して画面20を2つの領域に分割した場合を示したもの
で、矩形領域21の左上隅の座標を(x0 ,y0 )、右下
隅の座標を(x1 ,y1 )とする。ここで、矩形領域21
の上辺から、その左右に延長して仮想の直線A,Bを引
き、下辺から、その左右に延長して仮想の直線C,Dを
引く。これによって画面は5個の領域に分割される。こ
れら分割された領域に処理の状態を割付ける。そして、
矩形領域21の上辺より上の領域に状態1を、矩形領域21
の左の領域に状態2を、矩形領域21の内部に状態3を、
矩形領域21の右の領域に状態4を、矩形領域21の下の領
域に状態5をそれぞれ割当てる。そして、状態1を初期
状態として、図1に示すように状態遷移を行う。
【0018】すなわち、状態1ではy0 <yの条件が成
立すれば状態2に遷移し、成立しなければ状態1にとど
まる。状態2では、x>x0 になれば状態3に遷移し、
それ以外では状態2にとどまる。状態3では、x>x1
となれば状態4に遷移し、それ以外では状態3にとどま
る。状態4では、画面の右端でかつ、y1 <yの条件が
成立したら状態5に遷移し、画面の右端でかつy1 ≧y
の条件が成立すれば状態2に遷移し、いずれも成立しな
ければ状態4にとどまる。状態5では画面の下端であれ
ば状態1に遷移し、それ以外では状態5にとどまる。以
上の判定から状態3を、矩形領域21の内部とし、これ
以外の状態を、矩形領域21の外部とする。
【0019】この実施例によれば、一度に比較する条件
式は一つだけなので、比較器は1個で済む。なお、画面
の端の判定はラスタスキャン用カウンタで行うため、回
路の重複にはならない。
【0020】次に、図3は画面20中に複数の矩形が存在
する例として2個の矩形が存在する場合を示したもの
で、その状態遷移図を図4に示す。
【0021】ここでは、第1の矩形領域21の左上隅の座
標を(x0 ,y0 )、右下隅の座標を(x1 ,y1 )と
する。また、第2の矩形領域22の左上隅の座標を
(x2 ,y2 )、右下隅の座標を(x3 ,y3 )とす
る。そして、この場合は、第1の矩形領域21の上辺か
ら、その左右に延長して仮想の直線A,Bを引き、下辺
から、その左右に延長して仮想の直線C,Dを引く。ま
た、第2の矩形領域の上辺から、その左右に延長して仮
想の直線E,Fを引き、下辺から、その左右に延長して
仮想の直線G,Hを引く。これによって画面は9個の領
域に分割される。これら分割された領域にそれぞれ処理
の状態を割付ける。そして、第1の矩形領域21の上辺よ
りも上の領域に状態1を、この矩形領域21の左の領域に
状態2を、この矩形領域21の内部に状態3を、この矩形
領域21の右の領域に状態4を、この矩形領域21の下の領
域に状態5をそれぞれ割当てる。また、第2の矩形領域
22の左の領域に状態6を、この矩形領域22の内部に状態
7を、この矩形領域22の右の領域に状態8を、この矩形
領域22の下の領域に状態9をそれぞれ割当てる。
【0022】いま、状態1を初期状態とし、図4に示す
ように、状態遷移を行う。状態1では、y0 <yの条件
が成立したら状態2に遷移し、成立しなければ状態1に
とどまる。状態2では、x>x0 となったら状態3に遷
移し、それ以外では状態2にとどまる。状態3では、x
>x1 となったら状態4に遷移し、それ以外では状態3
にとどまる。状態4では、画面の右端で、かつ、y1
yの条件が成立すれば状態2に遷移し、画面の右端で、
かつ、y1 <yの条件が成立したら状態5に遷移し、い
ずれも成立しなければ状態4にとどまる。状態5では、
2 <yの条件が成立すれば状態6に遷移し、成立しな
ければ状態5にとどまる。状態6では、x>x2 となれ
ば状態7に遷移し、それ以外では状態6にとどまる。状
態7では、x>x3 となれば状態8に遷移し、それ以外
では状態7にとどまる。状態8では、画面の右端で、か
つ、y3 ≧yの条件が成立すれば状態6に遷移し、画面
の右端で、かつ、y3 <yの条件が成立すれば状態9に
遷移し、いずれも成立しなければ状態8にとどまる。状
態9では画面の下端ならば状態1に遷移し、それ以外で
は状態9にとどまる。以上の判定から状態3を、矩形領
域21の内部とし、状態7を矩形領域22の内部とし、
これら以外の状態を矩形領域の外部とする。
【0023】この実施例においても、一度に比較する条
件式は一つだけなので、比較器は1個で済む。なお、画
面の端の判定はラスタスキャン用カウンタで行うため、
回路の重複にはならない。
【0024】次に、図5は画面20中に矩形領域が入子に
なった場合を示したもので、その状態遷移図を図6に示
す。この例では第1の矩形領域21の中に第2の矩形領域
22が含まれている。そして、第1の矩形領域21の左上隅
の座標を(x0 ,y0 )、右下隅の座標を(x1
1 )とする。また、第2の矩形領域22の左上隅の座標
を(x2 ,y2 )、右下隅の座標を(x3 ,y3 )とす
る。ここで、第1の矩形領域21の上辺から、その左右に
延長して仮想の直線A,Bを引き、下辺から、その左右
に延長して仮想の直線C,Dを引く。また、第2の矩形
領域の上辺から、その左右に延長して仮想の直線E,F
を引き、下辺から、その左右に延長して仮想の直線G,
Hを引く。これによって画面は13個の領域に分割され
る。これら分割された領域に処理の状態を割付ける。そ
して、第1の矩形領域21の上辺より上の領域に状態1
を、この矩形領域21の左の領域に状態2を、第1の矩形
領域21の内部で第2の矩形領域22の上辺より上の領域を
状態3、第1の矩形領域21の右の領域で、かつ、第2の
矩形領域22の上辺より上の領域を状態4、第1の矩形領
域の左で、かつ、第2の矩形領域22の上辺と下辺との間
の領域を状態5、第1の矩形領域21の内部で、第2の矩
形領域22の左の領域を状態6、第2の矩形領域22の内部
を状態7、第1の矩形領域21の内部で第2の矩形領域22
の右の領域を状態8、第1の矩形領域21の右の領域で、
かつ、第2の矩形領域22の上辺と下辺の間の領域を状態
9、第1の矩形領域21の左で、かつ、第2の矩形領域22
の下辺より下の領域を状態10、第1の矩形領域21の内部
で第2の矩形領域22の下辺より下の領域を状態11、第1
の矩形領域21の右の領域を状態12、第1の矩形領域21の
下の領域を状態13として割当てる。この場合には、領域
1を初期状態として、図6に示すように状態遷移を行
う。
【0025】すなわち、状態1では、y0 <yの条件が
成立したら状態2に遷移し、成立しなければ状態1にと
どまる。状態2では、x>x0 となったら状態3に遷移
し、それ以外では状態2にとどまる。状態3では、x>
1 となったら状態4に遷移し、それ以外では状態3に
とどまる。状態4では、画面の右端で、かつ、y2 ≧y
の条件が成立すれば状態2に遷移し、画面の右端で、か
つ、y2 <yの条件が成立したら状態5に遷移し、いず
れも成立しなければ状態4にとどまる。状態5では、x
>x0 となったら状態6に遷移し、それ以外では状態5
にとどまる。状態6では、x>x2 となったら状態7に
遷移し、それ以外では状態6にとどまる。状態7では、
x>x3 となったら状態8に遷移し、それ以外では状態
7にとどまる。状態8では、x>x1 となったら状態9
に遷移し、それ以外では状態8にとどまる。状態9で
は、画面の右端で、かつ、y3 ≧yの条件が成立すれば
状態5に遷移し、画面の右端で、かつ、y3 <yの条件
が成立したら状態10に遷移し、いずれも成立しなければ
状態9にとどまる。状態10では、x>x0 となったら状
態11に遷移し、それ以外では状態10にとどまる。状態11
では、x>x1 となったら状態12に遷移し、それ以外で
は状態11にとどまる。状態12では、画面の右端で、か
つ、y1 <yの条件が成立したら状態13に遷移し、画面
の右端で、かつ、y1 ≧yの条件が成立すれば状態10に
遷移し、いずれも成立しなければ状態12にとどまる。状
態13では画面の下端ならば状態1に遷移し、それ以外で
は状態13にとどまる。以上の判定から状態3,6,8,
11を矩形領域21の内部で、かつ、矩形領域22の外
部とし、状態7を矩形領域22の内部とし、これ以外の
状態を矩形領域21の外部とする。
【0026】この実施例でも、一度に比較する条件式は
一つだけなので、比較器は1個で済む。なお、画面の端
の判定はラスタスキャン用カウンタで行うため、回路の
重複にはならない。
【0027】なお上記実施例では、いずれも、主走査方
向が横で、副走査方向が縦である場合について説明した
が、本発明はこれに適用を限定されるものではなく、主
走査方向が縦で、副走査方向が横である場合も適用可能
である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、従
来の画像処理方式では、矩形領域が一つの場合でも、ラ
スタスキャン用カウンタにより画面の端を判定する回路
のほかに、4個の比較器が必要で、重なりのない矩形領
域が複数になれば矩形領域の数の4倍の比較器が必要に
なるが、本発明においては、矩形領域の数、位置に関わ
りなく、ラスタスキャン用カウンタのほかに一つの比較
器を設けるだけで済むため、少ない回路規模によって幅
広い画像処理に対応できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理方法の第1実施例の画面
分割例を示した説明図。
【図2】図1の画面分割例に対応する状態遷移図。
【図3】本発明に係る画像処理方法の第2実施例の画面
分割例を示した説明図。
【図4】図3の画面分割例に対応する状態遷移図。
【図5】本発明に係る画像処理方法の第3実施例の画面
分割例を示した説明図。
【図6】図5の画面分割例に対応する状態遷移図。
【図7】従来の画像処理方法を説明するために、一つの
画面分割例を示した図。
【図8】図7の画面分割例に対応する状態遷移図。
【図9】従来の画像処理方法を説明するために、他の画
面分割例を示した図。
【図10】図9の画面分割例に対応する状態遷移図。
【図11】従来の画像処理方法を説明するために、もう
一つ他の画面分割例を示した図。
【図12】図11の画面分割例に対応する状態遷移図。
【符号の説明】
1〜12 状態 20 画面 21,22 矩形領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順次走査が行われる画素毎にインクリメン
    トされ、主走査方向の終端画素でリセットされる第1の
    カウンタ、及び、主走査方向の終端画素毎にインリメン
    トされ、副走査方向の終端における主走査方向の終端画
    素でリセットされる第2のカウンタの各計数値によって
    位置付けされる画素データを処理するに当たり、画面上
    に設定された一つ又は複数の矩形領域の内部と外部とで
    互いに異なる処理を行う画像処理方法において、 画面全体を、画面の外周と副走査方向に離隔した前記矩
    形領域の各辺の延長線とで囲まれた領域に分割し、か
    つ、前記矩形領域を含めた各領域にそれぞれ処理の状態
    を割り当て、 前記領域のうち、主走査方向の両端が画面の両端と一致
    する領域では、前記第2のカウンタの計数値が、当該領
    域の副走査方向の終端の座標を越えたとき、主走査方向
    の始端が画面の端に一致し、かつ、当該領域から見て副
    走査方向に隣接する領域の状態に遷移し、 前記領域のうち、主走査方向の終端が画面の端と一致し
    ない領域では、前記第1のカウンタの計数値が当該領域
    の主走査方向の終端の座標を越えたとき、当該領域から
    見て主走査方向に隣接する領域の状態に遷移し、 前記領域のうち、主走査方向の終端が画面の端と一致
    し、かつ、主走査方向の始端が画面の端と一致しない領
    域では、前記第1のカウンタの計数値が当該領域の主走
    査方向の終端の座標を越え、かつ、前記第2のカウンタ
    の計数値が当該領域の副走査方向の終端の座標を越えな
    いとき、当該領域と副走査方向に並び、主走査方向の始
    端が画面の端と一致する領域に遷移し、前記第1のカウ
    ンタの計数値が当該領域の主走査方向の終端の座標を越
    え、かつ、前記第2のカウンタの計数値が当該領域の副
    走査方向の終端の座標を越えたとき、主走査方向の始端
    が画面の端に一致し、かつ、副走査方向で見て当該領域
    の次に走査する領域の状態に遷移する、 ことを特徴とする画像処理方法。
JP6044189A 1994-03-15 1994-03-15 画像処理方法 Pending JPH07254979A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6044189A JPH07254979A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 画像処理方法
US08/404,568 US5727094A (en) 1994-03-15 1995-03-15 Method and system for processing images capable of transition of a plurality of states for display

Applications Claiming Priority (1)

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JP6044189A JPH07254979A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 画像処理方法

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ID=12684632

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JP6044189A Pending JPH07254979A (ja) 1994-03-15 1994-03-15 画像処理方法

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