JPH06131452A - 画像データの位置歪み補正方法 - Google Patents
画像データの位置歪み補正方法Info
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- JPH06131452A JPH06131452A JP3303936A JP30393691A JPH06131452A JP H06131452 A JPH06131452 A JP H06131452A JP 3303936 A JP3303936 A JP 3303936A JP 30393691 A JP30393691 A JP 30393691A JP H06131452 A JPH06131452 A JP H06131452A
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- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims abstract description 22
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕図面データの自動入力時などに生ずる位置歪み
を補正する画像データの位置歪み補正方法において、簡
易な構成のもとに4点補正が可能な方法を提供する。 〔構成〕補正対象のベクトル化画像データを囲む四角形
(その各頂点を「旧頂点」という)と位置歪み補正後の
画像データを囲む四角形(その各頂点を「新頂点」とい
う)とを定義し、まず、4個の旧頂点のうち任意の3個
を選択しそれぞれを最隣接の3個の新頂点に一致させる
ためのアフィン変換係数を算定しこれに基づき補正対象
の画像データに3点位置歪み補正を行う。次に、上記3
点位置歪み補正後の画像データを囲む四角形の各頂点の
うち新頂点と一致していない1個の頂点を最隣接の新頂
点に一致させるために必要な位置の補正量を算定し、こ
の補正量を3点位置歪み補正後の画像データの各要素に
その位置と上記1個の頂点との位置関係に応じて比例配
分することにより最終的な4点位置歪み補正を行う。
を補正する画像データの位置歪み補正方法において、簡
易な構成のもとに4点補正が可能な方法を提供する。 〔構成〕補正対象のベクトル化画像データを囲む四角形
(その各頂点を「旧頂点」という)と位置歪み補正後の
画像データを囲む四角形(その各頂点を「新頂点」とい
う)とを定義し、まず、4個の旧頂点のうち任意の3個
を選択しそれぞれを最隣接の3個の新頂点に一致させる
ためのアフィン変換係数を算定しこれに基づき補正対象
の画像データに3点位置歪み補正を行う。次に、上記3
点位置歪み補正後の画像データを囲む四角形の各頂点の
うち新頂点と一致していない1個の頂点を最隣接の新頂
点に一致させるために必要な位置の補正量を算定し、こ
の補正量を3点位置歪み補正後の画像データの各要素に
その位置と上記1個の頂点との位置関係に応じて比例配
分することにより最終的な4点位置歪み補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図面データの自動入力
装置などに利用される画像データの位置歪みを補正する
方法に関するものである。
装置などに利用される画像データの位置歪みを補正する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図面をイメージスキャナーなどで電子的
に走査し、得られた2値の画像データに対してベクトル
化処理と文字、記号等の図形要素の認識とを行う図面の
自動入力装置が知られている。このような自動入力装置
においては、図面の描かれている媒体( 例えば紙やマイ
ラー紙) の伸縮や、イメージスキャナの有限の解像度、
あるいは媒体の送り精度等に起因する図形データの微小
な位置誤差( 歪み) が自動入力された図面データ全体に
わたって生じる。
に走査し、得られた2値の画像データに対してベクトル
化処理と文字、記号等の図形要素の認識とを行う図面の
自動入力装置が知られている。このような自動入力装置
においては、図面の描かれている媒体( 例えば紙やマイ
ラー紙) の伸縮や、イメージスキャナの有限の解像度、
あるいは媒体の送り精度等に起因する図形データの微小
な位置誤差( 歪み) が自動入力された図面データ全体に
わたって生じる。
【0003】このような位置歪みを補正する方法として
は、例えば周知のアフィン変換による方法( 「エレクト
ロニクス技術集中基礎口座 ディジタル画像処理技術」
日本工業技術センター 昭和58年発行) や、立体幾何の
“点による投影" に基づく方法( 「数学ワンポイント双
書 立体幾何」 共立出版昭和54年発行) 、あるいは水
平もしくは垂直方向に存在する位置歪みをその位置歪み
の方向と直交する方向に段階的に補正する方法( 特開平
1-253796) などが知られている。
は、例えば周知のアフィン変換による方法( 「エレクト
ロニクス技術集中基礎口座 ディジタル画像処理技術」
日本工業技術センター 昭和58年発行) や、立体幾何の
“点による投影" に基づく方法( 「数学ワンポイント双
書 立体幾何」 共立出版昭和54年発行) 、あるいは水
平もしくは垂直方向に存在する位置歪みをその位置歪み
の方向と直交する方向に段階的に補正する方法( 特開平
1-253796) などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動入力された図面デ
ータの歪み補正を行う場合、図面の上下左右の四隅の点
( 例えば図面枠の4頂点) の位置を所定の位置に合致さ
せることが必要になる。しかしながら、上述した従来の
技術における第1の方法は基本的に3点位置歪み補正で
あるため、図面データの有する非線型な歪みの補正にお
いて第4の基準点の位置を正しく補正することは困難で
あるという問題がある。
ータの歪み補正を行う場合、図面の上下左右の四隅の点
( 例えば図面枠の4頂点) の位置を所定の位置に合致さ
せることが必要になる。しかしながら、上述した従来の
技術における第1の方法は基本的に3点位置歪み補正で
あるため、図面データの有する非線型な歪みの補正にお
いて第4の基準点の位置を正しく補正することは困難で
あるという問題がある。
【0005】また、従来の技術における第2の方法によ
れば4点位置歪み補正が可能である反面、その発生のメ
カニズムから図面サイズに比べて極めて微小な位置歪み
の補正に際し、投影のための基準点がその計算精度によ
っては無限遠点となり、補正が不可能になる場合があ
る。
れば4点位置歪み補正が可能である反面、その発生のメ
カニズムから図面サイズに比べて極めて微小な位置歪み
の補正に際し、投影のための基準点がその計算精度によ
っては無限遠点となり、補正が不可能になる場合があ
る。
【0006】更に、従来の技術における第3の方法は基
本的にラスタデータの位置歪みを補正する方法であり、
また自動入力後の図面枠の一辺が既に水平あるいは垂直
で、その長さが基準値に等しくかつ歪みの方向が上記の
基準となる図面枠に直交する方向に存在する場合にのみ
有効であるなどの制限がある。このため、自動入力後の
ような任意の方向に歪みを有する図面データに対する4
点補正には適用できないという問題がある。従って、本
発明の課題は、自動入力後のような任意の方向に位置歪
みを有する図面データに対し4点補正を行うことができ
る簡易な位置歪みの補正方法を提供することにある。
本的にラスタデータの位置歪みを補正する方法であり、
また自動入力後の図面枠の一辺が既に水平あるいは垂直
で、その長さが基準値に等しくかつ歪みの方向が上記の
基準となる図面枠に直交する方向に存在する場合にのみ
有効であるなどの制限がある。このため、自動入力後の
ような任意の方向に歪みを有する図面データに対する4
点補正には適用できないという問題がある。従って、本
発明の課題は、自動入力後のような任意の方向に位置歪
みを有する図面データに対し4点補正を行うことができ
る簡易な位置歪みの補正方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係わる
画像データの位置歪み補正方法は、位置歪み補正対象の
画像データにまず、アフィン変換による3点位置歪み補
正を施したのち、この3点位置歪み補正後の画像データ
を囲む四角形の4個の頂点のうち未補正の1個の頂点を
補正後の頂点に一致させるためにに必要な補正量を算定
しこの補正量を3点位置歪み補正後の各画素にその位置
と上記1個の頂点との位置関係に応じて比例配分するこ
とにより最終的な4点歪み補正を施すように構成されて
いる。
画像データの位置歪み補正方法は、位置歪み補正対象の
画像データにまず、アフィン変換による3点位置歪み補
正を施したのち、この3点位置歪み補正後の画像データ
を囲む四角形の4個の頂点のうち未補正の1個の頂点を
補正後の頂点に一致させるためにに必要な補正量を算定
しこの補正量を3点位置歪み補正後の各画素にその位置
と上記1個の頂点との位置関係に応じて比例配分するこ
とにより最終的な4点歪み補正を施すように構成されて
いる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例の処理内容を図3乃至図6
の概念図を参照しながら説明する。なお、各図におい
て、座標原点は各図の左下隅にあるものとする。
の概念図を参照しながら説明する。なお、各図におい
て、座標原点は各図の左下隅にあるものとする。
【0009】まず、図3に示すように、位置歪み補正対
象の画像データ、例えば自動入力直後の図面データを囲
む四角形(この例では長方形)abcdを定義する。こ
の四角形abcdは、イメージスキャナなどで読み取ら
れる図面に付加された図枠そのものであってもよいし、
そのような図枠を持たない図面データなどについては自
動入力後にその全体あるいは一部を囲むように設定した
仮想的なものであってもよい。説明の便宜上、以下で
は、四角形abcdを図枠とも称する。この四角形ab
cdは、自動入力に伴う種々の好ましくない現象に起因
して歪んでいる。この歪んだ四角形abcdの各頂点を
「旧頂点」と称する。
象の画像データ、例えば自動入力直後の図面データを囲
む四角形(この例では長方形)abcdを定義する。こ
の四角形abcdは、イメージスキャナなどで読み取ら
れる図面に付加された図枠そのものであってもよいし、
そのような図枠を持たない図面データなどについては自
動入力後にその全体あるいは一部を囲むように設定した
仮想的なものであってもよい。説明の便宜上、以下で
は、四角形abcdを図枠とも称する。この四角形ab
cdは、自動入力に伴う種々の好ましくない現象に起因
して歪んでいる。この歪んだ四角形abcdの各頂点を
「旧頂点」と称する。
【0010】次に、図3に示すように、位置歪み補正後
の画像データを囲む四角形ABCDを定義する。この四
角形ABCDは、仮に図面データが無歪みで自動入力さ
れたとした場合の理想的な図枠などに該当する。この四
角形ABCDの各頂点を「新頂点」と称する。上記新旧
各頂点の(X,Y)座標をそれぞれ、 a(Xa,Ya),b(Xb,Yb),c(Xc,Y
c),d(Xd,Yd) A(XA ,YA ),B(XB ,YB ),C(XC ,YC
),D(XD ,YD ) とする。
の画像データを囲む四角形ABCDを定義する。この四
角形ABCDは、仮に図面データが無歪みで自動入力さ
れたとした場合の理想的な図枠などに該当する。この四
角形ABCDの各頂点を「新頂点」と称する。上記新旧
各頂点の(X,Y)座標をそれぞれ、 a(Xa,Ya),b(Xb,Yb),c(Xc,Y
c),d(Xd,Yd) A(XA ,YA ),B(XB ,YB ),C(XC ,YC
),D(XD ,YD ) とする。
【0011】次に、4個の旧頂点a,b,c,dのうち
任意の3個を選択し、それぞれを最隣接の3個の新頂点
のそれぞれに一致させるために必要なアフィン変換係数
を算定する。この例では、図3に示すように、3個の旧
頂点a,b,dのそれぞれを最隣接の3個の新頂点A,
B,Dのそれぞれに一致させるものとする。すなわち、
任意の点についてアフィン変換前の座標を(X,Y),
アフィン変換後の座標を(X1 ,Y1 )とし、アフィン
変換係数をα01,α10,α00,β01,β10,β00とおけ
ば、 X1 =α01X+α10Y+α00 ・・・(1) Y1 =β01X+β10Y+β00 ・・・(2) の関係が成立する。(1),(2)式中に含まれる6個
のアフィン変換係数、すなわち6個の未知数は、任意の
3点(この例では3個の旧頂点a,b,d)について変
換前後の(X,Y)座標を各式に代入して6個の等式を
定義することにより決定できる。
任意の3個を選択し、それぞれを最隣接の3個の新頂点
のそれぞれに一致させるために必要なアフィン変換係数
を算定する。この例では、図3に示すように、3個の旧
頂点a,b,dのそれぞれを最隣接の3個の新頂点A,
B,Dのそれぞれに一致させるものとする。すなわち、
任意の点についてアフィン変換前の座標を(X,Y),
アフィン変換後の座標を(X1 ,Y1 )とし、アフィン
変換係数をα01,α10,α00,β01,β10,β00とおけ
ば、 X1 =α01X+α10Y+α00 ・・・(1) Y1 =β01X+β10Y+β00 ・・・(2) の関係が成立する。(1),(2)式中に含まれる6個
のアフィン変換係数、すなわち6個の未知数は、任意の
3点(この例では3個の旧頂点a,b,d)について変
換前後の(X,Y)座標を各式に代入して6個の等式を
定義することにより決定できる。
【0012】このようにして6個のアフィン変換係数を
決定したのち、このアフィン変換係数を用いて図枠ab
cd内の画像データの全ての要素の位置座標を新たな位
置座標に変換する。図3の例では、任意の要素の位置座
標(X,Y)を示す点P(X,Y)が補正後の位置座標
(X1 ,Y1 )を示す点P1 (X1 ,Y1 )に変換され
る。ここで、位置歪み補正対象のベクトル化された画像
データを構成する要素とは、始点と終点の位置座標で定
義される線分、中心点の位置座標と半径で定義される円
や円弧、頂点の位置座標で定義される多角形、あるいは
認識文字や記号の中心点の位置座標などである。
決定したのち、このアフィン変換係数を用いて図枠ab
cd内の画像データの全ての要素の位置座標を新たな位
置座標に変換する。図3の例では、任意の要素の位置座
標(X,Y)を示す点P(X,Y)が補正後の位置座標
(X1 ,Y1 )を示す点P1 (X1 ,Y1 )に変換され
る。ここで、位置歪み補正対象のベクトル化された画像
データを構成する要素とは、始点と終点の位置座標で定
義される線分、中心点の位置座標と半径で定義される円
や円弧、頂点の位置座標で定義される多角形、あるいは
認識文字や記号の中心点の位置座標などである。
【0013】上記アフィン変換による3点補正の結果、
図4に示すように、図枠の4個の旧頂点のうち3個は補
正後の図枠の最隣接の新頂点と一致するが、アフィン変
換後の1個の旧頂点C1 (XC 1 ,YC 1 )だけは最隣
接の新頂点C(XC ,YC )からずれたままになってい
る。そこで、このアフィン変換後の旧頂点C1 を新頂点
Cに一致させるために必要な位置の補正量、すなわち点
C1 とC間の距離を算定する。次に、算定済みの補正量
をアフィン変換後の各点と頂点C1 との位置関係に応じ
て比例配分することにより最終的な4点歪み補正を行
う。この4点歪み補正の結果、図4に例示するように、
アフィン変換後の点P1 (X1 ,Y1 )が点P
2 (X2 ,Y2 )に変換、すなわち移動せしめられる。
図4に示すように、図枠の4個の旧頂点のうち3個は補
正後の図枠の最隣接の新頂点と一致するが、アフィン変
換後の1個の旧頂点C1 (XC 1 ,YC 1 )だけは最隣
接の新頂点C(XC ,YC )からずれたままになってい
る。そこで、このアフィン変換後の旧頂点C1 を新頂点
Cに一致させるために必要な位置の補正量、すなわち点
C1 とC間の距離を算定する。次に、算定済みの補正量
をアフィン変換後の各点と頂点C1 との位置関係に応じ
て比例配分することにより最終的な4点歪み補正を行
う。この4点歪み補正の結果、図4に例示するように、
アフィン変換後の点P1 (X1 ,Y1 )が点P
2 (X2 ,Y2 )に変換、すなわち移動せしめられる。
【0014】上記補正量の比例配分による4点位置歪み
補正の具体的な一例を図5と図6を参照しながら説明す
る。この例では、まず、点C1 と新頂点C間の距離(補
正量)がそのX成分(ΔX)とY成分(ΔY)とに分解
される。そして、図5に示すように、まず、各点にΔX
を比例配分することによりX方向への4点歪み補正を行
い、続いて図5に示すように各点にΔYを比例配分する
ことによりY方向への4点位置歪み補正を行う。
補正の具体的な一例を図5と図6を参照しながら説明す
る。この例では、まず、点C1 と新頂点C間の距離(補
正量)がそのX成分(ΔX)とY成分(ΔY)とに分解
される。そして、図5に示すように、まず、各点にΔX
を比例配分することによりX方向への4点歪み補正を行
い、続いて図5に示すように各点にΔYを比例配分する
ことによりY方向への4点位置歪み補正を行う。
【0015】まず、図4を参照しながら補正量ΔXを各
点に比例配分する方法について説明する。まず、アフィ
ン変換による3点位置歪み補正後の図枠ABC1 Dで囲
まれる領域を台形AEC1 Dで囲まれる第1の領域と、
直角三角形C1 EBで囲まれる第2の領域とに2分割す
る。第1の領域については、直角三角形DC1 C2 に着
目し、その斜辺上でY座標としてY1 を有する点Fに比
例配分すべき補正量のX成分、すなわち線分FGの長さ
αを次式のように定める。 α=〔L(DG)/L(DC2 )〕ΔX ・・・(3) なお、ΔXは点C1 に対する補正量のX成分、すなわち
線分C1 C2 の長さである。また、L(DC2 )、L
(DG)は線分DC2 、DGの長さを意味し、以下線分
の長さについては同様の記号を用いる。
点に比例配分する方法について説明する。まず、アフィ
ン変換による3点位置歪み補正後の図枠ABC1 Dで囲
まれる領域を台形AEC1 Dで囲まれる第1の領域と、
直角三角形C1 EBで囲まれる第2の領域とに2分割す
る。第1の領域については、直角三角形DC1 C2 に着
目し、その斜辺上でY座標としてY1 を有する点Fに比
例配分すべき補正量のX成分、すなわち線分FGの長さ
αを次式のように定める。 α=〔L(DG)/L(DC2 )〕ΔX ・・・(3) なお、ΔXは点C1 に対する補正量のX成分、すなわち
線分C1 C2 の長さである。また、L(DC2 )、L
(DG)は線分DC2 、DGの長さを意味し、以下線分
の長さについては同様の記号を用いる。
【0016】次に、第1の領域内で点Fと同一のY座標
を有する任意の点P1 (X1 ,Y1)に比例配分すべき
X方向の補正量δXを次式のように定める。 δX=〔L(G’P1 )/L(G’F)〕α ・・・(4) 以下では、説明を簡略にするため、四角形ABCDの辺
ADとBCをX軸に平行に設定すると共に辺ABとCD
をY軸に平行に設定したものとすれば、 XA =XB ≡Xmin ,XC =XD ≡Xmax YA =YD ≡Ymin ,YB =YC ≡Ymax ・・・(5) と表現できる。
を有する任意の点P1 (X1 ,Y1)に比例配分すべき
X方向の補正量δXを次式のように定める。 δX=〔L(G’P1 )/L(G’F)〕α ・・・(4) 以下では、説明を簡略にするため、四角形ABCDの辺
ADとBCをX軸に平行に設定すると共に辺ABとCD
をY軸に平行に設定したものとすれば、 XA =XB ≡Xmin ,XC =XD ≡Xmax YA =YD ≡Ymin ,YB =YC ≡Ymax ・・・(5) と表現できる。
【0017】(3)式乃至(5)式から、 α=〔(Y1 ーYmin )/(YC 1 −Ymin )〕ΔX ・・・(6) δX=〔(X1 ーXmin )/(Wーα)〕α ・・・(7) ただし、Wは辺ADの長さ、すなわち Xmax −Xmin
である。通常は、位置歪み率が1よりも十分小さいとい
う条件、すなわちα≪W の条件が成立するので、
(7)式から十分な近似精度のもとに次式が得られる。 δX≒〔(X1 ーXmin )/W〕α =〔(X1 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕 ×〔(Y1 ーYmin )/(YC 1 −Ymin )〕ΔX ・・・(8)
である。通常は、位置歪み率が1よりも十分小さいとい
う条件、すなわちα≪W の条件が成立するので、
(7)式から十分な近似精度のもとに次式が得られる。 δX≒〔(X1 ーXmin )/W〕α =〔(X1 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕 ×〔(Y1 ーYmin )/(YC 1 −Ymin )〕ΔX ・・・(8)
【0018】次に、図5において直角三角形C1 BEで
囲まれる第2の領域内については、まず、直角三角形C
1 BJに着目し、その斜辺上でY座標値Y1 を有する点
Hに比例配分すべき補正量のX成分βを次式のように定
める。 β=〔L(H I)/L(C1 J)〕ΔX =〔(Ymax −Y1 )/(Ymax −YC 1 )〕ΔX ・・・(9) 更に、上記第2の領域内で点Hと同一のY座標値Y1 を
有する任意の点P1 (X1 ,Y1 )に比例配分すべきX
方向の補正量δXを次式のように定める。 δX=〔L(H’P1 )/L(H’H)〕α ・・・(10)
囲まれる第2の領域内については、まず、直角三角形C
1 BJに着目し、その斜辺上でY座標値Y1 を有する点
Hに比例配分すべき補正量のX成分βを次式のように定
める。 β=〔L(H I)/L(C1 J)〕ΔX =〔(Ymax −Y1 )/(Ymax −YC 1 )〕ΔX ・・・(9) 更に、上記第2の領域内で点Hと同一のY座標値Y1 を
有する任意の点P1 (X1 ,Y1 )に比例配分すべきX
方向の補正量δXを次式のように定める。 δX=〔L(H’P1 )/L(H’H)〕α ・・・(10)
【0019】ここで、再び直角三角形C1 BJに着目す
れば、 L(H’H) L(B I) =(XC 1 −Xmin )〔(Ymax −Y1 )/(Ymax −YC 1 )〕 ・・・(11) の比例関係が成立するので、(9)式乃至(11) 式か
ら、次式の関係が得られる。 δX=〔(X1 −Xmin )/(XC 1 −Xmin )〕ΔX ・・・(12)
れば、 L(H’H) L(B I) =(XC 1 −Xmin )〔(Ymax −Y1 )/(Ymax −YC 1 )〕 ・・・(11) の比例関係が成立するので、(9)式乃至(11) 式か
ら、次式の関係が得られる。 δX=〔(X1 −Xmin )/(XC 1 −Xmin )〕ΔX ・・・(12)
【0020】(8)式と(12) 式から明らかなように、
頂点C1 に対する位置歪みの補正量のX成分ΔXをこの
頂点C1 と任意の点との位置関係に基づき任意の点に比
例配分することにより、この任意の点のX方向の位置歪
みを補正することができる。
頂点C1 に対する位置歪みの補正量のX成分ΔXをこの
頂点C1 と任意の点との位置関係に基づき任意の点に比
例配分することにより、この任意の点のX方向の位置歪
みを補正することができる。
【0021】上記X方向への位置歪みの補正が終了した
のちの図枠は、図6に示すような四角形ABC2 Dとな
る。引き続き、頂点C2 をY方向に移動させることによ
りこれを新頂点Cに一致させ、これに必要な補正量ΔY
を四角形ABC2 D内の各点に比例配分する。まず、直
角三角形C2 BCに着目し、その斜辺上においてX座標
値X2 を有する点Kに比例配分すべき補正量のY成分、
すなわち線分KLの長さγを次式のように定める。 γ=〔L(BL)/L(BC)〕ΔY =〔(X2 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕ΔY ・・・(13)
のちの図枠は、図6に示すような四角形ABC2 Dとな
る。引き続き、頂点C2 をY方向に移動させることによ
りこれを新頂点Cに一致させ、これに必要な補正量ΔY
を四角形ABC2 D内の各点に比例配分する。まず、直
角三角形C2 BCに着目し、その斜辺上においてX座標
値X2 を有する点Kに比例配分すべき補正量のY成分、
すなわち線分KLの長さγを次式のように定める。 γ=〔L(BL)/L(BC)〕ΔY =〔(X2 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕ΔY ・・・(13)
【0022】続いて、四角形ABC2 D内で点Kと同一
のX座標を持つ点P2 (X2 ,Y2)に比例配分すべき
Y方向の補正量δYを次式のように定める。 δY=〔L(L’P2 )/L(L’K)〕γ ・・・(14) ここで、 L(L’K)=(Ymax −Ymin )−γ ・・・(15) である。通常は、位置歪み率が1よりも十分小さいとい
う条件、すなわちγ≪(Ymax −Ymin )の条件が成立
するので、(13)式乃至(15)式から十分な近似精度のも
とに次式が得られる。 δY≒〔(Y2 ーYmin )/(Ymax −Ymin )〕 ×〔(X2 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕ΔY ・・・(16) (16) 式から明らかなように、頂点C2 に対する位置歪
みの補正量のY成分ΔYをこの頂点C2 とX方向への4
点位置歪み補正後の任意の点との位置関係に基づき任意
の点に比例配分することにより、この任意の点のY方向
への4点位置歪みを補正することができる。
のX座標を持つ点P2 (X2 ,Y2)に比例配分すべき
Y方向の補正量δYを次式のように定める。 δY=〔L(L’P2 )/L(L’K)〕γ ・・・(14) ここで、 L(L’K)=(Ymax −Ymin )−γ ・・・(15) である。通常は、位置歪み率が1よりも十分小さいとい
う条件、すなわちγ≪(Ymax −Ymin )の条件が成立
するので、(13)式乃至(15)式から十分な近似精度のも
とに次式が得られる。 δY≒〔(Y2 ーYmin )/(Ymax −Ymin )〕 ×〔(X2 ーXmin )/(Xmax −Xmin )〕ΔY ・・・(16) (16) 式から明らかなように、頂点C2 に対する位置歪
みの補正量のY成分ΔYをこの頂点C2 とX方向への4
点位置歪み補正後の任意の点との位置関係に基づき任意
の点に比例配分することにより、この任意の点のY方向
への4点位置歪みを補正することができる。
【0023】以上説明した処理の内容を図1のフローチ
ャートに要約して示す。また、図1のフローチャートの
ステップ6に関し具体的な一例として説明した処理内容
を図2のフローチャートに要約して示す。
ャートに要約して示す。また、図1のフローチャートの
ステップ6に関し具体的な一例として説明した処理内容
を図2のフローチャートに要約して示す。
【0024】以上、4点位置歪み補正については、ま
ず、全ての要素についてX方向の位置歪み補正を行い、
続いて全ての要素についてY方向の位置歪み補正を行う
場合を例示した。しかしながら、まず、全ての要素につ
いてY方向の位置歪み補正を行い、続いて全ての要素に
ついてX方向の位置歪み補正を行う構成としてもよい。
あるいは、ある要素についてX,Y方向の位置補正歪み
を行ったのち次の要素についてX,Y方向の位置補正歪
みを行うという処理を全ての要素について反復する構成
としてもよい。
ず、全ての要素についてX方向の位置歪み補正を行い、
続いて全ての要素についてY方向の位置歪み補正を行う
場合を例示した。しかしながら、まず、全ての要素につ
いてY方向の位置歪み補正を行い、続いて全ての要素に
ついてX方向の位置歪み補正を行う構成としてもよい。
あるいは、ある要素についてX,Y方向の位置補正歪み
を行ったのち次の要素についてX,Y方向の位置補正歪
みを行うという処理を全ての要素について反復する構成
としてもよい。
【0025】図7は、上記実施例の位置歪み補正機能を
組み込んだ図面自動入力装置の構成の典型的な一例を示
している。この図面自動入力装置は、図面を光学的に走
査して2次元配列のドットパターンデータとして読み取
るイメージスキャナ21と、このドットパターンデータ
を処理してベクトル化データに変換する画像処理装置2
2と、このベクトル化データに対して上記実施例の位置
歪み補正を行うワークステーション23とから構成され
ている。
組み込んだ図面自動入力装置の構成の典型的な一例を示
している。この図面自動入力装置は、図面を光学的に走
査して2次元配列のドットパターンデータとして読み取
るイメージスキャナ21と、このドットパターンデータ
を処理してベクトル化データに変換する画像処理装置2
2と、このベクトル化データに対して上記実施例の位置
歪み補正を行うワークステーション23とから構成され
ている。
【0026】以下に、図7の装置を用いて行った上記実
施例の実験結果を示す。イメージスキャナ21で読み取
ったドットパターンデータの解像度は16ドット/mm 、画
像処理装置22のメモリ容量は16メガバイト、ワークス
テーション23としてはパーソナルコンピュータを使用
した。ベクトル化のアルゴリズムとしては距離変換・骨
格抽出に基づく方法を用いた。
施例の実験結果を示す。イメージスキャナ21で読み取
ったドットパターンデータの解像度は16ドット/mm 、画
像処理装置22のメモリ容量は16メガバイト、ワークス
テーション23としてはパーソナルコンピュータを使用
した。ベクトル化のアルゴリズムとしては距離変換・骨
格抽出に基づく方法を用いた。
【0027】入力対象の図面としてはA1サイズ(84
12mm×594mm) の建築平面図を使用し、ベクトル処
理後のベクター総数は4835個であった。この図面デ
ータをワークステーション23のディスプレイ装置上に
表示し、マウスを用いて選択した図面枠の4個の旧頂点
の座標( 単位はmm) は、a( 14.63,19.31 )、b(1
6.31 ,560.19 )、c( 796.94 ,559.44 )、d( 79
6.75 ,17.94 )である。これに対してキーボードから入
力した補正後の新頂点の座標はA( 14.63 , 19.31 ) 、
B( 14.63 , 559.31) 、C( 794.63 , 559.31 ) 、D(
794.63 , 19.31)である。まず、3個の旧頂点a,b,
dを新頂点A,B,Dに位置変換するようなアフィン変
換処理だけを行ったところ、全処理時間として9 秒を要
し、変換後の残る一つの旧頂点C1 の座標は ( 793.13
, 559.94 )であった。次に、本発明に従って、アフィ
ン変換処理と4点補正処理を行った結果、全処理時間と
して10秒を要し、上記4個の旧頂点が全て上記4個の新
頂点に合致した。
12mm×594mm) の建築平面図を使用し、ベクトル処
理後のベクター総数は4835個であった。この図面デ
ータをワークステーション23のディスプレイ装置上に
表示し、マウスを用いて選択した図面枠の4個の旧頂点
の座標( 単位はmm) は、a( 14.63,19.31 )、b(1
6.31 ,560.19 )、c( 796.94 ,559.44 )、d( 79
6.75 ,17.94 )である。これに対してキーボードから入
力した補正後の新頂点の座標はA( 14.63 , 19.31 ) 、
B( 14.63 , 559.31) 、C( 794.63 , 559.31 ) 、D(
794.63 , 19.31)である。まず、3個の旧頂点a,b,
dを新頂点A,B,Dに位置変換するようなアフィン変
換処理だけを行ったところ、全処理時間として9 秒を要
し、変換後の残る一つの旧頂点C1 の座標は ( 793.13
, 559.94 )であった。次に、本発明に従って、アフィ
ン変換処理と4点補正処理を行った結果、全処理時間と
して10秒を要し、上記4個の旧頂点が全て上記4個の新
頂点に合致した。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を例
えば図面自動入力装置における編集・修正のための後処
理ソフトの一機能として組み込むことにより、図面デー
タに含まれる歪みの4点補正が可能となり、修正作業の
効率化と作成される図面データの質の大幅な向上が期待
される。
えば図面自動入力装置における編集・修正のための後処
理ソフトの一機能として組み込むことにより、図面デー
タに含まれる歪みの4点補正が可能となり、修正作業の
効率化と作成される図面データの質の大幅な向上が期待
される。
【図1】本発明の一実施例に係わる位置歪み補正方法の
処理内容を要約して示すフローチャートである。
処理内容を要約して示すフローチャートである。
【図2】図1のフローチャートのステップ6の処理内容
の具体的な一例を要約して示すフローチャートである。
の具体的な一例を要約して示すフローチャートである。
【図3】上記一実施例の処理内容を補足説明するための
概念図であり、4個の旧頂点a,b,c,dで囲まれる
四角形と4個の新頂点A,B,C,Dで囲まれる四角形
を例示したもの。
概念図であり、4個の旧頂点a,b,c,dで囲まれる
四角形と4個の新頂点A,B,C,Dで囲まれる四角形
を例示したもの。
【図4】上記一実施例の処理内容を補足説明するための
概念図であり、3個の旧頂点a,b,dを3個の新頂点
A,B,Dに一致させるようにアフィン変換を決定しこ
れに基づき3点一歪み補正を行う様子を示すもの。
概念図であり、3個の旧頂点a,b,dを3個の新頂点
A,B,Dに一致させるようにアフィン変換を決定しこ
れに基づき3点一歪み補正を行う様子を示すもの。
【図5】上記一実施例の処理内容を補足説明するための
概念図であり、4点一歪み補正をまずX方向に対して行
う様子を示すもの。
概念図であり、4点一歪み補正をまずX方向に対して行
う様子を示すもの。
【図6】上記一実施例の処理内容を補足説明するための
概念図であり、4点一歪み補正を続いてY方向に対して
行う様子を示すもの
概念図であり、4点一歪み補正を続いてY方向に対して
行う様子を示すもの
【図7】上記一実施例の補正方法を実施するための図面
自動入力装置の構成の一例を示すブロック図である。
自動入力装置の構成の一例を示すブロック図である。
21 イメージスキャナ 22 画像処理装置 23 ワークステーション
Claims (3)
- 【請求項1】ベクトル化処理された画像データに対し位
置の歪み補正を行う位置歪み補正方法であって、 前記位置歪み補正対象の画像データを囲む四角形(その
各頂点を「旧頂点」と称する)と位置歪み補正後の画像
データを囲む四角形(その各頂点を「新頂点」と称す
る)とを定義し、4個の旧頂点のうち任意の3個を選択
しそれぞれを最隣接の3個の新頂点に一致させるために
必要なアフィン変換係数を算定しこの算定済みのアフィ
ン変換係数に基づき前記歪み補正対象の画像データの要
素に3点位置歪み補正を施すことと、 この3点位置歪み補正後の画像データを囲む四角形の4
個の頂点のうち新頂点と一致していない1個の頂点を最
隣接の新頂点に一致させるために必要な位置の補正量を
算定し、この補正量を3点位置歪み補正後の画像データ
の各要素にその位置と前記1個の頂点との位置関係に応
じて比例配分することとを含むことにより4点位置歪み
補正を施すことを特徴とする画像データの位置歪み補正
方法。 - 【請求項2】前記位置歪み補正対象の画像データは認識
された文字及び記号又はこれらの一方を含むことを特徴
とする画像データの位置歪み補正方法。 - 【請求項3】前記歪み補正後の画像データを囲む四角形
は表示画面上で横方向に平行な2辺と縦方向に平行な2
辺を持つ矩形であり、前記4点補正における各画素に対
する補正量の比例配分はまず、横方向成分について、次
に縦方向成分について行われることを特徴とする請求項
1記載の画像データの位置歪み補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303936A JP2706711B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 画像データの位置歪み補正方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303936A JP2706711B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 画像データの位置歪み補正方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06131452A true JPH06131452A (ja) | 1994-05-13 |
JP2706711B2 JP2706711B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17927068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3303936A Expired - Fee Related JP2706711B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 画像データの位置歪み補正方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706711B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020038730A (ja) * | 2016-03-10 | 2020-03-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4665681B2 (ja) | 2005-09-15 | 2011-04-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01320579A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 図形処理機構 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3303936A patent/JP2706711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01320579A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-26 | Tokyo Gas Co Ltd | 図形処理機構 |
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JP2020038730A (ja) * | 2016-03-10 | 2020-03-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
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---|---|
JP2706711B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970325 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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