JPH06325162A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06325162A
JPH06325162A JP5109485A JP10948593A JPH06325162A JP H06325162 A JPH06325162 A JP H06325162A JP 5109485 A JP5109485 A JP 5109485A JP 10948593 A JP10948593 A JP 10948593A JP H06325162 A JPH06325162 A JP H06325162A
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data
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memory
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JP5109485A
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Yoshihiko Fujimori
義彦 藤森
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の撮像手段を用いることなく高速で画像
処理を行なうことができ、画像データの中間に処理不可
能領域が発生しない画像処理装置を提供する。 【構成】 撮影対象3の画像データを出力するセンサ4
と、センサ4の出力する画像データを互いの境界部が重
複した複数の領域のデータに分割して並列に出力する分
割回路6と、分割回路6からのデータと分割回路9から
のデータとを並行して比較する比較回路11〜14とを
設ける。分割回路6には、画像データ全体を取り込み可
能なメモリを画像データの分割数と同数設けたメモリ群
を2組設け、一のメモリ群が画像データを取り込む時、
他のメモリ群からデータを出力させる。各メモリが画像
データの分割領域のうち互いに異なるいずれか一の領域
に対応するデータを出力するように、かつ各メモリの出
力が同時に行なわれるようにメモリ出力動作を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の欠陥検査など
に使用される画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば特開昭62
−211546号公報に記載されているように、単一の
撮像手段、例えばラインセンサで撮像した画像データを
単一の処理回路に供給して欠陥検査や特徴検出などの画
像処理を行なうものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置では、ラ
インセンサが画像データを出力する速度より処理回路で
の処理速度の方が遅く、このため装置全体の処理速度が
処理回路の速度で制限されることが一般的である。この
処理速度を上げるには、複数のセンサで撮影対象の異な
る部分を撮影し、各センサからの出力を複数の処理回路
で並列処理することが考えられる。しかし、この場合に
は複数のセンサの配置に応じて画像データの分割位置が
変化するのでセンサを精度良く位置合わせする必要があ
り、調整作業が極めて煩わしい。しかも、画像の周縁部
については、微分処理やテンプレートマッチング等の処
理を実行できないことが多く、単純に画像データを分割
したのでは画像中の各分割領域の境界位置に処理不可能
領域が発生するおそれが大きい。この処理不可能領域は
画像データの分割数を増やすほど増加する。
【0004】本発明の目的は、複数の撮像手段を用いな
くても高速で画像処理を行なうことができ、画像データ
の中間位置での処理不可能領域の発生も防止できる画像
処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、撮影対象3の画像デー
タを出力する撮像手段4を備えた画像処理装置に適用さ
れる。そして、上述した目的は、撮像手段4の出力する
画像データを互いの境界部が重複した複数の領域のデー
タに分割して並列に出力する画像データ分割手段6と、
画像データ分割手段6から出力される分割された画像デ
ータを並列処理する画像処理手段11〜14とを備える
ことにより達成される。
【0006】請求項2の装置では、図2および図4に示
すように、画像データ分割手段6が、画像データDの全
体を取り込み可能なメモリ611〜614(621〜6
24)を画像データDの分割数と同数設けたメモリ群6
1(62)と、メモリ群61(62)の各メモリ611
〜614(621〜624)が画像データDの分割領域
B1〜B4のうちで互いに異なるいずれか一の領域に対
応するデータd1〜d4を出力するように、かつ各メモ
リ611〜614(621〜624)の出力が同時に行
なわれるようにメモリ群61(62)の出力動作を制御
するメモリ制御手段63とを備える。請求項3の装置で
は、メモリ群61,62が複数設けられ、メモリ制御手
段63は、いずれか一のメモリ群61が画像データDを
取り込むとき他のいずれか一のメモリ群62が分割され
た画像データd1〜d4を出力するように複数のメモリ
群61,62のデータ入出力動作を制御する。また、図
1に対応付けて説明すると、請求項4の装置では、撮像
手段4の撮影対象3の欠陥の有無を判断するための参照
画像データを取り込む参照画像データ取り込み手段8
と、参照画像データを画像データ分割手段6で分割され
る画像データと比較可能なデータに分割して並列に出力
する参照画像分割手段9とが設けられ、画像処理手段1
1〜14は、参照画像分割手段9から出力されるデータ
と画像データ分割手段6から出力されるデータとを比較
して撮影対象3中の欠陥の有無を判断する。
【0007】
【作用】撮像手段4が撮影対象3の画像データDを出力
すると、画像データ分割手段6が画像データDを複数に
分割して並列に出力し、分割されたデータを処理回路1
1〜14が並列処理する。画像データ分割手段6でのデ
ータの分割領域の境界部が互いに重複するので、一方の
データの処理不可能領域を他方のデータの処理可能領域
と重複させて画像データの中間位置での処理不可能領域
の発生を防止することができる。
【0008】請求項2の装置では、画像データ分割手段
6への画像データDの取り込み時にはメモリ群61(6
2)の各メモリ611〜614(621〜624)に画
像データDの全体が取り込まれる。画像データ分割手段
6からのデータ出力時には、メモリ群61(62)の各
メモリ611〜614(621〜624)が画像データ
Dの分割領域のうちで互いに異なるいずれか一の領域に
対応するデータd1〜d4を出力するように、かつ各メ
モリ611〜614(621〜624)の出力が同時に
行なわれるようにメモリ群61(62)の出力動作が制
御される。請求項3の装置では、撮像手段4から画像デ
ータDを周期的に出力させる場合、いずれか一のメモリ
群61が現在出力中の画像データDを取り込むとき、他
のいずれか一のメモリ群62が既に取り込まれた画像デ
ータDを分割したデータd1〜d4を並列に出力する。
請求項4の装置では、撮像手段4の撮影対象3の欠陥の
有無を判断するための参照画像データが参照画像データ
取り込み手段8に取り込まれ、取り込まれた参照画像デ
ータが参照画像分割手段9により画像データ分割手段6
で分割される画像データと比較可能なデータに分割され
て並列に出力される。そして、画像処理手段11〜14
により、参照画像分割手段9から出力されるデータと画
像データ分割手段6から出力されるデータとが比較され
て撮影対象3中の欠陥の有無が判断される。
【0009】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1は、本発明の画像処理装置を半導体
製造用のレチクルやマスクの欠陥検査装置に適用した例
を示すものである。図において1は水平面内を移動可能
なステージであって、その動作は中央処理演算装置(以
下、CPUと呼ぶ。)2で制御される。ステージ1の上
面にはレチクルやマスクなどの試料3が載置される。4
は試料3の任意の列を撮像してその輝度分布に対応した
画像データを出力するセンサである。このセンサ4は2
048画素のCCDラインセンサであって、内部は8チ
ャンネルに区分されている。センサ4の各チャンネルは
それぞれ10MHzにて出力動作が可能とされ、したが
ってセンサ4全体では画像データが80MHzで出力さ
れる。CPU2はセンサ4の駆動周期に同期してステー
ジ1を撮影方向と直交する方向へ移動させる。これによ
り、試料3がステージ1の移動方向に順に走査されて試
料3の全面が撮影される。
【0011】センサ4から出力される画像データはAD
変換器5で8ビットのデジタル信号に変換された後、分
割回路6に入力される。分割回路6はセンサ4の各チャ
ンネルからのデータを一旦合成し、合成された画像デー
タを互いの境界部が重複する4つのブロックのデータに
分割する。分割回路6の詳細は後述する。
【0012】7は試料3に形成されるパターンの設計デ
ータを格納するディスクである。設計データは、一辺が
センサ4の画素数と等しい長さ(2048画素)、他の
一辺が試料3の全面の長さ又はそれを適当に分割した長
さの領域毎に分割されてディスク7に格納されている。
CPU2は、試料3の検査と同期してディスク7に書き
込まれた設計データを読み込み、該データをAD変換器
5と同数のビット(8ビット)に展開してフレームメモ
リ8へ出力する。すなわち、フレームメモリ8にはディ
スク7の対応領域のデータを8ビットに展開したデータ
が検査と同期して書き込まれる。フレームメモリ8は、
CPU2からの制御信号にしたがってセンサ4の現時点
での試料走査位置に対応する位置の設計データを分割回
路9へ出力する。分割回路9の詳細も後述する。
【0013】分割回路6,9で4分割されたデータは4
つの比較回路11〜14へ並列に出力される。比較回路
11〜14は分割回路6,9から出力されたデータを比
較し、センサ4からの画像データ中の欠陥を検出する。
検出された欠陥に関する情報は比較結果メモリ15に一
旦記憶され、CPU2に読み出されて不図示の表示装置
で表示される。
【0014】分割回路6,9について説明する。なお、
分割回路6,9は入力データが異なるのみで構成は同一
であるため、以下では分割回路6について説明する。図
2(a)に示すように、分割回路6はセンサ4から出力
される2048画素の一列の画像データDを、1ブロッ
クが536画素で互いの境界部が32画素ずつ重複した
4つのブロックB1〜B4に分割する。このため、図2
(b)に示すように、センサ4より出される画像Pはセ
ンサ4の配列方向(図の左右方向)に4つの領域B1〜
B4に分割され、各領域B1〜B4の境界には32画素
分の重複領域Rが生じる。ブロックB1〜B4の重複画
素数の決め方は後述する。なお、図3に示すように、比
較回路20の作り易さを考慮して一列の画像データDを
1ブロックが512画素で互いの境界部が32画素ずつ
重複した4つのブロックB11〜B14に分割することもで
きる。この場合には、2048画素からなる画像データ
Dのうち中央の1952画素のみを画像処理に使用す
る。
【0015】図4は分割回路6のメモリ構造を示すもの
である。分割回路6は4つのメモリ611〜614で構
成される第1のメモリ群61と、4つのメモリ621〜
624で構成される第2のメモリ群62とを有する。メ
モリ611〜614,621〜624は同一サイズのメ
モリであって、AD変換器6から出力される2048画
素×8ビットの画像データDの全体を等しく取り込み可
能とされる。また、メモリ611〜614,621〜6
24には、各メモリ群61,62毎に図2で説明した画
像データDのブロックB1〜B4のうちのいずれか一の
領域が出力領域として割り当てられている。すなわち、
図4に斜線で示すように、第2のメモリ群62では、第
1のメモリ621に対して第1のブロックB1に対応す
る領域が、第2のメモリ622に対して第2のブロック
B2に対応する領域が、第3のメモリ623に対して第
3のブロックB3に対応する領域が、第4のメモリ62
4に対して第4のブロックB4に対応する領域がそれぞ
れの出力領域として割り当てられている。第1のメモリ
群61も同様である。
【0016】第1、第2のメモリ群61,62は、セン
サ4が画像データDの出力を開始すると、駆動制御部6
3の指示にしたがってデータの入出力動作を繰り返す。
第1のメモリ群61と第2のメモリ群62の入出力のタ
イミングは正反対に設定され、第1のメモリ群61が現
在の走査に対応する画像データDを取り込むとき、第2
のメモリ群62は前回の走査で取り込んだ画像データD
を分割したデータd1〜d4を並列に出力する。第2の
メモリ群62が入力動作を行なうときは第1のメモリ群
61がデータd1〜d4を並列に出力する。なお、以上
から明らかなように、メモリ611〜614,621〜
624は、それぞれの出力領域に対応する部分以外は画
像データDの記憶を要しない。従って、この記憶を要し
ない部分のメモリはなくてもよい。
【0017】駆動制御部63によるメモリ群61,62
の駆動周波数は、画像データDの書き込み時とデータd
1〜d4の読み出し時とで異なる。書き込み時の駆動周
波数はセンサ4の駆動周波数と同じく80MHzである
が、読み出し時は出力データd1〜d4が画像データD
の約1/4の大きさであるため、書き込み時の約1/4
の周波数でよい。実施例ではブロックB1〜B4の重複
画素数を見込んで例えば21MHzに設定する。なお、
画像データDを図3のように分割したときはメモリ群6
1,62の読み出し周波数を20MHzに設定できる。
図2の分割パターンであっても、例えばセンサ4の駆動
周波数を77MHzとすれば読み出し周波数を20MH
zに設定できる。一般に、メモリ群61,62の書き込
み周波数Fwと読み出し周波数Frは、センサ4の画素
数をM、ブロックB1〜B4の画素数をNとして、 Fr=Fw×N/M をほぼ満たすように設定する。
【0018】なお、センサ4の駆動周波数80MHzに
て画像データDの書き込みができないときは、メモリ6
11〜614,621〜624を分割して画像データD
の異なる部分を並列に書き込めばよい。例えば2048
画素×8ビットの画像データDを2つに分割し、前半の
1024画素×8ビットのデータと後半の1024画素
×8ビットのデータとを並列に40MHzで書き込む。
センサ4の8チャンネルの出力をそのまま8並列で書き
込んでもよい。ただし、画像データDの書き込みを分割
するとメモリ群61,62がさらに細分されてメモリの
必要個数が増加することがある。
【0019】分割回路9では画像データDに代えてフレ
ームメモリ8からのデータがメモリ群に交互に書き込ま
れ、ブロックB1〜B4に対応するデータに分割されて
並列に出力される。なお、フレームメモリ8に設計デー
タを展開する速度が不足する場合には、フレームメモリ
8を互いの境界分が重複しない複数の領域に分割して設
計データを並列に書き込み、フレームメモリ8から出力
される分割データを分割回路9にて一旦合成してから画
像データDと同様に分割すればよい。
【0020】比較回路11〜14は、分割回路6からの
データの2値化やエッジ強調処理等を行なった上で試料
3の画像中のパターンPT(図2(b)参照)の屈曲を
検出して分割回路9から出力されるデータと照合し、欠
陥の有無を判断する。この処理時にはパターンマッチン
グを行なうなどの理由によりデータの周縁部、実施例で
は図2に示す各ブロックB1〜B4の両端部が検査不可
能となることが多い。この検査不可能な領域の画素数は
比較回路11〜14での処理から予測でき、ブロックB
1〜B4の重複画素数はかかる画素数に基づいて決定さ
れる。すなわち、図2(c)に示すように、隣接するブ
ロックBn,Bn+1の検査不可能領域がXn,Xn+1とし
たとき、これらを除いた領域が互いに接するかまたは僅
かに重複するように重複領域Rの画素数を定める。これ
により、一方のブロックBnの検査不可能領域Xnが他
方のブロックBn+1の検査可能領域に、他方のブロック
Bn+1の検査不可能領域Xn+1が一方のブロックBnの検
査可能領域と重なり合い、ブロックBn,Bn+1の境界
位置での検査不可能領域の発生が防止される。なお、比
較回路11〜14を20MHz程度の周波数で動作させ
ることは容易である。
【0021】本実施例では、画像データDを4つに分割
して比較回路11〜14に与えるので、比較回路11〜
14を約20MHzの低速で駆動させても装置全体とし
てはセンサ4の駆動周波数と同一の約80MHzの高速
で欠陥検査を行なうことができ、検査の効率が大きく向
上する。単一のセンサ4からの出力を分割回路6にて分
割するので、複数のセンサを用いる必要がなく、センサ
の位置合わせの手間から解放される。画像データDの分
割領域B1〜B4の境界部を互いに重複させたので、画
像データDの中間位置での処理不可能領域の発生を防止
できる。
【0022】本実施例ではセンサ4からの画像データD
を設計データと比較して試料3を検査したが、本発明の
画像処理装置はこれに限るものではない。異なる応用例
を図5,図6に示す。図5は試料3の異なる位置にある
パターン同士を比較する検査装置への応用例である。こ
の例では、試料3上の基準とすべきパターンを撮影する
ときスイッチSWをb位置に切換えてセンサ4からの画
像データをメモリ8Aに記憶させる。そして、比較対象
のパターンを撮影するときはスイッチSWをa位置に切
換えてセンサ4からの画像データを分割回路6に導くと
ともに、走査位置に対応するデータをメモリ8Aから分
割回路9へ出力させ、分割回路6,9からの出力データ
を比較回路11〜14で比較する。なお、メモリ8Aに
画像データを取り込むためのセンサを別に設け、基準と
すべきパターンと比較対象のパターンとを同時に撮影し
て比較してもよい。
【0023】図6は画像認識を行なう装置への応用例で
ある。この例では、センサ4からの画像データを分割回
路6Aにて互いの境界部が重複した2つのデータに分割
する。分割したデータは特徴抽出回路16,17へ並列
に出力し、これらの回路16,17では与えられたデー
タ中のエッジやコーナなどの特徴部分の抽出処理を並行
して行なう。抽出された特徴部分に関する情報は特徴情
報メモリ18に一旦記憶させ、CPU2Aで特徴情報か
らパターン認識を行なって結果を不図示の表示装置へ出
力する。
【0024】以上の実施例と請求項との対応において、
センサ4が撮像手段を、分割回路6,6Aが画像データ
分割手段を、比較回路11〜14および特徴抽出回路1
6,17が画像処理手段を、分割回路6の駆動制御部6
3がメモリ制御手段を、フレームメモリ8およびメモリ
8Aが参照画像データ取り込み手段を、分割回路9が参
照画像分割手段を構成する。センサ4はラインセンサに
限らず、2次元の画像データを出力する撮像素子でもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、撮像
手段から出力される画像データを画像データ分割手段で
分割するので、複数の撮像手段を用いることなく画像デ
ータを高速で並列に処理することが可能となり、撮像手
段の位置合わせ作業からも解放される。画像データの分
割領域の境界部が互いに重複するので、画像データの中
間位置での処理不可能領域の発生が防止される。請求項
2の装置では、メモリの出力領域および出力時期を制御
するだけで簡単に画像データを互いの境界部が重複した
複数の領域のデータに分割して並列に出力できる。請求
項3の装置では、画像データ分割手段における画像デー
タの入出力動作を並行して行ない得るので、撮像手段か
ら画像データを周期的に出力させる場合の画像処理速度
を大きく向上させることができる。請求項4の装置で
は、参照画像と撮影対象の画像データとの比較に基づく
欠陥の有無を高速で判断できるので、半導体製造ライン
などに画像処理装置を組み込んで効率良く検査を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像処理装置のブロック
図。
【図2】図1の装置での画像データの分割を示す図で、
(a)は一列の画像データDの分割状態を、(b)は画
像の分割状態を、(c)は画像データDを分割したブロ
ックの重複領域を拡大した状態を示す。
【図3】画像データの分割状態の他の例を示す図。
【図4】図1の分割回路のメモリの構成を示す図。
【図5】本発明の他の例を示す図。
【図6】本発明のさらに他の例を示す図。
【符号の説明】
2 CPU 3 試料 4 センサ 6,9 分割回路 8 フレームメモリ 8A メモリ 11,12,13,14 比較回路 16,17 特徴抽出回路 61 第1のメモリ群 62 第2のメモリ群 63 駆動制御部 611,612,613,614 第1のメモリ群のメ
モリ 621,622,623,624 第2のメモリ群のメ
モリ D 画像データ B1,B2,B3,B4 画像データを分割したブロッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/66 J 7630−4M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影対象の画像データを出力する撮像手
    段を備えた画像処理装置において、 前記撮像手段の出力する画像データを互いの境界部が重
    複した複数の領域のデータに分割して並列に出力する画
    像データ分割手段と、 前記画像データ分割手段から出力される分割された画像
    データを並列処理する画像処理手段と、を備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ分割手段は、 前記画像データの全体を取り込み可能なメモリを前記画
    像データの分割数と同数設けたメモリ群と、 前記メモリ群の各メモリが前記画像データの分割領域の
    うちで互いに異なるいずれか一の領域に対応するデータ
    を出力するように、かつ各メモリの出力が同時に行なわ
    れるように前記メモリ群の出力動作を制御するメモリ制
    御手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ群が複数設けられ、前記メモ
    リ制御手段は、いずれか一のメモリ群が画像データを取
    り込むとき他のいずれか一のメモリ群が前記分割された
    画像データを出力するように前記複数のメモリ群のデー
    タ入出力動作を制御することを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段の撮影対象の欠陥の有無を
    判断するための参照画像データを取り込む参照画像デー
    タ取り込み手段と、 前記参照画像データを前記画像データ分割手段で分割さ
    れる画像データと比較可能なデータに分割して並列に出
    力する参照画像分割手段とを備え、 前記画像処理手段は、前記参照画像分割手段から出力さ
    れるデータと前記画像データ分割手段から出力されるデ
    ータとを比較して前記撮影対象中の欠陥の有無を判断す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の
    画像処理装置。
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