JPH09212591A - Icカードの読取書込装置 - Google Patents

Icカードの読取書込装置

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JPH09212591A
JPH09212591A JP8018884A JP1888496A JPH09212591A JP H09212591 A JPH09212591 A JP H09212591A JP 8018884 A JP8018884 A JP 8018884A JP 1888496 A JP1888496 A JP 1888496A JP H09212591 A JPH09212591 A JP H09212591A
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JP
Japan
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card
main body
front surface
processing device
contact terminal
Prior art date
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JP8018884A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nishioka
満 西岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は装置本体の幅寸法を小として薄型化し
てもICカードの処理を可能とし、壁掛け式の場合に
は、壁面から大きく突出することなく、また、埋込式の
場合には、壁厚を増大させることなく、埋め込めるよう
にしたICカードの読取書込装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】本発明は装置本体1と、この装置本体1の
前面部に設けられた凹部3と、この凹部3の内底部に設
けられ、接続端子14を有したICカード10を差し込
ませるカード差込口部5と、このカード差込口部5に連
通し、該カード差込口部5から差し込まれるICカード
10を前記装置本体1内の斜め下方に向かって案内し、
収納する収納部6と、この収納部6内に設けられ、該収
納部6内に収納された前記ICカード10の接触端子1
4に電気的に接触して通信するコンタクト部7とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、従業員
証として使用されるICカードの読取書込装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICカードを従業員証として使用する企
業内システムにおいては、タイムレコーダーあるいは、
部屋や建物の錠を施解錠する錠制御機能付きカードリー
ダ(以下両者を「機器」と総称する)が備えられてい
る。
【0003】これらの機器はICカードを取り込んでリ
ードライトするが、銀行のCD,ATMの影響により、
カードを長手方向に水平に差し込み、カード全体を機器
筐体内に取り込む形式が主である。
【0004】このため、通常壁面に据え付けられるタイ
ムレコーダやカードリーダでは機器筐体の奥行き寸法が
大きくなってしまう。
【0005】カードを機器筐体内に長手方向に取り込む
ため、その奥行き寸法はカードの長手方向寸法以上とな
り、壁面に設置するにあたっては、既に完成済みの建物
の廊下等の後付けする壁掛け式の場合は、壁面から極端
に出っ張り、また、建築段階から壁面に収納する埋め込
み型の場合には、壁厚内に収まらず、埋め込みにもかか
わらず、結局壁から出っ張る等、意匠面だけでなく、狭
い廊下では通行の妨げになる。
【0006】なお、一般的に、間仕切りの壁厚は外寸で
60mmで、片側から穴を開けて機器を取り付ける場
合、確保できる奥行寸法は最大約50mmである。
【0007】一方、カードの長手方向寸法は、約85m
mなので長手方向に水平にカードを差し込む場合、機器
の奥行寸法は最低でも90mm以上となり、壁面に埋め
込んでも40mm以上突出することになる。
【0008】このため、壁掛け式では、筐体の側面(上
下面を含む)からカードを差し込むことにより、また、
埋め込み型の場合には、取り付ける周辺だけ壁厚を増す
等の施工前の工夫により出っ張りを少なくするようにし
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、埋め込
み型では、壁厚不足の場合、取り付ける周辺だけ壁厚を
増す等の施工側の追加工事が必要である。
【0010】また、壁掛け型における上下面を含む側面
から差し込む方式、たとえば、左右側面からの差込形式
では、機器がコーナー奥の壁際に位置すると、カードが
差し込めなくなるため、設置できない。
【0011】さらに、機器を設置できる場合でも、差込
口が利き腕側でない場合には、大変差し込み難い。
【0012】また、機器の上面から差し込む形式では、
カードの差込口から埃や異物が侵入し易く、機器の故障
が懸念される。
【0013】さらに、機器の下面から差し込む形式で
は、差込時に、差込口が判別しにくいいとともに、機器
がカードを送出する際には、カードを落下させる危険性
が大きい。
【0014】また、通常機器の前面には動作状態等を示
す表示部が備えられるため、自ずから取り付け高さは限
定され、操作する人の身長によって差し込み易さに大き
な差異が発生する。
【0015】加えて、実際の機器開発・製作を効率化す
るためには、内部の機構は共用とし、筐体構造だけを異
ならせることで壁掛けと、埋め込みの各タイプにできる
ことが望まれる。
【0016】ところが、壁掛け型での側面からカードを
差し込む方法では、埋め込み型に適用できず、前記の各
問題を何らかの方法で回避・解消できたとしてもこの機
構を共用できないという問題が残る。
【0017】そこで、本発明は装置本体の幅寸法を小と
して薄型化してもICカードの処理を可能とし、壁掛け
式の場合には、壁面から大きく突出することなく、ま
た、埋込式の場合には、壁厚を増大させることなく、埋
め込めるようにしたICカードの読取書込装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、装置本体と、この装
置本体の前面部に設けられた凹部と、この凹部の内底部
に設けられ、接触端子を有したICカードを差し込ませ
るカード差込口部と、このカード差込口部に連通し、該
カード差込口部から差し込まれるICカードを前記装置
本体内の斜め下方に向かって案内し、収納する収納部
と、この収納部内に設けられ、該収納部内に収納された
前記ICカードの接触端子に電気的に接触して通信する
コンタクト部とを具備する。
【0019】請求項2記載のものは、表示部等が前面に
設けられたICカード処理装置の本体と、この処理装置
の本体の前面に回動自在に設けられたカード取込部と、
このカード取込部内に設けられ、カード取込部の回動端
に挿入口が設けられ、接触端子を有するICカードが挿
入されるカード差込部と、このカード差込部内に設けら
れ、挿入されたICカードの接触端子と電気的に接触し
て通信するコンタクト部とを有する。
【0020】請求項3記載のものは、カード差込部はI
Cカードの挿入方向の長さ以上の寸法で形成され、挿入
されたICカードを収納した状態で回動可能に構成され
る。
【0021】請求項4記載のものは、カード差込部はI
Cカードの挿入方向の長さより小さい寸法で形成され、
挿入されたICカードの一部を受け入れた状態で回動可
能に構成される。
【0022】請求項5記載のものは、カードの処理が必
要な際に、前記カード取込部を回動させてカード取込部
の挿入口を処理装置の本体の前面から突出させ、ICカ
ードの通信処理終了後で、前記ICカードがカード差込
部から抜き取られた後にカード取込部を逆方向に回動さ
せてカード取込部を処理装置の本体の前面側に退避させ
るよう上記カード取込部を駆動する駆動手段を有する。
【0023】請求項6記載のものは、ICカード処理装
置の前面における利用者の存在を検知する検知手段と、
この検知手段により利用者の存在が検知された場合、前
記カード取込部を回動させてカード取込部の挿入口を処
理装置の本体の前面から突出させ、ICカードの通信処
理終了後で、前記ICカードがカード差込部から抜き取
られた後にカード取込部を逆方向に回動させてカード取
込部を処理装置の本体の前面側に退避させるよう上記カ
ード取込部を駆動する駆動手段を有する。
【0024】請求項7記載のものは、表示部等が前面に
設けられこの前面において凹部が設けられたICカード
処理装置の本体と、この処理装置の本体の凹部内に収容
され、かつ、回動自在に設けられたカード取込部と、こ
のカード取込部内に設けられ、カード取込部の回動端に
挿入口が設けられ接触端子を有するICカードが挿入さ
れるカード差込部と、このカード差込部内に設けられ、
挿入されたICカードの接触端子と電気的に接触して通
信するコンタクト部と、ICカードとの通信時には、前
記カード取込部を処理装置の本体の凹部内に収容してI
Cカードの抜き取りを防止する。
【0025】請求項8記載のものは、表示部等が前面に
設けられたICカード処理装置の本体と、この処理装置
の本体の前面にICカードの挿入口が設けられ、接触端
子を有するICカードの少なくとも、接触端子部分が挿
入されるカード差込部と、このカード差込部内に設けら
れ、挿入されたICカードの接触端子と電気的に接触し
て通信するコンタクト部と、処理装置の本体の前面に移
動自在に設けられ、ICカードとの通信時には、ICカ
ードの後端側まで突出して前記カード差込部に差し込ま
れたICカードの抜き取りを防止する抜取防止部材を有
する。
【0026】請求項9記載のものは、前記抜取防止部材
は処理装置の本体の前面に回動自在に設けられており、
ICカードとの通信時には、ICカードの後端側に回動
して前記カード差込部に差し込まれたICカードの後端
を係止するように構成されている。
【0027】請求項10記載のものは、表示部等が前面
に設けられたICカード処理装置の本体と、この処理装
置の本体の前面にICカードの挿入口が設けられ、接触
端子を有するICカードの少なくとも、接触端子部分が
挿入されるカード差込部と、このカード差込部内に設け
られ、挿入されたICカードの接触端子と電気的に接触
して通信するコンタクト部と、前記カード差込部の近傍
において、処理装置の本体の前面から突出自在に設けら
れ、前記カード差込部に差し込まれたICカードの後端
側までを覆う位置に突出してICカードの抜き取りを防
止する抜き取り防止部材を有する。
【0028】請求項11記載のものは、前記抜取防止部
材はカード差込部の近傍において、ICカードの挿入方
向において、スライド自在に設けられるとともに、IC
カードの外周を覆うように形成され、前記カード差込部
に差し込まれたICカードの後端側までスライドしてI
Cカードの抜き取りを防止する。
【0029】請求項12記載のものは、前記抜取防止部
材はカード差込部の近傍において、ICカードの挿入方
向において、スライド自在に設けられるとともに、IC
カードの一方の面および他方の面を覆うように一対の板
状部材で形成され、前記カード差込部に差し込まれたI
Cカードの後端側までスライドしてICカードの抜き取
りを防止する。
【0030】請求項13記載のものは、前記抜取防止部
材はカード差込部の近傍において、回動自在に設けら
れ、回動時に処理装置の本体の前面から突出してかつ、
ICカードの挿入方向において、ICカードの後端側を
カバーしてICカバーの抜き取り操作を防止する抜き取
り防止部材を有する。
【0031】請求項14記載のものは、表示部等が前面
に設けられ、ICカード処理装置の本体と、この処理装
置の本体の前面側に設けられ接触端子を有するICカー
ドの少なくとも接触端子部分が挿入され、他の部分が処
理装置の本体の前面から突出した状態でICカードを保
持するカード保持部と、このカード保持部内に設けら
れ、ICカードの接触端子と電気的に接触して通信する
コンタク部と、前記カード保持部をICカードの抜き取
り方向に対してスライド自在に支持しICカードとの通
信時にICカードの抜き取り操作が行われた場合は前記
カード保持部がICカードを保持した状態でスライドす
るように構成された支持手段とを有する。
【0032】本発明は上記構成により、装置本体の幅寸
法を小とし薄型化を図ることができ、埋め込み型として
用いた場合には、壁の内部に埋め込むことができ、ま
た、壁掛け型として用いた場合には壁面からの出っ張り
を極力抑えることができるようにする。
【0033】また、装置本体の前面部からICカードを
差し込むことにより、利き腕や身体的個人差の影響を受
けることなく、容易にICカードを差し込むことができ
るようにする。
【0034】また、カード差込口部を凹部の内底部に設
けることにより、埃や異物がカード差込口部から侵入さ
せないようにする。
【0035】さらに、ICカードとの通信時には、カー
ド取込部を処理装置本体の凹部内に収容することによ
り、ICカードの抜き取りを防止できるようにする。
【0036】また、処理装置本体の前面部に抜取防止部
材を移動自在に設け、ICカードとの通信時には、抜取
防止部材をICカードの後端側まで突出することによ
り、ICカードの抜き取りを防止できるようにする。
【0037】また、処理装置本体の前面部から突出自在
に抜取防止部材を設け、ICカードとの通信時には、抜
取防止部材をICカードの後端側までを覆う位置に突出
することにより、ICカードの抜き取りを防止できるよ
うにする。
【0038】さらに、カード保持部をICカードの抜き
取り方向に対してスライド自在に支持しICカードとの
通信時にICカードの抜き取り操作が行われた場合は前
記カード保持部がICカードを保持した状態でスライド
するように構成された支持手段を備えることにより、抜
き取り操作に対してカード保持部とICカードとの相対
位置関係を一定に保つことができるようにする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図4に示す
第1の実施の形態を参照して説明する。
【0040】図1はICカードの読取書込装置を示す正
面図で、図2はその側面図である。
【0041】図中1は装置本体で、この装置本体1の前
面上部側には、データを表示する表示部2、中央部には
凹部3、下部側には暗唱番号を入力させる暗唱番号入力
部4が配設されている。凹部3の内底部には、ICカー
ド10を差し込ませるカード差込口5が設けられ、カー
ド差込口5は装置本体1内の収納部6に連通されてい
る。
【0042】図3はICカード10を示す平面図で、図
4はその側面図である。
【0043】図中11はカード基板で、このカード基板
11には長手方向に沿ってデータを磁気記録する磁気ス
トライプ12、およびカード所有者の名前、部署などの
文字を突出成形したエンボス部13が配設されるととも
に、データを通信するための接触端子14が設けられて
いる。
【0044】ICカード10は、読取書込装置の本体1
のカード差込口5から差し込まれて収納部6内に収納さ
れ、そのコンタクト部7に接触端子14を接触させてデ
ータが通信される。
【0045】この実施の形態によれば、ICカード10
を斜めに差し込むため、装置本体1の薄型化が可能にな
る。
【0046】また、カード差込口5は凹部3の内底部に
設けられるため、埃や塵の侵入も極力防止できる。
【0047】なお、この実施の形態では、ICカード1
0を長手方向に差し込んでいるが、ICカード10の差
し込み方向を短手方向とすれば、装置本体1をさらに薄
型化できる。
【0048】図5〜図11は、本発明の第2の実施の形
態を示すものである。
【0049】図5はICカードの読取書込装置を示す正
面図で、図6はその一部を破断して示す側面図である。
【0050】図中21は装置本体で、この装置本体21
の前面上部側には、データを表示する表示部22が設け
られ、表示部22の下部側には、ICカード10を取り
込むカード取込部23が設けられている。カード取込部
23の正面略中央部には人を検知する人検知センサ30
が設けられている。人検知センサ30は人を検知する
と、後述するカード取込部23の駆動機構25を駆動さ
せるようになっている。
【0051】カード取込部23の下端部は支軸24によ
り回動自在に支持され、矢印方向に回動されて装置本体
21の格納部21a内に出入されるようになっている。
カード取込部23の上端面部にはカード差込口31が設
けられ、内部にはカード収納部23aが設けられてい
る。
【0052】図7はカード取込部23の駆動機構25を
示すものである。
【0053】図中26は装置本体21内の下部側に設け
られ、正逆回転する駆動モータである。この駆動モータ
26はウォームギヤ27を介して駆動ギヤ28に接続さ
れている。駆動ギヤ28は支軸24の一端部に取り付け
られ、正逆回転することにより、カード取込部23を回
動させて格納部21aに出入させるようになっている。
【0054】図8はカード取込部23の内部構成を示す
ものである。
【0055】カード取込部23のカード差込口31側に
は該カード差込口31を開閉する開閉シャッタ32が設
けられている。開閉シャッタ32はその略中央部が支軸
33により回動自在に支持されている。開閉シャッタ3
2の一端部は引張バネ34により引っ張られてカード差
込口31を閉塞する方向に回動するようになっている。
【0056】また、開閉シャッタ32の近傍には、IC
カード10の差し込みを検出する検出スイッチ35が設
けられ、この検出スイッチ35は開閉シャッタ32の回
動に伴ってオン、オフされるようになっている。
【0057】また、カード取込部23の奥部側には、I
Cカード10の挿入を検出する検出スイッチ36が設け
られているとともに、この検出スイッチ36をオン、オ
フさせるL字状の操作レバー37がスライド自在に設け
られている。操作レバー37は押圧バネ38により検出
スイッチ36側に向かって押圧されている。
【0058】さらに、カード取込部23の収納部23a
の奥部側には、ICカード10の接触端子14に接触し
て通信するコンタククト部39が設けられている。
【0059】駆動機構25の駆動モータ26は制御手段
40によって駆動が制御され、人検知センサ30が人を
検知すると正回転され、検出スイッチ35により、IC
カード10の抜き取りが検出されると、逆回転されるよ
うになっている。
【0060】駆動モータ26が正回転されると、ウォー
ムギヤ27および駆動ギヤ28が回転されカード取込部
23が図9、図10に示すように、回動されて装置本体
21の格納部21aから外部に突出される。
【0061】駆動モータ26が逆回転されると、ウォー
ムギヤ27および駆動ギヤ28が逆回転されてカード取
込部23が逆方向に回動されて装置本体21の格納部2
1a内に格納される。
【0062】図11はICカード10の処理動作を示す
フローチャート図である。
【0063】従業員がICカードの読取書込装置の装置
本体21に近いづいて人検知センサ30により検知され
ると(ステップST1)、駆動モータ26が正回転され
る(ステップST2)。これにより、カード取込部23
が回動されて外部に突出される(ステップST3)。外
部に突出されたカード取込部23の差込口31にICカ
ード10を差し込む(ステップST4)。この差し込み
は検出スイッチ35で検出されるが、カード取込部23
が外部に突出された後、5秒間経過しても(ステップS
T5)、検出スイッチ35がICカード10を検出しな
いときは、駆動モータ26が逆回転されてカード取込部
23が逆方向に回動されて(ステップST6)格納部2
1a内に格納される(ステップST7)。
【0064】人検知センサ30により、人が検知され駆
動モータ26の正回転により、カード取込部23が外部
に突出されたのち、5秒間経過しないうちに、検出スイ
ッチ35がICカード10を検出したときは(ステップ
ST8)、ICカード10の情報処理が開始される(ス
テップST9)。そして、カード処理が終了すると(ス
テップST10)、ICカード10が抜き取られ、差込
/残留センサ35により抜き取りが検出されると(ステ
ップST11)、駆動モータ26が逆回転される(ステ
ップST6)。これにより、カード取込部23が回動さ
れて格納部21a内に格納される(ステップST7)。
【0065】なお、この実施の形態では、ICカード1
0を長手方向に差し込んでいるが、ICカード10の差
し込み方向を短手方向とすれば、装置本体21をさらに
薄型化できる。
【0066】この実施の形態によれば、ICカード10
を挿入すべく装置本体21の前面に手を近づけたことを
人検知センサ30により検出し、自動的にカード差込口
31が出現する。
【0067】すなわち、カード取込部23は操作すると
きだけ極端に突出するが、それ以外の時は格納部21a
内に収納されて装置本体21の薄さを保つことになる。
【0068】また、カード取込部23を格納部21a内
に格納するため、差込口31から雨等が侵入することも
ない。
【0069】上記した第1および第2の実施の形態で
は、ICカード10の長手方向の長さ分だけの奥行きが
ない装置本体1,21にICカード10を全て取り込む
奥行きを持つカード収納部6,23aを設置しようとし
た考え方に基づくものといえる。
【0070】これに対し、後述する実施の形態では、I
Cカード10を差込部の奥行きが装置本体の厚さ分だけ
しかなく、カード差込部にICカード10が差し込まれ
たことを検出して何らかの動作をして前記効果を満足す
る方式について列挙する。
【0071】なお、ICカード10の接触端子14はカ
ード表面の一端部側に位置するため、その部分だけ(約
3cm)が装置本体内に差し込んで収納できれば良い。
【0072】図12〜図16は本発明の第3の実施の形
態を示すものである。
【0073】第1および第2の実施の形態で示した部分
と同一の部分については、同一番号を付してその説明を
省略する。
【0074】装置本体21の略中央部には格納部41が
形成され、この格納部41の内底部には、ICカード1
0の一端部側を差込口42aから差し込ませて保持する
カード保持部42が回動自在に設けられている。カード
保持部42の差込口42aは格納部41から外部に突出
されることなく、正面に向けられている。
【0075】カード保持部42は図7で示されたのと同
様の駆動機構により回動され、また、図8で示されたの
と同様の検出スイッチ46によりカードの差し込みが検
出されるようになっている。
【0076】図16はICカード処理時の動作を示すフ
ローチャート図である。
【0077】図12,図13に示す状態から、カード保
持部42の差込口42aにICカード10の一端部側が
差し込まれてその挿入端部が検出センサ46により検出
されると(ステップST1)、駆動モータ26が逆回転
する(ステップST2)。この逆回転により、図14お
よび図15に示すように、カード保持部42が上方に回
動してICカード10が格納部41内に格納される(ス
テップST3)。しかるのち、カードの情報処理が開始
され(ステップST4)、カード処理が終了する(ステ
ップST5)と、駆動モータ26が正回転され(ステッ
プST6)、図12および図13に示すように、カード
保持部42が水平になるように回動されてICカード1
0は外部に突出される(ステップST7)。この突出さ
れたICカード10がカード保持部42から抜き取る
(ステップ8)。
【0078】なお、この実施の形態においては、ICカ
ード10を長手方向に差し込んでいるが、差し込み方向
を短手とすれば更に有効である。
【0079】また、カード保持部42の回転の方向を縦
方向としているが、横方向に回転して取り込む方式であ
っても良い。
【0080】図17〜図23は本発明の第4の実施の形
態を示すものである。
【0081】図17はICカードの読取書込装置を示す
正面図で、図18はその一部を破断して示す側面図であ
る。
【0082】図中51は装置本体で、この装置本体51
の前面上部には、データを表示する表示部52が設けら
れ、表示部52の下部側には、ICカード10を差し込
ませる差込口部53が設けられている。
【0083】差込口部53の下方部にはロック部材とし
てのロックレバー54が支軸55を介して回動自在に設
けられ、このロックレバー54の回動端部にはICカー
ド10の他端部に係止してロックする爪部54aが形成
されている。ロックレバー54は装置本体51の前面部
に形成された格納部51a内に爪部54aを外部に突出
した状態で格納されている。
【0084】差込口部53の奥部側には、図8で示した
のと同様の検知スイッチ55が設けられ、差込口部53
内にICカード10が挿入されたとき、その挿入端部が
検出されるようになっている。
【0085】図21、図22はロックレバー54の駆動
機構63を示すものである。
【0086】図中56は正逆回転する駆動モータで、こ
の駆動モータ56はウォームギヤ57を介して駆動ギヤ
58に接続されている。駆動ギヤ58は駆動レバー59
の支軸60の一端部に取り付けられている。
【0087】駆動レバー59の回動端部側には長孔59
aが穿設され、この長孔59a内にはロックレバー54
の他端部に突設された接続ピン61がスライド自在に挿
入されている。
【0088】駆動モータ56が正回転されると、ウォー
ムギヤ57および駆動ギヤ58が正回転して駆動レバー
59を矢印a方向に回動し、これにより、ロックレバー
54が矢印b方向に回動して図22に示すように、その
爪部54aをICカード10の他端部側に係止させてロ
ックするようになっている。
【0089】図23はICカード10の処理動作を示す
フローチャート図である。
【0090】まず、装置本体51のカード差込口53に
ICカード10を差し込み、その差込側の端部が検知ス
イッチ55により検知される(ステップST1)と、駆
動モータ56が正回転される(ステップST2)。この
正回転により、ロックレバー54が外部に向かって回動
されて図22に示すように、その爪部54aをICカー
ド10の他端部側に係止させてICカード10をロック
する(ステップST3)。しかるのち、ICカード10
の処理が行われ(ステップST4)、処理が終了する
(ステップST5)と、駆動モータ56が逆回転されて
(ステップST6)、ロックレバー54が下方に回動さ
れてロックが解除される(ステップST7)。しかるの
ち、ICカード10が抜き取られる(ステップST
8)。
【0091】なお、この実施の形態では、ICカード1
0を長手方向に差し込んでいるが、差し込み方向を短手
とすれば更に有効である。
【0092】図24〜図34は本発明の第5の実施の形
態を示すものである。
【0093】図24はICカードの読取書込装置を示す
正面図で、図25はその一部を破断して示す側面図であ
る。
【0094】図中71は装置本体で、この装置本体71
の前面上部には、データを表示する表示部72が設けら
れ、表示部72の下部側には、ICカード10を差し込
ませる差込口部73が設けられている。
【0095】また、装置本体71の前面部には、差込口
部73の外周部を囲繞する枠体状のカバー部材74が出
入自在に設けられている。
【0096】差込口部73の奥部側には、図8で示した
のと同様の検知スイッチ75が設けられ、差込口部73
内にICカード10が挿入されたとき、その挿入端部が
検出されるようになっている。
【0097】図29〜図31はカバー部材74の駆動機
構80を示すものである。
【0098】図中76は正逆回転する2軸の駆動モータ
で、この駆動モータ76はウォームギヤ77a,77b
を介して駆動ギヤ78a,78bに接続されている。駆
動ギヤ78a,78bはカバー部材73の上面および下
面部に対向配置されている。カバー部材74の上面およ
び下面部にはそれぞれラックギヤ79a,79a,79
b,79bが配設され、これらラックギヤ79a,79
a,79b,79bに駆動ギヤ78a,78bが噛合さ
れている。
【0099】駆動モータ76が正回転されると、ウォー
ムギヤ77a,77b、および駆動ギヤ78a,78b
が回転され、この回転により、ラックギヤ79a,79
a,79b,79bを介してカバー部材74が図32お
よび図33に示すよに前進されてICカード10の突出
側をカバーするようになっている。
【0100】駆動モータ56が逆回転されると、ウォー
ムギヤ77a,77b、および駆動ギヤ78a,78b
が逆回転され、この逆回転により、ラックギヤ79a,
79a,79b,79bを介してカバー部材74が後退
されて収納されるようになっている。
【0101】図34はICカード10の処理動作を示す
フローチャート図である。
【0102】まず、装置本体71のカード差込口73に
ICカード10を差し込み、その差込側の端部が検知ス
イッチ75により検知されると(ステップST1)、駆
動モータ76が正回転される(ステップST2)。この
正回転により、ウォームギヤ77a,77b、駆動ギヤ
78a,78bが回転されてラックギヤ79a,79
a、79b,79bを介してカバー部材74が、図3
2,図33に示すように、突出され(ステップST
3)、ICカード10の突出側がカバーされる。しかる
のち、ICカード10の処理が開始され(ステップST
4)、カード処理が終了すると(ステップST5)、駆
動モータ76が逆回転される(ステップST6)。この
逆回転により、ウォームギヤ77a,77b、駆動ギヤ
78a,78bが逆回転されてラックギヤ79a,79
a、79b,79bを介してカバー部材74が後退され
て、図29〜図31に示すように収納される(ステップ
ST7)。これにより、ICカード10の装置本体71
からの突出側が露出され、ICカード10が抜き取られ
る(ステップST7)。
【0103】この実施の形態によれば、ICカード10
が差し込まれると、差込口73の周辺部分からカバー部
材74が突出してICカード10を覆い隠すため、IC
カード10に触れることを防ぐことができる。
【0104】なお、この実施の形態では、カードを長手
方向に差し込んでいるが、差し込み方向を短手とすれば
更に有効である。
【0105】図35〜図38は本発明の第6の実施の形
態を示すものである。
【0106】図35はICカードの読取書込装置を示す
正面図で、図36はその一部を破断して示す側面図であ
る。
【0107】図中81は装置本体で、この装置本体81
の前面上部には、データを表示する表示部82が設けら
れ、表示部82の下部側には、ICカード10を差し込
ませる差込口部83が設けられている。
【0108】また、装置本体81の前面部には、差込口
部73の上下に位置する遮蔽板84a、84bが出入自
在に配設されている。
【0109】差込口部83の奥部側には、検知スイッチ
85が設けられ、差込口部83内にICカード10が挿
入されたとき、その挿入端部を検出するようになってい
る。
【0110】検知スイッチ85によってICカード10
の挿入端部が検出されたとき、図29〜図31で示した
のと同様の駆動機構によって遮蔽板84a、84bが装
置本体81から突出されてICカード10を保護するよ
うになっている。
【0111】この実施の形態によれば、ICカード10
が差し込まれると、ICカード10の突出側の端部まで
届く長さの大きさの遮蔽板84a,84bが突出してI
Cカード10を覆い隠すため、ICカード10に接触す
ることを防ぐことができる。
【0112】なお、この実施の形態では、ICカード1
0を長手方向から差し込んでいるが、差し込み方向を短
手方向とすれば、更に有効である。
【0113】図39〜図45は本発明の第7の実施の形
態を示すものである。
【0114】図39はICカードの読取書込装置を示す
正面図で、図40はその一部を破断面して示す側面図で
ある。
【0115】図中91は装置本体で、この装置本体91
の前面上部には、データを表示する表示部92が設けら
れ、表示部92の下部側には、ICカード10を差し込
ませる差込口部93が設けられている。
【0116】また、装置本体91内には格納部91aが
設けられ、この格納部91a内には、カバー部材94が
回動自在に設けられている。
【0117】差込口部93の奥部側には、ICカード1
0の挿入端部を検出する検出スイッチ95が設けられ、
この検出スイッチ95がICカード10の挿入端部を検
出したとき、カバー部材94の駆動機構を駆動させるよ
うになっている。
【0118】図43および図44はカバー部材94の駆
動機構100を示すものである。
【0119】図中96は正逆回転する駆動モータで、こ
の駆動モータ96はウォームギヤ97を介して駆動ギヤ
98に接続されている。駆動ギヤ98はカバー部材93
の支軸99に取り付けられている。
【0120】駆動モータ96が正回転されると、ウォー
ムギヤ97および駆動ギヤ98が回転し、支軸99を介
してカバー部材94が装置本体91から突出する方向に
回動されるようになっている。
【0121】駆動モータ96が逆回転されると、ウォー
ムギヤ97および駆動ギヤ98が逆回転され、支軸99
を介してカバー部材94が装置本体91から突出する位
置から格納部91a側に向かって回動されて格納される
ようになっている。
【0122】図45はICカード10の処理動作を示す
フローチャート図である。
【0123】まず、装置本体91のカード差込口93に
ICカード10を差し込み、その差込側の端部が検知ス
イッチ95により検知されると(ステップST1)、駆
動モータ96が正回転される(ステップST2)。この
正回転により、ウォームギヤ97、駆動ギヤ98が回転
され、支軸99を介してカバー部材94が回動されて突
出してICカバー10をカバーする(ステップST
3)。しかるのち、ICカード10の処理が開始され
(ステップST4)、カード処理が終了すると(ステッ
プST5)、駆動モータ76が逆回転される(ステップ
ST6)。この逆回転により、ウォームギヤ97、駆動
ギヤ98が逆回転されて支軸99が逆回転されてカバー
部材94が下方に回動されて格納部91a内に格納され
る(ステップST7)。これにより、ICカード10が
露出され、ICカード10が抜き取られる(ステップS
T7)。
【0124】この実施の形態によれば、ICカード10
が差し込まれると、ICカード10の突出部分の全体を
覆うカバー部材94が突出し、ICカード10を覆い隠
すため、ICカード10に触れることを防ぐことができ
る。
【0125】なお、この実施の形態では、カード10を
長手方向に差し込んでいるが、差し込み方向を短手とす
れば更に有効である。
【0126】図46は本発明の第8の実施の形態を示す
ものである。
【0127】図中101は装置本体で、この装置本体1
01内の略中央部には、ブロック102がスライド自在
に設けられ、このブロック102は押圧バネ103a,
103bにより、装置本体101内の奥側に付勢されて
いる。ブロック102には差込口部104が形成されて
いるとともに、上下一対の挾圧部材105a,105b
が配設されている。上下一対の挾圧部材105a,10
5bはスプリング106a,106bにより差込口部1
04側に向かって押圧されている。
【0128】ブロック102の背面部には突起部106
が突設され、この突起部106により、ブロック位置検
出スイッチ107がオン、オフされるようになってい
る。
【0129】この実施の形態によれば、ICカード10
が差し込まれると、上下一対の挾圧部材105a,10
5bによってICカード10の差し込まれた部分が強固
に挟み込まれ、引き抜きを防止する。
【0130】この場合、ある程度の力で引けば滑って抜
けてしまう可能性もあり、これを極力回避するため、ブ
ロック102を慴動可能とし、押圧バネ103a,10
3bにより、カード10とカード10を挟み込む挾圧部
材105a,105bの静止摩擦力よりやや弱い力で機
器側に付勢することにより、引き抜き動作に対してブロ
ック102全体が動くことで、カード10とブロック1
02の相対位置関係を一定に保つ構造となっている。
【0131】一般的に、誤ってカードを引き抜こうとし
た際に、少し動いて引き戻される感触があった場合に
は、操作者は誤操作をしたことに気がつく。
【0132】さらに、ブロック102の位置をブロック
位置検出スイッチ107で監視することで引き抜き動作
を検出し、操作者に対してブザー音等のアラームを発す
ることで効果は一層高まる。
【0133】また、機器独自にカードとのデータ交換を
論理的矛盾が起きない時点で中断したり、上位装置に対
してアラームを発し対処指示を仰ぐ等の動作も考えられ
る。
【0134】なお、この実施の形態では、カード長手方
向に差し込んでいるが、差し込み方向を短手とすれば手
に触れられる部分が小さくなり更に有効である。
【0135】以上は装置本体の奥行き寸法を現実的に小
さくする方法であるが、製品に対するニーズとしては装
置本体のほとんどの部分は壁面に収納されてさえいれ
ば、一部分の出っ張りは許容される場合もある。
【0136】たとえば、既存の磁気カードリーダの場
合、壁に埋め込まれた本体の前面パネルにカードリーダ
ユニット部品を取り付けた構造の製品がある。
【0137】これを本発明で主題としている機器に適用
すると、図47および図48に示す第8の実施の形態と
なる。
【0138】仮に、装置本体111の奥行きを前記壁1
12内空間の最大奥行きである50mmとすると、IC
カード10の長手方向の長さが約85mmなので、カー
ド10を極力機器の背面近くまで壁面と垂直方向に差し
込む構造とすると、カード10は機器のフロントパネル
面から約40mm出っ張ることになる。
【0139】この実施の形態では、装置本体111前面
のカード差込口113が位置する部分に突出部114を
一体に突設し、この突出部114にカード差込口113
に連通するスリット口部115を設けている。
【0140】ICカード10は、突出部114のスリッ
ト口部115から導入されてカード差込口113に差し
込まれ、カード差込口113から突出する部分はスリッ
ト部115内に完全に挿入された状態となり、前記した
各実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0141】なお、カード10の短手方向の寸法は約5
4mmなので、短手方向にカードを差し込む機構とすれ
ば、突出部114の突出量を更に、少なくできる。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体の幅寸法を小とし薄型化を図ることができ、埋
め込み型として用いた場合には、壁の内部に埋め込むこ
とができ、また、壁掛け型として用いた場合には壁面か
らの出っ張りを極力抑えることができるようにする。
【0143】また、装置本体の前面部からICカードを
差し込むことにより、利き腕や身体的個人差の影響を受
けることなく、容易にICカードを差し込むことができ
るようにする。
【0144】また、カード差込口部を凹部の内底部に設
けることにより、埃や異物がカード差込口部から侵入さ
せないようにする。
【0145】さらに、ICカードとの通信時には、カー
ド取込部を処理装置本体の凹部内に収容することによ
り、ICカードの抜き取りを防止できるようにする。
【0146】また、処理装置本体の前面部に抜取防止部
材を移動自在に設け、ICカードとの通信時には、抜取
防止部材をICカードの後端側まで突出することによ
り、ICカードの抜き取りを防止できるようにする。
【0147】また、処理装置本体の前面部から突出自在
に抜取防止部材を設け、ICカードとの通信時には、抜
取防止部材をICカードの後端側までを覆う位置に突出
することにより、ICカードの抜き取りを防止できるよ
うにする。
【0148】さらに、カード保持部をICカードの抜き
取り方向に対してスライド自在に支持しICカードとの
通信時にICカードの抜き取り操作が行われた場合は前
記カード保持部がICカードを保持した状態でスライド
するように構成された支持手段を備えることにより、抜
き取り操作に対してカード保持部とICカードとの相対
位置関係を一定に保つことができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるICカードの
読取書込装置を示す正面図。
【図2】ICカードの読取書込装置を示す側面図。
【図3】ICカードを示す平面図。
【図4】ICカードを示す側面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態であるICカードの
読取書込装置を示す正面図。
【図6】ICカードの読取書込装置を一部破断して示す
側面図。
【図7】ICカードの読取書込装置のカード取込部の駆
動機構を示す側面図。
【図8】カード取込部の内部構成を示す図。
【図9】カード取込部が装置本体から突出された状態を
示す正面図。
【図10】カード取込部が装置本体から突出された状態
を示す側面図。
【図11】ICカードの処理動作を示すフローチャート
図。
【図12】本発明の第3の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す正面図。
【図13】ICカードの読取書込装置を一部破断して示
す側面図。
【図14】ICカードが格納された状態を示す正面図。
【図15】ICカードが格納された状態を一部破断して
示す側面図。
【図16】ICカードの処理動作を示すフローチャート
図。
【図17】本発明の第4の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す正面図。
【図18】ICカードの読取書込装置を一部破断して示
す側面図。
【図19】ロック部材によりICカードがロックされた
状態を示す正面図。
【図20】ロック部材によりICカードがロックされた
状態を示す側面図。
【図21】ロック部材の駆動機構を示す構成図。
【図22】ロック部材が駆動機構により回動された状態
を示す図。
【図23】ICカードの処理動作を示すフローチャート
図。
【図24】本発明の第5の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す正面図。
【図25】ICカードの読取書込装置を一部破断して示
す側面図。
【図26】カバー部材によりICカードがカバーされた
状態を示す正面図。
【図27】カバー部材によりICカードがカバーされた
状態を示す側断面図。
【図28】カバー部材によりICカードがカバーされた
状態を示す斜視図。
【図29】カバー部材の駆動機構を示す側面図。
【図30】カバー部材の駆動機構を示す正面図。
【図31】カバー部材の駆動機構を示す下面図。
【図32】駆動機構によりカバー部材が突出された状態
を示す側面図。
【図33】駆動機構によりカバー部材が突出された状態
を示す下面図。
【図34】ICカードの処理動作を示すフローチャート
図。
【図35】本発明の第6の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す正面図。
【図36】ICカードの読取書込装置を示す側面図。
【図37】遮蔽部材によりICカードが遮蔽された状態
を示す正面図。
【図38】遮蔽部材によりICカードが遮蔽された状態
を示す側面図。
【図39】本発明の第7の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す正面図。
【図40】ICカードの読取書込装置を一部破断して示
す側面図。
【図41】カバー部材によりICカードがカバーされた
状態を示す正面図。
【図42】カバー部材によりICカードがカバーされた
状態を示す側面図。
【図43】カバー部材の駆動機構を示す斜視図。
【図44】カバー部材の駆動機構を示す側面図。
【図45】ICカードの処理動作を示すフローチャート
図。
【図46】本発明の第8の実施の形態であるICカード
の保持機構を示す側断面図。
【図47】本発明の第9の実施の形態であるICカード
の読取書込装置を示す側面図。
【図48】ICカードの読取書込装置のカード差込部を
示す側断面図。
【符号の説明】
1,21,51,71,81,91,101,112…
装置本体 3…凹部 5,31,42a,53,73,83,93,104,
113…カード差込口部 10…ICカード 6,23a…収納部 7,39…コンタクト部 21a,41,51a,91a…格納部(凹部) 14…接触端子 23…カード取込部 25,63,80,100…駆動手段 42…カード保持部 54…ロックレバー(抜取防止部材) 74,84a,84b…カバー部材(抜取防止部材) 102…ブロック(カード保持部) 105a,105b…挾圧部材(支持手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 この装置本体の前面部に設けられた凹部と、 この凹部の内底部に設けられ、接触端子を有したICカ
    ードを差し込ませるカード差込口部と、 このカード差込口部に連通し、該カード差込口部から差
    し込まれるICカードを前記装置本体内の斜め下方に向
    かって案内し、収納する収納部と、 この収納部内に設けられ、該収納部内に収納された前記
    ICカードの接触端子に電気的に接触して通信するコン
    タクト部と、 を具備することを特徴とするICカードの読取書込装
    置。
  2. 【請求項2】表示部等が前面に設けられたICカード処
    理装置の本体と、 この処理装置の本体の前面に回動自在に設けられたカー
    ド取込部と、 このカード取込部内に設けられ、カード取込部の回動端
    に挿入口が設けられ、接触端子を有するICカードが挿
    入されるカード差込部と、 このカード差込部内に設けられ、挿入されたICカード
    の接触端子と電気的に接触して通信するコンタクト部と
    を有することを特徴とするICカードの読取書込装置。
  3. 【請求項3】前記カード差込部はICカードの挿入方向
    の長さ以上の寸法で形成され、挿入されたICカードを
    収納した状態で回動可能に構成されていることを特徴と
    する請求請2記載のICカードの読取書込装置。
  4. 【請求項4】前記カード差込部はICカードの挿入方向
    の長さより小さい寸法で形成され、挿入されたICカー
    ドの一部を受け入れた状態で回動可能に構成されている
    ことを特徴とする請求請2記載のICカードの読取書込
    装置。
  5. 【請求項5】カードの処理が必要な際に、前記カード取
    込部を回動させてカード取込部の挿入口を処理装置の本
    体の前面から突出させ、ICカードの通信処理終了後
    で、前記ICカードがカード差込部から抜き取られた後
    にカード取込部を逆方向に回動させてカード取込部を処
    理装置の本体の前面側に退避させるよう上記カード取込
    部を駆動する駆動手段を有することを特徴とする請求項
    2または3記載のICカードの読取書込装置。
  6. 【請求項6】ICカード処理装置の前面における利用者
    の存在を検知する検知手段と、 この検知手段により利用者の存在が検知された場合、前
    記カード取込部を回動させてカード取込部の挿入口を処
    理装置の本体の前面から突出させ、ICカードの通信処
    理終了後で、前記ICカードがカード差込部から抜き取
    られた後にカード取込部を逆方向に回動させてカード取
    込部を処理装置の本体の前面側に退避させるよう上記カ
    ード取込部を駆動する駆動手段を有することを特徴とす
    る請求項2乃至4のいずれかに記載のICカードの読取
    書込装置。
  7. 【請求項7】表示部等が前面に設けられこの前面におい
    て凹部が設けられたICカード処理装置の本体と、 この処理装置の本体の凹部内に収容され、かつ、回動自
    在に設けられたカード取込部と、 このカード取込部内に設けられ、カード取込部の回動端
    に挿入口が設けられ接触端子を有するICカードが挿入
    されるカード差込部と、 このカード差込部内に設けられ、挿入されたICカード
    の接触端子と電気的に接触して通信するコンタクト部
    と、 を具備し、 ICカードとの通信時には、前記カード取込部を処理装
    置の本体の凹部内に収容してICカードの抜き取りを防
    止することを特徴とするICカードの読取書込装置。
  8. 【請求項8】表示部等が前面に設けられたICカード処
    理装置の本体と、 この処理装置の本体の前面にICカードの挿入口が設け
    られ、接触端子を有するICカードの少なくとも、接触
    端子部分が挿入されるカード差込部と、 このカード差込部内に設けられ、挿入されたICカード
    の接触端子と電気的に接触して通信するコンタクト部
    と、 処理装置の本体の前面に移動自在に設けられ、ICカー
    ドとの通信時には、ICカードの後端側まで突出して前
    記カード差込部に差し込まれたICカードの抜き取りを
    防止する抜取防止部材を有することを特徴とするICカ
    ードの読取書込装置。
  9. 【請求項9】前記抜取防止部材は処理装置の本体の前面
    に回動自在に設けられており、ICカードとの通信時に
    は、ICカードの後端側に回動して前記カード差込部に
    差し込まれたICカードの後端を係止するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項8記載のICカードの
    読取書込装置。
  10. 【請求項10】表示部等が前面に設けられたICカード
    処理装置の本体と、 この処理装置の本体の前面にICカードの挿入口が設け
    られ、接触端子を有するICカードの少なくとも、接触
    端子部分が挿入されるカード差込部と、 このカード差込部内に設けられ、挿入されたICカード
    の接触端子と電気的に接触して通信するコンタクト部
    と、 前記カード差込部の近傍において、処理装置の本体の前
    面から突出自在に設けられ、前記カード差込部に差し込
    まれたICカードの後端側までを覆う位置に突出してI
    Cカードの抜き取りを防止する抜き取り防止部材を有す
    ることを特徴とするICカードの読取書込装置。
  11. 【請求項11】前記抜取防止部材はカード差込部の近傍
    において、ICカードの挿入方向において、スライド自
    在に設けられるとともに、ICカードの外周を覆うよう
    に形成され、前記カード差込部に差し込まれたICカー
    ドの後端側までスライドしてICカードの抜き取りを防
    止することを特徴とする請求項10記載のICカードの
    読取書込装置。
  12. 【請求項12】前記抜取防止部材はカード差込部の近傍
    において、ICカードの挿入方向において、スライド自
    在に設けられるとともに、ICカードの一方の面および
    他方の面を覆うように一対の板状部材で形成され、前記
    カード差込部に差し込まれたICカードの後端側までス
    ライドしてICカードの抜き取りを防止することを特徴
    とする請求項10記載のICカードの読取書込装置。
  13. 【請求項13】前記抜取防止部材はカード差込部の近傍
    において、回動自在に設けられ、回動時に処理装置の本
    体の前面から突出してかつ、ICカードの挿入方向にお
    いて、ICカードの後端側をカバーしてICカバーの抜
    き取り操作を防止する抜き取り防止部材を有することを
    特徴とする請求項10記載のICカードの読取書込装
    置。
  14. 【請求項14】表示部等が前面に設けられ、ICカード
    処理装置の本体と、 この処理装置の本体の前面側に設けられ接触端子を有す
    るICカードの少なくとも接触端子部分が挿入され、他
    の部分が処理装置の本体の前面から突出した状態でIC
    カードを保持するカード保持部と、 このカード保持部内に設けられ、ICカードの接触端子
    と電気的に接触して通信するコンタク部と、 前記カード保持部をICカードの抜き取り方向に対して
    スライド自在に支持しICカードとの通信時にICカー
    ドの抜き取り操作が行われた場合は前記カード保持部が
    ICカードを保持した状態でスライドするように構成さ
    れた支持手段とを有することを特徴とするICカードの
    読取書込装置。
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