JPH09211351A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH09211351A
JPH09211351A JP1585896A JP1585896A JPH09211351A JP H09211351 A JPH09211351 A JP H09211351A JP 1585896 A JP1585896 A JP 1585896A JP 1585896 A JP1585896 A JP 1585896A JP H09211351 A JPH09211351 A JP H09211351A
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JP
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laser light
laser
scanning
emitting means
reflected
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JP1585896A
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Inventor
Kazunori Murakami
和則 村上
Masayuki Satomi
真幸 里美
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の小形化及びコスト低下を図る。 【解決手段】スキャナモータ41の回転軸41bの一端
に固定したロータ41aの上に直角プリズム45を固定
し、この直角プリズムの各反射面に対して光出射ユニッ
ト43,44からそれぞれレーザ光を出射する。光出射
ユニット43からのレーザ光は直角プリズムの一方の反
射面で反射し、補正レンズ46及び折返しミラー48を
介して感光ドラム49の感光面を走査し、光出射ユニッ
ト44からのレーザ光は直角プリズムの他方の反射面で
反射し、補正レンズ47及び折返しミラー50を介して
感光ドラム51の感光面を走査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタや
レーザファクス等、電子写真方式で画像形成を行う画像
形成装置の露光光学系に使用する光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラーレーザプリンタは、図9
に示すように、記録紙1を収納した給紙カセット2から
記録紙1をピックアップロ−ラ3により所定のタイミン
グで1枚ずつ送り出し、さらに給紙ローラ4により搬送
ベルト5上に送り込む。搬送ベルト5はベルト駆動ロー
ラ6と従動ローラ7間に掛けわたされており、このロー
ラ6,7間の搬送ベルト5上に、給紙側から順にイエロ
−画像形成ステーション81 、マゼンタ画像形成ステー
ション82 、シアン画像形成ステーション83 及びブラ
ック画像形成ステーション84 を配置している。搬送ベ
ルト5は外側が絶縁層、内側が導電層の2層構造になっ
ている。そしてベルト駆動ローラ6を駆動モータ9で回
転駆動することにより搬送ベルト5を図中矢印方向に移
動させ、給紙ローラ4により送り込まれる記録紙1を搬
送するようになっている。
【0003】イエロ−画像形成ステーション81 の手前
にベルト帯電器10を配置し、このベルト帯電器10で
搬送ベルト5及び記録紙1を表面電位1〜2KV程度に
帯電しその記録紙1を搬送ベルト5上に吸着させるよう
になっている。またベルト駆動ローラ6から従動ローラ
7へ移動する搬送ベルト5の途中の部位にベルト除電器
11及びベルトクリーナ12を配置し、搬送ベルト5を
除電するとともにクリーニングするようになっている。
【0004】各画像形成ステーション81 〜84 は同一
構成で、感光ドラム131 ,132,133 ,134
設け、この感光ドラム131 〜134 の周囲に感光面の
表面電位を−500V程度に帯電するドラム帯電器14
1 ,142 ,143 ,144、感光面を光走査で露光し
静電潜像を形成する露光装置151 ,152 ,153
154 、静電潜像にトナーを付着して現像する現像器1
1 ,162 ,163,164 、現像したトナー像を記
録紙1に転写する転写ロ−ラ171 ,172 ,173
174 、感光ドラム131 〜134 の感光面のトナーを
除去するクリ−ナ181 ,182 ,183 ,184 を配
置している。そして感光ドラム131 〜134 と転写ロ
ーラ171 〜174 との間を搬送ベルト5が通過するよ
うになっている。
【0005】ブラック画像形成ステーション84 の後方
に定着装置19を設け、搬送ベルト5を介して送り出さ
れる画像転写済みの記録紙1を加圧、加熱定着する。そ
して定着装置19で定着が終了した記録紙1を排紙ロー
ラ20により外部に排出するようになっている。このよ
うなレーザプリンタの露光装置151 〜154 には光走
査装置が使用されている。光走査装置は、レーザ光を偏
向走査して感光ドラム131 〜134 の感光面に照射し
て露光し、画像情報を静電潜像として記録する。
【0006】このような光走査装置としては、従来、例
えば特開平5−346551号公報が知られている。こ
れは図10及び図11に示すように、半導体レーザ発振
器21からのレーザ光をコリメータレンズ22で発散角
の小さい略平行な光束に変換させた後スリット23で円
形のビームに整形し、そのビームを反射ミラー24に反
射させ直角に光路を変更させた後、スキャナモータ25
のロータ25aの回転軸25b上に配置されている直角
プリズム26の2つの45度反射面に照射している。こ
の直角プリズム26には反射ミラー24からの反射光が
スキャナモータ25の回転軸25bから数mm程度離れて
その回転軸25bに平行に入射するようになっている。
【0007】スキャナモータ25は、ロータ25aにマ
グネット25cを一体に取付けている。回転軸25b
は、ステータ部材も兼ねるベース部25dにボールベア
リング25eを介して回転自在に取付けている。ベース
部25dには、スペーサ25fを介して回路基板25g
を固定し、この回路基板25gのマグネット25cと対
向した部位の裏面側にコイル25hを取付けている。反
射ミラー24からの反射光はスキャナモータ25で回転
駆動する直角プリズム26の反射面で反射してスキャナ
モータ25の回転軸25bに直角な平面方向に偏向走査
する偏向光に変換した後、近傍に配置した入射面よりも
出射面の曲率半径が小さく、出射面側に向かって凸のメ
ニスカスレンズ27に入射し、図12に示すように、反
射ミラー28を介して感光ドラム131 〜134 の感光
面に走査光として結像するようになっている。
【0008】半導体レーザ発振器21、収束レンズ22
及びスリット23は光出射ユニット29として一体化し
ている。そして、光出射ユニット29をケース30の上
部後方に固定し、反射ミラー24をケース30の上部前
方の傾斜部に埋設し、メニスカスレンズ27をケース3
0の前部開口部に固定している。この光走査装置は、半
導体レーザ発振器21からのレーザ光を収束レンズ22
及びスリット23を介して円形のレーザ光とし、このレ
ーザ光を反射ミラー24で反射して直角プリズム26の
反射面で反射する。直角プリズム26はスキャナーモー
タ25により回転し、2面の反射面により1回転で2回
レーザ光を平面方向に偏向走査する。この走査光はメニ
スカスレンズ27、反射ミラー28を介して感光ドラム
の感光面に到達し、この感光面上を主走査方向に走査し
て露光を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような光走査装置
は、出射する走査光の方向が一方向であり、このため、
図9に示すようなカラーレーザプリンタでは各露光装置
151 〜154 にそれぞれ1台の計4台の光走査装置が
必要となり、装置が大形化するとともに高価となる問題
があった。
【0010】そこで請求項1記載の発明は、同時に複数
方向に走査光を出射してそれぞれ異なる結像面に結像さ
せることで、複数の画像形成ステーションを備えたもの
において使用する光走査装置の台数を減らすことがで
き、装置の小形化及びコスト低下を図ることができる光
走査装置を提供する。
【0011】また、請求項2記載の発明は、同時に複数
方向にしかも角度を変えて走査光を出射してそれぞれ異
なる結像面に結像させることで、複数の画像形成ステー
ションを備えたものにおいて使用する光走査装置の台数
をさらに減らすことができ、装置の小形化及びコスト低
下を図ることができる光走査装置を提供する。
【0012】また、請求項3記載の発明は、同時に複数
方向に走査光を出射し、この各走査光を共通の結像面に
重ねて又は副走査方向に1ドットずつずらして結像させ
ることで、簡単な構成で解像度を高めること又は露光速
度を高めることができる光走査装置を提供する。
【0013】また、請求項4記載の発明は、同時に同一
方向に複数の走査光を出射してそれぞれ異なる結像面に
結像させることで、複数の画像形成ステーションを備え
たものにおいて使用する光走査装置の台数を減らすこと
ができ、装置の小形化及びコスト低下を図ることができ
る光走査装置を提供する。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、同時に同
一方向に複数の走査光を出射し、この各走査光を共通の
結像面に重ねて又は副走査方向に1ドットずつずらして
結像させることで、簡単な構成で解像度を高めること又
は露光速度を高めることができる光走査装置を提供す
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体レーザを有し、略平行なレーザ光を出射する複数
のレーザ光出射手段と、このレーザ光出射手段の数以上
の面の反射面を有するプリズム状反射体と、このプリズ
ム状反射体をロータ上に固定して回転するスキャナモー
タと、レーザ光出射手段の個数に対応した個数の補正レ
ンズと、複数の折返しミラーを備え、スキャナモータの
回転軸を対称軸として略線対称位置にレーザ光出射手段
及び補正レンズを配置し、各レーザ光出射手段からのレ
ーザ光をスキャナモータの回転軸に平行に入射し、この
入射したレーザ光をプリズム状反射体の各反射面でそれ
ぞれ反射してスキャナモータの回転軸に対し垂直な面内
で偏向走査する走査光に変換し、この各走査光を対応す
る補正レンズを介して出射し、さらに折返しミラーで反
射してそれぞれ異なる結像面に結像させるものである。
これにより、結像面として例えば複数の感光ドラムを備
えたものにおいて、複数のレーザ光出射手段からのレー
ザ光で同時に複数の感光ドラムを走査し露光する。
【0016】請求項2記載の発明は、半導体レーザを有
し、略平行なレーザ光を出射する複数のレーザ光出射手
段と、このレーザ光出射手段の数以上の面の反射面を有
するプリズム状反射体と、このプリズム状反射体をロー
タ上に固定して回転するスキャナモータと、レーザ光出
射手段の個数に対応した個数の補正レンズと、複数の折
返しミラーを備え、プリズム状反射体は、各反射面の角
度を若干異ならせ、スキャナモータの回転軸を対称軸と
して略線対称位置にレーザ光出射手段及び補正レンズを
配置し、各レーザ光出射手段からのレーザ光をスキャナ
モータの回転軸に平行に入射し、この入射したレーザ光
をプリズム状反射体の各反射面でそれぞれ反射してスキ
ャナモータの回転軸に対し略垂直な面内で偏向走査する
走査光に変換し、この各走査光を対応する補正レンズを
介して出射し、さらに折返しミラーで反射してそれぞれ
異なる結像面に結像させるものである。これにより、結
像面として例えば複数の感光ドラムを備えたものにおい
て、複数のレーザ光出射手段からのレーザ光で同時に複
数の感光ドラムを走査し露光する。また、プリズム状反
射体の反射面が変わると、複数のレーザ光出射手段から
のレーザ光で同時に前回露光した感光ドラムとは異なる
複数の感光ドラムを走査し露光する。
【0017】請求項3記載の発明は、半導体レーザを有
し、略平行なレーザ光を出射する複数のレーザ光出射手
段と、このレーザ光出射手段の数以上の面の反射面を有
するプリズム状反射体と、このプリズム状反射体をロー
タ上に固定して回転するスキャナモータと、レーザ光出
射手段の個数に対応した個数の補正レンズと、複数の折
返しミラーを備え、スキャナモータの回転軸を対称軸と
して略線対称位置にレーザ光出射手段及び補正レンズを
配置し、各レーザ光出射手段からのレーザ光をスキャナ
モータの回転軸に平行に入射し、この入射したレーザ光
をプリズム状反射体の各反射面でそれぞれ反射してスキ
ャナモータの回転軸に対し垂直な面内で偏向走査する走
査光に変換し、この各走査光を対応する補正レンズを介
して出射し、さらに折返しミラーで反射して共通の結像
面に重ねて又は副走査方向に1ドットずつずらして結像
させるものである。これにより、結像面として例えば1
個の感光ドラムを備えたものにおいて、複数のレーザ光
出射手段からのレーザ光で同時にこの感光ドラムを走査
し露光する。その場合に、複数のレーザ光を重ねて走査
する。または、複数のレーザ光を副走査方向に1ドット
ずつずらして走査する。
【0018】請求項4記載の発明は、半導体レーザを有
し、略平行なレーザ光を出射する複数のレーザ光出射手
段と、1面の反射面を有するプリズム状反射体と、この
プリズム状反射体をロータ上に固定して回転するスキャ
ナモータと、複数の補正レンズと、複数の折返しミラー
を備え、スキャナモータの回転軸を対称軸として略線対
称位置に1又はレーザ光出射手段の個数と等しい個数の
補正レンズを配置し、各レーザ光出射手段からのレーザ
光をスキャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射
したレーザ光をプリズム状反射体の反射面で同時に反射
してスキャナモータの回転軸に対し垂直な面内で偏向走
査する走査光に変換し、この走査光を対応する補正レン
ズを介して出射し、さらに折返しミラーで反射してそれ
ぞれ異なる結像面に結像させるものである。これによ
り、結像面として例えば複数の感光ドラムを備えたもの
において、複数のレーザ光出射手段からのレーザ光で同
時に複数の感光ドラムを走査し露光する。
【0019】請求項5記載の発明は、半導体レーザを有
し、略平行なレーザ光を出射する複数のレーザ光出射手
段と、1面の反射面を有するプリズム状反射体と、この
プリズム状反射体をロータ上に固定して回転するスキャ
ナモータと、複数の補正レンズと、複数の折返しミラー
を備え、スキャナモータの回転軸を対称軸として略線対
称位置に1又はレーザ光出射手段の個数と等しい個数の
補正レンズを配置し、各レーザ光出射手段からのレーザ
光をスキャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射
したレーザ光をプリズム状反射体の反射面で同時に反射
してスキャナモータの回転軸に対し垂直な面内で偏向走
査する走査光に変換し、この走査光を対応する補正レン
ズを介して出射し、さらに折返しミラーで反射して共通
の結像面に重ねて又は副走査方向に1ドットずつずらし
て結像させるものである。これにより、結像面として例
えば1個の感光ドラムを備えたものにおいて、複数のレ
ーザ光出射手段からのレーザ光で同時にこの感光ドラム
を走査し露光する。その場合に、複数のレーザ光を重ね
て走査する。または、複数のレーザ光を副走査方向に1
ドットずつずらして走査する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2に示すように、スキ
ャナモータ41のステータ部材を兼ねるベース部41d
に、このスキャナモータ41を包囲するケース42を固
定している。前記スキャナモータ41は、回転軸41b
の一端に固定したロータ41aにマグネット41cを一
体に取付けている。前記回転軸41bは、ベース部41
dにボールベアリング41eにより回転自在に取付けて
いる。前記ベース部41dにスペーサ41fを介して回
路基板41gを固定し、この回路基板41gのマグネッ
ト41cと対向した部位の裏面側にコイル41hを取付
けている。
【0021】前記スキャナモータ41の回転軸41bの
上方に位置する前記ケース42にレーザ光出射手段とし
て、第1、第2の2つの光出射ユニット43,44を固
定するとともに前記スキャナモータ41のロータ41a
に回転軸41b上に位置してプリズム状反射体として2
つの45度の反射面を有する直角プリズム45を固定し
ている。すなわち、直角プリズム45は、互いに直交す
る単辺側の2つの面を反射面とし、かつこの2つの反射
面と対向した長辺側の面の中心をスキャナモータ41の
回転軸41bに合わせて配置し、前記光出射ユニット4
3,44からのレーザ光をスキャナモータ41の回転軸
41bの中心から数mm程度離れ、かつその回転軸41b
に平行に入射している。
【0022】前記光出射ユニット43,44は、半導体
レーザ発振器43a,44aを設け、この半導体レーザ
発振器43a,44aからのレーザ光をコリメータレン
ズ43b,44bで発散角を小さくして略平行な光束に
変換した後スリット43c,44cで円形ビームのレー
ザ光に整形し、このレーザ光をそれぞれ前記直角プリズ
ム45の各反射面に入射するようになっている。
【0023】前記直角プリズム45は、各反射面で光出
射ユニット43,44からのレーザ光を反射してスキャ
ナモータ41の回転軸41bに垂直で相反する2つの平
面方向に偏向走査する2つのレーザ走査光に変換した
後、前記ケース42の側部に配置した2つの補正レンズ
46,47にそれぞれ入射するようになっている。前記
補正レンズ46,47は、入射面よりも出射面の曲率半
径が小さく、出射側に向かって凸のレンズである。
【0024】前記直角プリズム45の一方の反射面から
補正レンズ46を介して出射するレーザ走査光を第1の
折返しミラー48で反射して結像面である第1の感光ド
ラム49の感光面に結像するとともに前記直角プリズム
45の他方の反射面から補正レンズ47を介して出射す
るレーザ走査光を第2の折返しミラー50で反射して他
の結像面である第2の感光ドラム51の感光面に結像し
ている。前記第1の感光ドラム49の感光面及び第2の
感光ドラム51の感光面を走査するレーザ走査光は図2
に矢印で示すように互いに反対になる。
【0025】このような構成の光走査装置を使用すれ
ば、同時に2つの感光ドラム49,51に対して露光が
できる。従って、例えば2連直列形の2色カラープリン
タにこの光走査装置を適用すれば1台の光走査装置で対
応でき、また、図9に示すような4連直列形のフルカラ
ープリンタにこの光走査装置を適用すれば2台の光走査
装置で対応でき、使用する光走査装置を従来の半分にで
きる。従って、全体として露光装置の小形化及びコスト
低下を実現できる。
【0026】この光走査装置の光学系の設計例について
述べると、図3に示すように、直角プリズム45の頂点
位置を原点Oとし、スキャナモータ41の回転軸をz
軸、主走査方向にx軸、走査角0度のレーザ光の進行方
向をy軸と定義する。半導体レーザ発振器43a,44
aからのレーザ光をコリメータレンズ43b,44bで
発散角を小さくして略平行に光束に変換する。そして、
楕円形状に発散するレーザ光をスリット43c,44c
で円形ビームのレーザ光に整形し、このレーザ光をそれ
ぞれ直角プリズム45の各反射面に入射する。このとき
レーザ光の中心はスキャナモータ41の回転軸41bに
平行に入射する。なお、スリット43c,44cと直角
プリズム45との間に折返しミラーが介在する構成であ
ってもよい。要は、直角プリズム45の各反射面に入射
する直前でレーザ光の中心がスキャナモータ41の回転
軸41bに平行になればよい。
【0027】ここでは、半導体レーザ発振器44aから
のレーザ光R1 について考え、このレーザ光R1 をスキ
ャナモータ41の回転軸41bの中心から2mmだけy軸
の正方向へ軸を外して入射する。直角プリズム45は2
面の反射面共z軸、y軸に対して45度傾斜した平面反
射面となっている。レーザ光R1 は直角プリズム45の
反射面に反射してx−y平面内に偏向走査する。走査角
0度のレーザ走査光R11はz方向に−2mm低い位置をy
軸に平行に進行し、補正レンズ47に入射する。
【0028】補正レンズ47通過後、レーザ走査光R11
は結像面である感光ドラム51の感光面上を走査する。
補正レンズ47はポリオレフィン系のプラスティック
(ゼオネスク)で成形している。なお、もう一方の補正
レンズ46も同様である。この補正レンズ47はレーザ
光の波長λを780nmとすると、屈折率nは、n=
1.51922である。また、中心の厚みtは7mmで、
配置位置は入射面中央でy=29.15mm、z=−1.
757mmである。
【0029】従って、直角プリズム45からの走査角0
度のレーザ走査光R11に対し、0.243mm上方に補正
レンズ47の入射面頂点が位置するようになっている。
補正レンズ47は入出射面共にy軸を回転対称軸とする
回転体構造で、数1の非球面一般式で表記できる。ここ
では偶数次で8次までの係数とcをパラメータとし、k
=0とした。
【0030】
【数1】
【0031】また、非球面係数は表1に示す通りであ
る。
【0032】
【表1】
【0033】このようにすることで、結像面(感光ドラ
ム51の感光面)y=228.18mm、z=−1.68
mmに集光する。走査線湾曲(走査角0度のときの結像面
でのz座標と走査角70°のときの結像面でのz座標と
のずれ。なお、走査角70°は220mmの走査範囲に相
当)は196μm、fθ誤差(最大位置誤差)は49μ
mと良好なシュミレーション結果を得た。この基本設計
を用いて、スキャナモータ41の回転軸(z軸)41b
を線対称線とし、左右に2本のレーザ走査光(互いに逆
の走査光)を同時に発生させ、スキャナモータ41の1
回転で1〜2走査させることが可能になる。すなわち、
各反射面での反射による走査光を使用すればスキャナモ
ータ41の1回転で2走査ができる。しかし、直角プリ
ズム45の反射面角度の精度で面倒れ(一方の反射面と
他方の反射面との面の傾きのずれ)があると、2走査の
位置(副走査方向)がずれ、画像形成ステーションによ
って形成される画質に悪影響を及ぼす場合があるので、
左右2本のレーザ走査光の走査における反射面を決め1
面を飛ばして走査することで面倒れの影響を受けず良好
な画質を得ることができる。このようなことから、スピ
ード優先の場合は1回転2走査を利用し、画質優先の場
合は1回転1走査を利用すればよい。
【0034】(第2の実施の形態)なお、光走査装置の
基本的な構成は第1の実施の形態と同様なので要部につ
いてのみ述べる。これは、図4に示すように、プリズム
状反射体として2つの反射面を有する直角プリズム55
を使用するが、角反射面の角度をx−y走査面に対して
第1の反射面55aを(45−θ)度、第2の反射面5
5bを(45+θ)度にする。すなわち、意識的に面倒
れを発生させておいて各反射面55a,55bで補正レ
ンズ46,47に対するレーザ走査光の通過位置を軸外
し量の上下位置になるように設定し、折返しミラー5
6,57,58,59でそれぞれ別々の感光ドラム6
0,61,62,63の感光面に集光させる構成にして
いる。
【0035】すなわち、直角プリズム55が図の状態に
あるときには、光出射ユニット43からのレーザ光R2
が第1の反射面55aで反射し補正レンズ46を通過し
た後、折返しミラー57で反射して第2の感光ドラム6
1の感光面に集光するとともに光出射ユニット44から
のレーザ光R1 が第2の反射面55bで反射し補正レン
ズ47を通過した後、折返しミラー59で反射して第4
の感光ドラム63の感光面に集光する。また、直角プリ
ズム55が180°回転した状態にあるときには、図中
点線で示すように光出射ユニット43からのレーザ光R
2 が第2の反射面55bで反射し補正レンズ46を通過
した後、折返しミラー56で反射して第1の感光ドラム
60の感光面に集光するとともに光出射ユニット44か
らのレーザ光R1 が第1の反射面55aで反射し補正レ
ンズ47を通過した後、折返しミラー58で反射して第
3の感光ドラム62の感光面に集光する。
【0036】このようにすることで2個の光出射ユニッ
ト、1個のスキャナモータ、1個の直角プリズム、2個
の補正レンズを使用して、1回転4走査が可能となり、
例えば図9に示すような4個の画像形成ステーションを
直列に配置したタイプのカラーレーザプリンタに適用し
た場合に1台の光走査装置で対応でき、装置の小形化及
びコスト低下を図ることができる。
【0037】(第3の実施の形態)光走査装置の基本的
な構成は第1の実施の形態と同様であり、同一の部分に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。これは、
図5に示すように、光出射ユニット43からのレーザ光
が直角プリズム45の一方の反射面で反射してレーザ走
査光となった後、補正レンズ46を通過して第1の折返
しミラー48で反射して感光ドラム64の感光面に集光
させるとともに光出射ユニット44からのレーザ光が直
角プリズム45の他方の反射面で反射してレーザ走査光
となった後、補正レンズ47を通過して第2の折返しミ
ラー50で反射して共通の感光ドラム64の感光面に集
光させる構成になっている。
【0038】この構成において、直角プリズム45での
反射で同時に発生する2本のレーザ走査光が感光ドラム
64の感光面における同一の位置を走査するように各折
返しミラー48,50の角度を調整すれば2本のレーザ
走査光で感光ドラム64の感光面を1走査することにな
り、簡単な構成で解像度を高めて画質向上を図ることが
できる。また、直角プリズム45での反射で同時に発生
する2本のレーザ走査光が感光ドラム64の感光面に対
して1ドットずれた位置を走査するように各折返しミラ
ー48,50の角度を調整すれば直角プリズム45の1
回転で感光ドラム64に対し4走査が可能となり、簡単
な構成で露光速度を高めることができる。
【0039】(第4の実施の形態)なお、第1の実施の
形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。これは図6に示すように、プリズム状反射体
として1面の反射面を有する直角プリズム65を使用す
る。そして、各光出射ユニット43,44からのレーザ
光を同時に前記直角プリズム65の反射面に照射するよ
うになっている。
【0040】そして、前記直角プリズム65の反射面が
図中実線で示す方向を向いている場合には、光出射ユニ
ット43からのレーザ光が反射面で反射して第1の補正
レンズ66を通過した後、さらに折返しミラー70で反
射して第4の感光ドラム63の感光面に集光するととも
に光出射ユニット44からのレーザ光が同一の反射面で
反射して第2の補正レンズ67を通過した後、さらに折
返しミラー71で反射して第3の感光ドラム62の感光
面に集光する。また、直角プリズム65が180°回転
して図中点線で示す方向を向いている場合には、光出射
ユニット43からのレーザ光が反射面で反射して第3の
補正レンズ68を通過した後、さらに折返しミラー72
で反射して第2の感光ドラム61の感光面に集光すると
ともに光出射ユニット44からのレーザ光が同一の反射
面で反射して第4の補正レンズ69を通過した後、折返
しミラー73で反射して第1の感光ドラム60の感光面
に集光する。
【0041】このようにしても2個の光出射ユニット、
1個のスキャナモータ、1個の直角プリズム、4個の補
正レンズを使用して、直角プリズム65の1回転で4走
査が可能となり、例えば図9に示すような4個の画像形
成ステーションを直列に配置したタイプのカラーレーザ
プリンタに適用した場合に1台の光走査装置で対応で
き、装置の小形化及びコスト低下を図ることができる。
【0042】(第5の実施の形態)光走査装置の基本的
な構成は第4の実施の形態と同様であり、同一の部分に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。これは、
図7に示すように、直角プリズム65の反射面が図中実
線で示す方向を向いている場合には、光出射ユニット4
3からのレーザ光が反射面で反射して第1の補正レンズ
66を通過した後、さらに折返しミラー70で反射して
第1の感光ドラム74の感光面に集光するとともに光出
射ユニット44からのレーザ光が同一の反射面で反射し
て第2の補正レンズ67を通過した後、さらに折返しミ
ラー71で反射して前記第1の感光ドラム74の感光面
に集光する構成になっている。
【0043】また、直角プリズム65が180°回転し
て図中点線で示す方向を向いている場合には、光出射ユ
ニット43からのレーザ光が反射面で反射して第3の補
正レンズ68を通過した後、さらに折返しミラー72で
反射して第2の感光ドラム75の感光面に集光するとと
もに光出射ユニット44からのレーザ光が同一の反射面
で反射して第4の補正レンズ69を通過した後、折返し
ミラー73で反射して前記第2の感光ドラム75の感光
面に集光する構成になっている。
【0044】この構成において、各光出射ユニット4
3,44からのレーザ光が第1の感光ドラム74の感光
面における同一の位置を走査するように各折返しミラー
70,71の角度を調整し、また、各光出射ユニット4
3,44からのレーザ光が第2の感光ドラム75の感光
面における同一の位置を走査するように各折返しミラー
72,73の角度を調整すれば、各感光ドラム74,7
5の感光面に対する1走査がそれぞれ2本のレーザ走査
光で行われるので解像度を高めて画質向上を図ることが
できる。また、各光出射ユニット43,44からのレー
ザ光が第1の感光ドラム74の感光面に対して1ドット
ずれた位置を走査するように各折返しミラー70,71
の角度を調整し、また、各光出射ユニット43,44か
らのレーザ光が第2の感光ドラム75の感光面に対して
1ドットずれた位置を走査するように各折返しミラー7
2,73の角度を調整すれば、各感光ドラム74,75
の感光面に対して同時に2走査できることになり、露光
速度を高めることができる。
【0045】また、直角プリズム65の1回転で2つの
感光ドラム74,75に対する露光ができるので、2つ
の感光ドラム74,75に対する露光を1台の光走査装
置で対処でき、装置の小形化及びコスト低下を図ること
ができる。
【0046】(第6の実施の形態)光走査装置の基本的
な構成は第4の実施の形態と同様であり、同一の部分に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。これは、
図8に示すように、第1、第2の補正レンズを1つの補
正レンズ76で構成し、第3、第4の補正レンズを1つ
の補正レンズ77で構成している。
【0047】そして、直角プリズム65の反射面が図中
実線で示す方向を向いている場合には、光出射ユニット
43からのレーザ光が反射面で反射して補正レンズ76
を通過した後、さらに折返しミラー70で反射して第4
の感光ドラム63の感光面に集光するとともに光出射ユ
ニット44からのレーザ光が同一の反射面で反射して同
一の補正レンズ76の異なる位置を通過した後、さらに
折返しミラー71で反射して第3の感光ドラム62の感
光面に集光する。また、直角プリズム65が180°回
転して図中点線で示す方向を向いている場合には、光出
射ユニット43からのレーザ光が反射面で反射して補正
レンズ77を通過した後、さらに折返しミラー72で反
射して第2の感光ドラム61の感光面に集光するととも
に光出射ユニット44からのレーザ光が同一の反射面で
反射して同一の補正レンズ77の異なる位置を通過した
後、折返しミラー73で反射して第1の感光ドラム60
の感光面に集光する。
【0048】このようにしても2個の光出射ユニット、
1個のスキャナモータ、1個の直角プリズム、2個の補
正レンズを使用して、直角プリズム65の1回転で4走
査が可能となり、例えば図9に示すような4個の画像形
成ステーションを直列に配置したタイプのカラーレーザ
プリンタに適用した場合に1個の光走査装置で対応で
き、装置の小形化及びコスト低下を図ることができる。
【0049】なお、前記実施例では2つの光出射ユニッ
トを設けて直角プリズムの1回転で4本のレーザ走査光
を発生する光走査装置について述べたが必ずしもこれに
限定するものではなく、3つ以上の光出射ユニットを設
けてもよい。例えば、4つの光出射ユニットを設けて直
角プリズムの1回転で8本のレーザ走査光を発生する光
走査装置を使用すれば、例えば図9に示すような4個の
画像形成ステーションを直列に配置したタイプのカラー
レーザプリンタに適用した場合に、1台の光走査装置を
使用して各感光ドラムに対し2本のレーザ走査光を重ね
て走査したり、1ドットずらして走査することができ、
解像度を高めて画質向上を図ること及び露光速度を高め
ることが同時にできる。
【0050】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、同
時に複数方向に走査光を出射してそれぞれ異なる結像面
に結像させることで、複数の画像形成ステーションを備
えたものにおいて使用する光走査装置の台数を減らすこ
とができ、装置の小形化及びコスト低下を図ることがで
きる。
【0051】また、請求項2記載の発明によれば、同時
に複数方向にしかも角度を変えて走査光を出射してそれ
ぞれ異なる結像面に結像させることで、複数の画像形成
ステーションを備えたものにおいて使用する光走査装置
の台数をさらに減らすことができ、装置の小形化及びコ
スト低下を図ることができる。
【0052】また、請求項3記載の発明によれば、同時
に複数方向に走査光を出射し、この各走査光を共通の結
像面に重ねて又は副走査方向に1ドットずつずらして結
像させることで、簡単な構成で解像度を高めること又は
露光速度を高めることができる。
【0053】また、請求項4記載の発明によれば、同時
に同一方向に複数の走査光を出射してそれぞれ異なる結
像面に結像させることで、複数の画像形成ステーション
を備えたものにおいて使用する光走査装置の台数を減ら
すことができ、装置の小形化及びコスト低下を図ること
ができる。
【0054】さらに、請求項5記載の発明によれば、同
時に同一方向に複数の走査光を出射し、この各走査光を
共通の結像面に重ねて又は副走査方向に1ドットずつず
らして結像させることで、簡単な構成で解像度を高める
こと又は露光速度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図。
【図2】同実施の形態を示すケースを省略した平面図。
【図3】同実施の形態における設計例を説明するための
図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す要部構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す断面図。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す断面図。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示す断面図。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示す断面図。
【図9】カラーレーザプリンタの構成例を示す図。
【図10】従来例を示すケースを省略した要部平面図。
【図11】図10のA−Aラインに沿った断面図。
【図12】同従来例の光走査装置と感光ドラムとの位置
関係を示す図。
【符号の説明】
41…スキャナモータ 43,44…光出射ユニット(レーザ光出射手段) 43a,44a…半導体レーザ 45…直角プリズム(プリズム状反射体) 46,47…補正レンズ 48,50…折返しミラー 49,51…感光ドラム(結像面)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを有し、略平行なレーザ光
    を出射する複数のレーザ光出射手段と、このレーザ光出
    射手段の数以上の面の反射面を有するプリズム状反射体
    と、このプリズム状反射体をロータ上に固定して回転す
    るスキャナモータと、前記レーザ光出射手段の個数に対
    応した個数の補正レンズと、複数の折返しミラーを備
    え、前記スキャナモータの回転軸を対称軸として略線対
    称位置に前記レーザ光出射手段及び補正レンズを配置
    し、前記各レーザ光出射手段からのレーザ光を前記スキ
    ャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射したレー
    ザ光を前記プリズム状反射体の各反射面でそれぞれ反射
    して前記スキャナモータの回転軸に対し垂直な面内で偏
    向走査する走査光に変換し、この各走査光を対応する補
    正レンズを介して出射し、さらに前記折返しミラーで反
    射してそれぞれ異なる結像面に結像させることを特徴と
    する光走査装置。
  2. 【請求項2】 半導体レーザを有し、略平行なレーザ光
    を出射する複数のレーザ光出射手段と、このレーザ光出
    射手段の数以上の面の反射面を有するプリズム状反射体
    と、このプリズム状反射体をロータ上に固定して回転す
    るスキャナモータと、前記レーザ光出射手段の個数に対
    応した個数の補正レンズと、複数の折返しミラーを備
    え、前記プリズム状反射体は、各反射面の角度を若干異
    ならせ、前記スキャナモータの回転軸を対称軸として略
    線対称位置に前記レーザ光出射手段及び補正レンズを配
    置し、前記各レーザ光出射手段からのレーザ光を前記ス
    キャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射したレ
    ーザ光を前記プリズム状反射体の各反射面でそれぞれ反
    射して前記スキャナモータの回転軸に対し略垂直な面内
    で偏向走査する走査光に変換し、この各走査光を対応す
    る補正レンズを介して出射し、さらに前記折返しミラー
    で反射してそれぞれ異なる結像面に結像させることを特
    徴とする光走査装置。
  3. 【請求項3】 半導体レーザを有し、略平行なレーザ光
    を出射する複数のレーザ光出射手段と、このレーザ光出
    射手段の数以上の面の反射面を有するプリズム状反射体
    と、このプリズム状反射体をロータ上に固定して回転す
    るスキャナモータと、前記レーザ光出射手段の個数に対
    応した個数の補正レンズと、複数の折返しミラーを備
    え、前記スキャナモータの回転軸を対称軸として略線対
    称位置に前記レーザ光出射手段及び補正レンズを配置
    し、前記各レーザ光出射手段からのレーザ光を前記スキ
    ャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射したレー
    ザ光を前記プリズム状反射体の各反射面でそれぞれ反射
    して前記スキャナモータの回転軸に対し垂直な面内で偏
    向走査する走査光に変換し、この各走査光を対応する補
    正レンズを介して出射し、さらに前記折返しミラーで反
    射して共通の結像面に重ねて又は副走査方向に1ドット
    ずつずらして結像させることを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】 半導体レーザを有し、略平行なレーザ光
    を出射する複数のレーザ光出射手段と、1面の反射面を
    有するプリズム状反射体と、このプリズム状反射体をロ
    ータ上に固定して回転するスキャナモータと、複数の補
    正レンズと、複数の折返しミラーを備え、前記スキャナ
    モータの回転軸を対称軸として略線対称位置に1又は前
    記レーザ光出射手段の個数と等しい個数の前記補正レン
    ズを配置し、前記各レーザ光出射手段からのレーザ光を
    前記スキャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射
    したレーザ光を前記プリズム状反射体の反射面で同時に
    反射して前記スキャナモータの回転軸に対し垂直な面内
    で偏向走査する走査光に変換し、この走査光を対応する
    補正レンズを介して出射し、さらに前記折返しミラーで
    反射してそれぞれ異なる結像面に結像させることを特徴
    とする光走査装置。
  5. 【請求項5】 半導体レーザを有し、略平行なレーザ光
    を出射する複数のレーザ光出射手段と、1面の反射面を
    有するプリズム状反射体と、このプリズム状反射体をロ
    ータ上に固定して回転するスキャナモータと、複数の補
    正レンズと、複数の折返しミラーを備え、前記スキャナ
    モータの回転軸を対称軸として略線対称位置に1又は前
    記レーザ光出射手段の個数と等しい個数の前記補正レン
    ズを配置し、前記各レーザ光出射手段からのレーザ光を
    前記スキャナモータの回転軸に平行に入射し、この入射
    したレーザ光を前記プリズム状反射体の反射面で同時に
    反射して前記スキャナモータの回転軸に対し垂直な面内
    で偏向走査する走査光に変換し、この走査光を対応する
    補正レンズを介して出射し、さらに前記折返しミラーで
    反射して共通の結像面に重ねて又は副走査方向に1ドッ
    トずつずらして結像させることを特徴とする光走査装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296529A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Brother Ind Ltd 光走査装置及び光走査装置を備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296529A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Brother Ind Ltd 光走査装置及び光走査装置を備えた画像形成装置

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