JPH09207828A - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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Publication number
JPH09207828A
JPH09207828A JP2258796A JP2258796A JPH09207828A JP H09207828 A JPH09207828 A JP H09207828A JP 2258796 A JP2258796 A JP 2258796A JP 2258796 A JP2258796 A JP 2258796A JP H09207828 A JPH09207828 A JP H09207828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
sides
integrally
engine hood
engine bonnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2258796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Tani
和典 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH09207828A publication Critical patent/JPH09207828A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンボンネットと左右の前ステップの構
成に工夫を凝らすことによって、エンジンボンネットお
よび左右の前ステップの開閉操作あるいは着脱によるエ
ンジンルームやその周辺部の開閉を容易に行えるように
して、メンテナンス時における作業性の向上を図れるよ
うにする。 【解決手段】 走行機体1の前部中央に搭載されたエン
ジン6を覆うエンジンボンネット16と、その下部両横
側に位置する乗降用の前ステップ17とを一体形成して
横軸芯P1周りに開閉揺動自在に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の前部中
央に搭載されたエンジンを覆うエンジンボンネットと、
その下部両横側に位置する乗降用の前ステップとを備え
た乗用型田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような田植機において、従来で
は、特開平6‐191295号公報などで開示されてい
るように、エンジンボンネットとその下部両横側に位置
する左右の前ステップはそれぞれ独立形成されるととも
に、それぞれ個別に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来技術
によると、エンジンやその周辺に配設された伝動系や操
作系などのメンテナンスを行う際には、エンジンボンネ
ットおよび左右の前ステップをそれぞれ個別に開閉操作
あるいは着脱することによってエンジンルームやその周
辺部を開閉する必要があることから、メンテナンスに手
間が掛かるようになっていた。
【0004】本発明の目的は、エンジンボンネットと左
右の前ステップの構成に工夫を凝らすことによって、エ
ンジンボンネットおよび左右の前ステップの開閉操作あ
るいは着脱によるエンジンルームやその周辺部の開閉を
容易に行えるようにして、メンテナンス時における作業
性の向上を図れるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走行機体
の前部中央に搭載されたエンジンを覆うエンジンボンネ
ットと、その下部両横側に位置する乗降用の前ステップ
とを一体形成して横軸芯周りに開閉揺動自在に取り付け
た。
【0006】上記請求項1記載の発明によると、エンジ
ンボンネットとその下部両横側の前ステップとを一体で
横軸芯周りに開閉揺動操作できるようになることから、
エンジンやその周辺に配設された伝動系や操作系などの
メンテナンスを行う際におけるエンジンルームやその周
辺部の開閉を、エンジンボンネットおよび左右の前ステ
ップをそれぞれ個別に開閉操作あるいは着脱する手間な
く容易に行えるようになる。
【0007】その上、エンジンボンネットとその下部両
横側の前ステップとを一体形成していることにより、そ
れらを独立形成する場合に比較して生産性の向上を図れ
るようになる。
【0008】従って、メンテナンス時における作業性の
向上を図れるとともに、生産性の向上をも図れるように
なった。
【0009】また、本発明のうちの請求項2記載の発明
では、走行機体の前部中央に搭載されたエンジンを覆う
エンジンボンネットと、その下部両横側に位置する乗降
用の前ステップとを一体形成して着脱自在に装着した。
【0010】上記請求項2記載の発明によると、エンジ
ンボンネットとその下部両横側の前ステップとを一体で
着脱できるようになることから、エンジンやその周辺に
配設された伝動系や操作系などのメンテナンスを行う際
におけるエンジンルームやその周辺部の開閉を、エンジ
ンボンネットおよび左右の前ステップをそれぞれ個別に
開閉操作あるいは着脱する手間なく容易に行えるように
なる。
【0011】その上、エンジンボンネットとその下部両
横側の前ステップとを一体形成していることにより、そ
れらを独立形成する場合に比較して生産性の向上を図れ
るようになる。
【0012】しかも、エンジンボンネットと前ステップ
とを一体着脱構造としていることから、それらを一体開
閉構造とした場合に比較してエンジンルームやその周辺
部を大きく開放することができるので、エンジンやその
周辺に配設された伝動系や操作系などのメンテナンスが
行い易くなる。
【0013】従って、生産性の向上を図れるとともに、
メンテナンス時における作業性の向上をより一層図れる
ようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1には乗用型田植機の全体側面が示され
ており、この田植機は、乗用型の走行機体1と、走行機
体1の後部に昇降リンク機構2を介して昇降自在に連結
された苗植付装置3によって構成されている。
【0016】走行機体1は、前後向き姿勢に配設された
左右一対の角パイプ材などからなる主フレーム4、主フ
レーム4の前部に連結されたギヤ式変速装置5、ギヤ式
変速装置5の上部に配備されたエンジン6、エンジン6
の上方に配備された燃料タンク7、燃料タンク7の上方
に配備された操縦ハンドル8、主フレーム4の後部上方
に配備された運転座席9、主フレーム4の前下部に配備
された左右一対の前輪10、および、主フレーム4の後
下部に配備された左右一対の後輪11などによって構成
されている。エンジン6からの動力は、ベルト式変速装
置12を介してギヤ式変速装置5へ伝達された後、ギヤ
式変速装置5から各伝動系(図示せず)を介して、前輪
10、後輪11、および、苗植付装置3へ伝達されるよ
うになっている。
【0017】苗植付装置3は、エンジン6からの動力に
よって、後部に並列配備された複数の植付機構13が苗
載せ台14から植付苗を一株ずつ取り出して圃場に植え
付けるよう構成されている。
【0018】図1〜4に示すように、主フレーム4にお
けるエンジン6の後方には操縦パネル15が燃料タンク
7に渡る状態に立設されている。操縦パネル15の下部
両横側には、クラッチ操作用およびブレーキ操作用の各
操作ペダル21が配設される切欠き部15aを備えた操
作ステップ15Aが一体形成されている。操縦パネル1
5の前方には、エンジン6の前部を覆うエンジンボンネ
ット16が装備されている。エンジンボンネット16の
下部両横側には、走行機体1の前方から乗降する際に利
用する前ステップ17が装備されている。操縦パネル1
5の後方には、搭乗ステップ18Aが一体形成された後
部フェンダー18が装備されている。
【0019】エンジンボンネット16とその下部両横側
に位置する前ステップ17は一体形成されるとともに、
エンジンボンネット16の前端下部が、主フレーム4の
前端下部に配備された左右向きの支軸19に左右一対の
クランプ20を介して枢支連結されている。クランプ2
0は略U字状に形成されたバネ鋼材からなり、その後端
側が支軸19の離脱を許容する状態に弾性変形可能とな
るよう前端がエンジンボンネット16に連結されてい
る。つまり、エンジンボンネット16と前ステップ17
は、主フレーム4に対して横軸芯P1周りに一体開閉揺
動自在で、かつ、一体簡易着脱自在に取り付けられてい
る。
【0020】以上の構成から、エンジン6やその周辺に
配設されたベルト式変速装置12などの伝動系、あるい
は、操作ペダル21などの操作系などのメンテナンスを
行う際においては、エンジンボンネット16と前ステッ
プ17とを一体で横軸芯P1周りに開閉揺動操作あるい
は着脱することができるので、エンジンボンネット16
とその下部両横側の前ステップ17とをそれぞれ独立形
成して個別に取り付けた場合のようにエンジンボンネッ
ト16および前ステップ17をそれぞれ個別に開閉操作
あるいは着脱する手間なく、エンジン6が配備されたエ
ンジンルームやその周辺部の開閉を容易に行えるように
なる。その上、エンジンボンネット16と前ステップ1
7とを一体形成していることによって、それらを独立形
成する場合に比較して生産性の向上を図れるようにな
る。つまり、上述のようにエンジンボンネット16と前
ステップ17とを構成することによって、メンテナンス
時における作業性の向上を図れるとともに、生産性の向
上をも図ることができるのである。
【0021】図1、図3および図4に示すように、運転
座席9は後部フェンダー18の後部中央に取り付けられ
ている。後部フェンダー18は、その前端が主フレーム
4における操縦パネル15の下部後端付近に配備された
左右向きの支軸22に左右一対のクランプ23を介して
枢支連結されている。クランプ23は略U字状に形成さ
れたバネ鋼材からなり、その前端側が支軸22の離脱を
許容する状態に弾性変形可能となるよう後端が後部フェ
ンダー18に連結されている。後部フェンダー18にお
ける運転座席9の右横側部には矩形の開口18Bが形成
されており、後部フェンダー18を主フレーム4上に載
置した状態では、この開口18Bから後部フェンダー1
8と別形成されたガイドプレート24が臨むようになっ
ている。ガイドプレート24は、運転座席9の右横側に
配備された苗植付装置昇降用の操作レバー25などを操
作案内するためのものである。
【0022】以上の構成から、後部フェンダー18の下
部付近に配備された苗植付装置昇降用のバルブ26など
の油圧系、後輪11や苗植付装置3に対する伝動系、あ
るいは、操作レバー24などの操作系などのメンテナン
スを行う際においては、主フレーム4に対して後部フェ
ンダー18を横軸芯P2周りに開閉揺動操作あるいは着
脱することができるので、主フレーム4に後部フェンダ
ー18をボルト連結によって取り付けた場合に比較し
て、後部フェンダー18の下部空間を容易に開閉できる
ようになる。また、後部フェンダー18に運転座席9を
取り付けるとともに、後部フェンダー18とガイドプレ
ート24とを別形成していることから、後部フェンダー
18の開閉揺動操作あるいは着脱に際して運転座席9や
操作レバー24が干渉する不都合がない。しかも、後部
フェンダー18の開閉揺動操作においては、後部フェン
ダー18の前端を揺動支点としていることにより、開閉
揺動操作による開放姿勢においてはバルブ26などの機
器類が多く配備されている運転座席9の下部付近を大き
く開放できる利点を有するようになる。つまり、上述の
ように後部フェンダー18を構成することによって、メ
ンテナンス時における作業性の向上を更に図ることがで
きるのである。
【0023】〔別実施形態〕 上記実施形態においては、一体形成したエンジンボ
ンネット16と前ステップ17とを、横軸芯P1周りに
開閉揺動自在で、かつ、簡易着脱自在に取り付けるよう
にしたが、それに代えて、一体形成したエンジンボンネ
ット16と前ステップ17とを、横軸芯P1周りに開閉
揺動自在で、かつ、着脱不能に取り付けるようにしても
よく、また、ノブ付きボルトなどにより簡易着脱自在
で、かつ、開閉揺動不能に取り付けるようにしてもよ
い。 上記実施形態においては、操縦パネル15とその下
部両横側に位置する操作ステップ15Aとを一体形成す
るようにしたが、それに代えて、エンジンボンネット1
6と前ステップ17と操作ステップ15Aとを一体形成
するようにしてもよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】一体形成されたエンジンボンネットと前ステッ
プの形状および取り付け構造を示す乗用型田植機の前部
側面図
【図3】後部フェンダーの取り付け構造を示す走行機体
の側面図
【図4】一体形成されたエンジンボンネットと前ステッ
プの形状および取り付け構造を示す走行機体の平面図
【符号の説明】
1 走行機体 6 エンジン 16 エンジンボンネット 17 前ステップ P1 横軸芯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(1)の前部中央に搭載された
    エンジン(6)を覆うエンジンボンネット(16)と、
    その下部両横側に位置する乗降用の前ステップ(17)
    とを一体形成して横軸芯(P1)周りに開閉揺動自在に
    取り付けてある乗用型田植機。
  2. 【請求項2】 走行機体(1)の前部中央に搭載された
    エンジン(6)を覆うエンジンボンネット(16)と、
    その下部両横側に位置する乗降用の前ステップ(17)
    とを一体形成して着脱自在に装着してある乗用型田植
    機。
JP2258796A 1996-02-08 1996-02-08 乗用型田植機 Pending JPH09207828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2258796A JPH09207828A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 乗用型田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2258796A JPH09207828A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 乗用型田植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09207828A true JPH09207828A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12086994

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2258796A Pending JPH09207828A (ja) 1996-02-08 1996-02-08 乗用型田植機

Country Status (1)

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JP (1) JPH09207828A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000018A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 農作業機のステップ取付構造
JP2011207385A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Iseki & Co Ltd 作業車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000018A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 農作業機のステップ取付構造
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