JPH09207569A - 自動車のキープロテクタ - Google Patents

自動車のキープロテクタ

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JPH09207569A
JPH09207569A JP1852696A JP1852696A JPH09207569A JP H09207569 A JPH09207569 A JP H09207569A JP 1852696 A JP1852696 A JP 1852696A JP 1852696 A JP1852696 A JP 1852696A JP H09207569 A JPH09207569 A JP H09207569A
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JP
Japan
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key
door
main body
key cylinder
protector
Prior art date
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Pending
Application number
JP1852696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Higuchi
正雄 樋口
Yoshimasa Tsuchiya
喜政 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP1852696A priority Critical patent/JPH09207569A/ja
Publication of JPH09207569A publication Critical patent/JPH09207569A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーシリンダが取り付けられた車体の外側面
を確実に保護し、かつ簡素な構成で外観品質を向上す
る。 【解決手段】 透明樹脂性の薄膜状の本体11を、裏面
側に塗布された粘着材12を介してドア2の外側面2a
に接着し、キーシリンダ3の下方に広く延在させる。本
体11に、キーシリンダ3上に位置する貫通孔11cを
形成する。本体11の裏面側に、蓄光材13を貫通孔1
1cに沿って予め塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアやト
ランクリッド等の施錠,解錠のためのキーシリンダ周辺
の車体外側面を保護するキープロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】暗闇等で自動車用ドアのキープレート
(ドアキー)をキーシリンダに挿入する際、誤ってキー
プレートの先端をキーシリンダ周辺のドア外側面にぶつ
けてしまい、この部分に傷をつけてしまうことがある。
そこで従来より、図10に示すように、自動車1のドア
2の外側面2aに設けられたキーシリンダ3の周囲に、
板状のキープロテクタ4を固着し、キープレートKの先
端が外側面2aに直接当接して傷つけることのないよう
になったものがある(類似した技術が実開平5−375
28号公報に開示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
キープレートKには、通常、家屋用のキープレートやキ
ーホルダ等の他の硬質部材Lがぶら下がっていることが
多く、施錠,解錠の際や、キープレートKをキーシリン
ダ3に挿入した状態(図10参照)でドア2を開閉した
際、上記硬質部材Lが、キープロテクタ4よりさらに下
方側の外側面2aに直接当接し、この部分に傷をつけて
しまうといった問題がある。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、キーシリンダ周辺の車体の外側面を確実
に保護でき、しかも簡素な構成で外観品質に優れた自動
車のキープロテクタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車のキ
ープロテクタは、上記課題を解決するため、透明樹脂性
の薄膜状の本体を、透明な粘着材を介して車体の外側面
に接着するとともに、前記キーシリンダの下方側に延長
形成したことを特徴としている。
【0006】キープロテクタがキーシリンダの下方側に
延長されているため、例えば施錠または解錠の際にも、
キープレートの下方にぶら下がっている硬質部材が車体
の外側面に直接当接することはなく、車体の外側面が確
実に保護される。
【0007】また本体と粘着材とがいずれも透明で、車
体の外側面の塗装が透けて見えるようになっているた
め、本体の上面に別途塗装を施さなくてもその外観品質
に違和感がなく、美観に優れている。
【0008】また請求項2に記載の発明においては、本
体が、ドアエッジにわたって延長され、ドアエッジを保
護するいわゆるドアエッジプロテクタとしても機能す
る。この場合、キープロテクタとドアエッジプロテクタ
とを別々に設けたものに比し、構成が簡素化されるとと
もに外観品質が向上する。
【0009】請求項3に記載のキープロテクタは、蓄光
材がキーシリンダの外縁に沿って設けられているため、
暗闇等においても蓄光材が発光することにより施錠,解
錠等の作業を容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,図2は、本発明の第1実施
例に係るキープロテクタ10を示し、周知のように自動
車1のドア2にはキーシリンダ3が設けられ、本実施例
のキープロテクタ10は、このようなキーシリンダ3周
辺のドア2の外側面2aに取り付けられている。
【0011】キープロテクタ10の本体11は、軟質ウ
レタン等の透明な薄肉板状の樹脂材でほぼ扇状に形成さ
れ、ドア2の表面に沿って若干湾曲形成されている。本
体11の上端部11aには貫通孔11cが形成され、こ
の貫通孔11cは、キーシリンダ3の上に配置されてい
る。この貫通孔11cを通ってキーシリンダ3が外部に
露出している。そして本体11の上端部11aから暫時
幅広となった下端部11bは、キーシリンダ3の下方側
に広く延在している。
【0012】図2に示すように、本体11の裏面11d
には、予め、透明な粘着材12がほぼ全面にわたって隙
間なく塗布されている。この粘着材12を介してキープ
ロテクタ10の本体11がドア2の外側面2aに接着固
定されている。
【0013】また本体11の裏面11dには、予め蓄光
材13が塗布されている。この蓄光材13は、貫通孔1
1cに沿って所定幅の同心円状に形成されている。な
お、蓄光材13としては、結晶ケイ光体等を含む残光が
比較的長く持続する蓄光性に優れたものが用いられる。
【0014】例えば家屋用のキーやキーホルダ等の他の
硬質部材Lが取り付けられたキープレートKをキーシリ
ンダ3に挿入したり、キープレートKがキーシリンダ3
に挿入された状態でドア2を開閉した際に、上記硬質部
材Lが揺れ動いても、硬質部材Lはキーシリンダ3より
下方に延長されたキープロテクタ本体11に当接するこ
ととなり、ドア2の外側面2aに直接当接することはな
い。したがって、上記外側面2aが確実に保護されて、
傷等の発生が防止される。
【0015】またキープロテクタ10の本体11と粘着
材12とがいずれも透明で、ドア2の外側面2aの塗装
が透けて見えるようになっているため、本体11の上面
に別途塗装を施さなくてもその外観品質に違和感がな
く、美観に優れている。
【0016】さらに透明な本体11を介して蓄光材13
が発光することにより、暗闇等でもキーシリンダ3の位
置を目視し易く、キープレートKの施錠,解錠作業を容
易に行うことができる。また蓄光材13が本体11の裏
面11d側に塗布されているため、外部の雨風等にさら
されることはなく、その耐久性が向上する。
【0017】図3は本発明の第2実施例に係るキープロ
テクタ20を示す。この第2実施例のキープロテクタ2
0は、本体21がほぼ円形状に形成され、その上縁21
cがキーシリンダ3の外縁と同心状に下向きに凹状に湾
曲している。この上縁21cがキーシリンダ3の外縁に
近接するように、本体21がキーシリンダ3直下のドア
2の外側面2aに接着されている。蓄光材23は、キー
シリンダ3と同心帯状に形成され、上縁21cに沿って
キープロテクタ本体の裏面側に塗布されている。このよ
うな構成の第2実施例においても、上記第1実施例と同
様の効果が得られる。
【0018】図4は、本発明の第3実施例に係るキープ
ロテクタ30を示し、このキープロテクタ30の本体3
1は、上記第1実施例と外観デザインが異なるものの、
車体取付時にキーシリンダ上に位置する貫通孔31cの
下方側に広く延長された構造となっている。また図5に
示す本発明の第4実施例に係るキープロテクタ40の本
体41も、上記第2実施例と外観デザインが異なるもの
の、車体取付時にキーシリンダの下縁に近接する上縁4
1cの下方側に広く延長されている。これら第3,第4
実施例のように、車体取付時にキーシリンダの下方側に
広く延在されるものであれば、外観品質が複雑な形状と
なっているものであってもかまわない。
【0019】図6は、本発明の第5実施例に係る自動車
のキープロテクタを示す。ここではドア5のキーシリン
ダ6が、ドアハンドル7より斜め下後方の外側面5aに
取り付けられ、本実施例のキープロテクタ50の本体5
1は、キーシリンダ6の下方側に広く延在されるととも
に、ドア5のドアエッジEまで延長されている。
【0020】図7は、図6のVII−VII線に沿う断
面図であり、ドア5のドアエッジEでは、インナパネル
5bとアウタパネル5cとがヘミング結合されており、
キープロテクタ50の本体51および粘着材52は、最
も車外側に突出するウエストライン付近のアウタパネル
5cをドアエッジEまで被覆している。これにより例え
ばドア5を開いた際にドア5のドアエッジEが他の車や
障害物等に直接ぶつかることが防止される。
【0021】このように本実施例では、キープロテクタ
本体51をドアエッジEまで延長させ、ドアエッジEを
保護するいわゆるドアエッジプロテクタとしても機能す
るように構成しており、例えばキープロテクタとドアエ
ッジプロテクタとを別々に設けた場合に比し、構成が簡
素化されるとともに、全体として統一感があり美観に優
れたものとなる。
【0022】図8は、本発明の第6実施例に係るキープ
ロテクタ60を示し、ここではドア80の外側面80a
に取り付けられたドアハンドル82内にキーシリンダ8
1が設けられている。そしてキープロテクタ60の本体
61は、その上縁61cがドアハンドル82の下側縁部
に沿うとともに、キーシリンダ81の下方側に広く延在
し、かつドアエッジEまで延長されている。また蓄光材
63は、キーシリンダ81に最も近い上縁61c近傍に
沿って本体61の裏面側に塗布されている。
【0023】このような構成の第6実施例においても、
上記第5実施例とほぼ同様の効果が得られることに加
え、外観上キープロテクタ60とドアハンドル82とが
一体感のあるものとなっている。
【0024】図9に示す第7実施例のキープロテクタ7
0は、その本体71の全体形状が異なる点をのぞけば上
記第6実施例のものと同様の構成となっている。すなわ
ちキープロテクタ本体71が、キーシリンダ81の下方
側に延長されるとともに、ドア80のドアエッジEまで
延長されている。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のキープロテクタ
は、キープロテクタ本体がキーシリンダの下方側に延在
しているため、例えば施錠または解錠の際にキープレー
トに取り付けられた硬質部材が直接車体の外側面に当接
することはなく、この外側面を確実に保護することがで
きる。
【0026】またキープロテクタの本体と粘着材とがい
ずれも透明で、車体の外側面が透けて見えるようになっ
ているため、本体の上面に別途塗装を施さなくても、そ
の外観に違和感がなく外観品質がいっそう向上する。
【0027】なお、キープロテクタがドアのドアエッジ
にわたって延設されていれば、このキープロテクタがド
アエッジを保護するいわゆるドアエッジプロテクタとし
ても機能する。この場合、例えばキープロテクタとドア
エッジプロテクタとを別々に設けたものに比し、構成が
簡素化されるとともに、その外観の上でもより一体感が
得られる。
【0028】また本体にキーシリンダの外縁に沿う蓄光
材を設けた場合、暗闇での施錠,解錠作業等が容易なも
のとなる。また蓄光材が本体の裏面側に塗布されていれ
ば、蓄光材が外部の雨風等にさらされることはなく、そ
の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図6】本発明の第5実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図7】図1のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】本発明の第6実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図9】本発明の第7実施例に係る自動車のキープロテ
クタの斜視図である。
【図10】従来の自動車のキープロテクタを示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…自動車 2…ドア 2a…外側面 3…キーシリンダ 10…キープロテクタ 11…本体 11c…貫通孔 12…粘着材 13…蓄光材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のキーシリンダ近傍の外側面を保護
    するキープロテクタであって、透明樹脂性の薄膜状の本
    体を、透明な粘着材を介して前記車体の外側面に接着す
    るとともに、前記キーシリンダの下方側に延長形成した
    ことを特徴とする自動車のキープロテクタ。
  2. 【請求項2】 前記本体を、前記ドアのドアエッジまで
    延長形成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車
    のキープロテクタ。
  3. 【請求項3】 前記本体に、前記キーシリンダの外縁に
    沿った蓄光材を設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の自動車のキープロテクタ。
JP1852696A 1996-02-05 1996-02-05 自動車のキープロテクタ Pending JPH09207569A (ja)

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JP (1) JPH09207569A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026284B1 (ko) * 2008-04-11 2011-03-31 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 차량의 아웃사이드 도어 핸들 구조
US8579339B2 (en) 2008-04-11 2013-11-12 Nissan Motor Co., Ltd. Structure for outside door handle of vehicles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026284B1 (ko) * 2008-04-11 2011-03-31 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 차량의 아웃사이드 도어 핸들 구조
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