JP2002137693A - ウェザーストリップ - Google Patents
ウェザーストリップInfo
- Publication number
- JP2002137693A JP2002137693A JP2000332367A JP2000332367A JP2002137693A JP 2002137693 A JP2002137693 A JP 2002137693A JP 2000332367 A JP2000332367 A JP 2000332367A JP 2000332367 A JP2000332367 A JP 2000332367A JP 2002137693 A JP2002137693 A JP 2002137693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- weather strip
- change
- garnish
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】車体開口縁のフランジに両面粘着テープによ
って取付けられるタイプのウェザーストリップにおい
て、フランジの板厚の変化に影響されることなく、ガー
ニッシュ端を覆って、ガーニッシュとの間の隙間や段差
を隠し、外観性を向上させて高級感を持たせる。 【解決手段】高硬度なソリッドゴム製のグリップ部３
と、グリップ部３上に突設されるスポンジゴム製のシー
ル部４とよりなり、グリップ部３がフランジ２に両面粘
着テープによって貼着されるタイプのウェザーストリッ
プにおいて、ガーニッシュ８端を隠すスポンジゴム製の
リップ１１をシール部４の根元に一体形成する。
って取付けられるタイプのウェザーストリップにおい
て、フランジの板厚の変化に影響されることなく、ガー
ニッシュ端を覆って、ガーニッシュとの間の隙間や段差
を隠し、外観性を向上させて高級感を持たせる。 【解決手段】高硬度なソリッドゴム製のグリップ部３
と、グリップ部３上に突設されるスポンジゴム製のシー
ル部４とよりなり、グリップ部３がフランジ２に両面粘
着テープによって貼着されるタイプのウェザーストリッ
プにおいて、ガーニッシュ８端を隠すスポンジゴム製の
リップ１１をシール部４の根元に一体形成する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車のドア、ト
ランク、バックドア等（以下、単に「ドア等」という）
の自動車車体開口縁のフランジに取付けられるウェザー
ストリップ、ことに上記フランジに両面粘着テープによ
って取付けられるウェザーストリップに関する。
ランク、バックドア等（以下、単に「ドア等」という）
の自動車車体開口縁のフランジに取付けられるウェザー
ストリップ、ことに上記フランジに両面粘着テープによ
って取付けられるウェザーストリップに関する。
【０００２】
【従来技術】図２は、図１に示すようなバックドア１の
車体開口縁のフランジに両面粘着テープによって取付け
られるウェザーストリップの一例を示すもので、フラン
ジ２に差し込まれる高硬度なソリッドゴム製のグリップ
部３と、該グリップ部３上に突設され、ドア等を閉めた
とき、ドア等のパネルとの間の隙間をシールするスポン
ジゴム製の中空なシール部４と、グリップ部３の一側端
に内向きに突設される爪片５と、グリップ部２の他側端
に形成されるスポンジゴム製のリップ６と、グリップ部
３をフランジ２に貼着するための両面粘着テープ７とよ
りなっている。図中、８はガーニッシュである。
車体開口縁のフランジに両面粘着テープによって取付け
られるウェザーストリップの一例を示すもので、フラン
ジ２に差し込まれる高硬度なソリッドゴム製のグリップ
部３と、該グリップ部３上に突設され、ドア等を閉めた
とき、ドア等のパネルとの間の隙間をシールするスポン
ジゴム製の中空なシール部４と、グリップ部３の一側端
に内向きに突設される爪片５と、グリップ部２の他側端
に形成されるスポンジゴム製のリップ６と、グリップ部
３をフランジ２に貼着するための両面粘着テープ７とよ
りなっている。図中、８はガーニッシュである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】車体開口縁のフランジ
に両面粘着テープによって取付けられるタイプのウェザ
ーストリップは、グリップ部に芯金をインサートしたタ
イプのウェザーストリップに比べ、芯金がない分軽量化
され、くゞり水防止策にもなる利点があるが、図２に示
すように、ガーニッシュ８との間に隙間や段差ができて
外観性を損ないがちであった。
に両面粘着テープによって取付けられるタイプのウェザ
ーストリップは、グリップ部に芯金をインサートしたタ
イプのウェザーストリップに比べ、芯金がない分軽量化
され、くゞり水防止策にもなる利点があるが、図２に示
すように、ガーニッシュ８との間に隙間や段差ができて
外観性を損ないがちであった。
【０００４】グリップ部に芯金をインサートしたタイプ
のウェザーストリップでは、グリップ部にガーニッシュ
端を隠すリップを設けることも行われているが、かゝる
リップは、芯金のないタイプのウェザーストリップには
設けられていない。リップを設けると、フランジの板厚
の変化によりリップが波打ちを呈し、外観を損なうよう
になるためである。
のウェザーストリップでは、グリップ部にガーニッシュ
端を隠すリップを設けることも行われているが、かゝる
リップは、芯金のないタイプのウェザーストリップには
設けられていない。リップを設けると、フランジの板厚
の変化によりリップが波打ちを呈し、外観を損なうよう
になるためである。
【０００５】本発明は、車体開口縁のフランジに両面粘
着テープによって取付けられるタイプのウェザーストリ
ップにおいて、フランジの板厚の変化に影響されること
なく、ガーニッシュ端を隠すことができるリップを設け
た上記タイプのウェザーストリップを提供しようとする
ものである。
着テープによって取付けられるタイプのウェザーストリ
ップにおいて、フランジの板厚の変化に影響されること
なく、ガーニッシュ端を隠すことができるリップを設け
た上記タイプのウェザーストリップを提供しようとする
ものである。
【０００６】
【課題の解決手段】請求項１に係わる発明は、自動車車
体開口縁のフランジに差し込んで取付けられるソリッド
ゴム製のグリップ部と、ドア等を閉めたとき、ドア等の
パネルに弾接して、該パネルとの間の隙間をシールする
スポンジゴム製の中空なシール部よりなり、グリップ部
をフランジに両面粘着テープにより貼着するタイプのウ
ェザーストリップにおいて、フランジの板厚変化によっ
て形状に変化を生じない箇所にガーニッシュ端に隠すリ
ップを形成したことを特徴とする。本発明によると、リ
ップはフランジの板厚が変化しても波打ちを生じること
がないか、ほとんどない。
体開口縁のフランジに差し込んで取付けられるソリッド
ゴム製のグリップ部と、ドア等を閉めたとき、ドア等の
パネルに弾接して、該パネルとの間の隙間をシールする
スポンジゴム製の中空なシール部よりなり、グリップ部
をフランジに両面粘着テープにより貼着するタイプのウ
ェザーストリップにおいて、フランジの板厚変化によっ
て形状に変化を生じない箇所にガーニッシュ端に隠すリ
ップを形成したことを特徴とする。本発明によると、リ
ップはフランジの板厚が変化しても波打ちを生じること
がないか、ほとんどない。
【０００７】請求項１に係わる発明におけるフランジの
板厚変化に形状の変化を生じない箇所は、請求項２に係
わる発明においては、シール部の根元であることを特徴
とし、請求項３に係わる発明においては、シール部の根
元を構成するか、或いはシール部とは別にグリップ部に
突設される突部であることを特徴とする。また請求項４
に係わる発明においては、グリップ部の剛性を増した頂
部であることを特徴とする。ここでグリップ頂部の剛性
を増すには、例えば肉厚を大にしたり、グリップ部頂部
の差込み部の間隔を狭めて断面係数の大きな形状にする
とよい。
板厚変化に形状の変化を生じない箇所は、請求項２に係
わる発明においては、シール部の根元であることを特徴
とし、請求項３に係わる発明においては、シール部の根
元を構成するか、或いはシール部とは別にグリップ部に
突設される突部であることを特徴とする。また請求項４
に係わる発明においては、グリップ部の剛性を増した頂
部であることを特徴とする。ここでグリップ頂部の剛性
を増すには、例えば肉厚を大にしたり、グリップ部頂部
の差込み部の間隔を狭めて断面係数の大きな形状にする
とよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図３に示すウェザーストリップ
は、図２に示すウェザーストリップにおいて、シール部
４の根元にガーニッシュ８端を隠すスポンジゴム製のリ
ップ１１をシール部４に一体形成したものである。
は、図２に示すウェザーストリップにおいて、シール部
４の根元にガーニッシュ８端を隠すスポンジゴム製のリ
ップ１１をシール部４に一体形成したものである。
【０００９】図４に示すウェザーストリップは、グリッ
プ部３上にシール部１２の根元を構成する突部１３を設
けて、該突部１３にリップ１１を一体形成したものであ
り、図５に示すウェザーストリップは、グリップ部３上
に側方に突出する突部１５をシール部１６とは別の箇所
に設けて、該突部１５にリップ１１を一体形成したもの
である。また図６に示すウェザーストリップは、シール
部１８をグリップ部３上に突設される突部１７とグリッ
プ部３に形成し、かつリップ１１を突部１７に一体形成
したものである。
プ部３上にシール部１２の根元を構成する突部１３を設
けて、該突部１３にリップ１１を一体形成したものであ
り、図５に示すウェザーストリップは、グリップ部３上
に側方に突出する突部１５をシール部１６とは別の箇所
に設けて、該突部１５にリップ１１を一体形成したもの
である。また図６に示すウェザーストリップは、シール
部１８をグリップ部３上に突設される突部１７とグリッ
プ部３に形成し、かつリップ１１を突部１７に一体形成
したものである。
【００１０】図７に示すウェザーストリップは、グリッ
プ部２０の頂部２０ａの肉厚を大にして剛性を高め、該
頂部にリップ１１を一体形成したものであり、図８に示
すウェザーストリップは、フランジ部２先端が届かない
グリップ部２２上部の差込み部２３の間隔を狭めて剛性
を高め、該剛性を高めた箇所にリップ１１を一体形成し
たものである。
プ部２０の頂部２０ａの肉厚を大にして剛性を高め、該
頂部にリップ１１を一体形成したものであり、図８に示
すウェザーストリップは、フランジ部２先端が届かない
グリップ部２２上部の差込み部２３の間隔を狭めて剛性
を高め、該剛性を高めた箇所にリップ１１を一体形成し
たものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明によると、リップがフランジの板
厚の変化に影響されて波打つことなくガーニッシュ端部
を覆い、フランジとガーニッシュとの隙間や段差を隠す
ことができるため、外観性が向上し、高級感を得ること
ができる。
厚の変化に影響されて波打つことなくガーニッシュ端部
を覆い、フランジとガーニッシュとの隙間や段差を隠す
ことができるため、外観性が向上し、高級感を得ること
ができる。
【図１】ドア開口縁を示す図。
【図２】両面粘着テープで貼着される従来のウェザース
トリップの図１のＡ−Ａ線における断面図。
トリップの図１のＡ−Ａ線における断面図。
【図３】本発明に係わるウェザーストリップの断面図。
【図４】本発明に係わるウェザーストリップの別の態様
を示す要部の断面図。
を示す要部の断面図。
【図５】本発明に係わるウェザーストリップの更に別の
態様を示す要部の断面図。
態様を示す要部の断面図。
【図６】本発明に係わるウェザーストリップの更に別の
態様を示す要部の断面図。
態様を示す要部の断面図。
【図７】本発明に係わるウェザーストリップの更に別の
態様を示す要部の断面図。
態様を示す要部の断面図。
【図８】本発明に係わるウェザーストリップの他の態様
を示す要部の断面図。
を示す要部の断面図。
１・・ドア ２・・フランジ ３、２０、２２・・グリップ部 ４、１２、１６、１８・・シール部 ５・・爪片 ６、１１・・リップ ７・・両面粘着テープ ８・・ガーニッシュ １３、１５、１７・・突部 ２３・・差込み部
Claims (4)
- 【請求項１】自動車車体開口縁のフランジに差し込んで
取付けられるソリッドゴム製のグリップ部３、２０、２
２と、ドア等を閉めたとき、ドア等のパネルに弾接し
て、該パネルとの間の隙間をシールするスポンジゴム製
の中空なシール部４、１２、１６、１８よりなり、グリ
ップ部３、２０、２２をフランジ２に両面粘着テープ７
により貼着するタイプのウェザーストリップにおいて、
フランジ２の板厚変化によって形状に変化を生じない箇
所にガーニッシュ端に隠すリップ１１を形成したことを
特徴とするウェザーストリップ。 - 【請求項２】フランジ２の板厚変化に形状の変化を生じ
ない箇所はシール部の根元であることを特徴とする請求
項１記載のウェザーストリップ。 - 【請求項３】フランジ２の板厚変化に形状の変化を生じ
ない箇所はシール部４の根元を構成するか、或いはシー
ル部４とは別にグリップ部３に突設される突部１３、１
５、１７であることを特徴とする請求項１記載のウェザ
ーストリップ。 - 【請求項４】フランジ２の板厚変化に形状の変化を生じ
ない箇所は、グリップ部２０、２２の剛性を増した頂部
２０ａであることを特徴とする請求項１記載のウェザー
ストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000332367A JP2002137693A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | ウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000332367A JP2002137693A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | ウェザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002137693A true JP2002137693A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18808584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000332367A Pending JP2002137693A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | ウェザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002137693A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6145540B1 (ja) * | 2016-06-09 | 2017-06-14 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車のシール構造 |
-
2000
- 2000-10-31 JP JP2000332367A patent/JP2002137693A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6145540B1 (ja) * | 2016-06-09 | 2017-06-14 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車のシール構造 |
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