JP2603420Y2 - キャブのドア構造 - Google Patents

キャブのドア構造

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JP2603420Y2
JP2603420Y2 JP1992063545U JP6354592U JP2603420Y2 JP 2603420 Y2 JP2603420 Y2 JP 2603420Y2 JP 1992063545 U JP1992063545 U JP 1992063545U JP 6354592 U JP6354592 U JP 6354592U JP 2603420 Y2 JP2603420 Y2 JP 2603420Y2
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JP
Japan
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handle
door
glass
cover
door frame
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JP1992063545U
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English (en)
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JPH0618029U (ja
Inventor
光寿 新堰
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建設機械等のキャブに
り、特にキャブのドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建設機械、特にパワーショベル
のキャブのドア構造は図7に正面、および図7のD−
D断面の図8に示すような形状になっている。すなわ
ち、ドア20はドアフレーム21とガラス22とで構成
され、ドアフレーム21とガラス22との間にはS
ムまたはHゴムからなるガラス枠23がドアハンドル
24部分を避けて装着されて一体となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のような構造は、
ゴム等のガラス枠23の幅が広いことやガラス22
のRが大きいため視界性が悪く、特にドアハンドル24
の設けられているドアフレーム部分21ではガラス22
が小さくなってドア20の一体感が乏しく、外観的にも
見栄えがせず、したがって新規性にも乏しいものとなっ
ており、さらにガラス枠23からの雨水の内部洩れ等の
不安も生じていた。
【0004】本考案はこれに鑑み、ドアハンドル部分の
視界性を良くすると共に、外観的にもドアの見栄えを向
上できるキャブのドア構造を提供して従来技術の持つ欠
点の解消を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題点を
解決する手段として本考案は、ドアハンドルと、ドアの
窓として用いるガラスを接着するドアフレームとを備え
てキャブに設けられ、ドアハンドルの操作によって、開
閉自在とされたキャブのドア構造において、 ドアハンド
ルを取付けるドアハンドル取付面を有するとともに、ド
アフレームに一体的に形成されたハンドル取付具と、
のハンドル取付具に取着されるハンドルカバーとを有
し、 ガラスを、ハンドル取付具のドアハンドル取付面
と、ハンドルカバーの内側面との間に挿入して接着し、
ハンドルカバーの外側面とガラスの外側面とをほぼ同一
面に形成した構成としたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ガラスを、ハンドル取付具
のドアハンドル取付面と、ハンドルカバーの内側面との
間に挿入して接着するようにしたので、従来のH型ゴム
等のガラス枠を不要にできる。したがって、不要となっ
た分だけ、ハンドル取付具の位置の、視界性が向上す
る。 また、ハンドルカバーの外側面とガラスの外側面と
をほぼ同一面に形成したので、ドア全体の外観品質が良
くなる。
【0007】
【実施例】図1は本考案に係るキャブのドア構造の一実
施例の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2
のハンドルカバー部分の詳細図、図4は図1のB−B断
面図、図5は図1のC−C断面図、図6は図2,図4お
よび図5に示したモール単体の断面図である。
【0008】以下、本考案を図1乃至図6に示す一実施
例を参照して説明する。本考案はドアフレーム1と、こ
れに取付けるガラス2との隙間に、外側がドアフレーム
1に接触し、内側にガラス2が嵌合して、頭部3aに傘
状の曲面を有するモール3を嵌挿したドアにおいて、該
ドアフレーム1のハンドル取付具1aのドアハンドル取
付面4側の端部4aに、前記ガラス2の端部2a内側を
接着剤5により接着すると共に、該ドアハンドル取付面
4に、中央部6aが接触して、一端6bを前記モール3
の凹部3bに嵌合し、他端6cを前記ガラス2の端部2
a外面に接着させるハンドルカバー6を設け、該ハンド
ルカバー6を前記ガラス2面とほぼ同一面に形成したも
ので構成されている。
【0009】前記ドアフレーム1は図2に示すようにド
アハンドル取付面4が外側の端部4aまで平面または曲
面(平面に近い)に形成され、この端部4aに接着剤5
によりアクリル樹脂系のガラス2の内面が接着されてい
る。この場合、本実施例では位置決めのためにダム7を
設けているが、必ずしも設ける必要がなく、無くても良
い。そしてガラス2の内面には接着剤5が外から見えな
いように黒色のコーティング8が施されている。ドアハ
ンドル取付面4以外のガラス2の端部2aには図4およ
び図5に示すようにモール3の凹部3bがガラス2を挟
み込むように嵌合して、モール3とドアフレーム1との
はモール3の前記凹部3bと反対側の端部が、折り
曲げられて半円形に形成された凸部3cで接触するよう
に取付けられている。また、図3に示す本考案の要部で
あるハンドルカバー6はアクリル樹脂等の材質で一端6
bがL字状に、中央部6a頂部が平らな山形状に、他
端6cが水平状に形成された断面を有している。このハ
ンドルカバー6の一端6bは、図6に示すモール3の凹
部3bに差し込まれ、中央部6aは図2に示す前記ドア
フレーム1のドアハンドル取付面4側に接触し、他端6
cは前記ガラス2の外面に接着するように取付けられて
いる。したがってこの部分のガラス2はドアフレーム
1とハンドルカバー6に挟み込まれる構造となる。ま
た、図3に示すハンドルカバー6中央部6aには、
アハンドル取付孔6dが設けられている。図2に示す
アハンドル9はビス10等によりハンドルカバー6の取
付孔6dを介してドアフレーム1に締め付けられてい
る。
【0010】つぎに作用を説明する。ドアフレーム1は
ガラス2をモール3により挟み込んだときモール3の凸
部3cが外側に押されるので、モール3との間をより確
実に装着でき、そして、同様にハンドルカバー6は、そ
の中央部6a以外はガラス2面とほぼ同一面となる。し
たがってドア全体が恰かもガラス2だけで出来ているよ
うなデザインが達成される。また、ハンドルカバー6は
1枚板で構成してあるから製作の面で容易となってお
り、取付面への取付けもドアハンドル9の取付により
一体とするか、あるいは単独でビス10等によりドアフ
レーム1に直接取付けても良い。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、ガラス
を、ハンドル取付具のドアハンドル取付面と、ハンドル
カバーの内側面との間に挿入して接着することにより、
ハンドルカバーの外側面とガラスの外側面とをほぼ同一
面に形成したので、従来のようなHゴムやSゴムに
よる視界が本考案によれば妨げられることがなくなり、
雨水の内部洩れ等の不安が解消され、また、ハンドルカ
バーの取り付けも従来のHゴムやSゴムの取付け
難なものに比し、極めて容易となり、さらに外観的にも
全面ガラスで構成しているかの印象を与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるキヤビン用ドアの一実施例の正
面による説明図である。
【図2】図1のA−A断面を示す説明図である。
【図3】図2のハンドルカバー部分の詳細を示す説明図
である。
【図4】図1のB−B断面による説明図である。
【図5】図1のC−C断面による説明図である。
【図6】図2,図4および図5に示したモール単体の断
面の説明図である。
【図7】従来のキャビン用ドアの正面の説明図である。
【図8】図7のD−D断面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ドアフレーム1a ハンドル取付具 2 ガラス 2a 端部 3 モール 3a 頭部 3b 凹部 4 ドアハンドル取付面 4a 端部 5 接着剤 6 ハンドルカバー 6a 中央部 6b 一端 6c 他端7 ダム 8 黒色のコーテイング 9 ドアハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00 E02F 9/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアハンドルと、ドアの窓として用いる
    ガラスを接着するドアフレームとを備えてキャブに設け
    られ、ドアハンドルの操作によって開閉自在とされたキ
    ャブのドア構造において、ドアハンドルを取付けるドア
    ハンドル取付面(4)を有するとともに、ドアフレーム
    (1)に一体的に形成されたハンドル取付具(1a)
    と、このハンドル取付具(1a)に取着されるハンドル
    カバー(6)とを有し、ガラス(2)を、ハンドル取付
    具(1a)のドアハンドル取付面(4)と、ハンドルカ
    バー(6)の内側面との間に挿入して接着し、ハンドル
    カバー(6)の外側面とガラス(2)の外側面とをほぼ
    同一面に形成したことを特徴とするキャブドア構造。
JP1992063545U 1992-08-20 1992-08-20 キャブのドア構造 Expired - Lifetime JP2603420Y2 (ja)

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JP1992063545U JP2603420Y2 (ja) 1992-08-20 1992-08-20 キャブのドア構造

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Publication Number Publication Date
JPH0618029U JPH0618029U (ja) 1994-03-08
JP2603420Y2 true JP2603420Y2 (ja) 2000-03-13

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ID=13232305

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JP7294104B2 (ja) * 2019-12-13 2023-06-20 コベルコ建機株式会社 建設機械のドア

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JPH0618029U (ja) 1994-03-08

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