JPH0618029U - キャビン用ドア - Google Patents
キャビン用ドアInfo
- Publication number
- JPH0618029U JPH0618029U JP6354592U JP6354592U JPH0618029U JP H0618029 U JPH0618029 U JP H0618029U JP 6354592 U JP6354592 U JP 6354592U JP 6354592 U JP6354592 U JP 6354592U JP H0618029 U JPH0618029 U JP H0618029U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- door
- door frame
- handle
- attached
- Prior art date
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- Granted
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアハンドル部分の視界性を良くすると共
に、外観的にもドアの見栄えを向上できるようにしたも
の。 【構成】 ドアフレ−ム1と、これに取付けるガラス2
との隙間に、外側がドアフレ−ム1に接触し、内側にガ
ラス2が嵌合して、頭部3aに傘状の曲面を有するモ−
ル3を嵌挿したドアにおいて、ドアフレ−ム1のドアハ
ンドル取付面4側の端部4aに、ガラス2の端部2a内
側を接着剤5により接着すると共に、ドアハンドル取付
面4に、中央部6aが接触して、一端6bをモ−ル3の
凹部3bに嵌合し、他端6cをガラス2の端部2a外面
に接着させるハンドルカバ−6を設け、ハンドルカバ−
6をガラス2面とほぼ同一面に形成したもの。 【効果】 従来のようなHゴムやSゴムによる視界が妨
げられることがなくなり、雨水の内部洩れ等の不安が解
消され、また、ハンドルカバ−の取り付けも極めて容易
となる。
に、外観的にもドアの見栄えを向上できるようにしたも
の。 【構成】 ドアフレ−ム1と、これに取付けるガラス2
との隙間に、外側がドアフレ−ム1に接触し、内側にガ
ラス2が嵌合して、頭部3aに傘状の曲面を有するモ−
ル3を嵌挿したドアにおいて、ドアフレ−ム1のドアハ
ンドル取付面4側の端部4aに、ガラス2の端部2a内
側を接着剤5により接着すると共に、ドアハンドル取付
面4に、中央部6aが接触して、一端6bをモ−ル3の
凹部3bに嵌合し、他端6cをガラス2の端部2a外面
に接着させるハンドルカバ−6を設け、ハンドルカバ−
6をガラス2面とほぼ同一面に形成したもの。 【効果】 従来のようなHゴムやSゴムによる視界が妨
げられることがなくなり、雨水の内部洩れ等の不安が解
消され、また、ハンドルカバ−の取り付けも極めて容易
となる。
Description
【0001】
本考案は建設機械等のキャビンに係り、特にキャビン用ドアに関する。
【0002】
従来から建設機械、特にパワ−ショベルのキャビンのドアの構造は図7に正面 、および図8にその断面を示すような形状になっている。すなわち、ドア20は ドアフレ−ム21とガラス22とで構成され、ドアフレ−ム21とガラス22と の間にはSゴムまたはHゴムからなるガラス枠23がドアハンドル24部分を避 けて装着されて一体となっている。
【0003】
上述のような構造は、Hゴム等のガラス枠23の幅が広いいことやガラス22 のRが大きいため視界性が悪く、特にドアハンドル24の設けられているドアフ レ−ム部分21ではガラス22が小さくなってドア20の一体感が乏しく、外観 的にも見栄えがせず、したがって新規性にも乏しいものとなっており、さらにガ ラス枠23からの雨水の内部洩れ等の不安も生じていた。
【0004】 本考案はこれに鑑み、ドアハンドル部分の視界性を良くすると共に、外観的に もドアの見栄えを向上できるキャビン用ドアを提供して従来技術の持つ欠点の解 消を図ることを目的としてなされたものである。
【0005】
上記従来技術の問題点を解決する手段として本考案はドアフレ−ムと、これに 取付けるガラスとの隙間に、外側がドアフレ−ムに接触し、内側にガラスが嵌合 して、頭部に傘状の曲面を有するモ−ルを嵌挿したドアにおいて、該ドアフレ− ムのドアハンドル取付面側の端部に、前記ガラスの端部内側を接着剤により接着 すると共に、該ドアハンドル取付面に、中央が接触して、一端を前記モ−ルの凹 部に嵌合し、他端を前記ガラスの端部外面に接着させるハンドルカバ−を設け、 該ハンドルカバ−を前記ガラス面とほぼ同一面に形成したことを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、従来のHゴムのようなガラス枠がないから、視界性は向上 する。
【0007】
図1は本考案にかかるキャビン用ドアの一実施例の正面図、図2は図1のA− A断面図、図3は図2のハンドルカバ−部分の詳細図、図4は図1のB−B断面 図、図5は図1のC−C断面図、図6は図2,図4および図5に示したモ−ル単 体の断面図である。
【0008】 以下、本考案を図1乃至図6に示す一実施例を参照して説明する。本考案はド アフレ−ム1と、これに取付けるガラス2との隙間に、外側がドアフレ−ム1に 接触し、内側にガラス2が嵌合して、頭部3aに傘状の曲面を有するモ−ル3を 嵌挿したドアにおいて、該ドアフレ−ム1のドアハンドル取付面4側の端部4a に、前記ガラス2の端部2a内側を接着剤5により接着すると共に、該ドアハン ドル取付面4に、中央部6aが接触して、一端6bを前記モ−ル3の凹部3bに 嵌合し、他端6cを前記ガラス2の端部2a外面に接着させるハンドルカバ−6 を設け、該ハンドルカバ−6を前記ガラス2面とほぼ同一面に形成したもので構 成されている。
【0009】 前記ドアフレ−ム1は図2に示すようにドアハンドル取付面4が外側の端部4 aまで平面または曲面(平面に近い)に形成され、この端部4aに接着剤5によ りアクリル樹脂系のガラス2の内面が接着されている。この場合、本実施例では 位置決めのためにダム7を設けているが、必ずしも設ける必要がなく、無くても 良い。そしてガラス2の内面には接着剤5が外から見えないように黒色のコ−テ ィング8が施されている。ドアハンドル取付面4以外のガラス2の端部2aには 図4および図5に示すようにモ−ル3の凹部3bがガラス2を挟み込むように嵌 合して、モ−ル3とドアフレ−ム1との間はモ−ル3の前記凹部3bと反対側の 端部が、折り曲げられて半円形に形成された凸部3cで接触するように取付けら れている。また、モ−ル3から外れたガラス2内面にはドアフレ−ム1との間に 上述のように接着剤5により接着され、同じく周囲に黒色のコ−ティング8が施 されている。本考案の要部であるハンドルカバ−6はアクリル樹脂等の材質で一 端6bがL字状に、中央部6aが頂部が平らな山形状に、他端6cが水平状に形 成された断面を有して、一端6bはモ−ル3の凹部3bに差し込まれ、中央部6 aが前記ドアフレ−ム1のドアハンドル取付面4側に接触し、他端6cが前記ガ ラス2の外面に接着するように取付けられている。したがってこの部分のガラス 2はドアフレ−ム1とハンドルカバ−6に挟み込まれる構造となる。また、ハン ドルカバ−6には中央部6aにドアハンドル取付孔6dが設けられている。ドア ハンドル9はビス10等によりハンドルカバ−6の取付孔6dを介してドアフレ −ム1に締め付けられている。
【0010】 つぎに作用を説明する。ドアフレ−ム1はガラス2をモ−ル3により挟み込ん だときモ−ル3の凸部3cが外側に押されるので、モ−ル3との間をより確実に 装着でき、そして、同様にハンドルカバ−4はガラス2と中央部2a以外はガラ ス2面とほぼ同一面となる。したがってドア全体が恰かもガラス2だけで出来て いるようなデザインが達成される。また、ハンドルカバ−6は1枚板で構成して あるから製作の面で容易となっており、取付面への取付けもドアハンドル9の取 付により一体とするか、あるいは単独でビス10等によりドアフレ−ム1に直接 取付けても良い。
【0011】
以上説明したように本考案は、ドアフレ−ムと、これに取付けるガラスとの隙 間に、外側がドアフレ−ムに接触し、内側にガラスが嵌合して、頭部に傘状の曲 面を有するモ−ルを嵌挿したドアにおいて、該ドアフレ−ムのドアハンドル取付 面側の端部に、前記ガラスの端部内側を接着剤により接着すると共に、該ドアハ ンドル取付面に、中央が接触して、一端を前記モ−ルの凹部に嵌合し、他端を前 記ガラスの端部外面に接着させるハンドルカバ−を設け、該ハンドルカバ−を前 記ガラス面とほぼ同一面に形成したから、従来のようなHゴムやSゴムによる視 界が本考案によれば妨げられることがなくなり、雨水の内部洩れ等の不安が解消 され、また、ハンドルカバ−の取り付けも従来のHゴムやSゴムの困難なものに 比し、極めて容易となり、さらに外観的にも全面ガラスで構成しているかの印象 を与えることができる。
【図1】本考案にかかるキヤビン用ドアの一実施例の正
面による説明図である。
面による説明図である。
【図2】図1のA−A断面を示す説明図である。
【図3】図2のハンドルカバ−部分の詳細を示す説明図
である。
である。
【図4】図1のB−B断面による説明図である。
【図5】図1のC−C断面による説明図である。
【図6】図2,図4および図5に示したモ−ル単体の断
面の説明図である。
面の説明図である。
【図7】従来のキャビン用ドアの正面の説明図である。
【図8】図7のD−D断面を示す説明図である。
1 ドアフレ−ム 2 ガラス 2a 端部 3 モ−ル 3a 頭部 3b 凹部 4 ドアハンドル取付面 4a 端部 5 接着剤 6 ハンドルカバ− 6a 中央部 6b 一端 6c 他端
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアフレ−ムと、これに取付けるガラス
との隙間に、外側がドアフレ−ムに接触し、内側にガラ
スが嵌合して、頭部に傘状の曲面を有するモ−ルを嵌挿
したドアにおいて、該ドアフレ−ムのドアハンドル取付
面側の端部に、前記ガラスの端部内側を接着剤により接
着すると共に、該ドアハンドル取付面に、中央が接触し
て、一端を前記モ−ルの凹部に嵌合し、他端を前記ガラ
スの端部外面に接着させるハンドルカバ−を設け、該ハ
ンドルカバ−を前記ガラス面とほぼ同一面に形成したこ
とを特徴とするキャビン用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063545U JP2603420Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | キャブのドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063545U JP2603420Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | キャブのドア構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618029U true JPH0618029U (ja) | 1994-03-08 |
JP2603420Y2 JP2603420Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=13232305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992063545U Expired - Lifetime JP2603420Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | キャブのドア構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603420Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021094866A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のドア |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP1992063545U patent/JP2603420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021094866A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械のドア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603420Y2 (ja) | 2000-03-13 |
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