JPH04101746U - 車両用外部後写鏡 - Google Patents

車両用外部後写鏡

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JPH04101746U
JPH04101746U JP561191U JP561191U JPH04101746U JP H04101746 U JPH04101746 U JP H04101746U JP 561191 U JP561191 U JP 561191U JP 561191 U JP561191 U JP 561191U JP H04101746 U JPH04101746 U JP H04101746U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
gap
mirror
vehicle
rearview mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP561191U
Other languages
English (en)
Inventor
一裕 相澤
大希男 多田
Original Assignee
市光工業株式会社
いすゞ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 市光工業株式会社, いすゞ自動車株式会社 filed Critical 市光工業株式会社
Priority to JP561191U priority Critical patent/JPH04101746U/ja
Publication of JPH04101746U publication Critical patent/JPH04101746U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的]ボデーとリングとの外観部の隙間に消音機構部
を設けることにより、その隙間により生じる風切り音を
防ぐことができる。 [構成]ボデーとリングとの外観部の隙間に消音機構部
を設ける。この結果、車両の走行時において、風がボデ
ーとリングとの間の隙間に入り込んで生じる風切り音を
防ぐことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばドアミラーなどであって、別体のボデーとリングとを固定し てなる所謂2分割タイプの車両用外部後写鏡に係り、特に風切り音を防ぐことが できる車両用外部後写鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2分割タイプのドアミラーなどの車両用外部後写鏡は、一般に、ボデーの開口 部の縁とリングとの間においてミラーの周縁部を挟み、そのボデーとリングとを 固定すると共に、このボデーとリングとでミラーを保持するものである。 この種の2分割タイプのドアミラーなどの車両用外部後写鏡としては、例えば 実公昭63−36852号公報に記載のものがある。この公報記載のものは、ボ デーとリングとを弾性嵌合などの機械的固定手段により固定するものであるが、 その他超音波溶着などの固定手段により固定するものもある。 かかる2分割タイプの車両用外部後写鏡は、製造上のばらつきを考慮すると、 ボデーとリングとの間に隙間を設けることが不可欠である。特に、外観部(外か ら見える部分)の隙間は、造形上または製造上のばらつきを考えると、約1mm 程度が望ましい。すなわち、外観部に出る隙間があまり大きいと、見栄えが悪い 。また、外観部に出る隙間があまり小さいと、場所によっては隙間がなくなる所 も出てきて製造上のばらつきが出て見栄えが悪い。しかも、2分割タイプの車両 用外部後写鏡の場合、ボデーとリングとを超音波溶着などにより固定するもので あるから、外観部の隙間を無しで設定すると、その外観部においてもボデーとリ ングとが溶着してしまい、外観部に溶着跡が残り、見栄えが悪い。 従って、上述の2分割タイプの車両用外部後写鏡は、ボデーとリングとの外観 部に造形上の隙間を設けることが不可欠である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の車両用外部後写鏡は、ボデーとリングとの外観部に造 形上の隙間を設けたものであるから、車両の走行時において、風がボデーとリン グとの外観部の隙間に入り込んで、風切り音が発生するなどの問題がある。
【0004】 本考案の目的は、風切り音を防ぐことができる車両用外部後写鏡を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ボデーとリングとの外観部の隙間に、その隙間により生じる風切り 音を防ぐ消音機構部を、設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案は、ボデーとリングとの外観部の隙間に設けた消音機構部により、車両 の走行時において、風がボデーとリングとの外観部の隙間に入り込んで生じる風 切り音を防ぐことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の車両用外部後写鏡の一実施例を添付図面を参照して説明する。 この例は車両用ドアミラーに使用した例を説明する。 図において、1は例えば合成樹脂製のボデーで、このボデー1は前面に開口部 10を設けた中空形状をなす。このボデー1の前面開口部10の全周縁部に外側 面の段部16を介して固定脚部11を一体に設け、かつその固定脚部11の先端 に溶着部12を設ける。このボデー1の前面開口部10の全周縁部の外側面と前 記段部16との角部に凹部13を設け、その凹部13の底角部に消音機構部とし ての複数個の凸部14を、ボデー1の前面開口部10の周方向に沿って等間隔に 一体に設ける。前記ボデー1の内側面に支持部としての複数個のリブ15を、ボ デー1に対して放射方向に、かつ前面開口部10から底部にかけて一体に設ける 。
【0008】 図において、2は例えば合成樹脂製のリングで、このリング2は断面U字形を なす固定凹部20を全周に亘って設け、かつその固定凹部20の底部に複数個の 溶着リブ21を、リング2に対して放射方向に等間隔に一体に設ける。このリン グ2の端部に内側面の段部24を介して突部22を、リング2の全周に亘って一 体に設け、その突部22の端面に消音機構部としての複数個の凸部23を、リン グ2の周方向に沿って等間隔に一体に設ける。
【0009】 前記ボデー1の固定脚部11を前記リング2の固定凹部20に嵌合し、そのボ デー1の溶着部12と、リング2の溶着リブ21とを、超音波溶着等により固定 する。このとき、ボデー1の固定脚部11および段部16および凹部13と、リ ング2の固定凹部20および段部24および突部22との間に隙間3が形成され 、特にボデー1の凹部13とリング2の突部22との外観部にも造形上の隙間3 が形成される。また、図1に示すように、前記ボデー1の凸部14と前記リング 2の凸部23とは、平面から見て細長い長方形をなし、前記外観部の隙間3に互 い違いにかつほぼ等間隔で配設されることとなる。
【0010】 図において、4はミラー体で、このミラー体4の背面の全周縁に弾性保持材4 0を接着して固定する。このミラー体4の周縁部を、前記ボデー1のリブ15と 前記リング2の内側の端面との間に、介装してミラー体4をボデー1とリング2 とに保持させる。なお、図中41は前記ミラー体4の背面に接着固定したテープ で、このテープ41はミラー体4が破損した際に飛散するのを防ぐものである。 図において、5は前記ボデー1の角部に取り付けたステーで、このステー5は 前記ボデー1およびリング2およびミラー体4からなるミラー本体を、車両のド アなどに回動可能に保持するものである。
【0011】 この実施例における車両用外部後写鏡は、以上の如き構成からなるので、車両 の走行時において、風がボデー1とリング2との外観部の隙間3に入り込むと、 その風は図1に示すように、隙間3に互い違いに配設された凸部14および23 により蛇行して不規則に流れるため、風切り音を防ぐことができる。すなわち、 風が凸部14および23に当った際に、音のエネルギーが減衰し、また凸部14 および23に当った際の反響(エコー)の干渉作用により音の振幅が相殺減衰す る。この結果、風切り音を小さく、若しくは防ぐことができる。
【0012】 なお、上述の実施例においては、ドアミラーについて説明したが、本考案はそ の他の車両用外部後写鏡に使用することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の車両用外部後写鏡は、ボデーとリングとの 外観部の隙間に、その隙間により生じる風切り音を防ぐ消音機構部を、設けたも のであるから、車両の走行時において、風がボデーとリングとの間の隙間に入り 込んで生じる風切り音を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用外部後写鏡の一実施例を示した
要部の一部拡大図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】一部を破断した平面図である。
【図5】図4におけるV部の拡大図である。
【符号の説明】
1 ボデー 12 溶着部 14 凸部(消音機構部) 2 リング 21 溶着リブ 23 凸部(消音機構部) 3 隙間 4 ミラー体 5 ステー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別体のボデーとリングとを超音波溶着等
    により固定し、そのボデーとリングとの外観部に造形上
    の隙間を有する車両用外部後写鏡において、前記ボデー
    とリングとの外観部の隙間に、その隙間により生じる風
    切り音を防ぐ消音機構部を、設けたことを特徴とする車
    両用外部後写鏡。
JP561191U 1991-02-13 1991-02-13 車両用外部後写鏡 Pending JPH04101746U (ja)

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JP561191U JPH04101746U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 車両用外部後写鏡

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JP561191U JPH04101746U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 車両用外部後写鏡

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JPH04101746U true JPH04101746U (ja) 1992-09-02

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ID=31736284

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JP561191U Pending JPH04101746U (ja) 1991-02-13 1991-02-13 車両用外部後写鏡

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JP (1) JPH04101746U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078635A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 本田技研工業株式会社 サイドミラー装置
US10259391B2 (en) 2014-10-16 2019-04-16 Honda Motor Co., Ltd. Side mirror device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078635A (ja) * 2014-10-16 2016-05-16 本田技研工業株式会社 サイドミラー装置
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