JPH0314405Y2 - - Google Patents

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JPH0314405Y2
JPH0314405Y2 JP1986114749U JP11474986U JPH0314405Y2 JP H0314405 Y2 JPH0314405 Y2 JP H0314405Y2 JP 1986114749 U JP1986114749 U JP 1986114749U JP 11474986 U JP11474986 U JP 11474986U JP H0314405 Y2 JPH0314405 Y2 JP H0314405Y2
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mirror
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用サンバイザに関し、詳しく
は、サンバイザ本体の表装皮の所定位置に形成さ
れたミラ−用開口部に対し、鏡面を露出させたミ
ラ−を内枠体と外枠体にて支持したミラ−付サン
バイザの改良に係わるのである。
[従来の技術] 従来、この種のミラ−付サンバイザは、第9図
に示すように、ミラ−7′の周縁部に保持用の枠
体9′を嵌着し、サンバイザ本体の表装皮5′に形
成された開口部6′の内側周縁部と、前記枠体
9′の表面とを高周波溶着Aしてミラ−7′部を装
着するのが一般的であつた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したように、サンバイザ本体の表装皮5′
と、ミラ−7′の枠体9′とを高周波溶着する従来
ものにおいては、表装皮5′並びに枠体9′が熱変
形され、表装皮5′の開口部6′周縁において、波
形状等の歪み、変形が生じる。さらに表装皮5′
及び枠体9′は、高周波溶着可能な材質(熱可塑
性合成樹脂材)より形成しなければならないとい
う不具合も生じる。
そこで本考案の目的は従来サンバイザ本体にお
ける前記枠体の高周波溶着による熱変形の不都合
な問題点を解消し得て、かつ高周波溶着によるこ
となく簡単に製作し得るサンバイザを提供するこ
とにある。また、本考案の他の目的は枠体にて装
着したミラ−周縁部が該周縁部の露出した表装皮
と同一面とされ、突出部がなくて外観の見栄えが
良く、かつ表装皮の開口部周縁部分の固定性良好
となしたミラ−付サンバイザを提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記した問題点を解決するために、この考案
は、サンバイザ本体の表装皮の所定位置に形成さ
れたミラ−用開口部に対し、鏡面を露出してミラ
−が装着されたミラ−付サンバイザであつて、前
記開口部内部位の周縁部には表装皮の開口部周縁
部を外側に支持する突出支持面と、この内側外面
に段差状に低く位置しミラ−周縁部を支持する低
位支持面とよりなる枠状の内枠体が配置され、前
記低位支持面にはミラ−周縁部が支持され、表装
皮の開口部周縁部は低位支持面に配置される一
方、ミラ−周縁部及び表装皮周縁部を覆うととも
に背面に複数個の係止突起を設けた枠状の外枠体
が前記開口部のミラ−周縁部外面上に配置され、
係止突起を介して内枠の低位支持面に止着され、
前記ミラ−周縁部及び前記表装皮周縁部が内枠体
と外枠体で挟着されかつ突出支持面を覆う表装皮
に対して内枠体外面がほぼ面一状にされてなるこ
とを特徴とする。
[作用] 開口部周縁の表装皮およびミラ−周縁部は、内枠
体と外枠体とで挟持される。外枠体は内枠体に対
して係止突起により止着させることより位置ずれ
しない。止着した外枠体により、表装皮は外枠体
に沿つて内側に挟み込まれる。止着した外枠体外
面は内枠体突出支持面を覆う表装皮とほぼ同一面
に支持される。
[実施例] 以下に、この考案の一実施例を第1図〜第8図
に従つて説明する。
車両用のミラ−付′サンバイザを正面から表わ
した第1図において、車体の所定位置に取付けら
れる略L字状の支持軸1には、その水平軸部1A
においてサンバイザ本体2が回動可能に支持され
る。
サンバイザ本体2は、芯材3によつて形状が保
持されたクツシヨン材4が表装皮5によつて被覆
されて構成されるもので、表装皮5の所定位置に
はミラ−用の開口部6(第2図参照)が形成され
ている。
表装皮5の開口部6に対し、鏡面を露出してサ
ンバイザ本体2に装着されるミラ−7は、ガラス
板、金属板、合成樹脂板等の板材がミラ−加工さ
れて構成されるもので、該ミラ−7は第8図に示
すように、その周縁部において保持用の内枠体9
と外枠体13で挟持されている。すなわち、表装
皮5開口部6の内側には該開口部6に沿う枠状の
内枠体9がクツシヨン材4に埋め込んで配置され
ている。内枠体9は表装皮5開口部6の周縁部を
外側に支持する突出支持面10Aと、突出支持面
10Aの内側に沿つて段差状に低く形成された低
位支持面10Bとよりなる所定幅に形成されてい
る。低位支持面10Bは外枠体13が嵌め込まれ
る部位である。表装皮5の開口部6周縁、および
配置された内枠体9の開口部周縁には、後述する
外枠体13の係止突起14を挿入する複数個の取
付孔11が貫設されている。内枠体9の低位支持
面10Bの幅の中央部分には係止突起14を挿入
する取付孔11が各々貫設されている。取付孔1
1より内側の低位支持面10B外面はミラ−支持
部12とされる。なお、本例のミラ−支持部12
は低位支持面10Bよりミラ−7の厚さ分が低く
なるように形成されている。
一方、外枠体13は内枠体9の低位支持面10
Bに嵌着可能な枠状形状にされ、かつ背面(内
面)側には前記表装皮5および内枠体9の各取付
孔11に対応する所定位置に複数個の係止突起1
4が突設されている。外枠体13は、内枠体9の
低位支持面10Bにミラ−7の周縁部を配置し、
かつ内枠体9の突出支持面10Aを覆う表装皮5
を挟み込んで内枠体9の低位支持面10Bに組付
けた際、外枠体13を覆う表装皮5と内枠体9の
外面がほぼ同一面をなるように、その厚さが定め
られている。
前記各係止突起14は第6図に示すように、割
り溝を隔てて弾性縮拡可能に対向する1対の弾性
係止片15,15より構成されるものであつて、
1対の弾性係止片15,15の先端部には、表装
皮5および内枠体9の取付孔8,11に挿入され
かつ内枠体9の取付孔11周縁部と係着する係止
部15A,15Aが断面略三角形状に形成されて
いる。
この実施例は、上述したように構成されるもの
であり、したがつて、内枠体9を配置したサンバ
イザ本体2の表装皮5における開口部6に対し、
ミラ−7を装着する場合、内枠体9のミラ−支持
部12にミラ−7の周縁部を配置し、かつ表装皮
5の開口部6周縁を突出支持面10Aを覆つて重
ねた後、外枠体13の各係止突起14〜14を表
装皮5の各取付孔8〜8に通し、内枠体9の各取
付孔11〜11内に圧入することで、各係止突起
14における各1対の弾性係止片15,15が弾
性変形して縮小する。そして、1対の弾性係止片
15,15係止部15A,15Aが内枠体9の取
付孔11を通過すると、各1対の弾性係止片1
5,15が、その弾性力によつて拡開し、これら
弾性係止片15,15の係止部15A,15A
が、内枠体9の取付孔11と係着し、これによつ
て表装皮5の開口部6外側に外枠体13が取付け
られ、ミラ−7はその周縁部において表装皮5の
周縁部とともに内枠体9と外枠体13とで挟持さ
れる。止着した外枠体13の外面は突出支持面1
0Aを覆う表装皮5とほぼ面一状に形成される。
[考案の効果] 以上述べたように、この考案によれば、サンバ
イザ本体の表装皮のミラ−用開口部周縁に開口部
に沿う枠状の内枠体と、背面に複数個の係止突起
を有しかつ開口部に沿う枠状の外枠体とにより、
係止突起を介して、前記ミラ−周縁部および前記
表装皮周縁部を内枠体と外枠体で挟持せしめるこ
とで、表装皮の開口部周縁部が固定性良好に取付
けることができ、かつ表装皮の開口部周縁部に対
しミラ−を良好に装着することができる。このた
め、表装皮の開口部周囲と保持用の枠体とを高周
波溶着してミラ−を装着する従来のものと異な
り、保持枠体及び表装皮の開口部周囲の高周波溶
着が原因となる熱変形の問題を解消して、外観品
質の向上を図ることができる。しかも、表装皮の
材質は、高周波溶着可能の材質に特定されること
がなく、表装皮の材質を、合成樹脂シ−トの他、
織布、不織布等自由に選択することができるとい
う効果がある。
そして、本考案はミラ−の取付けを内枠体と係
止突起を有する外枠体とで行なうため高周波溶着
の手段が必要なく、かつ簡単にミラ−を取着し得
るものである。
また、本考案は内枠体の突出支持面を覆う表装
皮の開口部側は、止着した外枠体の端縁に沿つて
内側へ挟着され、かつ止着した外枠体の外面は突
出支持面を覆う表装皮とほぼ面一状に形成するの
で、従来のようにミラ−の外周部は表装皮より突
出した外枠体部分がはくて、ミラ−周囲の見栄え
良好でかつ美しい仕上りとなし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図はミラ−付サンバイザの正面図、第
2図は表装皮開口部を主体とした正面図、第3図
は内枠体の正面図、第4図は第3図の−線に
おける断面図、第5図は第3図の−線におけ
る断面図、第6図は外枠体の断面図、第7図は内
枠体の断面図、第8図は第1図の−線におけ
る断面図である。第9図は従来のミラ−付サンバ
イザにおけるミラ−付取付け構造図である。 2……サンバイザ本体、5……表装皮、6……
開口部、7……ミラ−、8,11……取付孔、9
……内枠体、10A……突出支持面、10B……
低位支持面、12……ミラ−支持部、13……外
枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンバイザ本体の表装皮の所定位置に形成され
    たミラ−用開口部に対し、鏡面を露出してミラ−
    が装着されたミラ−付サンバイザであつて、前記
    開口部内部位の周縁部には表装皮の開口部周縁部
    を外側に支持する突出支持面と、この内側外面に
    段差状に低く位置しミラ−周縁部を支持する低位
    支持面とよりなる枠状の内枠体が配置され、前記
    低位支持面にはミラ−周縁部が支持され、表装皮
    の開口部周縁部は低位支持面に配置される一方、
    ミラ−周縁部及び表装皮周縁部を覆うとともに背
    面に複数個の係止突起を設けた枠状の外枠体が前
    記開口部のミラ−周縁部外面上に配置され、係止
    突起を介して内枠の低位支持面に止着され、前記
    ミラ−周縁部及び前記表装皮周縁部が内枠体と外
    枠体で挟着されかつ突出支持面を覆う表装皮に対
    して内枠体外面がほぼ面一状にされてなることを
    特徴としたミラ−付サンバイザ。
JP1986114749U 1986-07-26 1986-07-26 Expired JPH0314405Y2 (ja)

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JP2556355Y2 (ja) * 1989-05-12 1997-12-03 河西工業 株式会社 ミラー付サンバイザ
DE4230109A1 (de) * 1992-09-09 1994-03-10 Happich Gmbh Gebr Sonnenblende für Fahrzeuge

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JPS5724578U (ja) * 1980-07-17 1982-02-08

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