JPH06249342A - 自動車のウェザーストリップ取付構造 - Google Patents

自動車のウェザーストリップ取付構造

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JPH06249342A
JPH06249342A JP3533693A JP3533693A JPH06249342A JP H06249342 A JPH06249342 A JP H06249342A JP 3533693 A JP3533693 A JP 3533693A JP 3533693 A JP3533693 A JP 3533693A JP H06249342 A JPH06249342 A JP H06249342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
door
inner panel
automobile
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3533693A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Eto
範昭 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP3533693A priority Critical patent/JPH06249342A/ja
Publication of JPH06249342A publication Critical patent/JPH06249342A/ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 車体のドア外周部3aに位置決め部を15を
周方向に形成する一方、ウェザーストリップ5の基部7
下面に前記位置決め部15に係合する係合部13を形成
し、この係合部13を磁性材料で構成した。 【効果】 位置決め部15に係合部13を吸着させる
と、ウェザーストリップ5は前記ドア1の外周部3aに
沿って真直ぐに取り付けることができ、見栄がよくな
る。また、ウェザーストリップ5はボディシェル24に
的確に押し付けられて密着するので、外界から完全に遮
断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の例えば車体開
口周縁部あるいはドアの外周部に取り付けられる自動車
のウェザーストリップ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車室内と外界をシールす
るために、このドアの戸当り部等にウェザーストリップ
を取り付けており、このようなウェザーストリップ取付
構造として、例えば図9および図10に示すようなもの
がある(実開平4−39926号公報参照)。図9にお
いて、符号101は自動車のボディであり、このボディ
101はボディシェル102とこれに開閉自在に取り付
けられたドア103等とからなっている。ドア103は
図10に示すようにインナパネル104を有し、このイ
ンナパネル104の周縁部(ドア103の戸当り部)に
はウェザーストリップ105が取り付けられており、ド
ア103が閉められたときにはボディシェル102のシ
ルアウタパネル106に押し付けられ、これと密着して
いる。
【0003】ウェザーストリップ105をインナパネル
104に取り付けるには、まず両面テープ107の一面
を基部材108に接着させ、次にこの両面テープ107
の他面をインナパネル104の周縁に沿って真直ぐに伸
ばしながらこれに接着させる。このようにして、基部材
108は両面テープ104を介してインナパネル104
に固定される。次に、基部材108の突起108aにウ
ェザーストリップ105の凹部105aを嵌着させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のウェザーストリップ取付構造にあっては、両
面テープ107の他面をインナパネル104の周縁部に
接着する際には、この両面テープ107を真直ぐに伸ば
して接着したつもりでも、前記周縁部には目印が付いて
いないためにやや曲がって接着されることが多い。そう
すると、ウェザーストリップ105も曲がって取り付け
られることになって見栄えが悪くなり、またウェザース
トリップ105はシルアウタパネル106に的確に押し
付けられなくなって密着せず、ひいては外界から完全に
遮断することができなくなる虞れが生じる。
【0005】本発明は、自動車のボディに見栄えがよい
ように取り付け、また外界から完全に遮断することがで
きる自動車のウェザーストリップ取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては車体のドア開口周縁部ある
いはドア外周部に基部が固着されるウェザーストリップ
の取付構造において、少なくとも前記開口周縁部あるい
はドア外周部に位置決め部を周方向に形成する一方、前
記ウェザーストリップの基部下面に前記位置決め部に係
合する係合部を形成し、この係合部を磁性材料で構成し
たものである。
【0007】
【作用】ウェザーストリップを自動車のドア外周縁部に
取り付けるには、磁性材料の係合部を前記ドア外周部の
位置決め部に磁力によって吸着させ、ウェザーストリッ
プを前記外周部に位置決めする。このとき、ウェザース
トリップは前記位置決め部を目印としながら前記係合部
を当てがうので、このウェザーストリップは前記外周縁
部に沿って真直ぐに取り付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4は本発明に係る自動車のウェザーストリッ
プ取付構造の一実施例を示す図である。
【0009】図1において、符号1は自動車のボデイシ
ェル24(車体)に開閉自在に取り付けられたドアであ
り、このドア1は外側のドアアウタパネル2、内側のド
アインナパネル3およびドアトリム4等からなってい
る。ドアインナパネル3外周縁部3a(ドア1の戸当り
部)には、車室内を外界から遮断するためのウェザース
トリップ5が取り付けられている(なお、ウェザースト
リップは固定窓ガラス部,フード,サンルーフ等にも取
り付けられる。)。ウェザーストリップ5はボディシェ
ル24のシルアウタパネル6に押し付けられたときに、
これと密着する。
【0010】ウェザーストリップ5はスポンジゴム等か
らなり、押し出し成形によって製造され、図2および図
3に示すように断面略矩形の基部7と、この基部7に一
体成形されたリップ部8とからなり、この基部7とリッ
プ部8は弾性変形しやすいようにそれぞれ中空部7a,
8aを有している。
【0011】基部7におけるドアインナパネル3に対向
する側の面には、両面テープ9が二段に亘って接着され
ている。両面テープ9はしなやかな基板材10(合成樹
脂等からなる)の両面に接着剤11,12を塗布したも
のであり、この接着剤11,12によって基部7はドア
インナパネル3の外周部3aに強固に接着されている。
基部7における両面テープ9の間には、略円弧状の凹部
7bが形成され、この凹部7bには断面略円形の棒状を
した磁性部材13(係合部)が接着されている。この磁
性部材13は硬質の合成樹脂製ゴムに永久磁石の粉体を
混入したものであり、この中心には比較的伸縮性の少な
いポリエステル製の糸14が一本入れられている。
【0012】鋼板からなるドアインナパネル3の外周部
3aの略中央には、断面略円弧状の位置決め部15が前
記外周部3aに沿って真直ぐに延設され、この位置決め
部15には磁性部材13が嵌合されるとともにこの磁力
によって吸着している。
【0013】ウェザーストリップ5をドアインナパネル
3の外周部3aに取り付けるには、まず基部7における
磁性部材13の図4中上下両側に両面テープ9の一面を
接着する。このときは、両面テープ9の他面の接着剤1
2の上には、保護シール16が付いている。
【0014】次に、基部7に固着された磁性部材13を
位置決め部15に嵌合させながら吸着させ、ウェザース
トリップ5をドアインナパネル3の外周部3aに仮り止
めする。このとき、ウェザーストリップ5の仮り止め
は、位置決め部15を目印としながら磁性部材13を当
てがうので、このウェザーストリップ5はドアインナパ
ネル3の外周部3aに沿って真直ぐに取り付ける(仮り
止め)ことができる。
【0015】ウェザーストリップ5が、このようにして
仮り止めされると、このウェザーストリップ5を弾性変
形させながら両面テープ9の他面から保護シール16を
剥ぎ取る。そうすると、両面テープ9の他面は接着剤1
2によってドアインナパネル3の外周部3aに接着さ
れ、ウェザーストリップ5は仮り止め状態から完全に固
着される。
【0016】次に、本発明に係る自動車のウェザースト
リップ取付構造の他の実施例を、それぞれ図5ないし図
7に示す。前記実施例と同一部材には同一符号を付して
その説明は省略する。同図において、位置決め部17,
18,19はそれぞれ断面略三角形状,断面略矩形状,
断面略円弧状の凸部となっており、これに嵌合する磁性
部材20,21,22の方も同様の形状の凹部となって
いる。
【0017】一方、図8に示すようにウェザーストリッ
プ23はドアインナパネル3の方ではなく、シルアウタ
パネル6の方に取り付けてもよい。なお、このウェザー
ストリップ23は断面が略尖った形状となっており、ま
たこの実施例にあっても、前記実施例と同一部材には同
一符号を付してその説明は省略する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動車の車体のドア開口周縁部あるいはドア外周部に形
成された位置決め部に磁性材料からなる係合部を吸着さ
せると、ウェザーストリップは前記周縁部あるいは外周
部に沿って真直ぐに取り付けることができ、見栄えがよ
くなる。また、ウェザーストリップは前記ボディに的確
に押し付けられて密着するので、外界から完全に遮断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のウェザーストリップ取付
構造の一実施例を示す断面図。
【図2】図1中A矢視部分の拡大断面図。
【図3】このウェザーストリップ取付構造の要部断面
図。
【図4】このウェザーストリップの取り付け方を示す
図。
【図5】このウェザーストリップ取付構造の他の実施例
を示す断面図。
【図6】このウェザーストリップ取付構造の他の実施例
を示す断面図。
【図7】このウェザーストリップ取付構造の他の実施例
を示す断面図。
【図8】このウェザーストリップを他の箇所に取り付け
た他の実施例の断面図。
【図9】従来のウェザーストリップが取り付けられる自
動車の全体斜視図。
【図10】図9中B−B線断面図。
【符号の説明】
1…ドア 5…ウェザーストリップ 9…両面テープ 13…磁性部材 15…位置決め部 24…ボディシェル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口周縁部あるいはドア外周
    部に基部が固着されるウェザーストリップの取付構造に
    おいて、少なくとも前記開口周縁部あるいはドア外周部
    に位置決め部を周方向に形成する一方、前記ウェザース
    トリップの基部下面に前記位置決め部に係合する係合部
    を形成し、この係合部を磁性材料で構成したことを特徴
    とする自動車のウェザーストリップ取付構造。
JP3533693A 1993-02-24 1993-02-24 自動車のウェザーストリップ取付構造 Pending JPH06249342A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3533693A JPH06249342A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動車のウェザーストリップ取付構造

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JP3533693A JPH06249342A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動車のウェザーストリップ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH06249342A true JPH06249342A (ja) 1994-09-06

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ID=12439003

Family Applications (1)

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JP3533693A Pending JPH06249342A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 自動車のウェザーストリップ取付構造

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JP (1) JPH06249342A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2348232A (en) * 1999-03-25 2000-09-27 Draftex Ind Ltd A magnetically and adhesively secured sealing, trimming and finishing strip
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JP2011225195A (ja) * 2010-04-01 2011-11-10 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

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