JPH09207069A - ショットブラスト装置へのワーク投入装置 - Google Patents

ショットブラスト装置へのワーク投入装置

Info

Publication number
JPH09207069A
JPH09207069A JP1729896A JP1729896A JPH09207069A JP H09207069 A JPH09207069 A JP H09207069A JP 1729896 A JP1729896 A JP 1729896A JP 1729896 A JP1729896 A JP 1729896A JP H09207069 A JPH09207069 A JP H09207069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket loader
transport box
box
work
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1729896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Iwaki
一治 岩城
Yoshikatsu Nakamichi
嘉勝 中道
Yoshihiro Narita
佳弘 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP1729896A priority Critical patent/JPH09207069A/ja
Publication of JPH09207069A publication Critical patent/JPH09207069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークをショットブラスト装置へ投入するに
際し、バケットローダーに対する運搬用箱の係脱を自動
的に行わせる。 【解決手段】 ワーク21が収容された運搬用箱22を
搬出入可能に載置しうるとともに、昇降手段26にその
頂点位置において傾動可能に連係されたバケットローダ
ー25の底部に、バケットローダー25の下限位置にお
いて不動部材48に当接して下向きに回動させられるこ
とにより、前記運搬用箱22より離脱し、かつそれより
上昇した位置において、不動部材48より離間して上向
きに回動することにより、運搬用箱22に係合するクラ
ンプ装置30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットブラスト装置
に多数のワークを一括して投入する際に用いられる投入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋳造品、鍛造品等のワークは、
スケール除去、表面硬化等の目的のために、ショットブ
ラスト装置により、砂あるいは鉄粒等を圧縮空気により
吹付けて表面処理することが行われている。
【0003】この際、ショットブラスト装置へのワーク
の投入は、例えば、本願出願人が既に提案しているワー
ク投入装置が用いられる(特願平7−302531号参
照)。この先願の装置は、図5に示すように、チェーン
リフト(6)に連係されたバケットローダー(5)における
フォークリフト(3)側の開放面には、開閉可能なドア
(9)が、バケットローダー(5)の下端部に蝶番により枢
着されている。ドア(9)の内面には、運搬用箱(2)のフ
ォーク挿入部分に係止し得る鈎状の係止片(10)が設けら
れている。(11)は、ドア(9)を開閉するためのハンド
ル、(12)は、ドア(9)を閉止位置にロックするロックピ
ン、(13)は、バケットローダー(5)の内面上部に設け
た、運搬用箱(2)の転落防止用ストッパである。
【0004】この先願のワーク挿入装置は、次のように
して使用される。
【0005】多数のワーク(1)を積載収容した運搬用箱
(2)を、フォークリフト(3)を前進させることにより,
バケットローダー(5)の中に搬入した後、フォークリフ
ト(3)を後退させて、フォーク(3a)をバケットローダー
(5)から引抜く。ついで、バケットローダー(5)に枢着
したドア(9)を上向きに回動させて開口面を閉鎖する。
この際、ドア(9)の係止片(10)が運搬用箱(2)下部のパ
レット部に係合し、運搬用箱(2)はバケットローダー
(5)内に保持される。もしこの作業を忘れると、チェー
ンリフト(6)の頂点位置においてバケットローダー(5)
が傾倒した際に、運搬用箱(2)が落下してしまう。
【0006】ドア(9)を閉止したのち、昇降手段である
チェーンリフト(6)を運転してバケットローダー(5)を
上昇させ、それが頂点位置に達すると、バケットローダ
ーが傾倒することにより、運搬用箱(2)に収容されたワ
ーク(1)がシュート(7)を介してショットブラスト装置
(8)内に落下する。この際、運搬用箱(2)は、係止片(1
0)とストッパ(13)により保持されているので、前記頂点
位置において傾倒しても滑り落ちることはない。
【0007】ついで、バケットローダー(5)を原位置
(下限位置)に復帰させた後、ドア(9)を開いて、再びフ
ォークリフト(3)のフォーク(3a)を、空になった運搬用
箱(2)の底部のパレット部分に差込んでこれを引出す。
このあと、運搬用箱(2)に新たなワーク(1)を収容した
のち、再度バケットローダー(5)内に搬入し、そのの
ち、作業者は再びフォークリフト(3)から降りて、前述
のとおり、ドア(9)を閉鎖する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した先願のワーク
投入装置では、運搬用箱(2)をバケットローダー(5)へ
搬出入する毎に、作業者がドア(9)を開閉操作して、運
搬用箱(2)への係止片(10)の係脱を行なわなければなら
ないため、その作業が煩雑で省力化にも反する。また、
ドア(9)の閉止を忘れると、運搬用箱がブラスト装置内
に落下するため、ドア(9)が閉止されたか否かを厳重に
チェックする必要がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、運搬用箱への係止片の係脱を自動的に行うことに
より、搬出入時毎にドアの開閉を行う煩わしさを解消し
うるようにしたショットブラスト装置へのワーク投入装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、ワークが収容された運搬用箱を搬出入可能に載置
しうるとともに、昇降手段にその頂点位置において傾動
可能に連係されたバケットローダーの底部に、バケット
ローダーの下限位置において不動部材に当接して下向き
に回動させられることにより、前記運搬用箱より離脱
し、かつそれより上昇した位置において、不動部材より
離間して上向きに回動することにより、運搬用箱に係合
するクランプ装置を設けることにより解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。図1に示すように、バケットローダー(25)
は、その上面とフォークリフト(23)側の壁面が開口さ
れ、また、下板(35)の下面には、図2および図3に詳細
を示すようなクランプ装置(30)を設けてある。
【0012】運搬用箱(22)の底板(31)における下面の四
隅近くには、ブラケット(32)によって挟持された4個の
支持軸(33)が設けられており、また底板(31)の下面に
は、フォークリフト(23)のフォーク(23a)が挿入可能な
フレーム(34)が固着されている。バケットローダー(25)
の下板(35)における上記4個の支持軸(33)と対応する位
置には、4個の矩形の長孔(36)が穿設されている。クラ
ンプ装置(30)は、次のように構成されている。
【0013】バケットローダー(25)の下板(35)の下面に
おける各長孔(36)付近に固着された4個のブラケット(4
0)には、前記4個の矩形の長孔(36)を通って運搬用箱(2
2)の4個の各支持軸(33)に係合可能な鈎部(37)を一端に
有し、かつ他端にローラー(38)が枢支された4個の係止
片(39)の中間部が、それぞれ上下に回動可能に枢着され
ている。これら4個の係止片(39)における左右に対向す
る1対づつのものは、引張りコイルばね(41)により、各
鈎部(37)が、外上向きに相対回動するように常時付勢さ
れている。
【0014】バケットローダー(25)の下板(35)の下面に
おける各長孔(36)よりも内方に固着された4個の各ブラ
ケット(42)には、それぞれ、上端がストッパー(43)をな
すとともに、下端にローラー(44)が回転自在に枢着され
たレバー(45)が、上下に回動可能として枢着されてい
る。これらの各レバー(45)の上側斜面(46)には、前記各
係止片(39)に枢支したローラー(38)が常時接触してい
る。
【0015】各レバー(45)の下端のローラー(44)は、バ
ケットローダー(25)が図2に示す最下限位置にあると
き、本装置全体を支持するフレーム(47)における水平を
なす2個のレール(48)上に当接するようになっている。
【0016】下限位置まで下降させたバケットローダー
(25)内に、ワーク(21)を収容した運搬用箱(22)を、フォ
ークリフト(23)により搬入した後、フォークリフト(23)
のフォーク(23a)を引抜くと、図2に示すとおり、クラ
ンプ装置(30)は、運搬用箱(22)の重量とバケットローダ
ー(25)の重量とにより、各レバー(45)のローラ(44)がレ
ール(48)の上面に当接して上向き回動させられることに
より、最も扁平な折畳み状態となっている。
【0017】この状態においては、4個の各係止片(39)
はほぼ水平位置にあり、したがって、その鈎部(37)は運
搬用箱(22)の支持軸(33)からは完全に離れている。要す
るに、この下限位置では、運搬用箱(22)のフォークリフ
ト(23)による搬出入が自由である。
【0018】この下限位置から、チェーンリフト(23)を
駆動すると、バケットローダー(25)は、運搬用箱(22)を
載置した状態で上昇し始める。すると、図3に示すよう
に、各レバー(45)が、その自重及び引張りコイルばね(4
1)の付勢力により、ストッパー(43)がバケットローダー
(25)の下板(35)に当接するまで下向きに回動し、その斜
面(46)の傾斜が大きくなることにより、レバー(45)にロ
ーラ(38)を介して接している4個の各係止片(39)は上向
きに回動する。
【0019】これにより、係止片(39)の各鈎部(37)が、
運搬用箱(22)の各支持軸(33)に係合して、運搬用箱(22)
を確実に保持する。
【0020】この状態で、バケットローダー(25)がチェ
ーンリフト(26)の頂点位置に達して傾倒すると、運搬用
箱(22)内のワーク(21)は、シュート(27)を介してショッ
トブラスト装置(28)内に投入される。
【0021】ワークの投入後、バケットローダー(25)を
下降させ、それが下限位置に近付くと、各レバー(45)
は、その下端のローラー(44)がレール(48)に次第に接触
して上向きに回動させられることにより、各レバー(45)
の斜面(46)が係止片(39)のローラー(38)を押し上げ、支
点を隔てた反対側の鈎部(37)は支持軸(33)から離脱し始
める。これにより、バケットローダー(25)が下限位置に
達すると、運搬用箱(22)は解放され、再びフォークリフ
ト(23)のフォーク(23a)を、空になった運搬用箱(22)の
底部のフレーム(34)内に差込んでこれを引出すことがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、バケットローダーの昇
降に連動して、クランプ装置が運搬用箱に自動的に係脱
するので、従来のように、バケットローダーに設けたド
アを人手を介して開閉する必要がなくなり、省力化が図
れる。
【0023】また、ドアを閉止したか否のチェック作業
が不要となるとともに、閉め忘れによる運搬用箱の落下
事故を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置全体の概略正面図
である。
【図2】同じくバケットローダーが下限に位置している
ときにおけるクランプ装置の作動状態を示す要部の拡大
中央縦断正面図である。
【図3】同じくバケットローダー上昇時におけるクラン
プ装置の作動状態を示す要部の拡大縦断正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】従来のショットブラスト装置全体の概略正面図
である。
【符号の説明】
(21)ワーク (22)運搬用箱 (23)フォークリフト (23a)フォーク (25)バケットローダー (26)チェーンリフト (27)シュート (28)ショットブラスト装置 (30)クランプ装置 (31)底板 (32)ブラケット (33)支持軸 (34)フレーム (35)下板 (36)長孔 (37)鈎部 (38)ローラー (39)係止片 (40)ブラケット (41)引張りコイルばね (42)ブラケット (43)ストッパー (44)ローラー (45)レバー (46)斜面 (47)フレーム (48)レール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークが収容された運搬用箱を搬出入可
    能に載置しうるとともに、昇降手段にその頂点位置にお
    いて傾動可能に連係されたバケットローダーの底部に、
    バケットローダーの下限位置において不動部材に当接し
    て下向きに回動させられることにより、前記運搬用箱よ
    り離脱し、かつそれより上昇した位置において、不動部
    材より離間して上向きに回動することにより、運搬用箱
    に係合するクランプ装置を設けたことを特徴とするショ
    ットブラスト装置へのワーク投入装置。
JP1729896A 1996-02-02 1996-02-02 ショットブラスト装置へのワーク投入装置 Pending JPH09207069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1729896A JPH09207069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ショットブラスト装置へのワーク投入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1729896A JPH09207069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ショットブラスト装置へのワーク投入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09207069A true JPH09207069A (ja) 1997-08-12

Family

ID=11940103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1729896A Pending JPH09207069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 ショットブラスト装置へのワーク投入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09207069A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105643478A (zh) * 2015-12-27 2016-06-08 无锡透平叶片有限公司 用于汽轮机叶片叶根喷丸的悬挂式喷丸夹具装置
CN109500749A (zh) * 2018-11-14 2019-03-22 江苏圣金特汽车配件有限公司 一种用于变速箱悬置支架的喷砂装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105643478A (zh) * 2015-12-27 2016-06-08 无锡透平叶片有限公司 用于汽轮机叶片叶根喷丸的悬挂式喷丸夹具装置
CN105643478B (zh) * 2015-12-27 2018-05-01 无锡透平叶片有限公司 用于汽轮机叶片叶根喷丸的悬挂式喷丸夹具装置
CN109500749A (zh) * 2018-11-14 2019-03-22 江苏圣金特汽车配件有限公司 一种用于变速箱悬置支架的喷砂装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120139274A1 (en) Container handling arrangement
JP5191881B2 (ja) 赤熱コークス受骸装置
JPH09207069A (ja) ショットブラスト装置へのワーク投入装置
JPH06263145A (ja) スクラップ箱、スクラップ排出装置及び排出方法
WO1998013284A1 (en) Apparatus for inverting containers
JP4034384B2 (ja) 自動底開きコンテナ
KR200473473Y1 (ko) 곡물적재용 덤프적재함
JPH0556882U (ja) 底開き式バッグ
JPH06115868A (ja) バラ積用バケット装置
JPH0340824Y2 (ja)
JPH07179220A (ja) 荷搬出入用リフタ
CN213975596U (zh) 一种重力自卸式垃圾桶及重力自卸转运车
US1731909A (en) Charging apparatus
CN211970497U (zh) 一种炼钢用集料斗
JP3443092B2 (ja) ダンプカーの後方バタ板
JPH0615959Y2 (ja) 長尺物の荷役装置
KR102627956B1 (ko) 자동화된 드럼 쉐이킹 장치 및 이를 포함하는 시스템
JP2854929B2 (ja) 両底開き式運搬箱
RU1809123C (ru) Устройство дл перекрыти усть рудоспуска
JP4045046B2 (ja) コンテナ物品投入方法及び投入装置
JPH0628542Y2 (ja) 片開き底を有する荷役バケツト
JP2587896Y2 (ja) 底開き式バッグ
JPH0411992Y2 (ja)
JPH03218933A (ja) シリコン単結晶の取り出し運搬装置
JPS6213880Y2 (ja)