JPH09206976A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

Info

Publication number
JPH09206976A
JPH09206976A JP8032654A JP3265496A JPH09206976A JP H09206976 A JPH09206976 A JP H09206976A JP 8032654 A JP8032654 A JP 8032654A JP 3265496 A JP3265496 A JP 3265496A JP H09206976 A JPH09206976 A JP H09206976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
plate
laser
opening
processing head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8032654A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoi Sasaki
基 佐々木
Naoki Nishide
直樹 西出
Ryoji Koseki
良治 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP8032654A priority Critical patent/JPH09206976A/ja
Publication of JPH09206976A publication Critical patent/JPH09206976A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 固定して設けたベース11にリニア駆動
機構5の駆動ユニット12を取り付けてあり、また、ベ
ース11には開口部11aを形成している。プレート7
は、ベース11に対してXY方向に相対移動できるよう
になっている。加工ヘッド4は上記プレート7の中央部
に取り付けてあり、かつベース11の開口部11aを貫
通させている。上記駆動ユニット12を駆動させること
により、加工ヘッド4を上記開口部11aでXY方向に
移動させることができ、それによって、被加工物2に所
要のレーザマーキングを施すことができる。 【効果】 リニア駆動機構5の駆動ユニット12を固定
側となるベース11に取り付けているので、可動側とな
るプレート7の重量を軽量化して、レーザマーキングを
高速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ加工装置に関し、
より詳しくは、リニア駆動機構を用いたレーザ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リニア駆動機構を用いたレーザ加
工装置として、次のようなものが知られている。すなわ
ち、レーザ光線を発振するレーザ発振器と、このレーザ
発振器から発振されたレーザ光線を被加工物に照射し
て、該被加工物に所要のレーザ加工を施す加工ヘッド
と、この加工ヘッドを被加工物に対して相対移動させる
リニア駆動機構とを備え、上記リニア駆動機構は、相対
移動するベースおよびプレートと、これらベースとプレ
ートとを相対移動させる駆動ユニットとを備えたものは
知られている(例えば、特開平6−297178号公
報)。上記従来の装置では、リニア駆動機構のプレート
側を固定するとともに、ベース側をプレートに対して相
対移動させていたものである。また、従来では、可動側
となるベースに駆動ユニットを取り付けていたものであ
る。なお、レーザ加工装置ではないが、リニア駆動機構
をXYテーブルの駆動源として利用したものとして特公
平6−28506号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平6−297178号公報に開示されたような従来の
装置では、駆動ユニットおよび加工ヘッドをベース側に
設けて、該ベースをプレートに対して移動させるように
していたものである。そのため、このような従来の装置
では、駆動ユニット用の配線もベースに連結することに
なるので、ベースを含めた可動側の重量が増加するとと
もに、ベースに設けた駆動ユニット用の配線のために、
加工ヘッドの可動範囲が制限されていたものである。し
たがって、上述した従来の装置では、可動側である加工
ヘッドの移動速度が遅くなり、被加工物に対する加工速
度が遅いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、レーザ光線を発振するレーザ発振器と、この
レーザ発振器から発振されたレーザ光線を被加工物に照
射して、該被加工物に所要のレーザ加工を施す加工ヘッ
ドと、この加工ヘッドを被加工物に対して相対移動させ
るリニア駆動機構とを備え、上記リニア駆動機構は、相
対移動するベースおよびプレートと、これらベースとプ
レートとを相対移動させる駆動ユニットとを備えたレー
ザ加工装置において、上記ベースを固定して設けて該ベ
ースに対してプレートを相対移動できるように構成し、
また、上記ベースに駆動ユニットを取り付けるとともに
ベースの所定位置に開口部を形成し、さらに、上記加工
ヘッドをプレートに取り付けて、加工ヘッドから照射す
るレーザ光線を上記ベースの開口部に貫通させて、かつ
レーザ光線の光軸を上記開口部内で移動させるように構
成したものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、駆動ユニットは固定
側となるベースに取り付けているので、当然に駆動ユニ
ット用の配線はベースに連結されて移動されることはな
い。換言すると、可動側となるプレートには加工ヘッド
を取り付けているだけであり、駆動ユニットおよびその
配線を取り付けていない。したがって、可動側となるプ
レート全体の重量を軽くすることができ、かつ、駆動ユ
ニットの配線による移動範囲の制限を受けることはな
い。したがって、上述した従来と比較すると、加工ヘッ
ドの移動速度を速くすることができ、それによって、被
加工物に対する加工速度を高速化することができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1ないし図2において、1は板状の被加工物2の
表面に所要のマークを付すレーザマーキング装置1であ
る。このレーザマーキング装置1は、レーザ光線Lを発
振させるレーザ発振器3を備えるとともに、内蔵した集
光レンズでレーザ光線Lを集光した後、被加工物2に照
射する加工ヘッド4を備えている。この加工ヘッド4
は、後述するリニア駆動機構5によって被加工物2に対
してXY方向に相対移動できるようになっており、それ
によって、該被加工物2の表面に所要のマーキングを施
すようになっている。なお、上記レーザ発振器3で発振
したレーザ光線Lは光ファイバー6を介して上記加工ヘ
ッド4に導入されるようになっている。上述した構成は
従来公知のレーザマーキング装置1と変わるところはな
い。しかして、本実施例は、リニア駆動機構5のプレー
ト7に上記加工ヘッド4を取り付けてあり、このプレー
ト7をXY方向に移動させることにより、加工ヘッド4
をXY方向に移動させる様に構成している。すなわち、
本実施例のリニア駆動機構5は、一対のブラケット8、
8によって図示しないフレームに水平に固定した正方形
のベース11と、このベース11の上方側に配置され
て、ベース11に対して水平面におけるXY方向に相対
移動する正方形のプレート7とを備えている。なお、プ
レート7は、従来公知のリニア駆動機構同様、ベース1
1との対向面に、格子状に配置した磁性片よりなる突極
を有するものである。また、本実施例では、上述のよう
に固定したベース11に、従来公知の構成からなる4つ
の駆動ユニット12を取り付けている。これに伴って、
駆動ユニット12用の電気系統の配線もベース11に固
定してあり、かつベース11の下面から引き出して図示
しない電源に接続している。また、上記ベース11に
は、圧縮空気を供給する導管13を接続している。この
導管13の先端部となる吹き出し口13aはベース11
の上面から上方側のプレート7に向けてあり、他方、導
管13の末端は図示しない圧縮空気の供給源に接続して
いる。そして、この吹き出し口13aから圧縮空気を噴
出させることにより、プレート7をベース11の上面か
らわずかに浮上させることができるようになっている。
さらに、上述のように固定したベース11には、その中
央部に円形の貫通孔からなる開口部11aを備えてい
る。そして、上述した4つの駆動ユニット12は、上記
開口部11aを囲繞する同心円上の等間隔位置に設けて
いる。他方、プレート7の中央部に上記加工ヘッド4を
鉛直下方に向けて取り付けている。そして、プレート7
に取り付けた加工ヘッド4の下方側の部分を上記ベース
11側の開口部11aを貫通させてあり、下方側の被加
工物2に対向させている。以上のように構成した本実施
例のレーザマーキング装置1によれば、上記駆動ユニッ
ト12を駆動させることによって、プレート7をXY方
向に移動させることができ、それによって加工ヘッド4
を上記開口部11aの内部でXY方向に移動させること
ができる。換言すると、レーザ光線Lの光軸を上記開口
部11a内でXY方向に移動させることができ、それに
よって、被加工物2に所要のマーキングを施すことがで
きる。上述のように、本実施例によれば、可動側となる
プレート7に加工ヘッド4を設けているだけであり、駆
動ユニット12およびその配線は固定側となるベース1
1に設けている。そのため、可動側となるプレート7の
重量を軽量化することができ、かつ、駆動ユニット12
の配線による可動範囲の制限を受けないようになってい
る。そのため、プレート7に設けた加工ヘッド4の移動
速度を高速化することができる。したがって、被加工物
2にマーキングを施す際の処理速度を従来よりも高速化
することができる。また、本実施例では、4つの駆動ユ
ニット12を、開口部11aを囲繞する同心円上の90
度ずれた位置ごとに設けてあり、しかも、プレート7の
中央部に加工ヘッド4を鉛直方向に設けている。そのた
め、プレート7に設けた加工ヘッド4をいずれの方向に
移動させたとしても、加工ヘッド4が傾斜することがな
く、レーザ光線の光軸がずれない。また、上述したよう
に固定側となるベース11に駆動ユニット12および圧
縮空気の導管13を取り付けているので、それらを可動
側に配設していた従来のものと比較すると、駆動ユニッ
ト12の配線および導管の配設位置を考慮するに際し
て、配線、配管のレイアウトを考慮する上での煩雑さを
解消することができる。 (第2実施例)次に、図3ないし図4は本発明の第2実
施例を示したものである。この第2実施例においては、
上記第1実施例におけるプレート7およびベース11の
配設位置を上下逆にして、第1実施例と同様にベース1
1を固定し、プレート7を移動させるようにしたもので
ある。この第2実施例においては、ベース11に穿設し
た開口部11aに加工ヘッド4の上方側の部分を貫通さ
せてあり、したがって、上記第1実施例と同様に、加工
ヘッド4が開口部11a内で移動可能な範囲で、プレー
ト7をベース11に対して相対移動させることができ
る。その他の構成は上述した第1実施例と同じである。
このような構成の第2実施例によっても上述した第1実
施例と同様の作用効果を得ることができる。なお、上述
した実施例では、加工ヘッド4の一部をベース11の開
口部11aに貫通させて被加工物2に対向させるように
していたが、加工ヘッド4の一部をベース11の開口部
11aに必ずしも貫通させる必要はない。すなわち、例
えば図1に示した第1実施例において、加工ヘッド4の
下端部をプレート7の底面と同一平面となるように、加
工ヘッド4をプレート7に取り付けても良い。また、上
述した各実施例は、被加工物2に所要のマークを付すレ
ーザマーキング装置に本発明を適用した場合について説
明したが、レーザ切断、レーザ溶接を行うレーザ加工装
置にも本発明を適用することができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来と
比較すると、加工ヘッドの移動速度を速くすることがで
き、それによって、被加工物に対する加工速度を高速化
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中心線よりも手前側を省略した状態の本発明の
一実施例を示す斜視図
【図2】図1に示した実施例における全体の底面図
【図3】中心線よりも手前側を省略した状態の本発明の
他の実施例を示す斜視図
【図4】図3に示した実施例の全体の底面図
【符号の説明】 1 レーザマーキング装置 2 被加工物 3 レーザ発振器 4 加工ヘッド 5 リニア駆動機構 7 プレート 11 ベース 11a 開口部 12 駆動ユニット L レーザ光線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光線を発振するレーザ発振器と、
    このレーザ発振器から発振されたレーザ光線を被加工物
    に照射して、該被加工物に所要のレーザ加工を施す加工
    ヘッドと、この加工ヘッドを被加工物に対して相対移動
    させるリニア駆動機構とを備え、上記リニア駆動機構
    は、相対移動するベースおよびプレートと、これらベー
    スとプレートとを相対移動させる駆動ユニットとを備え
    たレーザ加工装置において、 上記ベースを固定して設けて該ベースに対してプレート
    を相対移動できるように構成し、また、上記ベースに駆
    動ユニットを取り付けるとともにベースの所定位置に開
    口部を形成し、さらに、上記加工ヘッドをプレートに取
    り付けて、加工ヘッドから照射するレーザ光線を上記ベ
    ースの開口部に貫通させて、かつレーザ光線の光軸を上
    記開口部内で移動させるように構成したことを特徴とす
    るレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 上記ベースの上方側にプレートを配設し
    てあり、また、このプレートは圧縮空気によって上記ベ
    ースから浮上するように構成されており、さらに上記加
    工ヘッドは上記ベースの開口部を貫通させてあることを
    特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 上記ベースの下方側にプレートを配設し
    てあり、また、このプレートは圧縮空気によって上記ベ
    ースから離隔するように構成されており、さらに上記加
    工ヘッドは上記ベースの開口部を貫通させてあることを
    特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
JP8032654A 1996-01-26 1996-01-26 レーザ加工装置 Withdrawn JPH09206976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032654A JPH09206976A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032654A JPH09206976A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 レーザ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09206976A true JPH09206976A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12364859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8032654A Withdrawn JPH09206976A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 レーザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09206976A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05104365A (ja) プレート加工機
JPH0531590A (ja) レーザ加工機
JP2003225786A (ja) レーザー加工ユニット及び該レーザー加工ユニットを備えた加工装置
JP3157859B2 (ja) レーザ・パンチ複合機
JP2001334379A (ja) ワーク切断方法及びその方法の実施に直接使用するワーク切断装置
JPH09206976A (ja) レーザ加工装置
CN210967503U (zh) 飞行切割机构
JP2001269827A (ja) 立形工作機械
JPH05245677A (ja) 高速レーザ工作機械
JPH07136791A (ja) アシストガス利用のレーザ溶接装置
JP3170100B2 (ja) 複合加工機
JPH05318156A (ja) 板材処理方法及びレーザ・パンチ複合加工機
JPH0523935A (ja) レーザ複合加工装置
JP3067252B2 (ja) レーザ加工ヘッド
JPH10113785A (ja) レーザ加工装置
CN211438179U (zh) 立式钻孔机的主轴箱、立式钻孔机及立卧一体式钻孔机
CN101898482B (zh) 组合式多波长激光多用加工机
JP2512202B2 (ja) 加工装置
JP3126168B2 (ja) レーザ加工装置
JPH09122766A (ja) レーザ切断・面取り複合加工方法
JP2003136274A (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
JP2843082B2 (ja) レーザ加工機
JPH10277769A (ja) レーザ加工機の駆動方法およびその装置
JP2790882B2 (ja) レーザ加工機
JP2002001624A (ja) マシニングセンタにおけるワーク組付テーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401