JPH09204972A - 回転コネクタ - Google Patents
回転コネクタInfo
- Publication number
- JPH09204972A JPH09204972A JP8010958A JP1095896A JPH09204972A JP H09204972 A JPH09204972 A JP H09204972A JP 8010958 A JP8010958 A JP 8010958A JP 1095896 A JP1095896 A JP 1095896A JP H09204972 A JPH09204972 A JP H09204972A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- protrusion
- projection
- housing
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 11
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R35/00—Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
- H01R35/02—Flexible line connectors without frictional contact members
- H01R35/025—Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動側ハウジングの天板を固定側ハウジング
の天板に重ね合わせた際に生じる隙間から、ゴミや誤っ
てこぼした飲物等の異物が回転コネクタの内部に入りに
くくし、この異物に起因する可撓性ケーブルの接続不良
を防止する。 【解決手段】 第1の天板6を有する固定側ハウジング
1に対して第2の天板9を有する可動側ハウジング7を
回転自在に連結し、第2の天板9の一部を第1の天板6
の上に重ね合わせる。両天板6,9の重なり部分におい
て、第1の天板6の内周縁に上方へ向かって突出する環
状の第1の突起12を形成し、第2の天板9に下方へ向
かって突出する環状の第2の突起13と第3の突起14
とを形成し、第3の突起14を第1の突起12の内周面
に当接させて両ハウジング1,7の回転摺動部となし、
これら第3の突起14と第1の突起12の外側に第2の
突起13を配置する。
の天板に重ね合わせた際に生じる隙間から、ゴミや誤っ
てこぼした飲物等の異物が回転コネクタの内部に入りに
くくし、この異物に起因する可撓性ケーブルの接続不良
を防止する。 【解決手段】 第1の天板6を有する固定側ハウジング
1に対して第2の天板9を有する可動側ハウジング7を
回転自在に連結し、第2の天板9の一部を第1の天板6
の上に重ね合わせる。両天板6,9の重なり部分におい
て、第1の天板6の内周縁に上方へ向かって突出する環
状の第1の突起12を形成し、第2の天板9に下方へ向
かって突出する環状の第2の突起13と第3の突起14
とを形成し、第3の突起14を第1の突起12の内周面
に当接させて両ハウジング1,7の回転摺動部となし、
これら第3の突起14と第1の突起12の外側に第2の
突起13を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対的に回転自在
に連結された一対のハウジング間を可撓性ケーブルを介
して電気的に接続する回転コネクタに関する。
に連結された一対のハウジング間を可撓性ケーブルを介
して電気的に接続する回転コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】回転コネクタは、相対的に回転自在に連
結された一対のハウジングと、両ハウジング間に画成さ
れる収納部に巻回された可撓性ケーブルとで概略構成さ
れており、該可撓性ケーブルの両端は両ハウジングにそ
れぞれ固定された状態で外部へ電気的に導出されてい
る。前記両ハウジングの一方は可動体、他方は固定体と
して用いられ、可動側のハウジングを正逆いずれかの方
向へ回転すると、その回転方向に応じて可撓性ケーブル
が収納部内で巻き締めあるいは巻き戻されるようになっ
ている。
結された一対のハウジングと、両ハウジング間に画成さ
れる収納部に巻回された可撓性ケーブルとで概略構成さ
れており、該可撓性ケーブルの両端は両ハウジングにそ
れぞれ固定された状態で外部へ電気的に導出されてい
る。前記両ハウジングの一方は可動体、他方は固定体と
して用いられ、可動側のハウジングを正逆いずれかの方
向へ回転すると、その回転方向に応じて可撓性ケーブル
が収納部内で巻き締めあるいは巻き戻されるようになっ
ている。
【0003】図5は実開平6−68373号公報等に開
示された従来の回転コネクタを示す断面図であり、同図
に示すように、固定側ハウジング1は互いに一体化され
た底板2と筒状体3とを有し、底板2の中央にはセンタ
孔4が開設されている。また、筒状体3には底板2の外
周縁に起立する外筒部5と、この外筒部5の上端から内
方へ延びる第1の天板6とが形成されている。一方、可
動側ハウジング7は、円筒状の内筒部8とその上端から
外方へ延びる第2の天板9とを有し、第2の天板9の外
周縁に形成された段部は前記第1の天板6の下面と重な
り合っている。前記両ハウジング1,7の間には環状の
収納部10が画成されており、この収納部10内に可撓
性ケーブル11が例えば渦巻状に巻回されている。この
可撓性ケーブル11の一端は外筒部5に固定された状態
で固定側ハウジング1の外部に導出され、可撓性ケーブ
ル11の他端は内筒部8に固定された状態で可動側ハウ
ジング7の外部に導出されている。
示された従来の回転コネクタを示す断面図であり、同図
に示すように、固定側ハウジング1は互いに一体化され
た底板2と筒状体3とを有し、底板2の中央にはセンタ
孔4が開設されている。また、筒状体3には底板2の外
周縁に起立する外筒部5と、この外筒部5の上端から内
方へ延びる第1の天板6とが形成されている。一方、可
動側ハウジング7は、円筒状の内筒部8とその上端から
外方へ延びる第2の天板9とを有し、第2の天板9の外
周縁に形成された段部は前記第1の天板6の下面と重な
り合っている。前記両ハウジング1,7の間には環状の
収納部10が画成されており、この収納部10内に可撓
性ケーブル11が例えば渦巻状に巻回されている。この
可撓性ケーブル11の一端は外筒部5に固定された状態
で固定側ハウジング1の外部に導出され、可撓性ケーブ
ル11の他端は内筒部8に固定された状態で可動側ハウ
ジング7の外部に導出されている。
【0004】このように概略構成された回転コネクタ
は、自動車のステアリング装置に組み込まれ、固定側ハ
ウジング1をステアリング装置のステータ部材であるコ
ンビスイッチ等に、可動側ハウジング7をステアリング
装置のロータ部材であるハンドルにそれぞれ取付けるこ
とにより、エアーバッグ回路やホーン回路等の電気的接
続手段として使用される。使用に際しては、ハンドルを
時計あるいは反時計方向に回転すると、その回転力が可
動側ハウジング7に伝達され、可動側ハウジング7が同
方向へ回転する。その結果、可撓性ケーブル11が内筒
部8側に巻き締め、あるいは外筒部5側へ巻き戻され、
いずれの状態においても両ハウジング1,7間の電気的
接続は可撓性ケーブル11を介して維持される。
は、自動車のステアリング装置に組み込まれ、固定側ハ
ウジング1をステアリング装置のステータ部材であるコ
ンビスイッチ等に、可動側ハウジング7をステアリング
装置のロータ部材であるハンドルにそれぞれ取付けるこ
とにより、エアーバッグ回路やホーン回路等の電気的接
続手段として使用される。使用に際しては、ハンドルを
時計あるいは反時計方向に回転すると、その回転力が可
動側ハウジング7に伝達され、可動側ハウジング7が同
方向へ回転する。その結果、可撓性ケーブル11が内筒
部8側に巻き締め、あるいは外筒部5側へ巻き戻され、
いずれの状態においても両ハウジング1,7間の電気的
接続は可撓性ケーブル11を介して維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の回転コ
ネクタは、可動側ハウジング7の第2の天板9が固定側
ハウジング1の外筒部5の内側で第1の天板6の下面と
重なり合っているため、ステアリング装置に組み込まれ
た際に、コラムカバー等の外部部材が外筒部5に近接し
て配置されたとしても、可動側ハウジング7の回転がこ
の外部部材によって妨げられることを防止できる。しか
しながら、第1の天板6と第2の天板9との重なり部分
に生じる隙間Sが回転コネクタの上面に位置するため、
ゴミや誤ってこぼされた飲物等の異物が隙間Sから収納
部10の内部に入りやすく、この異物によって可撓性ケ
ーブル11の接続の信頼性が低下するという問題点があ
った。また、異物が飲物等の液体である場合、この液体
が前記隙間Sから毛細管現象によって収納部10の内部
に侵入しやすいという問題点もあった。
ネクタは、可動側ハウジング7の第2の天板9が固定側
ハウジング1の外筒部5の内側で第1の天板6の下面と
重なり合っているため、ステアリング装置に組み込まれ
た際に、コラムカバー等の外部部材が外筒部5に近接し
て配置されたとしても、可動側ハウジング7の回転がこ
の外部部材によって妨げられることを防止できる。しか
しながら、第1の天板6と第2の天板9との重なり部分
に生じる隙間Sが回転コネクタの上面に位置するため、
ゴミや誤ってこぼされた飲物等の異物が隙間Sから収納
部10の内部に入りやすく、この異物によって可撓性ケ
ーブル11の接続の信頼性が低下するという問題点があ
った。また、異物が飲物等の液体である場合、この液体
が前記隙間Sから毛細管現象によって収納部10の内部
に侵入しやすいという問題点もあった。
【0006】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、異物の侵入を防止し
て信頼性の高い回転コネクタを提供することにある。
みてなされたもので、その目的は、異物の侵入を防止し
て信頼性の高い回転コネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のハウジ
ングに設けられた第1の天板と第2のハウジングに設け
られた第2の天板との重なり部分において、下方の第1
の天板に上方の第2の天板に向かって突出する環状の第
1の突起を設け、第2の天板に第1の天板に向かって突
出する環状の第2の突起を設け、この第2の突起を第1
の突起よりも外側に位置させることとする。このように
第1および第2の突起を設けることにより、外部から両
天板の重なり部分に侵入しようとする異物が外側の第2
の突起で遮断され、万が一、両天板の重なり部分に異物
が侵入したたとしても、この異物は内側の第1の突起で
遮断されて収納部の内部に侵入しにくくなる。
ングに設けられた第1の天板と第2のハウジングに設け
られた第2の天板との重なり部分において、下方の第1
の天板に上方の第2の天板に向かって突出する環状の第
1の突起を設け、第2の天板に第1の天板に向かって突
出する環状の第2の突起を設け、この第2の突起を第1
の突起よりも外側に位置させることとする。このように
第1および第2の突起を設けることにより、外部から両
天板の重なり部分に侵入しようとする異物が外側の第2
の突起で遮断され、万が一、両天板の重なり部分に異物
が侵入したたとしても、この異物は内側の第1の突起で
遮断されて収納部の内部に侵入しにくくなる。
【0008】また、本発明は、第1のハウジングに設け
られた第1の天板と第2のハウジングに設けられた第2
の天板との重なり部分において、下方の第1の天板に上
方の第2の天板に向かって突出する環状の第1の突起を
設け、第2の天板に第1の天板に向かって突出する環状
の第2の突起を設け、これら第1の突起と第2の突起と
の間に空間部を設けることとする。このように第1の突
起と第2の突起との間に空間部を設けることにより、第
1の突起または第2の突起のいずれか一方から異物、特
に液体が入り込んだとしても、この液体は両突起間に介
在する空間部によって他方の突起まで到達しにくくな
り、回転コネクタの収納部の内部への液体の侵入を防止
できる。
られた第1の天板と第2のハウジングに設けられた第2
の天板との重なり部分において、下方の第1の天板に上
方の第2の天板に向かって突出する環状の第1の突起を
設け、第2の天板に第1の天板に向かって突出する環状
の第2の突起を設け、これら第1の突起と第2の突起と
の間に空間部を設けることとする。このように第1の突
起と第2の突起との間に空間部を設けることにより、第
1の突起または第2の突起のいずれか一方から異物、特
に液体が入り込んだとしても、この液体は両突起間に介
在する空間部によって他方の突起まで到達しにくくな
り、回転コネクタの収納部の内部への液体の侵入を防止
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の回転コネクタでは、第1
の天板を有する第1のハウジングと、該第1のハウジン
グに相対的に回転自在に連結され、前記第1の天板の上
面に重なる第2の天板を有する第2のハウジングと、こ
れら第1および第2のハウジングの内部に巻回された可
撓性ケーブルとを備え、前記第1の天板に前記第2の天
板の下面に向かって突出する環状の第1の突起を設け、
該第1の突起よりも径方向の外側において、前記第2の
天板に前記第1の天板の上面に向かって突出する環状の
第2の突起を設ける。
の天板を有する第1のハウジングと、該第1のハウジン
グに相対的に回転自在に連結され、前記第1の天板の上
面に重なる第2の天板を有する第2のハウジングと、こ
れら第1および第2のハウジングの内部に巻回された可
撓性ケーブルとを備え、前記第1の天板に前記第2の天
板の下面に向かって突出する環状の第1の突起を設け、
該第1の突起よりも径方向の外側において、前記第2の
天板に前記第1の天板の上面に向かって突出する環状の
第2の突起を設ける。
【0010】前記第1および第2の突起は両天板の重な
り部分の任意個所に設けることが可能であるが、第2の
天板に第1の突起の内周面に接する環状の第3の突起を
設け、これら第1の突起と第3の突起とを両ハウジング
の回転摺動部とした場合、第1の突起に異物の侵入防止
と回転摺動部の両方の機能をもたせることができる。
り部分の任意個所に設けることが可能であるが、第2の
天板に第1の突起の内周面に接する環状の第3の突起を
設け、これら第1の突起と第3の突起とを両ハウジング
の回転摺動部とした場合、第1の突起に異物の侵入防止
と回転摺動部の両方の機能をもたせることができる。
【0011】また、第1の天板に第1の突起と第2の突
起との間に位置する環状の第4の突起を設けることも可
能であり、このように両天板の重なり部分の内部に第4
の突起を設けた場合、異物の侵入を一層確実に防止する
ことができる。
起との間に位置する環状の第4の突起を設けることも可
能であり、このように両天板の重なり部分の内部に第4
の突起を設けた場合、異物の侵入を一層確実に防止する
ことができる。
【0012】また、本発明の回転コネクタでは、第1の
天板を有する第1のハウジングと、該第1のハウジング
に相対的に回転自在に連結され、前記第1の天板の上面
に重なる第2の天板を有する第2のハウジングと、これ
ら第1および第2のハウジングの内部に巻回された可撓
性ケーブルとを備え、前記第1の天板に前記第2の天板
の下面に向かって突出する環状の第1の突起を設け、前
記第2の天板に前記第1の天板の上面に向かって突出す
る環状の第2の突起を設け、これら第1の突起と第2の
突起との間に空間部を設ける。
天板を有する第1のハウジングと、該第1のハウジング
に相対的に回転自在に連結され、前記第1の天板の上面
に重なる第2の天板を有する第2のハウジングと、これ
ら第1および第2のハウジングの内部に巻回された可撓
性ケーブルとを備え、前記第1の天板に前記第2の天板
の下面に向かって突出する環状の第1の突起を設け、前
記第2の天板に前記第1の天板の上面に向かって突出す
る環状の第2の突起を設け、これら第1の突起と第2の
突起との間に空間部を設ける。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1に示すように、固定側ハウジング1は互いに一体化
された底板2と筒状体3とを有し、底板2の中央にはセ
ンタ孔4が開設されている。筒状体3は底板2の外周縁
に起立する外筒部5と、この外筒部5の上端から内方へ
延びる第1の天板6とを有し、第1の天板6の内周縁に
は上方へ向かって突出する環状の第1の突起12が形成
されている。一方、可動側ハウジング7は、円筒状の内
筒部8とその上端から外方へ延びる第2の天板9とを有
し、第2の天板9には下方へ向かって突出する環状の第
2の突起13と第3の突起14とがそれぞれ形成されて
いる。第3の突起14は第1の突起12の内周面に接し
ており、これら第1の突起12と第3の突起14とが両
ハウジング1,7の回転摺動部となっている。また、第
2の突起13は若干の隙間Sを存して第1の天板6の上
面に対向しており、第1の天板6と第2の天板9との重
なり部分において、第3の突起14と第1の突起12お
よび第2の突起13が外側に向かって同心円状に配置さ
れている。
図1に示すように、固定側ハウジング1は互いに一体化
された底板2と筒状体3とを有し、底板2の中央にはセ
ンタ孔4が開設されている。筒状体3は底板2の外周縁
に起立する外筒部5と、この外筒部5の上端から内方へ
延びる第1の天板6とを有し、第1の天板6の内周縁に
は上方へ向かって突出する環状の第1の突起12が形成
されている。一方、可動側ハウジング7は、円筒状の内
筒部8とその上端から外方へ延びる第2の天板9とを有
し、第2の天板9には下方へ向かって突出する環状の第
2の突起13と第3の突起14とがそれぞれ形成されて
いる。第3の突起14は第1の突起12の内周面に接し
ており、これら第1の突起12と第3の突起14とが両
ハウジング1,7の回転摺動部となっている。また、第
2の突起13は若干の隙間Sを存して第1の天板6の上
面に対向しており、第1の天板6と第2の天板9との重
なり部分において、第3の突起14と第1の突起12お
よび第2の突起13が外側に向かって同心円状に配置さ
れている。
【0014】図1に示す回転コネクタは自動車のステア
リング装置に組み込まれて使用されるが、使用中に飲物
等の異物が誤ってこぼされたとしても、この異物は第2
の天板9の外周縁から第1の天板6の上面へ向かって垂
下する第2の突起13の存在により、隙間Sの内部に侵
入しにくくなっている。また、万が一、異物が隙間Sか
ら第2の突起13の内部に入り込んだとしても、第1の
天板6から第2の天板9の下面へ向かって起立する第1
の突起12の存在により、この異物は両ハウジング1,
7の回転摺動部である第1および第3の突起12,14
の外側に留まり、可撓性ケーブル11が巻回された収納
部10の内部に侵入する虞れはほとんどなくなる。
リング装置に組み込まれて使用されるが、使用中に飲物
等の異物が誤ってこぼされたとしても、この異物は第2
の天板9の外周縁から第1の天板6の上面へ向かって垂
下する第2の突起13の存在により、隙間Sの内部に侵
入しにくくなっている。また、万が一、異物が隙間Sか
ら第2の突起13の内部に入り込んだとしても、第1の
天板6から第2の天板9の下面へ向かって起立する第1
の突起12の存在により、この異物は両ハウジング1,
7の回転摺動部である第1および第3の突起12,14
の外側に留まり、可撓性ケーブル11が巻回された収納
部10の内部に侵入する虞れはほとんどなくなる。
【0015】図2に示される実施例では、第1の天板6
に第2の天板9の下面へ向かって突出する環状の第4の
突起15を形成してある。この第4の突起15は第1の
突起12と第2の突起13との間に位置しており、隙間
Sから入り込んだ異物を両天板6,9の重なり部分の内
部で遮り、回転摺動部である第1および第3の突起1
2,14に達しにくくしている。なお、図示されてはい
ないが、異物の遮断効果を高めることを目的として、第
4の突起15を複数形成することも可能である。
に第2の天板9の下面へ向かって突出する環状の第4の
突起15を形成してある。この第4の突起15は第1の
突起12と第2の突起13との間に位置しており、隙間
Sから入り込んだ異物を両天板6,9の重なり部分の内
部で遮り、回転摺動部である第1および第3の突起1
2,14に達しにくくしている。なお、図示されてはい
ないが、異物の遮断効果を高めることを目的として、第
4の突起15を複数形成することも可能である。
【0016】図1と図2に示される実施例では、第1の
突起12と第2の突起13との間に空間部Kがあるた
め、特に飲物等の液体が第2の突起13側の隙間Sから
毛細管現象によって侵入したとしても、この液体は空間
部Kで留まって第1の突起12まで到達しにくく、収納
部10の内部に侵入する虞れはほとんどなくなる。
突起12と第2の突起13との間に空間部Kがあるた
め、特に飲物等の液体が第2の突起13側の隙間Sから
毛細管現象によって侵入したとしても、この液体は空間
部Kで留まって第1の突起12まで到達しにくく、収納
部10の内部に侵入する虞れはほとんどなくなる。
【0017】図3に示される実施例では、第2の天板9
に形成された第2の突起13と第3の突起14との間隔
を狭め、これら第2および第3の突起13,14間に第
1の天板6に形成された第1の突起12を嵌合すること
により、第1ないし第3の突起12,13,14の全て
を両ハウジング1,7の回転摺動部としている。
に形成された第2の突起13と第3の突起14との間隔
を狭め、これら第2および第3の突起13,14間に第
1の天板6に形成された第1の突起12を嵌合すること
により、第1ないし第3の突起12,13,14の全て
を両ハウジング1,7の回転摺動部としている。
【0018】図4に示される実施例では、収納部10の
天面のほとんどを第1の天板6で覆い、第2の天板9に
は第1の突起12の外周面に接する第2の突起13のみ
を形成し、第3の突起14を省略してある。この場合、
両ハウジング1,7の回転摺動部は第1の突起12と第
2の突起13であるが、第2の天板9の外周縁から垂下
する第2の突起13と第1の天板6から起立する第1の
突起12との存在により、収納部10への異物の侵入は
確実に防止される。なお、図4の実施例では、底板2に
一体形成された外筒部5と第1の天板6とを一体化する
ようになっているが、図1から図3に示される実施例に
この構成を採用しても良い。
天面のほとんどを第1の天板6で覆い、第2の天板9に
は第1の突起12の外周面に接する第2の突起13のみ
を形成し、第3の突起14を省略してある。この場合、
両ハウジング1,7の回転摺動部は第1の突起12と第
2の突起13であるが、第2の天板9の外周縁から垂下
する第2の突起13と第1の天板6から起立する第1の
突起12との存在により、収納部10への異物の侵入は
確実に防止される。なお、図4の実施例では、底板2に
一体形成された外筒部5と第1の天板6とを一体化する
ようになっているが、図1から図3に示される実施例に
この構成を採用しても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】第1のハウジングに設けられた第1の天板
と第2のハウジングに設けられた第2の天板との重なり
部分において、下方の第1の天板に上方の第2の天板に
向かって突出する環状の第1の突起を設け、該第1の突
起よりも径方向の外側において、第2の天板に第1の天
板に向かって突出する環状の第2の突起を設けることに
より、飲物やゴミ等の異物を両天板の重なり部分で確実
に遮断できるため、異物が内部の可撓性ケーブルに達す
ることを防止できる。
と第2のハウジングに設けられた第2の天板との重なり
部分において、下方の第1の天板に上方の第2の天板に
向かって突出する環状の第1の突起を設け、該第1の突
起よりも径方向の外側において、第2の天板に第1の天
板に向かって突出する環状の第2の突起を設けることに
より、飲物やゴミ等の異物を両天板の重なり部分で確実
に遮断できるため、異物が内部の可撓性ケーブルに達す
ることを防止できる。
【0021】また、第2の天板に第1の突起の内周面に
接する環状の第3の突起を設け、これら第1の突起と第
3の突起とを両ハウジングの回転摺動部とすることによ
り、第1の突起に異物の侵入防止機能と回転摺動部機能
の両方をもたせることができる。
接する環状の第3の突起を設け、これら第1の突起と第
3の突起とを両ハウジングの回転摺動部とすることによ
り、第1の突起に異物の侵入防止機能と回転摺動部機能
の両方をもたせることができる。
【0022】また、第1の天板に第1の突起と第2の突
起との間に位置する環状の第4の突起を設けることによ
り、異物の侵入を一層確実に防止することができる。
起との間に位置する環状の第4の突起を設けることによ
り、異物の侵入を一層確実に防止することができる。
【0023】さらに、第1のハウジングに設けられた第
1の天板と第2のハウジングに設けられた第2の天板と
の重なり部分において、下方の第1の天板に上方の第2
の天板に向かって突出する環状の第1の突起を設け、第
2の天板に第1の天板に向かって突出する環状の第2の
突起を設け、これら第1の突起と第2の突起との間に空
間部を設けることにより、第1の突起または第2の突起
のいずれか一方から異物、特に液体が入り込んだとして
も、この液体は両突起間に介在する空間部によって他方
の突起まで到達しにくくなり、回転コネクタの収納部の
内部への液体の侵入を防止できる。
1の天板と第2のハウジングに設けられた第2の天板と
の重なり部分において、下方の第1の天板に上方の第2
の天板に向かって突出する環状の第1の突起を設け、第
2の天板に第1の天板に向かって突出する環状の第2の
突起を設け、これら第1の突起と第2の突起との間に空
間部を設けることにより、第1の突起または第2の突起
のいずれか一方から異物、特に液体が入り込んだとして
も、この液体は両突起間に介在する空間部によって他方
の突起まで到達しにくくなり、回転コネクタの収納部の
内部への液体の侵入を防止できる。
【図1】回転コネクタの実施例を示す縦断面図である。
【図2】回転コネクタの実施例を示す縦断面図である。
【図3】回転コネクタの実施例を示す縦断面図である。
【図4】回転コネクタの実施例を示す縦断面図である。
【図5】回転コネクタの従来例を示す縦断面図である。
1 固定側ハウジング 2 底板 5 外筒部 6 第1の天板 7 可動側ハウジング 8 内筒部 9 第2の天板9 10 収納部 11 可撓性ケーブル 12 第1の突起 13 第2の突起 14 第3の突起 15 第4の突起
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の天板を有する第1のハウジング
と、該第1のハウジングに相対的に回転自在に連結さ
れ、前記第1の天板の上面に重なる第2の天板を有する
第2のハウジングと、これら第1および第2のハウジン
グの内部に巻回された可撓性ケーブルとを備え、 前記第1の天板に前記第2の天板の下面に向かって突出
する環状の第1の突起を設け、該第1の突起よりも径方
向の外側において、前記第2の天板に前記第1の天板の
上面に向かって突出する環状の第2の突起を設けたこと
を特徴とする回転コネクタ。 - 【請求項2】 前記第2の天板に前記第1の突起の内周
面に接する環状の第3の突起を設け、前記第1および第
2のハウジングがこれら第1の突起と第3の突起を摺動
部として回転することを特徴とする請求項1に記載の回
転コネクタ。 - 【請求項3】 前記第1の天板に前記第1の突起と前記
第2の突起との間に位置する環状の第4の突起を設けた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転コネク
タ。 - 【請求項4】 第1の天板を有する第1のハウジング
と、該第1のハウジングに相対的に回転自在に連結さ
れ、前記第1の天板の上面に重なる第2の天板を有する
第2のハウジングと、これら第1および第2のハウジン
グの内部に巻回された可撓性ケーブルとを備え、 前記第1の天板に前記第2の天板の下面に向かって突出
する環状の第1の突起を設け、前記第2の天板に前記第
1の天板の上面に向かって突出する環状の第2の突起を
設け、これら第1の突起と第2の突起との間に空間部を
設けたことを特徴とする回転コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010958A JPH09204972A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 回転コネクタ |
US08/788,810 US5904585A (en) | 1996-01-25 | 1997-01-23 | Rotary connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010958A JPH09204972A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 回転コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09204972A true JPH09204972A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11764700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8010958A Pending JPH09204972A (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | 回転コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5904585A (ja) |
JP (1) | JPH09204972A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096769A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Jtekt Corp | スパイラルケーブル装置及び伝達比可変装置 |
KR101338207B1 (ko) * | 2007-11-13 | 2013-12-06 | 기아자동차주식회사 | 클럭 스프링 유니트의 이물질유입 방지장치 |
JP2016165921A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社ユーシン | 電動ステアリングロック装置 |
JP2017126464A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
WO2017170752A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
WO2018047581A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6059591A (en) * | 1999-04-16 | 2000-05-09 | Methode Electronics, Inc. | Water resistant electrical connector |
US6425774B1 (en) * | 1999-11-11 | 2002-07-30 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Rotary connection device |
JP3981516B2 (ja) * | 2000-08-09 | 2007-09-26 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
JP2004031188A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ケーブルリール |
US7104821B2 (en) * | 2004-09-16 | 2006-09-12 | Alps Electric Co., Ltd. | Rotary connector |
JP2006120512A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Alps Electric Co Ltd | 回転コネクタ |
DE102006003692B3 (de) * | 2006-01-26 | 2007-08-16 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Wickelfeder |
JP2007220505A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Yazaki Corp | 回転コネクタ装置 |
JP2016213093A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322034Y2 (ja) * | 1986-04-07 | 1991-05-14 | ||
JPH01161589U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 | ||
JP2710911B2 (ja) * | 1993-05-31 | 1998-02-10 | アルプス電気株式会社 | ケーブルリール |
JP2921734B2 (ja) * | 1994-09-02 | 1999-07-19 | 矢崎総業株式会社 | ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置 |
-
1996
- 1996-01-25 JP JP8010958A patent/JPH09204972A/ja active Pending
-
1997
- 1997-01-23 US US08/788,810 patent/US5904585A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101338207B1 (ko) * | 2007-11-13 | 2013-12-06 | 기아자동차주식회사 | 클럭 스프링 유니트의 이물질유입 방지장치 |
JP2012096769A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Jtekt Corp | スパイラルケーブル装置及び伝達比可変装置 |
JP2016165921A (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社ユーシン | 電動ステアリングロック装置 |
JP2017126464A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | アルプス電気株式会社 | 回転コネクタ |
WO2017170752A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
CN108886226A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-11-23 | 古河电气工业株式会社 | 旋转连接器装置 |
JPWO2017170752A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-02-14 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
US10439348B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-10-08 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Rotary connector device |
WO2018047581A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
KR20190045326A (ko) * | 2016-09-12 | 2019-05-02 | 후루카와 덴키 고교 가부시키가이샤 | 회전 커넥터 장치 |
US10686286B2 (en) | 2016-09-12 | 2020-06-16 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Rotary connector device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5904585A (en) | 1999-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09204972A (ja) | 回転コネクタ | |
US10647275B2 (en) | Rotary connector device | |
JPH082948Y2 (ja) | コネクタ装置 | |
JP3681623B2 (ja) | 回転コネクタ | |
JPH0656785B2 (ja) | クロックスプリングハウジング及び組立体 | |
JP2011228287A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP5041449B2 (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP2010163093A (ja) | ロータリセンサ | |
JP2007220505A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP6605337B2 (ja) | 回転コネクタ | |
US10894557B2 (en) | Steering column structure | |
US6224406B1 (en) | Rotating connector | |
JP2981136B2 (ja) | ハンドルとステアリングコラム間の電気的接続装置 | |
JPH0532222U (ja) | 回転コネクタ | |
JP2001135443A (ja) | 回転コネクタ装置 | |
JP5395687B2 (ja) | 回転コネクタ | |
JP3691127B2 (ja) | スイッチ | |
JPH0411541A (ja) | ステアリングホイールの継電装置 | |
JPH11329650A (ja) | 回転コネクタ | |
JP2001264350A (ja) | 回転検出センサ | |
KR200496907Y1 (ko) | 자동차의 멀티펑션 스위치 어셈블리 | |
JP3112403B2 (ja) | 相対回転部材間継電装置 | |
JP2506022Y2 (ja) | 可変抵抗器 | |
CN216719812U (zh) | 一种跷板开关的防水结构 | |
JPH09326285A (ja) | 相対回転部材間継電装置 |