JPH09204432A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JPH09204432A
JPH09204432A JP8009937A JP993796A JPH09204432A JP H09204432 A JPH09204432 A JP H09204432A JP 8009937 A JP8009937 A JP 8009937A JP 993796 A JP993796 A JP 993796A JP H09204432 A JPH09204432 A JP H09204432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
character string
word
searched
retrieval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8009937A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takeuchi
浩一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8009937A priority Critical patent/JPH09204432A/ja
Publication of JPH09204432A publication Critical patent/JPH09204432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子辞書において、検索語を入力する場合に
は、その検索語の表記が見出し語と完全に一致しないと
検索できないので、例えば同音異表記の濁音の違いなど
によって一致しない場合は、ユーザがもう一度検索語を
訂正して再検索しなければならなかった。 【解決手段】 検索時に、検索結果が得られなかった場
合において、検索語の中に同音異表記の濁音をもつ文字
があるかどうか、あるいは接辞などが付与されているか
どうかを判断し、検索語を置き換えるあるいは一部削除
して再検索を行うことにより、自動的に再検索が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、辞書を検索する技
術、例えば電子辞書、ワードプロセッサ、電子通訳機、
機械翻訳装置などに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子辞書において検索を行う場合
において、例えばキーボードなどの入力装置から検索し
たい単語を入力して、それを検索キーとして、予め多数
の単語が格納されている単語を検索する。例えば国語辞
典であれば、ひらがな、カタカナまたは漢字かな交じり
などで検索語を入力する。
【0003】通常は完全に一致した場合のみ、検索でき
たこととしてその結果を出力する。つまり入力された検
索語と、辞書に格納されている単語が一文字でも違う場
合には、検索されない。
【0004】たとえば「稲妻」を検索しようとした場合
に、辞書には「いなずま」としか登録されていない場合
において、「いなづま」と入力した場合は、該当する単
語がないと判断されてしまう。
【0005】接辞が付与されている場合も同様である。
例えば「出願する」などと入力して国語辞書を検索して
も完全に一致する単語はない。検索システムによって
は、該当する単語がない場合には、前方一致などにより
その周辺の単語を表示するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
の場合、ユーザは一度入力した検索語を訂正して再検索
を行う必要があり非常に繁雑な作業となっていた。訂正
に関しても接尾辞などが付与されていることがユーザに
判断できる場合はよいが、判断できない場合は訂正がで
きず、結局所望のデータを捜し出すことは困難であっ
た。
【0007】前方一致などによって、その周辺の単語を
表示する場合においても携帯情報端末装置などのように
表示画面が比較的狭く、多くの情報量を表示できないも
のに関してはやはり一覧性に欠け、所望のデータを捜し
出すことができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1では、
検索文字列を入力し、該検索文字列を検索キーとして、
辞書などに予め記憶されている多数の被検索文字列を検
索する電子機器において、検索文字列と一致する被検索
文字列が存在する場合は、その被検索文字列及び該被検
索文字列に対応して記憶されている情報を出力し、検索
文字列と一致する被検索文字列が存在しない場合は、検
索文字列に接辞が付与されているかどうかを判断し、付
与されている場合においては、その接辞を取り除いて語
基のみを検索文字列として再度検索を行うことによっ
て、上記課題を解決する。
【0009】請求項2においては、検索文字列を入力
し、該検索文字列を検索キーとして、辞書などに予め記
憶されている多数の被検索文字列を検索する電子機器に
おいて、検索文字列と一致する被検索文字列が存在する
場合は、その被検索文字列及び該被検索文字列に対応し
て記憶されている情報を出力し、検索文字列と一致する
被検索文字列が存在しない場合は、検索文字列の語尾に
「する」があるかどうか判断し、存在する場合において
は、その「する」を取り除いて検索文字列とし、再度検
索を行うことによって、上記課題を解決する。
【0010】さらに、請求項3では、検索文字列を入力
し、該検索文字列を検索キーとして、辞書などに予め記
憶されている多数の被検索文字列を検索する電子機器に
おいて、検索文字列と一致する被検索文字列が存在する
場合は、その被検索文字列及び該被検索文字列に対応し
て記憶されている情報を出力し、検索文字列と一致する
被検索文字列が存在しない場合は、検索文字列中に同音
異表記が存在する濁音が存在するかどうかを判断し、存
在する場合は、その濁音を異表記に変えて検索文字列と
し、再度検索を行うことによって上記課題を解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。図1は本発明における実施
の一例の構成ブロック図である。1は表示部である。表
示部は検索文字列や検索結果を表示するものであり、例
えばCRTやLCDなどである。2は表示ドライバであ
り、CPU8からのデータを表示部1へ送り、表示の制
御を行うドライバである。
【0012】3は解析ソフトである。これは入力データ
を解析したり、辞書の検索を行うプログラムである。4
はROMであり、ここでは辞書データが格納されている
ものとする。5はRAMである。このRAMは入力され
た検索語を一時格納したり、修正した検索語を一時的に
格納したりする。
【0013】6はタブレットである。これは検索語など
を入力する入力装置である。本発明ではタブレットとし
たが、とくにこれに限定する必要はなく、キーボードな
どの装置を用いることも可能である。表示装置と入力装
置を一体型のタブレットとして構成することも可能であ
る。7は入力を制御するドライブ回路である。6の入力
装置から入力されたデータをコード化してCPU8に送
り、入力の制御を行うドライバである。CPU8は入出
力のドライバを管理したり、メモリ(ROM、RAM)
への入出力を管理する。
【0014】図5に本発明の機能を有する電子機器の外
観を示す。これは前述したように、LCDによる表示装
置と透明なタブレットである入力装置を重ね合わせた入
出力一体型タブレットを備えており、ペンなどによって
手書き入力を可能としたものである。
【0015】図2は本発明における処理の流れを示すフ
ローチャートである。フローチャートにそって順に説明
していくことにする。ステップS1では検索語を入力す
る。検索語はタブレット6(入力部)より入力される。
タブレット6から入力された座標データはドライブ回路
7によって、文字データに変換され、CPU8を通じて
一時的にRAM5に格納される。
【0016】ステップS2では、検索語を検索キーとし
て、辞書を検索する。ステップS3では検索によって該
当する見出し語が存在したかどうか判断し、処理を分岐
する。もし、該当する見出し語があった場合、つまり検
索キーと完全に一致する見出し語があった場合はステッ
プS12へ進んで、検索語に該当する辞書の見出し語お
よび内容を表示して、処理を終了する。
【0017】該当する見出し語が存在しない場合に、本
発明の特徴である処理に移る。ステップS4では検索語
の語尾に「する」があるかどうかを判断する。ここで、
検索語の語尾に「する」が存在する場合には、ステップ
S5において、検索語から「する」を取り除き、その内
容で辞書を再検索する。検索語の語尾に「する」がない
場合はステップS8に進む。
【0018】ステップS6では、この再検索によって該
当する見出し語があるかどうかで処理を分岐する。該当
する見出し語が存在する場合にはステップS7にすす
む。ステップS7は訂正した検索語で検索ができたの
で、その見出し語及び内容を表示して、処理を終了す
る。該当する見出し語が検索できなかった場合にはステ
ップS8へ進む。
【0019】ステップS8では、検索語に同音異表記の
濁音があるかどうかを判断する。同音異表記の濁音とは
「づ」と「ず」、「じ」と「ぢ」の組み合わせである。
このような文字が検索語の中に存在する場合は、ステッ
プS9に進んで、検索語の濁音を同音のもうひとつの濁
音に置き換えて、辞書を再検索する。
【0020】該当する見出し語があるかどうかをステッ
プS10で判断し、存在した場合には、ステップS11
に進む。ステップS11は訂正した検索語で検索ができ
たので、その見出し語及び内容を表示して、処理を終了
する。該当する見出し語が検索できなかった場合にはス
テップS13へ進む。
【0021】ステップS13では、結局どのようにして
も、検索ができなかったので、辞書に該当する見出し語
がないことをユーザに報知し、処理を終了する。
【0022】次に、図3の表示例を元に実際の処理例を
説明する。図3(A)は検索語として「いなづま」と入
力している(ステップS1)。まず、「いなづま」で辞
書を検索する(ステップS2)。検索の結果、該当する
見出し語は存在しないので、その旨を表示する(ステッ
プS3)。検索語の語尾に「する」があるかどうかを判
断すると存在していないことがわかる(ステップS
4)。さらに検索語に同音異表記をもつ濁音があるかど
うか判断すると存在するので(ステップS8)、かなづ
かいを変更して再検索を行う(図3(B))。この例で
は「いなづま」を「いなずま」と変更している。変更し
た見出し語で再検索を行うと、該当する見出し語が存在
するので(ステップS10)、その内容を表示して処理
を終了する(ステップS11)(図3(C))。
【0023】同様に、図3(D)では「校正する」とい
う検索語が入力されている(ステップS1)。まず、
「校正する」で辞書を検索する(ステップS2)。検索
の結果、該当する見出し語は存在しないので、その旨を
表示する(ステップS3)。検索語の語尾に「する」が
あるかどうかを判断すると「する」が存在するので(ス
テップS4)、検索語から「する」を取り除いた文字列
で辞書の再検索を行う(図3(E))。この例では「校
正する」を「校正」と変更している。変更した見出し語
で再検索を行うと、該当する見出し語が存在するので
(ステップS6)、その内容を表示して処理を終了する
(ステップS7)(図3(F))。
【0024】以上のように、本発明ではシステムがユー
ザの入力した検索語を分析して置き換えを行い、見出し
語に導くことが可能である。
【0025】上記した実施例では接尾語である「する」
についてだけ述べたが、これに限らず他の接頭語、接尾
語などに関して削除して検索することも当然考えられ
る。また、同様に例えば「まあじゃん」→「まーじゃ
ん」といった長音などに関しても置き換えなどが可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】従来は、ユーザが入力した検索語に一文
字でも違う場合は検索が不可能であった。つまり、さ行
変格活用形「する」などが単語に付与されている場合
に、それが原因で検索できない場合に、従来の紙の辞書
では周辺を眺めてみればよいが、電子辞書では検索語を
再入力する必要があり、検索性を悪くする原因となって
いた。同様にかなづかいの違いにより検索ができない可
能性もある。
【0027】本発明ではこのような接辞を自動的に取り
除いて再検索を行うので、検索効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施の形態における処理の流れを示す
フローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態における実際の画面表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 表示用DRIVER 3 解析ソフト 4 ROM 5 RAM 6 タブレット 7 ドライブ回路 8 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索文字列を入力し、該検索文字列を検
    索キーとして、辞書などに予め記憶されている多数の被
    検索文字列を検索する電子機器において、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在する場合は、
    その被検索文字列及び該被検索文字列に対応して記憶さ
    れている情報を出力し、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在しない場合
    は、検索文字列に接辞が付与されているかどうかを判断
    し、付与されている場合においては、その接辞を取り除
    いて語基のみを検索文字列として再度検索を行うことを
    特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 検索文字列を入力し、該検索文字列を検
    索キーとして、辞書などに予め記憶されている多数の被
    検索文字列を検索する電子機器において、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在する場合は、
    その被検索文字列及び該被検索文字列に対応して記憶さ
    れている情報を出力し、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在しない場合
    は、検索文字列の語尾に「する」があるかどうか判断
    し、存在する場合においては、その「する」を取り除い
    て検索文字列とし、再度検索を行うことを特徴とする電
    子機器。
  3. 【請求項3】 検索文字列を入力し、該検索文字列を検
    索キーとして、辞書などに予め記憶されている多数の被
    検索文字列を検索する電子機器において、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在する場合は、
    その被検索文字列及び該被検索文字列に対応して記憶さ
    れている情報を出力し、 検索文字列と一致する被検索文字列が存在しない場合
    は、検索文字列中に同音異表記が存在する濁音が存在す
    るかどうかを判断し、存在する場合は、その濁音を異表
    記に変えて検索文字列とし、再度検索を行うことを特徴
    とする電子機器。
JP8009937A 1996-01-24 1996-01-24 電子機器 Pending JPH09204432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8009937A JPH09204432A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8009937A JPH09204432A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09204432A true JPH09204432A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11733941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8009937A Pending JPH09204432A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09204432A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194460B2 (en) 2003-03-31 2007-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Search device, search system, and search method
JP2009223894A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Nhn Corp 日本語エイリアスデータベースを利用して長音及び促音に対するエラーを減らし、日本語入力機の使用の際に単字検索機能を提供する方法及びシステム
JP2010218216A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 類似文書検索システム、方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194460B2 (en) 2003-03-31 2007-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Search device, search system, and search method
JP2009223894A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Nhn Corp 日本語エイリアスデータベースを利用して長音及び促音に対するエラーを減らし、日本語入力機の使用の際に単字検索機能を提供する方法及びシステム
JP2010218216A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 類似文書検索システム、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0619965A (ja) 自然言語処理装置
JPH09204432A (ja) 電子機器
JPS6210763A (ja) 仮名漢字変換処理装置
JPS6118074A (ja) プレ・エデイツト方式
JP2621999B2 (ja) 文書処理装置
JP2815911B2 (ja) 電子辞書
JPH0628396A (ja) 電子化辞書装置
JP2593433B2 (ja) 文字処理装置
JPH10154141A (ja) かな漢字変換装置
JPH0460754A (ja) 仮名漢字変換方法
JPS60112175A (ja) 仮名漢字変換装置における略称語変換方式
JPH07219956A (ja) 機械翻訳装置
JPH06243164A (ja) 機械翻訳における文字検索装置
JPH04369763A (ja) かな漢字変換装置及び方法
JPH08287055A (ja) 日本語変換装置
JPS62168263A (ja) 仮名漢字相互変換装置
JP2005141479A (ja) 情報検索装置
JPH0785048A (ja) 文書校正方法および文書校正装置
JPH08194701A (ja) 文字処理装置
JPH0877160A (ja) かな漢字変換方法及び装置
JPH0844722A (ja) かな漢字変換装置
JPH04188266A (ja) 文書作成装置
JPH0115105B2 (ja)
JPH0567081A (ja) 文書作成装置
JPH06187328A (ja) かな漢字変換装置