JPH09204359A - アドレス変換装置 - Google Patents

アドレス変換装置

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JPH09204359A
JPH09204359A JP8011835A JP1183596A JPH09204359A JP H09204359 A JPH09204359 A JP H09204359A JP 8011835 A JP8011835 A JP 8011835A JP 1183596 A JP1183596 A JP 1183596A JP H09204359 A JPH09204359 A JP H09204359A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はコンピュータシステムにおいて、ア
ドレス変換を高速で行うと共に、その装置の消費電力を
低減するアドレス変換装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明アドレス変換装置は以下のように
構成する。 (1)論理アドレスと変換後の実アドレスの複数対を格
納する変換対記憶手段と、(2)最後に変換された1対
のまたは複数対の論理アドレスと実アドレスを保持する
変換対保持手段と、(3)与えられた論理アドレスと変
換対保持手段に保持される論理アドレスとを比較する比
較手段と、(4)変換対記憶手段を活性化するか否かを
制御する制御手段と、(5)変換対保持手段に保持され
る実アドレスと変換対記憶手段に格納される実アドレス
とのいずれかを選択する選択手段とを備え、比較手段の
比較結果が一致する場合に、制御手段により変換対記憶
手段を不活性化すると共に、選択手段により変換対保持
手段に保持される実アドレスを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムにおけるアドレス変換装置に関わり、特にアドレス変
換の高速化を図ると共にアドレス変換装置の消費電力の
低減を図る技術に関わる。
【0002】
【従来の技術】超大型コンピュータからパーソナルコン
ピュータに至るコンピュータ技術の内で、近年の記憶装
置の大容量化や高密度化の進展に伴い、メモリアクセス
の高速化技術と共に省熱化のための低消費電力化技術が
益々重要になってきている。
【0003】ユーザが使用する仮想メモリ空間は、CP
Uが実際にアクセスする主記憶の容量を上回っており、
アドレス変換装置は仮想アドレスすなわち論理アドレス
を物理アドレスすなわち実アドレスに高速に且つ効率的
に変換する必要がある。
【0004】こうしたアドレス変換においては、高速化
の度合いとハードウェア規模の兼ね合いから様々な方法
が考案されている。代表的なものとしてダイレクトマッ
プ方式、セットアソシアティブ方式、フルアソシアティ
ブ方式がある。
【0005】これらのアドレス変換の方式では、何れも
主記憶に設けてあるページアドレス表やセグメントアド
レス表を毎回参照しなくても良いように、論理アドレス
と論理アドレスを変換した実アドレスの変換対をアドレ
ス変換装置内の一般にアドレス変換バッファと呼ばれる
記憶手段(以下TLBと呼ぶ。Table Looka
side Buffer)に格納しておき、アクセス頻
度の高いアドレス変換を高速で行う。
【0006】図12に従来のセットアソシアティブ方式
のアドレス変換を示す。図12の1の論理アドレスはタ
グとインデクスとオフセットで構成され、タグとインデ
クスとで論理ページアドレスが定義される。ここでイン
デクスはTLB内のアドレスになり、オフセットはペー
ジ内の変位を示し、アドレス変換後の実ページアドレス
と結合されて実アドレスになる。
【0007】図12では2ウェイのセットアソシアティ
ブ方式でありTLBが2セットある。(図12の20、
21)論理アドレスが与えられると、図12の30、3
1の制御により、各TLBから対応するタグと実ページ
アドレスが読み出される。
【0008】読み出されたタグはそれぞれ比較回路22
と23で与えられた論理アドレスのタグと比較される。
比較結果が一致していればTLBヒット信号を出力しウ
ェイ選択回路26によりTLB20かTLB21かどち
らか一方の実ページアドレスが選択される。
【0009】比較結果が一致していなければ主記憶に設
けてあるページアドレス表を参照し、実ページアドレス
を主記憶より読み出す。読み出した実ページアドレスは
対応するタグと共にTLBに格納しておく。
【0010】またTLB以外に論理アドレスと一つ前の
アドレス変換で使用した論理アドレスと実アドレスをレ
ジスタに保持しておき、論理アドレスを一つ前のアドレ
ス変換で使用した論理アドレスと比較して一致していれ
ば保持していた実アドレスを使用し、TLBアクセス乃
至アドレス変換を高速化する技術(例えば特開昭63−
39059 アドレス変換方式、特開平3−74742
アドレス変換方式、特開平1−197857 アドレ
ス変換回路)が知られている。
【0011】一方、高密度化に伴って発生する熱が問題
になり、回路素子乃至装置の消費電力は極力抑制するこ
とが望ましい。半導体記憶素子の消費電力を低減するた
めに、従来より様々な回路技術が考案されている。例え
ば半導体記憶素子のチップ選択信号をオフにすることで
不必要な電力消費を抑制する技術(例えば特開平4−1
60518 メモリ制御回路)が知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のアドレス変換装
置においては、アドレス変換を高速に行うために半導体
記憶素子で構成されるTLBを設けたり、TLBアクセ
スの時間を短縮するために小規模であるがレジスタやそ
の周辺回路を付加したりした。そのためにアドレス変換
装置の消費電力が増大するという問題があった。
【0013】またシステムの規模が大きくなってもアド
レス変換の時間を短縮しようとすれば、それだけTLB
の容量や付加するハードウェア量を大きくする必要があ
り、アドレス変換装置の消費電力が更に増大してしまう
ことが予想される。
【0014】本発明はこのような点にかんがみて、与え
られた論理アドレスを実アドレスに変換するプロセスを
高速化すると共に、その装置の消費電力を低減するアド
レス変換装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された本発明のアドレス変換装置によって解決さ
れる。本発明のアドレス変換装置は、論理アドレスを実
アドレスに変換するアドレス変換装置であって、論理ア
ドレスと対を成す実アドレスとを保持する変換対保持手
段と、論理アドレスと変換対保持手段に保持される論理
アドレスとを比較する比較手段と、複数の論理アドレス
と対を成す複数の実アドレスとを格納する変換対記憶手
段と、変換対記憶手段を活性化するか否かを制御する制
御手段と、変換対保持手段に保持される実アドレスと変
換対記憶手段に格納される実アドレスとのいずれかを選
択する選択手段とを備える。
【0016】図1は本発明の原理図である。図1に示す
ように比較手段101により、論理アドレス1と変換対
保持手段100に保持される論理アドレスとを比較す
る。その結果が一致する場合は、変換対記憶手段200
を活性化するか否かを制御する制御手段3により変換対
記憶手段200を不活性化すると共に、変換対保持手段
100に保持される実アドレスと変換対記憶手段200
に格納される実アドレスの内で、選択手段4により変換
対保持手段100に保持される実アドレスを選択する。
【0017】本発明のアドレス変換装置によって、与え
られた論理アドレスを実アドレスに変換するアドレス変
換を行うときに、与えられた論理アドレス1と変換対保
持手段100に保持される論理アドレスとを比較して、
その結果が一致する場合は変換対保持手段100に保持
される実アドレスを使用することができるので、変換対
記憶手段200をアクセスしなくて済み、変換対記憶手
段200を活性化する必要がなくなるので不活性にした
分だけ、変換対記憶手段200の消費電力を低減するこ
とが可能になると共に、アドレス変換のプロセスを高速
化することが可能になる。
【0018】次に本発明のアドレス変換装置における変
換対保持手段100が保持する実アドレスについて説明
する。変換対保持手段100は一般的には、論理アドレ
スと実アドレスを対にしたレジスタで構成される。
【0019】しかし実アドレスについては、制御手段3
によって変換対記憶手段200を不活性化するとき、す
なわち与えられた論理アドレス1と変換対保持手段10
0に保持される論理アドレスとを比較して、その結果が
一致する場合は、変換対記憶手段200の出力信号は求
めるべき実アドレスを示しており、変換対記憶手段20
0を不活性にしてもこの信号を保持すれば変換対保持手
段100として特別にレジスタを設ける必要がなくな
る。
【0020】これによりハードウェアの量を更に削減す
ることが可能になり、アドレス変換装置の消費電力の低
減に寄与する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて詳細に説明する。図2はダイレクトマップ方式
のアドレス変換を行う本発明実施の形態(1)を示す図
である。
【0022】図2の1は論理アドレス、2は変換対記憶
手段であるTLB、3はTLBを活性化するか否かを制
御する制御手段、4はTLBの出力である実アドレスを
選択するか否かを選択する選択手段である。
【0023】論理アドレス1はタグとインデクスとオフ
セットで構成される。タグとインデクスとで論理ページ
アドレスが定義される。ここでインデクスはダイレクト
マップ方式においてはTLB内のアドレスになる。オフ
セットはページ内の変位を示し、アドレス変換後の実ペ
ージアドレスと結合されて実アドレスになる。
【0024】図2の10、12、14は変換対保持手段
であり、実際にTLBをアクセスしたり主記憶にあるペ
ージアドレス表をアクセスしてアドレス変換を実行した
ときに使用したタグ、インデクス、および実ページアド
レスを保持しておくためのレジスタである。ここでは、
前回もしくはそれ以前にアドレス変換を実行したとし
て、説明の便宜上、以降は前回タグ、前回インデクス、
前回RPA(実ページアドレス)と呼ぶ。
【0025】図2の16、18、22は比較回路であ
り、与えられた論理アドレスのタグと前回タグ10、与
えられた論理アドレスのインデクスと前回インデクス1
2、与えられた論理アドレスのタグとTLBから読み出
されるタグとをそれぞれ比較する。
【0026】図3は本発明実施の形態(1)の処理フロ
ー図である。まずステップs1では与えられた論理アド
レス1のインデクスとレジスタ12内の前回インデクス
とを比較回路18によって比較する。
【0027】ステップs2で比較結果が一致していれば
ステップs3に進み、一致していなければステップs1
0に進む。ステップs3では制御手段3によってTLB
2を不活性にしてステップs4に進む。ステップs4で
は選択手段4によってレジスタ14内の前回RPAを選
択しステップs5に進む。
【0028】ステップs5では与えられた論理アドレス
1のタグとレジスタ10内の前回タグとを比較回路16
によって比較することにより、選択した実ページアドレ
スの有効性を判定する。
【0029】ステップs6で比較結果が一致していれば
アドレス変換を終了し、一致していなければステップs
15に進む。論理アドレス1のインデクスとレジスタ1
2内の前回インデクスとが一致していても、論理アドレ
ス1のタグとレジスタ10内の前回タグとは一致してい
ない場合がある。この場合(TLBミスヒット)はステ
ップs15以下のアドレス変換処理を行う。
【0030】ステップs10では制御手段3によってT
LB2を活性化し、与えられた論理アドレス1のインデ
クスによってTLB2を読み出しステップs11に進
む。ステップs11では比較回路22によって、TLB
2から読み出したタグと与えられた論理アドレス1のタ
グを比較する。
【0031】ステップs12で比較結果が一致していれ
ばステップs13に進み、一致していなければステップ
s15に進む。ステップs13では、選択手段4によっ
てTLB2から読み出した実アドレスを選択しステップ
s14に進む。
【0032】ステップs14では、与えられた論理アド
レス1のタグとインデクスと、TLB2から読み出した
実アドレスを、それぞれレジスタ10、12、14に前
回の変換対として保持し、アドレス変換を終了する。
【0033】ステップs15では、図示していないが主
記憶にあるページアドレス表をアクセスしてアドレス変
換を行い、主記憶から実ページアドレスを得る。続いて
ステップs16に進む。
【0034】ステップs16では、与えられた論理アド
レス1のタグとインデクスと、主記憶から読み出した実
ページアドレスを、それぞれレジスタ10、14、16
に前回の変換対として保持しステップs17に進む。
【0035】ステップs17では、与えられた論理アド
レス1のタグと主記憶から読み出した実アドレスを対に
してTLBに格納し、アドレス変換を終了する。変換対
を格納するときはTLBを活性化し、TLB内のアドレ
スは論理アドレス1のインデクスを用いる。
【0036】図4はダイレクトマップ方式のアドレス変
換を行う本発明実施の形態(2)を示す図である。図4
の各符号は図2の各符号と同じである。本発明実施の形
態(2)は(1)とは以下の点で相違しているが他の処
理は(1)と同じである。
【0037】すなわち図4においては選択手段4と前回
RPAを保持するレジスタ13が存在しない。その代わ
りに本発明実施の形態(2)では、与えられた論理アド
レス1のインデクスをレジスタ12内の前回インデクス
とを比較したときに、比較結果が一致していれば、制御
手段3によってTLB2を不活性にすると共にTLBの
実アドレスの出力信号を保持しておき、前回RPAとし
てTLBの実ページアドレスの出力信号を選択する。
【0038】図5はダイレクトマップ方式のアドレス変
換を行う本発明実施の形態(3)を示す図である。図5
の24はレジスタ10の前回タグかTLBから読出すタ
グかを選択する選択回路である。図5の他の各符号は図
2の各符号と同じである。すなわち図5においては、レ
ジスタ10の前回タグの入力をTLBの出力にして、選
択回路24を付加し図2の比較回路22を削除した。
【0039】本発明実施の形態(3)においてはTLB
をアクセスしてタグを読み出すときに選択回路24をT
LB側のタグを選択するよう制御すれば、比較回路16
によって論理アドレス1のタグとTLB2のタグとを比
較することができる。本発明実施の形態(3)における
他の処理は(1)と同じである。
【0040】図6はダイレクトマップ方式のアドレス変
換を行う本発明実施の形態(4)を示す図である。図6
の11、13、15は図6の10、12、14と同じ変
換対保持手段であるレジスタであり、前回タグ、前回イ
ンデクス、前回RPA(実ページアドレス)を保持す
る。
【0041】図6の17、19は図6の16、18と同
じ比較回路であり、与えられた論理アドレスのタグと前
回タグ11、与えられた論理アドレスのインデクスと前
回インデクス13とをそれぞれ比較する。図6の他の各
符号は図2の各符号と同じである。
【0042】本発明実施の形態(4)は本発明実施の形
態(1)に上記レジスタ11、13、15および比較回
路17、19を付加したものである。すなわち本発明実
施の形態(4)ではレジスタを追加することでヒット率
を高めることを目的にした。他の制御は本発明実施の形
態(1)と同じである。
【0043】前回タグ、前回インデクス、前回RPAを
保持するレジスタおよび関連する比較回路を2重化し、
前回および前々回のアドレス変換実行時のタグ、インデ
クス、RPAを保持する。
【0044】図7は2ウェイのセットアソシアティブ方
式のアドレス変換を行う本発明実施の形態(5)を示す
図である。図7の20、21は変換対記憶手段であるT
LBであり、30、31はTLBを活性化するか否かを
制御する制御手段である。
【0045】セットアソシアティブ方式でも論理アドレ
ス1はタグとインデクスとオフセットで構成される。ダ
イレクトマップ方式と同じくタグとインデクスとで論理
ページアドレスが定義され、インデクスはTLB内のア
ドレスになる。
【0046】図7の10、11は前回タグを、14、1
5は前回RPAをそれぞれのウェイ毎に保持し、12は
前回インデクスをウェイ共通に保持する変換対保持手段
である。
【0047】図7の16、17は前回タグと、18前回
インデクスとそれぞれ与えられた論理アドレスを比較す
る比較回路であり、図7の22、23はそれぞれのTL
Bから読み出されるタグと与えられた論理アドレスを比
較する比較回路である。
【0048】図7の40、41はそれぞれのTLBから
読み出される実ページアドレスか前回RPAかを選択す
る選択回路であり、26は2ウェイのどちらかを選択す
るウェイ選択回路である。
【0049】本発明実施の形態(5)では2ウェイのセ
ットアソシアティブ方式であり、与えられた論理アドレ
スのインデクスで2ウェイのTLBの両方を同時にアク
セスして、ヒット率を高めることを目的にしている。他
の制御は本発明実施の形態(1)と同じである。
【0050】図8は2ウェイのセットアソシアティブ方
式のアドレス変換を行う本発明実施の形態(6)を示す
図である。図8の24、25はそれぞれレジスタ10、
11の前回タグかTLBから読出すタグかを選択する選
択回路である。
【0051】図8の他の各符号は図7の各符号と同じで
ある。すなわち図8においては、レジスタ10、11の
前回タグの入力をTLBの出力にして、選択回路24、
25を付加し図7の比較回路22、23を削除した。
【0052】本発明実施の形態(6)においてはTLB
をアクセスしてタグを読み出すときに選択回路24ある
いは25をTLB側のタグを選択するよう制御すれば、
比較回路16あるいは17によって論理アドレス1のタ
グとTLB20あるいは21のタグとを比較することが
できる。本発明実施の形態(6)における他の処理は
(5)と同じである。
【0053】図9は2ウェイのセットアソシアティブ方
式のアドレス変換を行う本発明実施の形態(7)を示す
図である。図9の27は前回ウェイヒットレジスタであ
り、前回のアドレス変換で2ウェイのどちらのTLBが
ヒットしたかを保持しておくためのレジスタである。
【0054】図9の他の各符号は図7の各符号と同じで
ある。すなわち図9においては、前回ウェイヒットレジ
スタ27を付加し図7のレジスタ11と比較回路17を
削除した。このように前回ウェイヒットレジスタ27を
備えることにより、全体のハードウェア量を削減した。
本発明実施の形態(7)における他の処理は(5)と同
じである。
【0055】図10は2ウェイのセットアソシアティブ
方式のアドレス変換を行う本発明実施の形態(8)を示
す図である。図10の4はウェイ選択回路の出力か前回
RPAを選択する選択手段である。また図10では前回
タグ、前回インデクス、前回RPAの変換対保持手段を
2ウェイで共通のレジスタにしてある。
【0056】図10の他の各符号は図9の各符号と同じ
である。すなわち図10においては図9の前回ウェイヒ
ットレジスタ27と前回RPAレジスタ15とを削除し
全体のハードウェア量を更に削減した。本発明実施の形
態(8)における他の処理は(7)と同じである。
【0057】図11はフルアソシアティブ方式のアドレ
ス変換を行う本発明実施の形態(9)を示す図である。
フルアソシアティブ方式では論理アドレス1は論理ペー
ジアドレスとオフセットで構成される。従って図11の
10には前回の論理ページアドレスを保持する。図11
の他の各符号は図2の各符号と同じである。
【0058】またアドレス変換を高速で行うためにTL
Bのエントリには論理ページアドレスと実ページアドレ
スの対の他に制御ビットが付加されている。他の制御は
本発明実施の形態(1)と同じである。
【0059】以上の本発明実施の形態では主記憶をペー
ジ単位に分割するページアドレス変換についてのみ説明
したが、本発明がセグメントアドレスとページアドレス
を持つような多段階のアドレス変換においても適用でき
るのは勿論である。
【0060】またハードウェアの規模との兼ね合いで本
発明実施の形態(4)に示すように変換対保持手段とし
て複数対の保持レジスタを用いて一向に差し支えない。
更にまた本発明実施の形態(5)乃至(8)では、セッ
トアソシアティブ方式で2ウェイのTLBを用いたが、
やはりハードウェアの規模との兼ね合いで、更に多くの
ウェイ数を持つTLBに適用できるのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、与えられた論理アドレスを実アドレスに変換す
るプロセスを高速化すると共に、その装置の消費電力を
低減することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明実施の形態(1)(ダイレクトマップ
方式)
【図3】 本発明実施の形態(1)の処理フロー図
【図4】 本発明実施の形態(2)(ダイレクトマップ
方式)
【図5】 本発明実施の形態(3)(ダイレクトマップ
方式)
【図6】 本発明実施の形態(4)(ダイレクトマップ
方式)
【図7】 本発明実施の形態(5)(セットアソシアテ
ィブ方式)
【図8】 本発明実施の形態(6)(セットアソシアテ
ィブ方式)
【図9】 本発明実施の形態(7)(セットアソシアテ
ィブ方式)
【図10】 本発明実施の形態(8)(セットアソシア
ティブ方式)
【図11】 本発明実施の形態(9)(フルアソシアテ
ィブ方式)
【図12】 従来のアドレス変換方式(セットアソシア
ティブ方式)
【符号の説明】
1 論理アドレス 2 TLB 3 制御手段 4 選択手段 10、11 前回タグレジスタ 12、13 前回インデクスレジスタ 14、15 前回RPAレジスタ 16、17、18、19 比較回路 20、21 TLB 22、23 比較回路 24、25 選択回路 26 ウェイ選択回路 27 前回ウェイヒットレジスタ 30、31 制御手段 40、41 選択手段 100 変換対保持手段 101 比較手段 200 変換対記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理アドレスを実アドレスに変換するア
    ドレス変換装置において、 前記論理アドレスと対を成す前記実アドレスとを保持す
    る変換対保持手段と、 前記論理アドレスと前記変換対保持手段に保持される論
    理アドレスとを比較する比較手段と、 複数の前記論理アドレスと対を成す複数の前記実アドレ
    スとを格納する変換対記憶手段と、 前記変換対記憶手段を活性化するか否かを制御する制御
    手段と、 前記変換対保持手段に保持される実アドレスと前記変換
    対記憶手段に格納される実アドレスとのいずれかを選択
    する選択手段とを備え、 前記比較手段の比較結果が一致する場合に、前記制御手
    段により前記変換対記憶手段を不活性化すると共に、前
    記選択手段により前記変換対保持手段に保持される実ア
    ドレスを選択することを特徴とするアドレス変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアドレス変換装置にお
    ける前記変換対保持手段が保持する実アドレスが、前記
    制御手段によって前記変換対記憶手段を不活性化すると
    きの前記変換対記憶手段の出力保持信号であることを特
    徴とするアドレス変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7032075B2 (en) 2002-09-03 2006-04-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Instruction cache and microprocessor
US7418553B2 (en) 2003-05-21 2008-08-26 Fujitsu Limited Method and apparatus of controlling electric power for translation lookaside buffer

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