JPH09202251A - 自動車用操舵装置 - Google Patents
自動車用操舵装置Info
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- JPH09202251A JPH09202251A JP9020984A JP2098497A JPH09202251A JP H09202251 A JPH09202251 A JP H09202251A JP 9020984 A JP9020984 A JP 9020984A JP 2098497 A JP2098497 A JP 2098497A JP H09202251 A JPH09202251 A JP H09202251A
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62D3/02—Steering gears mechanical
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
装置を提供する。 【解決手段】 重畳機構12及び操舵機構14は,それ
ぞれ機械的な変速比i ue及びiLを有している。操舵
可能な車軸16と操作部材13と重畳機構12と操舵機
構14とは,互いに作用結合されている。重畳機構12
によって,運転者により開始される操舵動作δLと操作
部材13によって開始される動作δMとの重畳が行われ
る。この重畳により得られた全体動作δL’は,操舵機
構14へ供給されると共に,操舵機構14は,この全体
動作δL’を操舵角度δVとして操舵可能な車軸16の
車輪15a,15bへ伝達する。そして,操舵機構14
の機械的な変速比iLは,可変に設計されている。
Description
に関する。
転者がステアリングホイール(ハンドル)を通じて開始
した操舵動作が,操舵機構によって,または補助力に支
援されることによって,操舵可能な車輪へ伝達される。
さらに,運転者によって開始される操舵動作に,操作部
材によって開始される他の操舵動作を重畳する操舵装置
が知られている。この操舵装置は,例えばドイツ連邦共
和国公開公報DE−OS4031316(US5205
371に相当。)において開示されている。上記公報に
より開示されている操舵装置においては,運転者によっ
て操作されるステアリングホイールと操舵機構との間
に,運転者の操舵動作に操作部材の動作を重畳すること
のできる重畳機構が備えられている。従って,この操舵
装置により,車両,例えば自動車に備えられた操舵可能
な車輪の操舵角度が,運転者によって操作されるステア
リングホイールの切れ角度と,固定の関係を持つ必要が
なくなる。さらに,操舵装置が備えられることにより,
運転者のステアリングホイール角度に基づく操舵補助が
可能となると共に,操舵装置に付加的な操舵信号を与え
ることにより,大きな可変性を与えることができ,例え
ば走行安定性や走行快適性などを得ることができる。ま
た,他の構成の重畳操舵機構を備えた操舵装置は,ドイ
ツ連邦共和国公開公報DE−OS4243267におい
ても開示されている。
作,例えば運転者の操舵操作と操作部材の動作との重畳
によって作動する上記操舵装置による補助力支援操舵に
おいては,操舵機構及び重畳機構の構造的な構成におい
て決定される一定の操舵機構変速比を選択することによ
っても,必ずしもすべての走行状態の場合に対応するス
テアリングホイールトルクまたは良好な操舵感覚を得る
ことができないという問題が生じることがある。すなわ
ち,特に車両の停止状態において,操舵角度が大きい場
合にステアリングホイールトルクが大きくなり過ぎた
り,または車両が高速で走行している場合にステアリン
グホイールトルクが小さくなり過ぎたりすることであ
る。
る上記のような問題点に鑑みて成されたものであり,操
舵機構の機械的な変速比を可変に設計したことにより,
運転者の操舵感覚を改善することが可能な,新規かつ改
良された自動車用操舵装置を提供することを目的として
いる。
つの操舵可能な車軸と,操作部材と,重畳機構と操舵機
構とを有する自動車用の操舵システム,すなわち操舵装
置に基づくものである。そして,重畳機構と操舵機構と
は,それぞれ別々の機械的な変速比を備えている。ま
た,操舵可能な車軸と操作部材と重畳機構と操舵機構と
は,互いに作用結合で結合,すなわち機構的に連結され
ている。そして,重畳機構によって,運転者により開始
される操舵動作と,操作部材によって開始される動作と
の重畳が行われる構成となっている。さらに,これらの
構成により得られた全体動作が,操舵機構へ供給される
と共に,この操舵機構が,全体動作を操舵角度として操
舵可能な車軸の車輪へ伝達される構成となっている。
比が可変に設計されていることにあると共に,重畳機構
と可変の変速比を有する操舵機構または操舵ギヤとの組
み合せにある。そして,かかる組み合せにより,ステア
リングホイール動作と操舵可能に設計された車輪の操舵
角度との間に,任意に調節可能な関係を得ることがで
き,さらに運転者の良好な操舵感覚を犠牲にする必要が
なくなるといった効果を得ることができる。特に,当該
発明は,一定の操舵ギヤ変速比を有する重畳機構と比較
すると,非常に良好なステアリングホイールトルク及び
改善された操舵感覚を得ることができる。
共和国公開公報DE−OS4031316または同国公
開公報DE−OS4243267において開示されてい
るような操舵システムにも実施することができる。この
場合,上記公報DE−OS4031316で開示されて
いる操舵システムにおいては,例えば同公報中の図1に
示されている操舵システム6の変速比を可変にすること
が考えられる。また,上記公報DE−OS424326
7で開示されている操舵システムにおいては,例えば同
公報中の図1に示されている操舵機構(L)の変速比を
可変にすることが考えられる。なお,可変の変速比を有
する操舵機構は,従来から知られている(例えば,「操
舵テクノロジーにおける進化(Evolution in der Lenku
ngstechnologie)」Automobil-Industrie 4/5−9
1,第315〜321ページを参照。)。しかしなが
ら,本発明の特徴は,車両,例えば自動車を安定させる
ための補正的な操舵作用が,操舵機構の可変に設計され
た変速比によっても,制限されることなく実施可能なこ
とにある。
舵機構の変速比を,操舵角度が小さい場合には操舵角度
が大きい場合よりも小さく設計することにより,さらに
運転者の良好な操舵感覚を向上させることが可能とな
る。
作は,運転者によって操作されるステアリングホイール
のステアリングホイール角度によって表すことができ
る。従って,この場合には,重畳機構によりステアリン
グホイール角度に操作部材によって開始される回転角度
を重畳することができる。
ングホイール角度に操作部材の回転角度が重畳される場
合において,操作部材は,少なくともステアリングホイ
ール角度または車両動作に従って駆動される構成となっ
ている。そして,これらの構成に加え,本発明において
は,さらに操作部材によって開始される回転角度が,操
舵機構の可変に設計された機械的な変速比に関係するよ
うに構成されている。
用し,この反応トルクは操舵機構及び重畳機構を介し
て,運転者により操作されるステアリングホイールにス
テアリングホイールトルクとして作用することが知られ
ている。そこで,本発明によれば,操舵機構の機械的な
変速比は,反応トルクが操舵角度が小さい場合には,操
舵角度が大きい場合に比べて,弱い強さでステアリング
ホイールに作用するように設計されている。
軸と作用結合され,運転者によって操作されるステアリ
ングホイールを備えている自動車用操舵装置に関するも
のである。重畳機構の出力軸は,操舵機構の入力軸と作
用結合されていると共に,操舵機構は,ステアリングロ
ッドを介して操舵可能な車輪と結合されている。また,
重畳機構は,第2の入力軸を備えていると共に,この入
力軸は,操作部材と作用結合されている。そして,本発
明に係る操舵結合の特徴は,操舵機構の機械的な変速比
が可変に設計されていることである。
いては,操舵機構の変速比は,操舵機構の入力軸の回転
が小さい場合には,操舵機構の入力軸の回転が大きい場
合よりも小さく設計されることが好ましい。
め,運転者の操舵感覚を改善し,向上させることができ
ると共に,車両が直線走行する場合には,わずかなエネ
ルギーの消費しか必要とされることがない。
本発明にかかる操舵装置の実施の一形態について詳細に
説明する。図1及び2には,例えば上述した従来技術に
基づいて構成された,車両25,例えば自動車における
操舵機構14,24と重畳機構12,22との組み合せ
が図示されている。これら図中の参照符号11,21に
は,運転者によって操作されるステアリングホイールが
示されている。運転者は,ステアリングホイール11,
21の操作によって,操舵角δLとステアリングホイー
ルトルクMLとをもたらし,このステアリングホイール
トルクMLは,重畳機構12,22へ供給される。さら
に,重畳機構12,22によって,車両25の運転者に
よって開始される動作δLに,サーボモータ13,23
の回転角度δMが重畳される。そして,この重畳によっ
て発生した回転動作δL’は,入力軸103を介して操
舵機構14,24に供給される。
れた回転動作δL’を,操舵可能に設計された車輪15
a,15bへ伝達することによって,操舵角度δvを調
節する。また,図1中,回転角度δM=0の場合におけ
る重畳機構12,22の機械的な変速比は,参照符号i
ue(iue=δL’/δL)に,操舵機構14,24の機
械的な変速比は,参照符号iLに示されている。そし
て,操舵可能に設計された車輪15a,15bには,路
面の影響を受ける反応トルクMvが作用する。
例えばヨーイング運動などの車両25の動作を検出する
センサを示している。このセンサ26の検出信号は,制
御装置27によってサーボモータ23の駆動信号に変換
される構成となっている。さらに,参照符号28は,ス
テアリングホイール角度センサを示しており,このステ
アリングホイール角度センサ28の信号は,制御装置2
7に供給される構成となっている。
トルクとの間には,次に示すような公知の関係が成立す
る。 δv=〔δL/iue+δM〕/iL …(1) ML=Mv/(iL*iue) …(2)
舵システム(操舵装置)により,大きい全変速比(iL
*iue)によって,すなわち極めて間接的な操舵によっ
て,ステアリングホイールトルクMLを減少することが
できる。すなわち,ステアリングホイール角度δLに
は,上記式(1)に基づいてモータ角度δMが重畳され
るため,大き過ぎないステアリングホイール角度δL
で,所望の車輪操舵角度δvを調節することができる。
また,この場合には,サーボモータ13,23を適切に
駆動することにより,ステアリングホイール角度δLと
操舵角度δvとの間に任意の関係を生じさせることがで
きると共に,この関係は走行状態,車両速度またはステ
アリングホイール角度δvにも関連づけることができ
る。
グホイールトルクMLは,操舵可能な車輪15a,15
bにおける反応トルクMvにのみ関係するため,サーボ
モータ23の作用によっては調節することができない。
従って,上述したような問題,すなわち,「操舵機構の
一定の変速比を選択することによっても,必ずしもすべ
ての走行状態について受け入れ可能なステアリングホイ
ールトルクまたは操舵感覚が達成できない。」という問
題が生じることがある。特に,ステアリングホイールト
ルクMLは,停止状態において操舵角度δvが大きい場
合には大きくなり過ぎてはならず,高速で走行している
場合に操舵角度が小さい場合には小さくなり過ぎてはな
らない。
するために,操舵機構14,24に,図3に基づいて可
変の変速比を設けることが提案されている。そして,図
3は,操舵機構14,24における変速比iLは,入力
回転角度δL’に従うことを示している。さらに,変速
比iLは,入力回転角δL’の小さい領域においては,
入力回転角度δL’が大きい場合よりも小さく選択され
る。従って,操舵機構14,24の変速比iLは,その
ストローク(工程)に従う。
を備えた操舵機構を,例えば機械的に形成するために
は,上述した論文「操舵テクノロジーにおける進化(Ev
olution in der Lenkungstechnologie)」Automobil-In
dustrie 4/5−91,第315〜321ページを参
照することができる。
係する操舵機構変速比iLによって,図4〜6に図示し
たような推移を得ることができる。図4aにおいては,
操舵角度δvが,ステアリングホイール角度δLに関係
することが図示されている。そして,図4aの下方のカ
ーブ,すなわち曲線の推移においては,サーボモータ1
3,23によって開始される回転動作δMは,ゼロに等
しいと仮定される。すなわち図4aの下方のカーブ(曲
線)に示される,回転動作δLと操舵角度δvとの非線
形な関係を得ることができる。
3,23によって開始される回転動作δMが,ステアリ
ングホイール角度δLに関係することが図示されてお
り,この場合に,ステアリングホイール角度δLと操舵
角度δvとの間には,線形の関係が形成されるものと仮
定される。そして,従来技術によれば(iL=一定),
支援(補助)のために,ステアリングホイール動作δL
に比例動作δMが重畳される。これは,図4bの上方に
示されている大きなカーブによって表される。そこで,
本実施の形態に基づいて,操舵機構14,24の変速比
iLを可変に設定した場合には(図3),本実施の形態
によりサーボモータ13,23は制御装置27によっ
て,図4bの下方のカーブに示したように,ステアリン
グホイール動作δLに基づいて駆動される構成となって
いる。
れるように,サーボモータ13,23を駆動することに
よって,図4aの上方のカーブの推移に示される操舵角
度δvとステアリングホイール角度δLとの間の依存性
を得ることができる。さらに,この依存性は,所望のほ
ぼ線形となっている。
ように駆動することによって(図4bの下方のカー
ブ),操舵機構14,24の可変に設計された変速比i
Lを,回転角度δMに関してほぼ「補償」することがで
きる。すなわち,運転者は,ステアリングホイール角度
δLと操舵角度δvとの結合に関して,従来技術と比較
して変速比iLが可変であることによって変化を感じる
ことがない。これはまた,上記式(1)によっても明ら
かである。
る場合には,状況は異なる。この関係を説明するにあた
り,図5には,操舵可能な車輪15a,15bに作用す
る反応トルクMvに対するステアリングホイールトルク
MLが図示されている。そして,上記式(2)からもわ
かるように,図5に示した各トルク間の線形の関係は,
操舵機構14,24の変速比iLに関係して,すなわち
ステアリングホイール角度δLに関係して変化する。
6に示されている。この図6においては,ステアリング
ホイールトルクMLは,反応トルクMvが一定であると
みなされる場合において,ステアリングホイール角度δ
Lに従って示されている。図6から明らかなように,反
応トルクMvが一定である場合には,運転者が知覚でき
るステアリングホイールトルクMLは,ステアリングホ
イール角度δLが小さい領域においては,ステアリング
ホイール角度δLが大きい領域におけるよりも大きいこ
とがわかる。
14,24の変速比iLを可変にすることによって,さ
らにそれに応じてサーボモータ13,23を駆動するこ
とによって,車両の停止状態において操舵角度が大きい
場合には,大きいステアリングホイールトルクMLを防
止することができると共に,走行速度が大きく,操舵角
度が小さい場合には,運転者の良好な操舵感覚(大きい
ステアリングホイールトルクML)を失うことがない。
る変速比iLは,例えば上記論文に記載されているよう
に,ラック機構(Zahnstangengetrie
ben)によって実現することができる。従って,変速
比iLをストロークに関係させる他の方法としては,操
舵機構14,24と車輪15a,15bとの間の機構を
然るべく構成することである。
て,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において,当業者であれば,各種変更例
及び修正例に相当し得るものであり,それら変更例及び
修正例についても本発明の技術的思想に属するものと了
解される。
速比が可変に設計されているため,ステアリングホイー
ル動作と操舵可能に設計された車輪の操舵角度との間
に,任意に調節可能な関係を生じさせることができ,運
転者に良好な操舵感覚をもたらすことができる。さら
に,操舵機構の変速比を,操舵角度が小さい場合に操舵
角度が大きい場合よりも小さくすることにより,運転者
の操舵感覚をより一層向上させることができる。また,
操舵機構の変速比は,反応トルクが,操舵角度が小さい
場合には,操舵角度が大きい場合よりも弱い強さでステ
アリングホイールに作用するため,運転者による操舵に
負担をかけることがない。さらに,重畳機構によって,
ステアリングホイール角度に回転角度が重畳されるた
め,運転者が少ない力で車両を操舵することができる。
また,回転角度は,ステアリングホイール角度と,操舵
機構の変速比とに依存しているため,常に快適な環境で
運転者が車両を操舵することができる。
舵機構との組み合せを説明するための説明図である。
舵機構との組み合せを説明するための説明図である。
するための説明図である。
角度の推移またはトルクの推移を説明するための説明図
である。
角度の推移またはトルクの推移を説明するための説明図
である。
角度の推移またはトルクの推移を説明するための説明図
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つの操舵可能な車軸(1
6)と,操作部材(13,23)と,機械的な変速比
(iue)を有する重畳機構(12,22)と,機械的な
変速比(iL)を有する操舵機構(14,24)とを備
え,操舵可能な前記車軸(16)と,前記操作部材(1
3,23)と,前記重畳機構(12,22)と,前記操
舵機構(14,24)とは,互いに作用結合されてお
り,さらに,前記重畳機構(12,22)は,運転者に
より開始される操舵動作(δL)と,前記操作部材(1
3,23)により開始される動作(δM)とを重畳して
全体動作(δL’)とし,前記操舵機構(14,24)
は,前記全体動作(δL’)を操舵角度(δv)として
操舵可能な前記車軸(16)の車輪(15a,15b)
に伝達する自動車用操舵装置において,前記操舵機構
(14,24)の機械的な前記変速比(iL)は,可変
に設計されていることを特徴とする,自動車用操舵装
置。 - 【請求項2】 前記操舵機構(14,24)の前記変速
比(iL)は,前記全体動作(δL’)が小さい場合に
は,前記全体動作(δL’)が大きい場合よりも小さく
設計されていることを特徴とする,請求項1に記載の自
動車用操舵装置。 - 【請求項3】 前記運転者によって開始される前記操舵
動作は,前記運転者によって操作されるステアリングホ
イール(11,21)のステアリングホイール角度(δ
L)によって表されることを特徴とする,請求項1また
は2に記載の自動車用操舵装置。 - 【請求項4】 前記ステアリングホイール(11,2
1)に,操舵可能な前記車輪(15a,15b)の反応
トルク(Mv)によってもたらされるステアリングホイ
ールトルク(ML)が作用する場合において,前記操舵
機構(14,24)の機械的な前記変速比(iL)は,
前記反応トルク(Mv)が,操舵角度の小さい場合に
は,前記操舵角度の大きい場合よりも弱い強さで,前記
ステアリングホイール(11,21)に作用するように
設計されていることを特徴とする,請求項3に記載の自
動車用操舵装置。 - 【請求項5】 前記重畳機構(12,22)によって,
前記ステアリングホイール角度(δL)に,前記操作部
材(13,23)により開始される動作として回転角度
(δM)が重畳されることを特徴とする,請求項3に記
載の自動車用操舵装置。 - 【請求項6】 前記操作部材(13,23)によって開
始される前記回転角度(δM)は,前記ステアリングホ
イール角度(δL)と,前記操舵機構(14,24)の
可変に設計された機械的な前記変速比(iL)とに依存
することを特徴とする,請求項5に記載の自動車用操舵
装置。 - 【請求項7】 運転者によって操作可能なステアリング
ホイール(11,21)を備え,このステアリングホイ
ール(11,21)は,重畳機構(12,22)の第1
入力軸(101)と作用結合され,前記重畳機構(1
2,22)の出力軸(102)は,操舵機構(14,2
4)の入力軸(103)と作用結合され,前記操舵機構
(14,24)は,ステアリングロッド(16)を介し
て,少なくとも1つの操舵可能な車軸(16)の少なく
とも2つの操舵可能な車輪(15a,15b)と作用接
続され,さらに,前記重畳機構(12,22)の第2の
入力軸(104)と作用結合された操作部材(13,2
3)を有する自動車用操舵装置において,前記操舵機構
(14,24)の機械的な変速比(iL)が,可変に設
計されていることを特徴とする,自動車用操舵装置。 - 【請求項8】 前記操舵機構(14,24)の前記変速
比(iL)は,前記操舵機構(14,24)の前記入力
軸(103)の回転が小さい場合には,前記操舵機構
(14,24)の前記入力軸(103)の回転が大きい
場合よりも小さく設計されていることを特徴とする,請
求項7に記載の自動車用操舵装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19601826.9 | 1996-01-19 | ||
DE19601826A DE19601826B4 (de) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | Lenksystem für ein Kraftfahrzeug |
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JP4275752B2 JP4275752B2 (ja) | 2009-06-10 |
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