JPH09202191A - 自動車のルーフキャリア取付装置 - Google Patents

自動車のルーフキャリア取付装置

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JPH09202191A
JPH09202191A JP1292096A JP1292096A JPH09202191A JP H09202191 A JPH09202191 A JP H09202191A JP 1292096 A JP1292096 A JP 1292096A JP 1292096 A JP1292096 A JP 1292096A JP H09202191 A JPH09202191 A JP H09202191A
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JP
Japan
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roof
bracket
roof carrier
stays
carrier
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JP1292096A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yamada
勝己 山田
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Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のルーフR上面に該ルーフR上面と間
隔をあけて略平行に延びるように突設されたルーフレー
ルR1又はキャリアバーR2にルーフキャリアCを取り
付ける場合、互いに直交方向に配置されたルーフレール
R1又はキャリアバーR2いずれであっても、ルーフキ
ャリアCを1種類の取付部品で容易に取り付け得るよう
にする。 【解決手段】 ルーフキャリアC下面に車体前後方向の
1対を1組とする左右2組のステー1,1,…を、各組
の前後ステー1,1間と左右2組のステー1,1,…間
とにそれぞれルーフレールR1又はキャリアバーR2が
挿通可能に突設し、ステー1,1の係合穴2に、ルーフ
キャリアC下面との間にルーフレールR1等を挿通させ
た状態で係止部8にて係合されるブラケット5を設け、
ブラケット5をねじ部15の螺動によりルーフレールR
1等から離隔させ、ルーフレールR1等にルーフキャリ
アC下面を圧接させる締結機構14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のルーフ上
面に突設された車体部材にルーフキャリアを取り付ける
ためのルーフキャリア取付装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種自動車のルーフキャリ
ア取付装置として、例えば実開平7―4188号公報に
示されるように、予め自動車のルーフ上面に該ルーフ上
面と間隔をあけて略平行に延びるように突設されている
左右のルーフレールにそれぞれ支脚を着脱可能に取り付
け、この左右の支脚上に左右方向に延びるルーフキャリ
ア支持用の支杆の端部を取り付けることにより、左右の
ルーフレール間に支杆を支脚を介して掛渡しするように
したものが知られている。
【0003】また、この他、特開平6―107076号
公報に示される如く、自動車のルーフ左右側縁部のレイ
ンレール部分に左右1対の支持枠を取付固定し、この支
持枠間に左右方向に延びるキャリアバー(荷台フレー
ム)を取り付けるようにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の両従
来例では、ルーフキャリアの取付構造が互いに異なって
おり、前者の従来例(実開平7―4188号公報)で
は、予め車体ルーフに設けられているルーフレールにル
ーフキャリアを取付固定するようにしているのに対し、
後者のもの(特開平6―107076号公報)では、車
体ルーフにキャリアバーを後付けにより取り付け、その
キャリアバーにルーフキャリアを取付支持するようにな
っている。このため、自動車のルーフでのルーフレール
の有無によって、上記2種類の取付構造に応じた専用の
ルーフキャリア取付装置をそれぞれ用意せねばならず、
ルーフキャリアの使い勝手が悪いという問題があった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ルーフキャリア取付装置の構造を改
良することで、ルーフキャリアを取り付ける対象である
車体部材が上記のようなルーフレールやキャリアバーの
いずれであっても、その構造に関係なく1種類の取付部
品を用いて同じルーフキャリアを容易に取り付け得るよ
うにし、ルーフキャリアの汎用性及び使い勝手を向上さ
せることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成のた
め、この発明では、ルーフレールやキャリアバー等の車
体部材がいずれも車体ルーフ上面から離れている構造の
ものであることに着目し、ルーフキャリア下面にステー
を垂設して、このステーにブラケットを離脱可能に係合
し、このブラケットとルーフキャリア下面との間にルー
フレールやキャリアバー等の車体部材を挟持するように
した。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、自動車
のルーフ上面に該ルーフ上面と間隔をあけて略平行に延
びるように突設された車体部材に、ルーフキャリアを取
り付けるためのルーフキャリア取付装置が対象であり、
ルーフキャリアの下面に上記車体部材を挿通可能な間隔
をあけて突設され、係合部を有する少なくとも1対のス
テーと、両端部にこの各ステーの係合部に離脱可能に係
合される係止部を有し、1対のステー間でかつルーフキ
ャリア下面との間に上記車体部材を挿通させた状態で上
記係止部にてステーに係合されるブラケットと、このブ
ラケットとルーフキャリア下面との間に挿通された車体
部材にルーフキャリア下面が圧接するようにブラケット
を車体部材に対し下方に移動させて該車体部材から離隔
させる締結手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】上記の構成により、ルーフキャリアの下面
に突設されているステー間に車体部材を挿通して、この
各ステーの係合部にブラケット両端部の係止部を係合
し、この状態で締結手段を締結操作することで、ブラケ
ットが車体部材から離隔するように車体部材に対し下方
に移動して、上記ステー間に挿通された車体部材にルー
フキャリア下面が圧接する。このとき、車体部材は締結
手段によりブラケットとルーフキャリア下面との間に挟
持された状態となる。従って、車体部材が自動車のルー
フ上面に該ルーフ上面と間隔をあけて突設されているも
のである限り、その車体部材をブラケットとの間に挟ん
だ状態でルーフキャリアが取付固定されることとなり、
車体部材がルーフレールやキャリアバーであっても、そ
れに対し1種類の取付部品、つまりブラケット及び締結
手段によりルーフキャリアを容易に取り付けることがで
きる。
【0009】請求項2の発明では、上記ブラケットの両
端部に、上方に突出しかつ上端に係止部を有する係止腕
部を設ける一方、各ステーの係合部を、上記ブラケット
の係止部と係合する孔部又は凹部で構成する。
【0010】請求項3の発明では、上記締結手段は、ブ
ラケットに螺動可能に支持されかつ回転により螺動して
上端部が車体部材を押圧するねじ部と、このねじ部をブ
ラケットの下側から回転させる操作部とを備えてなるも
のとする。
【0011】この構成によれば、締結手段における操作
部の操作によりねじ部を回転させると、その上端部が車
体部材を押圧し、このことで、ブラケットが車体部材か
ら離隔するように車体部材に対し下方に移動して車体部
材にルーフキャリア下面が圧接し、車体部材がブラケッ
トとルーフキャリア下面との間に挟持される。この場
合、締結手段の操作部をブラケットの下側から締結操作
してねじ部を回転させることができ、その操作が容易と
なる。
【0012】請求項4の発明では、請求項1の発明の自
動車のルーフキャリア取付装置において、ルーフキャリ
ア下面に、車体前後方向の1対を1組とする少なくとも
左右2組のステーを、各組の前後ステー間と左右2組の
ステー間とにそれぞれ互いに直交方向に配置された2種
類の車体部材が挿通可能なように突設する。そして、ブ
ラケットの各端部に上記各ステーの係合部と係合可能な
少なくとも4つの係止部を設ける。
【0013】この発明では、ルーフキャリア下面に少な
くとも左右2組のステーが突設され、ブラケットに各ス
テーの係合部に係合可能な少なくとも4つの係止部が設
けられているので、左右2組のステーにおける各組の前
後ステー間に、車体左右方向に延びる一方の種類の車体
部材を挿通して、それをブラケットとルーフキャリア下
面との間に挟持する一方、車体前後方向に延びる他の種
類の車体部材については、左右2組のステー間に挿通し
て、それをブラケットとルーフキャリア下面との間に挟
持すればよい。すなわち、2種類の車体部材が互いに直
交方向に配置されたものであっても、その配置構造に関
係なく、1種類の取付部品により同じルーフキャリアを
取り付けることができる。
【0014】請求項5の発明では、上記請求項1の発明
と同様に、自動車のルーフ上面に該ルーフ上面と間隔を
あけて略平行に延びるように突設された車体部材に、ル
ーフキャリアを取り付けるためのルーフキャリア取付装
置が対象である。そして、ルーフキャリアの下面に突設
され、係合部を有する少なくとも1つのステーと、一端
部に上記各ステーの係合部に離脱可能に係合される係止
部を有し、ステー側方でかつルーフキャリア下面との間
に上記車体部材を挿通させた状態で、上記係止部にてス
テーに回動可能に係合されるブラケットと、上記ルーフ
キャリア下面とブラケットとの間に挿通された車体部材
にルーフキャリア下面が圧接するようにブラケットの他
端部を上方に移動させて該ブラケットを係止部を支点と
して回動させる締結手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0015】この発明では、ルーフキャリアの下面に突
設されているステー側方に車体部材を挿通して、この各
ステーの係合部にブラケットの一端部の係止部を係合
し、この状態で締結手段を締結操作することで、ブラケ
ットの他端部が上方に移動してブラケットが係止部を支
点として回動し、このブラケットとルーフキャリア下面
との間に挿通された車体部材が両者間に挟持された状態
となる。従って、この発明でも、請求項1の発明と同様
に、車体部材が自動車のルーフ上面に該ルーフ上面と間
隔をあけて突設されている限り、その車体部材をブラケ
ットとの間に挟んだ状態でルーフキャリアを取付固定で
き、車体部材がルーフレールやキャリアバーであって
も、1種類の取付部品によって同じルーフキャリアを容
易に取り付けることができる。
【0016】請求項6の発明では、上記請求項5の発明
の自動車のルーフキャリア取付装置において、締結手段
は、上端部がルーフキャリア上側に位置するように該ル
ーフキャリアに挿通支持されかつ下端部がブラケットの
他端部に連結されたねじ部と、このねじ部の上端部に結
合され、ルーフキャリア上側からねじ部を介してブラケ
ットの他端部を昇降させる操作部とを備えてなるものと
する。
【0017】こうすれば、締結手段における操作部の操
作により、ねじ部を介してブラケットの他端部が上昇し
てブラケットが係止部を支点として回動し、このこと
で、車体部材がブラケットとルーフキャリア下面との間
に挟持される。この場合、締結手段の操作部をルーフキ
ャリアの上側から締結操作することができ、その操作が
さらに容易となる。
【0018】請求項7の発明では、請求項5の発明の自
動車のルーフキャリア取付装置において、ルーフキャリ
ア下面に少なくとも1対のステーを、1対のステー側方
と1対のステー間とにそれぞれ互いに直交方向に配置さ
れた2種類の車体部材を挿通可能に突設し、ブラケット
の一端部に上記各ステーの係合部に係合可能な少なくと
も2つの係止部を設ける。
【0019】この発明では、ルーフキャリア下面に少な
くとも1対のステーが突設され、ブラケットに各ステー
の係合部に係合可能な少なくとも2つの係止部が設けら
れているので、1対のステーの側方に一方の種類の車体
部材を配置して、それをブラケットとルーフキャリア下
面との間に挟持する一方、他の種類の車体部材について
は、1対のステー間に挿通して、それをブラケットとル
ーフキャリア下面との間に挟持すればよい。従って、上
記請求項4の発明と同様に、2種類の車体部材が互いに
直交方向に配置されたものであっても、1種類の取付部
品により同じルーフキャリアを取り付けることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図3及び図6は本発明の実施形態1に係
るルーフキャリア取付装置を用いてルーフキャリアCを
取り付けた状態を示し、ルーフキャリア装置は、自動車
のルーフR上面に該ルーフR上面と間隔をあけて略平行
に延びるように突設されたルーフレールR1又はキャリ
アバーR2にルーフキャリアCを取り付けるためのもの
である。
【0021】すなわち、図3はルーフレール装着車(自
動車)へのルーフキャリア取付状態を示し、自動車の車
体の一部を構成するルーフR上面の左右両端部にはそれ
ぞれ車体前後方向に延びる左右のルーフレールR1,R
1がルーフR上面と間隔をあけて略平行に延びるように
突設され、この各ルーフレールR1はその前後端部にて
ルーフRに一体的に取付固定されている。また、図6は
ルーフレール非装着車(自動車)への取付状態を示し、
そのルーフR上面の左右側縁部にはそれぞれ前後1対の
周知のキャリアバー取付機構R3,R3,…が取付固定
され、左右に対応するキャリアバー取付機構R3,R3
間には車体左右方向に延びる前後のキャリアバーR2が
ルーフR上面と間隔をあけて略平行に延びるように架設
されている。そして、この実施形態では、上記車体前後
方向に延びる各ルーフレールR1と、車体左右方向に延
びる各キャリアバーR2とが車体部材を構成しており、
この互いに直交方向に配置されたルーフレールR1又は
キャリアバーR2に同じルーフキャリアCを取り付ける
ようになっている。
【0022】上記ルーフキャリアCは、上方に開放され
た有底の矩形箱状のもので、図7に分解状態で示す如
く、箱状のキャリアアッパC1及びキャリアロアC2を
上下に重ねかつ両者間に梯子状のレインフォースメント
C3を介在させて硬質発泡樹脂材(図示せず)により成
形一体化したものである。尚、図7中、C6は後述の各
ステー1を挿通させるためにキャリアロアC2に開口さ
れたステー挿通孔である。
【0023】ルーフキャリアCの下面にはその略各隅角
部に前後1対を1組とする左右2組のステー1,1,…
が突設されている。この各組のステー1,1は、図8に
示す如く上端部で一体結合されて門形状となっており、
その上端部の結合部分がルーフキャリアC内にその左右
方向に延びるレインフォースメントC3に跨がった状態
で一体に埋め込まれている。そして、図5に示す如く各
組の前後ステー1,1の間隔は両ステー1,1間に上記
キャリアバーR2が、また図1に示すように左右の組の
ステー1,1の間隔は両者間に上記ルーフレールR1が
それぞれ挿通可能な間隔とされている。また、各ステー
1の車体内側の側面の下部には係合部としての係合穴2
が開口されている。尚、上記係合部は係合穴2の他に係
合凹部でもよい。
【0024】上記4つのステー1,1,…にはブラケッ
ト5が係合されている。このブラケット5は、図9に示
すように、上記4つのステー1,1,…の位置を略隅角
部とする矩形板状のブラケット本体6と、このブラケッ
ト本体6の隅角部(各端部)から上方に突出する4つの
係止腕部7,7,…とからなり、その各係止腕部7の上
端部には、車体左右方向外側に向かった後に下側に折れ
曲がるフック状の係止部8が形成されている。この各係
止部8は上記各ステー1の係合穴2に離脱可能に係合さ
れるようになっており、この4つの係止部8,8,…を
それぞれ対応するステー1,1,…の係合穴2,2,…
に係合させることで、左右2組のステー1,1,…に対
し、各組の前後ステー1,1間でかつブラケット5とル
ーフキャリアC下面との間に車体左右方向のキャリアバ
ーR2を、また左右の組のステー1,1間(ステー1,
1,…の両対間)に車体前後方向のルーフレールR1を
それぞれ挿通させた状態でブラケット5を係合させるよ
うになっている。
【0025】図1、図2、図4及び図5に示すように、
上記ルーフキャリアCを車体部材としてのルーフレール
R1又はキャリアバーR2に圧接させて固定するための
締結機構14(締結手段)が設けられている。この締結
機構14は、上記ブラケット5の本体6に貫通形成した
3つのねじ孔9,9,…の1つに螺動可能に支持された
ねじ部15を有し、このねじ部15を回転により螺動さ
せることで、その上端部が当て板17を介在させてルー
フレールR1又はキャリアバーR2を押圧するようにな
っている。上記3つのねじ孔9,9,…はブラケット本
体6に車体左右方向に所定の間隔をあけて開口されてお
り、ルーフキャリアCに対するルーフレールR1やキャ
リアバーR2の位置に応じて適切な部位の1つのねじ孔
9が使用され、そのねじ孔9にねじ部15が螺合され
る。
【0026】また、上記ねじ部15の下端部には操作部
としての棒状のハンドル部16が一体に形成されてお
り、このハンドル部16のブラケット5下側からの回し
操作によりねじ部15を回転させて上側に螺動させ、そ
の上端部でルーフレールR1又はキャリアバーR2を押
圧することにより、ブラケット5をルーフレールR1又
はキャリアバーR2に対し下方に移動させて該ルーフレ
ールR1又はキャリアバーR2から離隔させ、このこと
で、ブラケット5とルーフキャリアC下面との間に挿通
されたルーフレールR1又はキャリアバーR2にルーフ
キャリアC下面を圧接させるようになされている。
【0027】図1及び図3中、24はカバー部材で、図
10に拡大して示すように、カバー本体24aと、その
一側面に一体形成された爪部24b,24bとからな
り、ルーフレールR1にルーフキャリアCを取り付ける
際、カバー部材24の両爪部24b,24bをステー
1,1間に係合することで、車体側方に露出するステー
1,1を隠蔽するようにしている。
【0028】したがって、この実施形態では、ルーフキ
ャリアCをルーフレール装着車(自動車)のルーフレー
ルR1,R1に取り付ける場合には、図1〜図3に示す
ように、まず、左右のルーフレールR1,R1上にルー
フキャリアCを、左右のステー1,1の組の間に各ルー
フレールR1が嵌挿される、換言すれば左右のステー
1,1の組が各ルーフレールR1を跨ぐように位置決め
して載置する。
【0029】次いで、その各ルーフレールR1の下側か
らブラケット5を通して、そのブラケット5の4つの係
止腕部7,7,…の上端の係止部8,8,…をそれぞれ
上記左右のステー1,1,…の係合穴2,2,…に係合
させる。このことで、ステー1,1間のルーフキャリア
C下面と、ステー1,1,…に係合されたブラケット5
との間に各ルーフレールR1が挟まれた状態となる。
【0030】この後、上記ブラケット5の本体6におけ
る所定のねじ孔9にブラケット5下側から締結機構14
のねじ部15を螺合し(尚、ブラケット5をステー1,
1に係合する前に、予めねじ部15をブラケット5に螺
合支持させておいてもよい)、このねじ部15の上端に
当て板17を乗せた状態でハンドル部16の回し操作に
よりねじ部15を回転させ、その上端部でルーフレール
R1を押圧する。このことで、ブラケット5の本体6が
逆にルーフレールR1に対し下方に移動してルーフレー
ルR1から離隔し、上記ステー1,1間に挿通されたル
ーフレールR1にルーフキャリアCの下面が圧接し、該
ルーフレールR1がブラケット5とルーフキャリアC下
面との間に挟持された状態となる。以上により、ルーフ
キャリアCがルーフレールR1に取付固定される。
【0031】また、上記同じルーフキャリアCを非ルー
フレール装着車に取り付ける場合、そのルーフRに取付
機構R3,R3,…により各キャリアバーR2を取り付
けた後、図4〜図6に示すように、まず、前後のキャリ
アバーR2,R2上にルーフキャリアCを、各組の前後
ステー1,1間に各キャリアバーR2が嵌挿される、換
言すれば前後ステー1,1が各キャリアバーR2を跨ぐ
ように位置決めして載置し、次いで、その各キャリアバ
ーR2の下側からブラケット5を通して、そのブラケッ
ト5の4つの係止腕部7,7,…の係止部8,8,…を
それぞれ上記左右のステー1,1,…の係合穴2,2,
…に係合させ、ステー1,1間のルーフキャリアC下面
と、ステー1,1に係合されたブラケット5との間に各
キャリアバーR2を挟んだ状態とする。その後、ブラケ
ット本体6における所定のねじ孔9にブラケット5下側
から締結機構14のねじ部15を螺合し、ハンドル部1
6の回し操作によりねじ部15を回転させてその上端部
で当て板17を介してキャリアバーR2を押圧し、ブラ
ケット本体6をキャリアバーR2に対し下方に移動させ
てそれから離隔させ、キャリアバーR2にルーフキャリ
アC下をが圧接させて、該キャリアバーR2をブラケッ
ト5とルーフキャリアC下面との間に挟持した状態と
し、このことで、ルーフキャリアCがキャリアバーR2
に取付固定される。尚、上記ルーフキャリアCを取り外
す場合には、上記取付時と逆の動作で行えばよい。
【0032】このように、ルーフキャリアCと一体にス
テー1,1,…を設けて、それらにブラケット5を係合
支持し、このブラケット5とルーフキャリアC下面との
間にルーフレールR1又はキャリアバーR2を挟持する
ことで、ルーフキャリアCをルーフレールR1又はキャ
リアバーR2に取付固定するので、ルーフキャリアCを
取り付ける対象であるルーフレールR1又はキャリアバ
ーR2が互いに直交方向に配置された2種類のものであ
っても、1種類の取付部品、つまりブラケット5及び締
結機構14によりルーフキャリアCを容易に取り付ける
ことができる。よって、その取付けを容易化することが
できるとともに、使い勝手を向上させることができる。
【0033】また、上記締結機構14は、ブラケット5
の下側からハンドル部16を操作してねじ部15を回転
させるものであるので、このハンドル部16の締結操作
を容易に行うことができる。
【0034】尚、この実施形態においては、締結機構1
4のねじ部15をブラケット5に支持しているが、この
締結機構14は必ずしもブラケット5に設ける必要はな
く、締結操作によりブラケット5をルーフレールR1又
はキャリアバーR2から下方に離すように移動させるも
のであれば、他の箇所に設けることもできる。
【0035】(実施形態2)図11〜図17は実施形態
2を示し(尚、図1〜図10と同じ部分については同じ
符号を付してその詳細な説明は省略する)、上記実施形
態1ではブラケット5の全体をステー1,1,…に係合
し、そのブラケット5をルーフレールR1又はキャリア
バーR2から離隔させて、ルーフキャリアCをルーフレ
ールR1又はキャリアバーR2に固定するようにしてい
るのに対し、ブラケット5′の一部をステー1′,1′
に係合してブラケット5′を回動可能とし、そのブラケ
ット5′の回動によりルーフレールR1又はキャリアバ
ーR2をブラケット5′とルーフキャリアC下面との間
に挟持して、ルーフキャリアCをルーフレールR1又は
キャリアバーR2に固定するようにしたものである。
【0036】すなわち、この実施形態では、ルーフキャ
リアC下面の左右側縁部においてルーフレールR1より
も外側に相当する部分に前後1対のステー1′,1′が
下方に突設され、図15に示す如く、この1対のステー
1′,1′は上端部が一体に結合された略コ字状の板材
からなる。その各ステー1′の下端部には車体前後方向
に貫通する係合穴2が形成され、両ステー1′,1′の
前後間隔はキャリアバーR2の挿通可能な間隔とされて
いる。
【0037】一方、ブラケット5′は、図16に示すよ
うに、板状のブラケット本体6と、このブラケット本体
6の一端部である車体左右方向外端部(図11及び図1
3の右端部)に上方に延びるように突設された前後1対
の係止腕部7,7とを備え、各係止腕部7の上端部には
上記ステー1′の係合穴2に離脱可能に係合されるフッ
ク状の係止部8が設けられている。また、ブラケット本
体6の他端部たる車体左右方向内端部(図11及び図1
3の左端部)の前後縁部は上方に立ち上げられ、その立
上がり部の上端には車体左右方向内側に延びた後に下方
に曲がるフック部10,10が形成されており、ステー
1′,1′の車体左右方向内側でかつブラケット5′と
ルーフキャリアC下面との間にルーフレールR1を、ま
た前後のステー1′,1′間でかつブラケット5′とル
ーフキャリアC下面との間にキャリアバーR2をそれぞ
れ挿通させ、その状態でブラケット5′が上記係止部
8,8にてステー1′,1′に回動可能に係合されるよ
うになっている。
【0038】上記ブラケット5′の前後のフック部1
0,10には締結機構14′が係合状態で連結されてい
る。この締結機構14′は、図17に示す如く、略階段
状に折り曲げられた板材からなる係合部材19を備え、
この係合部材19の中央部にはキャリアバーR2との干
渉を避けるための凹部19aが、またこの凹部19aの
両側にはブラケット5′のフック部10を係合支持する
係合段部19b,19bがそれそれ形成されている。そ
して、この係合部材19の両端部にそれぞれ上方に延び
るねじ部15,15の下端が一体に溶接固定されてい
る。図11及び図13に示すように、上記各ねじ部15
はルーフキャリアCを上下に貫通するねじ挿通孔C4に
挿通され、その上端部はルーフキャリアC上面に形成し
た凹部C5内に突出し、その上端部には操作部としての
ハンドルナット20が螺合されており、このハンドルナ
ット20をルーフキャリアC上側から回し操作してねじ
部15を上方向に移動させることで、ねじ部15を介し
てブラケット5′の他端部を上昇させて該ブラケット
5′を係止部8を支点として回動させ、ルーフキャリア
C下面とブラケット5′との間にあるルーフレールR1
又はキャリアバーR2にルーフキャリアC下面を圧接さ
せるようにしている。
【0039】尚、図11〜図14中、22はブラケット
5′の本体6上面とルーフレールR1又はキャリアバー
R2の下面との間に介在されるゴム製のスペーサ、23
はキャリアバーR2上面とルーフキャリアC下面との間
に介在されるゴム製のスペーサで、いずれも隙間調整の
ために使用される。ところで、図11及び図12に示す
スペーサ23は何等機能していないが、ルーフキャリア
Cを図13及び図14に示すようにキャリアバーR2に
取り付けた場合に機能させるために、予めルーフキャリ
アC下面に接着されている。
【0040】また、C7は、ルーフキャリアCのねじ挿
通孔C4近傍の剛性を向上させるために、レインフォー
スメントC3に固着した補強板で、キャリアアッパC1
とキャリアロアC2との間に配置し硬質発泡樹脂材C8
で一体成形されている。
【0041】この実施形態では、ルーフキャリアCをル
ーフレール装着車のルーフレールR1,R1に取り付け
る場合には、図11及び図12に示すように、まず、左
右のルーフレールR1,R1上にルーフキャリアCを、
ステー1′,1′の車体左右方向内側に各ルーフレール
R1が位置するように載置し、次いで、その各ルーフレ
ールR1の下側からブラケット5′を通して、そのブラ
ケット5′の一端部の2つの係止腕部7,7上端の係止
部8,8をそれぞれ上記前後のステー1′,1′の係合
穴2,2に係合させる。このことで、ブラケット5′が
その一端の係止部8,8を支点として揺動可能に係合さ
れ、このブラケット5′と、ステー1′,1′内方のル
ーフキャリアC下面との間に各ルーフレールR1が挟ま
れた状態となる。さらに、ブラケット本体6にスペーサ
22を乗せた後、上記ブラケット5′の他端部のフック
部10に締結機構14′の係合部材19を係合し、その
各ねじ部15をルーフキャリアCのねじ挿通孔C4に挿
通させて上端部をルーフキャリアC上面の凹部C5内に
突出させ、その上端部にハンドルナット20を螺合して
それを締付け方向に回し操作する。このことで、ブラケ
ット5′の他端部が上昇してブラケット5′が図11で
時計回り方向に回動し、ルーフレールR1にルーフキャ
リアC下面が圧接して、該ルーフレールR1がスペーサ
22を介在した状態でブラケット5′とルーフキャリア
C下面との間に挟持された状態となり、以上により、ル
ーフキャリアCがルーフレールR1に取付固定される。
【0042】一方、ルーフキャリアCを非ルーフレール
装着車に取り付ける場合、図13及び図14に示すよう
に、まず、前後のキャリアバーR2,R2上にルーフキ
ャリアCを、前後ステー1′,1′間に各キャリアバー
R2が嵌挿される、換言すれば前後ステー1′,1′が
各キャリアバーR2を跨ぐように位置決めして載置し、
次いで、その各キャリアバーR2の下側からブラケット
5′を通して、そのブラケット5′の一端部の各係止腕
部7上端の係止部8をそれぞれ上記ステー1′,1′の
係合穴2,2に係合させる。この状態では、ステー
1′,1′間のルーフキャリアC下面と、ステー1′,
1′に係合されたブラケット5′との間に各キャリアバ
ーR2を挟んだ状態となる。以後は、上記ルーフレール
装着車への取付時と同様の取付動作を行えばよく、この
ことでルーフキャリアCをキャリアバーR2に取付固定
することができる。
【0043】したがって、この実施形態でも、上記実施
形態1と同様の作用効果が得られる。特に、この実施形
態では、ルーフキャリアCの上側からハンドルナット2
0を操作してブラケット5′を回動させるので、ルーフ
キャリアCの取付時や取外し時の操作を容易に行うこと
ができる。
【0044】尚、この実施形態2においては、締結機構
14′のねじ部15を係合部材19と一体に固定し、そ
のねじ部15をルーフキャリアCの上側からハンドルナ
ット20の回し操作により昇降させることで、ブラケッ
ト5′の他端部を上下移動させるようにしているが、締
結機構を係合部材19と、その係合部材19に螺合され
た回転可能なねじ部とで構成し、このねじ部をルーフキ
ャリアCの上側からハンドルによって回し操作して係合
部材19で螺動させることにより、ねじ部を介してブラ
ケット5′の他端部を昇降させるようにすることもで
き、上記と同様の作用効果を奏することができる。
【0045】また、上記各実施形態では、ルーフキャリ
アCを箱形状としているが、本発明は、箱形状以外のル
ーフキャリアをルーフRに取り付ける場合にも適用でき
るのはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1の発明で
は、自動車のルーフ上面に該ルーフ上面と間隔をあけて
略平行に延びるように突設された車体部材にルーフキャ
リアを取り付ける場合において、ルーフキャリアの下面
に少なくとも1対のステーを突設し、この1対のステー
間でかつルーフキャリア下面との間に車体部材を挿通さ
せた状態で係止部にてステーの係合部に係合されるブラ
ケットを設け、このブラケットを車体部材から離隔させ
て、ステー間に挿通された車体部材にルーフキャリア下
面を圧接させる締結手段を設けた。また、請求項5の発
明では、ルーフキャリアの下面に少なくとも1つのステ
ーを突設し、このステーに、ステー側方でかつルーフキ
ャリア下面との間に車体部材を挿通させた状態で、一端
部にて係合されるブラケットを設け、このブラケットの
他端部を該ブラケットが一端の係止部を支点として回動
するように上方に移動させてルーフキャリア下面を車体
部材に圧接させる締結手段を設けた。従って、これらの
発明によると、締結手段により車体部材をブラケットと
ルーフキャリア下面との間に挟持した状態でルーフキャ
リアを車体部材に取付固定でき、車体部材がルーフレー
ルやキャリアバーであっても、1種類の取付部品により
同じルーフキャリアを容易に取り付けて、その汎用性及
び使い勝手の向上を図ることができる。
【0047】請求項3の発明によると、上記締結手段と
して、ブラケットに螺動可能に支持されかつ回転により
螺動して上端部が車体部材を押圧するねじ部を設け、こ
のねじ部をブラケットの下側から回転させて締結操作す
る操作部を設けたことにより、締結手段の操作部をブラ
ケットの下側から締結操作して、締結操作の容易化を図
ることができる。
【0048】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、ルーフキャリア下面に、車体前後方向の1対を1
組とする少なくとも左右2組のステーを、各組の前後ス
テー間と左右2組のステー間とにそれぞれ互いに直交方
向に配置された2種類の車体部材が挿通可能に突設し、
ブラケットの端部に各ステーの係合部に係合可能な少な
くとも4つの係止部を設けた。また、請求項7の発明で
は、請求項5の発明において、ルーフキャリア下面に少
なくとも1対のステーを、1対のステー側方と1対のス
テー間とにそれぞれ直交方向に配置された2種類の車体
部材を挿通可能に突設し、ブラケットの一端部に上記各
ステーの係合部に係合可能な少なくとも2つの係止部を
設けた。従って、これらの発明によれば、車体部材が互
いに直交方向に配置された2種類のものであっても、そ
の配置構造に関係なく、1種類の取付部品により同じル
ーフキャリアを取り付けることができる。
【0049】請求項6の発明によると、請求項5の発明
において、締結手段として、上端部がルーフキャリア上
側に位置するように該ルーフキャリアに挿通支持されか
つ下端部がブラケットの他端部に連結されたねじ部を設
け、このねじ部の上端部に、ルーフキャリア上側からね
じ部を介してブラケットの他端部を昇降させる操作部を
結合したことにより、締結手段の操作部をルーフキャリ
アの上側から締結操作でき、その操作の容易化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1においてルーフキャリアを
ルーフレールに取付固定した状態を示す要部の正面図で
ある。
【図2】実施形態1においてルーフキャリアをルーフレ
ールに取付固定した状態を示す要部の側面図である。
【図3】実施形態1においてルーフキャリアをルーフレ
ールに取付固定した状態を示す全体斜視図である。
【図4】実施形態1においてルーフキャリアをキャリア
バーに取付固定した状態を示す要部の正面図である。
【図5】実施形態1においてルーフキャリアをキャリア
バーに取付固定した状態を示す要部の側面図である。
【図6】実施形態1においてルーフキャリアをキャリア
バーに取付固定した状態を示す全体斜視図である。
【図7】実施形態1におけるルーフキャリアを分解状態
で示す斜視図である。
【図8】実施形態1に係るステーの斜視図である。
【図9】実施形態1に係るブラケットの斜視図である。
【図10】カバー部材の拡大斜視図である。
【図11】実施形態2を示す図1相当図である。
【図12】実施形態2を示す図2相当図である。
【図13】実施形態2を示す図4相当図である。
【図14】実施形態2を示す図5相当図である。
【図15】実施形態2を示すステーの斜視図である。
【図16】実施形態2を示すブラケットの斜視図であ
る。
【図17】実施形態2に係る締結機構の係合部材を示す
斜視図である。
【符号の説明】
C ルーフキャリア R 車体ルーフ R1 ルーフレール(車体部材) R2 キャリアバー(車体部材) 1,1′ ステー 2 係合穴(係合部) 5,5′ ブラケット 8 係止部 14,14′ 締結機構(締結手段) 15 ねじ部 16 ハンドル部(操作部) 20 ハンドルナット(操作部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のルーフ上面に該ルーフ上面と間
    隔をあけて略平行に延びるように突設された車体部材
    に、ルーフキャリアを取り付けるためのルーフキャリア
    取付装置であって、 ルーフキャリアの下面に上記車体部材を挿通可能な間隔
    をあけて突設され、係合部を有する少なくとも1対のス
    テーと、 両端部に上記各ステーの係合部に離脱可能に係合される
    係止部を有し、上記1対のステー間でかつルーフキャリ
    ア下面との間に上記車体部材を挿通させた状態で上記係
    止部にてステーに係合されるブラケットと、 上記ブラケットとルーフキャリア下面との間に挿通され
    た車体部材にルーフキャリア下面が圧接するようにブラ
    ケットを車体部材に対し下方に移動させて該車体部材か
    ら離隔させる締結手段とを備えたことを特徴とする自動
    車のルーフキャリア取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車のルーフキャリア
    取付装置において、 ブラケットの両端部に、上方に突出しかつ上端に係止部
    を有する係止腕部が設けられている一方、 各ステーの係合部は、上記ブラケットの係止部と係合す
    る孔部又は凹部で構成されていることを特徴とする自動
    車のルーフキャリア取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車のルーフキャリア
    取付装置において、 締結手段は、ブラケットに螺動可能に支持されかつ回転
    により螺動して上端部が車体部材を押圧するねじ部と、 上記ねじ部をブラケットの下側から回転させる操作部と
    を備えてなることを特徴とする自動車のルーフキャリア
    取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動車のルーフキャリア
    取付装置において、 ルーフキャリア下面に、車体前後方向の1対を1組とす
    る少なくとも左右2組のステーが、各組の前後ステー間
    と左右2組のステー間とにそれぞれ互いに直交方向に配
    置される2種類の車体部材を挿通可能に突設され、 ブラケットの各端部に上記各ステーの係合部に係合可能
    な少なくとも4つの係止部が設けられていることを特徴
    とする自動車のルーフキャリア取付装置。
  5. 【請求項5】 自動車のルーフ上面に該ルーフ上面と間
    隔をあけて略平行に延びるように突設された車体部材
    に、ルーフキャリアを取り付けるためのルーフキャリア
    取付装置であって、 ルーフキャリアの下面に突設され、係合部を有する少な
    くとも1つのステーと、 一端部に上記各ステーの係合部に離脱可能に係合される
    係止部を有し、ステー側方でかつルーフキャリア下面と
    の間に上記車体部材を挿通させた状態で、上記係止部に
    てステーに回動可能に係合されるブラケットと、 上記ルーフキャリア下面とブラケットとの間に挿通され
    た車体部材にルーフキャリア下面が圧接するようにブラ
    ケットの他端部を上方に移動させて該ブラケットを係止
    部を支点として回動させる締結手段とを備えたことを特
    徴とする自動車のルーフキャリア取付装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の自動車のルーフキャリア
    取付装置において、 締結手段は、上端部がルーフキャリア上側に位置するよ
    うに該ルーフキャリアに挿通支持されかつ下端部がブラ
    ケットの他端部に連結されたねじ部と、 上記ねじ部の上端部に結合され、ルーフキャリア上側か
    らねじ部を介してブラケットの他端部を昇降させる操作
    部とを備えてなることを特徴とする自動車のルーフキャ
    リア取付装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の自動車のルーフキャリア
    取付装置において、 ルーフキャリア下面に少なくとも1対のステーが、1対
    のステー側方と1対のステー間とにそれぞれ互いに直交
    方向に配置された2種類の車体部材を挿通可能に突設さ
    れ、 ブラケットの一端部に上記各ステーの係合部に係合可能
    な少なくとも2つの係止部が設けられていることを特徴
    とする自動車のルーフキャリア取付装置。
JP1292096A 1996-01-29 1996-01-29 自動車のルーフキャリア取付装置 Pending JPH09202191A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055692A1 (ja) * 2008-11-17 2010-05-20 株式会社カーメイト ルーフボックスの固定機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055692A1 (ja) * 2008-11-17 2010-05-20 株式会社カーメイト ルーフボックスの固定機構
JP2010120393A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Car Mate Mfg Co Ltd ルーフボックスの固定機構

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