JP2001047944A - 自動車用ルーフキャリア - Google Patents

自動車用ルーフキャリア

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JP2001047944A
JP2001047944A JP2000214520A JP2000214520A JP2001047944A JP 2001047944 A JP2001047944 A JP 2001047944A JP 2000214520 A JP2000214520 A JP 2000214520A JP 2000214520 A JP2000214520 A JP 2000214520A JP 2001047944 A JP2001047944 A JP 2001047944A
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jaw
jaws
carrier
roof
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JP2000214520A
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Fabio Pedrini
ファビオ・ペドリーニ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R9/00Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
    • B60R9/04Carriers associated with vehicle roof
    • B60R9/045Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的単純で安価な構造を有して、様々な断
面形状や寸法の縦ガイドに自動的に適応することがで
き、簡単な操作で着脱可能なキャリアを提供する。 【解決手段】 自動車用ルーフキャリアは、その端部に
2本の支持脚7を備えたバー1を有し、上記支持脚は2
つの締付外側顎を構成し、上記締付外側顎は、自動車の
屋根に固定された2つの縦ガイド8と係合する。各外側
顎7に内側顎10が旋回可能に接続され、上記内側顎1
0は開放位置と閉塞締付位置との間で移動可能である。
上記バー1はねじボルト3を備えて、2つの作動部材4
をバー1に沿って同期的かつ対称的に移動させる。上記
作動部材4は、最初は、外側顎7が2つの縦ガイド8の
外面と係合するまで、2つの外側顎7を互いに向かって
移動させるようになっており、次に、2つの内側顎を縦
ガイド8上に閉塞させて、その結果、縦ガイド8上での
バー1の締付けが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ルーフキ
ャリアに関し、そのキャリアは、以下のような特徴を有
するタイプのものである。すなわち、キャリアは、端部
と、少なくとも上記端部の各々に沿って設けられた長手
方向のガイドレールとを有するバーを備え、上記バーが
自動車の縦方向に対して横向きに配置されて自動車の屋
根上に支持される2本のバー支持脚を備え、上記脚の各
々が上記ガイドレール内に摺動可能に取り付けられ、上
記ガイドレールに沿って上記脚の各々の移動を制御する
ために、上記バーに結合した制御手段を備えていて、上
記脚は、自動車の屋根に固定された2つの縦ガイドに取
り付けられるべきものであって、上記縦ガイドの外側側
面に係合するようになっている締付顎の形態に作られて
おり、上記キャリアは一対の締付内側顎をさらに備え、
上記締付内側顎は、それぞれ上記外側顎と協働し、上記
縦ガイドの内側面に係合するようになっていて、その結
果、バーを上記縦ガイドに固定する。
【0002】
【従来の技術】上に述べられたタイプのキャリアは、例
えば、US−A−5 226 570およびUS−A−5
397 042(図7および図8)と、WO−A−96
25306(図7乃至図10)とに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
に示されたタイプのキャリアを提供することであると共
に、自動車の屋根に固定された縦ガイド上にキャリアを
取り付けるための操作が、屋根からキャリアを取り外す
操作と同様に、使用者によって迅速にごく簡単に実施で
き、また、キャリアは比較的単純で安価な構造も有し
て、さらに、様々な断面形状や寸法の縦ガイドに自動的
に適応することができるタイプのキャリアを提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、以上に述べられた全ての特徴を有し、さ
らに、以下の特徴を有する。
【0005】各内側顎は、開放位置と閉塞締付位置との
間で旋回可能に各外側顎に取り付けられ、各外側顎と各
内側顎との間には、上記内側顎の開放位置において内側
顎を保持する傾向を有する挿間されたばね手段があり、
上記制御手段は、上記バーの各端部に結合した作動部材
を備え、上記作動部材は、上記ガイドレール内に摺動可
能に取り付けられていて、上記作動部材が上記バーのそ
れぞれの端部に向かって移動されるときは、上記それぞ
れの外側顎を押圧するようになっており、上記作動部材
が上記バーの中央に向かって移動されるときは、上記そ
れぞれの内側顎の一部を押圧するようになっている。
【0006】このように、作動部材は、バーの各端部に
向かって移動するとき、作動部材とともに各外側顎を引
きずっていき、したがって外側顎に接続している内側顎
をも、内側顎がばね手段によって開放されたままで、引
きずっていく。一方、作動部材がバーの中央に向かって
移動するとき、作動部材は、外側顎が自動車の屋根に固
定された各縦ガイドと接触するまで、内側顎とそれに連
結された外側顎の両方を引きずっていき、その後、作動
部材の上記バーへ向かう更なる移動が生じて、外側顎の
さらなる移動は実質的にないが、上記内側顎の閉塞動作
を伴う。
【0007】好ましくは、上述の制御手段は、ボルトナ
ット連結器を含む。
【0008】さらに好ましい特徴によると、上述のボル
トナット制御手段は、バーの2つの端部に結合している
2つの作動部材を同時に制御するようになっており、そ
の結果、バーの支持脚として機能する2つの外側顎の同
期的かつ対称的な動きを引き起こす。典型的には、上述
のボルトナット制御手段は、制御部材によって制御され
る。その制御部材は、バーの一端に配置され、好ましく
は、セキュリティーロックを備えている。上述の特徴に
よって、本発明によるキャリアの組み立ておよび分解は
さらに単純化される。なぜならば、使用者は、外側顎を
2つの縦ガイドの外側にして、自動車の屋根に固定され
た2つの縦ガイド上に横向きにバーを単に並べればいい
だけだからである。この状態から始めて、使用者は、バ
ーの一端に配置された制御部材を使用するだけで、最初
は、2つの外側顎と2つの縦ガイドの外側側面との間に
接触が得られるまで、同期的かつ対称的に縦ガイドに向
かって2つの外側顎を移動させることができ、次に、内
側顎が縦ガイドを締め付けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のさらなる特徴と利点は、
単に非限定的な例証としての添付図面を参照して行われ
る以下の説明から明らかになる。
【0010】図面を参照すると、本発明によるキャリア
はバー(棒)1を備えており、そのバー1は、例えば、
押し出し法によって得られた軽金属合金の成形部品によ
って構成されている。バー1は、図示されている例で
は、両端部が尖った略長円形の外形の断面を持ち、2つ
の縦溝2を形成している内部リブ1aを有している。そ
の縦溝2は、バー1の全長に渡って延び、バー1の全長
に渡って延びる長手方向のガイドレールを形成してい
る。例えばUS−A−5 397 042およびUS−A
−5 226 570から公知になっているものと同様
に、バー1の内腔を通ってねじボルト3が配置されてお
り、そのねじボルト3は、その両端部において同じバー
1によって回転可能に支持され、バー1の一端から突出
している一端3aを有している(図3と図4を参照)。
上記一端3aは、ねじボルト3に回転を与えるための操
作部材として係合部品を形成し、好ましくは、例えばE
P−A−0 527 708から公知になっているものと
同じく、セキュリティーロック(図示せず)によって保
護される。
【0011】この好ましい実施形態では、一本のねじボ
ルト3が備えられ、その両端部では、互いに反対にねじ
が切られていて、その結果、バーの2つの支持脚の対称
的かつ同期的な動きを生じさせることができる。しかし
ながら、2本の分離されたねじを設けることもでき、そ
れぞれがバー1の2つの端部に連結され、各々がそれぞ
れの操作部材として提供される。
【0012】また、もちろん、図面は、本発明によるキ
ャリアを構成しているバーの一端を示しているが、図示
されていない端部は、図示されている端部と同一かつ対
称的である。
【0013】参照番号4は、ナット5によって構成され
た作動部材を示している。ナット5はねじボルト3が係
合する共に2つの側面水平翼6を含んでいる。上記側面
水平翼6は、バー1のガイドレールを形成する上述の縦
溝2内に摺動可能に取り付けられている。ねじボルト3
の右回りあるいは左回りの回転は、作動部材5のバー1
の中央に向かって(すなわち、図面に関して右側へ)移
動させるか、あるいは、バー1の各端部へ向かって移動
させる。参照番号7は、バー1の2つの支持脚のうちの
1つの金属合金フレームを遍く示している(他方の脚
は、既に述べたように、図示されているものと同一かつ
対称的である)。上記脚7は外側顎の形態で提供されて
おり、外側顎は、図1と図3と図4とに示されているよ
うに、各縦ガイド8の外面に係合するためのものであ
る。上記縦ガイド8は、自動車の屋根Tに固定され、図
1の矢印Aによって示された自動車の縦方向に平行に延
びている。本発明によるキャリアは、図に8で示された
縦ガイドを2つ備えた自動車の屋根に取り付けられるよ
うになっている。典型的には、この種の縦ガイドは、ス
テーションワゴンやミニバンなどのような自動車の屋根
に設置される。
【0014】各脚7の構造の説明に戻ると、各脚の金属
のフレームは2つの平行垂直壁7aを備え、その平行垂
直壁7aは、各縦ガイド8の外面と係合するようになっ
た前面の外形7bと、2つの垂直壁7aを互いに接続す
る中央壁7cとを有している。これらの壁は頂部に2つ
の水平翼9を形成し、これらの水平翼9は、上述のバー
1の縦溝2内に摺動可能に取り付けられ、作動部材5の
側翼6に対向して、バーの端部に向かう側に配置されて
いる。このように、作動部材5が各バーの端部に向かっ
て移動するとき、支持脚7は作動部材5の押し動作を受
ける。
【0015】締付外側顎7に、プレス加工された金属合
金10の構成部品によって構成されている内側顎が連結
されており、上記プレス加工された金属合金10は、壁
12によって互いに接続された2つの平行壁であるシー
トメタル11を備えている。締付内側顎10は、ねじボ
ルト3の軸に対して横切る方向の軸13のまわりに旋回
可能に、外側顎の壁7aに取り付けられている。この目
的のために、図2に明確に示されているように、外側顎
7の壁7aと内側顎10の壁11とは、対向する耳状部
14と15を有し、上記耳状部14と15は接合ピン1
6の係合する穴を持つ。
【0016】螺旋状のばね17は、その両端部が、外側
顎7の壁7cの附属物18と、内側顎10の壁11の耳
状部15の各穴内に端部が固定されるピン19とに、そ
れぞれ掛けられている(図2〜図4を参照)。ばね17
は、図3に示される開放位置に内側顎を保持する傾向が
ある。内側顎10は図4に示された上部を有し、その上
部は、2つの側壁11の上部によって形成され、作動部
材5の翼6と協働するようになっている。さらに正確に
は、バーの中央に向って作動部材4を移動する結果とし
て、すなわち、バーの最近端部から離れるように作動部
材4を移動する結果として、上記翼6は壁11の縁11
aと係合するようになっている。当然、既に述べたよう
に、同じ構造物がバーの反対側の端部に設けられてい
る。
【0017】使用者が自動車の屋根にキャリアを組み立
てなければならないとき、使用者はバー1を2つの縦ガ
イド8(そのうちの1つだけが図面内に見られる)の上
にこれらのガイドを横切るようにして置き、それととも
に、2つの外側顎7(そのうちの1つのみが図面内に見
られる)をこれらのガイドの外側に置く。この状態から
はじめて、次に、2つの作動部材4(そのうちの1つだ
けが図面内に見られる)が同期的かつ対称的にバー1の
中央へ向かって移動するように、端部3a(図3)を操
作部材と係合させることによってねじボルト3を回転さ
せる。各作動部材4がバーの中央に向って移動すること
によって、内側顎10に連結した外側顎7とともに内側
顎10が対応して移動し、内側顎10はばね17によっ
て開放状態に保持される。これは、作動部材4の翼6が
内側顎11のへり11aに係合するためであり、したが
って内側顎11はバーの中央に向かって強制的に移動さ
れ、それに沿って外側顎7を引きずっていく。この段階
の間、内側顎11は開放位置にとどまっている。なぜな
らば、作動部材4によって内側顎11へと働く力は、内
側顎11によって、接合ピン16を経て外側顎7へと送
られるからであり、一方では、顎7はバー1の溝2内の
翼9を用いて自由に摺動でき、ばね17は、この段階に
おいて内側顎10が開放されつづけていることを保証す
るのに十分な力を持っているからである。この移動の結
果、2つの外側顎7(そのうちの1つのみが図面内に見
られる)は、2つの縦ガイド8の外面と接触するように
なる。この状況から始めて、同じ方向の回転でねじボル
ト3を回転させ続けることによって、2つの作動部材4
はバーの中央に向かって移動し続ける。しかしながら、
この移動は、外側顎7のバー1に対する更なる移動を引
き起こすことはなく、その結果、各ばね17(図4)の
作用に逆らって各内側顎11のその閉塞締付位置へと向
かう回転のみが得られる。当然、この移動は、内側顎が
縦ガイド8に接触し、外側顎7と協働して縦ガイド8を
締め付けるまで続く。
【0018】上述の説明から、明確になったことは、使
用者は、ただ一つの動作によって、ごく簡単で迅速な方
法で2つの縦ガイド8上にバーを組み立てることができ
るということである。そのただ一つの動作とは、最初は
2つの外側顎7が縦ガイド8の外面と係合するまで互い
に向かう2つの外側顎7を移動させ、次に2つの内側顎
10が縦ガイド8に対する締付け位置へ回転を引き起こ
すように、ねじボルト3に連続的な回転を与えるという
ものである。さらに明確になったことは、本発明の装置
の使用が、特定の種類および特定の寸法の縦ガイド8に
制限されていないということである。なぜならば、この
装置は、あらゆる断面形状および寸法の縦ガイド8にそ
れ自体を適合させることができるからである。例えば、
図3と図4を参照すると、この装置は、図示されている
寸法よりも小さなあるいは大きな寸法の断面を有するバ
ー8であってもうまく機能する。このことは、本発明の
さらに関連のある利点を示している。なぜならば、さま
ざまな型の自動車のためのさまざまな種類のキャリアを
保管したり売買するのが避けられるからである。
【0019】当然、外側顎7および内側顎10と各縦ガ
イド8との間の金属と金属の接触を避けるために、顎は
やわらかい材料のカバーを備えている。このカバーは、
プラスチック材あるいはエラストマー材の2つの半外殻
20,21によって構成されている。図3と図4を参照
すると、上記半外殻20は、外側顎7の外面を覆う壁と
上部交差部材22とを備え、附属物23が上部交差部材
22から上方に延び、上記附属物23は2つの翼24を
有し、上記翼24はバー1の溝2内に摺動可能に取り付
けられている。上記半外殻21は壁25を有し、その壁
25は、外側顎7の内側面を覆い、内側顎10をも覆っ
ている。この構成部品は開口26を有し、内側顎10が
締付状態に至るべく移動されるときに、上記内側顎10
は上記開口26から突出する(図4)。壁25の可撓部
分25aは、内側顎10の壁12を覆い、この顎と縦ガ
イド8との間の金属と金属の接触を回避させる。上記半
外殻21は固定ピン21aを備えていて、上記固定ピン
21aはもう一方の半外殻20(図2を参照)の交差部
材22の各穴22aに係合する。一方、半外殻20の壁
は、壁7aの穴29の中に掛けられたタイロッド28に
よって、顎7の外面に保持される(図3と図4)。
【0020】上述の記載から明白なことは、本発明によ
るキャリアは、自動車の屋根の縦ガイド8上にごく容易
かつ迅速な操作で取り付けられることができるというこ
とである。既に上に述べたように、このようにするに
は、ねじボルト3を回転させ、2つの外側顎7が互いに
向かって接近させて、2つの外側顎が縦ガイド8に係合
させればよい。この時点で、ねじボルト3を回転させ続
けることによって、作動部材4は、内側顎10を閉塞さ
せ、2つの縦ガイド8上でのバー1の締め付けを引き起
こす。
【0021】もし、バーを屋根から取り外したいなら
ば、2つの作動部材がバーの端部へ向って移動するよう
に、ねじボルト3に逆回転を与えればよい。図4に示さ
れた状態から始まって、図3に示されている状態に達す
るまで、バーの各端部へ向かう各作動部材4の(すなわ
ち、図4に関しては左側への)この移動は、ばね17に
よって印加される力のために、第一には内側顎10の開
放を引き起こす。次に、ねじを回転させ続けることによ
って、作動部材4の翼6は、外側顎7の翼9に接触し、
それゆえ、バーの各端部に向かう外側顎の移動を引き起
こす。その次に、外側顎7は、開放状態のままの内側顎
11によって移動する。顎7がいったん各縦ガイド8か
ら完全にはずされると、バー1は持ち上げられ自動車の
屋根から取り外される。
【0022】それゆえ、本発明によるキャリアを取り付
ける操作および自動車の屋根から取り外す操作はとも
に、使用者によって非常に単純かつ迅速に実施され得る
ことは明らかである。さらに明白なことは、本発明によ
るキャリアは、特に付加的な操作を要することなく様々
な断面形状と寸法の縦ガイド8に適応できるということ
である。このことは、異なる型の自動車のために非常に
多くの異なる型のキャリアを保管したり売買する必要が
ないので、製造者にとってさらなる利点となる。
【0023】最後に、本発明のさらなる利点は、本発明
による装置が非常に単純かつ安価な構造を有していると
いう点にあり、この利点は既に述べられた利点に対して
重要性が低いというものではない。
【0024】当然、本発明の原理は同じであるが、構成
及び実施形態の詳細は、単に例によって記述され図示さ
れてきたことに関して、本発明の範囲から逸脱せずに、
大きく変化し得る。
【0025】例えば、明らかに、2つの作動部材4の移
動を制御する手段も、単に例証として示されてきたもの
と全く異なってもよい。さらに、好ましい実施形態は、
2つの作動部材4を同時かつ対称的に移動させることの
できる制御手段を有しているが、使用者が異なる時期に
動かすことのできる2つの作動部材4のための別の制御
手段を提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるキャリアの端部の部分断面斜視
図である。
【図2】 図1についての詳細な分解斜視図であり、図
2においては、キャリアのさらなる構成部品が明かにな
っている。
【図3】 自動車の屋根に固定された縦ガイド上に締め
つける直前の本発明によるキャリアの支持脚の断面図を
示す。
【図4】 自動車の屋根に固定された縦ガイド上に締め
つける直後の本発明によるキャリアの支持脚の断面図を
示す。
【図5】 本発明によるキャリアの内側顎の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…バー、 2…ガイドレール,対向溝、 3…ねじボルト,ボルトナット連結器、 4…作動部材,ボルトナット連結器、 6…翼、 7…バー支持脚,外側顎、 7a…側面平行壁、 7c…中間壁、 8…縦ガイド、 9…上部、 10…内側顎、 11…平行壁、 11a…縁、 14…耳状部、 17…ばね手段,ばね、 19…ピン、 20…カバー、 21…カバー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ルーフキャリアであって、 端部と、少なくとも上記端部の各々に沿って設けられた
    長手方向のガイドレール(2)とを有するバー(1)を
    備え、 上記バー(1)は自動車の縦方向に対して横向きに配置
    されて自動車の屋根(T)上に支持されるべき2本のバ
    ー支持脚(7)を備え、上記脚(7)の各々は上記バー
    (1)の上記ガイドレール(2)内に摺動可能に取り付
    けられ、 上記ガイドレール(2)に沿って上記支持脚(7)の各
    々の移動を制御するために、上記バー(1)に結合した
    制御手段を備え、 上記脚(7)は、自動車の屋根に固定された2つの縦ガ
    イド(8)に取り付けられるべきものであって、上記縦
    ガイド(8)の外側側面に係合するようになっている2
    つの締付外側顎の形態に作られており、上記キャリアは
    一対の締付内側顎(10)をさらに備え、上記締付内側
    顎は、それぞれ上記外側顎(7)と協働し、上記縦ガイ
    ド(8)の内側面に係合するようになっていて、その結
    果、バー(1)を上記縦ガイド(8)に締付ける上記キ
    ャリアにおいて、 各内側顎(10)は、開放位置と閉塞締付位置との間で
    旋回可能に各外側顎(7)に取り付けられ、 各外側顎(7)と各内側顎(10)との間には、上記内
    側顎(10)の開放位置に向かって内側顎(10)を付
    勢するばね手段(17)が挿間されており、 各外側顎(7)の移動を制御するための上記手段は、上
    記バー(1)の各端部に結合した作動部材(4)を備
    え、上記作動部材(4)は、上記ガイドレール(2)内
    に摺動可能に取り付けられていて、上記作動部材(4)
    が上記バーのそれぞれの端部に向かって移動されるとき
    は、上記それぞれの外側顎を押圧するようになってお
    り、上記作動部材(4)が上記バーの中央に向かって移
    動されるときは、上記それぞれの内側顎の一部を押圧す
    るようになっていることを特徴とするキャリア。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキャリアにおいて、上
    記制御手段は、ボルトナット連結器(3,4)を含んで
    いることを特徴としているキャリア。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のキャリアにおいて、上
    記ボルトナット連結手段(3,4)は、上記バー(1)
    の上記2つの端部に結合された上記2つの作動部材
    (4)の同期的かつ対称的な移動を同時に引き起こすよ
    うになっていることを特徴としているキャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のキャリアにおいて、各
    外側顎(7)は、柔かい材料のカバー(20,21)を
    備えると共に上記ガイドレール(2)内に摺動可能に取
    り付けられた上部(9)を含む金属薄板の構造体から構
    成され、各内側顎(10)もまた、上記作動部材(4)
    との係合のために少なくとも一つの縁(11a)を含む
    金属薄板の構造体によって構成され、上記作動部材は上
    記外側顎の上記上部(9)と上記内側顎の上記係合縁
    (11a)との間に挿間されていることを特徴としてい
    るキャリア。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のキャリアにおいて、各
    外側顎(7)は金属薄板の構造体を有し、上記構造体は
    2つの側面平行壁(7a)を含み、上記側面平行壁(7
    a)は、中間壁(7c)によって接続されていると共
    に、上記それぞれの内側顎(10)が旋回可能に接続さ
    れるために2つの耳状部(14)を備え、上記内側顎
    (10)は上記外側顎(7)の上記側壁(7a)内に配
    置された2つの平行壁(11)を備え、上記内側顎(1
    0)の上記平行壁(11)は上記作動部材(4)の突出
    した2つの翼(6)と係合するために縁(11a)を有
    し、上記ばね手段は螺旋状のばね(17)によって構成
    され、上記ばね(17)の両端は、それぞれ上記中間壁
    (7c)と、上記内側顎(10)の2つの平行壁(1
    1)間に延在するピン(19)とに掛けられていること
    を特徴とするキャリア。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3に記載のキャリ
    アにおいて、上記ボルトナット制御手段は、上記バー
    (1)内に回転可能に取りつけられたねじボルト(3)
    と、上記作動部材(4)を構成するナットとを備えてお
    り、上記作動部材(4)は上記ねじボルト(3)によっ
    て係合されると共に2つの側翼が設けられ、上記2つの
    側翼は上記バー(1)内に形成された2つの対向溝
    (2)に摺動可能に取り付けられていることを特徴とす
    るキャリア。
JP2000214520A 1999-07-16 2000-07-14 自動車用ルーフキャリア Pending JP2001047944A (ja)

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