JPH09202166A - 可倒式リヤシートバックのアウタヒンジ - Google Patents

可倒式リヤシートバックのアウタヒンジ

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JPH09202166A
JPH09202166A JP1426296A JP1426296A JPH09202166A JP H09202166 A JPH09202166 A JP H09202166A JP 1426296 A JP1426296 A JP 1426296A JP 1426296 A JP1426296 A JP 1426296A JP H09202166 A JPH09202166 A JP H09202166A
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JP
Japan
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vehicle
hinge pin
peripheral wall
bearing hole
guide groove
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Application number
JP1426296A
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English (en)
Inventor
Michihisa Yamagami
通久 山上
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Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け作業が一層容易で且つ安価なアウタヒ
ンジを提供する。 【解決手段】 可倒式リヤシートバックのフレーム41
に固設されたヒンジピン42を回動可能に保持するリテ
ーナ48には、ヒンジピン42の軸部(円筒部50)を
軸受穴48eまで案内する案内溝48fが、軸受穴48
eから車両後方側へ向かって円弧形状に設けられてお
り、通常の使用状態においては軸受穴48e自体によっ
てヒンジピン42がその軸受穴48e内に良好に保持さ
れるようにする。ヒンジピン42は、軸受穴48eまで
挿入された後、円板状頭部(頭部44bなど)が保持板
部48cに略接触する組付け位置まで車幅方向へ変位さ
せられ、頭部44bと半壁部48hとの係合により、ヒ
ンジピン42が案内溝48fに沿って抜け出すことを確
実に防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の可倒式リヤ
シートバックのアウタヒンジに係り、特に、組付け作業
が容易で且つ安価なアウタヒンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】後部座席の後方にトランクルームやラゲ
ッジルームを有する自動車の一種に、その後部座席のシ
ートバックが車両前方側へ倒伏可能とされ、車室内から
トランクルームの荷物を取り出したり大きな荷物を積載
したりできるようになっているものがある。図8および
図9はそのような自動車の一例で、一対の可倒式リヤシ
ートバック10a,10bから成る分割型可倒式リヤシ
ートバック10を備えており、それ等の可倒式リヤシー
トバック10a,10bは、図8において破線で示され
ているようにそれぞれ車両前方側へ倒伏可能とされ、車
室12とトランクルーム14とが連通させられる。これ
等の可倒式リヤシートバック10a,10bは、その下
端部においてアウタヒンジ16,センタヒンジ18,ア
ウタヒンジ20により車幅方向と略平行な回動軸心まわ
りの回動可能に車体のフレーム22(図8参照)に取り
付けられるようになっており、例えばアウタヒンジ16
は、リベット24によって連結された一対の回動部材2
6,28から成り、それ等の回動部材26,28はそれ
ぞれボルト30,32によって可倒式リヤシートバック
10a,フレーム22に固設される。他のヒンジ18,
20も同様に構成されている。
【0003】ところで、上記のような組付け構造では、
部品点数が多いとともに作業性が悪くて組付け作業に長
時間を要する。そこで、可倒式リヤシートバックの車両
側壁側の下端部を車体に取り付けるためのアウタヒンジ
(図9のヒンジ16,20に相当)については、例えば
実公昭62−42837号公報に記載されているよう
に、(a) 可倒式リヤシートバックの側面の下端部に配設
されるヒンジピンと、(b) 車体に一体的に固設されてヒ
ンジピンを車幅方向と略平行な一回動軸心まわりの回動
可能に保持するリテーナとから成るアウタヒンジが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のアウタヒンジは、ヒンジピンの側面に平坦面を設
ける必要があるため、加工が面倒でコスト高となるばか
りでなく、そのヒンジピンをシートバックに取り付ける
際には軸心まわりの位置決めを行う必要があるし、その
ヒンジピンをリテーナに組み付ける際にも位置合わせを
行う必要があり、必ずしも十分に満足できるものではな
かった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、組付け作業が一層容
易で且つ安価なアウタヒンジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、(a) 自動車の可倒式リヤシートバッ
クの車両側壁側の側面の下端部に配設されるヒンジピン
と、(b) 車体に一体的に固設されて前記ヒンジピンを車
幅方向と略平行な一回動軸心まわりの回動可能に保持す
るリテーナとから成るアウタヒンジであって、前記(a)
ヒンジピンは、(a-1) 前記可倒式リヤシートバックの側
面の下端部にその側面に対して略垂直となる姿勢で取り
付けられる略円柱形状の軸部と、(a-2) その軸部の先端
に一体的に設けられたその軸部よりも大径の円板状頭部
とを有するもので、前記(b) リテーナは、(b-1) 前記車
体に一体的に固設されるベース部と、(b-2) 前記一回動
軸心に対して略垂直となる姿勢で、前記円板状頭部の板
厚よりも大きい幅寸法の周壁部を介して前記ベース部に
一体的に設けられ、その周壁部の内側にその円板状頭部
を車幅方向へ所定寸法だけ移動可能に保持する保持板部
と、(b-3) 前記軸部と略同じ径寸法で前記一回動軸心と
同心に前記保持板部に設けられた軸受穴と、(b-4) 前記
軸部の直径と略同じ幅寸法で、前記軸受穴から連続して
前記車両後方側へ向かって前記保持板部に設けられ、そ
の保持板部の端縁に開口させられて、その軸部をその端
縁からその軸受穴まで案内するとともに、少なくともそ
の軸受穴の近傍では略水平とされている案内溝と、(b-
5) その案内溝の開口部付近において前記円板状頭部の
直径寸法よりも大きい幅寸法で前記周壁部が切り欠かれ
ることにより、その円板状頭部をその周壁部の内側へ挿
入可能とした挿入部と、(b-6) 前記周壁部および前記保
持板部の何れかに設けられ、前記円板状頭部が前記保持
板部に略接触する組付け位置に前記可倒式リヤシートバ
ックが位置決めされた状態では、その円板状頭部の外周
部に当接させられることにより前記ヒンジピンが前記軸
受穴から前記案内溝に沿って抜け出すことを阻止する
が、その円板状頭部がその保持板部から車両側壁側へ所
定寸法だけ変位させられた組付け前の状態では、そのヒ
ンジピンがその案内溝に沿って前記軸受穴まで進入する
ことを許容する係止部とを有するものであることを特徴
とする。
【0007】第2発明は、上記第1発明の可倒式リヤシ
ートバックのアウタヒンジにおいて、(c) 前記案内溝
は、前記円板状頭部の半径寸法と略同じ寸法の曲率半径
で、前記一回動軸心の略真上付近を曲率中心として車両
後方側へ略90°の範囲に円弧状に設けられ、前記保持
板部の上端縁に開口させられているもので、(d) 前記係
止部は、前記案内溝の曲率中心付近から車両後方側へ向
かう所定範囲に、前記保持板部から車両側壁側へ所定寸
法だけ延び出すように設けられた係合壁部で、(e) 前記
周壁部のうち前記一回動軸心よりも車両前方側の部分
は、前記円板状頭部の半径寸法と略同じ曲率半径でその
一回動軸心を中心とする半円弧形状を成しているととも
に、その周壁部のうち一回動軸心よりも車両後方側で且
つ下側の部分は、その円板状頭部の直径寸法と略同じ寸
法の曲率半径で、前記案内溝の曲率中心と略同じ位置を
曲率中心として車両後方側へ略90°の範囲に設けられ
た円弧形状を成しており、(f) 前記リテーナは単一の板
状素材からプレス加工を主体として成形されたもので、
前記保持板部は絞り加工により前記ベース部の内側に前
記周壁部を介して連続して設けられたものであることを
特徴とする。
【0008】第3発明は、前記第1発明または第2発明
の可倒式リヤシートバックのアウタヒンジにおいて、
(g) 前記リテーナは単一の板状素材からプレス加工を主
体として成形されたもので、(h) 前記ベース部は前記一
回動軸心と略垂直な姿勢で前記周壁部に連続して該周壁
部から外周側へ延び出すように設けられているととも
に、車体の側壁に略密着する状態で溶接固定されるもの
で、(i) 前記周壁部の下端部分には、下方へ膨出する補
強用ビードが設けられているとともに、前記ベース部に
は、前記車両の内側へ膨出するビードが前記補強用ビー
ドに連続して略下方へ向かって設けられていることを特
徴とする。
【0009】
【発明の効果】このような可倒式リヤシートバックのア
ウタヒンジにおいては、ヒンジピンが配設された可倒式
リヤシートバックを車体に組み付ける際には、その可倒
式リヤシートバックを組付け位置よりも所定寸法、すな
わち円板状頭部が係止部と干渉しなくなる寸法だけ車両
側壁側へ変位させた状態で、周壁部に設けられた挿入部
からヒンジピンを挿入するとともに、案内溝に沿って軸
受穴まで移動させる。その後、円板状頭部が保持板部と
略接触する組付け位置まで可倒式リヤシートバックを車
両内側へ変位させ、車両側壁側と反対側の側面の下端部
を例えば図9のセンタヒンジ18などを用いて、一回動
軸心まわりの回動可能且つ車幅方向への移動不能に車体
に取り付ければ、ヒンジピンは係止部との係合によって
軸受穴から抜け出すことが阻止される。なお、シートバ
ックを組付け位置よりも車両側壁側へ変位させるのは、
少なくとも係止部を通過させる時に変位しておれば良
い。
【0010】ここで、上記案内溝は軸受穴から車両後方
側へ向かって設けられており、且つ少なくとも軸受穴の
近傍部分は略水平とされているため、可倒式リヤシート
バックの上下移動は確実に阻止されるとともに、前方へ
の倒伏時に前方へ引っ張られることもない。また、可倒
式リヤシートバックが起立させられた状態では、一般に
前記図8に実線で示されているように後方側へ傾斜した
姿勢でその上端部付近において車体に固定されるため、
その可倒式リヤシートバックに車両後方側へ向かう方向
の荷重が加えられても、ヒンジピンは車両後方側の斜め
下方へ向かって押圧されることになり、軸受穴の下側部
分との係合によってその移動が阻止される。すなわち、
通常の使用状態においては、ヒンジピンは軸受穴自体に
よってその軸受穴内に良好に保持されるのであり、係止
部は補助的にヒンジピンを軸受穴内に保持する作用を為
すだけである。
【0011】このように本発明のアウタヒンジは、ヒン
ジピンの側面に平坦面を設けることなく、そのヒンジピ
ンを軸受穴内に良好に保持できるようになり、面倒な面
取り加工などが不要で製造コストが低減される。また、
そのヒンジピンを可倒式リヤシートバックに配設する際
に軸心まわりの位置決めを行う必要がなく、そのヒンジ
ピンをリテーナに組み付ける際にも位置合わせを行う必
要がないため、組付け作業が一層容易になる。
【0012】第2発明のアウタヒンジは、案内溝が円弧
形状を成していて保持板部の上端縁に開口させられてい
るため、ヒンジピンを上方からその開口内へ挿入するだ
けで、可倒式リヤシートバックの自重により軸受穴まで
自動的に移動させられるようになり、組付け作業が更に
容易になるとともに、案内溝の曲率半径は円板状頭部の
半径寸法と略同じ寸法で、その部分の周壁部は円板状頭
部の直径寸法と略同じ寸法の曲率半径で湾曲させられて
いるため、リテーナがコンパクトに構成される。また、
係止部は、保持板部に連続して設けられた係合壁部によ
って構成されているため、周壁部の成形と同時に成形す
ることが可能で、周壁部に内側へ突き出す突起などを設
ける場合に比較して加工コストが低減される。また、周
壁部は、その車両前方側の部分および後方側の下側部分
が円弧形状を成しているため、単一の板状素材にプレス
加工(絞り加工)を施すことにより保持板部や周壁部を
良好に成形することが可能で、製造コストが更に低減さ
れる。
【0013】第3発明のアウタヒンジは、リテーナが車
体の側壁に溶接固定される場合で、ボルトなどで固定す
る場合に比較して部品点数が少なくなり、一層のコスト
ダウンを図ることができる。この場合には、溶接後にど
ぶ漬け(浸漬)などによって塗装が施されるため、車体
の側壁とリテーナの保持板部との間の空間内に塗料が入
り込むが、周壁部に設けられた補強ビードやベース部に
設けられたビードを通って塗料が良好に流下させられ、
塗料の残留が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】ここで、前記保持板部や案内溝の
形状は、プレス加工の容易性や組付け作業の容易性など
から第2発明のように構成することが望ましいが、保持
板部の形状は、例えば上下寸法が円板状頭部の直径寸法
と略同じで、左右すなわち車両前後方向の寸法が円板状
頭部の直径寸法の略2倍の寸法の長方形状などであって
も良く、その場合に角部に所定の丸みを設ければ絞り加
工によって成形することも可能である。案内溝の形状
は、保持板部の形状とは別に設定することが可能で、長
方形状の保持板部に第2発明と同様な円弧形状の案内溝
を設けたり、直線的に車両後方側へ延びた後に上方へ略
直角に曲げられたL字形状の案内溝を設けたりすること
もできる。車両後方側へ一直線状に延びるだけの案内溝
でも良いなど、案内溝の形状、曲率半径などは適宜定め
られる。
【0015】係止部は、第2発明では係合壁部によって
構成されるが、周壁部の一部を内側へ突き出させて円板
状頭部と係合する突起を係止部として設けることもでき
るなど、係止部の形態は案内溝の形状などに応じて適宜
設定される。複数の係止部を設けることも可能である。
【0016】第3発明では、リテーナが車体の側壁に溶
接固定されるようになっているが、他の発明の実施に際
してはボルトなどのねじ締結手段、その他の固定手段を
用いて固定することが可能である。その場合は、車体の
塗装後にリテーナを固設すれば良いが、周壁部やベース
部に補強用ビードなどが設けられていても良いことは勿
論である。
【0017】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1および図2に示すアウタヒンジ40
は、前記図9のアウタヒンジ20の代わりに用いられ、
右側の可倒式リヤシートバック10bの右側面、すなわ
ち車両側壁側の側面の下端部を車幅方向と略平行な一回
動軸心Oまわりの回動可能に車体に取り付けるためのも
のである。アウタヒンジ40は、可倒式リヤシートバッ
ク10bのフレーム41の下端部にシートバックから側
方へ突き出すように一体的に取り付けられるヒンジピン
42と、上記一回動軸心Oに対して略垂直な車体の側壁
46に一体的に固設されて、ヒンジピン42をその一回
動軸心Oまわりの回動可能に保持するリテーナ48とを
備えている。図1は、ヒンジピン42をリテーナ48に
組み付ける前の状態を示す斜視図で、図2は組付け状態
を示す平面図である。
【0018】ヒンジピン42は、図4に示されているピ
ン44と図5に示されているカラー50とから構成され
ており、ピン44は、円柱形状の軸部44aと、軸部4
4aよりも大径の頭部44bと、その頭部44bと反対
側の端部に設けられた小径凸部44cとを同軸上に一体
に備えている。そして、フレーム41の取付穴に小径凸
部44cを挿通させてかしめ加工することにより、その
フレーム41から略垂直に突き出すように、すなわち可
倒式リヤシートバック10bの側面に対して略垂直とな
る姿勢で一体的に固設されている。また、カラー50は
合成樹脂製で上記軸部44aに配設されており、頭部4
4bとフレーム41との間で位置決めされた状態で相対
回転可能に保持されている。このカラー50は、円筒形
状の円筒部50aと、その円筒部50aの両端に一体に
設けられた頭部44bと略同じ径寸法(僅かに小さい)
の一対の外向きのフランジ50bと、その一対のフラン
ジ50bの軸方向外側の面にそれぞれ等角度間隔で設け
られた複数(本実施例では6個)の凸部50cと、円筒
部50aの内周面に等角度間隔で軸方向に設けられた複
数(本実施例では3本)の凸条50dとを一体に備えて
いる。なお、図5の(b) は(a) におけるb−b断面に相
当する図である。また、かかる図5は図4のピン44に
比較して略2倍の倍率で示されている。
【0019】ここで、上記ピン44の頭部44bおよび
カラー50の一方のフランジ(頭部44bに隣接してい
るフランジ)50bによってヒンジピン42の円板状頭
部が構成されており、その円板状頭部の板厚は両者を含
めた寸法である。また、ヒンジピン42の軸部はカラー
50の円筒部50aを含み、その径寸法は円筒部50a
の外径寸法である。但し、カラー50は必ずしも必須な
ものではなく、ピン44のみでヒンジピン42が構成さ
れても良い。
【0020】前記リテーナ48は、図3に示されている
正面図からも明らかなように、単一の板状素材から絞り
加工、せん断加工、打抜き加工などのプレス加工を主体
として成形されたもので、外周側の平坦なベース部48
aや、そのベース部48aの内側に周壁部48bを介し
て連続して設けられた平坦な保持板部48cを備えてい
る。ベース部48aには一対の取付穴48dが設けられ
ており、ボルト52がその取付穴48dを挿通して前記
側壁46に螺合されることにより、ベース部48aは一
回動軸心Oに対して略垂直となる姿勢でその側壁46に
略密着させられ、一体的に固設される。周壁部48b
は、幅寸法すなわち一回動軸心Oと平行な方向の高さ寸
法が略一定で、その周壁部48bを介してベース部48
aに一体に設けられている保持板部48cも、ベース部
48aと同様に一回動軸心Oに対して略垂直な姿勢とな
る。周壁部48bの幅寸法(高さ寸法)は、前記ヒンジ
ピン42の円板状頭部の板厚、具体的には頭部44bの
板厚とカラー50の一方のフランジ50bの板厚とを加
算した寸法よりも十分に大きく(本実施例では約2
倍)、保持板部48cと側壁46との間の空間内に頭部
44bおよびフランジ50bが挿入された状態におい
て、ヒンジピン42は車幅方向すなわち一回動軸心Oと
平行な方向へ所定寸法だけ相対移動できる。
【0021】上記保持板部48cには、前記ヒンジピン
42の軸部と略同じ径寸法、すなわちカラー50の円筒
部50aの外径寸法と略同じ径寸法で、前記一回動軸心
Oと同心に軸受穴48eが形成され、その円筒部50a
を一回動軸心Oと同心に保持するようになっているとと
もに、その軸受穴48eには、円筒部50aの外径と略
同じ幅寸法で車両後方側へ向かって案内溝48fが連続
して形成されている。案内溝48fは、前記頭部44b
の半径寸法と略同じ寸法の曲率半径で、一回動軸心Oの
略真上付近の点Aを曲率中心として車両後方側、すなわ
ち図3における右側へ略90°の範囲に円弧状に設けら
れ、保持板部48cの上端縁に開口させられており、そ
の上端縁から案内溝48f内に挿入されたカラー50を
軸受穴48eまで案内する。前記周壁部48bのうち、
上記案内溝48fの開口部が位置する付近には、ヒンジ
ピン42の円板状頭部(頭部44b,フランジ50b)
の直径寸法より大きい幅寸法で切欠48gが設けられて
おり、その切欠48gが円板状頭部(頭部44b,フラ
ンジ50b)を周壁部48bの内側へ挿入可能とする挿
入部として機能するようになっている。
【0022】前記周壁部48bはまた、前記一回動軸心
Oよりも車両前方側すなわち図3における左側の部分
が、前記円板状頭部(頭部44b,フランジ50b)の
半径寸法と略同じ曲率半径で一回動軸心Oを中心とする
半円弧形状を成しているとともに、一回動軸心Oよりも
車両後方側で且つ下側の部分は、円板状頭部(頭部44
b,フランジ50b)の直径寸法と略同じ寸法の曲率半
径で、前記案内溝48fの曲率中心Aと略同じ位置を曲
率中心として車両後方側へ略90°の範囲に設けられた
円弧形状を成している。また、一回動軸心Oよりも車両
後方側で且つ上側の部分は、一回動軸心Oよりも円板状
頭部(頭部44b,フランジ50b)の半径寸法と略同
じ寸法だけ上方へ離間した位置において、略水平な一直
線状を成しており、前記案内溝48fの開口部や切欠4
8gは、その一直線状の上端縁部分に設けられている。
【0023】上記上端縁部分には、保持板部48cから
車両側壁側すなわち図3における紙面の裏側へ向かって
所定寸法だけ延び出す半壁部48hおよび48iが、案
内溝48fの開口部の両側に周壁部48bに連続して設
けられている。半壁部48h,48iは、車両側壁46
との間に前記ヒンジピン42の円板状頭部の板厚、具体
的には頭部44bの板厚とカラー50の一方のフランジ
50bの板厚とを加算した寸法よりも僅かに大きい隙間
が残るように、その幅寸法が定められており、その円板
状頭部(頭部44b,フランジ50b)が前記切欠48
gから内部へ進入することを許容している。また、車両
前方側の半壁部48hは、請求項2の係合壁部(請求項
1の係止部)に相当するもので、軸受穴48eまで挿入
されたヒンジピン42の円板状頭部(頭部44b,フラ
ンジ50b)が保持板部48cに略接触する組付け位置
に可倒式リヤシートバック10bが位置決めされた状態
では、ヒンジピン42が軸受穴48eから案内溝48f
の円弧形状に沿って抜け出す際に、その頭部44bの外
周部と係合させられることによってその抜出しを阻止す
る。
【0024】このような可倒式リヤシートバックのアウ
タヒンジ40においては、ヒンジピン42が配設された
可倒式リヤシートバック10bを車体に組み付ける際に
は、その可倒式リヤシートバック10bを組付け位置よ
りも所定寸法、すなわち円板状頭部(頭部44b,フラ
ンジ50b)が半壁部48h,48iと干渉しなくなる
寸法だけ車両側壁46側へ変位させた状態で、挿入部4
8gからヒンジピン42を挿入するとともに、案内溝4
8fに沿って軸受穴48eまで移動させる。その後、円
板状頭部(頭部44b,フランジ50b)が保持板部4
8cと略接触する組付け位置まで可倒式リヤシートバッ
ク10bを車両内側へ変位させ、車両側壁46と反対側
の側面の下端部を例えば前記図9のセンタヒンジ18な
どを用いて、一回動軸心Oまわりの回動可能且つ車幅方
向への移動不能に車体に取り付ければ、ヒンジピン42
は半壁部48hとの係合によって軸受穴48eから抜け
出すことが阻止される。
【0025】ここで、上記案内溝48fは軸受穴48e
から車両後方側へ向かって設けられており、且つ軸受穴
48eの近傍部分は略水平とされているため、可倒式リ
ヤシートバック10bの上下移動は確実に阻止されると
ともに、前方への倒伏時に前方へ引っ張られることもな
い。また、可倒式リヤシートバック10eが起立させら
れた状態では、前記図8に実線で示されているように後
方側へ傾斜した姿勢でその上端部付近において車体に固
定されるため、その可倒式リヤシートバック10bに車
両後方側へ向かう方向の荷重が加えられても、ヒンジピ
ン42は車両後方側の斜め下方へ向かって押圧されるこ
とになり、軸受穴48eの下側部分との係合によってそ
の移動が阻止される。すなわち、通常の使用状態におい
ては、ヒンジピン42は軸受穴48e自体によってその
軸受穴48e内に良好に保持されるのであり、半壁部4
8hは補助的にヒンジピン42を軸受穴48e内に保持
する作用を為すだけである。
【0026】このように本実施例のアウタヒンジ40
は、ヒンジピン42の側面に平坦面を設けることなく、
そのヒンジピン42を軸受穴48e内に良好に保持でき
るようになり、面倒な面取り加工などが不要で製造コス
トが低減される。また、そのヒンジピン42を可倒式リ
ヤシートバック10bに配設する際に軸心まわりの位置
決めを行う必要がなく、そのヒンジピン42をリテーナ
48に組み付ける際にも位置合わせを行う必要がないた
め、組付け作業が一層容易になる。
【0027】一方、前記案内溝48fは円弧形状を成し
ていて保持板部48cの上端縁に開口させられているた
め、ヒンジピン42を上方からその開口内へ挿入するだ
けで、可倒式リヤシートバック10bの自重により軸受
穴48eまで自動的に移動させられるようになり、組付
け作業が更に容易になるとともに、案内溝48fの曲率
半径は円板状頭部(頭部44b,フランジ50b)の半
径寸法と略同じ寸法で、その部分の周壁部48bは円板
状頭部(頭部44b,フランジ50b)の直径寸法と略
同じ寸法の曲率半径で湾曲させられているため、リテー
ナ48がコンパクトに構成される。また、係止部として
機能する半壁部48hは保持板部48cおよび周壁部4
8bに連続して設けられるため、周壁部48bの成形と
同時に成形することが可能で、周壁部48bに内側へ突
き出す突起などを設ける場合に比較して加工コストが低
減される。また、周壁部48bは、その車両前方側の部
分および後方側の下側部分が円弧形状を成しているた
め、単一の板状素材にプレス加工(絞り加工)を施すこ
とにより保持板部48cや周壁部48bを良好に成形す
ることが可能で、製造コストが更に低減される。
【0028】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通す
る部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0029】図6に示すリテーナ60は、請求項3に記
載のリテーナの一実施例に相当するもので、前記ベース
部48a、周壁部48b、保持板部48c、軸受穴48
e、案内溝48f、切欠48g、半壁部48hおよび4
8iと実質的に同じ機能を有するベース部60a、周壁
部60b、保持板部60c、軸受穴60e、案内溝60
f、切欠60g、半壁部60hおよび60iを備えてい
る。図6の(a) は正面図、(b) はヒンジピン42が組み
付けられた状態の平面図、(c) は斜視図である。
【0030】ベース部60aは車両側壁46にスポット
溶接などにより溶接固定されるもので、前記取付穴48
dに相当するものは設けられていない。周壁部60bの
下側部分であって一回動軸心Oよりも所定寸法だけ車両
後方側へずれた位置には、内側へ膨出する突起60jが
係止部として設けられており、軸受穴60eまで挿入さ
れたヒンジピン42の円板状頭部(頭部44b,フラン
ジ50b)が保持板部60cに略接触する組付け位置に
可倒式リヤシートバック10bが位置決めされた状態で
は、ヒンジピン42が軸受穴60eから案内溝60fの
円弧形状に沿って抜け出す際に、その頭部44bの外周
部と係合させられることによってその抜出しを阻止す
る。突起60jは、半壁部60h,60iと同様に保持
板部60c側の一部にだけ設けられており、組付け時に
円板状頭部(頭部44b,フランジ50b)が側壁46
との間の隙間を通って軸受穴60eまで進入することを
許容する。
【0031】また、かかるリテーナ60の下端部分、具
体的には上記突起60jの両側部分には、保持板部60
cの外周側端部から周壁部60b、ベース部60aに連
続する一対の補強用ビード60kが略下方へ向かって設
けられている。この補強用ビード60kは、保持板部6
0cおよびベース部60aの部分では車両の内側すなわ
ち側壁46と反対側へ膨出させられ、周壁部60bの部
分では下方へ膨出させられている。
【0032】このような本実施例のリテーナ60におい
ては、側壁46に溶接固定されるため、前記実施例のよ
うにボルトで固定する場合に比較して部品点数が少なく
なり、一層のコストダウンを図ることができる。この場
合には、溶接後にどぶ漬け(浸漬)などによって塗装が
施されるため、車体の側壁46とリテーナ60の保持板
部60cとの間の空間内に塗料が入り込むが、周壁部6
0bからベース部60aに連続して設けられた補強用ビ
ード60kを通って塗料が良好に流下させられ、リテー
ナ60内の塗料の残留が防止される。また、半壁部60
hに加えて突起60jが設けられているため、ヒンジピ
ン42の抜出しが一層確実に防止される。
【0033】図7に示すリテーナ70は、前記図9のア
ウタヒンジ16の代わりに用いられ、左側の可倒式リヤ
シートバック10aの左側面、すなわち車両側壁側の側
面の下端部を車幅方向と略平行な一回動軸心Oまわりの
回動可能に車体に取り付けるためのもので、前記ベース
部48a、周壁部48b、保持板部48c、取付穴48
d、軸受穴48e、案内溝48f、切欠48g、半壁部
48hおよび48iと実質的に同じ機能を有するベース
部70a、周壁部70b、保持板部70c、取付穴70
d、軸受穴70e、案内溝70f、切欠70g、半壁部
70hおよび70iを備えている。また、上記図6の実
施例における補強用ビード60kと同様な補強用ビード
70kが、保持板部70cの下端部から周壁部70b、
ベース部70aに連続して下方へ向かって設けられてい
る。図7の(a) は車両の側壁側から見た背面図、(b) は
平面図、(c) は側面図である。
【0034】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である可倒式リヤシートバッ
クのアウタヒンジの組付け前の状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のアウタヒンジが組み付けられた状態を示
す平面図である。
【図3】図1のアウタヒンジにおけるリテーナの正面図
である。
【図4】図1のアウタヒンジにおけるヒンジピンの一構
成部品であるピンの正面図である。
【図5】図4のピンと共にヒンジピンを構成しているカ
ラーを説明する図で、(a) は軸方向から見た端面図、
(b) は(a) におけるb−b断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を説明する図で、(a) はリ
テーナを単独で示す正面図、(b) はリテーナにヒンジピ
ンが組み付けられた状態の平面図、(c) はリテーナを単
独で示す斜視図である。
【図7】本発明の更に別の実施例を説明する図で、(a)
はリテーナを単独で示す背面図、(b) は(a) の平面図、
(c) は(a) の左側面図である。
【図8】可倒式リヤシートバックの一例を説明する図で
ある。
【図9】図8の可倒式リヤシートバックを回動可能に車
体に配設するための従来のヒンジの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
40:アウタヒンジ 42:ヒンジピン 44b:頭部(円板状頭部) 46:車両側壁 48,60,70:リテーナ 48a,60a,70a:ベース部 48b,60b,70b:周壁部 48c,60c,70c:保持板部 48e,60e,70e:軸受穴 48f,60f,70f:案内溝 48g,60g,70g:切欠(挿入部) 48h,60h,70h:半壁部(係合壁部,係止部) 50a:円筒部(軸部) 50b:フランジ(円板状頭部) 60j:突起(係止部) 60k,70k:補強用ビード O:一回動軸心 A:案内溝の曲率中心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の可倒式リヤシートバックの車両
    側壁側の側面の下端部に配設されるヒンジピンと、車体
    に一体的に固設されて該ヒンジピンを車幅方向と略平行
    な一回動軸心まわりの回動可能に保持するリテーナとか
    ら成るアウタヒンジであって、 前記ヒンジピンは、 前記可倒式リヤシートバックの側面の下端部に該側面に
    対して略垂直となる姿勢で取り付けられる略円柱形状の
    軸部と、 該軸部の先端に一体的に設けられた該軸部よりも大径の
    円板状頭部とを有するもので、 前記リテーナは、 前記車体に一体的に固設されるベース部と、 前記一回動軸心に対して略垂直となる姿勢で、前記円板
    状頭部の板厚よりも大きい幅寸法の周壁部を介して前記
    ベース部に一体的に設けられ、該周壁部の内側に該円板
    状頭部を車幅方向へ所定寸法だけ移動可能に保持する保
    持板部と、 前記軸部と略同じ径寸法で前記一回動軸心と同心に前記
    保持板部に設けられた軸受穴と、 前記軸部の直径と略同じ幅寸法で、前記軸受穴から連続
    して前記車両後方側へ向かって前記保持板部に設けら
    れ、該保持板部の端縁に開口させられて、該軸部を該端
    縁から該軸受穴まで案内するとともに、少なくとも該軸
    受穴の近傍では略水平とされている案内溝と、 該案内溝の開口部付近において前記円板状頭部の直径寸
    法よりも大きい幅寸法で前記周壁部が切り欠かれること
    により、該円板状頭部を該周壁部の内側へ挿入可能とし
    た挿入部と、 前記周壁部および前記保持板部の何れかに設けられ、前
    記円板状頭部が前記保持板部に略接触する組付け位置に
    前記可倒式リヤシートバックが位置決めされた状態で
    は、該円板状頭部の外周部に当接させられることにより
    前記ヒンジピンが前記軸受穴から前記案内溝に沿って抜
    け出すことを阻止するが、該円板状頭部が該保持板部か
    ら車両側壁側へ所定寸法だけ変位させられた組付け前の
    状態では、該ヒンジピンが該案内溝に沿って前記軸受穴
    まで進入することを許容する係止部とを有するものであ
    ることを特徴とする可倒式リヤシートバックのアウタヒ
    ンジ。
  2. 【請求項2】 前記案内溝は、前記円板状頭部の半径寸
    法と略同じ寸法の曲率半径で、前記一回動軸心の略真上
    付近を曲率中心として車両後方側へ略90°の範囲に円
    弧状に設けられ、前記保持板部の上端縁に開口させられ
    ているもので、 前記係止部は、前記案内溝の曲率中心付近から車両後方
    側へ向かう所定範囲に、前記保持板部から車両側壁側へ
    所定寸法だけ延び出すように設けられた係合壁部で、 前記周壁部のうち前記一回動軸心よりも車両前方側の部
    分は、前記円板状頭部の半径寸法と略同じ曲率半径で該
    一回動軸心を中心とする半円弧形状を成しているととも
    に、該周壁部のうち該一回動軸心よりも車両後方側で且
    つ下側の部分は、該円板状頭部の直径寸法と略同じ寸法
    の曲率半径で、前記案内溝の曲率中心と略同じ位置を曲
    率中心として車両後方側へ略90°の範囲に設けられた
    円弧形状を成しており、 前記リテーナは単一の板状素材からプレス加工を主体と
    して成形されたもので、前記保持板部は絞り加工により
    前記ベース部の内側に前記周壁部を介して連続して設け
    られたものであることを特徴とする請求項1に記載の可
    倒式リヤシートバックのアウタヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記リテーナは単一の板状素材からプレ
    ス加工を主体として成形されたもので、 前記ベース部は前記一回動軸心と略垂直な姿勢で前記周
    壁部に連続して該周壁部から外側へ延び出すように設け
    られているとともに、車体の側壁に略密着する状態で溶
    接固定されるもので、 前記周壁部の下端部分には、下方へ膨出する補強用ビー
    ドが設けられているとともに、前記ベース部には、車両
    の内側へ膨出するビードが前記補強用ビードに連続して
    略下方へ向かって設けられていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の可倒式リヤシートバックのアウタ
    ヒンジ。
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